JPS63220172A - 静電潜像現像用トナ− - Google Patents

静電潜像現像用トナ−

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JPS63220172A
JPS63220172A JP62054427A JP5442787A JPS63220172A JP S63220172 A JPS63220172 A JP S63220172A JP 62054427 A JP62054427 A JP 62054427A JP 5442787 A JP5442787 A JP 5442787A JP S63220172 A JPS63220172 A JP S63220172A
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JP
Japan
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toner
acid
arom
durability
developer
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Application number
JP62054427A
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English (en)
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Akitoshi Matsubara
昭年 松原
Jiro Takahashi
高橋 次朗
Hiroyuki Takagiwa
高際 裕幸
Ryuhei Kasuya
粕谷 隆平
Masafumi Uchida
雅文 内田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08742Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • G03G9/08755Polyesters

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真法、静電記録法、静電印刷法等にお
いて形成される静電潜像を現像するためのトナーに関す
るものである。
〔発明の背景〕
従来電子写真法としては、米国特許2,297,691
号、同2,357,809号等に記載されている如く、
感光体表面上に静電潜像を形成し、該静電潜像な着色微
粉末からなる乾式現像剤によってトナー像とし、次に、
紙等の転写シートに前記トナー像を転写せしめた後、加
熱や加圧等により永久定着せしめて複写画像を形成する
最近、複写機は高速化及び両面コピー等の高機能化が志
向されている。また、現像及び転写後にクリーニングブ
レードで感光体表面をクリーニングすると共に感光体表
面から除去されたトナーを回収し再び現像器中にリサイ
クルして再度現像用トナーとして使用しランニングコス
トを下げる所謂「リサイクル機構」を有する複写機が出
現している。このようなリサイクルにはトナーをスクリ
ューフィーダ等で搬送する方法がとられる。このように
回収されたトナーはスクリューフィーダ等による物理的
圧縮力によっても凝集することなくまた、トナー粒子が
破壊されて微粉を発生せず初期の粒質物性を保っている
ことが要求される。圧縮力を受けて凝集塊を生ずるとa
iaの周辺に所謂“白ヌケ”が発生してしまう、またト
ナーが微粉を発生する場合、微粉の帯電性が高く、現像
剤の単位重量当りの必要な帯電量が上昇し現像性が低下
し、画像濃度低下を起す。
また、複写機の高速化に伴いトナーには、耐オフセット
性、低温定着性、現像性、転写性、クリーニング性等の
要求が一層きびしくなって(る。
例えば、特開昭57−37353号には、トリメリット
酸成分を含有させ三次元構造としたポリエステル樹脂を
トナーに用い耐オフセット性を満たす試みがなされてい
る。しかし、耐オフセット性の向上は認められるが、ト
リメリット酸のごとき非線状化反応が不均一な芳香族多
価カルボン酸においては、未反応のカルボン酸成分が残
留しやすく、このトナー中の未反応のカルボン酸成分は
トナーを脆くし、わずかな物理的な力により微粉を発生
しやすくリサイクル用トナーとしては不向きである。
さらにトナーは流動性を増してをスクリューフィーダで
の搬送性を向上するためトナーより小粒径のコロイダル
シリカ等の無機微粒子と混合して使用される。しかしな
がら従来のトナーにおいてはスクリューフィーダ等によ
り物理的な力が加わるとこのシリカ等の微粒子がトナー
中に埋め込まれたり、あるいは飛び散ってしまって初期
の粒質物性を失いリサイクルしたトナーは着しく流動性
が低下し、その結実現像性、転写性の低下、キャリア粒
子との摩擦帯電性の不良を起し、耐久性の低下の要因と
なり不鮮明な画像を与えるに到るまた、従来のトナーで
は上記のような耐オフセット性やリサイクル適性が欠如
していると共に以下のような欠点を1つあるいは2つ以
上有していた。
■ 耐オフセット性に適応して三次元構造を与えると軟
化温度に従って定着温度が上昇し高速複写機での定着不
良を惹起する。
■ 低温定着可能なトナーでは現像器中、貯蔵中、もし
くはリサイクル装置内に於いて容易に凝集を起し塊状化
してしまう。
■ 高温高湿な条件下において流動性が低下し、これに
リサイクルを加えると一層促進され現像性の悪化、帯電
不良をおこして転写性が低下する。
■ 攪拌によるトナーとキヤ177開の摩擦帯電、現像
器中での磁気ブラシ現像時の感光体との過擦等で者しい
衝撃力を受けるとトナーの一部が破壊されて微粉成分を
発生し、この微粉がキャリア粒子の表面の一部もしくは
全部に付着してキャリア粒子表面を汚染し、トナーの安
定した摩擦帯電性を損い長期間の使用の際カプリを発生
したり画像濃度の低下を起し不鮮明な画像とな9 If
久性が低下する。
■ さらに微粉を発生しやすいトナーであると現像、松
写磯の感光体表面に残留したトナーをクリーニングブレ
ード等でクリーニングするときに、破壊されたトナーの
微粉は感光体への付着力が大きくクリーニングが困難で
クリーニング不良を発生しやすく不鮮明な画像を与える
〔発明の目的〕
本発明は前記の複写機の高機能化に伴い生起した現像用
トナーの問題、αに対処するものであり、本発明の目的
の第1は、反復リサイクル使用によっても微粉を発生す
ることなくまた流動性を低下することもなく初期の粒質
物性を保持し、現像性、転写性が良好で鮮明な画質を与
えるリサイクル適性のすぐれたトナーを提供することに
ある。
本発明の第2の目的は耐オフセット性、低温定着性の良
好な熱ローラ一定着方式に適したトナーを提供すること
にある。
また本発明の第3の目的はキャリアや感光体等からの衝
撃力によって微粉成分を発生せず、長期間キャリア粒子
等の摩擦帯電部材を汚染せず摩擦帯電性が安定で、耐久
性の良好な現像剤を提供することにある。
本発明の更に他の目的は耐ブロッキング性、クリーニン
グ性が良好なトナーを提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明の目的はエーテル化ジフェノールとジカルボン酸
と非芳香族トリカルボン酸もしくはそのエステルを反応
させて得られる非線状ポリエステルを結着樹脂とするこ
とを特徴とする静電潜像現像用トナーにより達成される
本発明に係る非線状化ポリエステルは非線状化の非芳香
族トリカルボン酸によって三次元構造を呈し、溶解時の
離型性が向上し耐オフセット性が良好となる。かつ、ト
リカルボン酸が非芳香族系であることにより、より低温
で溶解可能となり、また芳香族系成分の脆さを解消しポ
リエステル樹脂に強靭性を付与することとなり、衝撃力
によって微粉成分を発生することがなくなり、リサイク
ル適性、摩擦帯電安定性、現像剤の耐久性を一層向上せ
しめることができる。
また、本発明の態様としてしは本発明の非線状ポリエス
テル樹脂にポリオレフィンを含有させることが好ましく
、前記樹脂との相互作用により、一層定着ローラの耐久
性を向上させることができる。
また、上記非線状化ポリエステル樹脂トナーにコロイダ
ルシリカ等のMR微粒子を混合しでも、強靭であること
から無機微粒子のトナー中への埋没が防止でき、かつ無
機微粒子とトナーとの浮型気的、物理的付着力が大きい
ため、無機微粒子の飛び散りもなく、一層良好な流動性
を維持でき、リサイクル適性、現像性、転写性、クリー
ニング性、耐久性等を一層向上せしめることができる6
また本発明のトナーと前記無機微粒子及びキャリアを混
合することによって好ましい現像剤が得られる。
本発明の非線状ポリエステルを合成するためのポリオー
ル成分のうちエーテル化ジフェノールとしては、次式で
表わされるノ7工/−ルであることが摩擦帯電性の安定
性、耐衝撃性、耐ブロッキング性、下ローラ汚れに対し
好ましい。
(式中Rはエチレンまたはプロピレン基でありに。
yはそれぞれ整数を表し、かつx十yの和の平均値は2
〜7の範囲にある。) 具体的には、例えば、ポリオキシプロピレン(2,2)
−2、2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
ポリオキシプロピレン(3,3)−2、2−ビス (4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシエチレン
(2,0)−2、2−ビス (4−ヒドロキシフェニル
)プロパン、ポリオキシプロピレン(2,0)−ポリオ
キシエチレン (2,0)−2、2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン (6
,0)−2、2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン等を挙げることができる。
またその他のポリオール成分として上記エーテル化シ7
二/−ルの他にポリオール成分中10モル%以下の他の
ポリオール成分を本発明の性能を損なわない程度に併用
してもよ(、このような、ポリオール成分としてはエチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、1゜2−プロピレングリフール、1,3−
プロピレングリフール、1,4〜ブタンノオール、ネオ
ペンチルグリコール、1,4−ブチンジオール、1,4
−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、ビス7エ
7−ルA、グリセリン、ペンタエリスリトール及び水素
添加ビスフェノールA等を挙げることができる。
またジカルボン酸としてはマレイン酸、7マル酸、琥珀
酸、7ノピン酸、セパシン酸、マロン酸、イタコン酸、
シトラコン酸、メサコニ゛ン酸、グルタフン酸、シクロ
ヘキサンジカルボン酸、7タル酸、イン7タル酸、テレ
フタル酸、及びその酸無水物もしくはエステル類等の誘
導体を挙げることができる。
また非芳香族トリカルボン酸としては以下のような化合
物を挙げることができる。
化合物例−(1)1,2,4−シクロヘキサントリカル
ボン酸 (2)1,2.4−ブタントリカルボン酸 (3)1,2.6−ヘキサントリカルボン酸 (4)  9,12.15−オクタデカントリカルボン
酸 (5)1,2.3−プロパントリカルボン酸 (6)1,2.7−ヘプタントリカルボン酸 上記トリカルボン酸の含有量はカルボン酸成分中、1〜
80モル%、好ましくは5〜50モル%である、1モル
%未満の場合耐オフセット性が悪くなり、80モル%を
こえると安定性が悪くなる。
本発明のポリエステル樹脂の軟化点は100〜150℃
であることが好ましく 100℃未満だと耐オ7セッY
性が悪<150℃以上だと定着性が不良となる。
また、本発明のポリエステル樹脂のガラス転移点は55
〜70℃であることが好ましく、55℃未満だと耐ブロ
ッキング性が悪くなり、70℃をこえると定着性が不良
となる。
本発明のポリエステル樹脂はカルボン酸成分とポリオー
ル成分とを不活性〃ス雰囲気にて100〜250℃の温
度範囲で縮重合反応することにより製造することができ
、反応促進のためにジプチル錫オキサイド、酸化亜鉛、
酸化チタン、酸化錫等の触媒を使用してもよい。
また本発明に於て用いられるポリオレフィンとしては、
低分子量のポリオレフィンを好ましく用いることができ
、具体的には数平均分子量Mnが500〜20,000
の範囲内の低分子量ポリプロピレン、低分子量ポリエチ
レン等を好ましく用いることができる。当該数平均分子
量Mnが過大であるときには、トナー中への分散が不良
となるため、現像剤の耐久性が低下したり、また定着器
の耐久性が低下したり、クリーニング性が低下する場合
がある。
一方、当該平均分子量Mnが過小のときには、粘着性が
高くなるため、クリーニング不良の原因となったり、フ
ィルミングにより現像剤の耐久性が低下したり、オフセ
ット現象が発生しやすくなって定着器の耐久性が低下す
る場合がある。
また、低分子量ポリオレフィンとしては、JISK25
31−1960に規定される環球法により測定したとき
の軟化点が80〜180℃の範囲内にあるものが好まし
く、特に100〜160℃の範囲内にあるものが好まし
い。@該軟化点が過大のとbには、定着性が不良となっ
て定着器の耐久性が低下したり、トナー中への分散が不
良となるためトナーの摩擦帯電性に悪影響を与え現像剤
の耐久性が低下する場合がある。一方、当該軟化点が過
小のときには、オフセット現象が発生しやすくなって定
着器の耐久性が低下したり、またクリーニング性、現像
剤の耐久性が低下する場合がある。
、tた、低分子量ポリオレフィンとしては、溶融粘度が
lO〜5000cpsの範囲内にあるものを好ましく用
いることができる。なお、当該溶融粘度は、ポリプロピ
レン系のポリオレフィンの場合には、160℃における
値であり、ポリエチレン系のポリオレフィンの場合には
、140℃における値である。
前記ポリオレフィンの含有割合は、トナーの84271
00重量部に対して、0.1〜10重量部であることが
好ましく、特に0.5〜5重量部であることが好ましい
、当該含有割合が過大のときには、ポリオレフィンの感
光体への過剰の付着によりクリーニング不良が発生した
り、熱ローラへの粘着性のため定着器の耐久性が低下し
たり、フィルミングにより現像剤の耐久性が低下する場
合がある。
一方、当該含有割合が過小のときには、クリーニング性
、定着器の耐久性、現像剤の耐久性が低下する場合があ
る。
前記本発明のトナーに併用される無機微粒子の一次粒子
径は、5−μ〜2μ−であることが好ましく、特に5−
μ〜500sμであることが好ましい。
また、BET法による比表面積は、20〜500mZ/
gであることが好ましい、この無機微粒子の使用割合は
、トナーの0.01〜5重量%であることが好ましく、
特に0.01〜2.0重量%であることが好ましい、X
機微粒子の具体例としては、例えばシリカ、アルミナ、
酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウム
、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化
亜鉛、珪砂、クレー、雲母、珪灰石、珪藻土、酸化クロ
ム、酸化セリウム、ベン〃う、三酸化アンチモン、酸化
マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸
バリウム、炭酸カルシウム、炭化珪素、窒化珪素などを
挙げることがで外る。特にシリカの微粉末が好ましい。
シリカの微粉末の具体例としては、種々の市販品がある
が、特に微粒子の表面に疎水性基を有するものが好まし
く、例えば[アエロノルR−972J、「アエロジルR
−974J、「アエロノルR−8054、「アエロノル
R−8124(以上、アエロフル社製)、[タラノック
ス5QQJ (タルフ社g1)などを好ましく用いるこ
とかでざる。
さらに本発明のトナーは鉄粉、ガラスピーズ、ニッケル
粉、7エライト粉などのキャリア粒子と混合して、現像
剤を構成すると摩擦帯電が安定し好ましい。
本発明のトナーに用いる着色剤としては、公知のものが
すべて使用でき、例えば、カーボンブラック、ベンツシ
ンイエa−、キナクリドン、a−グミンB、7タロシア
ニンプル−などがある。
また本発明のトナーを磁性トナーとして用いるために、
磁性粉を含有せしめてもよい、このような磁性粉として
は、磁場の中に置かれて磁化される物質が用いられ、鉄
、コバルト、ニッケルなどの強磁性金属の粉末もしくは
マグネタイト、マグヘマタイト、7エライトなどの化合
物がある。酸化鉄系磁性体を着色剤として用いる時には
、トナー中に10〜80重量%含有させるのが良い。
また本発明のトナーには種々の目的のために、添加剤を
加えることができる。このような添加剤としては、金属
錯体、ニグロシンなどのような荷電制御剤がある。
本発明のトナーを定着する方法としては、゛熱ローラ定
着方式を好ましく使用でき、定着ローラの上ローラが弗
素系樹脂を被覆したものであり、かツ下ローラがシリコ
ンゴムもしくはシリコンゴム上に弗素P、樹脂を被覆し
た比較的軟質なものが定着性、両面コビイ性、耐オフセ
ット性、ローラの耐火性の魚で好ましい。
(合成例及び実施例) 次に本発明樹脂の代表的なものについての合成例及び本
発明の実施例について述べるが、本発明はこれらの例に
限定されるものではない。
合成例1 0P^−(A )228g (0,5モル)  、  
OP^−(B ) 202g(0,5モル)、7マール
酸4−6.4. (0,4モル)及びテレフタル酸49
.8g (0,3モル)を温度計、ステンレススチール
製攪拌器、ガラス製窒素導入管及び流下式コンデンサを
備えた11容量の4つ日丸底7ラスコに入札る。次いで
、このフラスコをマントルヒータ中に置き、ガラス導入
管より窒素〃スを導入して反応器内を不活性雰囲気に保
ち昇温する。
0.05gのジプチル錫オキサイドを加え200℃に保
ち反応させた後、例示化合物(1)の非芳香族トリカル
ボン酸43.Zg (0,2モル)を加え、更に反応さ
せる。
環球軟化点で反応の進行を追跡し、軟化点が125℃に
達した時、反応を停止させ、室温に冷却する。得られた
樹脂は淡貢色の粉末化され易い固体であり示差熱量計に
より測定したところ、〃ラス松移点57℃であった。
合成例−2〜6 下記第1表に示した成分にて合成例−1と同様にして合
成した。
−゛、 以゛下余h (トナーの91造) (1) トナーTI  (本発明用) 前記合成例−1のυ(脂100重量部と、カーボンブラ
ック [モーガルLJ(キャボット社!#)10重量部
と、後記第2Ftに示すポリオレフィンP1の3.5重
量部とを混合した後、二本ローラにより100〜130
℃で充分に熔融混練し、その後冷却し、ハンマミルによ
り粗粉砕し、さらにジェットミルにより微粉砕し、次い
で分級して、粒径が3〜30μ鑓の範囲内にあり平均粒
径が11.0μ鴫であるトナーを得た。これを [トナ
ーTIJ とする。
(2) トナーT2〜トナーT6  (本発明用)トナ
ーT1の製造において、合成例−1の樹脂及びポリオレ
フィンP1の代わりに、第1表の合成例−2〜6の樹脂
及び後記第2表に示すポリオレフィンP2〜P6をそれ
ぞれ用いたほかは同様にしてトナーを得たにれを[トナ
ーT2J〜[トナーT6Jとする。
(3) トナー77  (比較発明用)トナーT1の製
造において、合成例−1の樹脂及びポリオレフィンP1
の代わりに第1表の比較合成例−(1)の樹脂を用いた
他は同様にして[トナーT7Jを得た。
く実施例1〜6および比較例(1)〉 各実施例および比較例においては、後記第4表に示す組
合せおよび配合量のキャリア (球形7工ライト粒子[
F−150J日本鉄粉社a!りとトナーと第3表の無機
微粒子とを用いて現像剤を調整した。
すなわち、まずトナーに、無機微粒子を外部から添加し
、これらをヘンシェルミキサにより混合することにより
、トナー粒子の表面に無磯微粒子番付着、保持させ、次
いでこれらをキャリアに混合することにより現像剤を調
製した。
実施例1〜6で得られた現像剤をそれぞれ1−現像剤1
」〜「現像剤6」とし、比較例(1)で得られた現像剤
を「比較現像剤(1)」とする。
以下余白 第3表 第4表 〈実写テスト〉 (1)テスト1 20℃40%旧!の環境条件下において、セレン感光体
、磁気ブラシ現像器、コロナ転写器、表層がテフロン 
(デュポン社製ポリテトラフルオロエチレン)により形
成された定着上ローラおよび表層がシリコンゴムrKE
−1300RTVJ (信越化学工業社製)により形成
された、バックアップ下ローラによりなる熱ローラ定着
器とウレタンゴムよりなるクリーニングブレードを有し
てなるクリーニング器とリサイクル装置とを備えてなる
電子写真複写m ru−旧x−4500J (小西六写
真工業製)により前記現像剤を用いて15万回にわたり
連続して複写画像を形成する実写テストを行ない下記の
項目についてそのぞれ評価した。結果を後記の第5表に
示す。
■定着温度 前記rU−Bix−4500Jの定着−器を取り外し、
温度可変として単体駆動し、熱ローラの設定温度を10
0〜240℃の範囲内で5℃ずつ段階的に高くして各温
度において未定着画像を通すことを繰返し、形成された
定着画像に対してキムワイプ摺擦を施し、十分な耐摺擦
性を示す定着画像に係る最低の設定温度をもって定着温
度とした。
■オフセット発生温度 オフセット発生温度の測定は、上記最低定着温度の測定
に準するが、上記複写機にて未定着画像を作成した後、
トナー像を転写して上述の熱ローラ定着器により定着処
理を行い、次し1で白紙の転写紙を同様の条件下で当該
熱ローラ定着器に送ってこれにトナー汚れが生ずるか否
かを目視1!察する操作を、前記熱ローラ定着器の熱ロ
ーラの設定温度を順次上昇させた状態で繰返し、トナー
による汚れの生じた最低の設定温度をもってオフセット
発生温度とした。
■耐ブロッキング性 耐ブロッキング性のテストは、温度55°C1相対湿度
60%の環境条件下に1日間放置し、トナーに凝集塊が
生ずるか否かによって判定し、凝集塊が認められなかっ
た場合「○」とし、若干認められた場合を「Δ」凝集塊
が認められた場合「×」とした。
■カブリ 「サクラデンシトメータ」(小西六写真工業&りを用い
て、原稿濃度が0.0の白地部分の現像画像に対する相
対濃度を測定して判定した。なお白地反射濃度を0.0
とした。評価は、相対濃度が0.01未満の場合を 「
○」とし、0.01以上で0.03未満の場合を「Δ」
とし、0.03以上の場合を「×」とした。
■画像濃度 「サクラデンシトメータ」(小西六写真工業製)を用い
て、原稿濃度が0.0の白地部分の複写画像に対する相
対濃度を測定した。評価は、相対濃度が1.0以上の場
合を「○−1とし、0.7以上1.0未満の場合を「Δ
」とし、0.7未満の場合を「×」とした。
0画質 複写画像を、画像ヌケ及び鮮明性の点から目視により判
定した。評価は、不良で実用的には問題のふるMA合を
[×1とし、若干不良ではあるが実用レベルにある場合
を「Δ」とし、良好である場合を「○」とした。
なお、「画像ヌケ」とは画像の一部が白く欠ける現象を
表す。
■流動性 トナーを目視にて観察し良好ものをrOJ、若干不良な
ものを「Δ」、不良で現像、転写性を不良にするものを
rXJとした。
■クリーニング性 上記複写機により連続して15万回にわたる実写テスト
を行い、複写回数が5 、000回に達する度毎に、ク
リーニングブレードによりクリーニングされた後の感光
体の表面を目視により観察し、付着物の有無により判定
した。評価は、良好なものをrOJとし、良好とはいえ
ないが実用レベルにあるものを「Δ」とし、劣っていて
実用的には問題のあるものを「×」とした。
■定着器の耐久性 定着器を構成する熱ローラおよびバックアップローラの
汚れに起因して生ずる、オフセット現象の発生、紙づま
りの発生、転写紙の裏面汚れにより判定した。評価は、
良好である場合を「○」、若干不良ではあるが実用レベ
ルである場合を「Δ」、不良である場合を1×」とした
へ 以下余白 第5表の結果からも理解されるように、本発明のトナー
T1〜T6を用いた現像剤1〜6によれば、オ7セ?)
発生温度が高く且つ低い温度での定着が可能であり、耐
ブロッキング性も良好であった。
また、トナーの耐衝撃性がよいので、現像器で攪拌され
キャリア粒子等から衝撃力を受けても、トナー成分の一
部が破壊されて微粉成分を発生することがなく、長期間
に亘り摩擦帯電部材を汚染することがなく、摩擦帯電性
が安定しており且つ、リサイクルにおいてトナーの流動
性が劣化せず、かぶり、画像ヌケ及びクリーニング不良
がなく、画像濃度の高い鮮明な画像が得られる。さらに
定着ローラ汚れも発生せず耐久性に優れたものであった
これに対し、比較現像剤(1)においでは、トナーに含
有されているポリエステル樹脂がトリメリット酸成分を
用いて合成された樹脂であるため、低温定着性、耐オフ
セット性及び耐ブロッキング性に劣るものであった。さ
らに、ローラ汚れが早期に発生し、定着器の耐久性が着
しく劣るものであった。さらに、トナーはトリメリット
酸成分を含有しているために脆く、多数回の使用におい
て、キャリア粒子等から受ける衝撃力のために微粉成分
を発生し、このために、トナーリサイクルを行なうとト
ナーの流動性が着しく低下しかぶり、画像ヌケ及びクリ
ー二ング不良を発生し、画像濃度の低い不鮮明な画像し
か得ら枕なくなり、耐久性に劣るものであった。
(2)テスト2 30℃、80%R1(の高温高温環境条件下においてテ
スト1と同様の実写テストを行なった。
その結果、本発明のトナーT1〜T6を用いた現像剤1
〜6においては、テスト1と同様に良好な結果が得られ
た。
即ち、耐オフセット性、低温定着性、耐ブロッキング性
、クリーニング性及び定着器の耐久性が良好で多数回に
亘る使用においでトナーをリサイクルしてもトナーの流
動性が良好で摩擦帯電性が安定し、かぶり、II像スヌ
ケびり17−ニング不良を発生せず、画像濃度の高い鮮
明な画像が得られ、耐環境性、耐久性に優れたものであ
った。
これに対し、比較例−(1)の比較現像剤−(1)にお
いてはトリメリット酸成分によるトナーの脆さ及び吸湿
性のため、高温高温条件下においては、常温常温下より
も更に悪い結果が得られ、多数回の使用においては、ト
ナーをリサイクルすると着しく流動性が低下しかぶり、
画像ヌケ、画像濃度の低下、クリーニング不良、定着ロ
ーラ汚れを早期に発生し、耐環境性に劣るものであった

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エーテル化ジフェノールとジカルボン酸と非芳香
    族トリカルボン酸もしくはそのエステルを反応させて得
    られる非線状ポリエステルを結着樹脂とすることを特徴
    とする静電潜像現像用トナー。
  2. (2)前記非線状ポリエステル結着樹脂にポリオレフィ
    ンを含有せしめることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の静電潜像現像用トナー。
JP62054427A 1987-03-09 1987-03-09 静電潜像現像用トナ− Pending JPS63220172A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5731121A (en) * 1995-09-12 1998-03-24 Hitachi Metals, Ltd. Developer for electrostatic latent image development
US6632577B2 (en) 1992-10-15 2003-10-14 Canon Kabushiki Kaisha Image forming method
CN102134190A (zh) * 2011-01-17 2011-07-27 武汉海斯普林科技发展有限公司 电解液用多元羧酸及其制备方法和用途
JP2019101109A (ja) * 2017-11-29 2019-06-24 花王株式会社 トナー用結着樹脂組成物

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