JPS63225215A - レ−ザプリンタ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレーザープリンタのスキャナーの回転ムラによ
って生じるジッタ等を補正するレーザープリンタ制御装
置に関する。

〔従来の技術〕

従来のレーザープリンタは画像信号に応じて変調された
レーザー光をスキャナーモータによって回転させられる
ポリゴンミラーによって偏向し、偏向レーザー光によっ
て感光体を走査露光して感光体上に静電潜像を形成し、
この静電潜像を現像して記録紙に転写し、転写像を定着
して記録を終了する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、従来のレーザープリンタによれば、通常高精度
といわれるスキャナーモータにおいても、一回転中に０
．０１％程度の回転ムラを生じる。このようなスキャナ
ーモータによって描かれた記録画像は、第４図に示すよ
うに、Ｓ　ＯＳ　（Ｓｔａｒｔ　Ｏｆ　５ｃａｎ）側は
電気的に書き込み開始位置が補正されるため、主走査方
向に垂直な直線は比較的忠実に再現されるが、ＥＯＳ　
（Ｅｎｄ　Ｏｆ　５ｃａｎ）側では回転速度の変動がそ
のまま結像位置のズレとなる。その量はスキャン巾Ｗを
２４インチ、画素密度を４００ｓｐｉ　。

回転ムラを０．０１％とすると、２４　Ｘ　４００　Ｘ
　Ｏ，０１Ｘ　１０−”　＝　０．９６ドツトとなる。

このように、スキャナーモータの回転精度がそのまま画
質のジッタとして表われる。プリンタが大型化すると、
この結像位置のズレが大となり、レーザープリンタの大
型化を困難にするという不都合があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記に鑑みてなされたものであり、スキャナー
モータの回転速度の精度を上げる事なくジッタ量を減少
するため、スキャナーモータの回転ムラを予め測定して
ＲＯＭ等にインプットし、その記憶値に応じ変調画像信
号を出力するビデオレートを制御するようにしたレーザ
ープリンタ制御装置を提供するものである。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例を示し、１はレーザービーム
３を出射するレーザー光源、２および１１は偏向子、４
は画像情報を出力する画像情報発生部、５は画像信号の
出力レートを制御して変調器６に出力するビデオレート
制御部、７は回転多面鏡、８は回転多面鏡を回転させる
スキャナーモータ、９はスキャナーモータ８の回転位置
を検出する回転位置センサー、１０はスキャナーモータ
８の回転偏向面の回転ムラの特性を予め測定し記憶する
速度変動情報ＲＯＭ、１２はｆθレンズ、１３は記録紙
、１４は現像機、工５は感光体ドラム、１６は転写器で
ある。

第２図（ａｌは回転多面鏡７が■、■−−−−−−−■
の偏向面を有するものとし、第２図（ｂ）は回転多面鏡
の各面■〜■の回転ムラを示している。

即ち、スキャナーモータの回転ムラは１回転中にほぼサ
インカーブを描いて表われ、その幅は約０．０１％であ
る。第２図（ｂ）の１〜８の番号は第２図（ａ）のミラ
ー面に対応する。

第３図は速度変動情報ＲＯＭｌ０の記憶内容を示し、回
転位置センサー９によってミラー面を検串し、検出した
ミラー面に応じた速度Ｖおよび周波数ｒの情報によって
画像情報４のビデオレートを補正して変調器６に出力さ
せる。

以上の構成において、レーザー光源１よりレーザービー
ム３を出射すると、変調器６によって変調される。この
時回転センサー９が検出する回転多面鏡７の回転位置と
予め測定された回転ムラ特性を記憶した速度変動情報Ｒ
ＯＭｌ０の情報により画像信号を出力するビデオレート
を補正する。この補正は制御部５が変調器６に入力する
画像情報発生部４よりの画像信号のタイミングを制御し
て変調器６よりの出力タイミングを制御することによっ
て行われる。例えば、回転位置センサー９が基準面■を
検出するようにしておくと、それからの経時時間によっ
て現在の偏向面を知ることができる。現在の偏向面を■
とすると、速度は■、であり、ビデオレートをｆ、とす
れば良い。レーザービーム３は周波数ｆ３で変調され、
回転多面鏡によって走査制御を受け、ｆθレンズ１２を
介して感光体ドラム１５を露光する。同じようにして、
偏向面■は周波数ｆ４で変調されたレーザー光を偏向す
る（ｆ４くｆ３）。感光体ドラム１５は露光前に帯電さ
れており、画像に対応した静電潜像が感光体ドラム１５
に形成される。この静電潜像が現像機１４によってトナ
ー現像され、転写器１６によって記録紙１３へ転写され
る。記録紙１３のトナー像は図示しない定着器によって
定着され、画像の記録が終了する。

以上の実施例において、偏向面の回転位置の検出はスキ
ャナーモータに取り付けられている回転制御用のホール
素子あるいはフォトセンサを利用して簡単に行うことが
できる。

また、ＲＯＭ等におけるビデオレートの記憶は基準速度
より大なるときは正、小なるときは負とし、回転ムラを
所定の値で分割して２〜３ビツトの情報として記憶する
ことができる。更に、ビデオレートの補正は、高周波の
原振動を分周するとき分周段数を変えたり、あるいは原
振動数そのものを制御することによって行うことができ
る。市販されている水晶振動子を利用すると後者の方法
で節単に行うことができる。本発明はプリンタおよびプ
ロッタの両者に適用できることは当然である。

尚、記憶手段はＲＯＭだけでなく、ＤＩＰスイッチ等を
利用することができる。

〔発明の効果〕

以上述べた通り、本発明のレーザープリンタ制御装置に
よれば、スキャナーの回転ムラを予め測定してＲＯＭ等
により記憶し、その回転速度に応じて画像信号の出力レ
ートを制御するようにしたため、スキャナーモータの回
転精度を上げる事なくジッタ量を減少することができ、
プリンタを大型化しても画質の低下は生じない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す説明図。 第２図（ａｌ、（ｂ）は本発明の各偏向面に応じた回転
特性を示す説明図。第３図は速度変動情報ＲＯＭの記憶
内容を示す説明図。第４図はレーザープリンタにおける
ジッタを示す説明図。 符号の説明 １−・−・・・−・・・−レーザー光源２．１１・・・
・−・−・偏向子 ３−・−・−・・・・・・−レーザービーム４−−−−
−−−−一〜−−画像情報発生部５−・・・・・・・−
・−・ビデオレート制御部６　・・・−・−・・・・・
・−・−変調器７　・・−・・・・・・・・・・−・回
転多面鏡８　・・−・−・−・−スキャナーモータ９　
・・−・−・・−・−・・・回転位置センサー１０−・
−・・・・・・・−・−速度変動情報ＲＯＭ１２−・・
−・・・・・−・・ｆθレンズ１３・・・・・・・・・
−・−記録紙　　　　１４＝−〜−−−−−−現像機１
５・・−・・−・・・・・・・−・・感光体ドラム　１
６−−−・・・−・・転写品特許出願人　　富士ゼロン
クス株式会社代理人　　　弁理士　　平　１）忠　誰第
工図 第２図 （ｂ） 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 画像信号に応じて変調されたレーザ光をポ リゴンミラーで偏向して感光体を走査するレーザープリ
   ンタにおいて、 ポリゴンミラーの各偏向面の回転速度を記 憶した記憶手段と、 前記回転速度に応じて変調器から出力され る変調画像信号の周波数を制御する制御手段を備えたこ
   とを特徴とするレーザープリンタ制御装置。