JPS63224865A - 半田付けおよび/または半田外し装置 - Google Patents

半田付けおよび/または半田外し装置

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JPS63224865A
JPS63224865A JP31313887A JP31313887A JPS63224865A JP S63224865 A JPS63224865 A JP S63224865A JP 31313887 A JP31313887 A JP 31313887A JP 31313887 A JP31313887 A JP 31313887A JP S63224865 A JPS63224865 A JP S63224865A
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JP
Japan
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soldering
solder
desoldering
molten solder
nozzle
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JP31313887A
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English (en)
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ウイリアム ジェイ シーゲル
ルイス エイ アバグナロ
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Pace Inc
Original Assignee
Pace Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、印刷配線基板等への部品の装着あるいは印刷
配線基板等からの部品の除去を行うべく、印刷配線基板
等の所定の部位に溶解半田を作用させる半田付けおよび
/または半田外し装置に関する。
(従来の技術) 部品の取り付けがなされるスルーホールを有する印刷配
線基板に対して、半田付は処理もしくは半田外し処理を
行うべく、溶解半田を作用させる種々の技術が知られて
いる。これらの技術の実施がなされる装置は、2つに区
分される。そのうちの1つは、溶解半田が入れられる容
器を備えた半田槽であり、斯かる半田槽においては、溶
解半田は、容器内で静止状態におかれる。そして、部品
が半田付けもしくは半田外しされる際には、部品のリー
ド部が、半田槽内の溶解半田に浸される。
斯かる場合には、溶解半田の表面全体が大気に晒され、
それにより、溶解半田が酸化されて半田付けもしくは半
田外しに支障を来す不用酸化物を生しさせる不都合があ
る。また、このような酸化物以外の半田付けもしくは半
田外しに支障を来す不用物が、半田付けもしくは半田外
し処理中に、半田槽内の溶解半田中にその表面から混入
せしめられる虞もある。従って、比較的短時間のうちに
、“浮き滓”(上述の如くの不用物の総称)は、半田付
けもしくは半田外し処理に支障を来たすことを防止すべ
く排除すること、あるいは、浮き滓排除手段を設けるこ
とが必要とされる。
また、上述の区分のうちの他の1つにおいては、例えば
、アメリカ合衆国特許第4,162,(134号に記載
されている如く、溶解半田が、所定の開口部を通じて噴
き上げられて、印刷配線基板の半田処理されるべき部位
に接するものとされ、その後、元の半田溜部に戻される
ようにされる。このような装置においても熔解半田の比
較的大なる表面部分が大気に晒されることになり、溶解
半田が酸化を生して、その寿命が縮められることになる
。そのため、半田付けもしくは半田外し処理に支障が来
されることがないよう、溶解半田を比較的頻繁に取り換
えることが必要とされる。
なお、半田付りもしくは半田外し処理を溶解半田を用い
て行うことに関しては、アメリカ合衆国特許第2.98
6.1(18号、3,990,621号、3,993,
235号、4,315,590号、4,412,641
号、4,437,6(15号及び4,523,7(18
号等に記載されている。
(発明が解決しようとする問題点) このようなちとで、さらに他の半田処理装置が、本願の
出願人を譲受人とするアメリカ合衆国特許第4,659
,(102号に記載されている。この装置においては、
開口上端部を有した中空半田供給部の上端面に溶解半田
が上昇せしめられるようにされ、半H1を上昇させるた
めの機構は、ピストン及びシリンターにより構成されて
いる。斯かる装置ハ、いくつかの用途に対しては有用で
あるが、例えば、印刷配線基板に対する部品の半田付け
もしくは半田外し処理の如くの他の用途に際しては、欠
点を有している。即ち、このような装置により、部品の
半田付けもしくは半田外し処理がなされる場合において
は、中空半田供給部−にに印刷配線基板が配されて、所
定の保持手段によりその位置に支持されて、その下方か
ら溶解半田が供給される。斯かるとき、溶解半田は、中
空半田供給部の最上部位置まで上昇せしめられるものと
され、しかも、ピストン及びシリンダーで構成される機
構によって半田に加えられる圧力を適性に制御すること
が往々にして困難であるので、溶解半田が、印刷配線基
板を貫通ずる透孔を通じて、印刷配線基板の上面側に溢
れ出る事態が生し易い。さらに、ピストンがシリンダー
内で固着されてしまう虞もある。
これに対して、」−述のアメリカ合衆国特許第4゜16
2.(134号に記載された如くの装置においては、溶
解半田を用いて部品の半田イ1けもしくは半田外し処理
を行うにあたり、圧縮気体が利用される。
しかしながら、斯かる場合には、上述された如く、溶解
半田が、印刷配線基板の半田処理がなされるべき部位に
向かって噴き上げられるので、上述の如くの半田付けも
しくは半田外し処理に支障が来されることになる問題が
生じる。
斯かる点に鑑み、本発明は、溶解半田を用いて半田付け
もしくは半田外し処理を行うにあたり、圧縮気体を利用
して半田槽部に収容された熔解半田を上昇さセるように
なすことにより、熔解半田に加えられる圧力を正確に制
御できるようになすとともに、溶解半田の大気に晒され
ることになる表面を極力小として、浮き滓により半田1
付iJもしくば半田外し処理に支障が来されることを回
避することができるようにされた半田付けおよび/また
は半田外し装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、上述の如くに圧縮気体が利用されて上
昇せしめられた溶解半田が、自動的に半田槽部に戻るも
のとなるようにした半田付けおよび/または半田外し装
置、さらには、溶解半田を半田槽部からに昇させるため
の圧縮気体を間歇供給するようにした半田イ1げおよび
/または半田外し装置を提供することをも目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る半田イ′Njけ
および/または半田外し装置は、溶解半田を収容し、こ
の溶解半■1の面」−に閉空間を形成する半H1槽部と
、半田槽部に収容された溶解半田を被半田処理体へと移
送すべく配された管状体とを備え、管状体の横断面の半
田槽部における横断面に対する面積比が略1/10以1
−に選定されるとともに、半田槽部内に形成された閉空
間に連結された気体供給源が設けられ、この気体供給源
が、圧縮気体を半田槽部内に形成された閉空間に導いて
、溶解半田を、管状体を通じて被半田処理体の近傍の予
め設定された位置まで上昇させてその位置に保ち、被半
田処理体に対する半田付けもしくは半田外し処理が行わ
れるようにされる。
(作 用) このように構成される本発明に係る半田付けおよび/ま
たは半田外し装置においては、半田槽部に収容された溶
解半田が、必要時にのみ、気体供給源からの圧縮気体に
より管状体を通じて予め設定された位置まで上昇せしめ
られ、半田付けもしくは半田外し処理に供され、また、
斯かる処理が終了した後には、溶解半田が直ちに半田槽
部に戻され、しかも、半田槽部内においては、溶解半田
の面上には閉空間が形成されることになる。このように
、溶解半田の」1昇に圧縮気体が利用されることにより
、溶解半田に加えられる圧力制御が的確に行われて、溶
解半田の予め設定された位置までの1−昇が正確に調整
され得るものとなるとともに、半田付けもしくは半田外
し処理がなされないときには、溶解半田の表面は管状体
内におかれる部分を除いて大気から隔絶され、従って、
大気に晒されることになる溶解半田の表面は小とされる
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明に係る半田付けおよび/または半田外
し装置の一例を示す。この例は、複数のリード部に対す
る半田付けもしくは半田外し処理を行うものとされてお
り、ノズル10と、半田槽12と、圧縮エアー源15と
を主たる構成要素としている。そして、この装置におい
ては、溶解半田が、半田付けもしくは半田外し処理のた
め必要とされるときのみ半田槽12からノズル10へと
導かれて、ワーク14に供給される。ワーク14は、例
えば、多数の部品及びコネクタが夫々リード部もしくは
ピンを介して装着される基体20を有する印刷配線基板
とされ、ノズル10の上方に位置せしめられる。部品1
6は、基体20に設けられた透孔に嵌装されたリード部
18を有しており、リード部18は、基体20の表面2
2に設け12  ′ られた導電部あるいは接続電極部に半田付けされる。こ
の例は、通常は、印刷配線基板の基体を貫通した部品の
リード部あるいはピンを半田付けするものとされるが、
それに限られず、第1図に示される印刷配線基板の基体
20上に破線をもって示される如くの、リード部やピン
を伴わない表面装着素子(S、M、D、) 26の半田
付けにも用いられる。
ノズル10は、後述される如くに、長方形1円形。
正方形、あるいは、種々の処理に要求される特定の多角
形等の多数の外形形状を有するものとされ、典型的には
、上端開口部と側壁部等を有するものとされ、また、非
常に薄いステンレス鋼の如くの材料をもって形成され、
熱伝導性及び熱容量が極めて小となるようにされる。ノ
ズル10の底部には、開口28が設けられている。また
、ノズル10の底部の外面側には、例えば、ステンレス
鋼で作られる管状のテーパープラグ30が取り付けられ
ており、このテーパープラグ30には、その内部を貫通
する、ノズル10の底部に設けられた開口28と略等し
い直径を有する空間32が形成されている。
テーパープラグ30は、中間管状テーパープラグ34に
、着脱可能に挿入されている。この中間管状テーパープ
ラグ34も、例えば、ステンレス鋼の如くの低熱伝導率
及び低熱容量を有する材料をもって作られる。そして、
中間管状テーパープラグ34は、カバー39の一部によ
って形成される管状部36に、着脱可能に挿入されてい
る。中間管状テーパープラグ34の側面には溝38が設
けられており、それにより、管状部36からの中間管状
テーパープラグ34の取り外しが容易とされている。同
様な溝30aがテーパープラグ30にも設けられている
。管状部36の内面部は、中間管状テーパープラグ34
のテーパー状部を受けるべく傾斜面とされている。中間
管状テーパープラグ34の内面とそれに当接するテーパ
ープラグ30の外面との間、及び、管状部36の内面と
それに当接する中間管状テーパープラグ34の外面との
間は、夫々、シール部を形成するものとされ、それによ
り、管状部36の下端部分36aからノズル10の底部
に設げられた開口28まで伸びる通路37が、溶解半田
に対してシールされた状態で形成される。テーパープラ
グ30が、中間管状テーパープラグ34を介すことなく
、直接管状部36に係合するような寸法を有するものと
されてもよいが、中間管状テーパープラグ34の使用は
、加熱される半田槽12からワーク14が隔離されるこ
と、及び、ノズル10及びそれに付随するテーパープラ
グ30の設計及び製造が容易とされることにおいて望ま
れるところである。
半田槽12は、溶解半田を収容する容器40と前述のカ
バー39とを主要構成要素としており、これら容器40
及びカバー39は、例えば、鋳鉄あるいはそれと同様な
熱的特性及び溶解半田に対する不干渉性を備えた材料で
形成される。容器40は、その全体形状が、例えば、有
底円筒形とされるが、有底角筒状あるいは他の形状の有
底筒状態とされてもよい。そして、容器40の底部には
ヒータ42及び44が配されており、これらのヒータ4
2及び44によって、溶解半田が略3(10〜6(10
°Fに加熱される。また、容器4oの底面には、プロー
ブ45.コネクタ47及び検出回路51を含む温度検出
部43が配されている。この温度検出部43は、溶解半
田を、開ループ制御によって手動的に、あるいは、閉ル
ープ制御によって自動的に所望の温度に保つため用いら
れる。
容器40の上部には、フランジ46が設けられている。
また、容器40とともに半田槽12を形成するカバー3
9にもフランジ50が設けられており、カバー39にお
けるフランジ50と管状部36の上部とは、フランジ5
0から管状部36に向かって傾斜して下降する壁部49
により連結されている。壁部49の上部における下面側
には傾斜面部52が形成されており、この傾斜面部52
は、容器40のフランジ46の近傍における内面に設け
られた傾斜面部54に当接する。それにより、カバー3
9が容器40上に固定された状態において、傾斜面部5
2と傾斜面部54との間が密閉状態とされる。但し、こ
のようにされること以外の手段が用いられることにより
、カバー39と容器40との間の密閉状態が得られるよ
うにされてもよい。
傾斜面部52と傾斜面部54との間の密閉状態は、フラ
ンジ46及び50を貫通ずるものとされ、それらの1つ
が第1図に示される複数の、例えば、4個のボルト61
によって確実なものとされる。
ボルト61の夫々は、基部7o上において半田槽12を
支持するU形のブラケット63に係合している。ブラケ
ット63は、その内面側が断熱部材65によって覆われ
ており、加熱された半田槽12から遮熱されている。図
示されていないが、半田槽12からの熱の遮断をより効
果的になすべく、半田槽12が全体的に断熱部材によっ
て覆われるようにされてもよい。
半田槽12内における熔解半田の表面の初期位置は、例
えば、第1図に示されるレヘル56とされる。カバー3
9は、容器40に収容された溶解半田の殆どの部分を覆
い、とりわけ壁部49の下方においては、傾斜面部52
と傾斜面部54との間に密閉状態が形成されていること
により、溶解半田の表面ば略完全に大気から遮断されて
いる。
このような、大気からの遮断がなされることにより、溶
解半田は、使用が長期間に亙る場合にも浮き滓の発生が
最小限に抑制される。さらに、酸化物等である浮き滓は
、溶解半田の上面に浮き上がるものとなり、従って、例
え、浮き滓が発生してもそれらはレヘル56の位置に集
められるので、ノズル10を介して行われる半田付けも
しくは半田外し処理が、浮き滓によって支障を来される
ことはない。
カバー39における壁部49の下方部分4Bには、その
外面側に、ノズル10から不所望に溢れ出たあるいは意
図的に溢れ出さしめられた溶解半田を収集するための溝
58が設けられている。殆どの半田付けもしくは半田外
し処理においては、溶解半田が、ノズルIOの上端部の
位置まで上昇せしめられてその位置で保たれるのが望ま
しく、斯かる位置は、第1図においてレヘル60で示さ
れている。溶解半田は、通常、ノズル10の側面部を越
えてカバー39の上面側に形成されるカンブ部64へと
溢れ出ることなく、迅速にレベル60に達するものとさ
れる。しかしながら、ノズル10の上端部の位置にまで
上昇せしめられた溶解半田の表面に浮き滓があられれた
場合には、それを除去することが望まれ、斯かる場合に
は、圧縮エアー源15の適切な制御のもとに浮き滓を含
んだ溶解半田をカップ部64に溢れ出させることも行わ
れる。そして、カップ部64に溢れ出た溶解半田は、カ
ップ部64の底部に設けられている溝58に集められる
。溝58が設けられることにより、カップ部64に溢れ
出た浮き滓を伴う溶解半田が通路37を通じて半田槽1
2内に戻る状態を生じさせることなく、中間管状テーパ
ープラグ34を取り外すことが可能とされる。それによ
り、半田槽12内に収容された溶解半田は、長期間の間
、その高純度が維持されることになる。即ち、例え、若
干の溶解半田が浮き滓を除去すべくノズル10から溢れ
出さしめられても、残りの溶解半田によって半田付は処
理、半田外し処理あるいは他の処理が初期状態と同様に
行われることになる。
管状部36は、その上面における溝58の内側となる位
置に平坦部66を有しており、この平坦部66は、中間
管状テーパープラグ34に接している。半田槽12に溶
解半田が最初に注入されるとき、あるいは、半田槽12
に溶解半田が補充されるとき、平坦部66が、溶解半田
の満杯レベルをあられす。即ち、ノズル10及び中間管
状テーパープラグ34が取り外されたもとで、管状部3
6内における溶解半田の表面が平坦部66のレベルに達
したとき、オペレータが、半田槽12内に熔解半田が充
分に注入されたことを視覚的に、しかも、容易に確認す
ることができる。このようにしてカバー39の壁部49
により塞がれた半田収容部6日内における溶解半田の表
面レベルが、正確に認識されることになる。そして、溶
解半田の表面レベルが平坦部66のレベルに保たれるこ
とは、溶解半田の取り換えが必要とされるまで、浮き滓
によって支障が来されない半田付けもしくは半田外し処
理が行われ得ることになる。
上述の如くに溶解半田の表面は、通路37内における比
較的小なる部分のみが大気に晒されるだけとなるので、
酸化物等による溶解半田の汚染は、最小限に止められる
ことになる。このことは、半田槽内における溶解半田の
表面全体が大気に晒されて継続的に汚染され、それによ
って、半田付けもしくは半田外し処理に支障が来される
という問題が生じる従来の装置と著しく異なる点である
さらにまた、第1図に示される例においては、通路37
に入り込んだ溶解半田の表面にあられれた浮き滓は、溶
解半田がノズル10の上端部の位置に上昇せしめられる
とき、浮き滓を伴わない熔解半田がノズル10へと供給
されるように通路37の側壁に付着し、その後、溶解半
田が容器40内に戻るにあたって、通路37内を下方に
移動し、さらに、管状部36の下端部分36’aを経て
、カバー39における壁部49の下方の半田収容部68
へと移動する。そして、半田収容部68内において、浮
き滓は、溶解半田の表面へと上昇し、その後は、ノズル
10の上端部の位置に形成される作業面に到達せしめら
れることはなく、従って、半田付けもしくは半田外し処
理に支障を来すものとなることはない。
ノズル10の外形は、各種の半田処理対象物に応じて種
々の形状を有するものとされ、例えば、ワーク14に装
着される、もしくは、ワーク14から取り外される部品
に応じた形状をとる、あるいは、ワーク14に対して同
時に複数の部品を取り付け、もしくは、取り外しを行う
のに適合した形状をとるようにされる。また、ノズル1
0は、ワーク14上の1つもしくは複数の部品に夫々対
応した、1つもしくは複数の開口を上端部に有するもの
、さらには、ワーク14に対する溶解半田の供給を、ワ
ーク14における特定の領域に制限するための、複数の
区画が設けられるものともされる。そして、代表的な使
用態様においては、単インライン・パッケージ(S、1
.P、) 、複インライン・パッケージ(D、 1.P
、 )パッケージ、コネクタ、及び、ピン・グリッド・
アレイ(P、G、八、)・パ・ンケージの取り外し及び
交換を、安全、かつ、迅速に行うことができる。
さらにまた、第1図に示される例は、平面スルーホール
基体2両面多層基体、あるいは、フレキシブル基体を有
する印刷配線基板と共に使用することができる。特に、
S、[、P、及びり、1.P、に関しては、ノズル10
は従来知られている全ての外形に適合し得るものとされ
る。また、P、G、^、パッケージ用としては、ノズル
10の外形が、例えば、少なくとも572インチ×57
2インチとされる最大寸法のものを扱えるようにされ、
一方、コネクタ用としては、ノズル10の外形が、例え
ば、少なくとも172インチ×18インチとされる最大
寸法のものを扱えるものとされる。標準寸法のノズル1
0は、例えば、中空で角形の平行6面体状とされて、そ
の上面部が開口部とされ、40本以下のリード部を有す
るり、T、P、パンケージに対する半田付けもしくは半
田外し処理を行うことができるものとされる。斯かるノ
ズルIOは、第1図における水平方向の長さが3インチ
、第1図の紙面に直行する方向における幅が0.75イ
ンチ、及び、第1図における垂直方向の深さが0.ツイ
フチとされる。
別の標準ノズル10は、P、G、A、パッケージ用に正
方形の断面を有するものとされる。このノズル10は、
長さが572インチ、幅が572インチ及び深さが0.
ツイフチとされる。
さらに他のノズル10は、広い適用範囲を有するものと
され、その外形を以下の(a)〜(d)の如くの矩形断
面を有するものとされる。(a)、長さ6インチ、幅0
.75インチ及び深さ0.ツイフチ、(b)、長さ9イ
ンチ、ψ、q0.75インチ及び深さ0.ツイフチ、(
C)。
長さ12インチ、幅0.75インチ及び深さ0.ツイフ
チ、(d)4 長さ18インチ、幅0.75インチ及び
深さ0、ツイフチ。これらのうちの幾つかには、その寸
法が大であるが故に、補助ヒータが必要とされる。
斯かる補助ヒータについては、第5図及び第6図が参照
されて後述される。
第2図は、圧縮エアー源15の具体例を示す。
この第2図に示される圧縮エアー源15は、フィルタ7
4を介して大気もしくは不活性気体源(図示されていな
い)に通じるものとされたエアーポンプ72を含んでい
る。エアーポンプ72は、二一ドル弁76及び三方ソレ
ノイド弁78を介して半田槽12に接続されている。そ
して、三方ソレノイド弁78が第1の位置をとるとき、
エアーポンプ72が三方ソレノイド弁78を介して、半
田槽12においてカバー39と溶解半田の表面との間に
形成された閉空間に通じるものとされ、斯かる状態のも
とでは、エアーポンプ72からの圧縮エアーが、半田槽
12内における閉空間に供給されて、溶解半田の表面の
レベル56を押し下げる。
それにより、通路37内の溶解半田が押し上げられ、そ
の表面が、例えば、ノズル10の上端部の位置に到達せ
しめられる。この場合、通路37を通じてノズル10へ
と移動した溶解半田の表面の位置は、半田槽12内にお
ける溶解半田の表面に加えられる圧力と大気圧との差に
応じたものとなる。
三方ソレノイド弁78が第2の位置をとるときには、半
田槽12における閉空間が、制御弁80を介して大気に
通しるものとされ、斯かるちとでは、ノズル10内の溶
解半田が、半田槽12内に、その表面が第1図に示され
るレベルをとる状態となるように戻される。このような
状態は、例えば、半田付けもしくは半田外し処理が終了
した後に生じる。制御弁80は、ノズル10内の溶解半
田が比較的遅い速度をもって半田槽12内に戻るものと
なるように、半田槽12内の圧縮エアーを大気中に放散
すべく配されている。このようにして、ノズル10内の
溶解半田が比較的遅い速度をもって半田槽12内に戻さ
れることにより、ワーク14の基体20における平面ス
ルーホール内に配された半田がその位置に維持されるこ
とになる。ノズル10内の溶解半田が象、速に半田槽1
2内に戻される場合には、ワーク14の基体20におけ
る平面スルーホール内に配された半田の一部が、半田槽
12内に戻る溶解半田によって引き出されてしまい、良
好な半田処理が行われない事態となる。
さらに、ノズル10内の溶解半田の半田槽12内への戻
りが極めて急速である場合には、ワーク14の基体20
の下面側に半田が氷柱状に付着する状態となってしまう
三方ソレノイド弁78が第2の位置をとる状態において
は、エアーポンプ72が半田槽12から遮断される。エ
アーポンプ72は、例えば、所定のポンピング速度に達
するに、予め定められた準備時間、例えば、0.5秒を
要するものとされる。
斯かる準備時間内において、三方ソレノイド弁7日は第
2の位置をとる状態におかれ、エアーポンプ72は、常
閉ソレノイド弁82を通じて大気に通じるものとされる
。常閉ソレノイド弁82は、断続的に開閉されるパルス
動作を行うものとされ、それにより、溶解半田をその表
面が、例えば、ノズル10の上端部の位置に達するまで
」−昇させ、かつ、その状態に維持するようにされる。
斯かるパルス動作を行うソレノイ「弁は、その−例が、
文献8”Simple Pneumatic 5erv
o Valve is Pu1se Width Mo
dulated”、Design News 、 Fe
bruary17th、 1986 、第164〜16
6頁に記載されている如くのものである。ニードル弁7
6は予め調整されており、ノズル10内の溶解半田の表
面を目的の位置に到達させるための粗調整を行うものと
されている。上述のエアーポンプ72.三方ソレノイド
弁78及び常閉ソレノイド弁82は、第4図が参照され
て後述される圧縮エアー制御部84による制御のもとに
作動するものとされている。
第2図に示される圧縮エアー源15の動作は、以下に、
半田付けもしくは半田外し処理が行われるに際しての作
動工程を示す第3図が参照されて説明される如くである
第3図に示される第1の作動工程においては、圧縮エア
ー制御部84からの出力信号が、エアーポンプ72を作
動させ、常閉ソレノイド弁82を開状態とし、三方ソレ
ノイド弁78に第2の位置をとらせるものとされ、エア
ーポンプ72が動作を開始する。そして、エアーポンプ
72が所定のボンピング速度に達するまで、エアーは、
常閉ソレノイド弁82を通じて排出される。斯かるポン
プスタート工程は、例えば、0.5秒間とされる。
続いて第2の作動工程においては、圧縮エアー制御部8
4からの出力信号が、常閉ソレノイド弁82を閉状態と
するとともに、三方ソレノイド弁78に第1の位置をと
らせるものとされる。このとき、エアーポンプ72は動
作状態に保たれ、それによって、圧縮エアーが、ニード
ル弁76及び三方ソレノイド弁78を介して半田槽12
内の閉空間に直接的に供給されて、溶解半田が通路37
を通じてノズル10に比較的速い速度をもって上昇せし
められる。このように溶解半田が比較的速い速度をもっ
て上昇せしめられることは、溶解半田が上昇中に失う熱
が少とされることにおいて望ましいことである。溶解半
田の上昇速度が遅い場合には、溶解半田の温度が、半田
付けもしくは半田外し処理に支障を来す程度にまで低下
してしまう虞がある。この例にあっては、ノズル10内
において、溶解半田が、その表面が、目的位置であるノ
ズル10の上端部の位置より若干低い位置となるまで、
比較的速い速度をもって上昇せしめられ”g   “〜
”〜“″′″?−t□□うにして溶解半田が比較的速い
速度をもって上昇せしめられる急速上昇期間は、第3図
に示される如く、例えば、0〜9.9秒間とされるが、
場合によってはこれより長くされてもよい。斯かる急速
上昇期間の長さは、ノズル10の寸法に応して変化せし
められるものとされ、例えば、長さを8インチ、幅を3
74インチ、深さを0.フインチとするノズル10にお
いては、略4〜5秒が望ましい。
急速上昇期間が経過した後の作動工程においては、圧縮
エアー制御部84から常閉ソレノイド弁82に、第3図
に示される如くの、高レベル期間が、例えば、50ミヮ
秒で一定とされ、低レベル期間が、例えば、θ〜99.
9−1.秒の間に設定されたパルス列信号が供給され、
常閉ソレノイド弁82は、斯かるパルス列信号の高レベ
ル期間において開状態とされる。この作動工程の期間は
、半田付けもヨ兵学4恍−閘騒」町トジ゛14″51〜
10−5列信号の低レベル期間において閉状態とされる
そして、斯かる場合、常閉ソレノイド弁82が閉状態と
され、また、三方ソレノイド弁78が第1の位置をとる
ものとされるので、エアーポンプ72からの圧縮エアー
が半田槽12内の閉空間に、例えば、75ミリ秒間供給
される。
半田槽12内の閉空間に圧縮エアーが供給される75ミ
、、秒間が経過した後、常閉ソレノイド弁82には、5
0ミリ秒間に設定された圧縮エアーBil+御部84か
らのパルス列信号の高レベル部が供給され、常閉ソレノ
イド弁82が開状態とされる。それにより、三方ソレノ
イド弁78か第1の位置をとる状態に維持されることに
より若干の圧縮エアーは、半田槽12内の閉空間に供給
されるが、エアーポンプ72からの圧縮エアーが常閉ソ
レノイド弁82を通じて大気に放散され、半ド1槽12
内の閉空間Gこは供給されないようにされる。
このようにして、常閉ソレノイド弁82がパルス動作を
もって開閉され、エアーポンプ72からの圧縮エアーが
、常閉ソレノイド弁82が閉状態とされる期間毎に半田
槽12内の閉空間に供給される。常閉ソレノイド弁82
が閉状態とされる期間が長くされる程、半田槽12内の
閉空間における圧力が高められ、ノズル10内における
溶解半田の表面の位置が高められることになる。常閉ソ
レノイド弁82が閉状態とされる期間の常閉ソレノイド
弁82が開状態とされる期間に対する比は、ノズル10
の寸法に応じて変化せしめられるものとされ、オペレー
タは、ノズル10の寸法に応じた所望の値を選択するこ
とができる。1−述の如くに、常閉ソレノイド弁82が
パルス動作をもって開閉されることにより、ノズル10
内における?容解半田のその表面を目的レベルに到達せ
しめる上昇が、比較的緩やかで、適正に制御される状態
のもとでなされることになる。
従って、ノズル10内の溶解半田は、先ず、急速上昇期
間において、その表面が目的位置の略99%に相当する
位置に達するまで比較的速い速度をもって」1昇し、そ
の後の半田付けもしくは半田外し期間において、常閉ソ
レノイド弁82のパルス動作に応し、その表面が目的位
置であるノズル10の上端部の位置に達するまで、比較
的緩やかに上昇するものとされる。このように、半田槽
12内の閉空間に一定に圧力が供給される急速上昇期間
において、ノズル10内の熔解半田の表面が目的位置に
までは達しないようにされるのは、ノズル10内の溶解
半田の表面が慣性による局部変動を生じて、溶解半田が
ノズルIOから溢れ出る事態となることを回避するため
である。溶解半田がノズル10から溢れ出ると、半田が
浪費されることになってしまう。これに対して、半田槽
12内の閉空間に、常閉ソレノイド弁82のパルス動作
に応じて、間歇的に圧力が供給されるもとでは、溶解半
田がノズル10から溢れ出る事態がまねかれることなく
、ノズル10内の溶解半田の表面が目的位置に到達せし
められる。
また、半田槽12内の閉空間に間歇的に圧力が供給され
て、ノズル10の溶解半田が上昇せしめられるにあたっ
ては、ノズル10内の溶解半田の表面に小刻みな波立ち
が形成され、斯かる小刻みな波立ちによってワーク】4
における半田処理がなされるべき部位が洗われて、半田
伺けもしくは半田外し処理がより効果的に行われる利点
が得られる。さらに、半田槽12内の閉空間に圧縮エア
ーが間歇的に供給されることにより、ノズル10内の溶
解半田の表面の位置を、半田槽12内の閉空間に圧縮エ
アーが継続的に供給される場合に比して、より正確に制
御することができる状態とされる。
第3図に示される如く、圧縮エアー制御部84から常閉
ソレノイド弁82にパルス列信号が供給される半田付け
もしくは半田外し期間は、例えば、0〜99.9秒の範
囲のものとされるが、多くの場合においては略30秒程
度とされる。第3図には、開示の簡略化のため、圧縮エ
アー制御部84からのパルス列信号の2周期分のみが示
されているが、勿論、実際には、半田(′:t iJも
しくは半田外し期間に、圧縮エアー制御部84からのパ
ルス列信号の多数の周期が常閉ソレノイド弁82に供給
される。
圧縮エアー制御部84からのパルス列信号の周朋は、半
田付けもしくは半田外し処理の態様に応したものとされ
、第4図が参照されて後述される如くに、オペレータに
よって制御される。
半田付けもしくは半田外し期間の終端部においては、圧
縮エアー制御部84の出力が再度変化せしめられ、第3
図に示される如く、エアーポンプ72が非作動状態とさ
れるとともに、三方ソレノイド弁78が第2の位置をと
るものとされ、かつ、常閉ソレノイド弁82が閉状態と
される。その結果、ノズル10内の溶解手口1が通路3
7を通じて容器40内に戻され、その表面が第1図に示
される如くの位置をとる状態とされる。ノズル10内か
らの熔解半田の戻り速度は、常閉ソレノイド弁82によ
って、ワーク14に施された半田処理が適正に維持され
るものとなるように制御される。
第4図は、第2図に示される圧縮エアー制御部84の具
体構成例を示す。この具体構成例は、第3図に示される
作動工程を開始させるスタートスイッチ86を備えてい
る。スタートスイッチ86は、オン状態とされるとき、
電圧源■+を制御部路88に接続するものとされており
、制御回路88はフリップ・フロップで構成される。そ
して、スタートスイッチ86がオン状態とされると、電
圧源V十の電圧が、スタートスイッチ86を通じて、制
御回路88を構成するフリップ・フロップのセット端子
に印加されて、制御回路8日のセット出力が高レベルを
とるものとされて得られる。
制御回路88のセット出力はモータ駆動部90にイネー
ブル信号として供給され、モータ駆動部90は、エアー
ポンプ82を作動させるポンプモータ92を駆動する。
制御回路88のセット出力は、ライン94を通じて、三
入力端アンドゲートで構成されたソレノイド制御回路9
6における第1の入力端にも供給される。ソレノイド制
御回路96の出力は、NPN形のトランジスタ98のベ
ースに供給される。トランジスタ98のコレクタは常閉
ソレノイド弁82を介して電圧源V+に接続され、また
、トランジスタ98のエミッタは接地されている。また
、制御回路88のセット出力は、さらに、第3図に示さ
れるポンプスタート工程の期間長、即ち、例えば、略0
.5秒に対応する遅れ時間を伴うものとされた遅延回路
1(10にも供給される。遅延回路1(10による遅延
は、エアーポンプ72に、その作動の開始後所定のボン
ピング速度に達するまでの余裕を与えるに足るようにさ
れる。遅延回路1(10の出力は、タイマ102及び1
04の夫々にイネーブル信号として供給されるとともに
、フリップ・フロップで構成されたソレノイド制御回路
106のセット端子にも供給される。ソレノイド制御回
路106のセット出力は、NPN形のトランジスタ1(
18のベースに供給される。トランジスタ10Bのコレ
クタは三方ソレノイド弁78を介して電圧源■+に接続
され、また、トランジスタ1(18のエミッタは接地さ
れている。
さらに、マスタークロツタ発生部111が設けられてお
り、このマスタークロック発生部111からの周波数I
MIlzを有するクロックパルスが、タイマ102,1
04及び110に供給される。
これらタイマ102,104及び110には、夫々、時
間設定スイッチ112,114及び116が接続されて
おり、また、タイマ104には遅延回路118が接続さ
れている。遅延回路118による遅延時間は、第3図に
おいて番号79が付されて示される如くの、常閉ソレノ
イド弁82に供給されるパルス列信号における、例えば
、5os、)秒の時間幅を有した高レベル部の期間に対
応するものとされる。遅延回路118は、オペレータに
より調整されて、上述の常閉ソレノイド弁82に供給さ
れるパルス列信号における高レベル部の期間を変化させ
る手段を備えている。そして、遅延回路11Bの出力端
は、タイマ104のリセット端に接続されている。
タイマ102の出力は、ソレノイド制御回路96を構成
する三入力端アンドゲートの第2の入力端に供給される
とともに、ライン120を通じて、タイマ110のイネ
ーブル入力端に供給される。
タイマ104の出力は、ソレノイド制御回路96を構成
する三入力端アンドゲートの第3の入力端に供給される
。タイマ110の出力は、ソレノイト制御回路106を
構成するフリップ・フロップのりセント端に供給される
。さらに、タイマ110の出力は、リセットライン12
4を通じて制御回路88を構成するフリップ・フロップ
のリセット端に供給される。制御回路88のリセット端
にリセット電圧が供給されると、圧縮エアー制御部84
を構成する全ての回路がリセット状態とされる。さらに
、ストンブスイ・ンチ126がライン124と電圧源V
+との間に接続されており、このストップスイッチ12
6かオン状態とされる場合には、圧縮エアー制御部84
が非作動状態とされる。
このような構成のもとに、スタートスイッチ86がオン
状態とされると、制御回路88がセ・ントされ、制御回
路88からモータ駆動部90にイネーブル信号が供給さ
れる。それにより、モータ駆動部90は、モータ92を
駆動してエアーポンプ72を作動させる。従って、スク
ートスイ・ンチ86がオン状態とされることにより、第
3図に示される如くのポンプスタート工程が開始さ相る
3制御回路88からのセット出力は、ソレノイド制御回
路96を構成する三入力端アンドゲートに、高レベル信
号として供給される。また、タイマ102及び104は
、それらの動作前において、高レベルの出力を発生ずる
ものとされている。それにより、制御回路88からのセ
ット出力がライン94を通じてソレノイド制御回路96
に供給されるとき、ソレノイド制御回路96の3個の入
力端の全てに高レベル信号が供給されることになる。
従って、トランジスタ98のベース電位が高レベルとさ
れ、トランジスタ98がオン状態とされる。
それにより、常閉ソレノイド弁82が開状態とされる。
一方、斯かるとき、三方ソレノイド弁78は、第2の位
置をとる状態に維持され、エアーポンプ72は、ポンプ
スタート工程において、所定のボンピングスピードに到
達するものとされる。
ボンプスタート工程の期間は、遅延回路1(10により
設定され、略0.5秒とされる。そして、ポンプスター
ト工程の終了時点においては、タイマ102及び104
にイネーブル信号が供給され、また、ソレノイド制御回
路106を構成するフリップ・フロップがセラ1〜状態
とされる。それにより、1−ランジスタ1(18がオン
状態とされて、三方ソレノイド弁78が第1の位置をと
るものとされて、エアーポンプ72からの圧縮エアーが
、半田槽12内の閉空間に送り込まれ、ポンプスタート
工程に続く急速上所期間に移行する。
常閉ソレノイド弁82は、ポンプスタート工程の期間中
開状態とされ、その後、急速上昇期間の開始時点におい
て閉状態に戻される。斯かる動作は、遅延回路1(10
からタイマ102へのイネーブル出力の供給によって行
われる。タイマ102の高レベル出力は、低レベル出力
へと切り換えられ、それにより、ソレノイド制御回路9
6が非動作状態とされて、その出力が低レベルとされて
、1〜ランジスタ98を遮断状態とする。その結果、常
閉ソレノイド弁82が閉状態に戻され、急速上昇期間の
長さは、時間設定スイッチ112がオペレータにより操
作されることにより設定される。
第4図に示される例においては、象、速」二昇朋間の長
さが3.2秒に選定されている。第4図においては、時
間設定スイッチ112.114及び116の夫々は3桁
形とされているが、2桁形とされてもよく、これらスイ
ッチの桁数は、適用対象に応じて変化せしめられる。時
間設定スイッチ112の出力は、アナログ信号とされて
タイマ102に供給される。斯かるアナログ信号の振幅
は、時間設定スイッチ112の設定に応したものとなり
、また、タイマ102の出力が高レベルをとるものに戻
されるまで計数される、マスターフ11ンク発生部11
1からのクロック・パルスの数を設定する。タイマ10
2の出力は、イネーブル信号が供給されることにより、
高レベルをとるものから低レベルをとるものへと切り換
えられる。また、イネーブル信号は、時間設定スイ・ノ
チ112により設定された数に達するまで、タイマ10
2にクロックパルスの計数を行わゼる。タイマ102が
所定の計数を終了すると、その出力が高レベルをとるも
のに切り換えられ、ソレノイド制御回路96が再び作動
状態とされる。このとき、象速−1−昇朋間が終了し、
ノズル10内の溶解半田は、その表面が、目的位置であ
るノズル10の上端部の位置の略99%の位置に達する
まで上昇せしめられている。
その後、ノズル10内の溶解半田を、その表面が目的位
置に到達するように上昇させるべく、タイマ104の出
力が用いられる。タイマ104は、タイマ102と同時
に作動するものとされる。そして、タイマ104の出力
は、直ちに高レベルをとるものから低レベルをとるもの
へと切り換えられる。そして、時間設定スイッチ114
による期間設定が、タイマ102における時間設定と同
様に行われる。しかしながら、時間設定スイッチ114
により設定される期間は、時間設定スイッチ112によ
り設定される期間に比して著しく短いものとされる。具
体的には、時間設定スイッチ114により設定される期
間は、例えば、75ミリ秒とされる。斯かる期間は、第
3図に示される半田付けもしくは半田外し期間における
パルス列信号の、番号81をもってあられされる低レベ
ル部の時間長に対応する。このようにして、タイマ1゜
4により、75ミリ秒の時間長に対応する数のクロック
パルスが計数されると、タイマ1o4の出力が、第3図
において番号83をもってあられされる如くに、高レベ
ルをとるものとされる。高レベルをとるものとされたタ
イマ104の出力は、遅延回路118にも供給されて、
例えば、50ミリ秒とされる遅延が施される。そして、
遅延回路118による遅延時間が経過すると、遅延回路
118からのリセット信号がタイマ104に供給され、
それにより、タイマ104の出力が、再び低レベルをと
るものに切り換えられ、第3図に示される半田付けもし
くは半田外し期間におけるパルス列信号が、再び時間長
を75ミリ秒とする低レベル部をとるものとされる。こ
のようにして、パルス列信号の時間長75ミリ秒とする
低レベル部と、時間長50ミリ秒とする高レベル部とが
交互に繰り返し形成される。
このとき、急速上昇期間においては、上述のパルス列信
号は、常閉ソ・レノイド弁82には供給されないものと
なされる。即ち、急速上昇期間においては、タイマ10
2の出力が低レベルをとり、それにより、タイマ102
によって形成されるパルスは、ソレノイド制御回路96
を構成する三入力端アンドゲートを通過することができ
ないのである。しかしながら、急速上昇期間の終了時点
においては、タイマ102の出力が高レベルをとるもの
に戻され、それにより、タイマ104によって形成され
るパルスが、ソレノイド制御回路96を構成する三入力
端アンドゲートを通過するものとなる。斯かるパルスの
うちの2個が、第3図に示される半田付けもしくは半田
外し期間におけるパルス列信号として示されているので
あり、ソレノイド制御回路96を構成する三入力端アン
ドゲートをパルスが通過する毎に、常閉ソレノイド弁8
2が開状態とされ、エアーポンプ72からの圧縮エアー
が、半田槽12に供給されることを妨げる。タイマ10
4の出力における75ミ1秒の低レベル期間には、常閉
ソレノイド弁82は閉状態とされ、それにより、エアー
ポンプ72からの圧縮エアーが、三方ソレノイド弁78
を通じて半田槽12内の閉空間に供給される。ノズル1
0内で上昇する溶解半田の表面の高さは、時間設定スイ
ッチ114において選定される数値に応じたものとなり
、斯かる数値が大である程、溶解半田の表面の高さは高
くなる。即ち、ノズル10内で上昇する溶解半田の表面
の高さは、時間設定スイッチ114を適正に制御するこ
とによって正確に設定される。
通常、ノズル10内の熔解半田は、その上方に配された
ワーク14としての印刷配線基板に対する適切な接触状
態が得られるように、その表面がノズル10の上端部の
位置に到達するまで上昇せしめられる。斯かる場合、溶
解半田の表面に集まる浮き滓は、ノズル10の上端部の
位置にあることになり、従って、溶解半田における浮き
滓を伴う表面を成す部分を、ノズル10の上端部から半
田槽12を形成するカバー39上のカップ部64内に、
僅かに溢れ出させることにより、浮き滓を除去すること
ができる。例えば、第4図に示される如く、時間設定ス
イッチ114において選定される数値が“75”である
とき、ノズル10内における溶解半田の表面が丁度ノズ
ル10の−L端部の位置に到達するものとされる場合に
は、時間設定スイッチ114によって選定される数値が
77“°とされることにより、ノズル10の上端部から
浮き滓を伴う溶解半田の一部を溢れ出させることができ
る。そして、時間設定スイッチ114において選定され
る数値が” 77 ’”に維持されることにより、ノズ
ル10内の溶解半田が、その表面をノズル10の」二端
部の位置に到達させるように上昇せしめられる。即ち、
溶解半田の一部がノズル10から溢れ出ると、溢れ出た
溶解半田は半田槽12内には戻らないので、ノズル10
内及び半田槽12内における溶解半田の量はそれだけ減
少する。従って、ノズル10内における溶解半田の減少
分に相当する上昇を生じさせるべく、溶解半田に加えら
れる圧力が増加せしめられることが必要となるが、時間
設定スイッチ114において選定される数値が77“°
に維持されることにより、斯かる圧力増加が達成される
。このようにして時間設定スイッチ114における設定
が、ノズル10内の溶解半田の表面がノズル10の上端
部の位置をとるようになされることにより、ノズル10
内の溶解半田の表面がとるレベルが正確に制御される。
第3図に示される如く、半田付けもしくは半田外し期間
は、0〜99.9秒の間の所定の時間長を有するものと
され、この時間長は、半田付けもしくは半田外し処理に
応じたものとされる。第4図に示される圧縮エアー制御
部84の具体例においては、半田付けもしくは半田外し
期間は、33.5秒に設定されている。時間設定スイッ
チ116は、斯かる期間に対応するアナログ出力をタイ
マ110に供給する。タイマ110は、−上述されたタ
イマ102と同様に機能し、時間設定スイッチ116か
らのアナログ出力の振幅に対応する期間の間、マスター
クロック発生部110からのクロックパルスを計数して
期間設定を行う。第3図に示される如く、半田付けもし
くは半田外し期間は、急速上昇期間に引き続いて開始す
る。急速上昇期間の時間長はタイマ102によって制御
されるので、急激上昇期間の終了時において立上り部を
有することになるタイマ102の出力が、ライン120
を通じて、タイマ110にイネーブル信号として供給さ
れるものとなされ、それにより、タイマ110が作動状
態とされ、その出力が高レベルから低レベルへと切り換
えられる。このタイマ110における出力が低レベルを
とるものとなる状態は、上述された他のタイマと同様に
、時間設定スイッチ116によって設定される期間の間
維持される。
その後、タイマ110の出力ば、再び高レベルに切り換
えられ、ソレノイド制御回路106を構成するフリップ
・フロップにリセット信号として供給される。それによ
り、半田付けもしくは半田外し期間が終了するとともに
、それに続く半田戻り期間が開始される。
半田戻り期間においては、ソレノイド制御回路106を
構成するフリップ・フリップがリセット状態とされると
、三方ソレノイド弁78が第2の位置をとる状態に戻さ
れ、半田槽12内の閉空間における圧縮エアーが、制御
弁80を通じて大気に放散される。それとともに、タイ
マ110の出力における高レベルへの立上り部が、ライ
ン124を通じて制御回路88を構成するフリップ・フ
リップのりセント端に供給される。このフリップ・フロ
ップがリセット状態とされると、ライン94を通じて、
ソレノイド制御回路96を構成する三入力端アンドゲー
トに対するイネーブル信号が高レベルから低レベルへと
切り換えられ、常閉ソレノイド弁82が閉状態とされる
。さらに、モータ駆動部90に対するイネーブル信号の
供給が停止され、エアーポンプ72が非作動状態とされ
る。
このようにして圧縮エアー制御部84の制御のもとに、
半田付けもしくは半田外し処理における各作動工程が進
行されるのである。勿論、半田1付りもしくは半田外し
処理以外の作業についても同様である。
なお、非常事態等の理由により動作を途中停止すること
が必要とされる場合には、ストップボタン126が閉状
態とされ、それにより、制御回路8日を構成するフリッ
プ・フロップ及びソレノイド制御回路106を構成する
フリップ・フロップの夫々におけるリセット端に電圧源
■+からの電圧が印加されて、半田戻り期間が栄、カ開
始される状態とされる。
上述の如くの圧縮エアー制御部84の機能においては種
々の変形が考えられ、それらは、例えば、マイクロプロ
セッサにより実現される。斯かるマイクロプロセッサは
、第3図に示される如くのタイムチャートに従ってエア
ーポンプ72.三方ソレノイド弁78及び常閉ソレノイ
ド弁82を制御する、時間設定スイッチ112,114
及び116あるいは他の装置における設定に応答するも
のとされる。さらに、場合によっては、エアーポンプ7
2の如くの機械ポンプは不用とされ、それに代えて、半
田槽12の入力孔83に手動ポンプが接続されるように
なされてもよい。また、第4図に示される圧縮エアー制
御部84の具体例は、自動制御を行うものとされている
が、圧縮エアー制5制 師部84は、手動制御が行われるものとされてもよい。
第5図は、本発明に係る半田付けおよび/または半田外
し装置に用いられる補助ヒータの例を示す。前述された
如く、ノズル10は、例えば、長さ18インチ、幅37
4インチ、深さ0.ツイフチとされる如くに、非常に大
型のものとされる場合がある。このような場合には、半
田槽12における容器40からノズル10に送られる溶
解半田が、半田付けもしくは半田外し処理に支障を来す
程度にまで温度低下を生しる虞がある。そこで、ノズル
10に送られた溶解半田を加熱する補助ヒータの設置が
考えられるのである。例えば、第1図において破線で示
される如くに、補助ヒータ85がノズル10内に配され
ることが考えられ、斯かる場合には、補助ヒータ85は
、図示されていない手段によりノズル10内の溶解半田
から隔絶されたものとされる。第5図に示される例にお
いては、補助ヒータは、一旦、例えば、半田溶解温度ま
で加熱されて蓄熱作用を伴うものとなる、金属あるいは
合金材料から成るブロック2(10を備えており、この
ブロック2(10には、複数の発熱素子202が配され
ている。また、ブロック2(10には溶解半田を通過さ
せるための透孔204が設けられており、この透孔20
4の直径は、ノズル10の底部に設けられた開口28の
直径と実質的に同一のものとされる。さらに、ブロック
2(10の下面には、第1図に示されるテーパープラグ
30に相当するプラグ206が取り付けられており、プ
ラグ206は、第1図に示される中間管状テーパープラ
グ34あるいは管状部36に挿入される。
ブロック2(10の上面には、ノズル10を受ける凹部
2(18が設けられており、この凹部2(18内には、
破線で示される如くに、小なる寸法を有するノズル10
を受けるための小寸法四部210が形成されている。さ
らに、取り外し可能とされたクランプ部材212がノズ
ル10を凹部2(18に堅固に係合させるべく設けられ
ており、それにより、ブロック2(10の表面とノズル
10の底部との間への溶解半田の流込が阻止されるよう
になされている。第5図に示されるクランプ部材212
は、ノズル10の背後側の側面に取り付けられてブロッ
ク2(10の下面に係合するものとして概略的に示され
ているが、同様のクランプ部材がノズル10の前面側の
側面にも取り付けられている。
第6図は、補助ヒータのさらに他の例を示す。
この例においては、ノズル10が補助ヒータ85を伴う
ものとされている。それに加えノズル10の上部開口部
を覆う蓋部材214が設けられている。蓋部材214に
は、開口部216を有する小径ノズル215が設けられ
ている。この第6図に示される例は、必要に応じて、補
助加熱のための他の手段を伴うものとされる。
また、第2図において破線により示される如く、三方ソ
レノイド弁78と半田槽12との間に、ダイアフラム装
置220が設けられることも考えられる。斯かるダイア
フラム装置220は、柔軟性を有したダイアフラム22
6によって、2個の気密室222及び224が形成され
るように区画されたものとされる。そして、気密室22
2は、半田槽12内の閉空間に通しるようにされ、気密
室222.半田槽12内の閉空間及びそれらを連結する
パイプ内には、気体窒素等の不活性気体が封入される。
一方、気密室224は、三方ソレノイド弁78及びニー
ドル弁76を介して、エアーポンプ72に通じるように
される。気密室222と気密室224とはダイアフラム
226によって仕切られているので、気密室224内の
エアーと気密室222内の不活性気体とが混合されるこ
とはない。
斯かる場合には、半田槽12の容器40に収容された溶
解半田の表面がエアーに晒されることがなく、また、半
田槽12内の閉空間に充満される不活性気体は半田とは
反応しないので、長期間に亙って半田槽12の容器40
に収容された溶解半田の良好な状態が維持されることに
なる。そして、動作状態においては、エアーポンプ72
からの圧縮エアーが、ダイアフラム226に圧力を及ぼ
す。
ダイアフラム226は柔軟性を有しているので、それに
加えられた圧力は、不活性気体を介して半田槽12内の
閉空間に伝達され、ノズル1o内の溶解半田をその表面
が所定の位置に達するように上昇させる。
第7図は、第1図に示される例における一作動態様を示
す。この場合、ノズル10上に配されたワーク14であ
る、基体20を有する印刷配線基板は、ノズル10の上
端部から若干浮き上がった位置に保持されたものとされ
ている。ノズル10の側壁部は低熱伝導性と低熱容量と
を有した薄い材料により形成されているので、印刷配線
基板の基体20がノズル10の」二端部に直接接するも
のとされても、基体20がノズル10の側壁部からの熱
で損傷を受ける虞は極めて小であるが、基体20とノズ
ル10の上端部との間に若干の空隙が形成されることに
より、基体20がノズル10の側壁部からの熱で損傷を
受ける虞は一段と低減せしめられる。このように基体2
0とノズルIOの上端部との間に若干の空隙が形成され
ても、ノズルIO内の溶解半田は、第7図において番号
21をもって示される如くに、ノズル10から溢れ出す
ことなく、その表面が表面張力によりノズルlOの上端
部の上方に盛り上がって、基体20の下面に接触するも
のとなり、基体20に対する半田付けもしくは半田外し
処理が別設の不都合が来されることなく行われる。
前述の如くに、本発明に係る半田付けおよび/または半
田外し装置によりS、M、D、の半田付けもしくは半田
外しも行われるが、斯かる場合には、S。
M、0.26は、第7図において破線で示される如く、
単にノズルIO内の溶解半田中に浸されるものとされる
。そして、溶解半田が印刷配線基板の基体20の下面に
接触する時間は、本発明に従って正確に制御されるので
、基体20に対するS、M、0.26の半田付けもしく
は半田外しが適正に行われる。
第1図に示される例は、小規模な半田付けもしくは半田
外し処理から大規模な半田付けもしくは半田外し処理ま
で広く適用されるものであるが、第8図は、特に、従来
半田鏝が用いられて手作業で行われているような小規模
な半田付けもしくは半田外し処理に適したものとされた
、本発明に係る半田付けもしくは半田外し装置の他の例
を示す。
第8図に示される例は、単独あるいは複数の部品に対す
る半田付けもしくは半田外し処理を行うべく、半田鏝に
代えて用いられるに好適なものとされており、第1図に
示されるものと同様な圧縮エアー源15を備えていて、
圧縮エアー源I5の圧縮エアー供給動作に基づき、溶解
半田が適正な速度で移動せしめられて、その表面が迅速
かつ正確に作業位置に到達せしめられるものとされる。
さらに、この例においては、圧縮エアー源15が圧縮エ
アーを間歇供給するための手段を有する必要がないもの
とされ、圧縮エアーは間歇送りされることなく直接的に
溶解半田に作用せしめられる。
斯かる第8図の例は、溶解半田31Bが収容される半田
槽を形成する、有底円筒状とされた容器3(10を備え
ており、この容器3(10は、非常に薄いステンレス鋼
の如くの材料をもって、熱伝導性及び熱容量が極めて小
となるように、また、携帯に便利なように形成される。
そして、容器3(10は、断熱ゲース302によって覆
われるものとされる。また、容器3(10には、円形の
カバー3(18が設けられ、このカバー3(18には管
状部材306が接続される。これら管状部材306及び
カバー3(18も、薄いステンレス鋼の如くの材料によ
って形成されるのが望ましい。管状部材306は、容器
3(10に収容された溶解半田318中に挿入されてお
り、その下端部が、容器3(10の底面から、例えば、
0.1インチ程度上方に離れた位置に置かれ、容器3(
10の底面との間に、熔解半田318が管状部材306
に対して自由に出入し得るようになす間隙を形成するも
のとされる。
管状部材306の上端部には、ノズル314の底部から
下方に突出するプラグ312を受けるためのテーパ内面
部310が形成されている。ノズル314の底面には、
プラグ312内を貫通する空間と実質的に等しい径を有
する開口316が形成されている。プラグ312の下端
部にはテーパ外面部が形成されており、それによって管
状部材306に対する着脱が容易にされるとともに、管
状部材30Gとプラグ312との間における、容器3(
10及び管状部材306内に収容された熔解半田318
に対してのシール状態が得られる。
溶解半田318を所望の温度に加熱するため、容器3(
10の底部にヒータ321が配されている。
このヒータ321は、他の態様とされることも勿論可能
であるが、容器3(10の底部から管状部材306内に
突出するものとされており、また、概略的に図示される
如く、電源323に接続されている。このヒータ321
は、溶解半田318に直接接触しており、それにより、
ヒータ321が発する熱が、容器3(10の温度上昇に
費やされることな(、全て溶解半田318の温度上昇に
供されることになる。
この第8図に示される装置の典型的な寸法は、次の如く
である。但し、それらに限られるものではない。即ち、
容器3(10の径は1〜3インチ程度とされ、望ましく
は略2インチとされる。また、容器3(10の高さも1
〜3インチ程度とされ、望ましくは略2インチとされる
。さらに、管状部材306については、径が374〜3
72インチ程度とされ、望ましくは略1/2〜1インチ
とされる。
第9図は、断熱ケース302が取り外された第8図に示
される例におけるIX−IX線に沿う横断面を示す。第
9図に示される断面にあられされる如く、管状部材30
6の横断面の、容器3(10の横断面に対する面積比は
略1/10以上とされ、望ましくは、175〜1/2と
される。また、特に望ましい比は、略1/3である。容
器3(10に収容される溶解半田318の重量は、例え
ば、172〜1ポンドとされる。
上述の如くの第8図に示される例は、小寸法で軽量なも
のとされ、第1図に示される例に比して、携帯し易いも
のとされており、従って、家庭における電気製品等の卓
上修理に好適である。即ち、第1図の例における半田槽
12の容器40が、例えば、鋳鉄性とされるのに対し、
第8図に示される例における容器3(10は、例えば、
ステンレス性とされ軽量化が図られており、また、容器
3(10に収容される溶解半田318の重量は、第1図
に示される例における半田槽12に収容される溶解半田
の重量に比して小なるものとされる。
さらに、第1図に示される例における通路37の断面の
、容器40の断面に対する面積比が、例えば、1/20
とされるのに対し、第8図に示される例においては、上
述の如くとされる。このようなことからして、第1図に
示される例が、大量生産工程における大規模な半田付け
もしくは半田外し処理に用いられるに適しているのに対
し、第8図に示される例は、一般の半田鏝あるいは大量
生産工程における小規模な半田付けもしくは半田外し処
理に用いられる半田鏝に代えて用いられるに極めて適し
ている。 □ このような第8図に示される例は、半田鏝より一層扱い
易いものとなる。即ち、被半田処理体に対する熱伝導が
溶解半田を通じて行われることになり、溶解半田の温度
は、半田鏝の先端及びそれと共に用いられる芯抜半田の
温度に比して、より正確に制御することができるものと
なる。
第10図は、第8図の例における管状部材306及びカ
バー3(18が含まれる部分の他の例を示ず。この例に
おいては管状部材306の」二部には、テーパー内面部
が形成されておらず、管状部材306の上端部320の
外形は、例えば、円環状とされて、独立した被半田処理
体に対する半1’T+ (」けもしくは上口]外し処理
に適するものとされている。
また、管状部+A’ 306の」二端部320には、後
述される如くに、第20図に示される如くの細管部が設
けられる。さらに、図示されていないが、管状部材30
6の一]二端部320の外形は、Il、P、1.等が有
する特定の外形に適合するものとされてもよい。例えば
、カバー3(18の−4一方に突出する管状部材306
の」一部の高さは、溶解半田の温度効果抑制御−べく略
1/8〜1716インチとされる。管状部材306の容
器3(10の上方における突出長が大とされる程、熔解
半田の温度低下が著しくなるからである。
カバー3(18の」1方に突出する管状部十A306の
上部ば、断熱部材325によって包囲され、また、カバ
ー30Bの上面も断熱部材327によって覆われる。こ
のような断熱部材325及び327は、第8図に示され
る例にも設けられる。
第11A図〜第11C図、第12A図〜第121〕図、
第13A図〜第13C図、及び、第14A図〜第14C
図は、第8図に示される例におけるノズル314の外形
についての種々の変形例を示す。第11A図、第12A
図、第13A図、及び、第14A図においては、ノズル
314の断面が示されている。第11B図及び第11C
図は、夫々、第11A図に示される断面が得られる2種
のノズル314の平面図であり、第1213図〜第12
1〕図は、夫々、第12A図に示される断面が得られる
3種のノズル314の平面図であり、第13B図及び第
13C図は、夫々、第13A図に示される断面が得られ
る2種のノズル314の平面図であり、第14B図及び
第14C図は、第14A回に示される断面が得られる2
種のノズル314の平面図である。このようにノズル3
14については、多数の変形例が考えられ、斯かること
は、第10図に示される例における管状部材306の上
端部320の外形についても同様である。
第15A図は、第8図に示される例におけるノズル31
4のさらに他の例を示し、この例においては、先端部に
、例えば、トランジスタ等の特定の被半田処理体に適合
する複数の開口317が形成されている。
第8図に示される例の動作時においては、圧縮エアー源
15からの圧縮エアーが、容器3(10内の溶解半田3
18の表面3241に形成された閉空間に供給され、熔
解半田318が管状部材306を通じてノズル314へ
と上昇せしめられて、その表面が作業レベル32Gに達
するものとされ、そこに維持される。この作業レベル3
26における溶解半田318の表面は、第15B図に示
される如くの凸面を形成するものとなる。圧縮エアー源
15からの圧縮エアーの供給が断続的に゛なされる場合
には、溶解半111318の表面が小刻みな上下動を生
じることになって、酸化被膜の除去等が行われ、半田伺
けもしくは半田外し処理がより効率的に行われることに
なる。
第16図は、平面スルーホール基板3281部品のリー
ド部330及びノズル314からその上方に突出する凸
面を形成した溶解半田318の断面を示す。[面スルー
ホール基板328に設けられた金属部材334内に形成
されて、リード部330が挿入された孔332は、その
内部に吸い上げられた溶解半田318により満たされ、
リード部330の金属部材334に対する半田付けがな
される。溶解半田318が孔332内に吸い上げられる
ことにより、熔解半田318の凸面が崩されることにな
るが、ノズル314内に熔解半田318が新たに押し」
−げられることによって、溶解半田318の表面には新
たな凸面が形成される。
第16図においては、平面スルーホール基板328が、
その下面に熔解半田318が形成する凸面が丁度接する
ことになる位置に配されているが、第17図には、平面
スルーホール基板328が、その下面をノズル314の
」二端部に当接さゼる位置に配された例が示されている
。このような例においても、熔解半III 318は、
平面スルーホール基板328に設けられた孔332内に
、それを通じて平面スルーホール基板328の上面33
6側に溢れ出ることなく吸い上げられ、孔332を満た
すものとされる。なお、斯かる場合、平面スルーホール
基板328の厚さは、溶解半田318が形成する凸面の
高さより大なるものとされる。
一般に、ノズル314を通じた溶解半田318は、第1
1A図〜第14C図に示される如くの種々の異なったパ
ターンをもってワークに作用せしめられる。また、溶解
半田318が形成する凸面は、ワークの底面に接するよ
うに(第16図)、あるいは、ワークの下面より低い位
置、もしくは、ワークの下面より高い位置(第17図)
をとるものとされる。さらに、S、M、D、に対する半
田付けもしくは半田外し処理がなされる場合には、S、
?1.D。
が比較的短い時間、ノズル314における熔解半田31
8に浸されるものとされる。
上述の第8図〜第17図に示される例においては、管状
部材306あるいはノズル314から溶解半田318が
垂直方向に送出されるようになされているが、第18図
及び第19図には、溶解半田が垂直方向以外の方向に送
出される例が示されている。第18図に示される例にお
いては、管体338が、管状部材306にその上端部3
20において、管状部材306に対して所定の角度をな
す状態をもって接続されており、管体338の先端部に
は、所望の毛細管現象が得られるように、例えば、20
ミルの径を有する開口が設けられた毛細管342が配さ
れている。また、第19図に示される例においては、柔
軟性を有する金属管体344が管状部材306に接続さ
れており、金属管体344の先端部には、溶解半田を送
出するための毛細管346が配されている。金属管体3
44には、断熱把持部348が取り(1けられて取り扱
い易いものとされている。
これらの例においては、毛細管342及び346が用い
られているので、溶解半田が管体338及び金属管体3
44内に留まろうとする傾向を示す。しかしながら、溶
解半田に与えられる圧力が、毛細管342及び346の
開口に応じて定まる闇値を越えて増大されることにより
、溶解半田が、毛細管342及び346から極少量ずつ
送り出されて、半田付は処理に供されることになる。
第20図は、第8図もしくは第10図に示される例にお
いて、溶解半田318を垂直方向に送出すべく、管状部
材306の上端部に接続され得る毛細管350を示す。
斯かる毛細管350が用いられる場合には、第18図及
び第19図に示される例の場合と同様な効果が得られる
上述の如くの毛細管350が用いられた第8図もしくは
第10図に示される例による半田付けもしくは半田外し
処理が行われるにあたっては、例えば、印刷配線基板と
されるワークの半田処理がなされるべき部位が、毛細管
350の上方に適正に位置せしめられることが必要とさ
れる。斯かる場合、第21図に示される如く、毛細管3
50の上方の位置にスポット光源351が設置され、毛
細管350とスポット光源351との間にワークである
印刷配線基板352が配されたとき、印刷配線基板35
2の上面にスポット光源351からのスポットライトが
投射されてスポットが形成されるようになす位置決め手
法が採られる。この場合、印刷配線基板352を移動さ
せて、印刷配線基板352における半田処理がなされる
べき位置の上面に、スポット光源351によるスポット
が形成されるようになすことによって、印刷配線基板3
52における半田処理がなされるべき位置を、毛細管3
50に適正に対応するものとすることができる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る半田付けお
よび/または半田外し装置によれば、溶解半田を用いて
半田付けもしくは半田外し処理を行うにあたり、圧縮気
体を利用して半田槽部に収容された熔解半田を上昇させ
るようになすことにより、溶解半田に加えられる圧力を
調整して、溶解半田の表面の位置を正確に制御すること
ができる。また、半田槽部に収容された溶解半田が、必
要時にのみ、気体供給源からの圧縮気体により管状体を
通じて予め設定された位置まで上昇せしめられ、半田付
けもしくは半田外し処理に供されるとともに、斯かる処
理が終了した後には、溶解半田が直ちに半田槽部に戻さ
れ、しかも、半田槽部内においては、溶解半田の面上に
は閉空間が形成されることになるので、半田付けもしく
は半田外し処理がなされないときには、熔解半田の表面
は管状体内におかれる部分を除いて大気から隔絶され、
従って、大気に晒されることになる溶解半田の表面が極
めて小とされる。それにより、溶解半田に伴われる浮き
滓等により、半田付けもしくは半lJ外し処理に支障が
来される事態の回避を図れるごとになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る半1’T1 ((Jけおよび/ま
たは半田外し装置の一例を示す断面図、第2図は第1図
に示される例に用いられる圧縮エアー源の具体例を示す
概略構成図、第3図は第2図に示される圧縮エアー源の
具体例の動作説明に供されるタイムチャー1・、第4図
は第2図に示される圧縮エアー源の具体例に用いられる
圧縮エアー制御部の具体例を示すブロック図、第5図は
第1図に示され7す る例に適用され得る補助ヒータの一例を示す断面図、第
6図は第1図に示される例に用いられ得る補助ヒータの
他の例を示す断面図、第7図は第1図に示される例にお
ける動作態様の説明に供される断面図、第8図は本発明
に係る半田付けおよび/または半田外し装置の他の例を
示す断面図、第9図は第8図におけるIX −IX線に
沿う横断面図、第10図は本発明に係る半m 4=Jけ
および/または半IT1外し装置のさらに他の例の部分
を示す断面図、第11A図、第12A図、第13A図及
び第14Δ図は夫々第8、図に示される例に用いられ得
る各種のノズルを示す断面図、第11B図及び第11C
図は夫々第11A[]に示される断面が14yられる各
種のノズルを示す平面図、第12 B図、第12C図及
び第12D図は人々第12A図に示される断面が得られ
る各種のノズルを示す平面図、第13B図及び第13 
C図は夫々第13A図に示される断面が得られる各種の
ノズルを示す平面図、第14B[F及び第14C図は夫
々第14A図に示される断面が得られる各種のノズルを
示1平面図、第15A図は第8図に示される例に用いら
れ得るノズルのさらに他の例を示す平面図、第15 B
図。 第16図及び第17図は夫々第8図に示される例の動作
状態の説明に供される断面図、第18図及び第19図は
夫々第8図もしくは第10図に示される例の変形例を示
す断面図、第20図は第18図もしくは第19図に示さ
れる例に用いられ得る毛細管を示す断面図、第21図は
第20図に示される毛細管か用いられた第18図もしく
は第19図に示される例におけるワークの位置決めの説
明に用いられる斜視図である。 図中、10及び314はノズル、12は半田槽、15は
圧縮エアー源、40及び3(10は容器、36は管状部
、42及び44はヒータ、72はエアーポンプ、78は
三方ソレノイトフ「、82は常閉ソレノイド弁、84は
圧縮エアー制御部、306は管状部材である。 代理人 弁理士 神 原 頁 昭 、′・、・  1\
、NI °・、。 rつ Φ 特開日jG3−224865  (21)特開OaG3
−224865(23) ■ b− ■ 手続補正書(方却 昭和乙3年3月g日 1、事件の表示 昭和6コ 2、発明の名称 半81刊けおよび/¥1:たは半田外し装置3、補正を
する者 事件との関係   特許出願人 住  所  アメリカ合衆国 メリーランド州 、2o
qoqローレル プリューワース コー)  9393
名  称  ペイス インコーホレイテッド代表者  
ウィリアム ジエイ シーケル国  籍  アメリカ合
衆国 6、 補正により増加する発明の数 な しく1)代理
権を証明する書面(委任状)及びその翻訳文を別紙の通
り補充しまず。 (2)図面中、第1図〜第21図を別紙の通り補正しま
ず。 以  」ニ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶解半田を収容し、該溶解半田の面上に閉空間を
    形成する半田槽部と、 該半田槽部に収容された溶解半田を被半田処理体へと移
    送すべく配され、その横断面の上記半田槽部における横
    断面に対する面積比が略1/10以上に選定された管状
    体と、 上記半田槽部内に形成された閉空間に連結され、圧縮気
    体を該閉空間に導いて、上記溶解半田を、上記管状体を
    通じて上記被半田処理体の近傍の予め設定された位置ま
    で上昇させるとともに、該予め設定された位置に保ち、
    上記被半田処理体に対する半田付けもしくは半田外し処
    理が行われるようになす気体供給源と、 を備えて構成される半田付けおよび/または半田外し装
    置。
  2. (2)上記面積比が、1未満に選定されたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の半田付けおよび/また
    は半田外し装置。
  3. (3)上記面積比が、略1/5〜1/10の範囲に設定
    されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半
    田付けおよび/または半田外し装置。
  4. (4)上記面積比が、略1/3に設定されたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の半田付けおよび/ま
    たは半田外し装置。
  5. (5)上記半田槽部が、直径を略1〜3インチとする有
    底円筒形を有するものとされたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項〜4項の何れかに記載の半田付けおよび
    /または半田外し装置。
  6. (6)上記半田槽部が、直径を略2インチとすることを
    特徴とする特許請求の範囲第5項記載の半田付けおよび
    /または半田外し装置。
  7. (7)上記管状体が、直径を略1/4〜3/2インチと
    する円筒形を有するものとされたことを特徴とする特許
    請求の範囲第6項記載の半田付けおよび/または半田外
    し装置。
  8. (8)上記管状体が、直径を略1/2〜1インチとする
    ことを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の半田付け
    および/または半田外し装置。
  9. (9)上記半田槽部が、高さを略1〜3インチとするも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の
    半田付けおよび/または半田外し装置。
  10. (10)上記半田槽部が、ステンレス材料によって形成
    されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半
    田付けおよび/または半田外し装置。
  11. (11)上記管状体の上部が、上記半田槽部の上端部よ
    り突出するものとされたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の半田付けおよび/または半田外し装置。
  12. (12)上記気体供給源が、上記圧縮気体の断続供給を
    行い、該断続供給において供給期間が非供給期間より長
    くされたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    半田付けおよび/または半田外し装置。
  13. (13)上記予め設定された位置が、上記管状体の上端
    部に略等しいものとされたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の半田付けおよび/または半田外し装置
  14. (14)上記溶解半田が、上記予め設定された位置にお
    いて凸表面を形成するものとされたことを特徴とする特
    許請求の範囲第13項記載の半田付けおよび/または半
    田外し装置。
  15. (15)上記管状体が、上記半田槽部内に位置する第1
    の部分と、該第1の部分の上端部から上記第1の部分に
    対して所定の角度をなして延びる第2の部分と、該第2
    の部分の先端部に設けられて細管部を形成する第3の部
    分とから成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の半田付けおよび/または半田外し装置。
  16. (16)上記第2の部分が、非柔軟体とされたことを特
    徴とする特許請求の範囲第15項記載の半田付けおよび
    /または半田外し装置。
  17. (17)上記第2の部分が、柔軟性を有するものとされ
    たことを特徴とする特許請求の範囲第15項記載の半田
    付けおよび/または半田外し装置。
  18. (18)上記管状体の上端部が、上記被半田処理体に配
    された接続電極部に対応する位置に配されたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の半田付けおよび/ま
    たは半田外し装置。
  19. (19)上記管状体の上端部が、上記被半田処理体に設
    けられた複数の接続電極部に夫々対応するものとされた
    複数の開口を有するものとされたことを特徴とする特許
    請求の範囲第18項記載の半田付けおよび/または半田
    外し装置。
  20. (20)上記管状体の上端部が、上記被半田処理体に配
    された部品のリード部に対する半田処理を行う開口を有
    するものとされたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の半田付けおよび/または半田外し装置。
JP31313887A 1986-12-11 1987-12-10 半田付けおよび/または半田外し装置 Pending JPS63224865A (ja)

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US06/940,409 US4779790A (en) 1985-08-08 1986-12-11 Job oriented method and apparatus utilizing molten solder for procedures such as soldering and desoldering
US108,991 1987-10-08

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136525B1 (ja) * 1971-03-12 1976-10-08
JPS59147772A (ja) * 1982-09-30 1984-08-24 エルザ・エルンスト・ザツクス・ゲ−エムベ−バ−・ウント・ツエ−オ−カ−ゲ− はんだ付け装置
US4659002A (en) * 1985-08-08 1987-04-21 Pace, Incorporated Apparatus for replacement of through-hole mounted PCB components

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