JPS63229018A - 電気掃除機のごみ表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気掃除機を使用中、吸引する床面のごみの有
無を報知する表示装置に関するものである０ 従来の技術 従来、この種の表示装置は第４図、第６図に示すように
構成され、電動送風機を内蔵した掃除機本体１に接続さ
れているホース２先端に配設したパイプ３に、表示装置
４が設けられている。この表示装置４は、パイプ３の管
内通気路５を介して対向するように発光体６と受光体７
とを配設し、電気掃除機運転中にはスイッチ８をオンし
てバッテリー９で前記発光体６を点灯状態とし、掃除面
１ｏから吸い込まれて前記管内通気路６を掃除機本体１
へ向かうごみ１１によって受光体７に達する前記発光体
６からの光量が変化するように構成されている。

前記受光体７は表示体１２とバッテリー９との閉回路に
直列に介装されており、掃除面１０のごみが無くなって
管内通気路６内の前記受光体７の前方をごみ１１が通過
しなくなると、受光体７での受光量が多くなって、受光
体７の電気抵抗が低下し、前記表示体１２が点灯し、掃
除が終了したことを報知できる（たとえば実公昭４６−
２１８１９号公報）。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、発光体６や受光体７に塵埃
が付着した場合には、受光体７の実質的な受光量が低下
するため、掃除中にごみ１１を吸い込まなくなった状態
であっても表示体１２を点灯させるまでには受光体７の
抵抗値が低下しなくなり、正しい表示ができなくなる問
題がある。

本発明は発光体や受光体へのごみの付着が発生しても正
確な表示ができるように、汚れ面の容易なりリーニング
を行なえるごみ表示装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 本発明のごみ表示装置は、ごみの通路であるホースの先
端に配置したパイプ内を通過するごみによって受光体に
到達する発光体からの光量が変化するようにセンサー部
を備え、受光体と発光体をパイプ内壁の一部を形成する
透明板で覆い、この透明板は界面活性剤等を練り込んだ
帯電防止剤入りの樹脂で形成し、透明板の受光部・発光
部を除く周囲を鏡面仕上げを施すとともに、透明板をク
リーニングする拭取体を前記パイプ内に配設したもので
ある。

作　　用 以上の構成によると、掃除中、パイプ等は風やごみの流
れにより帯電するが、透明板は電気抵抗が小さく、導電
体に近いものとなり、ごみが付着することが少なく、捷
だ、透明板の周囲を鏡面仕上げ処理を施しており、著し
く摩擦抵抗を小さくしており、よりごみの付着を少なく
するとともに、拭取体でクリーニングできるため、正確
なごみ表示を安定して行なうものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について、第１図〜第３図に基
づいて説明する。

なお、第４図〜第５図と同様の作用を成すものには同一
符号を付けて説明する。

掃除機本体１に接続されるホース２先端のパイプ３の端
部には吸引経路としての管内通気路６を６　・− 介して対向するように発光体６と受光体７が配設されて
いる。発光体６にはスイッチ８を介してバッテリー９か
ら通電されており、受光体７は表示器１２に接続されて
いる。

前記パイプ３の先には延長管１３、床ノズル１４等が着
脱自在に挿着され、この状態で床面を掃除するものであ
る。

１５は前記発光体６と受光体７を覆い、パイプ３の内壁
である管内通気路５の一部を形成する透明板で、この透
明板１５は界面活性剤等を練り込んだ帯電防止剤入の樹
脂で形成されている。

寸だ、前記透明板１６の発光体６と受光体７の透光部で
ある発光部と受光部を除く外周部１５ａには摩擦抵抗を
著しく減少させるために鏡面仕上げの処理やあるいはフ
ッソ樹脂コーティング等の処理を施している。

１６はパイプ３の延長管１３との嵌合部に配設し、リン
グ状にブラシ等を配設した拭取体で、延長管１３の着脱
により拭取体１６を摺動させて透明板１６の表面をクリ
ーニングするようになっている。

１７は拭取体１６の一部に設けた窓部で、延長管１３を
パイプ３に挿着すると発光体６と受光体７に位置合せさ
れ前記窓部１７より発光体６の光が受光体７に伝達され
るものである。

前記拭取体１６は透明板１５０表面を延長管１３０着脱
両方でクリーニングするようにしており、すなわち、掃
除機使用前、後に常にクリーニングするものである。

、　　次に動作を説明する。

掃除機本体１を使用するために、延長管１３、床ノズル
１４を接続後、掃除機本体１を運転し、床ノズル１４を
掃除面１ｏから持ち上げ、スイッチ８をオンすると、こ
の時は発光体６と受光体７０間をごみ１１が通過しない
ため、発光体６の光がそのまま受光体７に到達し、表示
器１２は点灯した１まになる。

次に、床ノズル１４を掃除面１ｏに当てて、ごみ１１の
吸込みを開始すると、発光体６と受光体７との間を掃除
機本体１に向って通過するごみ１１によって、受光体７
に達する光量が刻々変化して、表示器１２の明るさが変
化するので、使用者はごみ１１を吸っていることが確認
できる。

掃除が進行し、掃除面１０のごみ１１がなくなると、再
び表示器１２は初期の点灯状態にもどる。

ところで、発光体６と受光体７はパイプ３の管内通気路
５中にあシ、細塵はパイプ３も含めた通気路に付着する
ものである。特に気流により静電気も発生しやすく、パ
イプ３は絶縁体であることからごみは付着しやすく、ま
た、湿気を含んだごみが付着すると、気流のみでははぐ
りできず、発光体６の光は常に遮断され、表示器１２０
機能は果たさなくなる。

しかしながら、本願構成によるとごみは付着しにくく、
また、湿気を含んだごみでも透明板１５は摩擦抵抗が著
しく小さいため、気流やごみの流れでもはくシし易すく
、付着したものについては拭取体１６でクリーニングで
きるものである。

発明の効果 以上述べたように、本発明のごみ表示装置は、センサー
である発光体、受光体を覆うべく、ごみが付着しにくい
処理を施した透明板を備えるとともに、その表面をクリ
ーニングする拭取体を配設して、正確で安定したごみ表
示機能を果たす電気掃除機を提供するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すパイプの縦断面図、第
２図は同横断面図、第３図は同透明板の斜視図、第４図
は従来の電気掃除機の全体斜視図、第５図は従来の表示
装置の電気回路図である。 １・・・・・・掃除機本体、３・・・・・・パイプ、５
・・・・・・管内通気路、６・・・・・・発光体、７・
・・・・・受光体、１６・・・・・・透明板、１６・・
・・・・拭取体。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図 ｆ勺 第４図 Δ 第５図 ７　　　１’” 孟 ／／　　（１”、、、　　　　’ 、ぐ　ハ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ホース先端に配置したパイプに、その管内通気路を通過
   するごみによって受光体に到達する発光体からの光量が
   変化するように構成したセンサー部と、前記センサー部
   出力により表示あるいは他の回路の制御を行なう出力回
   路とを備え、前記受光体と発光体をパイプ内壁の一部を
   形成する透明板で覆い、この透明板は界面活性剤等を練
   り込んだ帯電防止剤入りの樹脂で形成し、透明板の受光
   部、発光部を除く周囲を摩擦抵抗を著しく減少させる鏡
   面仕上げ等を施すとともに、透明板をクリーニングする
   拭取体を前記パイプ内に配設した構成の電気掃除機のご
   み表示装置。