JPS63227363A - プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 １個のモータを正逆回転させ、所定方向の回転時には前
進しているプラテンを後退させ、逆方向の回転時には非
切断動作状態にあるカッターを切断動作状態とするよう
に構成し、機構の簡易化を図った。

〔産業上の利用分野〕

本発明はＰ　ＯＳ　（Ｐｏｔｎｔ　Ｏｆ　５ａｌｅｓ）
システムに於けるレジスターのレシート及び伝票の発行
装置に係り、特にプリンタの構成に関する。

近来、デパートやスーパー等でＰＯＳシステムが広範に
取入れられるようになって来た。

斯かるシステムで使用されるレジスターには、プリンタ
を含むレシートの発行装置が付いており、従来のレシー
トの発行と共に最近はクレジット等の情報を伝票に印字
して発行する機能を備えることが要望されている。

【従来の技術〕

レジスターにはレシートと伝票とを発行する発行装置が
設けられており、発行装置を構成するプリンタは、第３
図の要部平面図に示す如くキャリア３３に搭載され、ガ
イドシャフト３４ａ及び３４ｂにガイドされて矢印Ａ　
−Ｂのように往復移動をする印字ヘッド１と、同図並び
に第４図の側面図に示す如く、印字ヘッド１に対向して
印字時には前進（矢印り方向）して印字に備え、非印字
時には後退（矢印Ｃ方向）して印字ヘッド１との間隙（
矢印Ｇ）を広げ、伝票（以下単票と称す）３の挿入を容
易ならしめると共に、更には間隙（矢印Ｇ）に挿入され
たレシート用のロール紙４を所定方向に移送する為に反
時計方向に回転するローラ状のプラテン２と、係員に依
って挿入口５から手挿入された単票３を間隙（矢印Ｇ）
に移送する移送手段６と、印字ヘッドｌに依る印字が終
了し所定量移送されて来たロール紙４を自動的に切断す
るカッター７とから構成している。

プラテン２は、その両端が取付は枠９に回転自在に支持
され、取付は枠９は台８に対して矢印Ｃ−Ｄの如く摺動
自在に取付けられている。

又、プラテン２は図示省略したモータの回転で上記した
如く反時計方向に回転し、間隙（矢印Ｇ）に挿入された
ロール紙４をカッター７の方向に移送する。

一方、単票３は第４図に示す如く装置下部に開口した挿
入口５から挿入され、移送手段６がこれを間隙（矢印Ｇ
）に移送する。

移送手段６は、フィードローラ・１１と、取付は枠９に
回転自在に設けられたピンチローラ１２とから構成し、
相互は対向するように位置している。

従って、プラテン２を後退させる為に取付は枠９を矢印
Ｃ方向に移動すると、ピンチローラ１２とフィードロー
ラ１１との間に間隙（矢印Ｇｔ）を生じ、挿入口５を介
した単票３の挿入が容易になる。

そして、挿入された単票３はプラテン２を前進させる為
の取付は枠９の矢印り方向の移動で双方のローラ間に挟
圧される。

この挟圧に依ってプラテン２と印字ヘッド１との間隙（
矢印Ｇ）は、単票の厚さが異なっても厚さに対応して変
化するので、常に印字に最適な値に自動的に設定される
。

上記の如く往復移動をする取付は枠９の後端部９ａと装
置後壁１３との間隔には、取付は枠９を矢印り方向に付
勢するコイルばね１４が設けられている。

この為、取付は枠９の矢印Ｃ方向への後退は、取付は枠
９の後端部９ａに直立して設けられた突起部９ｂをコイ
ルばね１４の付勢に抗してレバー１５の先端で押送する
ことに依り実現する。

゛レバー１５は、シャフト１６、及びシャフト１６に固
定した第１のギヤ１７と、第１のギヤ１７に噛合する第
２のギヤ１８を介してモータ１９に接続しており、第４
図に示す如くモータ１９の反時計方向の回転でレバー１
５を矢印Ｅ方向に回動し、突起部９ｂを矢印Ｃ方向に押
送する。

又、カッター７は固定刃７ａと移動刃７ｂとより成り、
非切断時には双方の刃先は間隔を介して゛対向している
。

従ってこの場合には、該間隙をロール紙や単票等の媒体
は自由に通過出来る。

切断時には移動刃７ｂを固定刃７ａの方向（矢印り方向
）に移動して、双方の刃先間に挿入された媒体を切断す
る。

移動刃７ｂは、コイルばね１０で矢印Ｆの如く常に斜め
下・方に引張られ、固定刃７ａとの間に間隔を生じるよ
うになっており、切断時には移動刃７ｂの後端部をコイ
ルばね１０の付勢に抗してレバー２０の先端で矢印り方
向に押送する。

この押送は、図示省略したギヤ等を介して減速したモー
タ２１の回転に依って行われる。

尚、印字ヘッド１とプラテン２とから成る印字部とカッ
ター７との間には、第４図に示す如くフィードローラ２
２とピンチローラ２３とから成るロール紙４及び単票３
の移送手段２４を設けている。

この移送手段２４のフィードローラ２２は正逆回転をし
、印字が終了したロール紙４はフィードローラ２２の時
計方向の回転でその切断位置がカッター７と一致する迄
送られる。

そして、切断後は余白の無駄の発生を防止する為にフィ
ードローラ２２を逆転して、ロール紙４先端を印字部迄
逆送するもので、又、印字が終了した単票３（切断不要
）をカッター７の刃先の間隔を介して排出する働きをす
るものである。

プリンタは以上の如き構成をしており、ロール紙４は、
常に印字ヘッド１とプラテン２との間隙（矢印Ｇ）に介
挿されている。

従って挿入される単票３はロール紙４と印字ヘッド１と
の間に挿入され、単票３に対する印字はロール紙４と重
ねられた状態で行われる。

単票３の印字時に於ける移送は２つの移送手段６及び２
４の駆動に依ってのみ行われる。

この時、プラテン２は回転しないのでロール紙４は移送
されず、ロール紙４が単票３と共に移送されることに依
って生じるロール紙の無駄の発生を防止している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上の説明のように、プラテンの前進後退運動と、カッ
ターの切断動作とは、夫々別個のモータを使用して駆動
しており、この為に装置の小型化及び低価格化の障害に
なる問題点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明のプリンタの側面図である。

本発明に於いては、プラテン２を印字ヘッド１の方向に
前進するコイルばね１４と、カッター７を退避させるコ
イルばね１０と、何れか一方を駆動した時に他方の伝達
が解除される駆動機構２５とを備え、駆動機構２５を駆
動する１個のモータ１９を正逆回転させることで、所定
方向の回転時には前進しているプラテン２をコイルばね
１４の付勢に抗して後退させ、逆方向の回転時には退避
状態にあるカッター７をコイルばね１０の付勢に抗して
作動させるようにしたものである。

〔作用〕

１個のモータの正逆転のみで、異なる機能部分の異なっ
た動作を行うことが出来る。

〔実施例〕

第１図及び第２図は本発明の一実施例である。

全図を通じて同一部分には同一符号を付して示した。

本発明に於いては、第１図の側面図及び第２図の要部平
面図に示す如く、１個のモータ１９を正逆回転させ、所
定方向（例えば反時計方向）の回転時には、矢印り方向
に前進しているプラテン２を矢印Ｃ方向に後退させ、逆
方向（例えば時計方向）の回転時には、カッター７の移
動刃７ｂを矢印り方向に移動して切断動作状態とするよ
うに構成したものである。

即ち、従来技術で説明した如く、矢印Ｃ−Ｄのように印
字へラド１に対して往復移動をする取付は枠９の後端部
９ａと装置後壁１３との間隔には、取付は枠９を印字ヘ
ッドｌの方向に前進させるべく付勢するコイルばね１４
が設けられていて、取付は枠９の矢印Ｃ方向への後退は
、取付は枠９の後端部９ａに直立している突起部９ｂを
コイルばね１４の付勢に抗して矢印Ｃ方向に押送するこ
とに依り実現する。

一方、カッター７の移動刃７ｂは、コイルばね１０で矢
印Ｆの如く常に斜め下方に引張られており、切断時には
移動刃７ｂの後端部７ｂ′をコイルばね１０の付勢に抗
して矢印り方向に押送するようにする。

従って斯かる動作を行う駆動機構２５は、取付は枠９の
突起部９ｂと移動刃７ｂの後端部７ｂ’　との間に設け
られる。

駆動機構２５は、第１図に示す如くその中間部にシャフ
ト２６を備えて矢印Ｇ−Ｈの如く回動し、矢印Ｈ方向に
回動した時に一端部２７ａが取付は枠９の突起部９ｂを
矢印Ｃ方向に押送し、反対に矢印Ｇ方向に回動した時に
は他端の鉤状端部２７ｂが後記するカッターレバー２８
の鉤状端部２８ａに係合して、該カッターレバー２８を
矢印Ｊ方向に牽引するように形成した回動レバー２７と
、カッターレバー２８、及びカンタ−レバー２８の他端
部２８ｂが回動自在に係合するカッターカム２９と、回
動レバー２７を回動させる為のモータ（以下ステッピン
グモータ　。

と称す）１９等の４種類の部品で構成されている。

回動レバー２７の矢印Ｇ−Ｈの回動は、同図及び第２図
に示す如く、シャフト２６、及びシャフト２６に固定し
た第１のギヤ１７“並びに第１のギヤ１７゛に噛合する
第２のギヤ１８′を介して動力を伝達するステッピング
モータ１９の正逆回転に依って行われる。

カッターカム２９は、図示の如く一端部２９ａには前記
したカンタ−レバー２８の他端部２８ｂを回動自在に係
合し、他端部２９ｂはシャフト３０に固定している。

シャツ１−３０はカッターレバー２８を回動自在に支持
すると共に、移動刃７ｂの後端部７ｂ’　を押送する舌
片３２を備えている。

従って、ステッピングモータ１９が時計方向に回転する
と、回動レバー２７は矢印Ｇ方向に回動してカッターレ
バー２８を牽引する。

するとカッターカム２９はシャフト３０を矢印Ｇ方向に
回動し、舌片３２で移動刃７ｂをコイルばね１０の付勢
に抗して矢印り方向に押送し、固定刃７ａとの間に挿入
された媒体を切断する。

尚、この時ステッピングモータ１９は回動レバー２７が
ストッパ３１ａに当接して脱調する迄回転し、脱調した
らステッピングモータ１９を所定パルス数だけ逆回転し
て、カッターレバー２８に対する付勢、を解除し、移動
刃７ｂはコイルばね１０の付勢でイニシアル位置に戻る
。

次に、ステッピングモータ１９を反時計方向に回転し、
回動レバー２７が矢印Ｈ方向に逆回動すると、回動レバ
ー２７の一端部２７ａは取付は枠９の突起部９ｂを押送
し、取付は枠９はコイルばね１４の付勢に抗して矢印Ｃ
方向に移動し、プラテン２は印字ヘッド１に対して後退
した状態になる。　尚、この時ステッピングモータ１９
は回動レバー２７がストッパ３１ｂに当接して脱調する
迄回転し、脱調したらステッピングモータ１９を所定パ
ルス数だけ逆回転して、取付は枠９に対する付勢を解除
し、取付は枠９はコイルばね１４の付勢でイニシアル位
置に戻る。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のプリンタをレジスター等
に適用することに依り、１個のモータの正逆回転で２つ
の異なった機能部分の異なる動作を個別に行うことが出
来、装置の小型化、低価格化が実現出来る等、経済上及
び産業とに多大の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のプリンタの側面図、 第２図は本発明のプリンタの要部平面図、第３図は従来
のプリンタの要部平面図、第４図は従来のプリンタの側
面図である。 図に於いて、 １は印字ヘッド、　　　　２はプラテン、３は単票、　
　　　　　　４はロール紙、５は挿入口、　　　　　　
６．２４は移送手段、７はカッター、　　　　　７ａは
固定刃、７ｂは移動刃、　　　　　８は台・ ９は取付は枠、　　　　９ａは後端部、９ｂは突起部、
　　　　１０．１４はコイルばね、１１．２２はフィー
ドローラ、 １２．２３はピンチローラ、１３は装置後壁、１５．２
０はレバー、　　　１６．２６．３ｏはシャフト、１７
．１７′　は第１のギヤ、１８．１８′　は第２のギヤ
、１９．２１はモータ、　　　２５は駆動機構、２７は
回動レバー、　　　２７ａは一端部、２７ｂは鉤状端部
、　　　２８はカンタ−レバー、２８ａは鉤状端部、　
　　２８ｂは他端部、２９はカッターカム、　　２９ａ
は一端部、２９ｂは他端部、　　　　卆ｉ臼忠弛南旧騙
、３１ａ、３１ｂはストッパ、３２は舌片である。 乙−−Ｂ 革３因 了泡來のプシン７の償ＩＩ訂Ｈｇ ＄４　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 印字ヘッド（１）′と、 前記印字ヘッド（１）に対向して印字時には前進し非印
   字時には後退するプラテン（２）と、前記間隙（Ｇ）に
   単票（３）を移送する移送手段（５）と、 印字が終了して所定量移送されて来た前記ロール紙（４
   ）を自動的に切断するカッター（７）とから構成するプ
   リンタであって、 前記プラテン（２）を印字ヘッド（１）の方向に前進す
   るコイルばね（１４）と、 前記カッター（７）を退避させるコイルばね（１０）と
   、 前記何れか一方を駆動した時に他方の伝達が解除される
   駆動機構（２５）とを備え、 前記駆動機構（２５）を駆動する１個のモータ（１９）
   を正逆回転させることで、 所定方向の回転時には前進している前記プラテン（２）
   を前記コイルばね（１４）の付勢に抗して後退させ、 逆方向の回転時には退避状態にある前記カッター（７）
   をコイルばね（１０）の付勢に抗して作動させるように
   したことを特徴とするプリンタ。