JPS63225686A - 凍結防止剤 - Google Patents
凍結防止剤Info
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- JPS63225686A JPS63225686A JP15721386A JP15721386A JPS63225686A JP S63225686 A JPS63225686 A JP S63225686A JP 15721386 A JP15721386 A JP 15721386A JP 15721386 A JP15721386 A JP 15721386A JP S63225686 A JPS63225686 A JP S63225686A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
［産業上の利用分野］
本発明は凍結防止剤に関するものであり、特に道路、空
港滑走路、駐車場、プラットホームなど、凍結により事
故が発生しやすい場所に散布され、充分な凍結防止効果
並びにこれらの場所に使用されている金属部材に対する
耐腐食効果を有する凍結防止剤に関する。 ［従来の技術］ 寒冷地または冬期においては道路を始め空港滑走路、バ
スターミナル、プラットホーム（以下道路等という）等
が雨や雪によって凍結し、しばしば事故の原因となるこ
とは周知の事実である。 このため、これらの地域では、道路等に凍結防止剤が散
布されるが、従来は凍結防止剤として食塩、岩塩、塩化
カルシウム、塩化マグネシウムなどの無機塩を単独で使
用したり尿素と塩化アンモニウム塩との組合せを含む無
機買と有機賞の混合物やエチレングリコールなどの有機
物買が用いられている。これらの凍結防止剤は道路など
が気温の低下により氷結のおそれが生じた際に塊状、粉
状で、または水溶液にして、所望量を散布することによ
り、水の氷点を降下させて、気温が０℃以下に下がって
も凍結が防止されるようにするものである。
港滑走路、駐車場、プラットホームなど、凍結により事
故が発生しやすい場所に散布され、充分な凍結防止効果
並びにこれらの場所に使用されている金属部材に対する
耐腐食効果を有する凍結防止剤に関する。 ［従来の技術］ 寒冷地または冬期においては道路を始め空港滑走路、バ
スターミナル、プラットホーム（以下道路等という）等
が雨や雪によって凍結し、しばしば事故の原因となるこ
とは周知の事実である。 このため、これらの地域では、道路等に凍結防止剤が散
布されるが、従来は凍結防止剤として食塩、岩塩、塩化
カルシウム、塩化マグネシウムなどの無機塩を単独で使
用したり尿素と塩化アンモニウム塩との組合せを含む無
機買と有機賞の混合物やエチレングリコールなどの有機
物買が用いられている。これらの凍結防止剤は道路など
が気温の低下により氷結のおそれが生じた際に塊状、粉
状で、または水溶液にして、所望量を散布することによ
り、水の氷点を降下させて、気温が０℃以下に下がって
も凍結が防止されるようにするものである。
しかしながら、食塩のみでは、氷点降下能力が小さいの
で充分満足のいくものが得られなく、塩化マグネシウム
や塩化カルシウムは、氷点降下が大きく、充分その目的
を達するものであるが、価格が高価であり、実情に会わ
ないばかりでなく、金属に対する腐食が大きい欠点があ
る。また尿素と塩化アンモニウム塩とを併用したもので
は、道路等の破壊する欠点があり好ましくない。更にエ
チレングリコールなどの有機質のものも用いられ、特に
空港に駐機中の飛行機に散布され、効果を挙げているが
、その性買上、潤滑性を有し、滑る欠点があり、これま
た好ましいものではない。 ［問題点を解決するための手段］ そこで、本発明者等は、上記の欠点を改良すべく研究し
た結果、本発明に至ったもので、したがって、本発明の
目的は、上記の欠点を解決すること、即ち、実用される
に充分な氷点効果を有し、金属性部材を腐食しないもの
で、しかも保存中に固結しない凍結防止剤を撮供するこ
とにある。 上記の目的は、主に、食塩、塩化マグネシウム及び塩化
カルシウムを含む混合物により達成される。更に具体的
には、本発明は食塩ａｏｉｉ量％以上、塩化マグネシウ
ム３０重量％以下、塩化カルシウム０，５〜５重量％お
よびトリポリ燐酸ナトリウム０，５〜５！量％を含む混
合物に固結防止剤としてフェロシアン酸塩を含有させた
凍結防止剤にある。 本発明で用いられる食塩は、通常業務用に用いられるも
のでよく、粉末、粒状、又塊状いずれでまよい、また塩
化マグネシウム（例えばＭｇＣ１１，Ｈ１＊０）および
トリポリ燐酸ナトリウムも食塩と同様に粉末、粒状およ
び塊状のいずれでもよい、該凍結防止成分である、食塩
、塩化マグネシウムおよびトリポリ燐酸ナトリウムは、
粉末、粒状または塊状物をそのまま混ぜてから、水溶液
としても、またそれぞれの水溶液を製造してから混合し
てもよい、固結防止剤はフェロシアン化ナトリウムが用
いられ、前記凍結防止混合物に対して１〜ｔｏｏｐｐ＊
の単位で用いられる。 前記凍結防止剤には着色剤としてＲＴＢＢ［三菱油化（
株）、の商品名〕を前記凍結防止混合物にたいして１〜
３Ｏｐｐ−の割合で添加して食塩との誤認を防止してい
る。 本発明に於いて、凍結防止剤の組成を限定しているが、
食塩について８０重量％以上としたのは、比較的安価で
凍結防止効果のある食塩を有効に利用するためであり、
塩化マグネシウムを３０重量％以下にしたのは、３０重
量％より多い場合には、氷点温度は下がるが、その反面
金属部材にたいする腐食が著しくなり好ましくないから
である。 塩化カルシウムを０．５〜５重量％に限定したのは、０
．５重量％より低い場合には防錆効果に乏しく、また５
重量％を越えても効果は同じである。 防錆剤として加えられるトリポリ燐酸ナトリウムを０．
５〜５重量％と限定したのは、通常加えられる防錆剤の
所望量であり、０．５１量％より少ない場合は、その効
果が充分でなく、５重量％より多く加えても、それ以上
の格別の効果を奥するものではない。 固結防止剤であるフェロシアン酸塩を凍結防止混合物に
対して１〜１００１１１１１を加えるべく限定したのは
、ｌｐｐｍより少ない場合は、固結防止効果に乏しく、
１１００ｐｐより多く加えても格段の効果はない、フェ
ロシアン酸塩としては一般にフェロシアン酸ナトリウム
、フェロシアン酸カリウムが使用される。 ＲＴＢＢは着色剤として用いられるもので、凍結防止混
合物に対して１〜３Ｏｐｐｍが添加されるが、本発明の
固結防止剤は、その外観は一見食塩と間違いやすいので
、それを防止するために加えられるもので、前記１〜３
Ｏｐｐ■の量において少くとも間違いが防止されるのに
姓ましい量である。 また各種の着色剤が使用できる。 以下実施例を挙げて本発明の凍結防止剤を更に詳しく説
明する。 ［実施例］ 食塩７５．５重量部、塩化マグネシウム１８，９重量部
塩化カルシウム２．８重量部、トリポリ燐酸ナトリラム
２．８重量部フェロシアン化ナトリウム０．００５重量
部及びＲＴＢＢ［三菱油化（株）の商品名］０．００２
重量部を混合し、これに水を加えて２３重量％飽和水溶
液を製造した０次に比較対象として食塩、塩化マグネシ
ウム、及び塩化カルシウムについて各々単独の飽和水溶
液を製造した。以下、氷結温度、金属部材に対する腐食
性並びに固結性について測定し、その結果を表に示した
。 （以下余白） 表の性能試験結果に示される如く、本発明の凍結防止剤
は、食塩、単独のものより氷点温度が偲く、また腐食性
も１１．０ｍｇ／ｄ■”／ｄａｙと邊かに少なく、固結
性も、食塩単独、その他のものに比べて、ビカ針貫入長
測定において、３０−と殆ど貫通し、したがって固結し
ない。 ＊３で示されるものは、ＣａＣ１１・２ｈＱにおいて２
３駕溶液とした場合、その氷点は−２４，１ｔとなり、
本発明と氷結温度において大差はなくなるが、腐食性、
固結性が劣る。 ［発明の効果］ 本発明は、前述の如く、主として食塩、塩化マグネシウ
ムおよび塩化カルシウムを前記成分比で用い、かつ固結
防止剤としてフェロシアン化ナトリウムを用いたので、
実用されるに充分な氷点温度にすることができるばかり
でなく、金属部材に対する腐食性も小さく、かつ耐固結
性の優れた凍結防止剤を得ることができると共に経済的
にも安偏に供給することができる格別顕著な効果を有す
るものである。 以上
で充分満足のいくものが得られなく、塩化マグネシウム
や塩化カルシウムは、氷点降下が大きく、充分その目的
を達するものであるが、価格が高価であり、実情に会わ
ないばかりでなく、金属に対する腐食が大きい欠点があ
る。また尿素と塩化アンモニウム塩とを併用したもので
は、道路等の破壊する欠点があり好ましくない。更にエ
チレングリコールなどの有機質のものも用いられ、特に
空港に駐機中の飛行機に散布され、効果を挙げているが
、その性買上、潤滑性を有し、滑る欠点があり、これま
た好ましいものではない。 ［問題点を解決するための手段］ そこで、本発明者等は、上記の欠点を改良すべく研究し
た結果、本発明に至ったもので、したがって、本発明の
目的は、上記の欠点を解決すること、即ち、実用される
に充分な氷点効果を有し、金属性部材を腐食しないもの
で、しかも保存中に固結しない凍結防止剤を撮供するこ
とにある。 上記の目的は、主に、食塩、塩化マグネシウム及び塩化
カルシウムを含む混合物により達成される。更に具体的
には、本発明は食塩ａｏｉｉ量％以上、塩化マグネシウ
ム３０重量％以下、塩化カルシウム０，５〜５重量％お
よびトリポリ燐酸ナトリウム０，５〜５！量％を含む混
合物に固結防止剤としてフェロシアン酸塩を含有させた
凍結防止剤にある。 本発明で用いられる食塩は、通常業務用に用いられるも
のでよく、粉末、粒状、又塊状いずれでまよい、また塩
化マグネシウム（例えばＭｇＣ１１，Ｈ１＊０）および
トリポリ燐酸ナトリウムも食塩と同様に粉末、粒状およ
び塊状のいずれでもよい、該凍結防止成分である、食塩
、塩化マグネシウムおよびトリポリ燐酸ナトリウムは、
粉末、粒状または塊状物をそのまま混ぜてから、水溶液
としても、またそれぞれの水溶液を製造してから混合し
てもよい、固結防止剤はフェロシアン化ナトリウムが用
いられ、前記凍結防止混合物に対して１〜ｔｏｏｐｐ＊
の単位で用いられる。 前記凍結防止剤には着色剤としてＲＴＢＢ［三菱油化（
株）、の商品名〕を前記凍結防止混合物にたいして１〜
３Ｏｐｐ−の割合で添加して食塩との誤認を防止してい
る。 本発明に於いて、凍結防止剤の組成を限定しているが、
食塩について８０重量％以上としたのは、比較的安価で
凍結防止効果のある食塩を有効に利用するためであり、
塩化マグネシウムを３０重量％以下にしたのは、３０重
量％より多い場合には、氷点温度は下がるが、その反面
金属部材にたいする腐食が著しくなり好ましくないから
である。 塩化カルシウムを０．５〜５重量％に限定したのは、０
．５重量％より低い場合には防錆効果に乏しく、また５
重量％を越えても効果は同じである。 防錆剤として加えられるトリポリ燐酸ナトリウムを０．
５〜５重量％と限定したのは、通常加えられる防錆剤の
所望量であり、０．５１量％より少ない場合は、その効
果が充分でなく、５重量％より多く加えても、それ以上
の格別の効果を奥するものではない。 固結防止剤であるフェロシアン酸塩を凍結防止混合物に
対して１〜１００１１１１１を加えるべく限定したのは
、ｌｐｐｍより少ない場合は、固結防止効果に乏しく、
１１００ｐｐより多く加えても格段の効果はない、フェ
ロシアン酸塩としては一般にフェロシアン酸ナトリウム
、フェロシアン酸カリウムが使用される。 ＲＴＢＢは着色剤として用いられるもので、凍結防止混
合物に対して１〜３Ｏｐｐｍが添加されるが、本発明の
固結防止剤は、その外観は一見食塩と間違いやすいので
、それを防止するために加えられるもので、前記１〜３
Ｏｐｐ■の量において少くとも間違いが防止されるのに
姓ましい量である。 また各種の着色剤が使用できる。 以下実施例を挙げて本発明の凍結防止剤を更に詳しく説
明する。 ［実施例］ 食塩７５．５重量部、塩化マグネシウム１８，９重量部
塩化カルシウム２．８重量部、トリポリ燐酸ナトリラム
２．８重量部フェロシアン化ナトリウム０．００５重量
部及びＲＴＢＢ［三菱油化（株）の商品名］０．００２
重量部を混合し、これに水を加えて２３重量％飽和水溶
液を製造した０次に比較対象として食塩、塩化マグネシ
ウム、及び塩化カルシウムについて各々単独の飽和水溶
液を製造した。以下、氷結温度、金属部材に対する腐食
性並びに固結性について測定し、その結果を表に示した
。 （以下余白） 表の性能試験結果に示される如く、本発明の凍結防止剤
は、食塩、単独のものより氷点温度が偲く、また腐食性
も１１．０ｍｇ／ｄ■”／ｄａｙと邊かに少なく、固結
性も、食塩単独、その他のものに比べて、ビカ針貫入長
測定において、３０−と殆ど貫通し、したがって固結し
ない。 ＊３で示されるものは、ＣａＣ１１・２ｈＱにおいて２
３駕溶液とした場合、その氷点は−２４，１ｔとなり、
本発明と氷結温度において大差はなくなるが、腐食性、
固結性が劣る。 ［発明の効果］ 本発明は、前述の如く、主として食塩、塩化マグネシウ
ムおよび塩化カルシウムを前記成分比で用い、かつ固結
防止剤としてフェロシアン化ナトリウムを用いたので、
実用されるに充分な氷点温度にすることができるばかり
でなく、金属部材に対する腐食性も小さく、かつ耐固結
性の優れた凍結防止剤を得ることができると共に経済的
にも安偏に供給することができる格別顕著な効果を有す
るものである。 以上
Claims (1)
- 食塩６０重量％以上、塩化マグネシウム３０重量％以下
、塩化カルシウム０．５〜５重量％およびトリポリ燐酸
ナトリウム０．５〜５重量％から構成される混合物にフ
ェロシアン酸塩を含有させた凍結防止剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15721386A JPH0233073B2 (ja) | 1986-07-05 | 1986-07-05 | Toketsuboshizai |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15721386A JPH0233073B2 (ja) | 1986-07-05 | 1986-07-05 | Toketsuboshizai |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63225686A true JPS63225686A (ja) | 1988-09-20 |
| JPH0233073B2 JPH0233073B2 (ja) | 1990-07-25 |
Family
ID=15644683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15721386A Expired - Lifetime JPH0233073B2 (ja) | 1986-07-05 | 1986-07-05 | Toketsuboshizai |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0233073B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2668184A1 (fr) * | 1990-10-19 | 1992-04-24 | Labbe Patrick | Procede et composition pour lutter contre le gel, sur une surface. |
| US5211868A (en) * | 1990-08-23 | 1993-05-18 | Cargill, Incorporated | Dihydrogen orthophosphate deicing composition |
| US5302307A (en) * | 1990-08-23 | 1994-04-12 | Cargill, Incorporated | Liquid anticorrosive and antiscaling deicing composition |
| CN113367158A (zh) * | 2021-05-25 | 2021-09-10 | 陕西品物皆春生态科技有限公司 | 一种腐植酸型植物防冻剂及其制备方法和应用 |
-
1986
- 1986-07-05 JP JP15721386A patent/JPH0233073B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5211868A (en) * | 1990-08-23 | 1993-05-18 | Cargill, Incorporated | Dihydrogen orthophosphate deicing composition |
| US5302307A (en) * | 1990-08-23 | 1994-04-12 | Cargill, Incorporated | Liquid anticorrosive and antiscaling deicing composition |
| FR2668184A1 (fr) * | 1990-10-19 | 1992-04-24 | Labbe Patrick | Procede et composition pour lutter contre le gel, sur une surface. |
| CN113367158A (zh) * | 2021-05-25 | 2021-09-10 | 陕西品物皆春生态科技有限公司 | 一种腐植酸型植物防冻剂及其制备方法和应用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0233073B2 (ja) | 1990-07-25 |
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