JPS63223A - 穀稈結束部における紐ブレ−キ装置 - Google Patents
穀稈結束部における紐ブレ−キ装置Info
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- JPS63223A JPS63223A JP14446086A JP14446086A JPS63223A JP S63223 A JPS63223 A JP S63223A JP 14446086 A JP14446086 A JP 14446086A JP 14446086 A JP14446086 A JP 14446086A JP S63223 A JPS63223 A JP S63223A
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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- Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明の目的は、バインダー等の穀稈結束部において、
結束紐のたるみをとる紐ブレーキ装置の改善に関するも
のである。
結束紐のたるみをとる紐ブレーキ装置の改善に関するも
のである。
(ロ)従来技術
従来の穀稈結束部における紐ブレーキ装置としては、殆
どが2枚のブレーキ板を制動バネにより押圧接当させて
、該ブレーキ板の間に結束紐を圧着し、制動圧を得る構
成であったのである。
どが2枚のブレーキ板を制動バネにより押圧接当させて
、該ブレーキ板の間に結束紐を圧着し、制動圧を得る構
成であったのである。
例えば実公昭58−49073号公報や実公昭51−2
3546号公報の如き技術が公知とされていたのである
。
3546号公報の如き技術が公知とされていたのである
。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
、しかし、該前者の従来技術のような紐ブレーキ装置の
場合には、2枚のブレーキ板の接当面の平面度によりブ
レーキ圧が左右されたり、使用初期において該2枚の紐
ブレーキ板がなじみが不安定であったりゴミが詰まり易
い等の不具合いが有ったのである。
場合には、2枚のブレーキ板の接当面の平面度によりブ
レーキ圧が左右されたり、使用初期において該2枚の紐
ブレーキ板がなじみが不安定であったりゴミが詰まり易
い等の不具合いが有ったのである。
また従来の如き2枚のブレーキ板を接当する構造の場合
には、自動紐通し装置を構成した場合に、紐通しの際に
自動的にブレーキ板を開放する必要があるのであるが、
該制動の解除が制動バネの付勢力が高圧の為にやりにく
いという欠点が有ったのである。
には、自動紐通し装置を構成した場合に、紐通しの際に
自動的にブレーキ板を開放する必要があるのであるが、
該制動の解除が制動バネの付勢力が高圧の為にやりにく
いという欠点が有ったのである。
また後者の従来技術の如き紐ブレーキ装置の場合には、
自動紐通し等の場合においてワンタッチで間隙を開放す
ることが困難である等の不具合いが育ったのである。
自動紐通し等の場合においてワンタッチで間隙を開放す
ることが困難である等の不具合いが育ったのである。
本発明は上記の如き不具合いを解消すべく構成したもの
である。
である。
(ニ)問題を解決するための手段
本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明すると。
る為の構成を説明すると。
穀稈結束装置において、結束紐Mに緊張力を賦与すべく
、ニードル18と結束紐筒Aの間に設ける紐ブレーキ装
置を、結束紐Mとの摩擦により回転可能なブレーキロー
ラー12と、該ブレーキローラー12の外周に制動バネ
19により押圧付勢される紐ブレーキ仮10により構成
したものである。
、ニードル18と結束紐筒Aの間に設ける紐ブレーキ装
置を、結束紐Mとの摩擦により回転可能なブレーキロー
ラー12と、該ブレーキローラー12の外周に制動バネ
19により押圧付勢される紐ブレーキ仮10により構成
したものである。
(ホ)実施例
本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成と作用を説明すると。
面に示した実施例の構成と作用を説明すると。
第1図は自動紐通し装置を付設したバインダーの平面図
、第2図は自動紐通し装置の紐セント状態における平面
図、第3図は紐通し終了状態の平面図、第4図は結束装
置部における紐の状態を示す平面図である。
、第2図は自動紐通し装置の紐セント状態における平面
図、第3図は紐通し終了状態の平面図、第4図は結束装
置部における紐の状態を示す平面図である。
第1図において全体構成から説明すると。
バインダーは前端に引起し装置Bを配置し、該引起し装
置Bの後部に搬送ガイド板Cを立設し、刈り取られた殻
稈を側方へ搬送ガイドしている。
置Bの後部に搬送ガイド板Cを立設し、刈り取られた殻
稈を側方へ搬送ガイドしている。
該引起し装置Bと搬送ガイド板Cの間の下方に、結束装
置が配置され、ニードル18と結束クラッチドア28が
搬送通路の近辺に配置されているのである。
置が配置され、ニードル18と結束クラッチドア28が
搬送通路の近辺に配置されているのである。
紐ケース32はエンジンEと搬送ガイド板Cとの間のミ
ッション装置の上方に配置され、結束紐筒Aが該紐ケー
ス32の上に載置されている。該結束紐筒Aより結束紐
Mの端部を取出し、ニードル18の紐孔まで紐通しする
のである。
ッション装置の上方に配置され、結束紐筒Aが該紐ケー
ス32の上に載置されている。該結束紐筒Aより結束紐
Mの端部を取出し、ニードル18の紐孔まで紐通しする
のである。
本構成の紐通し装置は操作ハンドル13の右側の枠の上
に固設されている。該操作ハンドル13の右側の部分に
沿って、収納パイプ2を配置し、該収納パイプ2内に紐
通し可撓杆4の後部を収納しているのである。29は結
束装置の放出杆29である。
に固設されている。該操作ハンドル13の右側の部分に
沿って、収納パイプ2を配置し、該収納パイプ2内に紐
通し可撓杆4の後部を収納しているのである。29は結
束装置の放出杆29である。
次に第2図・第3図・第4図の図面に基づいて、自動紐
通し装置の要部の構成を説明すると。
通し装置の要部の構成を説明すると。
操作ハンドル13の上に支持板14を固設している。該
支持板14の下面にリコイル装置24を配置している。
支持板14の下面にリコイル装置24を配置している。
該リコイル装置24を操作するり、コイルワイヤー3a
が、操作ハンドル13と直角方向に突出されている。そ
して該リコイルワイヤー3aの端部にリコイルハンドル
3が固設されている。
が、操作ハンドル13と直角方向に突出されている。そ
して該リコイルワイヤー3aの端部にリコイルハンドル
3が固設されている。
該リコイルハンドル3を操作ハンドル13と直角方向に
引っ張ることにより、リコイル軸15が回転し可撓杆繰
り出し輪体6が駆動されるのである。またオペレーター
がりコイルハンドル3を離すとりコイル装置24内のり
コイルバネの巻き戻し力により、リコイルワイヤー3a
とリコイルハンドル3は巻き戻されるのである。
引っ張ることにより、リコイル軸15が回転し可撓杆繰
り出し輪体6が駆動されるのである。またオペレーター
がりコイルハンドル3を離すとりコイル装置24内のり
コイルバネの巻き戻し力により、リコイルワイヤー3a
とリコイルハンドル3は巻き戻されるのである。
可撓杆繰り出し輪体6の回転により、紐通し可撓杆4を
繰り出すのである。可撓杆繰り出し輪体6の円周上に近
接して、ガイドローラー8を配置しており、該可撓杆繰
り出し輪体6とガイドローラー8の両者により紐通し可
撓杆4を係合して、i桑り出すものである。
繰り出すのである。可撓杆繰り出し輪体6の円周上に近
接して、ガイドローラー8を配置しており、該可撓杆繰
り出し輪体6とガイドローラー8の両者により紐通し可
撓杆4を係合して、i桑り出すものである。
本構成においては、紐通し可撓杆4はワイヤーの外周に
スクリュウ突起を巻き付けた構成としており、該スクリ
ュウ突起に同じくギア状に構成した可撓杆繰り出し輪体
6の歯部が噛合して、繰り出すべく構成しているのであ
る。
スクリュウ突起を巻き付けた構成としており、該スクリ
ュウ突起に同じくギア状に構成した可撓杆繰り出し輪体
6の歯部が噛合して、繰り出すべく構成しているのであ
る。
該紐通し可撓杆4はこの可撓杆繰り出し輪体6の回転に
より収納パイプ2からガイドパイプ1の方向へ結束紐M
を引っ掛けて繰り出される作用をし、且つ曲がりくねっ
て配置されたガイドパイプ1の内部を19み乍らJ遇す
る為に、可撓性を具備している必要があるのである。故
に該紐通し可撓杆4は結束紐Mの抵抗に負けない剛性と
、ガイドパイプ1の曲がりに沿って撓む性質のある杆で
あれば良いものである。
より収納パイプ2からガイドパイプ1の方向へ結束紐M
を引っ掛けて繰り出される作用をし、且つ曲がりくねっ
て配置されたガイドパイプ1の内部を19み乍らJ遇す
る為に、可撓性を具備している必要があるのである。故
に該紐通し可撓杆4は結束紐Mの抵抗に負けない剛性と
、ガイドパイプ1の曲がりに沿って撓む性質のある杆で
あれば良いものである。
本実施例はワイヤーの外周にスクリュウ突起を付設した
が、合成樹脂の杆を摩擦により繰り出したり、また歯部
を設けてラック状に構成したちのであっても良いもので
ある。また可撓杆繰り出し輪体6も合成樹脂性のギアま
たは摩擦体であっても良いものである。
が、合成樹脂の杆を摩擦により繰り出したり、また歯部
を設けてラック状に構成したちのであっても良いもので
ある。また可撓杆繰り出し輪体6も合成樹脂性のギアま
たは摩擦体であっても良いものである。
収納パイプ2は可撓杆繰り出し輪体6との保合部におい
て前後に分割されており、後部収納パイプ2bは完全に
紡速し可撓杆4を収納する役目をしているが、前部収納
パイプ2aは結束紐Mと紐係止突起5とのセットを行う
セット溝2cを切欠溝状に構成しているのである。該セ
ット溝20に於ける結束紐Mのセント状態は第2図の如
くに構成されているのである。紡速し可撓杆4の先端に
固設された紐係止突起5は、紡速し可撓杆4がリコイル
装置24により巻き戻された状態で、第2図の如く前部
収納パイプ2a内の、セット溝2cよりも後部に収納さ
れるのである。
て前後に分割されており、後部収納パイプ2bは完全に
紡速し可撓杆4を収納する役目をしているが、前部収納
パイプ2aは結束紐Mと紐係止突起5とのセットを行う
セット溝2cを切欠溝状に構成しているのである。該セ
ット溝20に於ける結束紐Mのセント状態は第2図の如
くに構成されているのである。紡速し可撓杆4の先端に
固設された紐係止突起5は、紡速し可撓杆4がリコイル
装置24により巻き戻された状態で、第2図の如く前部
収納パイプ2a内の、セット溝2cよりも後部に収納さ
れるのである。
支持板14の前端には紐案内板23が配置されており、
該紐案内板23により紐ケース32の結束紐筒Aより引
き出された結束紐Mを案内し、該結束紐Mは紐案内板2
3のガイド孔23 aを通過して、ガイドパイプ1に挿
入されるのである。該ガイド孔23aは紐を引っ掛ける
ことのないように、引き出し方向へ円弧状のガイド面を
設けている。
該紐案内板23により紐ケース32の結束紐筒Aより引
き出された結束紐Mを案内し、該結束紐Mは紐案内板2
3のガイド孔23 aを通過して、ガイドパイプ1に挿
入されるのである。該ガイド孔23aは紐を引っ掛ける
ことのないように、引き出し方向へ円弧状のガイド面を
設けている。
結束紐Mはニードル18の紐孔18aを紡速しされる以
前に、たるみによる結束ミスを失(す為の紐ブレーキ装
置とたるみ取り杆7を通過する必要があり、この操作も
リコイルハンドル3を引っ張ることにより自動的に出来
るように構成している。
前に、たるみによる結束ミスを失(す為の紐ブレーキ装
置とたるみ取り杆7を通過する必要があり、この操作も
リコイルハンドル3を引っ張ることにより自動的に出来
るように構成している。
即ち紐案内板23のガイド孔23aを出た直前の位置に
、紐ブレーキ板10とブレーキローラー12が制動バネ
19により押圧状態で配置されており、該紐ブレーキ板
10とブレーキローラー12により結束紐Mが押圧され
ることにより摩擦制動力が作用するのである。20は制
動バヱ19の制動力調整ハンドルである。
、紐ブレーキ板10とブレーキローラー12が制動バネ
19により押圧状態で配置されており、該紐ブレーキ板
10とブレーキローラー12により結束紐Mが押圧され
ることにより摩擦制動力が作用するのである。20は制
動バヱ19の制動力調整ハンドルである。
次にたるみ取り杆7の構成について説明すると。
たるみ取り杆7は、結束紐Mの前後端を係止しておいて
、その中央部をバネ力のあるリング状の杆により引っ張
っておく構成であり、本考案においては、ガイドパイプ
1を後部ガイドパイプtbと前部ガイドパイプ1aとに
2分し、該分断部より結束紐Mをたるみ取り杆7の方向
に取り出しているのである。
、その中央部をバネ力のあるリング状の杆により引っ張
っておく構成であり、本考案においては、ガイドパイプ
1を後部ガイドパイプtbと前部ガイドパイプ1aとに
2分し、該分断部より結束紐Mをたるみ取り杆7の方向
に取り出しているのである。
故に該たるみ取り杆7は、ガイドパイプ1よりも離した
位置にリング部分を配置しておく必要があり、このたる
み取り杆7に紡速し可撓杆4を通すのは困難なのである
。
位置にリング部分を配置しておく必要があり、このたる
み取り杆7に紡速し可撓杆4を通すのは困難なのである
。
故に紡速しをする場合には、たるみ取り杆7をガイドパ
イプ1の同心上に配置する必要があるのである。
イプ1の同心上に配置する必要があるのである。
また 紡速し可撓杆4とその先端の紐係止突起5は、該
紐ブレーキ板10とブレーキローラー12の間を通過し
て行く必要があるのであるが、制動状態では通過が不可
能であるので、紡速し時には該紐ブレーキ装置を解除す
る装置が設けられているのである。そして該紐ブレーキ
装置の解除と同時に、たるみ取り杆7も紡速し時には、
ガイドパイプ1の同心位置に回動する装置が配置されて
いるのである。
紐ブレーキ板10とブレーキローラー12の間を通過し
て行く必要があるのであるが、制動状態では通過が不可
能であるので、紡速し時には該紐ブレーキ装置を解除す
る装置が設けられているのである。そして該紐ブレーキ
装置の解除と同時に、たるみ取り杆7も紡速し時には、
ガイドパイプ1の同心位置に回動する装置が配置されて
いるのである。
即ち紡速し配置レバー9がこの役目をするものである。
紡速し配置レバー9はリコイル軸15に枢支したアーム
16に固設されており、該紡速し配置レバー9を回動す
ることにより、アーム16が回動し、該アーム16と係
合したセットアーム17が回動されるのである。セント
アーム17はブレーキローラー12のブレーキローラー
軸22に固設されており、該ブレーキローラー軸22の
上端にブレーキ解除カム21が固設されており、該ブレ
ーキ解除カム21が紡速し配置レバー9の回動により移
動して、下端を枢支された紐ブレーキ板lOの上端を開
くのである。そして該ブレーキ解除カム21により紐ブ
レーキ板10を開いた空間を紐係止突起5と紡速し可撓
杆4が通過可能としているのである。
16に固設されており、該紡速し配置レバー9を回動す
ることにより、アーム16が回動し、該アーム16と係
合したセットアーム17が回動されるのである。セント
アーム17はブレーキローラー12のブレーキローラー
軸22に固設されており、該ブレーキローラー軸22の
上端にブレーキ解除カム21が固設されており、該ブレ
ーキ解除カム21が紡速し配置レバー9の回動により移
動して、下端を枢支された紐ブレーキ板lOの上端を開
くのである。そして該ブレーキ解除カム21により紐ブ
レーキ板10を開いた空間を紐係止突起5と紡速し可撓
杆4が通過可能としているのである。
同時にたるみ取り杆7の基部を構成する巻きハネ部がブ
レーキローラー軸22に固設されており、該たるみ取り
杆7は紡速し配置レバー9の回動により、第3図の如く
ガイドパイプ1と同心位置に回動されるのである。該紡
速し配置レバー9の回動により、巻きバネにより支持さ
れたたるみ取り杆7がガイドパイプlの同心位置を行き
過ぎることの無いように、たるみ取り杆ストッパー11
が、たるみ取り杆7と反対側のガイドパイプ1の側面に
配置されているのである。
レーキローラー軸22に固設されており、該たるみ取り
杆7は紡速し配置レバー9の回動により、第3図の如く
ガイドパイプ1と同心位置に回動されるのである。該紡
速し配置レバー9の回動により、巻きバネにより支持さ
れたたるみ取り杆7がガイドパイプlの同心位置を行き
過ぎることの無いように、たるみ取り杆ストッパー11
が、たるみ取り杆7と反対側のガイドパイプ1の側面に
配置されているのである。
該構成により、紐通しをする場合には、まず紐通し配置
レバー9を回動して第3図の如く紐通し状態とし、第2
図のセット溝2Cの位置に結束紐Mをセットした状態で
、リコイルハンドル3を引っ張ることにより、紐通し可
撓杆4と紐係止突起5が収納パイプ2から押し出され、
先端に結束紐Mを引っ掛けて、開いた状態の紐ブレーキ
板10を通過し、同心状の位置に配置したたるみ取り杆
7を通過し、ガイドパイプ1内を案内されて、ニードル
18の先端と略直角方向に出て、紐孔18a内を通過し
た位置でストッパー4aにより紐通し可撓杆4の突出状
態が停止するものである。オペレーターは紐孔18aを
通過した状態の結束紐Mを取り出して、第4図の状態に
引っ掛けてセットするのである。
レバー9を回動して第3図の如く紐通し状態とし、第2
図のセット溝2Cの位置に結束紐Mをセットした状態で
、リコイルハンドル3を引っ張ることにより、紐通し可
撓杆4と紐係止突起5が収納パイプ2から押し出され、
先端に結束紐Mを引っ掛けて、開いた状態の紐ブレーキ
板10を通過し、同心状の位置に配置したたるみ取り杆
7を通過し、ガイドパイプ1内を案内されて、ニードル
18の先端と略直角方向に出て、紐孔18a内を通過し
た位置でストッパー4aにより紐通し可撓杆4の突出状
態が停止するものである。オペレーターは紐孔18aを
通過した状態の結束紐Mを取り出して、第4図の状態に
引っ掛けてセットするのである。
第4図において結束装置部分の平面図を示しており、結
束紐Mは結節フレーム27の右端に固設された位置決め
片25に係止して位置を正確に決め、終端は収納状態の
放出杆29駆動用のクランクアーム部に設けた係止片2
6−に引っ掛けて止めておくのである。該状態で結束ク
ラッチドア28を引いてクラッチを入れて、空の状態で
結束作用をさせると、ニードル18により結束紐Mが、
結節フレーム27内の、結節ビル30と結節ホルダー3
1部へ結束紐Mを案内し、結節ホルダー31に保持した
状態を作り出すのである。その後に紐切り刃で切断され
た結束紐Mの端部は放出杆29の回動により手繰り寄せ
られるので、係止片26から外して取り去れば紐通し作
業は終了するのである。33はバッカーである。
束紐Mは結節フレーム27の右端に固設された位置決め
片25に係止して位置を正確に決め、終端は収納状態の
放出杆29駆動用のクランクアーム部に設けた係止片2
6−に引っ掛けて止めておくのである。該状態で結束ク
ラッチドア28を引いてクラッチを入れて、空の状態で
結束作用をさせると、ニードル18により結束紐Mが、
結節フレーム27内の、結節ビル30と結節ホルダー3
1部へ結束紐Mを案内し、結節ホルダー31に保持した
状態を作り出すのである。その後に紐切り刃で切断され
た結束紐Mの端部は放出杆29の回動により手繰り寄せ
られるので、係止片26から外して取り去れば紐通し作
業は終了するのである。33はバッカーである。
第5図は紐ブレーキ装置とたるみ取り杆7の部分の平面
図、第6図は紐ブレーキ板10とブレーキローラー12
により構成した紐ブレーキ装置の前面断面図、第7図は
同じく側面図、第8図は同じく平面−部断面図である。
図、第6図は紐ブレーキ板10とブレーキローラー12
により構成した紐ブレーキ装置の前面断面図、第7図は
同じく側面図、第8図は同じく平面−部断面図である。
第5図の実施例においては、ブレーキローラー軸22の
上端にブレーキ解除カム21を付設し、ブレーキローラ
ー軸22の下端にはセットアーム17を固設し、紐通し
配置レバー9の回動により紐ブレーキ板10を開放し、
たるみ取り杆7を接当体11に接触する位置まで回動す
べく構成している。
上端にブレーキ解除カム21を付設し、ブレーキローラ
ー軸22の下端にはセットアーム17を固設し、紐通し
配置レバー9の回動により紐ブレーキ板10を開放し、
たるみ取り杆7を接当体11に接触する位置まで回動す
べく構成している。
次に第6図より第8図の実施例においては、紐通し配置
レバー9に連動した解除装置の構成されていない紐ブレ
ーキ装置のみの構成について図示して説明している。
レバー9に連動した解除装置の構成されていない紐ブレ
ーキ装置のみの構成について図示して説明している。
ブレーキローラー軸22”を支持する支持板22aが直
角に曲折されており、該垂直面に案内ピン10aが設け
られ、制動バネ19のガイド軸IQbが支持されている
。該ガイド軸10bに制動バネ19が介装されて制動力
調整ハンドル20により固定されている。該構成により
バネ付勢された紐ブレーキ板10が回転自在とされたブ
レーキローラ1−12の外周に接当し、該接当部分に結
束紐Mを挟持して制動力を賦与しているのである。
角に曲折されており、該垂直面に案内ピン10aが設け
られ、制動バネ19のガイド軸IQbが支持されている
。該ガイド軸10bに制動バネ19が介装されて制動力
調整ハンドル20により固定されている。該構成により
バネ付勢された紐ブレーキ板10が回転自在とされたブ
レーキローラ1−12の外周に接当し、該接当部分に結
束紐Mを挟持して制動力を賦与しているのである。
(へ)発明の効果
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
するものである。
第1に、従来の如く2枚の板をバネ付勢して構成せずに
、−方をブレーキローラー12により構成したので、紐
ブレーキ圧の変動(びびり)が少なく安定した制動力が
得られるのである。
、−方をブレーキローラー12により構成したので、紐
ブレーキ圧の変動(びびり)が少なく安定した制動力が
得られるのである。
第2に、ブレーキローラー12が回転する為に、該結束
紐Mの通過部が変化することとなり、該部分に詰まった
紐屑を取り去ることができ、自浄作用を具備させること
が出来たものである。
紐Mの通過部が変化することとなり、該部分に詰まった
紐屑を取り去ることができ、自浄作用を具備させること
が出来たものである。
第3に、2枚のブレーキ板により構成した場合の如く、
両板の平面度やなじみを要求されることが無いので、常
に安定したブレーキ圧が得られるのである。
両板の平面度やなじみを要求されることが無いので、常
に安定したブレーキ圧が得られるのである。
第4に、比較的低圧で安定する為、自動紡速しのように
紐のガイドパイプ1の抵抗が大きい場合にも適しており
、紐通しの場合に紐ブレーキ装置を解除する場合にも構
成が簡単となるのである。
紐のガイドパイプ1の抵抗が大きい場合にも適しており
、紐通しの場合に紐ブレーキ装置を解除する場合にも構
成が簡単となるのである。
第1図は紐通し装置を付設したバインダーの平面図、第
2図は紐通し装置の紐セット状態における平面図、第3
図は紐通し終了状態の平面図、第4図は結束装置部にお
ける紐の状態を示す平面図、第5図は紐ブレーキ装置と
たるみ取り杆7の部分の平面図、第6図は紐ブレーキ板
10とブレーキローラー12により構成した紐ブレーキ
装置の前面断面図、第7図は同じく側面図、第8図は同
じく平面−部断面図である。 A・・・結束紐筒 M・・・結束紐 1 ・ ・ ・ガイドパイプ 2・・・収納パイプ 3・・・リコイルハンドル 4・・・紐通し可撓杆 5・・・紐係止突起 6・・・可撓杆繰り出し輪体 7・・・たるみ取り杆 8・・・ガイドローラー 9・・・紐通し配置レバー 10・・・紐ブレーキ板 12・・・ブレーキローラー 19・・・制動バネ 22・・・ブレーキローラー軸
2図は紐通し装置の紐セット状態における平面図、第3
図は紐通し終了状態の平面図、第4図は結束装置部にお
ける紐の状態を示す平面図、第5図は紐ブレーキ装置と
たるみ取り杆7の部分の平面図、第6図は紐ブレーキ板
10とブレーキローラー12により構成した紐ブレーキ
装置の前面断面図、第7図は同じく側面図、第8図は同
じく平面−部断面図である。 A・・・結束紐筒 M・・・結束紐 1 ・ ・ ・ガイドパイプ 2・・・収納パイプ 3・・・リコイルハンドル 4・・・紐通し可撓杆 5・・・紐係止突起 6・・・可撓杆繰り出し輪体 7・・・たるみ取り杆 8・・・ガイドローラー 9・・・紐通し配置レバー 10・・・紐ブレーキ板 12・・・ブレーキローラー 19・・・制動バネ 22・・・ブレーキローラー軸
Claims (1)
- 穀稈結束装置において、結束紐Mに緊張力を賦与すべく
、ニードル18と結束紐筒Aの間に設ける紐ブレーキ装
置を、結束紐Mとの摩擦により回転可能なブレーキロー
ラー12と、該ブレーキローラー12の外周に制動バネ
19により押圧付勢される紐ブレーキ板10により構成
したことを特徴とする穀稈結束部における紐ブレーキ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61144460A JP2520603B2 (ja) | 1986-06-19 | 1986-06-19 | 穀稈結束部における紐ブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61144460A JP2520603B2 (ja) | 1986-06-19 | 1986-06-19 | 穀稈結束部における紐ブレ−キ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63223A true JPS63223A (ja) | 1988-01-05 |
| JP2520603B2 JP2520603B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=15362777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61144460A Expired - Lifetime JP2520603B2 (ja) | 1986-06-19 | 1986-06-19 | 穀稈結束部における紐ブレ−キ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2520603B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5137627B2 (ja) | 2008-03-07 | 2013-02-06 | 株式会社オティックス | ロッカアームユニット及びロッカアームユニットの組立方法 |
| JP5355296B2 (ja) | 2009-08-18 | 2013-11-27 | 株式会社オティックス | ロッカアームユニット |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5123546U (ja) * | 1974-08-09 | 1976-02-20 |
-
1986
- 1986-06-19 JP JP61144460A patent/JP2520603B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5123546U (ja) * | 1974-08-09 | 1976-02-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2520603B2 (ja) | 1996-07-31 |
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