JPS6322893Y2 - - Google Patents

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JPS6322893Y2
JPS6322893Y2 JP10520483U JP10520483U JPS6322893Y2 JP S6322893 Y2 JPS6322893 Y2 JP S6322893Y2 JP 10520483 U JP10520483 U JP 10520483U JP 10520483 U JP10520483 U JP 10520483U JP S6322893 Y2 JPS6322893 Y2 JP S6322893Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業分野〕 この考案は浴室、洗面所、台所などで使用する
合成樹脂成形品よりなる組立式のラツクよりなる
ものである。
〔従来例〕
従来この種のラツクにおいては、棚部材と支柱
が一体成形されたものが殆んどで、商品の包装、
保管に嵩張り、金型も大型化し、結局商品のコス
トを押し上げている。
また、支柱も殆んどのものが円柱であるため、
棚部材の収納容積を狭くしている。
他方、金属フレームの組立ラツクにおいては、
支柱パイプに連結金属を挿入して、枠を組み立
て、これらに棚板を載架したものが市場において
みられるが、本件考案のように合成樹脂成形品よ
りなるものであつて、単に断面円形のパイプを利
用したものにおいては、丈夫にするためにその直
径を太くしなければならない。
〔目的〕
この考案の目的とするところは、平面三角乃至
四角形であつて、平面合同形状の少なくとも二枚
よりなる棚部材と前記棚部材の隅角部と同数を一
組とする少なくとも一組の支柱部材よりなる組立
式合成樹脂成形品ラツクを前提とするものであつ
て、棚部材の支柱部材との結合が確実で強固とな
り、結合部ががたつかない全合成樹脂製の組立式
ラツクを得ることを目的とするものである。
〔構成〕
この考案は、平面三角乃至四角形であつて平面
形状が合同形状の少なくとも二個よりなる棚部材
と前記棚部材の隅角部と同数を一組とする少なく
ともも一組の支柱部材よりなる組立式合成樹脂成
形品ラツクにおいて、 各棚部材の外周縁は断面形状の一対の起立壁
部とこれを連結する頂面部とによつて構成してあ
り、各棚部材のすべての隅角部はは平面にみて同
一の曲率半径に形成してあり、各隅角部の外周縁
の頂面部には、前記隅角部の丸味に添い、かつ一
対の起立壁内に平面末広形状の同大のほぞ孔が設
けてあり、これらほぞ孔の湾曲した内外壁は前記
一対の起立壁を兼ね、かつこれらほぞ孔の両側端
と中央は、これら起立壁と直角で垂直なリブ壁に
よつて一体に連結してあり、ほぞ孔底の下側下面
には、前記ほぞ孔に丁度かたはめあいし得る形状
のほぞがそれぞれ設けてあり、 前記各支柱部材の下端乃至支柱部材の下端に結
合できる連結部材の下端部材の下端部には、前記
棚部材のほぞ孔中の中央のリブを袴架してかたは
めあいできる二叉状のほぞが設けてあり、かつ前
記各支柱の上端は前記各棚部材のほぞとかたはめ
あいできる形状としてあつて、各支柱部材の横断
面形状は棚部材の隅角部の丸味と符号した末広形
状の筒体としてあり、以上の各構成部材よりなる
ことを特徴とする組立式ラツクである。
今この考案を図示の代表的な実施態様に基づい
て説明する。
〔実施態様〕
図示のものにおいて、Aは棚部材であつて、殆
んど板状乃至皿状の棚部材A1とやゝ深い筐状の
棚部材A2とよりなつている。Bは支柱部材、C
は支柱部材Bの下端に結合する連結部材、Dは脚
部材、Eはシユー部材、Fはほぞ孔キツプ部材、
でありすべて若干弾性を有する硬質の成形品より
なつている。
前記棚部材A(A1,A2を含む)は少なくとも二
枚図示の例においては三枚であるが、すべて平面
形状は全く同形つまり合同形状で、通常ほゞ正方
形乃至長方形又は直角二等辺三角形状になつてお
り(第2図、第19図参照)、各隅角部20は同
一の曲率半径よりなる丸味に形成してあり、実施
例においては最も外側の丸味の半径は3.5乃至5
cm程度としてある。これら棚部材Aの外周縁21
は断面型の起立壁22,23と、頂面部24と
よりなつており、前記丸味のある隅角部20の頂
面部24には平面末広型のほぞ孔25が設けてあ
り、このほぞ孔25の内外壁は前記起立壁22及
び23が兼ねており、ほぞ孔25の両端は周縁2
1に直角で垂直なリブ26,27によつて前記起
立壁22,23が一体に連結されて構成してお
り、かつほぞ孔25の丁度中央においても周縁2
1に直角な垂直なリブ28によつて、内外の起立
壁22,23は一体に連結されている。
ほぞ孔25の深さは、図示においては前記周縁
21の起立壁22,23の高さよりも若干深く、
底29を形成してあり、底29の外面には、平面
にみて前記ほぞ孔25と全く同一位置に下方に伸
びるほぞ30がそれぞれ突出させてある。
これらほぞ30の形状、前記棚部材Aを直接重
ねたとき、上側の棚部材Aのほぞ30が下側の棚
部材Aのほぞ孔25にかたはめあいできる形状で
あつて、ほぞ孔25の中央のリブ28を挾むよう
に左右一対のほぞ30よりなり、それぞれ横断平
面形状はH字型をしている。従つて、これらほぞ
30のリブ33の外端を結ぶ包絡線は、前記ほぞ
孔25の形状と対応している(第4図、第5図参
照)。
支柱部材Bは、その横断面内形が前記ほぞ孔2
5と全く同大の横断面形状である末広形状の筒体
であり(第11図、第12図参照)、長さは2枚
の棚部材Aに適当な間隔を設けるに充分な長さと
してあり、ラツクの大きさにもよるが、15cm乃
至30cm程度で、前記隅角部20の数を一組と
し、棚部材Aの数より1を差引いた組数必要とす
る。
脚部材Dは前記支柱部材Bと全く同一断面形の
脚部材であり、長さは前記最も深い棚部材A2
ほぞ30に嵌合させたとき下端が棚部材A2の底
より若干突出する程度の寸法としてある。
前述の支柱部材Bの下端に予め、前記ほぞ孔2
5に嵌合できる二叉状ほぞを一体に設けておいて
もよいが、図示の態様においては嵌め込み式の連
結部材Cが別部材として設けてあり、この連結部
材Cの下半分に、前記棚部材Aのほぞ30と全く
同形の二叉ほぞ31が設けてあり、上半分は支柱
部材Bに丁度嵌合できる形状としてある。
図示の例において、ほぞ30,31の横断面形
状は一対のH字型リブ33形状(第4図、第7図
参照)で中央に、ほぞ孔25中央のリブ28を袴
架挾持する溝32が設けてある。よつて一対のH
字型リブ33の外側を連らねた包絡線の形状がほ
ぞ孔25と符号し、かたはめあいになつている。
シユー部材Eは、脚部材Dの下端に嵌合するも
ので、栓のように内側に嵌合するものでも、キヤ
ツプ状に外側に嵌合するものでもよい。
キヤツプ部材Fは前記ほぞ孔25に丁度嵌合
し、これを塞ぐためのもので、頂面部34はほぞ
孔25の平面形状と符号し、下面に左右一対の二
分割された嵌合用の突起35が設けてある。
上述の実施例において、棚部材Aとシユー部材
E、キヤツプ部材Fは通常ポリエチレ、ポリプロ
ピレなどの射出成形品を用い、支柱部材Cと脚部
材Dは硬質ポリ塩化ビニルの押出成形品を用い
る。
以上のように構成しているこの考案のものにお
いて、これを商品として、保管、輸送するために
包装するときは、各支柱部材B、脚部材D、連結
部材C、シユー部材E及びキヤツプ部材Fを一括
棚部材A例えば最も深い棚部材A2の中に入れ、
この上の別の棚部材A1を重ね、そのほぞ30を
棚部材A2のほぞ孔25に嵌合させ、更に棚部材
A1が複数枚あるときはこの上に順次同様に重ね
る。而して包装資材にて包装する。
展示又は使用するときは、一般に最も深い棚部
材A2を一番下にして、この棚部材A2のほぞ30
に脚部材Dをそれぞれ嵌合し、下端にシユー部材
Eを嵌合する。次に一組の連結部材Cの下半分を
それぞれ、棚部材A2のほぞ孔25に挿し込む。
次に一組の長さの等しい支柱部材Bを、既に棚部
材A2に嵌合されている連結部材Cの上半分にそ
れぞれ嵌合させ起立させる。
而して、別個の棚部材A1を、これらの支柱部
材Bの上端に載せ、棚部材A1のほぞ30を支柱
部材Bの上端に嵌合させる。
棚部材A1が更にある場合は同様に順次連結部
材C、支柱部材B、棚部材A1を連結して組立て
る。
而して、最も上層の棚部材Aのほぞ孔25にキ
ヤツプ部材Fをそれぞれ嵌合させる。
以上のようにして組立てたラツクを、分解する
ときは各嵌合部を抜き取ればよい。分解の必要の
ないときは、各はめあい部分に接着剤を塗布して
もよい。
或は連結部材Cの上半分を予め支柱部材Bの一
端に嵌合乃至嵌合固着してあつてもよい。
以上のように構成しているこの考案のものにお
いては分解時においては嵩張らず、保管、輸送、
包装に場所どらず、かつ、組立は単に各構成部材
を嵌め込むだけでよく、特別な道具や治具も必要
としない。
組み立てた後においては、構成の各部が前述の
ような形状及び寸法に構成しているから堅牢であ
り、殊に棚部材Aのほぞ孔25及びほぞ30、連
結部材C及び支柱部材Bの平面形状を、各棚部A
の隅角20の丸味に沿つた末広形状とすることに
よつて支柱部材Bが棚部材Aの有効面積を狭くせ
ず、かつその末広形状は、連結部材や、支柱部材
の断面二次モーメントを大きくし、ラツクの横ゆ
れなどがたつきをなくし、各隅角部20の曲率半
径を同一にすることによつて、連結部材B同志は
互換性を有し、支柱部材Bも長さの同一なものゝ
範囲内において互換性を有する。また、支柱部材
Bはどの棚部材Aに対しても、連結が可能で、棚
部材Aの上下の位置は任意に選択できる。
殊にこの考案のものにおいては、各棚部材Aの
ほぞ孔25及び支柱部材、又連結部材Cのほぞ3
0は前述のように二叉状のほぞとし、中央の溝3
2によつて、ほぞ孔25中のリブ28を挾持する
ようにしたから、これら結合部が強固となり、組
立後もがたつかない。
その他、実施態様の棚部材Aのほぞ孔25部分
においては、丸味の半径方向にリブ26,27,
28が設けてあるため、成形時の収縮(俗にひけ
と云う)においても歪曲しない、またほぞ30,
31の形状もH字状のリブ33でで形成したから
肉厚が比較的薄くても撓み量が少なく、かつ肉厚
を各部等しくでき、成形時の冷却速度が各部で等
しく、成形時の歪曲が起り難い。
その他実施例においては、支柱部材Bと連結部
材Cを別成形とし、後で結合させたものであるか
ら支柱部材Bの成形が押出成形可能となり成形コ
ストが低減できる。
またキヤツプ部材Fを組合せたから、一番上の
棚部材Aのほぞ孔25にそれぞれ嵌合すればこれ
を塞ぐことができ体裁がよい。
脚部材Dを用いたものにおいては、最も下の棚
部材A2も床より離れ、水切れがよく清潔となる。
前記棚部材Aの底には水切り用の孔36を通常
は穿設しておく。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る実施態様を示すものであ
つて、第1図は分解斜視図、第2図は棚部材の縮
少平面図、第3図は第2図3a−3b−3c−3
d線に沿う半截縦断正面図、第4図は第2図4−
4線矢視部分底面図、第5図は第2図5−5線矢
視縦断展開側面図、第6図は第2図6−6線矢視
縦断側面図、第7図は連結部材の平面図、第8図
は正面図、第9図は第7図9−9線矢視縦断側面
図、第10図は第7図10−10線矢視縦断側面
図、第11図は支柱部材の平面図、第12図は第
11図の正面図、第13図はキヤツプ部材の平面
図、第14図は第13図の正面図、第15図は第
13図15−15線矢視拡大縦断側面図、第16
図はシユー部材の正面図、第17図は第16図の
平面図、第18図は第16図の18−18線縦断
側面図、第19図は棚部材の他の態様の平面図で
ある。 図中符号、A……棚部材、B……支柱部材、2
0……隅角部、21……外周縁、22,23……
起立壁、24……頂面部、25……ほぞ孔、2
6,27,28……リブ、30,31……二叉状
ほぞ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 平面三角乃至四角形であつて平面形状が合同形
    状の少なくとも二個よりなる棚部材と前記棚部材
    の隅角部と同数を一組とする少なくとも一組の支
    柱部材よりなる組立式合成樹脂成形品ラツクにお
    いて、 各棚部材の外周縁は断面形状の一対の起立壁
    部とこれを連結する頂面部とによつて構成してあ
    り、各棚部材のすべての隅角部は平面にみて同一
    の曲率半径に形成してあり、各隅角部の外周縁の
    頂面部には、前記隅角部の丸味に添い、かつ一対
    の起立壁内に平面末広形状の同大のほぞ孔が設け
    てあり、これらほぞ孔の湾曲した内外壁は前記一
    対の起立壁を兼ね、かつこれらほぞ孔の両側端と
    中央は、これら起立壁と直角でで垂直なリブ壁に
    よつて一体に連結してあり、ほぞ孔底の下側下面
    には、前記ほぞ孔に丁度かたはめあいし得る形状
    のほぞがそれぞれ設けてあり、 前記各支柱部材の下端乃至支柱部材の下端に結
    合できる連結部材の下端部には、前記棚部材のほ
    ぞ孔中の中央のリブを袴架してかたはめあいでき
    る二叉状のほぞが設けてあり、かつ前記各支柱の
    上端は前記各棚部材のほぞとかたはめあいできる
    形状としてあつて、各支柱部材の横断面形状は棚
    部材の隅角部の丸味と符合した末広形状の筒体と
    してあり、以上の各構成部材よりなることを特徴
    とする組立式ラツク。
JP10520483U 1983-07-06 1983-07-06 組立式ラツク Granted JPS6013035U (ja)

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DE202005013047U1 (de) * 2005-08-18 2005-11-03 Korte, Hermann, Dipl.-Ing. Lagerungsvorrichtung
JP5659359B2 (ja) * 2009-03-02 2015-01-28 株式会社 life park. biz 組立て式の陳列棚

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