JPS63219938A - 結合型vベルト - Google Patents

結合型vベルト

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Publication number
JPS63219938A
JPS63219938A JP5269587A JP5269587A JPS63219938A JP S63219938 A JPS63219938 A JP S63219938A JP 5269587 A JP5269587 A JP 5269587A JP 5269587 A JP5269587 A JP 5269587A JP S63219938 A JPS63219938 A JP S63219938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
combined
water
holes
joined
Prior art date
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Pending
Application number
JP5269587A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Tabuchi
泰生 田渕
Masao Nakano
正夫 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP5269587A priority Critical patent/JPS63219938A/ja
Publication of JPS63219938A publication Critical patent/JPS63219938A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、回転動力を伝達する結合型Vベルトに関する
[従来の技術] −mに、回転動力を伝達するVベルトは、伝達トルクを
高めるため、プーリとの接触面積を多くする必要がある
。このため第8図に示すごとく、Vベルト7の高さhを
大きく取っていた。
しかし、Vベルト7の高さhを大きく取ることにより、
Vベルト7が転覆しやすくなる。
また上記Vベルト7を小径のプーリに適用した場合、プ
ーリ周縁を移動するときに、Vベルト7にかかる曲げ応
力が増大する。この結果、Vベルト7の表面より亀裂の
生じる可能性が高くなり、Vベルト7の耐久性が悪くな
る。
そこで、小径のプーリにも適用でき、かつVベルトが転
覆しないようにするため、Vベルトの高さhを小さくし
た断面■形状の複数のVベルトを、横に連結した形状の
結合型Vベルトがある。
[発明が解決しようとする問題点] しかるに、結合型Vベルトを使用する場所によっては被
水する可能性がある。このとき、Vベルトが結合型であ
ることから、結合型Vベルトの結合部の内周側に水が入
り込み、結合型Vベルトが回転していることから、遠心
力により結合部の内周側に入り込んだ水が排水されない
、この結合部の内周側に入り込んだ水により、結合型V
ベルトとプーリとの間の摩擦係数が大幅に低下し、結合
型Vベルトがスリップしやすくなる問題点を有している
また、結合型Vベルトの山と山とのピッチと、結合型V
ベルトに対応するプーリ側の山と山とのピッチとの間に
誤差が生じる可能性がある。その結果、結合型Vベルト
をプーリに取付けた場合、結合型Vベルトの冬山のどこ
かで、プーリの谷部に合わない箇所が生じ、プーリとの
間に隙間ができることから異音を発生することがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、結合型Vベルトが被水しても、結合型Vベルトとブ
ーりとのスリップを防止することのできる結合型Vベル
トを提供することにある。
[発明を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために、■ベルトを複数
結合してなる、結合をVベル1〜において、前記Vベル
1−の結合部に、内周表面より外周表面まで貫通ずる複
数の穴を設けたことを技術的手段とする。
[作用および発明の効果] 上記構成により、結合型■ベル1〜が被水した場合でも
、結合型Vベルトの結合部に設けた各穴から排水される
。また、結合型Vベルトが作動中のときは、結合型Vベ
ルトの回転により生じる遠心力で、結合型Vベルトの結
合部の内周側に入り込んだ水が、結合型Vベルトの結合
部に設けた穴から排水される。
その結果、結合型Vベルトが被水しても、結合型Vベル
トとプーリとのスリップを防ぐことができる。
[実施例] 次に、本発明の結合型Vベルトを図面に示す一実施例に
基づき説明する。
第5図は、本発明の結合型Vベルトの取付は状態の斜視
図を示す。
エンジン1のクランクシャフトに連結されたクランクシ
ャフトプーリ2は、冷凍サイクルのコンプレッサ3のプ
ーリ4とアイドルプーリ5とを、結合型Vベル1〜6を
介して連結され、エンジン1の回転動力が、クランクシ
ャフトプーリ2より、コンプレッサ3のプーリ4に伝達
されることで、コンプレッサ3を駆動する。
上記結合型Vベルト6を、第1図、第2図、第3図、お
よび第4図を用いて説明する。
結合型Vベルト6は、その断面において、第1図および
第4図に示すごとく、三本のVベルト7を結合部8で、
結合した形状を有している。また、結合型Vベルト6は
、その結合型Vベルト6の各結合部8に、その内周表面
9より外周表面10にまで貫通する穴11が、結合型V
ベルト6の全周に互って、複数個設けられている。
各穴11は、第1図および第2図に示すごとく。
結合型Vベルト6の円周方向に沿って長円に形成される
とともに、円周方向に隣合う各穴11の間隔が、穴11
の円周方向の長さと同じに設けられている。また、結合
型Vベルト6の隣合う結合部8に設けた各穴11は、そ
れぞれピッチ方向で重なり合わないように設けられてい
る。
結合型Vベルト6は、第1図に示すごとく、その外周表
面に布製の上帆布12を使用し、その内周に繊維質から
なる心棒13を接着ゴム14で挟込み、さらにその内周
にプーリとの接触面となる底ゴム15とから構成されて
いる。
次に、上記実施例の作動について説明する。
結合型Vベルト6は、自動車が雨天路を走行したり、水
たまりの上を通ったり、洗車やボンネット内の洗浄など
で、被水することがある。結合型Vベルト6が被水した
場合には、結合型Vベルト6の各結合部8の内周側に水
が入り込むが、結合型Vベルト6の各結合部8に複数の
穴11を設けたことから、ある程度の水は、各穴11か
ら排出される。また、エンジン1の始動後は、クランク
シャフトの回転動力を、コンプレッサ3のプーリ4に伝
達するため、結合型Vベルト6が、高速で回転すること
により、結合型Vベルト6の各結合部8の内周側に入り
込んだ水が、遠心力により結合型Vベルト6に設けた複
数の穴11から排出される。
上述のごとく、結合型Vベルト6の各結合部8に入り込
んだ水が排出されることにより、結合型Vベルト6とブ
ーりとの間のスリップを防止することができる。これに
より、結合型Vベルト6による正常な回転動力の伝達が
行われ、結合型Vベルト6のスリップによる出力損失を
防ぐことができる。
なお、水の他に、砂ぼこりが結合型Vベルト6の各結合
部8に入り込んだ場合でも、結合型Vベルト6に設けた
複数の穴11から排出されることが可能である。
本実施例のコンプレッサ3は、その同軸上に、マグネッ
トクラッチ16を備え、そのマグネットクラッチ16の
外周にプーリ4を設けている。そのため、結合型Vベル
ト6が被水してスリップすると、コンプレッサ3の回転
軸上に配され、コンプレッサ3の回転速度とエンジン1
の回転速度とを検知している回転センサが、コンプレッ
サ3がロックしたものと誤!2し、マグネットクラッチ
16の連結をはずし、コンプレッサ3を停止させる可能
性がある0本発明の結合型Vベルト6の排水効果による
スリップ防止は、上記のような状態を未然に防ぐことに
もなる。
また、結合型Vベルト6は、穴11が、結合型Vベルト
6のピッチ方向に変形することで、結合型Vベルト6も
、ある程度ピッチ方向に変形することが可能となる。こ
れによって、結合型Vベルト6と1−リとのピッチ誤差
による隙間を吸収することができ、隙間が生ずることか
ら発生する異音をなくすことができる。
なお、上記実施例に示した穴11の断面形状や、各穴1
1の配置は、これに限定されることはない。
実施例に示したものは、結合型Vベルト6の強度や伝達
能力、および結合型Vベルト6と1−リとの間のピッチ
誤差の吸収のため、望ましい値として示したものである
第6図に本発明の第2実施例を示す。
本実施例は、結合型Vベルト6に設けた複数個の穴11
の形状を、結合型Vベル1〜6の内周から外周に向かっ
て、狭くなるようなテーパー形状としたものである。
第7図に本発明の第3実施例を示す。
本実施例は、各穴11の間の結合部8の形状を、各穴1
1間の結合部8の中間位置より各穴11に向かって、狭
くなるテーパー形状としたもので、結合部8の内周側に
入り込んだ水を、各穴11に導きやすくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は結合型Vベルトの斜視図、第2図は結合型Vベ
ルトの内周表面の部分平面図、第3図は第2図のA−A
線側面断面図、第4図は第2図のB−B線断面図、第5
図は、結合型Vベルトの取付は状態の斜視図、第6図は
本発明の第2実施例を示す側面断面図、第7図は本発明
の第3実施例を示す断面図、第8図は従来のVベルトの
斜視図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)Vベルトを複数結合してなる、結合型Vベルトにお
    いて、 前記Vベルトの結合部に、内周表面より外周表面まで貫
    通する複数の穴を設けたことを特徴とする結合型Vベル
    ト。 2)前記複数の穴は、前記結合型Vベルトの円周方向に
    沿って長穴に形成し、前記円周方向に隣合う前記長穴の
    間隔が、前記長穴の前記円周方向の長さと同じに設けら
    れたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の結
    合型Vベルト。
JP5269587A 1987-03-06 1987-03-06 結合型vベルト Pending JPS63219938A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5269587A JPS63219938A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 結合型vベルト

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JP5269587A JPS63219938A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 結合型vベルト

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Publication Number Publication Date
JPS63219938A true JPS63219938A (ja) 1988-09-13

Family

ID=12922021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5269587A Pending JPS63219938A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 結合型vベルト

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JP (1) JPS63219938A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006046392A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Honda Motor Co Ltd Vリブドベルト、プーリおよびベルト式動力伝達装置
JP2013024357A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Hino Motors Ltd 結合型vベルト

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006046392A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Honda Motor Co Ltd Vリブドベルト、プーリおよびベルト式動力伝達装置
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