JPS5940513Y2 - 屈曲自在構造を有する型枠連結用補強鋼管 - Google Patents
屈曲自在構造を有する型枠連結用補強鋼管Info
- Publication number
- JPS5940513Y2 JPS5940513Y2 JP14322880U JP14322880U JPS5940513Y2 JP S5940513 Y2 JPS5940513 Y2 JP S5940513Y2 JP 14322880 U JP14322880 U JP 14322880U JP 14322880 U JP14322880 U JP 14322880U JP S5940513 Y2 JPS5940513 Y2 JP S5940513Y2
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- Japan
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- steel pipe
- steel pipes
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は土木工事、特に曲線状の側溝、路肩、擁壁を構
築する際、型枠の曲線美を損うことなく強固に連結する
ことができる補強鋼管に関する。
築する際、型枠の曲線美を損うことなく強固に連結する
ことができる補強鋼管に関する。
従来曲線状の側構等の構築用型枠は木製のものが大半を
占めている。
占めている。
しかし木製型枠は搬送においてかさばるのみならず、型
枠の組立ても困難であり、曾た組立後の連結強度も必ず
しも満足のゆくものではなかった。
枠の組立ても困難であり、曾た組立後の連結強度も必ず
しも満足のゆくものではなかった。
近年上述した事態を考慮して金属製の型枠が各種開発使
用されてきているが、それらもいまだ連結強度、組立の
容易性の面で不充分なものであ′つた。
用されてきているが、それらもいまだ連結強度、組立の
容易性の面で不充分なものであ′つた。
本考案者はこのような沙汰をかえりみて先に特願昭54
−110982号にて容易かつ迅速に曲線状の側溝等を
構築できる曲線側溝用金属製型枠を開示したが、本考案
はそのような金属製型枠の連結において容易、迅速かつ
強固に上記型枠を連結することができる補強鋼管構造を
提供せんとするものである。
−110982号にて容易かつ迅速に曲線状の側溝等を
構築できる曲線側溝用金属製型枠を開示したが、本考案
はそのような金属製型枠の連結において容易、迅速かつ
強固に上記型枠を連結することができる補強鋼管構造を
提供せんとするものである。
しかし本考案に係る補強鋼管は必ずしも上記金属製型枠
の連結にのみ用いられるものではなくその他の用途に釦
いても充分適用できるものであることはいうまでもない
。
の連結にのみ用いられるものではなくその他の用途に釦
いても充分適用できるものであることはいうまでもない
。
本考案は、連設する鋼管1,1の連結部端面をその1側
側縁のみ蝶番2にて連結し、両連設鋼管1.1を同蝶番
を回動支点として相互に屈曲自在となし、さらに両鋼管
1,1であってそれぞれの連結端面から若干内奥をなす
位置に枢ピン3を取付け、同枢ビンに屈曲度調整用のタ
ーンバックル4の両端を増付けたことを特徴とする屈曲
自在構造を有する型枠連結用補強鋼管に係るものである
。
側縁のみ蝶番2にて連結し、両連設鋼管1.1を同蝶番
を回動支点として相互に屈曲自在となし、さらに両鋼管
1,1であってそれぞれの連結端面から若干内奥をなす
位置に枢ピン3を取付け、同枢ビンに屈曲度調整用のタ
ーンバックル4の両端を増付けたことを特徴とする屈曲
自在構造を有する型枠連結用補強鋼管に係るものである
。
上記構成の一実施例が第1図及び第2図に示されて釦シ
、本実施例にかいてターンバックル4と枢ビン3の連結
は、枢ピン3に中空筒体5を遊嵌状態に増付け、同中空
筒体の中途にターンバックル4の螺軸4aの基端を固着
することによって形成している。
、本実施例にかいてターンバックル4と枢ビン3の連結
は、枢ピン3に中空筒体5を遊嵌状態に増付け、同中空
筒体の中途にターンバックル4の螺軸4aの基端を固着
することによって形成している。
以下本考案に係る補強鋼管を本考案者によって開発され
た型枠による曲線状側溝構築作業に用いた実施態様(第
3図から第5図)について述べる。
た型枠による曲線状側溝構築作業に用いた実施態様(第
3図から第5図)について述べる。
図中101は矩形形状を有する主型枠、104゜105
はそれぞれ対峙する主型枠101の連結周縁に設けられ
相互に係合する嵌合用突起および嵌合用透孔、106は
嵌合用突起104が嵌合用透孔105内1合後、嵌合用
突起104の先端に打込む突起離脱防止用コックである
。
はそれぞれ対峙する主型枠101の連結周縁に設けられ
相互に係合する嵌合用突起および嵌合用透孔、106は
嵌合用突起104が嵌合用透孔105内1合後、嵌合用
突起104の先端に打込む突起離脱防止用コックである
。
107は第1間隔設定板であり、コンクリート等が充填
される施工体形成空間Aを形成するべく、主型枠本体i
oi、1oiの隣接する周縁リブ101b。
される施工体形成空間Aを形成するべく、主型枠本体i
oi、1oiの隣接する周縁リブ101b。
101b間の下方に配設され、かつ主型枠101が結合
される際嵌合用突起104および嵌合用透孔105によ
って主型枠本体3に取付けられ施工体形成空間Aの幅を
決定するものである。
される際嵌合用突起104および嵌合用透孔105によ
って主型枠本体3に取付けられ施工体形成空間Aの幅を
決定するものである。
すなわち第1間隔設定板107は両端に透孔を有してお
り、同透孔および嵌合用透孔105を1体的に主型枠1
01の突起104が挿通する。
り、同透孔および嵌合用透孔105を1体的に主型枠1
01の突起104が挿通する。
108は内側主型枠101の外壁に取付けられ、側溝の
段部を形成するものである。
段部を形成するものである。
109は施工体形成空間Aの上方の幅員を決定するのに
用いられる第2間隔設定板、捷た110は左右の4平行
主型枠111及び副型枠108を1体的に連結するのに
用いられる第1間隔設定板←特に直線側溝部にて用いる
であり、側溝全輪と略等しい長さを有している。
用いられる第2間隔設定板、捷た110は左右の4平行
主型枠111及び副型枠108を1体的に連結するのに
用いられる第1間隔設定板←特に直線側溝部にて用いる
であり、側溝全輪と略等しい長さを有している。
第3間隔設定板110も第1間隔設定板107と同様に
所定間隔にて嵌合用透孔を有しており、と力らに4平行
型枠101,108の上部に設けた突起111.112
が挿通されその後コック113゜114を突起111.
112に打込むことによって側溝構築用型枠101,1
08の全体間隔が決定される。
所定間隔にて嵌合用透孔を有しており、と力らに4平行
型枠101,108の上部に設けた突起111.112
が挿通されその後コック113゜114を突起111.
112に打込むことによって側溝構築用型枠101,1
08の全体間隔が決定される。
本考案の要旨をなす補強鋼管は外側主型枠101の外壁
に連結金具115,116,117によって増付けられ
ており、実質的に短尺筐体118及びターンバックル1
19にて構成されている。
に連結金具115,116,117によって増付けられ
ており、実質的に短尺筐体118及びターンバックル1
19にて構成されている。
ついで本考案に係る補強鋼管を用いた側溝の構築作業に
ついて述べる。
ついて述べる。
まず側溝構築予定個所を掘削し、基礎Cを形成するつい
で型枠101を4列に並設させ、側溝空間Bおよび施工
体形成空間Aが所要の間隔を有するようにして第1間隔
設定板107および第2間隔設定板109、さらにはU
字型間隔設定棒120を用いて並列方向の間隔設定を行
う。
で型枠101を4列に並設させ、側溝空間Bおよび施工
体形成空間Aが所要の間隔を有するようにして第1間隔
設定板107および第2間隔設定板109、さらにはU
字型間隔設定棒120を用いて並列方向の間隔設定を行
う。
つぎに側溝の幅に合わせて各型枠101の延長上に第2
群の型枠101を直列方向に連結するわけであるが、筐
ず型枠の側縁101b、101bを接触させ、嵌合用突
起104を嵌合用透孔105内に嵌入する。
群の型枠101を直列方向に連結するわけであるが、筐
ず型枠の側縁101b、101bを接触させ、嵌合用突
起104を嵌合用透孔105内に嵌入する。
その際第1間隔設定板107を側縁101b。101b
間に介在させ、透孔に同様に嵌合突起104を挿通させ
、その後コック106を突起104へ打込んで、連設す
る型枠101,101を強固に連設する。
間に介在させ、透孔に同様に嵌合突起104を挿通させ
、その後コック106を突起104へ打込んで、連設す
る型枠101,101を強固に連設する。
ついで第2間隔設定板109およびU字型間隔設定棒1
20もしくは第3間隔設定板110を用いて型枠3上方
部の間隔設定を行う。
20もしくは第3間隔設定板110を用いて型枠3上方
部の間隔設定を行う。
一方棒状連結金具115拘束帯板116pよびコツタ1
17を用いて本考案に係る補強鋼管118゜118を型
枠101の組立体の側面に取付ける。
17を用いて本考案に係る補強鋼管118゜118を型
枠101の組立体の側面に取付ける。
これは1ず補強鋼管118,118を並列して型枠の側
板に押付け、拘束帯板116VCて両鋼管を挾持し、つ
ぎに帯板116に設けた透孔及び鋼管間の間隙を通して
連給金具を伸延し、さらに棒状連結金具115にコツタ
117を打込むことによって行なわれる。
板に押付け、拘束帯板116VCて両鋼管を挾持し、つ
ぎに帯板116に設けた透孔及び鋼管間の間隙を通して
連給金具を伸延し、さらに棒状連結金具115にコツタ
117を打込むことによって行なわれる。
その後ターンバックル119にて屈曲度を調整し、型枠
101に所要の曲線度を付与する。
101に所要の曲線度を付与する。
なお必要とあらば1端を基礎C上に接地させてなる倒伏
防止用レバー130の他端を鋼管118と当接させ型枠
組立体の倒伏を防止する。
防止用レバー130の他端を鋼管118と当接させ型枠
組立体の倒伏を防止する。
つぎに施工体形成空間A内にセメント等を流込み、1定
時間養生した後、型枠101,108を取外し、曲線状
の側溝を構築する。
時間養生した後、型枠101,108を取外し、曲線状
の側溝を構築する。
以上述べてきたごとぐ本考案に係る補強鋼管は曲線側溝
用型枠であっても所要の曲線度を型枠に保障しながら十
分な強度にて型枠を補強することができるという効果が
ある。
用型枠であっても所要の曲線度を型枠に保障しながら十
分な強度にて型枠を補強することができるという効果が
ある。
第1図は本考案に係る連結金具の全体平面図、型第2図
は第1図I−I線による断面図、第3図は同連結金具に
よって構築された曲線側溝用型枠組立体の平面図、第4
図は同正面図、第5図は第3図■−■線による断面図で
ある。
は第1図I−I線による断面図、第3図は同連結金具に
よって構築された曲線側溝用型枠組立体の平面図、第4
図は同正面図、第5図は第3図■−■線による断面図で
ある。
Claims (1)
- 連接する鋼管1,1の連結部端筒をその1側側縁のみ蝶
番2にて連結し、両連設鋼管1,1を同蝶番を回動支点
として相互に屈曲自在となし、さらに両鋼管1.1であ
ってそれぞれの連結端面から若干内奥をなす位置修枢ピ
ン3,3を取付け、同枢ピンに屈曲度調整用のターンバ
ックル4の両端を取付けたことを特徴とする屈曲自在構
造を有する型枠連結用補強鋼管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14322880U JPS5940513Y2 (ja) | 1980-10-06 | 1980-10-06 | 屈曲自在構造を有する型枠連結用補強鋼管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14322880U JPS5940513Y2 (ja) | 1980-10-06 | 1980-10-06 | 屈曲自在構造を有する型枠連結用補強鋼管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5766145U JPS5766145U (ja) | 1982-04-20 |
JPS5940513Y2 true JPS5940513Y2 (ja) | 1984-11-17 |
Family
ID=29502984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14322880U Expired JPS5940513Y2 (ja) | 1980-10-06 | 1980-10-06 | 屈曲自在構造を有する型枠連結用補強鋼管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5940513Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5963157U (ja) * | 1982-10-21 | 1984-04-25 | 清水建設株式会社 | ハンチ型枠用端太材 |
-
1980
- 1980-10-06 JP JP14322880U patent/JPS5940513Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5766145U (ja) | 1982-04-20 |
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