JPS63225918A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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Publication number
JPS63225918A
JPS63225918A JP5953187A JP5953187A JPS63225918A JP S63225918 A JPS63225918 A JP S63225918A JP 5953187 A JP5953187 A JP 5953187A JP 5953187 A JP5953187 A JP 5953187A JP S63225918 A JPS63225918 A JP S63225918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
fluorine
magnetic recording
recording medium
coupling agent
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Pending
Application number
JP5953187A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiko Fujino
直彦 藤野
Satoshi Yanagiura
聡 柳浦
Isamu Kano
狩野 勇
Mitsumasa Umezaki
梅崎 光政
Sonoko Suzuki
園子 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS63225918A publication Critical patent/JPS63225918A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] この発明は磁気ディスクに関するものであり、ざらに詳
しくは耐久性を向上させるべき保護膜が形成された磁気
記録媒体に関するものである。
[従来の技術]     ゛ 近年、コンピュータ・システムにおける磁気ディスクな
どの外部記憶装置の重要性が増大しており、これにとも
ない磁気ディスクなどを使用した磁気記録装置の高記録
密度化に対する要求はますます高まっている。かかる磁
気記録′IA置は記録再生ヘッドと磁気ディスクとの主
要構成部から構成されており、該磁気ディスクは高速で
回転していて前記記録再生ヘッドは磁気ディスク表面か
ら微小間隔だけ離れた位置に置かれている。この微小間
隔を小さくして磁気記録装置の高性能化を図るために記
録再生ヘッドの荷重を小さくするとともに、接触始動・
停止(コンタクト・スタート・ストップ(C3S))型
ヘッド浮上システムが採用されている。磁気ディスクの
高記録密度化および高性能化を図るためには、磁気記録
媒体の薄層化、均−一様化、磁気特性の改良および低浮
上量における安定したヘッド浮揚状態を確保し、さらに
ヘッドとディスクの衝突(ヘッドクラッシュ)を防止す
べきディスク表面の粗さの精度の向上および耐ヘッドク
ラツシユ性などの向上が必要である。しかしディスク表
面の粗さの精度の向上にともない、磁気ディスクと磁気
ヘッドとの接触摺動時における動f!l擦係数が著しく
大きくなり、ヘッド浮上までの摺動特性が悪いという欠
点が生じる。また磁性層が金属合金であるものについて
は、腐食による磁気特性の劣化などの欠点がある。
従来の磁気ディスクとしては樹脂フィルムの基板、アル
ミ合金の基板またはXl−Cu−P合金の基板上にFe
と酸素を用いて反応スパッタ法でFeの酸化物からなる
層を形成した後、さらに大気中で酸化することによりγ
−Fe2O3からなる磁性層としたものならびにアルミ
合金の基板上にXl−P合金の下地層をメッキ法により
形成し、さらにその上にN1−Co−P合金の磁性層を
メッキ法により形成したものが知られている。
しかしながらこのような磁気ディスクにおいては、磁気
ヘッドとの前述の摺動特性が悪く、そのため磁気ディス
クあるいは、磁気ヘッドの損傷を生じ機械的耐久性が悪
いという欠点がある。また下地層がN1−P合金であり
、磁性層がN 1−Co−P合金である前記磁気ディス
クにおいては、これらの層が金属からなるために耐食性
に劣り前述の磁気特性の劣化などの欠点がある。
このような欠点を解消し磁気ディスクの下地層および磁
性層を保護するために、従来より磁性層表面上にスピン
コード法などによりフッ素系潤滑剤などを塗布したり、
またスパッタ法あるいはE、B蒸着法などによりはSi
O、5i02またはカーボンからなる膜を形成したり、
またシランカップリング剤層を形成しさらにその上にフ
ッ素系潤滑剤などをスピンコード法などにより塗布した
りして保護層を形成している。
ここでこのような保護層の厚さが厚いばあいには、これ
がスペーシングロスとして大きく影響し、磁気ディスク
の再生出力の低下を引き起こすため、保護層の膜厚は数
百Å以下にする必要がある。
なお、上記従来技術としては、特公昭55−40932
号公報、特開昭53−39706号公報および「昭和6
1年度電子通信学会総合全国大会、予講集、1−167
 Jなどに記載されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら再生出力の低下を起こさない数百へ以下の
膜厚の従来の保護膜においては磁性層表面上に塗布した
フッ素系潤滑剤の保持が困難であり、磁気ディスクの回
転にともないフッ素系潤滑剤が飛散したり、放置時間お
よび放置温度に依存してフッ素系1I2IW4剤が蒸発
したりして、保IIIの磁気ヘッドに対する潤滑効果が
劣化し、磁気ディスクあるいは磁気ヘッドに損傷が生じ
やすくなったり、充分な耐久性および信頼性かえられな
いという問題がある。
この発明はかかる従来の問題点を解決するためになされ
たもので、フッ素系潤滑剤層をフッ素系シランカップリ
ング剤層におきかえることで潤滑剤の飛散、蒸発現象が
ほとんどなく、その結果として再生出力が低下せず、さ
らに実用上充分な耐久性および耐食性を有する磁気記録
媒体を提供することを目的とする。
[間i解決するための手段] 本発明の磁気記録媒体は、磁性層上にフッ素系シランカ
ップリング剤からなる保護層が形成されているものであ
り、また前記磁性層と前記保護層との間にシランカップ
リング剤層が形成されていてもよく、また前記磁性層と
前記保護層との間に硬質層が形成されていてもよく、さ
らには前記磁性層と前記シランカップリング剤層との間
に硬質層が形成されていてもよい。
ここで前記硬質層とはS+02、SiO、TiN 、 
TiO、カーボンおよびタングステン合金などならびに
これらの混晶系のものからなる。
[作 和] 本発明における保護層の成分であるフッ素系シランカッ
プリング剤は、磁気記録媒体の前記磁性層、シランカッ
プリング剤層および硬質層との接着力が強いため、保護
層の厚さが薄くても保護層の成分の飛散や蒸発がほとん
ど生じず、充分な機械的耐久性を有するとともに充分な
撥水性を有する。
また磁性層上に形成される層の合計の膜厚を薄くできる
ので、磁性層と磁気ヘッドとのスペーシングロスが少な
く、磁気記録媒体の再生特性を良好に保持できる。
なお前記シランカップリング剤層はフッ素系シランカッ
プリング剤と化学的に反応し、その結果としてフッ素系
シランカップリング剤の基板への付着力を促進するよう
な機能を有する。
また前記硬質層は、ヘッド、ディスク間での摺動にとも
なう、フッ素系シランカップリング剤および基板自身の
摩耗による劣化を遅らせる効果をもち、また記録部であ
る磁性層に直接損傷を与えないような機能を有する。
また、前記シランカップリング剤層を設け、その層と前
記磁性層とのあいだに硬質層を設けたものは上記に示す
機能を両方ともかねそなえた機能を有する。
[実施例] 以下この発明の実施例について説明する。
本発明に用いるフッ素系シランカップリング剤とは、少
なくとも分子末端に1つ以上のカルボキシル基を有する
フッ素系潤滑剤を酸塩基反応を示し塩素を含む材料を用
いて塩素化し、つぎにこの塩素化したフッ素系Ill!
lW!剤に、少なくとも分子末端に1つ以上のアミノ基
を有するシランカップリング剤を加えることにより化学
的に両者を結合合成したものをいう。
ここで用いるフッ素系潤滑剤の一実施例としては、デュ
ポン社製フッ素系潤滑剤であるにRYTOX157FS
(L) 、KRYTOX 157FS(H) 、まtc
 Llt KRYTOX157FS(旧があり、これら
の構造式は□ で表わされる。ここで前記商品名における添字の(L)
 、(H)および(旧はそれぞれの平均分子量が低いも
の、中程度のものおよび高いものを表わし、それぞれ分
子式中のnが小さいもの、中程度のものおよび大きいも
のである。また用いられるフッ素系潤滑剤の他の実施例
としては、モンテフロース社製のZ−DIAC[構造式
: %式%] や大日本インキ化学社製メガフ?ツクF−120[構造
式:  F −fch’rr C0OH]などがある。
またここで用いる酸塩基反応を示し塩素を含む材料とし
ては、塩化チオニール、5塩化リン、塩化ベンゾイルな
どがある。
さらにここで用いるアミノ基を有するシランカップリン
グ剤としては、日本ユニカー社製のNtlSシランカッ
プリング剤A−1100[構造式:)128c82c)
12c)12si(OC2Hs)3]ならびに信越化学
工業■製のにBH603[構造式: %式%[ 式: H2NC2H4NHCxHaSi(OCH3)z
 ]H3 などがある。
つぎにフッ素系シランカップリング剤の合成力の例を示
す。
まず、デュポン社製フッ素系潤滑剤である50gのにR
YTOX 157FS(M)  (平均分子ii : 
5000)と、50グの塩化チオニールとを3001g
d!の四つロフラスコに入れ、それぞれの口に水冷コン
デンサー、チッ素ガス導入管、テフロン性撹拌羽および
温度計を取り付け、オイルバス中にセットした。そして
前記フッ素系潤滑剤と塩化チオニールとの混合物を反応
させるため、フラスコ内をチッ素置換しながら、撹拌羽
を回転させ、水冷コンデンサーに水を流して、オイルバ
スの温度を120℃まで上昇させた。そして、そのまま
6時間環流を行なった。つぎに過剰の塩化チオニールを
除去するために、アスピレータ−を接続したエバポレー
ターに反応物をセットし、80℃のオイルバス中で3時
間減圧吸引し過剰の塩化チオニールを分離除去して、塩
素化したフッ素系潤滑剤をえた。この時の収量は489
であった。このえられた塩素化したフッ素系潤滑剤をI
R分析すると、未反応時の前記にRYTOX 157F
S(H)中にあったカルボキシル基によるVC−Oの吸
1〜 収スペクトル(1755cII−Mがなくなり、かねり
に酸りOライドの吸収スペクトルにもとづくVC=Oの
吸収スペクトルが”1 1820011−1のところに
現われた。
これによってフッ素系潤滑剤中のC0OH基のほとんど
が酸・塩基反応により塩素化されていることがわかる。
つぎにこの塩素化した309のフッ素系潤滑剤と0.5
gのピリジンを200dの四つロフラスコに入れそれぞ
れの口にチッ素ガス導入管、排出管、テフロン性撹拌羽
および温度計を取り付け20℃のオイルバス中にセット
した。
つぎに信越化学工業■製シランカップリング剤KBH6
03の1.5gを注射器に入れ、チッ素ガス排出管を通
して、四つ目フラスコ内に毎分0.5gの割合で注入し
た。このとき四つロフラスコ内の温度は22℃まで上昇
した。なお、この反応は、チッ素ガス置換しながら撹拌
羽を回転させ2時間行なった。つぎにこのままオイルバ
スの温度を100℃まで上昇させ3時間保持した。
つぎに過剰の前記に88603とピリジンを除去するた
めに、ロータリーポンプを接続したエバポレーターに反
応物をセットし、100℃のオイルバス中で3時間減圧
吸引し過剰のにBH603およびピリジンを除去した。
さらにこの生成物を減圧ろ過して目的のフッ素系シラン
カップリング剤をえた。この時の収量は31.1gであ
った。
つぎにえられたフッ素系シランカップリング剤の0.1
gを100I11のフッ素系溶媒であるトリフロロトリ
クロロエタン[ダイフロンS3(ダイキン工業■製)]
に溶かし、この中に0.1wt%のチモールブルー(ジ
メチルホルムアミド溶液)を2〜3滴加えたところ緑色
に変色した。このことから目的のフッ素系シランカップ
リング剤は、中性であることを確認した。
つぎにこのフッ素系シランカップリング剤を実際に適用
した磁気記録媒体の実施例について説明する。
実施例1 第1図は本発明の実施例1の磁気記録媒体を示す断面図
である。第1図において(1)はアルミ合金からなる厚
さが約1.9鑓の基板であり、(2)は基板(1)上に
形成された旧−P合金からなる厚さが約10pの下地層
であり、(3)は下地層(z上に形成されたN1−Co
−P合金からなる厚さ約1800人の磁性層であり、(
4)は磁性層(3)上にスパッタ法、ゾルゲル法または
E、8蒸着法などにより形成された酸化シリコンからな
る厚さが約150人の硬質層である。また(5)は硬質
層(4)上にスピンコード法またはディップコート法な
どにより前記に88603によって形成されたシランカ
ップリング剤層で塗布後、大気中で100℃で10分間
熱処理をほどこしてあり、その厚さは約30人程度であ
る。(6)はシランカップリング剤層(5)上にスピン
コード法などにより形成されたフッ素シランカップリン
グ剤からなる保護層で、塗布後、大気中で100℃で6
0分間の熱処理をほどこしてあり、その厚さは、約40
Aである。
実施例2 第2図は本発明の実施例2の磁気記録媒体を示す断面図
である。第2図において(1)はアルミ合金からなる厚
さが約1.9gmの基板であり、(2)は基板(1)上
に形成されたN1−P合金からなる厚さが約10ρの下
地層であり、(3)は主地層(z上に形成されたN1−
Co−P合金からなる厚さが約1800人の磁性層であ
る。(4)は磁性層(3)上にスパッタ法、CVD法、
ゾルゲル法またはE、8111法などにより形成された
酸化シリコンからなる厚さが約20人の硬質層である。
また(6)は硬質層(4)上にスピンコード法またはデ
ィップコート法などにより形成されたフッ素系シランカ
ップリング材からなる保護層であり、塗布後、大気中に
おいて100℃で60分間の熱処理をほどこしあり、そ
の厚さは約35人である。
実施例3 第3図は本発明の実施例3の磁気記録媒体を示す断面図
である。第3図において′(1)はアルミ合金からなる
厚さが約1.9履の基板であり、(2)は基板(1)上
に形成されたN1−P合金からなる厚さが約10虜の下
地層であり、(3)は下地層(a上に形成されたN1−
Co−P合金からなる厚さが約71300人の磁性層で
ある。(5)は磁性層(3)上にスピンコード法または
ディップコートと法などによりにBH603によって形
成されれたシランカップリング剤層で塗布後、大気中で
100℃で10分間熱処理をほどこしてあり、その厚さ
は、約30人程度である。(6)はシランカップリング
剤層(5)上にスピンコード法またはディップコート法
などにより形成されたフッ素系シランカップリング剤か
らなる保護層で、塗布後、大気中で100℃で60分間
の熱処理をほことこしてあり、その厚さは約40人であ
る。
実施例4 第4図は本発明の実施例4の磁気記録媒体を示す断面図
である。第4図において(1)はアルミ合金からなる厚
さが約1.9履の基板であり、(2)は基板(1)上に
形成されたN1−P合金からなる厚さが約10−の下地
層であり、(3)は下地層(a上に形成されたN1−C
o−P合金からなる厚さが約1800人の磁性層である
。(6)は磁性層(3)上にスピンコード法またはディ
ップコート法などにより形成されたフッ素系シランカッ
プリング剤からなる保護層で、塗布後人気中で100℃
で60分間の熱処理をほどこしてあり、その厚さは約3
0人である。
比較例1 フッ素系シランカップリング剤からなる保護層(6)に
替えてデュポン社製フッ素系潤滑剤である前記にRYT
OX 157FS(H)による潤滑剤層を形成した以外
は実施例1と同様にして比較例1の磁気記録媒体を作製
した。
比較例2 フッ素系シランカップリング剤からなる保護層(0に替
えてデュポン社製フッ素系潤滑剤である前記にRYTO
X 157FS(H)による潤滑剤層を形成した以外は
実施例2と同様にして比較例2の磁気記録媒体を作製し
た。
比較例3 フッ素系シランカップリング剤からなる保護層(6)に
替えてデュポン社製フッ素系潤滑剤である前記にRYT
OX 157FS(H)による潤滑剤層を形成した以外
は実施例3と同様にして比較例3の磁気記録媒体を作製
した。
比較例4 フッ素系シランカップリング剤からなる保護層(6)に
替えてデュポン社製フッ素系潤滑剤である前記にRYT
OX 157FS(H)による潤滑剤層を形成した以外
は実施例4と同様にして比較例4の磁気記録媒体を作製
した。
実施例5 実施例1の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧が1 t
orrの雰囲気中で2週間放置し実施例5の磁気記録媒
体とした。
実施例6 実施例2の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧が1 t
orrの雰囲気中で2週間放置し実施例6の磁気記録媒
体とした。
実施例7 実施例3の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧が1 t
orrの雰囲気中で2週間放置し実施例7の磁気記録媒
体とした。
実施例8 実施例4の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧が1 t
orrの雰囲気中で2週間放置し実施例8の磁気記録媒
体とした。
比較例5 比較例1の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧が1 t
orrの雰囲気中で2週間放置し比較例5の磁気記録媒
体とした。
比較例6 比較例2の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧が1 t
orrの雰囲気中で2週間放置し比較例6の磁気記録媒
体とした。
比較例7 比較例3の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧が1 t
orrの雰囲気中で2週間放置し比較例7の磁気記録媒
体とした。
比較例8  。
比較例4の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧が1 t
orrの雰囲気中で2週間放置し比較例8の磁気記録媒
体とした。
前記実施例1〜8と比較例1〜8とについて、磁気記録
媒体の信頼性を表わす接触始動・停止[コンタクト・ス
タート・ストップ(C3S)]試験をフェライトヘッド
を用いて行ないディスクの表面状態、走行状態および動
摩擦係数を調べた。また温度が60℃で相対湿度が90
%の恒温槽中に1週問および2″a間放置して磁気記録
媒体の耐食性の試験を行なった。また、温度60℃、気
圧1 torrの真空槽内で2週間放置したものについ
ても同様の実験をするとともに、それぞれにおける残存
フッ素1〜 量を反射FTIR法(RAS法)を用いて(−r−13
31〜12380−1の吸収スペクトルを使用)lll
定した。測定法については、r IEEE HAG 1
9 、No、5、PP1662〜1664(1983)
Jに記載の方法に基づいて行なった。
第1表において「css回数」とはC8S試験トラック
における最初の再生出力値とC8S試験中における再生
出力信号のピーク値の比(css トラックの再生出力
値/最初のC8S再生出力値)が0.8以下になるまで
のC8S試験回数を示しており、第1表におけるC3S
回数の値は比較例4のC8S回数に対する他の実茄例お
よび比較例でのC8S回数の比の値を示している。従っ
てこの数値が大きいものほど良好なC8S特性を示して
いる。
また第1表における「動摩擦係数」とは、ディスクとヘ
ッドとのあいだの相対速度がO,5aII/secで摺
動したばあいの動摩擦力をヘッドディスク間にかかる荷
重で割った値を示しており、従って動摩擦係数が小さい
ほど良好な潤滑特性を示している。第1表においてはC
8S試験前の動摩擦係数と、C8S試験後の同一面位置
での動摩擦係数とを示している。
またディスクの表面状態とは、C8S試験後において磁
気記録媒体表面を倍率が50倍の顕微鏡で観察したばあ
いに磁気記録媒体表面に傷が発生しているかいないかを
調べた結果を示しており、良好とは、傷の発生がなかっ
たことを示している。
また「摺動音」とはC8S試験中においてヘッドと磁気
記録媒体との間で発生する摩擦音の大きさの状態を示し
ている。
また「フッ素強度」とは磁気記録媒体の表面のフッ素量
を反射FTIR法(RAS法)を用いて、測定した値で
フッ素系シランカップリング剤からなる保IIIの厚さ
またハKRYTOX 157FS(H) (7)II(
7)Jlサニ対応している。すなわちフッ素強度が大き
いほどこれらの厚さは厚くなる。第1表においては、比
較例4の磁気記録媒体表面のフッ素強度の値に対する他
の比較例および実施例のフッ素強度の値の比を示してい
る。
第1表の結果から理解されるようにフッ素系シランカッ
プリング剤からなる保l1層を形成した磁気記録媒体は
、潤滑剤層としてにRYTOX 157FS(H)を使
用した磁気記録媒体と比較し低い動**係数の値となっ
ており、C3S試験後においても動摩擦係数の値の著し
い変化はなく、C8S試験にともなう摺動音も微小であ
る。また、磁気記録媒体の表面状態も良好であって傷の
発生は観察されず、結果的にC8S試験結果も良好であ
った。
ところがにRYTOX 157FS(H)を用いた磁気
記録媒体では良好な特性を示すものもあるが全体的にみ
て必ずしもよくない。とりわけ温度が60℃で気圧が1
 torrの真空槽中に2週間放置したばあいフッ素系
シランカップリング剤を用いた磁気記録媒体と比較し、
KRYTOX 157FS(H)を用いた磁気記録媒体
は、C8S回数が低くなり、摺動音もやや大きくなり、
C8S試験後の動摩擦係数の増大も大きくなり、結果と
してC8S特性は良くなかった。
このことは、真空槽中に放置した磁気記録媒体の表面に
含有されるフッ素分子の数を示すフッ素強度の減少量が
、フッ素系シランカップリング剤とにRYTOX 15
7FS(H)をくらべるとにRYTOX 157FS(
H)の方が大きかったことからにRYTOX 157F
S(H)の分子の磁気記録媒体の基板への保持力がフッ
素系シランカップリング剤を使用したばあいの保持力よ
り弱く、とりわけ、シランカップリング材層の形成のな
い磁気記録媒体においては、著しく弱かったことによる
ものと思われる。いいかえると、フッ素系シランカップ
リング剤GE、KRYTOX 157FS(H)よりも
磁性層(3)への吸着力が強いため、蒸発現象や飛散現
象による潤滑効果の劣化が小さかったように思われる。
恒温恒湿槽内での2週間の放置後の磁気記録媒体の表面
状態の観察結果はフッ素系シランカップリング剤を用い
た磁気記録媒体の方が、にRYTOX157FS(H)
を用いたものより変色または斑点の発生が少なかった。
このことはフッ素系シランカップリング剤を用いたもの
の方がにRYTOX 157FS()4)を用いたもの
より耐食性が優れていることによるものと思われる。
そして実施例1、実施例2、実施例5および実施例6に
おいて極めて良好なC8S特性および耐食性をえるため
にはフッ素系シランカップリング剤からなる保護層の厚
さを5〜100人とするのがよい。また、実施例3およ
び実施例4において極めて良好なC8S特性および耐食
性をえるためにはフッ素系シランカップリング剤からな
る保X[の厚さを10〜70人とするのがよく、実施例
4および実施例8についてはフッ素系シランカップリン
グ剤からなる保護層の厚さを25〜70人とするのがよ
い。
またC3S特性を良好に保持することだけを考慮し耐食
性の保持を考慮しないばあいにはフッ素系シランカップ
リング剤の保護層の厚さは前記最低膜厚の6v1程度で
あれば充分なC8S特性を保持できる。
そしてこれらの条件では、磁性層(3)上に形成された
各層の合成の厚さが薄いのでスペーシングロスの影響が
少なく再生特性を良好に保持できる。
実施例9 第5図は本発明の実施例9の磁気記録媒体を示す断面図
である。(1a)はアルミ合金からなる厚さが約1.h
wの基板であり、(2a)は基板(1a)上に形成され
たN1−Cu−P合金からなる厚さが約104の下地層
であり、(3a)は下地1 (2a)上に形成されたγ
−Fe2O3からなる厚さが約1800への磁性層であ
り、(4a)は磁性層(3a)上にスパッタ法、CVD
法、ゾルゲル法またはE、B蒸着法などにより形成され
た酸化シリコンからなる厚さが約150人の硬質層であ
る。また(5a)は硬質層(4a)上にスピンコード法
またはディップコート法などによりにBH603を用い
て形成されたシランカップリング剤層で塗布後、大気中
で100℃で10分間の熱処理をほどこしてあり、その
厚さは、約30A程度である。(6a)はシランカップ
リング剤11 (5a)上にスピンコード法またはディ
ップコートなどにより形成されたフッ素系シランカップ
リング剤からなる保護層で、塗布後、大気中で100℃
で60分間の熱処理を施してあり、その厚さは約40人
である。
実施例10 第6図は本発明の実施例10の磁気記録媒体を示す断面
図である。第6図において(1a)はアルミ合金からな
る厚さが約1.9厘基板であり、(2a)は基板(1a
)上に形成されたN1−Cu−P合金からなる厚さが約
10卓の下地層であり、(3a)は下地層(2a)上に
形成されたγ−re2o3からなる厚さが約1800人
の磁性層である。(4a)は磁性層(3a)上にスパッ
タ法、CVD法、ゾルゲル法またはE、B蒸着法などに
より形成された酸化シリコンからなる厚さが約150人
の硬質層である。(6a)は硬質II (4a)上にス
ピンコード法またはディップコート法などにより形成さ
れたフッ素系シランカップリング剤からなる保護層で、
塗布後、大気中で100℃で60分間の熱処理を施して
あり、その厚さは約35人である。
実施例11 第7図は本発明の実施例11の磁気記録媒体を示す断面
図である。第7図において(1a)はアルミ合金からな
る厚さが約L!3mの基板であり、(2a)は基板(1
a)上に形成されたN1−Cu−P合金からなる厚さが
約10Iの下地層であり、(3a)は下地層(2a)上
に形成されたγ−Fe2O3からなる厚さが約1800
人の磁性層である。また(5a)は硬質層(3a)上に
スピンコード法またはディップコート法などによりにB
H603を用いて形成されたシランカップリング剤層で
あり、塗布後、大気中で100℃で10分間の熱処理を
ほどこしてあり、その厚さは、約30A程度である。 
(6a)はシランカップリング剤層(5a)上にスピン
コード法またはディップコート法などにより形成された
フッ素系シランカップリング剤からなる保護層で、塗布
後、大気中で100℃で60分間の熱処理をほどこして
あり、その厚さは約40人である。
実施例12 第8図は本発明の実施例12の磁気記録媒体を示す断面
図である。第12図において(1a)はアルミ合金から
なる厚さが約1.9gの基板であり、(2a)は基板(
1a)上に形成されたXl−Cu−P合金からなる厚さ
が約101Aの下地層であり、(3a)は下地1 (2
a)上に形成されたγ−Fe2O3からなる厚さが約1
800Aの磁性層である。(6a)は磁性層(3a)上
にスピンコード法またはディップコート法などにより形
成されたフッ素系シランカップリング剤からなる保護層
で、塗布後、大気中で100℃で60分間の熱処理をほ
どこしてあり、その厚さは約25人である。
比較例9 フッ素系シランカップリング剤からなる保′f!!1l
(6a)に替えてデュポン社製フッ素系潤滑剤である前
記にRYTOX 157FS(H)による潤滑剤層を形
成した以外は実施例9と同様にして比較例9の磁気記録
媒体を作製した。
比較例10 フッ素系シランカップリング剤からなる保護層(6a)
に替えてデュポン社製フッ素系潤滑剤である前記にRY
TOX 157FS(H)による潤滑剤層を形成した以
外は実施例10と同様にして比較例10の磁気記録媒体
を作製した。
比較例11 フッ素系シランカップリング剤からなる保護層(6a)
に替えてデュポン社製フッ素系潤滑剤である前記にRY
TOX 157FS(14)による潤滑剤層を形成した
以外は実施例11と同様にして比較例11の磁気記録媒
体を作製した。
゛比較例12 フッ素系シランカップリング剤からなる保:!!層(6
a)に替えてデュポン社製フッ素系潤滑剤である前記K
RYTOX 157FS(H) ニよルrII滑剤層を
形成した以外は実施例12と同様にして比較例12の磁
気記録媒体を作製した。
実施例13 実施例9の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧が1 t
orrの雰囲気中で2週間放置した実施例13の磁気記
録媒体とした。
実施例14 実施例10の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧が1 
torrの雰囲気中で2週間放置した実施例14の磁気
記録媒体とした。
実施例15 実施例11の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧が1 
torrの雰囲気中で2週間放置した実施例15の磁気
記録媒体とした。
実施例16 実施例12の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧が1 
torrの雰囲気中で2週間放置した実施例16の磁気
記録媒体とした。
比較例13 比較例9の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧が1 t
orrの雰囲気中で2週間放置した比較例13の磁記録
媒体とした。
比較例14 比較例10の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧が1℃
orrの雰囲気中で23!!間放置した比較例14の磁
気記録媒体とした。
比較例15 比較例11の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧が1 
torrの雰囲気中で2週間放置した比較例15の磁気
記録媒体とした。
比較例16 比較例12の磁気記録媒体を温度が60℃で気圧がi 
torrの雰囲気中で2週間放置した比較例16の磁気
記録媒体とした。
前記実施例9〜16と比較例9〜16とについて、磁気
記録媒体の信頼性を表わす接触始動・停止[コンタクト
・スタート・ストップ(C3S)]試験をフェライトヘ
ッドを用いて行ないディスクの表面状態、走行状態およ
び動摩擦係数を調べた。また温度が60℃で相対湿度が
90%の恒温槽中に1週問および2週間放置して磁気記
録媒体の耐食性の試験を行なった。また、温度60℃、
気圧1 torrの真空槽内で2週間放置したものにつ
いても同様の実験をするとともに、それぞれにおける残
存フッ素量を反射FTIR法(RAS法)を用いてらシ
1331〜123801−1の吸収スペクトルを使用)
測定した。こ゛・と、:4.=′ 第2表に示すC3S回数は比較例12の磁気記録媒体の
C3S回数を1としたときにおけるこの回数値に対する
だの実施例および比較例のC8S回数の値のの比で示し
ている。またフッ素強度についても比較例12の磁気記
録媒体のフッ素強度を1としたときのこの強度値に対す
る他の実施例および比較例のフッ素強度値の比で示して
いる。
第2表の結果から理解されるようにフッ素系シランカッ
プリング剤の保:1層を形成した磁気記録媒体は、潤滑
剤層としてKRYTOX 157FS(H)を使用した
磁気記録媒体と比較し低い動摩擦係数の値となっており
、C8S試験後においても動摩擦係数の値の著しい変化
はなく、C8S試験にともなう摺動音も微小である。ま
た、磁気記録媒体の表面状態も良好であって傷の発生は
観察されず、結果的にC8S試験結果も良好であった。
ところがにRYTOX 157FS(H)を用いた磁気
記録媒体では良好な特性を示すものもあるが全体的にみ
て必ずしもよくない。とりわけ温度が60℃で気圧が1
 torrの真空槽中に2週間放置したばあいフッ素系
シランカップリング剤を用いた磁気記録媒体と比較し、
にRYTOX 157FS(H)を用いた磁気記録媒体
は、C3S回数が低くなり、摺動音もやや大きくなり、
C8S試験後の動摩擦係数の増大も大きくなり、結果と
してC8S特性は良くなかった。このことは、真空槽中
に放置した磁気記録媒体の表面に含有されるフッ素分子
の数を示すフッ素強度の減少量が、フッ素系シランカッ
プリング剤とKRYTOX157FS(H)をくらべる
と KRYTOX 157FS(H) +7)方が大きかっ
たことからにRYTOX 157FS(H)の分子の磁
気記録媒体の基板への保持力がフッ素系シランカップリ
ング剤を使用したばあいの保持力より弱く、とりわけ、
シランカップリング材層の形成のない磁気記録媒体にお
いては、著しく弱かったことによるものと思われる。い
いかえると、フッ素系シランカップリング剤は、にRY
TOX 157FS(H)よりも磁性層(3a)への接
着力が強いため、蒸発現象や、飛散現象による潤滑効果
の劣化が小さかったように思われる。
恒温恒湿槽内での2週間の放置後の磁気記録媒体の表面
状態の観察結果はフッ素系シランカップリング剤を用い
た磁気記録媒体および、にRYTOX157FS(M)
を用いた磁気記録媒体ともに、変色または斑点の発生は
なかった。このことは磁性層の成分であるγ−Fe2O
3に充分な耐食性があることによるものと思われる。
さらに実施例9、実施例10、実施例13および実施例
14において、極めて良好なC8S特性および耐食性を
えるためには、フッ素系シランカップリング剤からなる
保護層の厚さを3〜100人とするのがよい。また、実
施例11および実施例15においては、保護層の厚さを
6〜70人とするのがよく、実施例12および実施例1
6については保護層の厚さを15〜70人とするのがよ
い。そしてこれらの条件では、磁性層(3a)上に形成
された各層の合成の厚さが薄いのでスペーシングロスの
影響が少なく再生特性を良好に保持できる。
[発明の効果] 以上のように本発明に係る磁気記録媒体は基板上に磁性
層を形成しその表面にフッ素系シランカップリング剤か
らなる保:!層を形成し、磁性層に接着反応させること
により、または磁性層上にシランカップリング剤層を形
成して磁性層に接着反応させた後、さらにその上にフッ
素系シランカップリング剤からなる保It層を形成しこ
れと前記シランカップリング剤層表面部と反応させるこ
とにより、または磁性層表面上に酸化シリコンなどから
なる硬質層を形成しその表面上にフッ素系シランカップ
リング剤からなる保護層を形成することまたはシランカ
ップリング剤層とフッ素系シランカップリング剤からな
る保護層を形成することにより、保illの成分である
フッ素系シランカップリング剤が磁気記録媒体の前記磁
性層、シランカップリング剤および硬質層との接着力が
強いため、保護層の厚さが薄くても保護層の成分の飛散
や蒸発がほとんど生じず、充分な機械的耐°久性を有す
るとともに充分な撥水性を有することができ、また磁性
層上に形成される層の合計の膜厚を薄くできるので磁性
層と磁気ヘッドとのスペーシングロスが少なく、磁気記
録媒体の再生特性を良好に保持できる。そして、このた
め耐久性および耐食性に優れたかつ再生出力が低下しな
い磁気記録媒体がえられる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1に係る磁気記録媒体の断面図
、第2図は本発明の実施例2に係る磁気記録媒体の断面
図、第3図は本発明の実施例3に係る磁気記録媒体の断
面図、第4図は本発明の実施例4に係る磁気記録媒体の
断面図、第5図は本発明の実施例9に係る磁気記録媒体
の断面図、第6図は本発明の実施例10に係る磁気記録
媒体の断面図、第7図は本発明の実施例11に係る磁気
記録媒体の断面図、第8図は本発明の実施例12に係る
磁気記録媒体の断面図である。 (図面の主要符号) (3)、(3a) :磁性層 (4)、(4a) :硬質層 (5)、(5a) ニジランカップリング剤層(6)、
(6a) :保護層 6:保護層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性層上にフッ素系シランカップリング剤からな
    る保護層が形成されている磁気記録媒体。
  2. (2)前記磁性層と前記保護層との間にシランカップリ
    ング剤層が形成されている特許請求の範囲第1項記載の
    磁気記録媒体。
  3. (3)前記磁性層と前記保護層との間に硬質層が形成さ
    れている特許請求の範囲第1項記載の磁気記録媒体。
  4. (4)前記磁性層と前記シランカップリング剤層との間
    に硬質層が形成されている特許請求の範囲第2項記載の
    磁気記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5776577A (en) * 1993-07-29 1998-07-07 Nec Corporation Magnetic recording disk having a lubicant reservoir on the inner circumferential surface
US6673429B1 (en) 2000-07-25 2004-01-06 Seagate Technology Llc Magnetic recording media with a multiple-layer lubricant
US7060377B2 (en) 2003-10-20 2006-06-13 Seagate Technology Lubricant film containing additives for advanced tribological performance of magnetic storage medium

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