JPH0437398Y2 - - Google Patents

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JPH0437398Y2
JPH0437398Y2 JP1986094098U JP9409886U JPH0437398Y2 JP H0437398 Y2 JPH0437398 Y2 JP H0437398Y2 JP 1986094098 U JP1986094098 U JP 1986094098U JP 9409886 U JP9409886 U JP 9409886U JP H0437398 Y2 JPH0437398 Y2 JP H0437398Y2
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  • Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
  • Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案の目的は、バインダー等の穀稈結束部に
おける紐通しを容易にする為の技術である。
(ロ) 従来技術 バインダー等の紐通しにおいては、紐ブレーキ
装置やたるみ取り杆や紐ガイド杆等を通過させ、
最終的にはニードルの紐孔を通す必要があり、そ
の手順が複雑であり、該作業をバインダーの搬送
ガイド板の下方でする必要があることから、オペ
レーターに面倒がられる作業となつていたのであ
る。
また該紐通し作業は熟練したオペレーターでも
間違う可能性のある作業であり、結束ミスの原因
も半分は該紐通しの間違いによるものなのであ
る。
該紐通し作業を簡略化する従来技術としては、
特公昭58−49130号公報や、実公昭59−33234号公
報や、特開昭61−104913号公報の如きものが公知
とされているのである。
しかし、特公昭58−49130号公報に記載の技術
においては、紐のみをローラーにより押し出す技
術であり、紐に剛性が無い状態では、ローラーで
押しても紐が伸びて行かないのである。
また、実公昭59−33234号公報に記載の技術に
おいては、紐通し時にオペレーターが紐ブレーキ
装置を開放して結束紐を通し、またフレキシブル
で扱い難いたるみ取り杆を固定して、結束紐を挿
通させる必要が有つたのである。
また、特開昭61−104913号公報に記載の技術に
おいても、紐ブレーキ装置やたるみ取り杆はオペ
レーターが別に紐通しする必要があつたのであ
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本発明の目的は、従来のように紐だけをローラ
ーより押し出すのではなくて、紐通し可撓杆によ
り紐を押し出すべく構成し、該自動紐通し作業に
おいて、オペレーターは結束紐をセツト溝にセツ
トし、紐通し解除アームを操作すると、紐ブレー
キ装置が解除され、たるみ取り杆が紐通し可撓杆
の通過位置に移動するように構成したものであ
る。
また紐ブレーキ装置の解除と、たるみ取り杆の
移動を、繰り出し機構の操作に連動して自動的に
行うように構成し、紐ブレーキ装置が解除され
て、たるみ取り杆が紐通し可撓杆の通路に移動し
た後に、紐通し可撓杆が通過すべくタイムラグを
設けたものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
紐通しハンドル3の操作により紐通し可撓杆4
を繰り出し、該紐通し可撓杆4の先端の紐係止突
起5に結束紐Mを係合し、該紐通し可撓杆4を紐
ブレーキ装置10とたるみ取り杆とガイドパイプ
1内を挿通通過させ、ニードル18の停止位置に
於ける紐孔18a内に結束紐Mを紐通し可能に構
成すると共に、前記紐通しハンドル3の操作に連
動して、紐通し可撓杆4が通過可能な幅に紐ブレ
ーキ装置10を強制的に解除し、同時に紐通し可
撓杆4が通過可能に構成したたるみ取り杆7を紐
通し可撓杆4の通過位置に移動すべく、紐通しハ
ンドル3と連動した紐通し解除アーム16を設け
たものである。
また、紐通しハンドル3と紐通し可撓杆4の作
動係合部に作動時間差を発生させ、紐ブレーキ装
置10が解除され、たるみ取り杆7がガイドパイ
プ1と同心上で紐通し可撓杆4の通過位置へ移動
した後に、紐通し可撓杆4が通過すべく構成した
ものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成と作用を説明す
る。
第1図は紐通し装置を付設したバインダーの平
面図、第2図は紐通し装置の紐セツト状態におけ
る平面図、第3図は紐通し終了状態の平面図、第
4図は結束装置部における紐の状態を示す平面
図、第5図は紐通し解除アーム16と紐通しハン
ドル3の部分を示す平面図、第6図は紐通し解除
アーム16の先端の係止部16bの斜視図、第7
図は繰り出し機構部分の側面断面図、第8図は同
じく前面断面図である。
第1図において全体構成から説明すると。
バインダーは前端に引起し装置Bを配置し、該
引起し装置Bの後部に搬送ガイド板Cを立設し、
刈り取られた穀稈を側方へ搬送ガイドしている。
該引起し装置Bと搬送ガイド板Cの間の下方に、
結束装置が配置され、ニードル18と結束クラツ
チドア28が搬送通路の近辺に配置されているの
である。
紐ケース32はエンジンEと搬送ガイド板Cと
の間のミツシヨン装置の上方に配置され、結束紐
筒Aが該紐ケース32の上に載置されている。該
結束紐筒Aより結束紐Mの端部を取出し、ニード
ル18の紐孔まで紐通しするのである。
本考案の紐通し装置は操作ハンドル13の右側
の枠の上に固設されている。該操作ハンドル13
の右側の部分に沿つて、収納パイプ2を配置し、
該収納パイプ2内に紐通し可撓杆4の後部を収納
しているのである。29は結束装置の放出杆であ
る。
次に第2図,第3図,第4図の図面に基づい
て、本考案の要部の構成を説明すると。
操作ハンドル13の上に支持板14を固設して
いる。該支持板14の下面に繰り出し機構24を
配置している。該繰り出し機構24を操作するレ
バー連結部3aが、操作ハンドル13と直角方向
に突出されている。そして該レバー連結部3aの
端部に紐通しハンドル3が固設されている。
該紐通しハンドル3を操作ハンドル13と直角
方向に引つ張ることにより、回転軸15が回転し
可撓杆繰り出し輪体6が駆動されるのである。ま
たオペレーターが紐通しハンドル3を離すと繰り
出し機構24内のリコイルバネの巻き戻し力によ
り、レバー連結部3aと紐通しハンドル3は巻き
戻されるのである。
また後述する如く、該紐通しハンドル3の先端
の係合片3bが、紐通し解除アーム16の係止部
16bと係止することにより、紐ブレーキ装置と
たるみ取り杆7を紐通し状態に移動すべく構成し
ているのである。
可撓杆繰り出し輪体6の回転により、紐通し可
撓杆4を繰り出すのである。可撓杆繰り出し輪体
6の円周上に近接して、ガイドローラー8を配置
しており、該可撓杆繰り出し輪体6とガイドロー
ラー8の両者により紐通し可撓杆4を係合して、
繰り出すものである。
本実施例においては、紐通し可撓杆4はワイヤ
ーの外周にスクリユウ突起を巻き付けた構成とし
ており、該スクリユウ突起に同じくギア状に構成
した可撓杆繰り出し輪体6の歯部が噛合して、繰
り出すべく構成しているのである。
収納パイプ2は可撓杆繰り出し輪体6との係合
部において前後に分割されており、後部収納パイ
プ2bは完全に紐通し可撓杆4を収納する役目を
しているが、前部収納パイプ2aは結束紐Mと紐
係止突起5とのセツトを行うセツト溝2cを切欠
溝状に構成しているのである。該セツト溝2cに
於ける結束紐Mのセツト状態は第2図の如くに構
成されているのである。紐通し可撓杆4の先端に
固設された紐係止突起5は、紐通し可撓杆4が繰
り出し機構24により巻き戻された状態で、第2
図の如く前部収納パイプ2a内の、セツト溝2c
よりも後部に収納されるのである。
支持板14の前端には紐案内板23が配置され
ており、該紐案内板23により紐ケース32の結
束紐筒Aより引き出された結束紐Mを案内し、該
結束紐Mは紐案内板23のガイド孔23aを通過
して、ガイドパイプ1に挿入されるのである。該
ガイド孔23aは紐を引つ掛けることのないよう
に、引き出し方向へ円弧状のガイド面を設けてい
る。
結束紐Mはニードル18の紐孔18aを紐通し
される以前に、紐ブレーキ装置10とたるみ取り
杆7を通過する必要があり、この操作も紐通しハ
ンドル3を引つ張ることにより自動的に出来るよ
うに構成している。
即ち紐案内板23のガイド孔23aを出た直前
の位置に、紐ブレーキ装置10とブレーキローラ
ー12が制動バネ19により押圧状態で配置され
ており、該紐ブレーキ装置10とブレーキローラ
ー12により結束紐Mが押圧されることにより摩
擦制動力が作用するのである。20は制動バネ1
9の制動力調整ハンドルである。
次にたるみ取り杆7の構成について説明する
と。
たるみ取り杆7は、結束紐Mの前後端を係止し
ておいて、その中央部をバネ力のあるリング状の
杆により引つ張つておく構成であり、本考案にお
いては、ガイドパイプ1を後部ガイドパイプ1b
と前部ガイドパイプ1aとに2分し、該分断部よ
り結束紐Mをたるみ取り杆7の方向に取り出して
いるのである。
故に該たるみ取り杆7は、ガイドパイプ1より
も離した位置にリング部分を配置しておく必要が
あり、このたるみ取り杆7が通常のたるみ取り状
態において、紐通し可撓杆4を通すのは困難なの
である。
故に紐通しをする場合には、たるみ取り杆7を
ガイドパイプ1の同心上に移動配置する必要があ
るのである。
また、紐通し可撓杆4とその先端の紐係止突起
5は、該紐ブレーキ装置10とブレーキローラー
12の間を通過して行く必要があるのであるが、
制動状態では通過が不可能であるので、紐通し時
には該紐ブレーキ装置10を解除する装置が設け
られているのである。そして該紐ブレーキ装置1
0の解除と同時に、たるみ取り杆7も紐通し時に
は、ガイドパイプ1の同心位置に回動する装置が
配置されているのである。
即ち第5図より第8図の図面において示すごと
く、紐通し解除アーム16がこの役目をするもの
である。紐通し解除アーム16は回転軸15に枢
支されており、該紐通し解除アーム16を操作す
るのは、紐通しハンドル3の係合片3bである。
オペレーターは結束紐Mをセツト溝2cにセツ
トした状態で、紐通しハンドル3を機体の側方へ
引つ張るのであるが、該操作により紐通しハンド
ル3の先端の係合片3bが、紐通し解除アーム1
6の先端の係止部16bを係止して回動するので
ある。
該紐通し解除アーム16には支点越えバネ16
aが介装されており、該係合片3bにより紐通し
状態に回動された位置で保持されるのである。
そして紐通しが終了した後は、紐通しハンドル
3を繰り出し機構24により元の位置に戻すので
あるが、該紐通しハンドル3の戻り操作時に、再
度係合片3bが係止部16bに係合して、支点越
えバネ16aに抗して、紐通し解除アーム16を
戻し、紐ブレーキ装置10は制動位置となり、た
るみ取り杆7はたるみ取り位置となるのである。
即ち、紐通し解除アーム16が回動し、該アー
ム16と係合したピン17aを介してセツトアー
ム17が回動されるのである。セツトアーム17
はブレーキローラー12のブレーキローラー軸2
2に固設されており、該ブレーキローラー軸22
の上端にブレーキ解除カム21が固設されてお
り、該ブレーキ解除カム21がセツトアーム17
の回動により移動して、下端を枢支された紐ブレ
ーキ装置10の上端を開くのである。そして該ブ
レーキ解除カム21により紐ブレーキ装置10を
開いた空間を紐係止突起5と紐通し可撓杆4が通
過可能としているのである。
同時にたるみ取り杆7の基部を構成する巻きバ
ネ部がブレーキローラー軸22に固設されてお
り、該たるみ取り杆7はセツトアーム17の回動
により、第3図の如くガイドパイプ1と同心位置
に回動されるのである。該セツトアーム17の回
動により、巻きバネにより支持されたたるみ取り
杆7がガイドパイプ1の同心位置を行き過ぎるこ
との無いように、たるみ取り杆ストツパー11
が、たるみ取り杆7と反対側のガイドパイプ1の
側面に配置されているのである。
該構成により、紐通しをする場合には、紐通し
ハンドル3を引つ張つて、紐通し解除アーム16
を回動させ、該紐通し解除アーム16に係合した
セツトアーム17を回動させ、第3図の如く紐通
し状態とし、第2図のセツト溝2cの位置に結束
紐Mをセツトした状態で、紐通しハンドル3を引
つ張ることにより、紐通し可撓杆4と紐係止突起
5が収納パイプ2から押し出され、先端に結束紐
Mを引つ掛けて、開いた状態の紐ブレーキ装置1
0を通過し、同心状の位置に配置したたるみ取り
杆7を通過し、ガイドパイプ1内を案内されて、
ニードル18の先端と略直角方向に出て、紐孔1
8a内を通過した位置でストツパー4aにより紐
通し可撓杆4の突出状態が停止するものである。
オペレーターは紐孔18aを通過した状態の結束
紐Mを取り出して、第4図の状態に引つ掛けてセ
ツトするのである。
第4図において結束装置部分の平面図を示して
おり、結束紐Mは結節フレーム27の右端に固設
された位置決め片25に係止して位置を正確に決
め、終端は収納状態の放出杆29のクランクアー
ム部に設けた係止片26に引つ掛けて止めておく
のである。該状態で結束クラツチドア28を引い
てクラツチを入れて、空の状態で結束作用をさせ
ると、ニードル18により結束紐Mが、結節フレ
ーム27内の、結節ビル30と結節ホルダー31
部へ結束紐Mを案内し、結節ホルダー31に保持
した状態を作り出すのである。その後に紐切り刃
で切断された結束紐Mの端部は放出杆29の回動
により手繰り寄せられるので、係止片26から外
して取り去れば紐通し作業は終了するのである。
33はパツカーである。
次に繰り出し機構24部と安全スイツチ9の構
成について説明すると。
支持板14は操作ハンドル13の上に固設され
ており、内部に繰り出し機構24が配置されてい
るのである。繰り出し機構24はレバー連結部3
aを巻取るワイヤープーリー24aと、その内部
に配置して、紐通しハンドル3を引くと巻き取ら
れてエネルギーを蓄積し、紐通しハンドル3を離
すと該エネルギーにより、レバー連結部3aをワ
イヤープーリー24aに巻き取る操作をするリコ
イルバネ24bにより構成されている。ワイヤー
プーリー24aは回転軸15と固設されており、
リコイルバネ24bは外端をワイヤープーリー2
4aに固定し、内端は支持板14の一部に固設し
ているのである。
そして該回転軸15と可撓杆繰り出し輪体6と
の結合は直結しておらず、該回転軸15の上端に
設けた係止ピン15aが、可撓杆繰り出し輪体6
のボス部に設けた作動差間隙6aを介して連動さ
れているのである。
該作動差間隙6aを設けたことにより、紐通し
ハンドル3を引つ張つた直後には、可撓杆繰り出
し輪体6が回転せず、故に紐通し可撓杆4も突出
しないのである。係止ピン15aがやや回転し
て、作動差間隙6aに接当した後に初めて、可撓
杆繰り出し輪体6が回転し、紐通し可撓杆4を突
出させるのである。故に該作動差の時間に、紐通
し解除アーム16は紐通しハンドル3の引張りと
同時に回動するので、セツトアーム17を介して
紐ブレーキ装置10を開放し、たるみ取り杆7を
ガイドパイプ1と同心状に配置する余裕を得られ
るのである。
また紐通し解除アーム16の回動によりON・
OFFされる安全スイツチ9が、支持板14の内
部に配置されており、該安全スイツチ9は紐通し
解除アーム16が完全に、紐ブレーキ装置10と
たるみ取り杆7を作業状態に戻したことを感知し
て、エンジンEの回転を可能としているのであ
る。
これにより、紐通しが完全に終了した後でなけ
ればエンジンEの始動が出来ず、またエンジンE
が回転している場合には、紐通しが出来ないこと
となり、結束装置部分に手を挿入する危険な作業
である紐通しを、安全に行うことができるのであ
る。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
実用新案登録請求の範囲第1項の如く構成した
ので、オペレーターが紐通しハンドル3を操作す
ることにより、紐ブレーキ装置10の解除と、た
るみ取り杆7の紐通し可撓杆4の通過位置への移
動を同時に行うことが出来るので、結束紐Mを手
で操作しながら、紐ブレーキ装置10を通過させ
て、たるみ取り杆7を通す必要が無くなつたので
ある。
また、自動紐通し用の紐通しハンドル3の引張
作用に連動して、紐ブレーキ装置10を開放し、
たるみ取り杆7を紐通し可撓杆4の通過経路中に
移動させたので、オペレーターは結束紐Mをセツ
ト溝2cにセツトするだけで紐通しの用意がで
き、後は紐通しハンドル3を引つ張るだけで、ニ
ードル18の紐孔18aまで紐通しすることがで
き、順番を間違え易い紐通しをミス無く行うこと
ができるのである。
実用新案登録請求の範囲第2項の如く構成した
ので、紐通しハンドル3により回転する回転軸1
5と可撓杆繰り出し輪体6の間に設けた作動差間
隙により作動時間差を構成したことにより、紐通
しハンドル3の引張操作により、まず紐ブレーキ
装置10とたるみ取り杆7を紐通し可撓杆4の通
過可能状態とすることができ、結束紐Mを係止し
た状態の紐通し可撓杆4は障害物も無くスムーズ
にガイドパイプ1内から紐孔18aに挿通される
のである。
故にオペレーターの引張りに要する労力も小さ
くて済むのである。また、該回転軸15と可撓杆
繰り出し輪体6の間に作動差を設けたことによ
り、作動差を設ける為に、可撓杆繰り出し輪体6
と紐ブレーキ装置10の間の距離を大きくとる必
要がなく、コンパクトに構成することが出来たも
のである。また紐通し装置の組立誤差を吸収する
ことができ、紐通し可撓杆4のストロークを維持
することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は紐通し装置を付設したバインダーの平
面図、第2図は紐通し装置の紐セツト状態におけ
る平面図、第3図は紐通し終了状態の平面図、第
4図は結束装置部における紐の状態を示す平面
図、第5図は紐通し解除アーム16と紐通しハン
ドル3の部分を示す平面図、第6図は紐通し解除
アーム16の先端の係止部16aの斜視図、第7
図は繰り出し機構部分の側面断面図、第8図は同
じく前面断面図である。 A……結束紐筒、M……結束紐、1……ガイド
パイプ、2……収納パイプ、3……紐通しハンド
ル、3a……レバー連結部、3b……係合片、4
……紐通し可撓杆、5……紐係止突起、6……可
撓杆繰り出し輪体、7……たるみ取り杆、10…
…紐ブレーキ装置、16……紐通し解除アーム、
16a……支点越えバネ、16b……係止部、1
7……セツトアーム、24……繰り出し機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 紐通しハンドル3の操作により紐通し可撓杆
    4を繰り出し、該紐通し可撓杆4の先端の紐係
    止突起5に結束紐Mを結合し、該紐通し可撓杆
    4を紐ブレーキ装置10とたるみ取り杆とガイ
    ドパイプ1内を挿通通過させ、ニードル18の
    停止位置に於ける紐孔18a内に結束紐Mを紐
    通し可能に構成すると共に、前記紐通しハンド
    ル3の操作に連動して、紐通し可撓杆4が通過
    可能な幅に紐ブレーキ装置10を強制的に解除
    し、同時に紐通し可撓杆4が通過可能に構成し
    たたるみ取り杆7を紐通し可撓杆4の通過位置
    に移動すべく、紐通しハンドル3と連動した紐
    通し解除アーム16を設けたことを特徴とする
    穀稈結束部における紐通し装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の紐通し
    装置において、紐通しハンドル3と紐通し可撓
    杆4の作動係合部に作動時間差を発生させ、紐
    ブレーキ装置10が解除され、たるみ取り杆7
    がガイドパイプ1と同心上で紐通し可撓杆4の
    通過位置へ移動した後に、紐通し可撓杆4が通
    過すべく構成したことを特徴とする穀稈結束部
    における紐通し装置。
JP1986094098U 1986-06-19 1986-06-19 Expired JPH0437398Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849130A (ja) * 1981-09-17 1983-03-23 松下電器産業株式会社 電気掃除機の床用ノズル

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849130A (ja) * 1981-09-17 1983-03-23 松下電器産業株式会社 電気掃除機の床用ノズル

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