JPS63227456A - 搬送方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 レールを格子状に配設すると共に、格子状に形成された
それぞれの目に２つの給排ステーションを設けることで
試験装置を配設することにより、複数のキャリアカーに
よる発送ステーションから該給排ステーションに、また
は、該給排ステーシコンから回収ステーションに対する
被試験物の搬送が該２つの給排ステーションのいづれか
を選択することで行われるようにし、該被試験物の搬送
効率の向上が図れるようにしたものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は被試験物を所定の試験装置に搬送する搬送方法
に係り、特に、レールに沿って走行する複数のキャリア
カーによって該試験物に対する搬送を行うように形成し
た搬送方法に関する。

電子機器の構成に広く用いられているプリント基板は、
一般的に、製造工程において組み立て完成後は試験によ
り電気特性のチェックが行われることで製造されている
。

このようなプリント基板の試験は増産により、プリント
基板の数量が多くなると膨大な試験工数を要するため、
最近では、このような試験は自動試験装置が用いられ、
それぞれの自動試験装置に対しては被試験物をキャリア
カーなどによって移送することにより、極力、無人化す
ることで省力化が図られるように配慮されている。

したがって、このようなキャリアカーによる被試験物の
移送は無人化されると共に、効率良く行われることが望
まれている。

〔従来の技術〕

従来は第３図の従来の説明図に示すように構成されてい
た。第３図の（ａ）は構成図、（ｂ）は斜視図である。

第３図の（ａ）に示すように、複数の試験装置６を１−
１．１−２．１−３．２−１．２−２．２−３のように
配設し、それぞれの試験装置６には給排ステーション７
が設けられ、この給徘ステーシロン７のそれぞれは被試
験物４を発送する発送ステーション１と被試験物４を回
収する回収ステーション２とに接続されるレール５が張
架されることで構成されている。

また、レール５には制御装置８の制御によって走行する
キャリアカー３が設けられ、被試験物４が発送ステーシ
ョン１からそれぞれの給排ステーション７に移送され、
試験装置６による所定の試験が終了することで給排ステ
ーション７から回収ステーション２に移送されるように
形成されている。

このようなキャリアカー３は（ｂ）に示すようにマガジ
ン４＾に試験すべき複数のプリント基板４Ｂを棚状にし
かも挿脱可能に収納することで形成された被試験物４を
積載部３Ｆに積載し、制御装置ｆ８から送受される制御
信号Ｓをアンテナ３Ｃを介して送受信部３Ｄによって送
受し、制御信号Ｓによって車輪３八を駆動させ、また、
検出部３Ｅによってレール５を検出し、走行方向の制御
が行われるように構成されている。

通常、このようなレール５としてはアルミ箔などのテー
プが用いられ、走行すべき床に張架し、検出部３Ｅに設
けられた光学センサによって反射光を検出し、走行に際
してはレール５が中央に位置されるように、また、分岐
されたレール５に対しては走行すべき方向の選択が行わ
れるように形成されている。

そこで、試験すべき被試験物４が発送ステーション１か
ら送出されることで、制御装置８は各試験装置６の試験
の進行状況を見て、試験の終了した試験装置６を選択し
、キャリアカー３にその被試験物４を積載して発送ステ
ーション１から所定の試験装置６の給排ステージ目ン７
に移送を行う。

また、試験装置６による試験が完了した被試験物４はキ
ャリアカー３に再度積載し、その給排ステーション７か
ら回収ステーション２に移送が行われる。

このようなキャリアカー３は複数個が備えられそれぞれ
が前述のようないづれの移送に対しても行えるように形
成されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような構成では、第３図の（ａ）に示すように、例
えば、１−１の箇所に配設された試験装ｒ！１６の給排
ステーション７に一つのキャリアカー３が停止し、試験
終了の被試験物４を矢印Ａ１．Ａ２のような経路で回収
ステーション２に移送を行う場合に、他のキャリアカー
３が発送ステーション１から２−１に配設された試験装
置６の給排ステーション７に被試験物４の移送を行うこ
とになった場合は、移送ができなくなる。

したがって、このような場合は、先に走行させたキャリ
アカー３の移送が終了するまで、次のキャリアカー３の
走行は待期させることになり、待期による無駄な時間を
費やし、複数のキャリアカー３を備えることで高速化を
図っても、実際には移送効率が低下する問題を有してい
た。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理説明図である。

第１図に示すように、レール（５）を格子状に配設する
と共に、２つの給徘ステーション（７Ａ、７Ｂ）を設け
ることで試験装置（６）を該格子状のそれぞれの目に配
設し、所定の該試験装置（６）に対する被試験物（４）
の搬送が該２つの給排ステーション（７Ａ、７Ｂ）のい
づれかを選択することで行われるようにしたものである
。

このように構成することによって前述の問題点は解決さ
れる。

〔作用〕

即ち、レールを格子状に配設し、それぞれの格子状の口
に２つの給排ステーションを設けることで試験装置を配
設することにより、所定の試験装置にキャリアカーが停
止されることで一つのレールが閉塞されても、他のキャ
リアカーの走行が迂回路によって自在に走行させること
ができるようにしたものである。

したがって、例えば、隣接された試験装置に被試験物の
給排を行うことが生じても、従来のように一方のキャリ
アカーの走行を待期させることは不要となり、待期の削
減によりる移送効率の向上を図ることができる。

（実施例〕 以下本発明を第２図を参考に詳細に説明する。

第２図は本発明による一実施例の説明図である。

全図を通じて、同一符号は同一対象物を示す。

第２図に示すように、格子状に配設されたレール５のそ
れぞれの目に給排ステーション７Ａ、７Ｂを設けること
で試験装置６を１・１．１−２．１−３．２−１．２−
２゜２−３のように配設するようにしたもので、その他
は前述と同じ構成である。

また、制御装置８は発送すべき被試験物４をそれぞれの
試験装置６の試験進行状に況応じて、所定の試験装置６
に決定し、移送座標を選択する区間選択部８Ａと、その
移送座標における最短の距離を算出する演算部８Ｂと、
それぞれのキャリアカー３が衝突することがないよう道
順を選択する道選択部８Ｃと、所定のキャリアカー３を
呼出し、制御信号Ｓの送受を行う送受信部８Ｄとによっ
て構成されている。

そこで、１−１に配設された試験装置６の給排ステーシ
ョン７Ｂに一つのキャリアカー３が停止している場合、
他のキャリアカー３による発送ステーション１から２−
１に配設された試験装置６に被試験物４の移送を行う時
は、レール５の道順としては、ＬＡ、１−１の■、２−
１の■を経由して２−１の試験装置６の給排ステーショ
ン７Ｂに停止されることを選択せず、ＬＡ、１−１の■
、２−１の■を選択し、先に停止されているキャリアカ
ー３との衝突を避けるように走行させ、２−１の試験装
置６の給排ステーション７Ａに停止させることで行うこ
とができる。

したがって、このように構成すると、複数のキャリアカ
ー３がレール５に沿って走行され、それぞれの給排ステ
ーション７Ａまたは７Ｂに停止されていても、キャリア
カー３の走行は最短距離で、しかも互いのキャリアカー
３との衝突を避ける道順が迂回路によって選択されため
、前述のように待期することなく、キャリアカー３を走
行させることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、複数のキャリア
カーを用いることで発送ステーション、または、回収ス
テーションに対する被試験物の移送が複数の試験装置の
それぞれに効率良く、行うことができる。

したがって、従来のような移送に要していた待期時間が
削減され、試験に要していた工数の短縮が図れ、実用的
効果は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図。 第２図は本発明による一実施例の説明図。 第３図は従来の説明図で、（ａ）は構成図、（ｂ）は斜
視図を示す。 図において、 １は発送ステーション、２は回収ステーシラン。 ３はキャリアカー、　　　４は被試験物。 ５はレール、　　　　　　６は試験装置。 ７は給排ステーション、８は制御装置゛。 ７Ａ、７Ｂは給排ステーションを示す。 Ａ（各ド呼の原理言店ド可しＪ Ｔ−ｔ　　目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　複数の試験装置（６）と、それぞれの該試験装置（６
   ）に対する被試験物（４）の供給および排出を行う給排
   ステーション（７）と、該被試験物（４）の発送を行う
   発送ステーション（１）と、該被試験物（４）の回収を
   行う回収ステーション（２）と、制御装置（８）の制御
   によって所定のレール（５）に沿って走行する複数のキ
   ャリアカー（３）とを備え、該キャリアカー（３）のそ
   れぞれに該被試験物（４）を積載し、走行することによ
   り発送ステーション（１）から該給排ステーション（７
   ）に、また、該給排ステーション（７）から該回収ステ
   ーション（２）に該被試験物（４）の搬送を行う搬送方
   法において、前記レール（５）を格子状に配設すると共
   に、２つの給排ステーション（７Ａ、７Ｂ）を設けるこ
   とで前記試験装置（６）を該格子状のそれぞれの目に配
   設し、所定の該試験装置（６）に対する前記被試験物（
   ４）の搬送が該２つの給排ステーション（７Ａ、７Ｂ）
   のいづれかを選択することで行われることを特徴とする
   搬送方法。