JPS6322061A - フエニルアラニン誘導体および蛋白分解酵素阻害剤 - Google Patents

フエニルアラニン誘導体および蛋白分解酵素阻害剤

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JPS6322061A
JPS6322061A JP61224995A JP22499586A JPS6322061A JP S6322061 A JPS6322061 A JP S6322061A JP 61224995 A JP61224995 A JP 61224995A JP 22499586 A JP22499586 A JP 22499586A JP S6322061 A JPS6322061 A JP S6322061A
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岡本 彰祐
Yoshio Okada
岡田 芳男
Akiko Okumiya
奥宮 明子
Taketoshi Naito
威敏 内藤
Yoshio Kimura
木村 義生
Morihiko Yamada
守彦 山田
Tokuo Ono
大野 徳雄
Yasuhiro Katsuura
勝浦 保宏
Yumi Seki
関 由美
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なフェニルアラニン誘導体に関し、更に詳
しくは蛋白分解酵素阻害活性を有するフェニルアラニン
誘導体又はその薬学的に許容し得る塩及びそれらを有効
成分とする蛋白分解酵素阻害剤に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕生体
内には種々の蛋白分解酵素が存在していることは周知の
通りであり、例えばプラスミン、トリプシン、カリクレ
イン、ウロキナーゼなどが知られている。これらの蛋白
分解酵素は、何らかの理由により異常に活性化されると
種々の疾患をひきおこす事が知られている。例えば異常
に活性化されて生じた多量のプラスミンが血液中に存在
すると、出血性疾患を生ずる。またプラスミンは炎症に
も関与し、炎症性疾患を引き越すと考えられる。よって
これらの蛋白分解酵素に阻害活性を示す物質は何らかの
臨床治療薬として有用であり、従来からその開発が種々
検討されて来た。例えば抗プラスミン剤は止血剤、抗炎
症剤、抗アレルギー剤として有用であり、抗トリプシン
剤は膵炎の治療に有用であり、抗カリクレイン剤は炎症
治療剤等として有用であり、抗ウロキナーゼ剤はウロキ
ナーゼによる血栓熔解療法の際の出血症状を抑制するの
に有用である。従来からかかる作用を有する蛋白分解酵
素阻害剤の開発が進められており、その中で、本発明に
比較的構造の近いフェニルアラニンの誘導体としては、
例えば表−3、磁3に示す化合物が知られているが(P
harn+azie 39)IL68 (I984) 
) 、その蛋白分解酵素阻害活性は低く、医薬品として
実用に供するには十分でない、更にい(つかの既知のフ
ェニルアラニン誘導体(表−3、隠4.5.6及び7 
Chew、 abst、 77、102225j+86
、39312d及び80.9263m)についても後述
の試験結果からも明らかな如く、蛋白分解酵素に対して
十分な阻害活性を有する化合物は見当らない。
本発明はかかる従来技術の問題点を解決して実用上十分
な阻害活性を有し、しかもいぐつかの蛋白分解酵素に対
しても十分な阻害活性を有する化合物及びそれを有効成
分とする蛋白分解酵素阻害剤の開発を目的とする。
C前記1.1題点を解決するための手段〕本発明に従え
ば一般式(I) 〔式中、R1及びR2は、それぞれ独立に、水素(但し
、R1及びR2が同時に水素原子になることはない): ヒドロキシル基、ヒドロキシカルボニル基、C1〜C4
アルコキシカルボニルLCs〜C4アルキルメルカプト
基、C,〜C4アルコキシ基、カルバモイル基、スルフ
ァモイル基又はピリジル基又はニトロ基、01〜C4ア
ルコキシ基もしくはハロゲンで置換されていてもよいフ
ェニルで置換されていてもよい01〜C8アルキル基;
ヒドロキシル基、C,’wc4アルコキシ基、ヒドロキ
シルカルボニル基、C1〜C4アルコキシカルボニル基
又はC1〜C4アルキル基で置換されていてもよいC6
〜C8シクロアルキル基;ハロゲン、ニトロ基、トリフ
ルオロメチル基、C1〜C4アルコキシ基、C,−C4
アルキルメルカプト基、C1〜C4アルキルカルボニル
基、フェニルカルボニル基、ヒドロキシルカルボニル基
、C1−C4アルコキシカルボニル基、カルバモイル基
、スルファモイル基、アミジノ基又はピリジルカルボニ
ル基又はC1〜C4アルキルカルボニル基、ヒドロキシ
カルボニル基もしくはC1〜C4アルコキシカルボニル
基で置換されていてもよいC1〜C6アルキル基で置換
されていてもよいフェニル基; ハロゲン又はC1〜C4アルコキシ基で置換されていて
もよいピリジル基; ピリミジル基; N−ヘンシルアザシクロヘキシル基;又はR1及びR2
がそれらが結合する窒素原子と一緒になって、フェニル
カルボニル基、ベンジル基もしくはC1〜C4アルキル
基で置換されていてもよいピペラジル基、モルホリノ基
又はチオモルホリノ基;ヒドロキシルカルボニル基もし
くはC1〜C4アルコキシカルボニル基で置換されてい
てもよいピロリジル基;又はC1〜C4アルキル基、フ
ェニルC,〜C4アルキル基、フェニルカルボニル基モ
しくはC1〜C4アルコキシカルボニル基で置換されて
いてもよいピペリジンを示し、Xは、水素; ニトロ基; アミノ基; 一0Z(式中、Zは、水素;C1〜C4アルキル基;C
2〜C4アルケニル基;ハロゲン、C1〜C4アルキル
基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシカル
ボニル基、01〜C4アルコキシカルボニル基もしくは
シアノ基で置換されていてもよいベンジル基;フェニル
カルボニルメチル基;ピリジルメチル基;ニトロ基もし
くはハロゲンで置換されていてもよいフェニル基;ニト
ロ基で置換されていてもよいピリジルもしくはピリミジ
ル基;C1〜C4アルキルで置換されていてもよいフェ
ニルスルホニル基;又はハロゲンで置換されていてもよ
いベンジルオキシカルボニル基を示す)、 nは4〜10を示し、 *印はその炭素の配置がD配位、L配位、及びDL配位
のいずれでも良いことを示す。3で表わされるフェニル
アラニン誘導体、及びその薬学的に許容し得る塩が提供
される。そのような塩としては例えば塩酸塩、臭化水素
酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、燐酸塩等の無
機酸塩、蓚酸塩、コハク酸塩、グリコール酸塩、リンゴ
酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、乳酸塩、ベンゼンス
ルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、メタンスルホン酸
塩等の有機酸塩等をあげることができる。
本発明に従えば、更に前記一般式(I)のフェニルアラ
ニン誘導体又はその薬学的に許容しうる塩を有効成分と
する蛋白分解酵素阻害剤が提供される。
〔発明の詳細な説明〕
本発明の前記一般式(I)にて表わされる化合物につい
て代表的なものを具体的に例示すれば表−1の通りであ
る。
なお表中の化合物には番号が付しであるが以下の説明に
於ては便宜上当該化合物番号にて個々の化合物の表示に
代える。
なお化合物の構造式中(DL)と表示しであるのはその
炭素がり、L体の混合物であることを示し、46、18
0(L)と表示しであるのは、その炭素がL体であるこ
とを示し、(D>と表示しであるのは、その炭素がD体
であることを示す。但し、フェニルアラニン骨格の不斉
炭素については記載のない場合はすべてL体である。物
性面に於けるNMRは核磁気共鳴スペクトルを意味し、
数字は通常、化学シフトを表示するのに用いられるδ(
デルタ)値であり、単位はppmである。媒体CDCj
!3  (重クロロホルム)、 (CD3)2S○(ジ
メチルスルホキシド−d6)、CD30D(重メタノー
ル) 、D20 (重水)を単独あるいは組み合せて用
いた。内部標準としてはTMS (テトラメチルシラン
)を用いた。なお、δ値の次に表示したカッコ内の数字
は水素原子の数でありそれに続く表示はSが単一線、d
が二重線、tが三m線、qが四m線、mが多重線、br
oadが巾広い吸収ピークを意味する。なお溶媒に由来
する吸収ピークは省略した。
IRは赤外吸収スペクトルを意味し、特にことわらない
限り臭化カリウム錠剤として測定した。
なお数字は波数を示し、単位はclll ’である。又
、吸収ピークは主なもののみを示した。
MSは質量スペクトルを意味し数字は陽イオンフラグメ
ントの質量を電荷で除したM/eを示す。
なおピークは主なもののみを示した。
以下余白 本発明の化合物はいわゆるペプチド合成と呼ばれる種々
の方法の組合せによって合成され得る。
■)混合酸無水物法(Ann、Chem、、572.1
90 (I951) )2)酸塩化物法(Bioche
mistry、 4 、2219 (I965) 〕3
)ホスファゾ法(Chem、Ber、、93.2387
 (I960) )4)ジシクロへキシルカルボジイミ
ド法(J、八m、chem、soc、、 77、106
7 (I955) )5)活性化エステル法(例えばN
−ヒドロキシコハク酸イミドを用いる方法) (J、Am、Chem、Soc、、 85.3039 
(I963) )但し本発明の化合物のすべてをここに
記述した方法のいずれでも合成できるわけではない。各
化合物に通した合成法の組み合わせが必要である。
これらの方法のうち、代表的な例について一般的な反応
ルートを以下に示す。
以下余白 ■から■の合y、は■な適当な溶媒1例えばTHF 。
ゾエチルエーテル、ゾオキサンなどKM解させ、適当な
塩基例えばトリエチルアミン、ピリジンなどを■に対し
て1尚量から5当敦、好ましくけ2〜3当量加える。こ
の反応液にクロル炭識エチルをそのまま、おるいは反応
溶媒て使用した溶媒に省かし一度にあるいは数回に分け
て添加する。この時反応液の温度は一10℃〜30℃、
好ましくは5〜10℃に保つ。反応時間は、1時間から
50時間、好ましくは5時間〜20時間である。
−10℃〜30℃、好ましくは5〜20℃で1時間〜5
0時間、好ましくけ5時間〜20時間反応させる。通常
の後処理後■が得られる。
■から■の反応は、  4N−HCAジオキサン溶′T
JJ、を■に対して1〜10当量、好ましく rl 3
〜7当敗加え室温下反応させる。通常の後処理後■が得
らfzる。■から■の反応は■から■と同様に行なうこ
とにより■が得られる。
■から■と■から■の合成は例えばJ 、Am、Cbe
m。
Soc、、 771067(I955)に記載されてい
る方法を用いればよい。■から■と■から■はルート八
で述べた方法を用いればよい。
ル − ト C ■から■の合或は、列えば5yntbesis 685
(I976)r  J、Cbem、Soa、Perlc
in Trans  1 490(I977)K記載さ
れている方法を用いればよい。
■から■の合成は■を適当な溶IS、DMF 、 DM
SO。
トルエンなどに溶解させN a Hを■に対して1当量
から5当量、好ましくは1当量から2当量加える。この
反応液にR3−Aを反応溶媒に使用した溶媒に熔かして
添加し、−室温下2時間から50時間、好ましくは4時
間から6時間反応させる。通常の後処理後■が得られる
。■から■の合成はルートAの■から■の方法を用いれ
ばよい。
〔合成例〕
以下、本発明に係る代表的な化合物の製法について具体
的に例を示して説明する。
実施例1 N−(t−ブチルオキシカルボニル)−L−フェニルア
ラニン(I)  (5,30g )を乾燥テトラヒドロ
フラン(80ai2)に溶解しトリエチルアミン(3d
)を加え、水冷下にクロル炭酸エチル(2,40g)を
加え30分間攪拌した。この溶液に4−アセチルアニリ
ン(2,70g)を加え室温下10時間攪拌した。この
反応混合物に氷水(300mg)を加え析出した結晶性
物質を濾取、十分に水洗後乾燥し、N−(t−ブチルオ
キシカルボニル)−L−フェニルアラニン4−アセチル
アニリド(II) 7.07g得た。
前記化合物(II )  (2,29g)水冷下4N−
塩化水素/ジオキサン溶液(30wtg)を加え、水冷
を取り去り室温下30分間攪拌した。この溶液にエーテ
ル(300ntg)を加え析出した結晶性物質を濾取し
、エーテルで洗滌後減圧下乾燥し、L−フェニルアラニ
ン4−アセチルアニリド塩酸塩(III)を定量的に得
た。
一方、トランス−4−(t−ブチルオキシカルボニル)
アミノメチルシクロヘキシカルボン酸(I,62g)を
乾燥テトラヒドロフラン(50mg)に溶解し、トリエ
チルアミン(0,96mg)を加え、氷冷下にクロル炭
酸エチル(0,76g)を加え30分間攪拌した。この
溶液に先の塩酸塩(I[[)を加え、トリエチルアミン
(2d)を加え、室温下3時間攪拌した。この反応混合
物に氷水(200J)を加え析出した結晶性物質を濾取
し十分に水洗後乾燥し、N−(トランス−4−(t−ブ
チルオキシカルボニル)アミノメチルシクロヘキシルカ
ルボニル)−L−フェニルアラニン4−アセチルアニリ
ド(■) 2.62g得た。
前記化合物(IV)  (2,60g)に氷冷下4N−
塩化水素/ジオキサン溶液(25ntilりを加え、室
温下30分間攪拌した。減圧下濃縮し、残渣を水(I0
〇−)に溶解し炭酸ナトリウム(I゜05g)を加えた
析出した結晶性物質を濾取し、十分に水洗後乾燥し、N
−(トランス−4−アミノメチルシクロヘキシカルボニ
ル)−L−フェニルアラニン4−アセチルアニリド(V
)  (I,90g)得た。
実施例2 の合成 トランス−4−(t−ブチルオキシカルボニル)アミノ
メチルシクロへキシルカルボン@(I,41g)を常法
に従い混合酸無水物とし、これに先に常法に従い合成し
た4−ベンジルオキシ−し−フェニルアラニン4−アセ
チルアニリド塩酸塩を加え、トリエチルアミン(I,7
mg)を加え室温下3時間攪拌後、実施例1に従い後処
理をし、N−(トランス−4−(t−ブチルオキシカル
ボニル)アミノメチルシクロヘキシカルボニル〕−4−
ベンジルオキシ−し−フェニルアラニン4−アセチルア
ニリド(I)  (2,46g )得た。
前記化合物(r)  (2,40g)を4N−塩化水素
/ジオキサンで処理し、実施例1に従いN−(トランス
−4−アミノメチルシクロヘキシカルボニル)−4−ベ
ンジルオキシ−し−フェニルアラニン4−アセチルアニ
リド(U )  (I,50g )を得た。
実施例3 の合成 実施例2で得られたN−(トランス−4−アミノメチル
シクロへキシル−カルボニル)−4−ベンジルオキシし
一フェニルアラニン4−アセチルアニリド(I00■)
、パラジウム黒(20■)とシクロヘキセン(2,5J
)にエタノールを加えエタノール還流下に30分間攪拌
した。固形物を濾取し、濃縮し、N−()ランス−4−
アミノメチルシクロへキシルカルボニル)−4−ハイド
ロキシ−L−フェニルアラニン4−アセチルアニリド(
79■)を得た。
実施例4 N−(t−ブチルオキシカルボニル)4−ベンジルオキ
シ−L−フェニルアラニン4−アセチルアニリド(I)
  (4,88g) 、パラジウム黒(0,60g)、
シクロヘキセン(IW)及びエタノール(I0(W)の
混合物を攪拌エタノール還流下に1時間反応した。冷後
固形物を濾去、濾液を濃縮し、N−(t−ブチルオキシ
カルボニル)−4−ハイドロキシ−L−フェニルアラニ
ン4−アセチルアニリド(II)  (3,90g)を
得た。(II)を精製することなく  N、N−ジメチ
ルホルムアミド(I00J)に溶解し、水素化ナトリウ
ム(60%含有物”)  (0,44g)を加え室温下
30分間攪拌した。この溶液に4−クロロベンジルクロ
ライド(I,61g)を加え室温下10時間反応し、氷
水(500mR)を加え析出した結晶性物質を濾取、十
分に水洗、乾燥し、N−(t−ブチルオキシカルボニル
)−4(4−10ロヘンジルオキシ)−L−フェニルア
ラニン4−アセチルアニリド(II[)  (3,65
)を得た。(DI)を通常の方法に従い、N−(トラン
ス−4−アミノメチルシクロへキシルカルボニル) −
4(4−クロロヘンシルオキシ)L−フェニルアラニン
4・−アセチルアニリド(rV)を合成した。
実施例5 N−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−ベンジルオ
キシ−し−フェニルアラニン4−アセチルアニリド(0
,49g) 、パラジウムブラック(0,10g)及び
シクロヘキセン(4d)をエタノール(20mg)に還
流下1時間反応させ冷後固形物を濾過し、濾液を減圧下
濃縮し、N−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−ヒ
ドロキシし一フェニルアラニン4−7セチルアニリド(
I )  (0,39g )を得た。前記化合物(I)
  (0,39g )をジメチルホルムアミド(6−)
に溶解し、油性水素化ナトリウム(0,04g)を加え
室温下30分間攪拌した。
ヨウ化メチル(0,15g)のジメチルホルムアミド(
2−)溶液を加え、室温下6時間反応させた。
氷水を加え析出した油状物を酢酸エチルで抽出し、通常
の操作後N−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−メ
トキシ−し−フェニルアラニン4−アセチルアニリド(
II)  (0,21g)を得た。前記化合物(II)
  (0,19g)を実施例1に従いN−(トランス−
4−アミノメチルシクロへキシルカルボニル)−4−メ
トキシ−し−フェニルアラニン4−アセチルアニリド(
0,08g)を得た。
実施例6 N−(4−ベンジルオキシカルボニルアミノメチルベン
ゾイル)−4−ベンジルオキシ−し−フェニルアラニン
4−ベンゾイルアニリド(j)(0,20g)を30%
臭化水素酸/酢酸溶液(IOJ)に熔解し室温下30分
間攪拌した。過剰の試薬をエーテルにてデカンテーショ
ンで除き、残渣に水を加え、炭酸ナトリウムでアルカリ
性とした後、塩化メチレン抽出を行なった。常法により
N−(4−アミノメチルベンゾイル)−4−ハイドロキ
シ−L−フェニルアラニン4−ベンゾイルアニリド(I
I )  (0,11g )を得た。
実施例7 合物16)の合成 N−(t−ブチルオキシカルボニル)−4ベンジルオキ
シ−し−フェニルアラニン(I)  (3,71g)を
乾燥テトラヒドロフラン(Iood)に熔解し、水冷下
トリエチルアミン(I,50J)を加え15分間攪拌後
、クロル炭酸エチル(I,10g)を加え30分間攪拌
した。この溶液に3−アミノピリジン(0,94g)を
加え室温下に7時間反応させた。同形物を濾過し、濾液
を減圧下濃縮し、残渣を酢酸°エチルで抽出した。通常
の後処理によりN−(を−ブチルオキシカルボニル)−
4−ベンジルオキシ−し−フェニルアラニン3−ピリジ
ルアミド(II )  (I,01g )を得た。化合
物(II)  (0,90g)を乾燥し、1.4−ジオ
キサン(IQJ)に溶解し、これに4N塩化水素/ジオ
キサン溶液(25J )を加え室温下1時間攪拌した。
析出した物質を濾取し乾燥した。これを先に4−(t−
ブチルオキシカルボニル)アミノメチルシクロへキシル
カルボン酸(0,54g)、トリエチルアミン(0,3
1d) とクロル炭酸エチル(0,23g)より合成し
た混合酸・無水物の中に加え、さらにトリエチルアミン
(0,624)を、N、N−ジメチルホルムアミド(5
d)を加え、室温下3時間攪拌した。氷水(I00d)
を加え析出した物質で濾取し、十分に水洗後乾燥し、N
−〔トランス−4−(t−ブチルオキシカルボニル)ア
ミドメチルシクロヘキシルカルボニル〕−4−ベンジル
オキシ−し−フェニルアラニン3−ピリジルアミド(I
II)  (0,98g)を得た。化合物(m)  (
0,95g)を乾燥し、1.4−ジオキサン(IOJ)
に熔解し、これに4N−塩化水素/ジオキサン溶液(2
0ntg )を加え室温で2時間攪拌した。析出した物
質を濾取、乾燥し、N−(トランス−4−アミノメチル
シクロヘキシルカルボニル)−4−ベンジルオキシ−し
−フェニルアラニン3−ピリジルアミド2塩酸塩(0,
90g) ヲilり。
実施例8 実施例18で得られるN−(t−ブチルオキシカルボニ
ル)−4−ベンジルオキシ−し−フェニルアラニンシク
ロへキシルアミド(0,68g) 、パラジウムブラッ
ク(0,10g) 、シクロヘキセン(4rrJ2>と
エタノール(20d)の混合物を攪拌下、エタノール還
流下に反応させ、冷後固形物を濾過、減圧下で濃縮し、
N−(t−ブチルオキシカルボニル4−ハイドロキシ−
L−フェニルアラニンシクロへキシルアミド(I)  
(0,54g )を得た。前記化合物(I)を精製する
ことなく  (I)  (0,54g)をN、N−ジメ
チルホルムアミド(I(7?)に溶解し、水素化ナトリ
ウム(60%含有物)  (0,06g)を加え室温下
30分間攪拌した。この溶液にフェナシルブロマイド(
0,30g)のN、N−ジメチルホルムアミド(5−)
溶液を加え室温下4時間反応し、氷水を加え、析出した
油状物を酢酸エチルで抽出し、通常の後処理後、N−(
t−ブチルオキシカルボニル)−4−フェナシルオキシ
−L−フェニルアラニンシクロへキシルアミド(If)
  (0,61g)を得た。前記化合物(n)より実施
例7に従い、N−(トランス−4−アミノメチルシクロ
ヘキシカルボニル)−4−フェナシルオキシ−L−フェ
ニルアラニンシクロへキシルアミド塩酸a (0,38
g)を得た。
実施例9 物31)の合成 N−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−二トロ D
、、L−フェニルアラニン(0,95g)及びトリエチ
ルアミン(0,4d)を乾燥テトラヒドロフラン(I5
+J)に熔かし水冷下にクロル炭酸エチル(0,33g
)を加え20分間攪拌し4−ベンゾイルアニリン(0,
6g)を加え室温で12時間攪拌した。
通常の後処理によりN−(t−ブチルオキシカルボニル
)−4−ニトロ−DSL−フェニルアラニン4−ベンゾ
イルアニリド(I)0.98gを得た。
前記化合物(I)  (0,37g )に4N−塩化水
素/ジオキサン溶液(I,5J)を加えて室温で1時間
攪拌した。この溶液にエチルエーテル(ion)を加え
て析出した固体を濾取して4−ニトロ D、L−フェニ
ルアラニン4−ベンゾイルアニリド塩酸塩(n)を0.
33g得た。トランス−4−(t−ブチルオキシカルボ
ニル)アミノメチルシクロへキシルカルボン酸(0,2
g)及びトリエチルアミン(0,2ag)を乾燥テトラ
ヒドロフラン(I5d)に熔かし、水冷下クロル炭酸エ
チル(0,09g)を加え20分間攪拌した。この溶液
に前記化合物(II)(0,33g )を加え室温下1
2時間攪拌した。通常の後処理によりN−〔トランス−
4−(t−ブチルオキシカルボニル)アミノメチルシク
ロヘキシカルボニル〕−4−二トロー〇、L−フェニル
アラニン4−ベンゾイルアニリド(I[[) 0.29
gを得た。
前記化合物(I[I)  (0,29g)を4N−塩化
水素/ジオキサン/8液(Id)に溶かし、室温下1時
間攪拌しエーテル(8−)を加え、析出した結晶性物質
を濾取して通常の後処理によりN−(トランス−4−ア
ミノメチルシクロへキシルカルボニル)−4−ニトロ−
D、L−フェニルアラニン4−ベンゾイルアニリド塩酸
塩0.24gを得た。
火獲皿赳 N−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−ベンジルオ
キシし一フェニルアラニン(I>(2,0g)を乾燥テ
トラヒドロフラン(30+、d2)に熔解しトリエチル
アミン(I,W)を加え、水冷下にクロル炭酸エチル(
0,65g)を加え30分間攪拌した。
この溶液に4−シス/トランス−メチルシクロヘキシル
アミン(0,43g)を加え室温下10時間攪拌した。
溶媒留去後酢酸エチルで抽出し、水洗し、乾燥しN−(
t−ブチルオキシカルボニル)−4−ヘンシルオキシ−
し−フェニルアラニン4−シス/トランス−メチルシク
ロへキシルアミド(II)2.3gを得た。
前記化合物(II)  (I,0g)に氷冷下4N−塩
化水素/ジオキサン溶液(4,5+J)を加え室温下3
0分間攪拌した。この溶液にヘキサン(30d)を加え
、析出した結晶性物質を濾取しエーテルで洗浄後減圧乾
燥し4−ベンジルオキシ−し−フェニルアラニン4−シ
ス/トランス−メチルシクロへキシルアミド塩酸塩(I
II)を定量的に得た。一方トランス−4−(t−ブチ
ルオキシカルボニル)アミノメチルシクロへキシルカル
ボン酸(0,62g)を乾燥テトラヒドロフラン(30
J)に熔解しトリエチルアミン(0,6++dl?)を
加え、水冷下にクロル炭酸エチル(0,25g)を加え
30分間攪拌した。この溶液に前記化合物(III) 
 (0,73g)とトリエチルアミン(I−)を加え室
温下3時間攪拌した。
溶媒留去後節酸エチルで抽出し、水洗し、乾燥してN−
()ランス−4−(t−ブチルオキシカルボニル)アミ
ノメチルシクロヘキシカルボニル〕−4−ベンジルオキ
シ−し−フェニルアラニン4−シス/トランス−メチル
シクロへキシルアミド(■)  0.2gを得た。前記
化合物(IV)  (0,2g)に水冷下4N−塩化水
素/ジオキサン溶液(0,5−)を加え室温下30分間
攪拌した。この溶液にへキサン(20d)を加え、析出
した結晶性物質を濾取しエーテルで洗浄後減圧乾燥しN
−(トランス−4−アミノメチルシクロヘキシルカルボ
ニル)−4−ベンジルオキシし一フェニルアラニン4−
シス/トランス−メチルシクロヘキシルアミド塩酸塩0
.1gを得た。
実施例11 N−(t−ブチルオキシカルボニル) −4<3−クロ
ロベンジルオキシ)−L−フェニルアラニン4−アセチ
ルアニリド(I,2g) 、パラジウムブラック(0,
15g )及びシクロヘキセン(8d)をエタノール(
40J)に還流下1時間反応させ冷後濾過し濾液を減圧
で濃縮してN−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−
ハイドロキシ−L−フェニルアラニン4−アセチルアニ
リド(I)  (0,99g)を得た。前記化合物(r
 )  (0,99g )をジメチルホルムアミド(3
0ntg)に熔かし、油性水素化ナトリウム(0,1g
)を加え室温下30分攪拌した。
3−クロロベンジルクロリド(0,4g)のジメチルホ
ルムアミド(5d)溶液を室温下6時間反応させ、氷水
(I00+J)にあけ酢酸エチルで抽出した。通常の後
処理を行いN−(t−ブチルオキシカルボニル)−4(
3−クロロベンジルオキシ)−L−フェニルアラニン4
−アセチルアニリド(t[)  (I,25g)を得た
。前記化合物(II)  (I,25g)を4N−塩化
水素/ジオキサン(I2mff)で反応させ4(3〜ク
ロロベンジルオキシ)−L−フェニルアラニン4−アセ
チルアニリド(I[I)を得た。前記化合物(I[[)
をジメチルホルムアミド(I0d)−テトラヒドロフラ
ン(I0mff)溶液に懸濁させ、トリエチルアミン(
0,4mff)を水冷下実施例3で合成したトランス−
4−(t−ブチルオキシカルボニル)アミノメチルシク
ロへキシルカルボン酸混合酸水物を加え30分間攪拌し
たのち室温でさらに3時間反応した。通常の後処理後、
N−〔トランス−4−(t−ブチルオキシカルボニル)
アミノメチルシクロへキシルカルボニル〕−4(3−ク
ロロベンジルオキシ)L−フェニルアラニン4−アセチ
ルアニリド(N)  (I,31g)を得た。前記化合
物(rV)  (I,31g)に4N−塩化水素/ジオ
キサン溶液(IOJ)を1時間反応させ、ヘキサンを加
え析出した結晶性物質を濾取した。
これを水(I00J)に溶かし、炭酸ナトリウムを加え
析出した物質をメタノール(30−)−塩化メチレン(
30mj2)溶液に懸濁させ、メタンスルホン酸(0,
13g)を加えて室温下1時間攪拌し透明な溶液を得た
。溶媒を減圧留去後エタノール・エーテル溶液で再結晶
しN−(トランス−4−アミノメチルシクロへキシルカ
ルボニル)−4(3−クロロベンジルオキシ)−L−フ
ェニルアラニン4−アセチルアニリドメタンスルホン酸
塩(I,1g>を得た。
実施例12 塩(化合物47)の合成 N−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−ベンジルオ
キシ−し−フェニルアラニン(I)  (2g)を乾燥
テトラヒドロフラン(30mg)に溶解し、トリエチル
アミン(、1,5d)を加え氷冷下にクロル炭酸エチル
(0,65g)を加え30分間攪拌した。この溶液に4
−スルファモイルアニリン(0,65g)を加えて室温
下10時間攪拌した。実施例1の方法と同様に後処理し
てN−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−ベンジル
オキシ−し−フェニルアラニン4−スルファモイルアニ
リド(IF )  1.3gを得た。前記化合物(I[
)  (0,5g)に氷冷下4N−塩化水素/ジオキサ
ン溶液(3d)を加え室温下30分間攪拌した。実施例
1の方法と同様に後処理して、4−ベンジルオキシ−し
−フェニルアラニン4−スルファモイルアニリド(■)
を定量的に得た。一方、トランス−4−(t−ブチルオ
キシカルボニル)アミノメチルシクロへキシルカルボン
酸(0,25g)及びトリエチルアミン(0,2−)を
加え水冷下クロル炭酸エチル(0,1g)を加え30分
間攪拌した。この溶液に前記化合物(III)(0,4
2g)及びトリエチルアミン(Id)を加え室温下3時
間攪拌した。クロロホルムで抽出した後実施例1と同様
の後処理によりN−〔トランス−4−(t−ブチルオキ
シカルボニル)アミノメチルシクロへキシルカルボニル
〕 4−ベンジルオキシ−し−フェニルアラニン4−ス
ルファモイルアニリド(IV) 0.28gを得た。前
記化合物(IV)(0,28g)に4N−塩化水素/ジ
オキサン溶液(2d)を加え室温で30分間攪拌した後
実施例1と同様にしてN−(トランス−4−アミノメチ
ルシクロへキシルカルボニル)−4−ベンジルオキシ−
し−フェニルアラニン4−スルファモイルアニリド塩酸
塩0.15gを得た。
実施例13 N−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−ベンジルオ
キシ−L−フェニルアラニン(I)  (4,l16g
)を乾燥テトラヒドロフラン(Iit)J)に/8解し
、水冷下トリエチルアミン(I,80,、+6)を加え
15分間攪拌後、クロル炭酸エチル(I,44g)を加
え、30分間攪拌した。この溶液に4−アミノ−2−ク
ロルピリジン(I,54g)を加え、室温下に10時間
反応させた固形物を濾去し、濾液を減圧下に濃縮し、残
渣を酢酸エチルで抽出した。抽出物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製し、N−(t−7’チルオキ
シカルボニル)−4−ベンジルオキシ−し−フェニルア
ラニン4−(2−クロル)ピリジルアミド(II ) 
 (0,60g )を得た。化合物(II)  (0,
58g)を実施例7に従い、最終化合物N−(トランス
−4−アミノメチルシクロヘキシルカルボニル)−4−
ベンジルオキシ−し−フェニルアラニン4−(2−クロ
ル)ピリジルアミド塩酸塩(III)  (0,67g
>を得た。
実施例14 オキシ)−L−フェニルアラニン4−アセチルアN−(
t−ブチルオキシカルボニル)−4−ハイドロキシ−L
−フェニルアラニン4−アセチルアニリド(0,57g
 )及びトリエチルアミン(0,5−)をジクロロメタ
ン(I0mff)−テトラヒドロフラン(I0nffl
) /g液に熔かし、室温で塩化4−トルエンスルホニ
ル(0,38g)を加え3時間攪拌した。
通常の後処理によりN−(t−ブチルオキシカルボニル
)−4(4−1ルエンスルホニルオキシ)−L−フェニ
ルアラニン4−アセチルアニリド(I)  (0,8g
)を得た。前記化合物(I)  (0,8g)を4N塩
化水素/ジオキサン溶液(2,2mf2)で処理し、4
 (4−トルエンスルホニルオキシ)L−フェニルアラ
ニン4−アセチルアニリドの塩酸塩(If)  (0,
7g)を得た。一方、トランス−4−(t−ブチルオキ
シカルボニル)アミノメチルシクロへキシルカルボン酸
(0,37g)及びトリエチルアミン(0,4−)を乾
燥テトラヒドロフラン(20m6)に溶かし、水冷下ク
ロル炭酸エチル(0,16g)をくわえて20分間攪拌
した。この溶液に前記化合物(n)  (0,7g)を
加え室温下で12時間攪拌した。通常の後処理によりN
−(I−ランス−4−(t−ブチルオキシカルボニル)
アミノメチルシクロへキシルカルボニル) −4(4−
トルエンスルホニルオキシ)−L−フェニルアラニン4
−アセチルアニリド(Iff)  (0,32g)を得
た。
前記化合物(III)  (0,32g)を4N=塩化
水素/ジオキサン溶液(Id)で処理してN−(トラン
ス−4−アミノメチルシクロへキシルカルボニル)−4
(4−トルエンスルホニルオキシ)−L−フェニルアラ
ニン4−アセチルアニリド塩酸塩(0,2g)を得た。
実施例15 物80)の合成 N−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−ベンジルオ
キシし一フェニルアラニン(0,3g) 及び3.4−
ジメチルシクロヘキシルアミン(0,1g)を乾燥塩化
メチレン(30++tg)に溶かし、1−エチル−3−
(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩
(0,2g)を加えて室温下12時間攪拌した。通常の
後処理によりN−(t−ブチルオキシカルボニル)−4
−ベンジルオキシ−し−フェニルアラニン3.4−ジメ
チルシクロヘキシルアミド(I)  (0,32g )
を得た。前記化合物(I)  (0,3g)を4N−塩
化水素/ジオキサン溶液で反応して4−ベンジルオキシ
−L−フェニルアラニン3.4−ジメチルシクロヘキシ
ルアミド塩酸塩(■)  (0,26g)を得た。前記
化合物(II)  (0,26g)及び4−(t−ブチ
ルオキシカルボニル)アミノメチルベンゼンカルボン酸
(0,16g)を乾燥塩化メチレン(2(7り−ピリジ
ン溶液にン容かし、1−エチル−3−(3−ジメチルア
ミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0,15g) 
ヲ加えて室温下12時間反応した。通常の後処理後N−
(4−(t−ブチルオキシカルボニル)アミノメチルベ
ンゼンカルボニル〕−4−ベンジルオキシ−L−フェニ
ルアラニン3.4−ジメチルシクロヘキシルアミド(I
[[)  (0,23g)を得た。前記化合物(Iff
)を、4N−塩化水素/ジオキサン溶液で反応してN−
(4−アミノメチルベンゼンカルボニル)−4−ベンジ
ルオキシ−し−フェニルアラニン3.4−ジメチルシク
ロへキシルアミド塩酸塩(0,18g)を得た。
実施例16 N−(t−7’チルオキシカルボニル)−4−ハイドロ
キシ−L−フェニルアラニン4−アセチルアニリド(I
,59g)のジメチルスルホキシド(I〇−)溶液に水
酸化カリウム(0,25g) 、4−ニトロブロモベン
ゼン(0,81g)を加え80°〜90°で加熱し10
時間攪拌した。通常の後処理後、N−(t−ブチルオキ
シカルボニル) −4(4−ニトロフェニルオキシ)−
L−フェニルアラニン4−アセチルアニリド(I)  
(0,62g)を得た。前記化合物(I)  (0,6
g)を4N−塩化水素/ジオキサン溶液で反応し、4(
4−ニトロフェニルオキシ)−L−フェニルアラニン4
−アセチルアニリド塩酸塩を得、実施例5で得たトラン
ス−4−(t−ブチルオキシカルボニル)アミノメチル
シクロヘキシルカルボン酸混合酸無水物と反応してN−
()ランス−4−(t−ブチルオキシカルボニル)アミ
ノメチルシクロヘキシルカルボニル〕−4(4−ニトロ
フェニルオキシ)−L−フェニルアラニン4−アセチル
アニリド(III)  (0,54g)得た。前記化合
物(U)  (0,54g)を、4N−塩化水素/ジオ
キサン溶液で反応してN−(トランス−4−アミノメチ
ルシクロへキシルカルボニル)−4(4−ニトロフェニ
ルオキシ)−L−フェニルアラニン4−アセチルアニリ
ド塩酸塩(0,39g)を得た。
実施例17 N−(4−アミノメチルベンゾイル)−4−ベンジルオ
キシ−し−フェニルアラニン4−ピコリルアミド2塩酸
塩(化合物96)の合成N−(t−ブチルオキシカルボ
ニル)−4−ベンジルオキシ−し−フェニルアラニン(
I)  (2,00g)を乾燥テトラヒドロフラン(5
0mg)に溶解し、水冷下トリエチルアミン(0,81
+nj2)を加え、15分間攪拌後クロル炭酸エチル(
0,64g)を加え、30分間攪拌した。この溶液に4
−ピコリルアミン(0,68g)を加え、室温下5時間
攪拌した。同形物を濾去し、濾液を減圧下濃縮し、残渣
を酢酸エチルで抽出し、通常の後処理後、N−(t−ブ
チルオキシカルボニル)−4−ベンジルオキシ−し−フ
ェニルアラニン4−ピコリルアミド(n)(I,60g
 )を得た。化合物(II)  (I,60g)に4N
−塩化水素/ジオキサン溶液(I5J)を加え、室温下
30分間攪拌した。析出した物質を濾去し、乾燥し、4
−ベンジルオキシルフェニルアラニン4−ピコリルアミ
ド2塩酸塩(II[)を定量的に得た。一方、N−4−
(t−ブチルオキシカルボニル)アミノメチル安息香酸
(0,60g )を乾燥テトラヒドロフラン(IOJ)
とN、N−ジメチルホルムアミド(5d)に熔解し、水
冷下トリエチルアミン(I,20J)を加え15分間攪
1′+、後、クロル炭酸エチル(0,29g )を加え
30分間攪拌した。この溶液に先に合成した化合物(I
II)を加え、室温下3時間攪拌した。固形物を濾去し
、減圧下濃縮後残渣を酢酸エチルで抽出した。通常の後
処理後N−4−(I−ブチルオキシカルボニル)アミノ
メチルヘンシイルー4−ベンジルオキシ−し−フェニル
アラニン4−ピコリルアミド(IV)  (0,45g
)を得た。化合物(IV)  (0,45g)に4N−
塩化水素/ジオキサン溶液(4,W)を加え析出した物
質を濾取し、乾燥後N−(4−アミノメチルベンゾイル
)−4−ベンジルオキシし一フェニルアラニン4−ピコ
リルアミド2塩酸塩(0,39g)を得た。
実施例18 N−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−ベンジルオ
キシ−し−フェニルアラニン(I)(2,0g)を乾燥
テトラヒドロフラン(30mff)に/8解しトリエチ
ルアミン(I,5mn)を加え、水冷下にクロル炭酸エ
チル(0,65g)を加え30分間攪拌した。
この熔ン皮にシクロヘキシルアミン(0,43g)を加
え室温下10時間攪拌した。溶媒留去後酢酸エチルで抽
出し、水洗し、乾燥しN−(t−ブチルオキシカルボニ
ル)−4−ベンジルオキシ−し−フェニルアラニンシク
ロへキシルアミド(II)2.3gを得た。
前記化合物(II)  (I,0g)に氷冷下4N−塩
化水素/ジオキサン溶液(4,5ffLflりを加え室
温下30分間攪拌した。この溶液にヘキサン(30,f
2)を加え、析出した結晶性物質を濾取しエーテルで洗
浄後減圧乾燥し、4−ベンジルオキシ−し−フェニルア
ラニンシクロへキシルアミド塩酸塩(I[l)を定量的
に得た。一方、4− (t−ブチルオキシカルボニル)
アミノメチル安息香酸(0,62g)を乾燥テトラヒド
ロフラン(30mff )に溶解しトリエチルアン(0
,6d)を加え、水冷下にクロル炭酸エチル(0,25
g)を加え30分間攪拌した。この溶液に前記化合物(
III)  (0,73g)とトリエチルアミン(Id
)を加え室温下3時間攪拌した。溶媒留去後酢酸エチル
で抽出し、水洗し、乾燥してN−C4−(t−ブチルオ
キシカルボニル)アミノメチルベンヅイル〕−4−ベン
ジルオキシ−L−フェニルアラニンシクロへキシルアミ
ド(IV) 0.2gを得た前記化合物(IV)  (
0,2g)に水冷下4N=塩化水素/ジオキサン溶液(
0,W’)を加え室温下30分間攪拌した。この溶液に
ヘキサン(20d)を加え、析出した結晶性物質を濾取
しエーテルで洗浄後減圧乾燥しN−(4−アミノメチル
ベンゾイル)−4−ベンジルオキシ−し−フェニルアラ
ニンシクロへキシルアミド塩酸塩0.1gを得た。
実施例19 N −(t−ブチルオキシカルボニル)−4−ベンジル
オキシ−L−フェニルアラニン(I)  (2g)を乾
燥テトラヒドロフラン(30mn)に熔解し、トリエチ
ルアン(、1,5mj2)を加え氷冷下にクロル炭酸エ
チル(0,65g)を加え30分間攪拌した。この溶液
に4−トリフルオロメチルアニリン(0,65g)を加
えて室温下10時間攪拌した。実施例1の方法と同様に
後処理してN−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−
ベンジルオキシ−L−フェニルアラニン4−トリフルオ
ロメチルアニリド(II)1.3gを得た。前記化合物
(II)  (0,5g)に水冷下4N−塩化水素/ジ
オキサン溶液(3−)を加え室温下30分間攪拌した。
実施例1の方法と同様に後処理して、4−ヘンシルオキ
シ−L−フェニルアラニン4−トリフルオロメチルアニ
リド([[)を定量的に得た。一方、トランス−4−(
t−ブチルオキシカルボニル)アミノメチルシクロへキ
シルカルボン酸(0,25g )及びトリエチルアミン
(0,2mR)を加え氷冷下クロル炭酸エチル(0,1
g)を加え30分間攪(′Fした。この溶液に前記化合
物(III)  (0,42g)及びトリエチルアミン
(I−)を加え室温下3時間攪拌した。クロロホルムで
抽出した後実施例1と同様の後処理によりN−〔トラン
ス−4−(t−ブチルオキシカルボニル)アミノメチル
シクロへキシルカルボニルツー4−ベンジルオキシ−し
−フェニルアラニン4−トリフルオロメチルアニリド(
IV) 0.28gヲ得た。前記化合物(IV)  (
0,28g)に4N−塩化水素/ジオキサン溶液(2−
)を加え室温で30分間攪拌した後実施例1と同様にし
てN−(トランス−4−アミノメチルシクロへキシルカ
ルボニル)−4−ベンジルオキシ−し−フェニルアラニ
ン4−トリフルオロメチルアニリド塩酸塩0.15gを
得た。
実施例2O N−(t〜ブチルオキシカルボニル−4−ヒドロキシ−
し−フェニルアラニン−4−アセチルアニリド(0,5
7g )のジメチルスルホキト(font!2)溶液に
油性水素化ナトリウム(0,07g)を加え室温で30
分間攪拌後、2−クロル−5−ニトロピリジン(0,2
8g)を加え室温で10時間攪拌した。
通常の後処理によりN−(t−ブチルオキシカルボニル
)−4−(5−二トロ2−ピリジルオキシ−し−フェニ
ルアラニン4−アセチルアニリド(I)  (0,70
g )を得た。前記化合物(I)  (0,70g)を
4N塩化水素/ジオキサン溶液(I5J)でML、4−
(5−ニトロ−2−ピリジルオキシ)L−フェニルアラ
ニン4−アセチルアニリドの塩酸塩(■)  (0,6
5g)を得た。一方、トランス−4−(t−ブチルオキ
シカルボニル)アミノメチルシクロへキシルカルボン酸
(0,37g )及びトリエチルアミン(0,40−)
を乾燥テトラヒドロフラン(20mff )に溶かし、
水冷下クロル炭酸エチル(0,16g)を加えて20分
間攪拌した。この溶液に前記化合物(II)  (0,
65g)を加え、トリエチルアミンで中和後12時間攪
拌した。通常の後処理によりN−〔トランス−4−(t
−ブチルオキシカルボニル)アミノメチルシクロへキシ
ルカルボニル)−4−(5−ニトロ−2−ピリジルオキ
シ)−L−フェニルアラニン4−アセチルアニリド(n
l)  (0,32g)を得た。前記化合物(III)
  (0,32g)を4N−塩化水素/ジオキサン溶液
(I−)で処理してN−()ランス−4−アミノメチル
シクロへキシルカルボニル)−4−(5−ニトロ−2−
ピリジルオキシ)−L−フェニルアラニン4−アセチル
アニリド塩酸塩(0,2g)を得た。
実施例2! N−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−ベンジルオ
キシ−し−フェニルアラニン4−アセチルアニリド(I
,2g) 、パラジウムブラック(0,15g)及びシ
クロヘキセン(8−)をエタノール(40+ng)に還
流下1時間反応させ冷後濾過し濾液を減圧下濃縮しN−
(t−ブチルオキシカルボニル)−4−ヒドロキシ−し
−フェニルアラニン4−アセチルアニリド(I )  
(0,99g )を得た。前記化合物(I)  (0,
99g)をジメチルホルムアミド(30+J)に溶かし
、油性水素化ナトリウム(0,1g)を加え室温下30
分間攪拌した。3−シアノヘンシルプロミド(0,4g
)のジメチルホルムアミド(5−)溶液を加え、室温下
6時間反応させ、氷水(IOM)にあけ酢酸エチルで抽
出した。通常の後処理を行いN−(t−ブチルオキシカ
ルボニル) −4−(3−シアノベンジルオキシ)−L
−フェニルアラニン4−アセチルアニリド(n)(I,
25g)を得た。前記化合物(It)  (I,25g
)を4N−塩化水素/ジオキサン(I7)で反応させ4
−(3−シアノベンジルオキシ)−L−フェニルアラニ
ン4−アセチルアニリド(III)を得た。
前記化合物(III)をジメチルホルムアミド(IOJ
)  ′−テトラヒドロフラン(IOJ)i液に懸濁さ
せ、トリエチルアミン(0,4J)を水冷下実施例3で
合成したトランス−4−(t−ブチルオキシカルボニル
)アミノメチルシクロへキシルカルボン酸混合酸無水物
を加え30分間攪拌したのち室温でさらに3時間反応し
た。通常の後処理後、N−〔トランス−4−(t−ブチ
ルオキシカルボニル)アミノメチルシクロへキシルカル
ボニル〕−4−(3−シアノベンジルオキシ)−L−フ
ェニルアラニン4−アセチルアニリド(IV)  (I
,31g )を得た。前記化合物(■)  (I,31
g)に4N−塩化水素/ジオキサン溶液(IMりを1時
間反応させ、ヘキサンを加え析出した結晶性物質を濾取
し、エタノール・エーテル溶液で再結晶しN−(トラン
ス−4−アミノメチルシクロへキシルカルボニル)−4
−(3−シアノベンジルオキシ)−L−フェニルアラニ
ン4−アセチルアニリド塩酸塩(I,1g)を得た。
実施例22 の合成 N−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−ニトロ−L
−フェニルアラニン(0,95g )及びトリエチルア
ミン(0,4d)を乾燥テトラヒドロフラン(I5d)
に溶かし水冷下にクロル炭酸エチル(0,33g )を
加え20分間攪拌し4−アセチルアニリン(0,6g)
を加え室温で12時間攪拌した。通常の後処理によりN
−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−ニトロ−し−
フェニルアラニン4−アセチルアニリド(I)0.98
gを得た。前記化合物(I)  (0,37g >に4
N−塩化水素/ジオキサン溶液(I,W)を加えて室温
で1時間攪拌した。
この溶液にエチルエーテル(I0mR)を加えて析出し
た固体を濾取して4−ニトロ−し−フェニルアラニン4
−アセチルアニリド塩酸塩(II)を0.33g得た。
トランス−4−(t−ブチルオキシカルボニル)アミノ
メチルシクロへキシルカルボン酸(0,2g)及びトリ
エチルアミン(0,2d)を乾燥テトラヒドロフラン(
IW)に溶かし、水冷下クロル炭酸エチル(0,09g
)を加え20分間攪拌した。この溶液に前記化合物(I
[)  (0,33g)を加え室温下12時間攪拌した
。通常の後処理によりN−〔トランス−4−(t−ブチ
ルオキシカルボニル)アミノメチルシクロヘキシルカル
ボニル〕−4−ニトロ−し−フェニルアラニン4−アセ
チルアニリド(III) 0.29gを得た。前記化合
物(I[[)(0,29g)を4N−塩化水素/ジオキ
サン溶液(IJ)に溶かし、室温下1時間攪拌しエーテ
ル(8d)を加え、析出した結晶性物質を濾取して通常
の後処理によりN−(トランス−4−アミノメチルシク
ロへキシルカルボニル)−4−ニトロ−し−フェニルア
ラニン4−アセチルアニリド塩酸塩0.24gを得た。
実施例23 N−(t−7’チルオキシカルボニル)−4−ヒドロキ
シ−し−フェニルアラニン4−ピリジルアミド(5,3
5g)のジメチルスルホキシド(I00mn)溶液に油
性水素化ナトリウム(0,62g )を加え室温で30
分間攪拌後、2,4−ジクロルニトロベンゼン(2,8
8g)を加え室温で10時間攪拌した。通常の後処理後
N−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−(3−クロ
ル−6−ニトロフェノキシ)−L−フェニルアラニン4
−ピリジルアミド(I)(6,66g)を得た。前記化
合物(I )  (6,50g )を4N−塩化水素/
ジオキサン溶液で反応し、4−(3−クロル−6−ニト
ロフェノキシ)L−フェニルアラニン4−ピリジルアミ
ド2塩酸塩を得、実施例5で得たトランス−4−(t−
ブチルオキシカルボニル)アミノメチルシクロヘキシル
カルボン酸混合酸無水物と中和後反応させN−()ラン
ス−4−(t−ブチルオキシカルボニル)アミノメチル
シクロへキシルカルボニル) −4−(3−クロル−6
−ニトロフェノキシ)−L−フェニルアラニン4−ピリ
ジルアミド(U )  (7,16g )得た。前記化
合物(II)  (7,00g)を、4N−塩化水素/
ジオキサン溶液で反応してN−(トランス−4−アミノ
メチルシクロへキシルカルボニル)−4−(3−クロル
−6−ニトロフェノキシ)−L−フェニルアラニン4−
ピリジルアミド2塩酸塩(6,06g)を得る。
実施例24 N−(t−7’チルオキシカルボニル)−4−ベンジル
オキシ−し−フェニルアラニン(I)  (I,88g
)を乾燥テトラヒドロフラン(30d)に溶解し、水冷
下トリエチルアミン(0,75d)を加え、10分間攪
拌後クロル炭酸エチル(0,56g)を加え30分間攪
拌した。この溶液に4−ピペコリン(0,55gの乾燥
テトラヒドロフラン(5−)の溶液を加え、水浴を取り
さり、室温下2時間反応させた。析出物を濾去し、濾液
を減圧下に濃縮し、残渣に水(50+d)を加え酢酸エ
チル抽出を行い、通常の後処理によりN−(t−ブチル
オキシカルボニル)−4−ベンジルオキシ−し−フェニ
ルアラン4−ピペコリルアミド(II)  (I,83
g)を得た。前記化合物(II)  (I,70g) 
、パラジウムブラ、7り(0,20g) 、シクロヘキ
サン(6d)とエタノール(50,d)の混合物をエタ
ノール遍流下に反応し、冷後固形物を濾去、濾液を濃縮
し、N−(t−ブチルオキシカルボニル)−4−ハイド
ロキシ−し−フェニルアラニン4−ピペコリルアミド(
TIE)(I,36g)を得た。(I[I)を精製する
ことなくN、N−ジメチルホルムアミド(20d ”)
に熔解し、油性水素化ナトリウム(60%含有)  (
0,16g)を加え、室温下30分間攪拌し、この溶液
に4−ピコリルクロライド(0,50g)のN、N−ジ
メチルホルムアミド(5d)の溶液を加え、室温下7時
間反応させた。これに氷水を加え析出、した油状物を酢
酸エチルで抽出し、通常の後処理後N−(t−ブチルオ
キシカルボニル)−4−(4−ピコリルオキシ)−L−
フェニルアラニン4−ピペコリルアミド(IV)  (
I,20g)を得た。(mV)を実施例6に従い、N−
(トランス−4−アミノメチルシクロヘキシルカルボニ
ル)−4−(4−ピコリルオキシ)−L−フェニルアラ
ニン4−ピペコリルアミド(0,85g)を得た。
〔発明の効果〕
本発明の蛋白分解酵素阻害剤の有効成分である前記一般
式(Hのフェニルアラニン誘導体又はその塩は以下の実
験結果から明らかなようにプラスミン、カリクレイン、
トリプシン及びウロキナーゼに対し、非常に強い阻害活
性を有する。本発明化合物の作用は従来公知の薬剤、例
えばトラネキサム酸やε−アミノカプロン酸のような蛋
白分解酵素のうちプラスミンのみを選択的に阻害するも
のとは異なる。例えば本発明に係る蛋白分解酵素阻害剤
の有効成分のあるものはウロキナーゼに対する阻害活性
を示すが、ウロキナーゼは周知の如くプラスミノーゲン
活性化酵素であるから、これを阻害することは止血剤と
して好ましい薬剤となる。また本発明に係る蛋白分解酵
素阻害剤のあるものは、抗カリクレイン作用及び抗トリ
プシン作用を示すが、これらの作用を呈することは前記
抗プラスミン作用と併せてより強力な抗炎症剤として有
効であることを意味するものである。また、本発明の化
合物と構造上比較的類似した既知のフェニルアラニン誘
導体と比べても、本発明化合物は著しく高い活性を示す
以下に本発明化合物の抗プラスミン活性、抗カリクレイ
ン活性、抗トリプシン活性、抗ウロキナーゼ活性及び抗
トロンビン活性について代表的な試験例を示し、具体的
に説明する。
なお、以下の試験例に於いて使用した測定法は次のとお
りである。また試験結果は、本発明の化合物については
前記表−1の化合物番号にて表−2に示し、比較例とし
て市販の抗プラスミン剤及び構造上類似の既知化合物に
ついては表−3に化合物の構造を示し、試験結果を表−
4に示した。
阻害剤を0.18Mホウ酸生理食塩緩(h液(p)(7
,4)に溶かし、全体を600−とじ、37℃恒温槽中
、これに同緩衝液に溶解した牛のフィブリノーゲンの0
.2%溶液を200−1人のプラスミン0.3カゼイン
ユニット/−溶液を100−1牛のトロンビン50ユニ
ット/d溶液を 100を認加えた後生成したフィブリ
ン塊の溶解時間を測定し、阻害剤を入れない場合の熔解
時間(本実験条件では約5分)を2倍に延長する阻害剤
の濃度・I ’5o (50%阻害剤濃度、単位μmo
l)を求める。
(ii ) S−2251分解抑制の測定法阻害剤を0
.05M トリス塩酸緩衝液(pH7,4)に熔かし、
全体を400−とし、ここへS−2251の3mM溶液
を50−を加え37°Cの恒温槽中で5分間インキュベ
ーションし、人のプラスミン0.2カゼインユニツト/
dを50μ添加、37°Cで4分間インキュベーション
した後50%酢酸50−を加え反応を止める。
系内で生成したバラニトロアニリンの吸光度を405n
mで測定し、阻害剤なしの場合の1/2の吸光度を示す
阻害剤濃度(μmojiりをI 50として求めた。
(iii )フィブリノーゲン分解抑制の測定法阻害剤
を0.18Mホウ酸生理食塩緩衝剤(pH7,4)に熔
かし、全体を400−とし、37℃恒温槽中、これに同
緩衝7ζに溶解した牛のフィブリノーゲンの0.4%溶
液を500tA、人のプラスミン1カゼインユニツト/
J溶液100−を加え、37°Cで10分間反応させた
後、トラネキサム酸13.2n+Mを含む同緩衝液3.
800tdlと牛のトロンビン50ユニツト/ m2 
R?(iを200I4加えて反応を止め、37°Cで1
5分間インキュベーションし、フィブリンを析出させた
。析出したフィブリン塊をガラス棒にまきつけ蒸留水で
洗浄後、フィブリン量をフェノール試薬によるチロシン
発色法(J、Biol、Chem、、 73627 (
I927) )で測定し、残存フィブリノーゲン量とし
た。
残存フィブリノーゲン量から分解フィブリノーゲン量を
求め、阻害剤を入れない場合の、分解フィブリノーゲン
量を半分にする阻害剤の濃度(、c+mo4)をrso
とした。
阻害剤を0.18Mホウ酸生理食塩T、Hh液(pH7
,4)に熔かし、全体を500/72とし、37“C恒
温槽中、これに同HE液に溶解した牛のフィブリノーゲ
ン0.2%熔?& ヲ400(d2、牛のトロンビン4
ユニット/−溶液を1ooPi!加え凝固時間を測定し
、阻害剤を入れない場合の凝固時間を2倍に延長する阻
害剤の濃度(μmob)をT2Oとして求めた。
(ii ) S−2238 分解抑制の測定法 阻害剤を0.05M トリス塩酸緩衝液(pH8,3)
にン容かし、全体を400−とじ、ここへS−2238
の0.2mM?容液を50II認加え37°C恒温槽中
で5分間インキュベーションし、牛のトロンビン0.2
ユニツト/d溶液を5〇−添加、37℃で初速変法によ
り1分間あたりに生成したバラニトロアニリンの吸光度
を405nmで測定し、阻害剤を入れない場合の1/2
の吸光度を示す阻害剤濃度くμmoβ)をI ’50と
して求めた。
阻害剤を0.05M トリスイミダゾール緩衝液(pH
8,1)に溶かし、S−2238の1mM溶液を125
/72加え、全体を1 、20ntf2とし、37℃恒
温槽中で5分間インキュベーションする。ここへウシの
トリプシン0.05dを添加、37℃で初速変法により
1分間あたりに生成したバラニトロアニリンの吸光度を
405nmで測定し、阻害剤を入れない場合の1/2の
吸光度を示す阻害剤濃度(μmob)をT5Oとして求
めた。
阻害剤を0.05M )リス塩酸緩衝液(pH7,8)
に熔かし、全体を400−とし、ここへS−2302の
2mM溶液を5〇−加え37℃恒温槽中で5分間インキ
ュベーションし、人の血9Nカリクレイン0.12ユニ
ット/−溶液を5〇−添加、37℃で5分間インキュベ
ーションした後50%酢酸50〆を加え反応を止める。
系内で生成したバラニトロアニリンの吸光度を405n
mでIi定し、阻害剤を入れない場合の1/2の吸光度
を示す阻害剤濃度(μmoβ)を150として求めた。
阻害剤を0.05M l−リス塩酸緩衝液(pH8,8
)に熔かし、全体を400−とし、ここへS−2444
の1 mM溶液を5〇−加え37℃恒温槽中で5分間イ
ンキュベーションし、人のウロキナーゼ500ユニット
/−溶液を50P!!添加、37℃で5分間インキュベ
ーションした後50%酢酸50Id!を加え反応を止め
る。
系内で生成したバラニトロアニリンの吸光度を405n
mで測定し、阻害剤を入れない場合の1/2の吸光度を
示す阻害剤濃度(μmol)をtsoとして求めた。
尚、本発明化合物を医薬として用いる場合、投与方法に
ついては必ずしも制服はなく、薬学上慣用の製剤方法に
て適当な製剤とし、静脈注射、筋肉注射、静脈内点滴、
経口投与等の方法にて使用される。又、その用量は1日
、1人当り 100〜1000■が適当である。但し、
必要に応じて適宜増減し得ることは言うまでもない。
以下余白 表−3 表−3(続き)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1及びR^2は、それぞれ独立に、水素(
    但し、R^1及びR^2が同時に水素原子になることは
    ない); ヒドロキシル基、ヒドロキシカルボニル基、C_1〜C
    _4アルコキシカルボニル基、C_1〜C_4アルキル
    メルカプト基、C_1〜C_4アルコキシ基、カルバモ
    イル基、スルファモイル基又はピリジル基又はニトロ基
    、C_1〜C_4アルコキシ基もしくはハロゲンで置換
    されていてもよいフェニルで置換されていてもよいC_
    1〜C_8アルキル基;ヒドロキシル基、C_1〜C_
    4アルコキシ基、ヒドロキシルカルボニル基、C_1〜
    C_4アルコキシカルボニル基又はC_1〜C_4アル
    キル基で置換されていてもよいC_6〜C_8シクロア
    ルキル基;ハロゲン、ニトロ基、トリフルオロメチル基
    、C_1〜C_4アルコキシ基、C_1〜C_4アルキ
    ルメルカプト基、C_1〜C_4アルキルカルボニル基
    、フェニルカルボニル基、ヒドロキシルカルボニル基、
    C_1〜C_4アルコキシカルボニル基、カルバモイル
    基、スルファモイル基、アミジノ基又はピリジルカルボ
    ニル基又はC_1〜C_4アルキルカルボニル基、ヒド
    ロキシカルボニル基もしくはC_1〜C_4アルコキシ
    カルボニル基で置換されていてもよいC_1〜C_6ア
    ルキル基で置換されていてもよいフェニル基; ハロゲン又はC_1〜C_4アルコキシ基で置換されて
    いてもよいピリジル基; ピリミジル基; N−ベンジルアザシクロヘキシル基;又は R^1及びR^2がそれらが結合する窒素原子と一緒に
    なって、フェニルカルボニル基、ベンジル基もしくはC
    _1〜C_4アルキル基で置換されていてもよいピペラ
    ジル基、モルホリノ基又はチオモルホリノ基;ヒドロキ
    シルカルボニル基もしくはC_1〜C_4アルコキシカ
    ルボニル基で置換されていてもよいピロリジル基;又は
    C_1〜C_4アルキル基、フェニルC_1〜C_4ア
    ルキル基、フェニルカルボニル基もしくはC_1〜C_
    4アルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペ
    リジンを示し、Xは、水素; ニトロ基; アミノ基; −OZ(式中、Zは、水素;C_1〜C_4アルキル基
    ;C_2〜C_4アルケニル基;ハロゲン、C_1〜C
    _4アルキル基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、ヒ
    ドロキシカルボニル基、C_1〜C_4アルコキシカル
    ボニル基もしくはシアノ基で置換されていてもよいベン
    ジル基;フェニルカルボニルメチル基;ピリジルメチル
    基;ニトロ基もしくはハロゲンで置換されていてもよい
    フェニル基;ニトロ基で置換されていてもよいピリジル
    もしくはピリミジル基;C_1〜C_4アルキルで置換
    されていてもよいフェニルスルホニル基;又はハロゲン
    で置換されていてもよいベンジルオキシカルボニル基を
    示す)、 nは4〜10を示し、 *印はその炭素の配置がD配位、L配位、及びDL配位
    のいずれでも良いことを示す。〕 で表わされるフェニルアラニン誘導体又はその薬学的に
    許容し得る塩。 2、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1及びR^2は、それぞれ独立に、水素(
    但し、R^1及びR^2が同時に水素原子になることは
    ない); ヒドロキシル基、ヒドロキシカルボニル基、C_1〜C
    _4アルコキシカルボニル基、C_1〜C_4アルキル
    メルカプト基、C_1〜C_4アルコキシ基、カルバモ
    イル基、スルファモイル基又はピリジル基又はニトロ基
    、C_1〜C_4アルコキシ基もしくはハロゲンで置換
    されていてもよいフェニルで置換されていてもよいC_
    1〜C_8アルキル基;ヒドロキシル基、C_1〜C_
    4アルコキシ基、ヒドロキシルカルボニル基、C_1〜
    C_4アルコキシカルボニル基又はC_1〜C_4アル
    キル基で置換されていてもよいC_6〜C_8シクロア
    ルキル基;ハロゲン、ニトロ基、トリフルオロメチル基
    、C_1〜C_4アルコキシ基、C_1〜C_4アルキ
    ルメルカプト基、C_1〜C_4アルキルカルボニル基
    、フェニルカルボニル基、ヒドロキシルカルボニル基、
    C_1〜C_4アルコキシカルボニル基、カルバモイル
    基、スルファモイル基、アミジノ基又はピリジルカルボ
    ニル基又はC_1〜C_4アルキルカルボニル基、ヒド
    ロキシカルボニル基もしくはC_1〜C_4アルコキシ
    カルボニル基で置換されていてもよいC_1〜C_6ア
    ルキル基で置換されていてもよいフェニル基; ハロゲン又はC_1〜C_4アルコキシ基で置換されて
    いてもよいピリジル基; ピリミジル基; N−ベンジルアザシクロヘキシル基;又は R^1及びR^2がそれらが結合する窒素原子と一緒に
    なって、フェニルカルボニル基、ベンジル基もしくはC
    _1〜C_4アルキル基で置換されていてもよいピペラ
    ジル基、モルホリノ基又はチオモルホリノ基;ヒドロキ
    シルカルボニル基もしくはC_1〜C_4アルコキシカ
    ルボニル基で置換されていてもよいピロリジル基;又は
    C_1〜C_4アルキル基、フェニルC_1〜C_4ア
    ルキル基、フェニルカルボニル基もしくはC_1〜C_
    4アルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペ
    リジンを示し、Xは、水素; ニトロ基; アミノ基; −OZ(式中、Zは、水素;C_1〜C_4アルキル基
    ;C_2〜C_4アルケニル基;ハロゲン、C_1〜C
    _4アルキル基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、ヒ
    ドロキシカルボニル基、C_1〜C_4アルコキシカル
    ボニル基もしくはシアノ基で置換されていてもよいベン
    ジル基;フェニルカルボニルメチル基;ピリジルメチル
    基;ニトロ基もしくはハロゲンで置換されていてもよい
    フェニル基;ニトロ基で置換されていてもよいピリジル
    もしくはピリミジル基;C_1〜C_4アルキルで置換
    されていてもよいフェニルスルホニル基;又はハロゲン
    で置換されていてもよいベンジルオキシカルボニル基を
    示す)、 nは4〜10を示し、 *印はその炭素の配置がD配位、L配位、及びDL配位
    のいずれでも良いことを示す。〕 で表わされるフェニルアラニン誘導体又はその薬学的に
    許容し得る塩を有効成分とする蛋白分解酵素阻害剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1989011852A1 (en) * 1988-06-06 1989-12-14 Showa Denko Kabushiki Kaisha Agent for treating pancreatitis or the like
EP0394989A2 (en) * 1989-04-28 1990-10-31 Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. Peptide compounds, process for preparation thereof and pharmaceutical composition comprising the same

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989011852A1 (en) * 1988-06-06 1989-12-14 Showa Denko Kabushiki Kaisha Agent for treating pancreatitis or the like
EP0394989A2 (en) * 1989-04-28 1990-10-31 Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. Peptide compounds, process for preparation thereof and pharmaceutical composition comprising the same

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