JPS63226682A - ポ−タブル複写機 - Google Patents

ポ−タブル複写機

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JPS63226682A
JPS63226682A JP62007278A JP727887A JPS63226682A JP S63226682 A JPS63226682 A JP S63226682A JP 62007278 A JP62007278 A JP 62007278A JP 727887 A JP727887 A JP 727887A JP S63226682 A JPS63226682 A JP S63226682A
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JP
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handle
roller
housing
copying machine
attitude
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JP62007278A
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Fumio Tada
多田 富美雄
Toshiro Saida
道祖田 俊郎
Shinichi Harada
真一 原田
Susumu Komaki
小牧 進
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、持ち運び可能なポータブル複写機に関するも
のである。
(従来技術) 一般に、電子写真複写機には、複写紙などに転写された
トナー像を定着するために熱ローラ式の定着装置が設け
られている。この定着装置においては、熱ローラと加圧
ローラとが所定の定着圧で圧接された状態で回転駆動さ
れている。したがって、回転駆動が停止された状態で長
期間放置されると、ローラ間tの圧接部が変形してロー
ラ周面に段部が生じ、定11能が低下したり、ローラの
破損を招いたりすることがある。このため、複写機の使
用時には複写紙の接近を電気的に検出し、この信号によ
り偏心カムが作動されて加圧ローラを熱ローラ側に押付
け、これにより定着圧が発生し、不使用時には上記偏心
カムにより加圧ローラが熱ローラに対して離間し、これ
により上記定着圧が解除されるように構成された定着装
置が知られている(例えば特開昭57−76582号公
報参照)。
一方、近年の電子写真複写機などの誘及に伴い、−一般
家庭などでの使用を対象として小型化、低価格化された
ポータブル複写機が提供されている。
通常、このポータブル複写機には、そのハウジングの一
側面に持ち運びのための取手が取付けられたものが知ら
れている(例えば実開昭60−140064号公報参照
)。このポータブル複写機は、日常的に天理の複写が行
なわれている大型の複写機と比べて使用頻度が低く、一
般に一回の使用から次回の使用までの期間が長期にわた
る場合が多い。このため、ポータブル複写機においては
、上記の不使用時におけるローラ間の定着圧を解除して
おく必要性が高い。
ところが、ポータブル複写機に上記の定着圧の発生、解
除手段を有する定着装置を適用した場合、製造コストの
増大化を招くとともに、複写機のコンパクト化という要
請にも反する。そこで、簡単な構成で、しかも不使用時
には、確実に定@装置の定着圧が解除された状態で収納
しておくことができるポータブル複写機の出現が要望さ
れていた。
(発明の目的) 本発明は、上記の状況に鑑み、簡単な構成にして小型化
を図りつつ、不使用時に収納される際には、定着装置の
定着圧が解除された状態に確実かつ自動的に設定され、
長期にわたり良好な複写が可能なポータブル複写機を提
供することを目的とするものである。
(発明の構成) 本発明は、二つのローラが互いに圧接しているように配
置された定着装置がハウジングの内部に設けられ、ハウ
ジングの外側面には取手が設けられたポータブル複写機
において、上記二つのローラの内、一方のローラは他方
のローラに対して圧接される方向に弾性付勢されている
とともに、上記他方のローラは支持部材に回転可能に支
持されて上記一方のローラから離れる方向に移動可能に
設けられ、取手はハウジングの側面に対してその姿勢が
変化可能に支持され、上記取手がハウジングの側面に対
して第1の姿勢の時には、その取手により上記支持部材
は上記他方のローラが上記一方のローラに対して押付け
られる方向に変位され、一方、上記取手がハウジングの
側面に対して第2の姿勢の時には、その取手により上記
支持部材は上記一方のローラに対して他方のローラから
の押イ1けが解除される方向に変位されるように取手と
支持部材とが関係付けられて構成されたポータブル複写
機である。
上記構成によれば、使用時には、取手の姿勢がハウジン
グの側面に対して第1の姿勢にあり、これにより二つの
ローラは互いに押圧されて定着圧が発生する。不使用時
には、ポータブル複写機の持ち運びのために、上記取手
の姿勢が変化されて第2の姿勢にされ、この姿勢の取手
をつかんで所定位置まで運搬して収納する。この取手の
姿勢が変化されることにより、二つのローラに作用して
いた押圧力が自動的に解除される。
(実施例) 本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第4図には、本発明のポータブル複写機の第1実施例と
して、排紙用開口部1aの側に、取手2が定着装置3と
関係付けて水平軸回りに回転可能に設けられている場合
の基本的な概略内部構成が示されている。このポータブ
ル複写機のハウジング1の内部には、感光体ドラム4が
回転駆動可能に設けられ、この感光体ドラム4の周囲に
は像形成手段としての帯電装置5、現像装E6およびク
リーニング装置7が配設されている。ハウジング1の上
面には原11f1.置台8が設けられ、この原稿載置台
8と感光体ドラム4との間には光学系のランプ9および
集光レンズ10が設けられ、これらによって原稿e置台
8に載置された原稿の露光原稿像が感光体ドラム4の上
に露光される。感光体ドラム4の下方には、転写装置1
1が設けられ、ハウジング1の一方の側面(図中右側)
に形成された給紙用開口部1bから給紙ローラ12aお
よび搬送通路12bなどを介して搬送された複写紙に対
して感光体ドラム4上の像を転写するように構成され、
転写後の複写紙は搬送ベルト12cを介して定着袋M3
へ送られ、定着後の複写紙がハウジング1の他方の側面
(図中左側)に形成された排紙用開口部1aから排紙さ
れるように構成されている。
第1図には、第1実施例における定着装置3と取手2と
の具体構成例が示されている。上記定着袋@3は、排紙
用開口部1aの内側近傍に設けられ、上部の熱ロー53
1と、下部の加圧ローラ32とが互いに接触して回転可
能に設けられている。
この熱ロー531はテフロンコーアイングされたアルミ
ニウム管の内部に加熱手段く図示せず)が設けられて構
成され、一方、加圧ローラ32はシリコンゴムにより形
成されている。
上記加圧ローラ(一方のローラ)32の左右両側には、
第1図および第2図に示すように、軸受は用ベース33
が配置されている。この軸受は用ベース33は、ベース
本体34と、レバー35と、圧縮ばね36とより構成さ
れている。ベース本体34はハウジング1の内下部に固
定され、このベース本体34の上縁には、上方に開口さ
れた凹溝341が形成され、この凹溝341により加圧
〇−ラ32の軸が上下動可能に保持されている。
そして、ベース本体34の前接方向(第1図中における
左右方向)には、レバー35が回転可能に支持され、こ
のレバー35の先端部が上下方向に配置した圧縮ばね3
6により支持されている。
圧縮ばね36は、その下端がベース本体34の下端部に
より支持され、上端が上記レバー35の先端部により支
持されている。この圧縮ばね36には、レバー35の先
端部を貫通したボルト361が挿通され、このボルト3
61の下端部はベース本体34の下端部に螺合されてい
る。このボルト361により、圧縮ばね36の最大復元
長さが規制されている。このレバー35の中間部の上縁
にも上方に開口された凹溝351が形成され、この凹溝
351により加圧ローラ32が軸受けされている。これ
によって、加圧ローラ32は、ボルト361により定め
られる所定の高さの位置で、圧縮ばね36により上方へ
の押圧力を受けて弾性支持されている。
この加圧ローラ32の上に載置された熱ローラ(他方の
ローラ)31は、第1図および第2図に示すように、熱
ローラ用カバー(支持部材)37により回転可能に支持
されている。このカバー37は、熱ローラ31の少なく
とも上面と両側面とを覆うもので、その後部下端で上記
ベース本体34の後部下端と水平軸38の回りに回転可
能に連結されている。このカバーが上記ベース本体34
との連結点である水平軸38を中心に回転することによ
って、熱ローラ31は加圧ローラ32から離れる方向に
移動する。
一方、取手2は、第2図に示すように、握り部21と、
その握り部21の両側に設けられた支持杆22とより構
成され、支持杆22の基端部の所定位置で、水平軸回り
に回転可能に支持されている。この支持杆22の支持は
、第1図および第2図に示すように、ハウジング1に固
定した取付は金具23により行なわれている。この支持
杆22の支持点24は、第1図に示すように、上記熱ロ
ーラ用カバー37の前端部の上位に設定されている。そ
して、第1図に示すように、取手2がハウジング1に対
して突出状態(第2の姿勢)にされて、熱ローラ31が
加圧ローラ32の上に単に載置されている状態になって
いる時に、支持点24と熱ローラ用カバー37の前端部
上面との間隔よりも僅かに大きい長さの部分が、上記支
持点24より取手2の基端縁221の側に残っているよ
うに支持点24の位置が設定されている。そして、第3
図に一点鎖線で示す突出姿勢の取手2を回転させて実線
で示すようにハウジング1に対して倒伏状態(第1の姿
勢)にすることにより、支持杆22の基端縁221が熱
ローラ用カバー37の前端部上面と接触して熱ローラ用
カバー37を下方に僅かに押下げるように設定されてい
る。
また、ハウジング1の側面には、第1図および第3図に
示すように、凹所1Cが形成され、この凹所1Cに倒伏
状態の取手2が収納されている。
この凹所1Cの深さは、第3図に示すように、取手2を
回転させて倒伏状態にした際に、取手2の握り部21が
支持点24よりも内部後方に位置できるような深さに設
定されている。
つぎに、上記構成によるポータブル複写機の不使用時に
おける収納手順と作用とについて説明する。
ポータブル複写機の使用時には、第3図に実線で示すよ
うに、取手2がハウジング1に対して倒伏状態に設定さ
れている。この取手2の基端縁221が熱ローラ用カバ
ー37を押圧することにより、熱ローラ31が加圧ロー
ラ32に対して押圧され、その押圧力に応じて加圧ロー
ラ32は圧縮ばね36より反発力を受けて熱ローラ31
の側に付勢されている。これにより熱ローラ31と加圧
ローラ32とは、所定の定着圧を生じさせて図示しない
駆動源により回転駆動される。この際、取手2は、熱ロ
ーラ用カバー37の前端部上面に対して、直角よりもハ
ウジング1の内部後方に傾いた状態に設定されているの
で、圧縮ばね36の過度の反発力や不測の衝撃が作用し
ても、取手2が不測に回転して熱ローラ用カバー37へ
の押圧力が解除されるおそれはなく、確実に所定の定着
圧を維持させることができる。
また、不使用時には、第1図に実線で示すように、取手
2を回転させてハウジング1に対して突出状態にする。
そして、この取手2をつかんで、所定の収納場所に運搬
して収納すればよい。これにより、取手2と熱ローラ用
カバー37とが離間し、熱ローラ31は加圧ローラ32
の上に単に載置された状態になる。したがって、熱ロー
ラ31と加圧ローラ32との間の定着圧も解除された状
態に自動的に設定される。
このように、ポータブル複写機の運搬のために取手2の
姿勢を変化することにより、自動的に定着装置における
熱ローラ31と加圧ローラ32との定着圧の発生および
解除が自動的に設定できる。
つぎに、第5図に示す本発明のポータブル複写機の第2
実施例について説明する。
この第2実施例は、上記第1実施例における取手2を、
定S装置3が配置された排紙用開口部1a側とは反対側
の給紙用開口部1b側に設けたものである。すなわち、
ハウジング1の給紙用開口部1b側の側面に形成された
凹所1d内に取手2aの基部が水平軸24aの回りに回
転可能に取付けられ、この取手2aと定着袋M3の熱ロ
ーラ用カバー37とがケーブル25によって連結されて
関係付けられたものである。
このケーブル25は、その−・端が取手2aの両側の支
持杆22aの基端部に取付けられるとともに、他端が熱
O−ラ用カバー37の前端部に取付けられ、これら取手
2aと熱ローラ用カバー37との間の中間部がハウジン
グ1の内部下面に沿ってプーリ26などにより案内され
て配置されている。そして、取手2aが、第5図に実線
で示す倒伏状態(第1の姿勢)の時にはケーブル25に
より熱ローラ用カバー37が水平軸38を中心として下
方に回転するように引張られ、これにより熱ローラ31
と加圧ローラ32とが互いに圧接される。この際、所定
の定着圧が生じるように上記ケーブル25の長さが設定
されている。
また、上記取手2を水平軸24aの回りに回転させて第
5図に1点鎖線で示す突出状H(第2の姿勢)にした時
にはケーブル25の取手2aへの取付点251も水平軸
24aの回りに回転して定着装置3側へ移動するように
上記取付は点251の位置が設定され、これにより上記
熱ローラ用カバー37が上方に回転して熱ローラ31と
加圧ローラ32との定着圧が解除されるようにしている
このように、ポータブル複写機の使用時および不使用時
において、取手2aを回転させてその姿勢をハウジング
1の給紙用開口部1b側の側面に対して倒伏状態と突出
状態とに変化させることにより、第1実施例と同様に取
手2aの回転力を熱ローラ31と加圧ローラ32とが互
いに圧接したり離れたりする方向の力として伝達でき、
これにより定着装置3の定着圧の解除と付与とを自動的
に行うことができる。
ここで上記第2実施例の取手2aにおいて、その握り部
21aは杆体とその周囲に回転可能に外挿されたさや管
とで構成され、これによりポータブル複写機の運搬に際
し握り部21aをつかんでぶら下げることによりボータ
プル複写機が揺動しても、その揺動に伴って取手2a自
身が水平軸24aの回りを回転するのではなく上記さや
管のみが回転するようにしている。したがって、上記揺
動などがケーブル25を介して定着装置3に伝達される
ことはない。
また凹所1dの内面には、第5図に示すように例えば合
成樹脂などにより小突起11が形成され、同図に1点鎖
線で示す突出状態の取手2aを水平軸24aの回りに回
転させて同図に実線で示す倒伏状態に変化させる際に、
取手2aの握り部21aの表面が上記小突起11を乗越
えて圧入されるようにしている。これにより、倒伏状態
の取手2aに対して定着装@3から定着圧の反力がケー
ブル25を介して伝達されても、上記倒伏状態を保った
まま凹所1d内に保持される。
なお、上記第2実施例では取手2aの回転力を定着装置
3の2つのローラ31.32を互いに圧接させたり離し
たりする力に変換して伝達するためにケーブル25を用
いているが、これに限らず例えば平行リンク機構を用い
てもよい。
つぎに、第6図、第7図および第8図に示す本発明のボ
ータプル複写機の第3実施例について説明する。この第
3実施例は、上記第1実施例における取手2の代りに、
ハウジング1の排紙用開口部1a側の側面に対して直線
往復運動により進退可能に取手2bを設けたものである
第6図において、定着装置3の上方にはハウジング1の
排紙用開口部1a側の側面に開口する凹所1eが上記定
着装置3の前後方向(第6図における左右方向)に形成
されている。この凹所1eの左右両側の内側面には取手
2bを移動案内する所定長さの凹溝12が形成されてい
るとともに、開口縁部下面にはハウジング1の内部と連
通ずる穴13が形成され、この穴13から熱ローラ用カ
バー37のftr端部上面が凹所1eに臨むようにして
いる。
一方、取手2bは、第6図および第7図に示すように握
り部21bとこの握り部21bの両側に設けられた支持
杆22bとより構成され、両側の支持杆22bの基端部
には突軸24bが外側方に突出して形成され、この突軸
24bが上記凹所1eの凹溝12に移動可能に嵌入され
ている。そして、上記凹所1eの上下方向の幅は上記支
持杆22bとほぼ同様な大きさに設定され、これにより
取手2bは第6図に実線で示す突出した状態(第2の姿
勢)から同図に1点鎖線で示す凹所1eに没入した状a
(第1の姿勢)までの間を突軸24bが凹溝12により
案内されて進退し、また支持杆22bが凹所1eの内部
上下面により案内されて上記進退が直線運動となるよう
にしている。なお、両側の支持杆22bの基端部間には
横杆28が一体的に設けられ、これにより取手2bが補
強されている。
また、上記支持杆22bの前端部の所定位賃には突部2
7が下方に滑かな曲線を描くように突出して形成され、
取手2bが第6図に1点鎖線で示す没入状態の時に上記
突部27が穴13に位置して熱ローラ用カバー37の前
端部上面と接触してその熱ローラ用カバー37を下方に
押圧しているように上記突部27の突出量が設定されて
いる。
上記構成では、ポータブル複写機の通常の使用時におい
て取手2bは第8図に示すようにハウジング1の側面に
対して没入状態にされ、熱ローラ用カバー37が突部2
“lと係合することにより下方に押し付けられ、これに
より熱ローラ31と加圧ローラ32とが所定の定着圧で
互いに圧接される。
そして不使用時には、運搬のために取手2bを第6図に
1点鎖線で示す没入状態からハウジング1の外部に引き
出して同図に実線で示す突出状態にすることにより、突
部27と熱ローラ用カバー37との係合が外れ、これに
より熱ローラ用カバー37が上方に自由に移動できるよ
うになり、熱ローラ31と加圧ローラ32とに作用して
いた定着圧が解除される。
この状態から再びポータブル複写様を使用するには、上
記取手2bをハウジング1の凹所1eに没入状態になる
まで押し込めば、凸部27と熱ローラ用カバー37の前
端部上面とが係合し、これにより熱ローラ用カバー37
が上記突部27の表面に沿って下動して2つのローラ3
1.32の間に所定の定着圧が付与される。
このように、ボータプル複写機の使用時および不使用時
において、取手2bを直線状に進退させてハウジング1
の排紙用開口部1a側の側面に対して没入状態と突出状
態とに姿勢を変化させることにより、取手2bの直線往
復運動を熱ローラ31と加圧ローラ32とが互いに圧接
したり離れたりする動作に変換でき、これにより定着装
置3の定着圧の解除と付与とを自動的に行うことができ
る。
なお、第3実施例では取手2bの直線往復運動を定着圧
の解除および付与動作に変換させるのを凸部27と熱ロ
ーラ用カバー37の前端部上面とを直接的に係合させる
ことにより行わせているが、例えば熱ローラ用カバー3
7の前端部と取手2bとをケーブルにより遠結し、その
ケーブルを取手2bを押し込むことにより熱ローラ用カ
バー37の前端部が下方に引張られるように配置するこ
とにより間接的に行わせてもよい。
なお、上記第1、第2および第3の実施例において熱ロ
ーラ31と加圧ローラ32との配置を逆転させてもよい
し、定着装置を二つの加圧ローラで構成してもよい。
また、上記3つの実施例ではベース本体34とカバー3
7とを回転可能に連結することにより、熱ローラ31が
上下動可能に構成されているが、例えば上下方向の長溝
を熱ローラの両側のハウジングに形成し、その長溝に熱
O−ラの軸を上下動可能に保持させることにより、熱ロ
ーラを上下動可能に構成してもよい。
(発明の効果) 本発明のポータブル複写機によれば、取手がハウジング
の側面に対して第1の姿勢の時には、その取手により他
方のローラの支持部材はその他方のローラが一方のロー
ラに対して押付けられる方向に変位され、一方、上記取
手がハウジングの側面に対して第2の姿勢の時には、そ
の取手により上記支持部材は上記一方のローラに対する
他方のローラからの押付けが解除される方向に変位され
るように構成されている。
このため、不使用時には、ポータブル複写機の持ち運び
のために、取手の姿勢を変化させてハウジングの側面に
対して第2の姿勢にすることにより、自動的に定着装置
の定着圧が解除される。また、使用時には、取手を第1
の姿勢に変化させて収納することにより、自動的に定着
圧を作用させることができる。しかも、持運びのために
は必ず取手の姿勢を変化させて第2の姿勢にすることか
ら、定着圧の解除設定が確実に行われる。
したがって、定着装置の各ローラが変形したり破損した
りするおそれもなく、長期にわたり良好な複写をするこ
とができ、しかも簡単な構成であって小型化も容易に図
れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例において定着装置の定着圧
が解除された状態の一部切欠き正面図、第2図は第1図
の定着装置と取手とを示す斜視図、第3図は第1図の定
着装置において定着圧が作用している状態の一部切欠き
正面図、第4図は第1実施例の全体の概略構成図、第5
図は本発明の第2実施例において定着装置に定着圧が付
与された状態の−・部切欠き正面図、第6図は本発明の
第3実施例において定着装置の定着圧が解除された状態
の−・部切欠き正面図、第7図は第6図の取手の斜視図
、第8図は第6・図の第3実施例の定着装置に定着圧が
付与された状態の一部切欠き正面図である。 1・・・ハウジング、2・2a・2b・・・取手、3・
・・定着装置、25・・・ケーブル(連結部材)、31
・・・熱ローラ、32・・・加圧ローラ、37・・・熱
ローラ用カバー(支持部材)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、二つのローラが互いに圧接しているように配置され
    た定着装置がハウジングの内部に設けられ、ハウジング
    の外側面には取手が設けられたポータブル複写機におい
    て、上記二つのローラの内、一方のローラは他方のロー
    ラに対して圧接される方向に弾性付勢されているととも
    に、上記他方のローラは支持部材に回転可能に支持され
    て上記一方のローラから離れる方向に移動可能に設けら
    れ、取手はハウジングの側面に対してその姿勢が変化可
    能に支持され、上記取手がハウジングの側面に対して第
    1の姿勢の時には、その取手により上記支持部材は上記
    他方のローラが上記一方のローラに対して押付けられる
    方向に変位され、一方、上記取手がハウジングの側面に
    対して第2の姿勢の時には、その取手により上記支持部
    材は上記一方のローラに対する他方のローラからの押付
    けが解除される方向に変位されるように取手と支持部材
    とが関係付けられて構成されていることを特徴とするポ
    ータブル複写機。 2、上記取手はハウジングの側面に対して水平軸回りに
    回転可能に支持され、上記第1の姿勢がハウジングの側
    面に対して取手が倒伏した状態であるとともに、上記第
    2の姿勢がハウジングの側面に対して取手が突出した状
    態であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ポータブル複写機。 3、上記取手はハウジングの側面に対して直線往復運動
    により進退可能に支持され、上記第1の姿勢がハウジン
    グの側面に対して取手が没入した状態であるとともに、
    上記第2の姿勢がハウジングの側面に対して取手が突出
    した状態であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のポータブル複写機。 4、上記取手が上記第1の姿勢の時にはその取手は上記
    支持部材に接触し、取手が上記第2の姿勢の時にはその
    取手と支持部材とは離れている位置関係になるように取
    手と支持部材とが配置されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載のポー
    タブル複写機。 5、上記取手と上記支持部材とは連結部材を介して連結
    され、取手の上記第1の姿勢と第2の姿勢との相互の姿
    勢の変化により支持部材が連動するように配置されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項
    のいずれかに記載のポータブル複写機。
JP62007278A 1986-10-29 1987-01-13 ポ−タブル複写機 Expired - Lifetime JPH07104637B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25763186 1986-10-29
JP61-257631 1986-10-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63226682A true JPS63226682A (ja) 1988-09-21
JPH07104637B2 JPH07104637B2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=17308927

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