JPS6323013B2 - - Google Patents
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- JPS6323013B2 JPS6323013B2 JP55105720A JP10572080A JPS6323013B2 JP S6323013 B2 JPS6323013 B2 JP S6323013B2 JP 55105720 A JP55105720 A JP 55105720A JP 10572080 A JP10572080 A JP 10572080A JP S6323013 B2 JPS6323013 B2 JP S6323013B2
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- Japan
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- signal
- clutch
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- vehicle
- accelerator
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Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
本発明は、車輌用電磁式クラツチの制御装置に
関し、特に、変速時のシヨツクを緩和することが
できるとともに、加速状態で変速した時のクラツ
チの滑りを減少させることができる車輌用電磁式
クラツチの制御装置に関する。
関し、特に、変速時のシヨツクを緩和することが
できるとともに、加速状態で変速した時のクラツ
チの滑りを減少させることができる車輌用電磁式
クラツチの制御装置に関する。
車輌用電磁式クラツチは、クランク軸側のコイ
ルを内蔵したドライブメンバに対し、極めて小さ
い間隔のギヤツプを介して変速機入力側のドリブ
ンメンバを近接嵌合し、クラツチ電流をコイルに
流してドライブメンバを励磁し、それとドリブン
メンバとの間のギヤツプに磁力線を集中させるこ
とで拘束してエンジンの動力を変速機入力側に伝
達し、クラツチ電流を断つて上記ギヤツプにおけ
る磁力線による拘束を解いて動力伝達を遮断し、
さらにクラツチ電流を変化させてドライブメンバ
とドリブンメンバとの間に滑りを生じさせ、この
滑りを利用してクラツチペダル操作を不要にした
発進を行い、運転操作の容易化を図るものであ
り、公知技術として既に知られている。 なお、摩擦板式のマニユアルクラツチを自動化
したものとして特開昭52−27127号公報、特開昭
55−76224号公報がある。
ルを内蔵したドライブメンバに対し、極めて小さ
い間隔のギヤツプを介して変速機入力側のドリブ
ンメンバを近接嵌合し、クラツチ電流をコイルに
流してドライブメンバを励磁し、それとドリブン
メンバとの間のギヤツプに磁力線を集中させるこ
とで拘束してエンジンの動力を変速機入力側に伝
達し、クラツチ電流を断つて上記ギヤツプにおけ
る磁力線による拘束を解いて動力伝達を遮断し、
さらにクラツチ電流を変化させてドライブメンバ
とドリブンメンバとの間に滑りを生じさせ、この
滑りを利用してクラツチペダル操作を不要にした
発進を行い、運転操作の容易化を図るものであ
り、公知技術として既に知られている。 なお、摩擦板式のマニユアルクラツチを自動化
したものとして特開昭52−27127号公報、特開昭
55−76224号公報がある。
この電磁式クラツチにおいては、変速機のギヤ
の噛合せを変更し、再度クラツチを結合させる際
にそのまま直結したのではシヨツクが大きくな
り、運転者に不快感を生じさせるものであつた。
従来の制御装置では変速終了後所定時間は規定の
電流より少い電流をクラツチのコイルに流し、半
クラツチ状態にしてからクラツチを直結させ、前
述の変速時のシヨツクを解消させていた。しか
し、この従来の制御方法では半クラツチのための
クラツチ電流とその制御時間は固定されており、
操作状況に応じて変更することができなかつた。
このため、変速操作を緩やかに行つている場合に
は変速によるシヨツクが生ぜず快適に結合が行わ
れるが、加速時における変速と減速時における変
速では半クラツチ状態に保持させる時間はそれぞ
れ相違し、加速時に半クラツチの時間が長ければ
運転手に不快感を与え、減速時に半クラツチの時
間が短かければ車輌本体に与えるシヨツクは大き
くなるものであつた。また、急加速のためにアク
セルを踏込みながら変速を行う場合では、半クラ
ツチのためのクラツチ電流が少ければクラツチに
滑りが生じ、エンジンのトルクがただちに変速機
入力軸に伝達されず、運転感覚に対応できない不
都合があつた(半クラツチのためのクラツチ電流
は通常の緩やかな変速操作に対応させて設定して
ある)。 本発明は上述の欠点に鑑み、変速時の操作状況
を検出して判断し、半クラツチのための電流量と
制御時間を変化できるようクラツチを制御し、変
速時のシヨツクを緩和させるとともに、加速時に
おけるクラツチの滑りを減少させることができる
車輌用電磁式クラツチの制御装置を提供するもの
である。
の噛合せを変更し、再度クラツチを結合させる際
にそのまま直結したのではシヨツクが大きくな
り、運転者に不快感を生じさせるものであつた。
従来の制御装置では変速終了後所定時間は規定の
電流より少い電流をクラツチのコイルに流し、半
クラツチ状態にしてからクラツチを直結させ、前
述の変速時のシヨツクを解消させていた。しか
し、この従来の制御方法では半クラツチのための
クラツチ電流とその制御時間は固定されており、
操作状況に応じて変更することができなかつた。
このため、変速操作を緩やかに行つている場合に
は変速によるシヨツクが生ぜず快適に結合が行わ
れるが、加速時における変速と減速時における変
速では半クラツチ状態に保持させる時間はそれぞ
れ相違し、加速時に半クラツチの時間が長ければ
運転手に不快感を与え、減速時に半クラツチの時
間が短かければ車輌本体に与えるシヨツクは大き
くなるものであつた。また、急加速のためにアク
セルを踏込みながら変速を行う場合では、半クラ
ツチのためのクラツチ電流が少ければクラツチに
滑りが生じ、エンジンのトルクがただちに変速機
入力軸に伝達されず、運転感覚に対応できない不
都合があつた(半クラツチのためのクラツチ電流
は通常の緩やかな変速操作に対応させて設定して
ある)。 本発明は上述の欠点に鑑み、変速時の操作状況
を検出して判断し、半クラツチのための電流量と
制御時間を変化できるようクラツチを制御し、変
速時のシヨツクを緩和させるとともに、加速時に
おけるクラツチの滑りを減少させることができる
車輌用電磁式クラツチの制御装置を提供するもの
である。
上記目的を達成するため、本発明は、クランク
軸がドライブプレートを介してコイルを内蔵する
ドライブメンバに一体結合され、上記ドライブメ
ンバに対してギヤツプを介して変速機入力軸のド
リブンメンバを近接嵌合させ、上記変速機のシフ
トレバーの動作に基づいて出力する変速信号と、
アクセルペダルの動作に基づいて出力するアクセ
ル信号とを制御回路へ入力し、上記制御回路から
のクラツチ電流を上記コイルに供給し、電磁力に
よつてドライブおよびドリブンメンバを一体的に
拘束することで動力伝達する車輌用電磁式クラツ
チにおいて、車両の加速または減速状態を検出す
る検出手段を設け、上記制御回路には、上記変速
信号を入力して上記シフトレバー操作時にゼロレ
ベルの信号を出力する充電回路と、上記アクセル
ペダルを踏込んだ時に出力するアクセル信号と、
車両の加速時に出力するクラツチホールド信号と
に基づいて所定の基準電圧を出力する基準電圧発
生回路と、上記充電回路からの出力信号と上記基
準電圧発生回路からの出力信号とを比較検出する
比較器とを有し、上記シフトレバーを動作する変
速操作時において、上記変速速度信号と上記アク
セル信号およびクラツチホールド信号とに基づい
て、上記比較器からの出力によつて上記電磁式ク
ラツチの上記コイルへの電流を制御し、設定車速
以上の変速操作時における車両の減速時と、緩加
速時、および急加速の時の、それぞれのクラツチ
係合時間を変えるように構成されている。
軸がドライブプレートを介してコイルを内蔵する
ドライブメンバに一体結合され、上記ドライブメ
ンバに対してギヤツプを介して変速機入力軸のド
リブンメンバを近接嵌合させ、上記変速機のシフ
トレバーの動作に基づいて出力する変速信号と、
アクセルペダルの動作に基づいて出力するアクセ
ル信号とを制御回路へ入力し、上記制御回路から
のクラツチ電流を上記コイルに供給し、電磁力に
よつてドライブおよびドリブンメンバを一体的に
拘束することで動力伝達する車輌用電磁式クラツ
チにおいて、車両の加速または減速状態を検出す
る検出手段を設け、上記制御回路には、上記変速
信号を入力して上記シフトレバー操作時にゼロレ
ベルの信号を出力する充電回路と、上記アクセル
ペダルを踏込んだ時に出力するアクセル信号と、
車両の加速時に出力するクラツチホールド信号と
に基づいて所定の基準電圧を出力する基準電圧発
生回路と、上記充電回路からの出力信号と上記基
準電圧発生回路からの出力信号とを比較検出する
比較器とを有し、上記シフトレバーを動作する変
速操作時において、上記変速速度信号と上記アク
セル信号およびクラツチホールド信号とに基づい
て、上記比較器からの出力によつて上記電磁式ク
ラツチの上記コイルへの電流を制御し、設定車速
以上の変速操作時における車両の減速時と、緩加
速時、および急加速の時の、それぞれのクラツチ
係合時間を変えるように構成されている。
以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。 本実施例では、電磁式クラツチの一種である電
磁粉式クラツチに本発明を具体化させて説明す
る。 第1図と第2図において、電磁粉式クラツチを
トランスアクスル型の変速機に組付けたものにつ
いて具体的に説明すると、符号1は電磁粉式クラ
ツチ、2は前進4段の変速機、3は終減速機であ
る。 電磁粉式クラツチ1は、密閉構造のクラツチケ
ース内でエンジンからのクランク軸5にドライブ
プレート6を介してコイル7を内蔵するドライブ
メンバ8が一体結合され、変速機2の入力軸9に
ドリブンメンバ10が回転方向に一体化すべくス
プライン嵌合してギヤツプ11を介し上記ドライ
ブメンバ8に対して近接嵌合しており、このギヤ
ツプ11にパウダー室12から電磁粉を集積する
ようになつている。また、ドライブメンバ8には
ギヤツプ13が一体結合され、その筒状の端部が
入力軸9に遊嵌されてそこにスリツプリング14
が付着されると共に、このスリツプリング14と
ドライブメンバ8との間にリード線Xが接続さ
れ、スリツプリング14には第2図に詳記される
ように、リード線Yと接続するブラシ16がホル
ダ17により保持されてコイル7に給電すべく摺
接している。 このように構成されることで、クランク軸5と
共にドライブプレート6及びドライブメンバ8が
回転して、パウダー室12に封入する電磁粉は遠
心力でドライブメンバ8の内周面側に適宜寄せら
れている。そこで、リード線Yからブラシ16、
スリツプリング14、リード線Xを介してコイル
7に給電されると、ドライブメンバ8の励磁によ
りドリブンメンバ10の周囲にも矢印のように磁
力線が生じることにより、ギヤツプ11内に電磁
粉が集積してドライブメンバ8とドリブンメンバ
10が一体化されクランク軸5のエンジン動力が
入力軸9に伝達されるのである。 次いで変速機2は、上記クラツチ1からの入力
軸9に第1速ないし第4速のドライブギヤ18な
いし21が一体的に設けられ、この入力軸9に対
して出力軸22が平行に配設されてそこに上記各
ギヤ18ないし21と常時噛合うドリブンギヤ2
3ないし26が回転自在に嵌合し、かつ隣接する
2個のドリブンギヤ23と24が同期機構27で
出力軸22に結合し、ドリブンギヤ25と26が
他の同期機構28で出力軸22に結合するように
なつており、更にこれらの入、出力軸9,22の
間に後進用のギヤ機構29が設けられている。こ
うして、チエンジレバーを操作して同期装置27
によりドリブンギヤ23を出力軸22に一体結合
することで、入力軸9の動力がギヤ18と23で
最も減速して出力軸22に取出されて第1速が得
られ、以下同様にして各変速が行われる。 また、上記出力軸22の端部には出力ギヤ30
が設けられてこれが終減速機3の差動装置31に
おけるリングギヤ32に噛合つており、これによ
り変速機2の出力軸22の動力が直ちにリングギ
ヤ32からケース33、スパイダ34、ピニオン
35を介してサイドギヤ36に伝達され、更に車
軸37を介して駆動輪に伝達される。 第3図は制御回路の構成を示すもので、入力信
号系は図示しないシフトレバーを操作した時に変
速スイツチをオンして生ずる変速信号a、アクセ
ルペダルを少し踏んだ時に後述のアクセルスイツ
チをオンして生ずるアクセル信号b、アクセルペ
ダルをその全踏込量の1/4〜1/3程度に踏込んだ時
に後述のクラツチホールドスイツチをオンして発
生するクラツチホールド信号c、図示しない車速
センサにより設定速度を検出した時に車速スイツ
チをオンして出力する車速信号dにより成り、こ
れらの信号を判断してクラツチ制御信号を出力す
ることができる。変速信号aはインバータ40を
介してトランジスタ41のベースに印加されてお
り、トランジスタ41のエミツタは接地してあ
り、コレクタには抵抗42とコンデンサ43より
成る充電回路44に接続してある。アクセル信号
bはインバータ45を介してトランジスタ46の
ベースに印加され、クラツチホールド信号cはイ
ンバータ47を介してトランジスタ48のベース
に印加されている。両トランジスタ46,48の
コレクタは抵抗50,49を介して抵抗51に接
続してあり、抵抗51の他端は接地してあり、両
トランジスタ46,48のエミツタには正電位が
印加させてあり、正電位と抵抗51の間には抵抗
52を介在させてある。これら、トランジスタ4
6,48、抵抗49〜52によつて基準電圧発生
回路53が形成されている。充電回路44と基準
電圧発生回路53の両出力は比較器54のそれぞ
れの入力端に接続されており、比較器54の出力
はアンドゲート55とナンドゲート56に接続さ
れ、アンドゲート55の他方の入力端には車速信
号dが接続してある。アンドゲート55とナンド
ゲート56の両出力はナンドゲート57に接続し
てあり、ナンドゲート57の出力はアンドゲート
58に接続してあり、アンドゲート58の他方の
入力端には変速信号aが接続してある。アンドゲ
ート58の出力はトランジスタ59のベースに接
続してあり、トランジスタ59のエミツタは接地
してあり、コレクタにはコイル7の一端が接続し
てある。そして、コイル7の両端にはダイオード
と抵抗より成る転流回路60が接続してある。前
記インバータ47の出力はインバータ68を介し
てトランジスタ61のベースに接続してあり、ト
ランジスタ61のコレクタには抵抗62,63が
直列に接続してあり、抵抗63は接地してある。
トランジスタ61のコレクタには正電位が印加し
てあり、正電位と抵抗63の間には抵抗64を介
在させてあり、これらトランジスタ61、抵抗6
2〜64により基準電圧発生回路65が形成して
ある。また、66は比較器と抵抗などで形成され
た三角波発振回路で、前述の基準電圧発生回路6
5と三角波発振回路66の出力はそれぞれ比較器
67の各入力端に接続してあり、比較器67の出
力は前記ナンドゲート56の他方の入力端に接続
してある。 次に、第4図はアクセル機構付近を示すもので
あり、車体に固定されるブラケツト70は薄肉板
金で折曲げ形成されており、このブラケツト70
には支軸71が回転自在に軸支してあり、支軸7
1にはコ字形をしたアーム72が固着してあり、
アーム72の先端にはアクセルペダル73が取付
けてある。また、加速および減速状態を検出する
検出手段として、前記支軸71の中央には一対の
カム74,75が間隔を置いて固着してあり、ブ
ラケツト70内に固着した支持杆76に取付けた
一対のアクセルスイツチ77とクラツチホールド
スイツチ78がそれぞれカム74,75に対向さ
せてある。このアーム72は図示しないばねによ
つて常時図中時計方向に付勢されており、アクセ
ルペダル73を足で踏込むことにより、反時計方
向に回動されるものである。そして、第4図中に
おいて、アクセルペダル73はで示す位置が通
常の停止した状態で、アクセルペダル73は踏込
まれていない。アクセルペダル73を少し踏込ん
だ状態のの位置でカム74がアクセルスイツチ
77を押動してアクセルスイツチ77をオンさ
せ、さらにアクセルペダル73を踏込みその全行
程の1/4〜1/3程度の図中の位置のときカム75
がクラツチホールドスイツチ78を押動してクラ
ツチホールドスイツチ78をオンさせる。 次に、本実施例の作用を第5図のタイミングチ
ヤートとともに説明する。 変速信号aはシフトレバーを操作している変速
時にのみローレベルに変化する信号で、アクセル
信号bはアクセルペダル73を第4図中の位置
まで踏込みカム74によりアクセルスイツチ77
が押動されたときにローレベルになる信号で、ク
ラツチホールド信号cはアクセルペダル73をさ
らに踏込み第4図中の位置まで踏込まれたとき
カム75によりクラツチホールドスイツチ78が
押動されてローレベルに変化する信号で、車速信
号dは所定の車速、例えば15Km/h以上の時にハ
イレベルとなる信号である。 設定車速以上でアクセルペダル73を踏まず
(減速させている)変速を行つた場合。 アクセル信号b、クラツチホールド信号cはい
ずれもハイレベルであり、車速信号dがハイレベ
ルである。このため、インバータ45,47によ
つて変換されたローレベルの信号がトランジスタ
46,48をオンさせ、抵抗49〜52の合成に
よるハイレベルの基準信号fが比較器54に印加
される。また、インバータ47からのハイレベル
の信号はインバータ68でハイレベルに変換され
るのでトランジスタ61をオフされ、抵抗63,
64の合成によるローレベルの基準信号j1が比較
器67に印加されることになる。この状態で変速
操作が行われると、変速信号aはハイレベルから
ローレベルに変化し、インバータ40でハイレベ
ルに変換されてトランジスタ41をオンさせる。
このため、充電回路44のコンデンサ43は放電
され、充電回路44の出力はゼロレベルまで低下
し、比較器54に出力される。比較器54では充
電回路44と基準電圧発生回路53からの信号e
とf1を比較し、信号f1より低いときハイレベルの
信号gを出力する。ハイレベルの信号がアンドゲ
ート55に入力すると、車速信号dがハイレベル
であることからアンドゲート55はnで示す様に
ハイレベルの信号を出力する。次に、比較器67
には三角波発振回路66から出力される三角波信
号iと基準電圧発生回路65からの基準信号j1が
印加されているので、比較器67は三角波信号i
よりも基準信号j1が高い場合にのみハイレベルの
出力をし、kで示す実線のパルス波をナンドゲー
ト56に出力する。ナンドゲート56には比較器
54からのハイレベルの信号gば入力しているの
で、パルス波kと逆転したパルス波mを出力す
る。そして、ナンドゲート57は信号nとmより
合成された信号pをアンドゲート58に出力する
が、変速信号aがハイレベルにならない限りアン
ドゲート58はローレベルを出力し、よつてトラ
ンジスタ59はオフの状態となり、クラツチ電流
は流れない。 変速操作が終了して変速信号aがローレベルか
らハイレベルとなるとアンドゲート58は信号p
のうちハイレベル部分のパルス波のみを出力して
qで示す波形を出力し、トランジスタ59をオ
ン、オフさせ、コイル7にパルス状の周期的な電
流を流す。これによつて、コイル7には定格の電
流より少い半クラツチの電流が流れ、電磁粉式ク
ラツチ1はドリブンメンバ10を滑らせながらト
ルクを伝達させる。前記変速信号aがローレベル
からハイレベルに変化した時には、インバータ4
0はトランジスタ41をオフさせ、コンデンサ4
3のシヨート状態を解除し、抵抗42を介してコ
ンデンサ43を充電させる。このため、充電回路
44からの信号eは指数函数状に徐々にその電圧
が上昇し、その電圧が基準電圧発生回路53から
の信号f1よりも高くなつた時、rで示す様に比較
器54はローレベルの信号を出力する。このた
め、アンドゲート55の出力nもローレベルとな
り、ナンドゲート57はハイレベルになり、ハイ
レベルの信号である変速信号aとともにアンドゲ
ート58はハイレベル状態となつてトランジスタ
59をオンさせ、コイル7には定格電流を流して
電磁粉式クラツチ1を直結させる。このコイル7
に流れる電流の変化はuで示される波形となる。 設定車速以上でアクセルペダル73を少し踏み
(加速させている)変速を行つた場合。 アクセル信号bはローレベルであり、クラツチ
ホールド信号cはハイレベルであり、これにより
トランジスタ46,61はオフされ、トランジス
タ48はオンしている。これにより、基準電圧発
生回路53で合成された基準信号はミドルレベル
のf2となり、基準信号f1より電位は低くなる。ま
た、トランジスタ61がオフしていることから基
準信号j1は変化せず比較器67の出力パルス波k
は実線の幅となつている。このことから、比較器
54の充電信号eと基準信号f2によつて信号gは
ハイレベルからローレベルに切換わる時期はsと
なり、アクセルペダルを踏んでいない状態での時
期rより早くなり、半クラツチ状態の時間は短縮
され、クラツチ電流cの変化はvで示す曲線と
なる。 設定車速以上でアクセルペダル73を大きく踏
込み(急加速させている)変速を行つた場合。 アクセル信号b、クラツチホールド信号cはい
ずれもローレベルであり、このためトランジスタ
46,47はオフしており、トランジスタ61は
オンし、基準電圧発生回路53から基準信号はロ
ーレベルのf3となり、加算回路65からの基準
信号はハイレベルのj2となる。この基準信号f
3により、変速信号aがハイレベルになつてから
比較器54の出力がローレベルになるときはtで
示され、変化の時期が早められる。また、基準信
号j2の電位が高くなることから比較器67より
出力されるパルス波kの波形は破線の形状とな
り、パルス幅は大きく変化する。このため、トラ
ンジスタ59をオン、オフさせるパルス波qのパ
ルス幅も拡大され、オンさせている時間が長くな
ることから半クラツチのためのクラツチ電流は大
きくなる。また、信号gはtの時期で早い時間で
ハイレベルからローレベルに変化するので、アン
ドゲート55の出力がハイレベルからローレベル
に切換わる時間も短くなり、よつて、半クラツチ
の時間は短縮されることになる。このことから、
クラツチ電流Icはwで示す変化となり、半クラツ
チの時間は短くなるとともに、半クラツチのため
のクラツチ電流は他の場合に比べて大きなものと
なる。 上述の信号a,b,c,dの組合わせによるク
ラツチ電流の制御を第6図により示す。変速をせ
ずに定常走行しているとAで示す様にクラツチ電
流は定格のmだけ流れてクラツチは直結されて
いるが、変速信号aがハイレベルからローレベル
に変化するとクラツチ電流はBの様に零となる。
変速操作が終了して変速信号aがローレベルから
ハイレベルに切換わるとクラツチ電流はcの様に
立ち上り、半クラツチの状態となる。減速、加速
の場合は半クラツチの電流はI1となり、減速では
t1時間、加速ではt2時間だけI1の電流を流した後、
E又はGの時は定格電流Imを流して再結合の状
態Fにしてクラツチの一連の制御は終了する。ま
た、急加速の場合には半クラツチの電流はI2とな
り、その時間もt3と短くなつて、C→J→Kの順
に段階的にクラツチ電流を変動させることができ
る。この様に、本実施例では、アクセルペダル7
3の踏込み量によつて半クラツチの状態を3段階
に変動させることができ、その操作状況に合致し
た細かな制御が可能となる。 次に、第7図は加速検出手段の他の実施例を示
すもので、キヤブレタの吸入管80にはスロツト
ル軸81が軸支してあり、吸入管80内にはスロ
ツトル軸81にスロツトルバルブ82が固着して
ある。スロツトル軸81には吸入管80外側に位
置して半月形をしたワイヤドラム83が固着して
あり、このワイヤドラム83の外周にはアクセル
ワイヤ84が巻回してある。さらに、スロツトル
軸81の先端には摺動子85が固着してあり、摺
動子85には円形したリング86の外周に巻回し
た抵抗体87が接触させてある。このリング86
はプラスチツクなどの絶縁材料で形成してあり、
スロツトル軸81と同心円状に位置させてある。
前記リング86の2ケ所には端子88,89が固
着してあり、この端子88,89には抵抗体87
の両端が接続してある。 第8図は前記第7図からの信号処理回路を示す
もので、接触子85には増巾器90が接続してあ
り、増巾器90の出力には微分回路91が接続し
てあり、この微分回路91には判断回路92が接
続してあり、この判断回路92の出力がハイ、又
はローの加速度検出信号として取出される。 次に、この実施例を説明すると、アクセルペダ
ルに連動してアクセルワイヤ84が引張られ、ワ
イヤドラム83を介してスロツトル軸81及びス
ロツトルバルブ82を回動させ、混合気を大量に
エンジンに供給して加速させる。このスロツトル
軸81による回動は摺端子85も同時に従動さ
せ、摺動子85が抵抗体87と接触する位置を変
え、増巾器90に入力する電圧を変動させる。こ
の増巾器90に入力した電圧は増巾器90により
増巾され、微分回路91に入力し、電圧変動を微
分してスロツトル軸81が加速方向又は減速方向
によりそれぞれ正、又は負の電位を出力する。判
断回路92では微分回路91から伝えられた信号
のうち加速方向にある信号のみを取出し、その加
速方向に変動した時にはハイレベルの信号を出力
する。この判断回路92の出力信号93は前記第
3図のcに入力され、クラツチホールドスイツチ
78と同様の動作を行う。 第9図は加速検知手段のさらに他の実施例を示
すものであり、キヤブレタ95とエンジン96の
間を連通させるために吸入管97が設けてあり、
吸入管97の側壁には負圧スイツチ98が設置し
てあり、エンジン96の排気口には排気管99が
連通してある。第10図はこの負圧スイツチ98
の内部を示すもので、内部中空の筒体100はダ
イヤフラム101によつて圧力室102とスイツ
チ室103に気密に分離されており、圧力室10
2とスイツチ室103は気密に分離されており、
圧力室102は吸入管97の吸気流路内と連通さ
せてあり、スイツチ室103には大気圧が加圧し
てある。圧力室102内にはコイルバネ104が
挿入してあり、コイルバネ104とダイヤフラム
101の間には作動体105が介在させてある。
また、スイツチ室103内にはダイヤフラム10
1によつて作動されるマイクロスイツチ106が
設けてある。 この負圧スイツチ98による動作は、吸入管9
7の負圧が浅い時(アクセルペダルを踏込んだ
時)には圧力室102とスイツチ室103の圧力
差は少く、コイルバネ104によつて作動体10
5はマイクロスイツチ106を押動してオンとな
り、負圧が深い時(アクセルペダルを開放した
時)には圧力差が大きいのでダイヤフラム101
によつてコイルバネ104は圧縮され、マイクロ
スイツチ106はオフとなる。よつて、マイクロ
スイツチ106の出力が減速状態を検出する信号
となる。このマイクロスイツチ106の出力信号
は第3図中のcに入力され、クラツチホールドス
イツチ78と同様の動作を行う。
る。 本実施例では、電磁式クラツチの一種である電
磁粉式クラツチに本発明を具体化させて説明す
る。 第1図と第2図において、電磁粉式クラツチを
トランスアクスル型の変速機に組付けたものにつ
いて具体的に説明すると、符号1は電磁粉式クラ
ツチ、2は前進4段の変速機、3は終減速機であ
る。 電磁粉式クラツチ1は、密閉構造のクラツチケ
ース内でエンジンからのクランク軸5にドライブ
プレート6を介してコイル7を内蔵するドライブ
メンバ8が一体結合され、変速機2の入力軸9に
ドリブンメンバ10が回転方向に一体化すべくス
プライン嵌合してギヤツプ11を介し上記ドライ
ブメンバ8に対して近接嵌合しており、このギヤ
ツプ11にパウダー室12から電磁粉を集積する
ようになつている。また、ドライブメンバ8には
ギヤツプ13が一体結合され、その筒状の端部が
入力軸9に遊嵌されてそこにスリツプリング14
が付着されると共に、このスリツプリング14と
ドライブメンバ8との間にリード線Xが接続さ
れ、スリツプリング14には第2図に詳記される
ように、リード線Yと接続するブラシ16がホル
ダ17により保持されてコイル7に給電すべく摺
接している。 このように構成されることで、クランク軸5と
共にドライブプレート6及びドライブメンバ8が
回転して、パウダー室12に封入する電磁粉は遠
心力でドライブメンバ8の内周面側に適宜寄せら
れている。そこで、リード線Yからブラシ16、
スリツプリング14、リード線Xを介してコイル
7に給電されると、ドライブメンバ8の励磁によ
りドリブンメンバ10の周囲にも矢印のように磁
力線が生じることにより、ギヤツプ11内に電磁
粉が集積してドライブメンバ8とドリブンメンバ
10が一体化されクランク軸5のエンジン動力が
入力軸9に伝達されるのである。 次いで変速機2は、上記クラツチ1からの入力
軸9に第1速ないし第4速のドライブギヤ18な
いし21が一体的に設けられ、この入力軸9に対
して出力軸22が平行に配設されてそこに上記各
ギヤ18ないし21と常時噛合うドリブンギヤ2
3ないし26が回転自在に嵌合し、かつ隣接する
2個のドリブンギヤ23と24が同期機構27で
出力軸22に結合し、ドリブンギヤ25と26が
他の同期機構28で出力軸22に結合するように
なつており、更にこれらの入、出力軸9,22の
間に後進用のギヤ機構29が設けられている。こ
うして、チエンジレバーを操作して同期装置27
によりドリブンギヤ23を出力軸22に一体結合
することで、入力軸9の動力がギヤ18と23で
最も減速して出力軸22に取出されて第1速が得
られ、以下同様にして各変速が行われる。 また、上記出力軸22の端部には出力ギヤ30
が設けられてこれが終減速機3の差動装置31に
おけるリングギヤ32に噛合つており、これによ
り変速機2の出力軸22の動力が直ちにリングギ
ヤ32からケース33、スパイダ34、ピニオン
35を介してサイドギヤ36に伝達され、更に車
軸37を介して駆動輪に伝達される。 第3図は制御回路の構成を示すもので、入力信
号系は図示しないシフトレバーを操作した時に変
速スイツチをオンして生ずる変速信号a、アクセ
ルペダルを少し踏んだ時に後述のアクセルスイツ
チをオンして生ずるアクセル信号b、アクセルペ
ダルをその全踏込量の1/4〜1/3程度に踏込んだ時
に後述のクラツチホールドスイツチをオンして発
生するクラツチホールド信号c、図示しない車速
センサにより設定速度を検出した時に車速スイツ
チをオンして出力する車速信号dにより成り、こ
れらの信号を判断してクラツチ制御信号を出力す
ることができる。変速信号aはインバータ40を
介してトランジスタ41のベースに印加されてお
り、トランジスタ41のエミツタは接地してあ
り、コレクタには抵抗42とコンデンサ43より
成る充電回路44に接続してある。アクセル信号
bはインバータ45を介してトランジスタ46の
ベースに印加され、クラツチホールド信号cはイ
ンバータ47を介してトランジスタ48のベース
に印加されている。両トランジスタ46,48の
コレクタは抵抗50,49を介して抵抗51に接
続してあり、抵抗51の他端は接地してあり、両
トランジスタ46,48のエミツタには正電位が
印加させてあり、正電位と抵抗51の間には抵抗
52を介在させてある。これら、トランジスタ4
6,48、抵抗49〜52によつて基準電圧発生
回路53が形成されている。充電回路44と基準
電圧発生回路53の両出力は比較器54のそれぞ
れの入力端に接続されており、比較器54の出力
はアンドゲート55とナンドゲート56に接続さ
れ、アンドゲート55の他方の入力端には車速信
号dが接続してある。アンドゲート55とナンド
ゲート56の両出力はナンドゲート57に接続し
てあり、ナンドゲート57の出力はアンドゲート
58に接続してあり、アンドゲート58の他方の
入力端には変速信号aが接続してある。アンドゲ
ート58の出力はトランジスタ59のベースに接
続してあり、トランジスタ59のエミツタは接地
してあり、コレクタにはコイル7の一端が接続し
てある。そして、コイル7の両端にはダイオード
と抵抗より成る転流回路60が接続してある。前
記インバータ47の出力はインバータ68を介し
てトランジスタ61のベースに接続してあり、ト
ランジスタ61のコレクタには抵抗62,63が
直列に接続してあり、抵抗63は接地してある。
トランジスタ61のコレクタには正電位が印加し
てあり、正電位と抵抗63の間には抵抗64を介
在させてあり、これらトランジスタ61、抵抗6
2〜64により基準電圧発生回路65が形成して
ある。また、66は比較器と抵抗などで形成され
た三角波発振回路で、前述の基準電圧発生回路6
5と三角波発振回路66の出力はそれぞれ比較器
67の各入力端に接続してあり、比較器67の出
力は前記ナンドゲート56の他方の入力端に接続
してある。 次に、第4図はアクセル機構付近を示すもので
あり、車体に固定されるブラケツト70は薄肉板
金で折曲げ形成されており、このブラケツト70
には支軸71が回転自在に軸支してあり、支軸7
1にはコ字形をしたアーム72が固着してあり、
アーム72の先端にはアクセルペダル73が取付
けてある。また、加速および減速状態を検出する
検出手段として、前記支軸71の中央には一対の
カム74,75が間隔を置いて固着してあり、ブ
ラケツト70内に固着した支持杆76に取付けた
一対のアクセルスイツチ77とクラツチホールド
スイツチ78がそれぞれカム74,75に対向さ
せてある。このアーム72は図示しないばねによ
つて常時図中時計方向に付勢されており、アクセ
ルペダル73を足で踏込むことにより、反時計方
向に回動されるものである。そして、第4図中に
おいて、アクセルペダル73はで示す位置が通
常の停止した状態で、アクセルペダル73は踏込
まれていない。アクセルペダル73を少し踏込ん
だ状態のの位置でカム74がアクセルスイツチ
77を押動してアクセルスイツチ77をオンさ
せ、さらにアクセルペダル73を踏込みその全行
程の1/4〜1/3程度の図中の位置のときカム75
がクラツチホールドスイツチ78を押動してクラ
ツチホールドスイツチ78をオンさせる。 次に、本実施例の作用を第5図のタイミングチ
ヤートとともに説明する。 変速信号aはシフトレバーを操作している変速
時にのみローレベルに変化する信号で、アクセル
信号bはアクセルペダル73を第4図中の位置
まで踏込みカム74によりアクセルスイツチ77
が押動されたときにローレベルになる信号で、ク
ラツチホールド信号cはアクセルペダル73をさ
らに踏込み第4図中の位置まで踏込まれたとき
カム75によりクラツチホールドスイツチ78が
押動されてローレベルに変化する信号で、車速信
号dは所定の車速、例えば15Km/h以上の時にハ
イレベルとなる信号である。 設定車速以上でアクセルペダル73を踏まず
(減速させている)変速を行つた場合。 アクセル信号b、クラツチホールド信号cはい
ずれもハイレベルであり、車速信号dがハイレベ
ルである。このため、インバータ45,47によ
つて変換されたローレベルの信号がトランジスタ
46,48をオンさせ、抵抗49〜52の合成に
よるハイレベルの基準信号fが比較器54に印加
される。また、インバータ47からのハイレベル
の信号はインバータ68でハイレベルに変換され
るのでトランジスタ61をオフされ、抵抗63,
64の合成によるローレベルの基準信号j1が比較
器67に印加されることになる。この状態で変速
操作が行われると、変速信号aはハイレベルから
ローレベルに変化し、インバータ40でハイレベ
ルに変換されてトランジスタ41をオンさせる。
このため、充電回路44のコンデンサ43は放電
され、充電回路44の出力はゼロレベルまで低下
し、比較器54に出力される。比較器54では充
電回路44と基準電圧発生回路53からの信号e
とf1を比較し、信号f1より低いときハイレベルの
信号gを出力する。ハイレベルの信号がアンドゲ
ート55に入力すると、車速信号dがハイレベル
であることからアンドゲート55はnで示す様に
ハイレベルの信号を出力する。次に、比較器67
には三角波発振回路66から出力される三角波信
号iと基準電圧発生回路65からの基準信号j1が
印加されているので、比較器67は三角波信号i
よりも基準信号j1が高い場合にのみハイレベルの
出力をし、kで示す実線のパルス波をナンドゲー
ト56に出力する。ナンドゲート56には比較器
54からのハイレベルの信号gば入力しているの
で、パルス波kと逆転したパルス波mを出力す
る。そして、ナンドゲート57は信号nとmより
合成された信号pをアンドゲート58に出力する
が、変速信号aがハイレベルにならない限りアン
ドゲート58はローレベルを出力し、よつてトラ
ンジスタ59はオフの状態となり、クラツチ電流
は流れない。 変速操作が終了して変速信号aがローレベルか
らハイレベルとなるとアンドゲート58は信号p
のうちハイレベル部分のパルス波のみを出力して
qで示す波形を出力し、トランジスタ59をオ
ン、オフさせ、コイル7にパルス状の周期的な電
流を流す。これによつて、コイル7には定格の電
流より少い半クラツチの電流が流れ、電磁粉式ク
ラツチ1はドリブンメンバ10を滑らせながらト
ルクを伝達させる。前記変速信号aがローレベル
からハイレベルに変化した時には、インバータ4
0はトランジスタ41をオフさせ、コンデンサ4
3のシヨート状態を解除し、抵抗42を介してコ
ンデンサ43を充電させる。このため、充電回路
44からの信号eは指数函数状に徐々にその電圧
が上昇し、その電圧が基準電圧発生回路53から
の信号f1よりも高くなつた時、rで示す様に比較
器54はローレベルの信号を出力する。このた
め、アンドゲート55の出力nもローレベルとな
り、ナンドゲート57はハイレベルになり、ハイ
レベルの信号である変速信号aとともにアンドゲ
ート58はハイレベル状態となつてトランジスタ
59をオンさせ、コイル7には定格電流を流して
電磁粉式クラツチ1を直結させる。このコイル7
に流れる電流の変化はuで示される波形となる。 設定車速以上でアクセルペダル73を少し踏み
(加速させている)変速を行つた場合。 アクセル信号bはローレベルであり、クラツチ
ホールド信号cはハイレベルであり、これにより
トランジスタ46,61はオフされ、トランジス
タ48はオンしている。これにより、基準電圧発
生回路53で合成された基準信号はミドルレベル
のf2となり、基準信号f1より電位は低くなる。ま
た、トランジスタ61がオフしていることから基
準信号j1は変化せず比較器67の出力パルス波k
は実線の幅となつている。このことから、比較器
54の充電信号eと基準信号f2によつて信号gは
ハイレベルからローレベルに切換わる時期はsと
なり、アクセルペダルを踏んでいない状態での時
期rより早くなり、半クラツチ状態の時間は短縮
され、クラツチ電流cの変化はvで示す曲線と
なる。 設定車速以上でアクセルペダル73を大きく踏
込み(急加速させている)変速を行つた場合。 アクセル信号b、クラツチホールド信号cはい
ずれもローレベルであり、このためトランジスタ
46,47はオフしており、トランジスタ61は
オンし、基準電圧発生回路53から基準信号はロ
ーレベルのf3となり、加算回路65からの基準
信号はハイレベルのj2となる。この基準信号f
3により、変速信号aがハイレベルになつてから
比較器54の出力がローレベルになるときはtで
示され、変化の時期が早められる。また、基準信
号j2の電位が高くなることから比較器67より
出力されるパルス波kの波形は破線の形状とな
り、パルス幅は大きく変化する。このため、トラ
ンジスタ59をオン、オフさせるパルス波qのパ
ルス幅も拡大され、オンさせている時間が長くな
ることから半クラツチのためのクラツチ電流は大
きくなる。また、信号gはtの時期で早い時間で
ハイレベルからローレベルに変化するので、アン
ドゲート55の出力がハイレベルからローレベル
に切換わる時間も短くなり、よつて、半クラツチ
の時間は短縮されることになる。このことから、
クラツチ電流Icはwで示す変化となり、半クラツ
チの時間は短くなるとともに、半クラツチのため
のクラツチ電流は他の場合に比べて大きなものと
なる。 上述の信号a,b,c,dの組合わせによるク
ラツチ電流の制御を第6図により示す。変速をせ
ずに定常走行しているとAで示す様にクラツチ電
流は定格のmだけ流れてクラツチは直結されて
いるが、変速信号aがハイレベルからローレベル
に変化するとクラツチ電流はBの様に零となる。
変速操作が終了して変速信号aがローレベルから
ハイレベルに切換わるとクラツチ電流はcの様に
立ち上り、半クラツチの状態となる。減速、加速
の場合は半クラツチの電流はI1となり、減速では
t1時間、加速ではt2時間だけI1の電流を流した後、
E又はGの時は定格電流Imを流して再結合の状
態Fにしてクラツチの一連の制御は終了する。ま
た、急加速の場合には半クラツチの電流はI2とな
り、その時間もt3と短くなつて、C→J→Kの順
に段階的にクラツチ電流を変動させることができ
る。この様に、本実施例では、アクセルペダル7
3の踏込み量によつて半クラツチの状態を3段階
に変動させることができ、その操作状況に合致し
た細かな制御が可能となる。 次に、第7図は加速検出手段の他の実施例を示
すもので、キヤブレタの吸入管80にはスロツト
ル軸81が軸支してあり、吸入管80内にはスロ
ツトル軸81にスロツトルバルブ82が固着して
ある。スロツトル軸81には吸入管80外側に位
置して半月形をしたワイヤドラム83が固着して
あり、このワイヤドラム83の外周にはアクセル
ワイヤ84が巻回してある。さらに、スロツトル
軸81の先端には摺動子85が固着してあり、摺
動子85には円形したリング86の外周に巻回し
た抵抗体87が接触させてある。このリング86
はプラスチツクなどの絶縁材料で形成してあり、
スロツトル軸81と同心円状に位置させてある。
前記リング86の2ケ所には端子88,89が固
着してあり、この端子88,89には抵抗体87
の両端が接続してある。 第8図は前記第7図からの信号処理回路を示す
もので、接触子85には増巾器90が接続してあ
り、増巾器90の出力には微分回路91が接続し
てあり、この微分回路91には判断回路92が接
続してあり、この判断回路92の出力がハイ、又
はローの加速度検出信号として取出される。 次に、この実施例を説明すると、アクセルペダ
ルに連動してアクセルワイヤ84が引張られ、ワ
イヤドラム83を介してスロツトル軸81及びス
ロツトルバルブ82を回動させ、混合気を大量に
エンジンに供給して加速させる。このスロツトル
軸81による回動は摺端子85も同時に従動さ
せ、摺動子85が抵抗体87と接触する位置を変
え、増巾器90に入力する電圧を変動させる。こ
の増巾器90に入力した電圧は増巾器90により
増巾され、微分回路91に入力し、電圧変動を微
分してスロツトル軸81が加速方向又は減速方向
によりそれぞれ正、又は負の電位を出力する。判
断回路92では微分回路91から伝えられた信号
のうち加速方向にある信号のみを取出し、その加
速方向に変動した時にはハイレベルの信号を出力
する。この判断回路92の出力信号93は前記第
3図のcに入力され、クラツチホールドスイツチ
78と同様の動作を行う。 第9図は加速検知手段のさらに他の実施例を示
すものであり、キヤブレタ95とエンジン96の
間を連通させるために吸入管97が設けてあり、
吸入管97の側壁には負圧スイツチ98が設置し
てあり、エンジン96の排気口には排気管99が
連通してある。第10図はこの負圧スイツチ98
の内部を示すもので、内部中空の筒体100はダ
イヤフラム101によつて圧力室102とスイツ
チ室103に気密に分離されており、圧力室10
2とスイツチ室103は気密に分離されており、
圧力室102は吸入管97の吸気流路内と連通さ
せてあり、スイツチ室103には大気圧が加圧し
てある。圧力室102内にはコイルバネ104が
挿入してあり、コイルバネ104とダイヤフラム
101の間には作動体105が介在させてある。
また、スイツチ室103内にはダイヤフラム10
1によつて作動されるマイクロスイツチ106が
設けてある。 この負圧スイツチ98による動作は、吸入管9
7の負圧が浅い時(アクセルペダルを踏込んだ
時)には圧力室102とスイツチ室103の圧力
差は少く、コイルバネ104によつて作動体10
5はマイクロスイツチ106を押動してオンとな
り、負圧が深い時(アクセルペダルを開放した
時)には圧力差が大きいのでダイヤフラム101
によつてコイルバネ104は圧縮され、マイクロ
スイツチ106はオフとなる。よつて、マイクロ
スイツチ106の出力が減速状態を検出する信号
となる。このマイクロスイツチ106の出力信号
は第3図中のcに入力され、クラツチホールドス
イツチ78と同様の動作を行う。
本発明は上述の様に構成したので、
変速信号を入力してシフトレバー操作時にゼロ
レベルの信号を出力する充電回路と、アクセルペ
ダルを踏込んだ時に出力するアクセル信号と車両
の加速時に出力するクラツチホールド信号に基い
て所定の基準電圧を出力する基準電圧発生回路
と、充電回路からの出力信号と基準電圧発生回路
からの出力信号とを比較検出する比較器とを制御
回路に設け、比較器からの出力信号によつて電磁
式クラツチのコイルへの電流を制御し、設定車速
以上の変速操作時において、減速時と、緩加速時
と、急加速時のクラツチ係合時間を変えたので、
減速時においては、車輛へのシヨツクを緩和させ
ることができるとともに、急加速時においてはク
ラツチの滑りを減少させてそれぞれの状況で運転
手に不快感を与えないようにすることができる。 さらに、緩加速と急加速との、それぞれの加速
状態でクラツチの係合時間が変えられるので、加
速応答性にすぐれる。 さらにまた、簡単な電気回路によつて、運転作
動状態に応じてクラツチ係合時間を設定すること
ができ、特別な付加装置を必要としないため、コ
ンパクトに制御系をまとめることができる。
レベルの信号を出力する充電回路と、アクセルペ
ダルを踏込んだ時に出力するアクセル信号と車両
の加速時に出力するクラツチホールド信号に基い
て所定の基準電圧を出力する基準電圧発生回路
と、充電回路からの出力信号と基準電圧発生回路
からの出力信号とを比較検出する比較器とを制御
回路に設け、比較器からの出力信号によつて電磁
式クラツチのコイルへの電流を制御し、設定車速
以上の変速操作時において、減速時と、緩加速時
と、急加速時のクラツチ係合時間を変えたので、
減速時においては、車輛へのシヨツクを緩和させ
ることができるとともに、急加速時においてはク
ラツチの滑りを減少させてそれぞれの状況で運転
手に不快感を与えないようにすることができる。 さらに、緩加速と急加速との、それぞれの加速
状態でクラツチの係合時間が変えられるので、加
速応答性にすぐれる。 さらにまた、簡単な電気回路によつて、運転作
動状態に応じてクラツチ係合時間を設定すること
ができ、特別な付加装置を必要としないため、コ
ンパクトに制御系をまとめることができる。
第1図は本発明を具体化した電磁粉式クラツチ
を示す断面図、第2図は第1図のZ−Z線に沿う
断面図、第3図は本発明の一実施例を示す電気回
路、第4図はアクセル付近を示す斜視図、第5図
は第3図各部における信号の変化を示すタイミン
グチヤート、第6図はクラツチ電流の変化を示す
グラフ、第7図は他の実施例を示す斜視図、第8
図は第7図における電気回路図、第9図はさらに
他の実施例を示す部分断面図、第10図は第9図
における負圧スイツチの断面図である。 1……電磁粉式クラツチ、5……クランク軸、
6……ドライブプレート、7……コイル、8……
ドライブメンバ、9……変速機入力軸、10……
ドリブンメンバ、11……ギヤツプ。
を示す断面図、第2図は第1図のZ−Z線に沿う
断面図、第3図は本発明の一実施例を示す電気回
路、第4図はアクセル付近を示す斜視図、第5図
は第3図各部における信号の変化を示すタイミン
グチヤート、第6図はクラツチ電流の変化を示す
グラフ、第7図は他の実施例を示す斜視図、第8
図は第7図における電気回路図、第9図はさらに
他の実施例を示す部分断面図、第10図は第9図
における負圧スイツチの断面図である。 1……電磁粉式クラツチ、5……クランク軸、
6……ドライブプレート、7……コイル、8……
ドライブメンバ、9……変速機入力軸、10……
ドリブンメンバ、11……ギヤツプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 クランク軸がドライブプレートを介してコイ
ルを内蔵するドライブメンバに一体結合され、上
記ドライブメンバに対してギヤツプを介して変速
機入力軸のドリブンメンバを近接嵌合させ、上記
変速機のシフトレバーの動作に基づいて出力する
変速信号と、アクセルペダルの動作に基づいて出
力するアクセル信号とを制御回路へ入力し、上記
制御回路からのクラツチ電流を上記コイルに供給
し、電磁力によつてドライブおよびドリブンメン
バを一体的に拘束することで動力伝達する車輌用
電磁式クラツチにおいて、 車両の加速または減速状態を検出する検出手段
を設け、 上記制御回路には、上記変速信号を入力して上
記シフトレバー操作時にゼロレベルの信号を出力
する充電回路と、上記アクセルペダルを踏込んだ
時に出力するアクセル信号と、車両の加速時に出
力するクラツチホールド信号とに基づいて所定の
基準電圧を出力する基準電圧発生回路と、上記充
電回路からの出力信号と上記基準電圧発生回路か
らの出力信号とを比較検出する比較器とを有し、 上記シフトレバーを動作する変速操作時におい
て、上記変速速度信号と上記アクセル信号および
クラツチホールド信号とに基づいて、上記比較器
からの出力によつて上記電磁式クラツチの上記コ
イルへの電流を制御し、設定車速以上の変速操作
時における車両の減速時と、緩加速時、および急
加速の時の、それぞれのクラツチ係合時間を変え
たことを特徴とする車輌用電磁式クラツチの制御
装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10572080A JPS5730621A (en) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | Automobile electromagnetic clutch control device |
US06/265,117 US4494639A (en) | 1980-07-31 | 1981-05-19 | Electro-magnetic clutch control system for automobiles |
GB8118609A GB2081412B (en) | 1980-07-31 | 1981-06-17 | Controlling an electro-magnetic clutch of a vehicle |
FR8112006A FR2487935B1 (fr) | 1980-07-31 | 1981-06-18 | Dispositif de commande d'un embrayage electromagnetique d'automobile |
DE3129595A DE3129595C2 (de) | 1980-07-31 | 1981-07-28 | Anordnung zum Regeln einer elektromagnetischen Kupplung eines Verbrennungsmotors |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10572080A JPS5730621A (en) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | Automobile electromagnetic clutch control device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5730621A JPS5730621A (en) | 1982-02-18 |
JPS6323013B2 true JPS6323013B2 (ja) | 1988-05-14 |
Family
ID=14415158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10572080A Granted JPS5730621A (en) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | Automobile electromagnetic clutch control device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5730621A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59129638A (ja) * | 1983-01-08 | 1984-07-26 | Toshiba Mach Co Ltd | 工作機械送り系のワインドアツプ機構 |
JPS60161222A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-22 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両用電磁式クラツチの制御装置 |
JPH0689795B2 (ja) * | 1985-04-30 | 1994-11-14 | 富士重工業株式会社 | 車両用電磁式クラツチの過熱保護装置 |
JPH083347Y2 (ja) * | 1992-02-12 | 1996-01-31 | 陽 石川 | 巻取り式浴槽蓋 |
JPH05285771A (ja) * | 1992-04-09 | 1993-11-02 | Hamai Sangyo Kk | ギヤボックスおよび工作機械 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5227127A (en) * | 1975-08-22 | 1977-03-01 | Nissan Motor Co Ltd | Change speed control apartus of automatic clutch |
JPS5276224A (en) * | 1975-12-22 | 1977-06-27 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Truck mechanism for chage over tundish |
-
1980
- 1980-07-31 JP JP10572080A patent/JPS5730621A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5227127A (en) * | 1975-08-22 | 1977-03-01 | Nissan Motor Co Ltd | Change speed control apartus of automatic clutch |
JPS5276224A (en) * | 1975-12-22 | 1977-06-27 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Truck mechanism for chage over tundish |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5730621A (en) | 1982-02-18 |
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