JP3036307U - 板材の接続構造 - Google Patents

板材の接続構造

Info

Publication number
JP3036307U
JP3036307U JP1996009805U JP980596U JP3036307U JP 3036307 U JP3036307 U JP 3036307U JP 1996009805 U JP1996009805 U JP 1996009805U JP 980596 U JP980596 U JP 980596U JP 3036307 U JP3036307 U JP 3036307U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
plate member
fitting hole
connection structure
plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996009805U
Other languages
English (en)
Inventor
準 西田
Original Assignee
大器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大器株式会社 filed Critical 大器株式会社
Priority to JP1996009805U priority Critical patent/JP3036307U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3036307U publication Critical patent/JP3036307U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 釘打などを一切使わずに2枚の板材を略直角
になるよう接続すること。 【解決手段】 互いに隣り合う板材11、12、13、
14の側端面に突出片17を設け、側縁部に嵌合孔16
を設けて、突出片17を嵌合孔16に嵌め入れる。突出
片17の嵌合孔16から突出する部分に挿通孔18を形
成し、この挿通孔18に差込部材19を嵌込固定する。
このようにすると、2枚の板材が略直角になるよう接続
されるし、再び分離することもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、2枚の板材を互いに略直角になるように接続した板材の接続構造 に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】
従来より、木製や合成樹脂製の板材を複数組み合わせて、プランターボックス やパラソルスタンドあるいは鉢植棚やベンチなどの構造物を組み立てる場合があ る。
【0003】 このような場合には、一の板材の一方側面と他の板材の一端面とを当接させて 各板材を互いに略直角になるよう接続する必要があるが、この接続には、釘や接 着剤が用いられている。
【0004】 しかし、釘で各板材を接続するには工具が必要で手間もかかる。また、接着剤 で各板材を接続するようにすると、各板材を接着剤が乾くまでそのままの状態で 保持しなければならず面倒であるし、乾かしている間に接着剤にゴミなどが付着 して板材が汚れてしまう場合がある。さらに、釘や接着剤で板材を接続すると、 各板材を再度分離して構造物を分解することはもはやできない。
【0005】 そこで、この考案は、釘や接着剤を一切使わずに2枚の板材を略直角になるよ うに接続できると共に、接続後においても再度板材を互いに分離できるようにす ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は、一の板材の他の板材との当接部分 に、一の板材の両側面で開口する嵌合孔を形成し、この嵌合孔に嵌まった状態で 一の板材の他方側面側へ突出する突出片を、上記他の板材の当接端面に設け、こ の突出片の嵌合孔からの突出部分に、その両側で開口する挿通孔を穿設し、この 挿通孔に、両端部が突出片から突出する状態で固定される差込部材を嵌め入れる ようにした。
【0007】 この考案に係る板材の接続構造においては、突出片の挿通孔に差込部材が両端 を突出させた状態で嵌込固定されているため、突出片が嵌合孔から抜け出せない ので、各板材の接続状態が保たれる。また、差込部材を挿通孔から抜き出すと、 突出片を嵌合孔から外すことができるので、板材を再び分離することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
この考案に係る板材の接続構造の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は、内部に鉢植を収容するプランターボックス1を示している。このプラ ンターボックス1は、図2に示すように、前板11及び後板12と、左右側板1 3、14と、矩形の底板15とを組合わせてなる。
【0010】 このプランターボックス1の前板11、後板12及び側板13、14において は、互いに隣り合う板材11、12、13、14の側端面と側縁部内面とが順次 突き合わされている。そして、互いに突き合わされる側縁部には、その側縁に沿 う矩形の嵌合孔16がそれぞれ穿設されており、この嵌合孔16から外方に突出 する突出片17が、上記突き合わせ側端面にそれぞれ設けられている。
【0011】 突出片17は、嵌合孔16から突出する部分に、両側で開口する円形の挿通孔 18が設けられている。この挿通孔18は、突出片17を嵌合孔16に嵌め入れ た状態において、一部が嵌合孔16内にかくれている。そして、この挿通孔18 に、突出片17に対する嵌合孔16からの抜け止めとなる差込ピン19が挿通さ れている。
【0012】 この差込みピン19は、外周面の一部が長さ方向に沿って平坦に形成されて、 一部が嵌合孔16内にかくれた挿通孔18にぴったりと嵌まるようになっている 。そして、挿通孔18に嵌まった状態においては、この差込ピン19は、平坦部 分が四方を囲む板材11、12、13、14の外面にぴったり当接するようにな っている。
【0013】 また、この差込ピン19は、差込方向に沿って次第に小径となるよう形成され ており、くさび状になっている。このため、この差込ピン19を挿通孔18に挿 通すると、両端部が突出片17から突出した状態で挿通孔18内に嵌込固定され る。
【0014】 底板15は、四方を囲む板材11、12、13、14の内面下縁部に全幅に亘 って形成された嵌合溝Gに、嵌込固定される。
【0015】 図3乃至図5は、内部に物品が収容可能な収容ボックス2を示している。この 収容ボックス2は、前板21及び後板22の両側端面に突出片27が設けられ、 左右側板23、24の両側縁部に嵌合孔26が形成されて、挿通孔28内の差込 ピン29で抜け止めが施されている。
【0016】 この収容ボックス2は、着脱自在な簀の子状の蓋Lにより上面が閉塞される。 また、収容ボックス2の底板25は、左右側板23、24の下端部内面に設けら れた構浅Rにより支持される。
【0017】 図6及び図7は、スリッパラック3、マガジンラック4及びパラソルスタンド 5を示している。
【0018】 このスリッパラック3、マガジンラック4及びパラソルスタンド5は、前板3 1、41、51及び後板32、42、52の両側端面に突出片37、47、57 が設けられ、左右側板33、34、43、44、53、54の両側縁部に嵌合孔 36、46、56が形成されて、差込ピン39、49、59で抜け止めが施され ている。
【0019】 このスリッパラック3、マガジンラック4及びパラソルスタンド5のそれぞれ は、内部空間が下方へいくにつれて次第に狭くなるように形成されており、底板 35、45、55が落し込まれて適切な位置で固定されるようになっている。し たがって、底板35、45、55を指示するのに特に何も設けなくてもよい。
【0020】 このように、このスリッパラック3、マガジンラック4及びパラソルスタンド 5は、有底箱状に組立てられて、それぞれスリッパS、マガジンM及びパラソル Pが収容される。
【0021】 図8は、左右に比較的長いプランターボックス6を示している。このプランタ ーボックス6は、前板61及び後板62の両側端面に突出片67が設けられ、左 右側板63、64の両側縁部に嵌合孔66が形成され、差込ピン69により抜け 止めが施されている。
【0022】 このプランターボックス6は、内部空間が下方へいくにつれて狭くなるよう形 成されており、底板65が落し込まれて適切な位置で固定されるようになってい る。このプランターボックス6は、比較的左右に長いため、複数の鉢植を左右に 並べて収容することができる。
【0023】 図9は、図8のプランターボックス6を上下二段にしたようなプランターラッ ク7を示している。
【0024】 このプランターラック7は、上下前板71、71’及び上下後板72、72’ の両側端面に突出片77がそれぞれ設けられ、左右側板73、74の両側縁部に 上下に間隔をあけて嵌合孔76がそれぞれ形成されて、差込ピン79により抜け 止めが施されている。そして、底板75、75’は、図8のプランターボックス 6と同様に、落し込まれて固定されている。
【0025】 図10は、三段の鉢植棚8を示している。この鉢植棚8は、左右に間隔をあけ て起立するA字形の側板83、84と、この側板83、84間に取り付けられる 上中下三段の前板81、81’81”及び後板82、82’、82”と、この前 板81、81’、81”及び後板82、82’、82”の上面に載せられる上中 下三段の載置板G、G’、G”とからなる。
【0026】 前板81、81’、81”及び後板82、82’、82”の両側端面には、そ れぞれ突出片87が設けられ、側板83、84の両側縁部には、上下方向に間隔 をあけて三段に嵌合孔86が形成されており、差込ピン89により抜け止めが施 されている。
【0027】 各載置板G、G’、G”の下方には、前板81、81’、81”及び後板82 、82’、82”に載せた場合にずれないように、前板81、81’、81”及 び後板82、82’、82”の内面に沿う複数のストッパ片Qが取り付けられて いる。
【0028】 この鉢植棚8は、載置板G、G’、G”上に鉢植が置かれて並べられる。なお 、上方の載置板G”には、小物などを置くとよい。
【0029】 図11は、ベンチ9を示している。このベンチ9は、連結板Bで互いに連結さ れた右の前後脚板91、92と、左の前後脚板93、94とを横かまち板95で それぞれ接続しており、この横かまち板95と脚板91、92、93、94に、 簀の子状の座板Jが載置されている。
【0030】 左右の前後脚板91、92、93、94の上部には、嵌合孔96が形成され、 横かまち板95の両側端面には、突出片97が形成されて、差込ピン99により 抜け止めが施されている。また、左右の連結板Bも、互いに横板Fにより接続さ れている。この接続も、突出片97と嵌合孔により行われる。
【0031】 また、図12及び図13に示すように、本棚Dや電話台Tを、この考案に係る 接続構造を用いて形成してもよい。
【0032】
【考案の効果】
この考案に係る板材の接続構造は、釘や接着剤を一切使わずに2枚の板材を略 直角になるよう接続できるので、ボックスや棚などの構造物を簡単に組み上げる ことができる。また、差込部材を挿通孔から外すことにより、板材を分離できる ので、組み上げたボックス等を再度ばらすことができる。
【0033】 また、挿通孔を円形にして、その一部を嵌合孔内にかくすようにすると、外周 面の一部が平坦な差込部材をぴったり嵌め込むことができる。このようにすると 、差込部材の平坦面と板材の側面がぴったり重なると共に、差込部材がその軸心 周りに回転しないので、接続された板材ががたつかず、組み立てたボックス等の 構造物の安定がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】プランターボックスの斜視図
【図2】図1のプランターボックスの分解斜視図
【図3】収容ボックスの斜視図
【図4】図3の収容ボックスの分解斜視図
【図5】(a)図3の収容収容ボックスの一部切欠正面
図 (b)同上の上面図
【図6】(a)スリッパラックの斜視図 (b)マガジンラックの斜視図
【図7】パラソルスタンドの斜視図
【図8】他のプランターボックスの斜視図
【図9】プランターラックの斜視図
【図10】鉢植棚の斜視図
【図11】ベンチの斜視図
【図12】本棚の斜視図
【図13】電話台の斜視図
【符号の説明】
1 プランターボックス 2 収容ボックス 3 スリッパラック 4 マガジンラック 5 パラソルスタンド 6 プランターボックス 7 プランターラック 8 鉢植棚 9 ベンチ 11 前板 12 後板 13、14 側板 15 底板 16 嵌合孔 17 突出片 18 挿通孔 19 差込ピン

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の板材の一方側面と他の板材の一端面
    とを当接させて各板材を互いに略直角になるよう接続す
    る板材の接続構造において、上記一の板材の他の板材と
    の当接部分に、一の板材の両側面で開口する嵌合孔を形
    成し、この嵌合孔に嵌まった状態で一の板材の他方側面
    側へ突出する突出片を、上記他の板材の当接端面に設
    け、この突出片の嵌合孔からの突出部分に、その両側で
    開口する挿通孔を穿設し、この挿通孔に、両端部が突出
    片から突出する状態で固定される差込部材を嵌め入れた
    ことを特徴とする板材の接続構造。
  2. 【請求項2】 上記差込部材の両端部が、上記一の板材
    の他方側面に接することを特徴とする請求項1に記載の
    板材の接続構造。
  3. 【請求項3】 上記差込部材の一の板材との当接部分が
    平坦になるようにしたことを特徴とする請求項2に記載
    の板材の接続構造。
  4. 【請求項4】 上記挿通孔を円形に形成し、上記突出片
    を上記嵌合孔に嵌め入れた状態で、この円形の挿通孔の
    一部が嵌合孔内にかくれるように、上記挿通孔の位置を
    規定したことを特徴とする請求項3に記載の板材の接続
    構造。
  5. 【請求項5】 上記差込部材が、その差込方向に沿って
    次第に小径になるよう形成されていることを特徴とする
    請求項1乃至4に記載の板材の接続構造。
JP1996009805U 1996-09-30 1996-09-30 板材の接続構造 Expired - Lifetime JP3036307U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996009805U JP3036307U (ja) 1996-09-30 1996-09-30 板材の接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996009805U JP3036307U (ja) 1996-09-30 1996-09-30 板材の接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3036307U true JP3036307U (ja) 1997-04-15

Family

ID=43171077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996009805U Expired - Lifetime JP3036307U (ja) 1996-09-30 1996-09-30 板材の接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3036307U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3525943B2 (ja) キャビネット組立体
US5160050A (en) Modular apparatus used for the orderly display, in particular, of advertising fliers accompanying videocassettes, videocassettes themselves, or like materials
US5527103A (en) Cabinet of improved design and construction
US6962017B1 (en) Framing system for securing and displaying flat sheet materials
US5913580A (en) Structure of drawer type storage bin
JPH0744186Y2 (ja) 仕分けボックス
CA2537563A1 (en) Article accommodating case
WO2016115937A1 (zh) 拼接式多功能塑料托盘
US4466675A (en) Knock-down drawer assembly
US3815966A (en) Portable cabinet
US4066370A (en) Assembling piece
JP3036307U (ja) 板材の接続構造
US3945696A (en) Means for converting an open-shelved unit or etagere to a closed cabinet with slidable drawers
US5613746A (en) Desk assembly
US5564801A (en) Combination system for holding boxed compact disks
KR101622772B1 (ko) 조립식 수납함
DK181158B1 (en) Toy packaging for toy building bricks having plug studs and plug receptacles for a plug connection of the building bricks
JP6548878B2 (ja) 収納箱、多段収納箱及び多段連結収納箱
JPS5852037A (ja) 箱構造
US4364475A (en) Microfiche tray
JPS6322893Y2 (ja)
KR101498462B1 (ko) 물품 보관함
GB2275861A (en) Storage rack
JPS6030210B2 (ja) 組立分解自在な陳列ケ−ス
JP7376153B2 (ja) 木製天板付きチェスト