JP3032967U - ボックス入りペーパータオル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペーパータオルを備える場合に、ペーパータ
オルの衛生が保たれるようにすることを目的とする。 【解決手段】 底面２に取出口３を設けるとともに、背
面４に取付孔５を設けた紙製のボックス１に予めペーパ
ータオル６を詰め込んだ状態で供し、その背面４に設け
た取付孔５に壁７などに設けたフック８などを挿入して
掛止することにより、そのままボックス１ごと取付け可
能とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ボックス入りペーパータオルに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、トイレなどにペーパータオルを備える場合は、据置タイプのケースを壁 などに取付けて、そのケース内にペーパータオルを収容していた。そして、ペー パータオルを補充等のためにケースに詰め込む場合、その作業をする者が裸状態 のペーパータオルに直に触れるので、そのときに雑菌が付着することがあって不 衛生であるという問題があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そこで本考案は、ペーパータオルを備える場合に、ペーパータオルの衛生が保 たれるようにすることを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的は本考案によって、すなわち、底面２に取出口３を設けるとともに背 面４に取付孔５を設けた紙製のボックス１に予めペーパータオル６を詰め込んだ 状態で供し、その背面４に設けた取付孔５に壁７などに設けたフック８などを挿 入して掛止することにより、そのままボックス１ごと取付け可能としたことを特 徴とするボックス入りペーパータオルによって達成することができる。

【０００５】

【実施例】

図は本考案の実施例を示したものである。まず、符号１が紙製のボックスであ り、このボックス１は図１に示すように、その底面２に細長い取出口３を設ける とともに、その背面４における左右両端にそれぞれ取付孔５を設けている。

【０００６】 このボックス１の内部には、図３に示すように、複数枚のペーパータオル６が 折り畳まれて積層された状態で、予め収容されている。そして、下側のペーパー タオル６から順に取出口３から引き出し可能となっている。なお、各ペーパータ オル６は、その上下のペーパータオル６と互いに一部が引っ掛かり状態となって おり、下側のペーパータオル６を取出口３から完全に引き出すと、その上側のペ ーパータオル６が取出口３からその一端を露出するようになつている。

【０００７】 ボックス１は、その背面４に設けた取付孔５に、壁７などに取付けたフック８ などを挿入して掛止することによって、図２及び図３に示すように壁７などに取 付けることができる

【０００８】 そして、ペーパータオル６を使い切って、ボックス１が空になった場合は、そ のボックス１にペーパータオル６を詰め込むようなことはせず、そのボックス１ をフック８から外して廃棄し、その代わりに、新しいペーパータオル６入りのボ ックス１を付け替えることになる。

【０００９】

【考案の作用効果】

本考案のボックス入りペーパータオルは上記のように構成されるものであり、 ペーパータオルを補充する場合に、ボックスごと交換すればよく、従来のように ペーパータオルを据置タイプのケースに詰め込む必要はないので、作業が楽にな るとともに、ペーパータオルに作業者が直に触れることがないので、ペーパータ オルに雑菌が付着して不衛生になるのを防止することができる。また、ボックス が紙製なので廉価で提供することができ、ボックスごと交換しても経済的な不利 が少ない。

【図面の簡単な説明】

【図１】壁に取付ける前の背面側の斜視図である。

【図２】壁に取付けた状態の正面側の斜視図である。

【図３】壁に取付けた状態の断面図である。

【符号の説明】

１ ボックス ２ 底面 ３ 取出口 ４ 背面 ５ 取付孔 ６ ペーパータオル ７ 壁 ８ フック

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 底面２に取出口３を設けるとともに背面
   ４に取付孔５を設けた紙製のボックス１に予めペーパー
   タオル６を詰め込んだ状態で供し、その背面４に設けた
   取付孔５に壁７などに設けたフック８などを挿入して掛
   止することにより、そのままボックス１ごと取付け可能
   としたことを特徴とするボックス入りペーパータオル。