JPS63229014A - 便座カバ−の収納方法とその収納容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 目的とその効果 最近の日常生活に於て公共施設及び保育所より大学迄、
社会全般に於て水洗腰掛便器が使用されるようになり、
益々増加すると共に老齢化社会になるにともなって家庭
を始め、病院、老人ホーム等には、なくてはならない設
備になって来ました。但し家庭に使用する場合は、さほ
どにも感する事はありませんが、しかし年頃の子息と年
寄の方とが同居の場合は、矢張り、−諸に使用する事に
対して異和感を感する場合があると思います。ましてや
不特定多数の公共施設等共の他公衆的な場合は、其の感
が大きいと思います。又保育所等に於ては、まだ低抗力
の小さい幼児が皮膚病等に感染する心配もあり、矢張り
何かの方法が必要であり、特に病院等に於ては腰掛便器
が是非必要であり、老人ホーム等に於てはより必要性が
あります。

以」−の様に、腰掛便器の必要性及利用度は必然的に上
昇して来ますが、その」１昇と共に使用の面で利用者の
心底には必ず、他人の腰掛けた後の皮膚で汚染された便
座に、又自分の皮膚を押付けて腰掛は使用する事は、気
持のよいものでなく、万人が万人躊躇と困惑を感じなが
ら使用しているものと思います。

そこで本考案は、不特定多数の方々が気持よく又清潔感
を感じながら心安らかに利用出来ると共に、容易に手軽
に使用出来る様、便器の腰掛部に敷く便座カバー（以後
カバーと云う）の　・手１１１に簡単に使用出来るカバ
ーと共にそのカバーを収納する収納容器を考案し提供す
るものであります。気持よく使用出来ると云う事は清潔
感があり感じのよい事が一番であり、腰掛ける時便器と
直接皮膚が接触しない事が第１条件であります。カバー
により便器を覆いその上に腰掛る事が必要であります。

１度使用したカバーは其の場で水洗と一諸に流してしま
います。腰掛便器にも大小様々ありますが、各々それに
合う大きさのカバーが必要となります。普通のものでも
広げると大変太きくトイレットペ−パーの様に便所の片
隅とか壁面に収納する様な訳には出来ません。そこで本
考案はある走度限定された広さの中にトイレットペーパ
ー並に収納する事を目的とし、又外観も悪くなく感じも
よく手軽にカバーを補給及び使用出来るカバー及び収納
容器を提供するものであり、壁面等に於ても簡単に取付
けられる様考案されたものであります。

以上の如く手軽に気持よく使用出来る事が目的なので以
後２〜３の実施例を上げて説明する。

実施例　（１） カバーは水溶性である事が第一条件であり使用後には、
水洗と同時に流出させ１回毎に新しいカバーを使用する
事が必要である。カバーは便器を覆い皮膚及び衣類の汚
染を防止し常に清潔である事が目的であるため１枚の広
げた大きさは普通のもので縦横５０ｃｍ以上が必要とな
りこの広さのカバーを薄いとは云へ何１０枚、何１００
枚と限られた便所の中で収納保管するのは大変困難であ
り、又外見も悪く収納が不可能に近く今日迄使い捨てカ
バーの普及が進まなかった原因もこの点にあった様に思
われます。

本考案は１例として第２図〜第５図の様に最小限度に又
有効に引出し使用出来る様、収納する時は最小限度に小
さく。使用する時は第２図の如く簡単に広げる事の出来
る様、たたみ方から考案し、先ず第３図の縦に折り次い
で第４図の横折とし第５図の様に折たたむ事により、小
さく厚さも平均的にする事が可能となり、広げる時も片
手で引出し広げる事が可能となり、簡単に使用する事が
出来ます。折たたまれたカバーは第７図の如く収納箱に
重ねて収納し使用する場合は、１回毎にフタを外して中
からカバーを取出し使用します。この収納容器は家庭用
に利用出来ると思います。即ちカバーのみの交換でより
安価に利用する事が出来ます。

実施例　■ 実施例（１）は１回毎にフタを外して利用したが１枚毎
に取り出すのが不便なので第６図の様に１枚１枚が連な
がる様に折込方をし積重ねて収納容器の中に入れ、フタ
を取らずにフタ■の穴■からカバー（１）の一端を出し
て置き、フタを締めたままカバー〇）を引出す事により
２枚目、３枚目のカバー（１′）が取り出せる様にした
ものでありより簡単に使用出来るものであり、カバーが
無くなれば新しく補給すればよい。これも家庭的であり
床又は棚の上等に置く様にしたものであります。又カバ
ーの補給に付いて少し簡便に考案されたのが第１１図の
方法であり、便所等の壁面に収納容器■掩取り付ける事
です。

カバーの取出しは前述の穴■から１枚宛取り出し使用す
るが第１０図のプレートを事前に粘着剤（１２）又は木
ネジ等で壁面に取付けて置き、プレー１−（１（１）に
は引掛金具（１１）が固着装備され謙し−１−（１（１
）に第９図の収納容器を引掛る事により取付が完了する
。

又収納容器（６′）の穴（９）に（１１）金具を引掛け
てもよいこの収納容器（６′）は紙袋で作られた場合は
経済的にも安価であり、一番簡単な方法であり、カラフ
ルな色彩も可能であり、時には広告等にも利用出来ます
。

実施例　（３） 前２実施例では、カバーの折たたみ及び利用方法を説明
し理解を得る事が出来、実用性も理解する事が出来るが
これは家庭とかある程度管理の出来る場合であるが、公
衆的な場合不特定多数の学校、病院等に使用する場合は
色々な状況が勘案されるので、まず使用に際しては容器
自体が堅牢であり、管理の不行届き等があっても可久的
に使用される必要があるので予め壁面に収納容器を収納
する強靭な容器（１４）を取付けて置き使用する収納容
器を簡易に入れ替へ出来る様な固定容器を考案するもの
であり固定容器は全てに利用出来る様一定の寸法に統一
した方が理想的である。又紙容器の場合は外圧的に弱い
ので第８図、第１２図、第１３図の如く破損しに（い様
な容器が必要である。第１３図（１４）は、強靭に作ら
れた容器を壁面に取付け、その上に紙製容器を挿入しフ
タ（１５）により上部を覆い固定する。上部にはカバー
引出し用の穴（８）を開けであるのは当然であり、そこ
からカバーを引出す事が出来る。又容器の入れ替へは（
１５）のフタを持上げて挿入する丈で完了する。手軽で
あり、利用価値の大きいものである。

実施例　■ 以上カバー引出し及び収納容器等について説明したが実
際に対社会的に考へて見ると利用する事に対して不特定
多数の社会及び公衆的な場合は、これを維持し又管理す
る経費が掛る場合があり使用料を必要とする場合がある
。この場合、使用料金を徴収する事が考へられるのでそ
の一例として硬貨等を投入する事により、カバーが１枚
宛排出する自動カバー排出機が必要であり、自動排出機
を提供利用するものであり、排出機の機種は色々の方法
がありこれを特定するものではない。第１４〜第１５図
は一例としての図でありこの形式にこだわるものではな
い。

本発明の効果 以上の如〈実施例等により説明して来たが腰掛用便器の
歴史は古く長くからあるが、今日の様に不特定多数の複
雑化した社会情勢に於ては突発的に感染及び伝染的な状
態がいつ爆発的に起るかは想像も出来ない昨今であり、
家庭を始めとして全社会的に予防的見地からもカバーの
使用性が重要視されなければならない事は明白である。

清潔で気軽に簡易にカバーを使用出来る様、又大量生産
も可能であり、使用に際してもトイレットペーパー並に
安価に手軽に利用出来るカバーと共にそのカバーが使用
しやすい収納容器を考案し提供するものである。

【図面の簡単な説明】

第　１図　便座カバー 第　２図　便座カバーの折たたみ方及び広げた第　３図
　便座カバーの縦折の姿図 第　４図　便座カバーの横折の姿図 第　５図　便座カバーの折たたみ完了姿図第　６図　便
座カバーが連続的に引出すための組合せ図 第　７図　収納容器の１部破断斜視図 第　８図　引出し用収納容器斜視図 第　９図　収納容器の斜視図 第１０図　壁面取付収納容器引掛はプレートの表、裏面
斜視図 第１１図　収納容器壁面取付側断面図 第１２図　収納容器へ入れた収納容器の断面図第１３図
　壁面に取付けた受台に挿入した収納容器断面図 第１４図　自動排出機正面図 第１５図　自動排出機側面図 １　・・便座カバー　　　　１１・・・・・引掛用金具
１′・・・・・２枚目以後の　　　１２・・・・・壁面
接着剤面便座カバー　　　　１３・・・・・壁　面２　
・・穴　　　　　　　　１４・・・・・・固定取付受台
３・・・・切　目　　　　　　　１５・・・・・固定取
付受台４・・・・・縦折目　　　　　　　　　　フタ５
・・・・横折目　　　　　　１６・・・・・蝶　番６・
・・・・収納容器　　　　　１７・・・・取付用木ネジ
６′・・・紙製収納容器　　　１８・・・・・自動排出
機７・・・・・フ　タ　　　　　　　１９・・・・コイ
ン入れ目８・・・引出し用穴　　　　２０・・・・鍵　
穴９　・・引掛は用穴　　　　２１・・　排出受口１０
・・・・引掛用プレート

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）腰掛便器に於て水溶性の素材で敷紙形式のカバー
   の中央に排便可能な穴をもうけた便座カバーを縦及び横
   に折たたみ収納及び取出しに便利な様に折たたみ又は組
   合せた便座カバー
2. （２）第１項記載の折たたんだ便座カバーを収納及び補
   給可能な収納容器
3. （３）収納容器の１面の１部に穴をもうけその穴から１
   枚宛便座カバーを連続的に取り出せる様に折たたみ組合
   せ収納した第１項記載の収納容器
4. （４）壁面に吊金具を予め取付け、その壁面に接する収
   納容器の面に吊金具に応じた懸架金具又は、引掛り部を
   具備し壁面に固着出来る構造の、第２項及び第３項記載
   の収納容器
5. （５）予め堅牢に壁面に取付けられた収納容器に便座カ
   バーのみを補給する事が可能な第２項記載及び第３項記
   載の収納容器を収納可能な収納容器
6. （６）硬貨等を投入する事により、１枚宛第１項記載の
   便座カバーが自動的に排出される自動排出収納容器