JPS6322238Y2 - - Google Patents

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JPS6322238Y2
JPS6322238Y2 JP9870183U JP9870183U JPS6322238Y2 JP S6322238 Y2 JPS6322238 Y2 JP S6322238Y2 JP 9870183 U JP9870183 U JP 9870183U JP 9870183 U JP9870183 U JP 9870183U JP S6322238 Y2 JPS6322238 Y2 JP S6322238Y2
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JP
Japan
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water
guide groove
water guide
groove
gutter member
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JP9870183U
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  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Sewage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、覆工コンクリートの施工目地部分に
形成された導水溝の開口端部分に、押え板と支圧
金具とを介して樋部材を取付けることにより、ず
い道、地下道等のコンクリート施工目地部分から
の漏水を確実に導水して排水するとともに、施工
性にも優れる、ずい道、地下道等のコンクリート
施工目地に於ける導水装置(以下導水装置とい
う)に係り、以下本考案の一実施例を、それがず
い道の覆工コンクリートの施工目地部分に応用さ
れたばあいを例にとり図面に基づいて説明する。
第1〜3図において本考案の導水装置1は、覆
工コンクリートの施工目地部分2に形成された導
水溝3の開口端部分3aに樋部材5を嵌入し、か
つ押え板6,6と支圧金具7とを介して該樋部材
5を導水溝3に固着したものである。
導水溝3は、円弧状に延びる施工目地部分2の
全長に亘つて、例えば型枠を用いて矩形の凹溝と
して形成され、その下端部3bは、ずい道下部の
側溝9に連設されている。
樋部材5は、天然ゴム、合成樹脂等の弾性体を
用いて形成された帯材であり、導水溝3の溝底1
0方向に向けて開口する偏平なU字状をなしかつ
対向側板11,11の先端縁において外方に向か
つてフランジ12,12を側出した中央片13の
両フランジ12,12の外縁部、即ち中央片13
の両側に、導水溝3の開口方向に向けて突出しか
つ該導水溝3の溝壁15,15と当接する止水片
16,16を連設してなる。該止水片16,16
の突出長さは、前記中央片13の側板11の高さ
と略等しく設定され、その外面には、長手方向に
延びかつコーキング材等の止水材14を保着する
凹凸部17が設けられている。又該止水片16,
16の先端縁には、内方に向かつて、前記フラン
ジ12の幅程度の幅を有する押え板受片19を連
設し、かつその先端縁部には、導水溝3の開口方
向に突出しかつその外面20Sが溝壁15方向に
向かう傾斜面として形成された止水材保着片20
が一体に設けられている。然して前記側板11と
フランジ12と止水片16と押え板受片19との
間に空洞部21が形成される。
押え板6は、例えば防錆処理を施こされた所定
長さ(例えば約70cm程度)の平鋼板として形成さ
れ、前記押え板受片19により受けられて、脱落
することなく前記空洞部21内に納装され、止水
片16の内面16Sにその略全長に亘つて当てが
われる。なお該押え板6は施工目地部分2の曲率
に応じて適宜湾曲せしめられている。
支圧金具7は、例えば防錆処理を施こされた平
鋼板を用い、導水溝3の溝幅方向に延びかつ該溝
幅よりも稍長い平行四辺形状をなす基片22の両
端縁に、押え板6と接触する押圧部23,23を
対向して直角に折曲形成してなる。
然して、前記導水溝3の全長と略等しい長さに
切断された樋部材5の、前記空洞部21,21
に、押え板6,6を納装するとともに、支圧金具
7を、第4図aに示すごとくその押圧部23,2
3が前記空洞部21内に嵌入された状態で、所定
ピツチで樋部材5に取付けた後、前記凹凸部17
に止水材14を塗着して、該樋部材5を導水溝3
の開口端部分3aに嵌入する。なお、前記のごと
く樋部材5は弾性体を用いて形成されているため
自由に湾曲させることができ、従つて導水溝3に
容易に嵌入させうる。又押え板6も導水溝3の曲
率に応じて湾曲させてあるため、該押え板6を樋
部材5内に無理なく納めることができる。その
後、支圧金具7の両押圧部23,23を押え板6
と接触させ、ハンマ等で打撃して、第2図および
第4図bに示すごとく該支圧金具7を導水溝3内
において突張り状態とする。該支圧金具7の突張
りにより発生する支圧力は押え板6,6を介して
樋部材5の止水片16,16に均等に分布し、該
止水片16,16を溝壁15,15に弾性的に圧
着せしめ、止水片16,16と溝壁15,15と
の接触部における止水を可能とする。その際、前
記凹凸部17,17には止水材14が保着されて
いるため、前記接触部における止水は確実なもの
となる。
なお、本実施例においては支圧金具7の基片2
2を平行四辺形状に形成しているため、前記導水
溝3の溝幅に多少の誤差があつても、第4図cに
示すごとく、支圧金具7の取付角度を調整するこ
とによつてこの誤差を吸収できる。さらに樋部材
5の中央片13はU字状に形成されており、しか
もその溝底が浅くなるように容易に変形しうるた
め、第2図において一点鎖線で示すごとく導水溝
3の溝幅が変化したばあいであつても、該中央片
13が同図において一点鎖線で示したごとく変形
することにより、ある程度の溝幅の変化に追随し
うる。
又本実施例においては、樋部材5の止水片1
6,16と溝壁15,15との接触部における水
密を一層確実とするため、溝壁15と、押え板受
片19の外面19Sと、止水材保着片20の外面
20Sとからなる入隅部26にもコーキング材2
5を塗着している。なお止水材保着片20の外面
20Sは、前記のごとく溝壁15方向に向かう傾
斜面として形成されているため、コーキング材2
5を保着が良好となる。
なお前記のごとく、止水片16,16にはその
略全長に亘つて均等な支圧力が作用しており、該
止水片16,16が極めて安定した状態にあるた
め、前記入隅部26へのコーキング材25の塗着
に際して、止水片16,16が凹んでコーキング
材塗着済み部分に隙間が発生するおそれは全くな
く、コーキング材塗着作業を確実かつ能率的に行
なうことができるとともに、コーキング材の無駄
もない。
上述したごとく本考案の導水装置は、覆工コン
クリートの施工目地部分に形成された導水溝の開
口端部分に、押え板と支圧金具とを介して樋部材
を取付ける結果、樋部材の当接部にその全長に亘
り均等な支圧力を作用させることができるため、
樋部材と溝壁との接触部における水密性を確実に
保持でき、従つて施工目地部分の漏水を、ずい道
等の内表面に漏洩させることなく確実に受けて導
水し、これを下方の排水溝等に排出することがで
き、ずい道等の構造物の保全に寄与する。又樋部
材は、押え板と支圧金具とを用いて導水溝に簡
易、迅速に取付けることができ施工性に優れると
ともに、該樋部材は弾性体を用いて形成している
ため、湾曲する導水溝にも容易に装着しうる。又
樋部材は導水溝の開口端部分に取付けられるた
め、該取付けに伴なう導水溝の容積の減小は少な
くてすみ、従つて大きな容積の導水路を得ること
ができる。
なお本考案の導水装置はずい道の他、地下道等
を含めた覆工コンクリートの施工目地部分に対し
て広く応用することができ、例えばずい道の側壁
とアーチ部分との境界に生ずる水平方向の施工目
地部分に応用することも可能である。又樋部材の
止水片が導水溝の溝壁と当接するとは、該止水片
がコーキング材等を介して当接するばあいを含
む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図はその断面図、第3図は本考案の導水装置
の使用例を示す斜視図、第4図は支圧金具の作用
を示す正面図である。 1……導水装置、2……施工目地部分、3……
導水溝、3a……導水溝の開口端部分、5……樋
部材、6……押え板、7……支圧金具、13……
中央片、15……溝壁、16……止水片、23…
…押圧部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 覆工コンクリートの施工目地部分2に形成され
    た導水溝3の開口端部分3aに樋部材5を嵌入、
    固着してなる導水装置であつて、該樋部材5は、
    弾性体を用いて形成され、中央片13の両側に、
    導水溝3の開口方向に向けて突出しかつ導水溝3
    の溝壁15,15と当接する止水片16,16を
    連設するとともに、該両止水片16,16の外面
    には、長手方向に延びかつ止水材を保着する凹凸
    部を設けてなり、又該両止水片16,16の内面
    にはその略全長に亘つて押え板6,6を当てがう
    一方、導水溝3の溝幅方向に延びかつ両端に押圧
    部23,23を有する支圧金具7の該両押圧部2
    3,23を前記押え板6,6と接触させ、該支圧
    金具7を導水溝3内において突張り状態として前
    記樋部材5を導水溝3に固着したことを特徴とす
    るずい道、地下道等のコンクリート施工目地に於
    ける導水装置。
JP9870183U 1983-06-24 1983-06-24 ずい道、地下道等のコンクリ−ト施工目地に於ける導水装置 Granted JPS604700U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9870183U JPS604700U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 ずい道、地下道等のコンクリ−ト施工目地に於ける導水装置

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JP9870183U JPS604700U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 ずい道、地下道等のコンクリ−ト施工目地に於ける導水装置

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JPS604700U JPS604700U (ja) 1985-01-14
JPS6322238Y2 true JPS6322238Y2 (ja) 1988-06-17

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ID=30234222

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JP9870183U Granted JPS604700U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 ずい道、地下道等のコンクリ−ト施工目地に於ける導水装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4582585B2 (ja) * 2005-08-26 2010-11-17 ショーボンド建設株式会社 目地部材用止め金具
JP6736815B2 (ja) * 2016-08-08 2020-08-05 株式会社西宮産業 コンクリート片防護シート

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JPS604700U (ja) 1985-01-14

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