JPS6321972Y2 - - Google Patents

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JPS6321972Y2
JPS6321972Y2 JP13798583U JP13798583U JPS6321972Y2 JP S6321972 Y2 JPS6321972 Y2 JP S6321972Y2 JP 13798583 U JP13798583 U JP 13798583U JP 13798583 U JP13798583 U JP 13798583U JP S6321972 Y2 JPS6321972 Y2 JP S6321972Y2
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JP
Japan
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piston
piston rod
electrode
cylinder body
chamber
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JP13798583U
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JPS6046975U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はスポツト溶接ガンの改良に係り、特
に並設近接した加圧用電極の距離を小さくできる
と同時に加圧力を充分大となしうるようにしたも
のに関する。
(従来技術) スポツト溶接ガンにおける電極を2組並設近接
し、各加圧用電極にそれぞれシリンダ装置を設け
て加圧用電極を圧下させるようにしたシリーズ通
電方式のものは公知である(例えば実開昭54−
84327号公報)。この装置によるシリーズ通電方式
においては、加圧用電極間を50mm以上は離さなけ
れば電流はワークを通じて加圧用電極間に流れる
分流が大きくなり、電極間隔を小さくするとこの
分流が大きくなつて溶接部の接着力が低下する。
従つて加圧用電極間の間隔は50mm程度が必要であ
るが、加圧力を得るために、シリンダ装置の方
は、一定の加圧力を得るためにその直径を一定の
直径以下にはできない場合があり、シリーズ溶接
の如く2点を同時溶接をすることができず、各点
の溶接を一つづつ行う必要がある。
(考案の目的) この考案は従来の前記問題点に対処しようとし
てスポツト溶接ガンの電極を2組並設した場合の
加圧用電極圧下用シリンダ装置を改良し、前記並
設の接近にかゝわらず、その圧下圧力を充分とし
た、スポツト溶接ガンを提供することをその目的
とする。
(考案の構成) この考案の概略は、シリンダボデーの内部を、
固定中間壁で仕切つて室を前後に分割し、各室に
ピストンを遊嵌し、これら各ピストンにそれぞれ
偏心してピストンロツドを固設し、これら各ピス
トンロツドの先端に加圧電極を連設してなるもの
である。
(実施例) 以下図面を参照しつつこの考案の一実施例を詳
述する。まず第1図について説明する。
1はシリンダボデーである。2はボデー1の後
蓋であり、ボルトなどの締結手段(図示せず)に
よつてボデー1の後端(図において上端)を流体
密(作動流体が気体のときは気密、作動流体が液
体のときは液密の意味であり、この明細書におい
て同様)に閉塞する。3はシリンダボデー1の内
部を前後に(図において上下に)2室に横断して
仕切るべくした、固定中間壁である。固定中間壁
3はシリンダボデー1にスナツプリング4などの
固定手段で固定される。
5は固定中間壁3の後方(図において上方)の
後室1aに摺動自在に遊嵌された第一ピストンで
ある。第一ピストン5は外周にOリング5aが嵌
合されてシリンダーボデー1の内周と流体密に構
成される。6は固定中間壁3の前方(図において
下方)の前室1bに摺動自在に遊嵌された第二ピ
ストンである。第二ピストン6は外周にOリング
6aが嵌合されてシリンダボデー1の内周と流体
密に構成される。7はシリンダボデー1の前蓋で
あり、ボルトなどの締結手段(図示せず)によつ
てシリンダボデー1の前端(図において下端)を
流体密に閉塞する。
8はピストン5に固設した第一ピストンロツド
である。第一ピストンロツド8はシリンダボデー
1の中心線Sに対して平行かつ偏心して設けられ
る。そして第一ピストンロツド8は前方に延長さ
れ、固定中間壁3、第二ピストン6および前蓋7
を摺動可能に貫通して外部に突出させる。さらに
前記各貫通個所はそれぞれOリング3a,6b、
および7aによつて流体密に構成される。
9は第二ピストン6に固設した第二ピストンロ
ツドである。第二ピストンロツド9はシリンダボ
デー1の中心線Sに対して第一ピストンロツド8
と対称に、かつ、平行に設けられる。そして第二
ピストンロツド9は前方に延長され、前蓋7を摺
動可能に貫通して外部に突出させる。さらにこの
貫通個所はOリング7bによつて流体密に構成さ
れる。第二ピストンロツド9はまた後方にも延長
され、固定中間壁3の盲穴3bに摺動可能に遊嵌
される。10は室1aの後部に開口した、また1
1は室1aの前部に開口した、作動流体を供給す
る配管である。
12は室1bの後部に開口した、また13は室
1bの前部に開口した、作動流体を供給する配管
である。そして配管10および11は図示しない
切換弁に、また配管12および13は図示しない
別の切換弁にそれぞれ接続され、これら切換弁は
さらに図示しない作動流体供給源に配管接続され
ているものである。14および15は共に加圧用
電極であり、第一および第二ピストンロツド8お
よび9の先端に電気絶縁体Nを介設して連設され
る。16は加圧用電極15に対する給電ケーブル
である。17および18は加圧用電極14および
15と対面して基台19に並列に固設されたバツ
ク電極であり、20はバツク電極18に対するブ
ースバーである。
21は基台19に固設されたワークWの位置決
めピンである。
以下前述の実施例につき、その作用を述べる。
初めに、図示しない切換弁の操作によつて、配管
11および13から作動流体を供給して、第一お
よび第二ピストン5および6を後へ押して、第一
および第二ピストンロツド8および9を後退させ
る。これによつて加圧用電極14および15は共
に上昇して、バツク電極17および18とは離れ
た状態にある。
この状態でワークWをその位置決め穴をピン2
1にはめ込んで、バツク電極17および18上に
搭載する。次に配管11からの従動流体の供給
を、配管10からの供給に切り換えると、第一ピ
ストン5すなわち第一ピストンロツド8は前進し
て、加圧用電極14を押し下げワークWをバツク
電極17との間に挾持する。(図示状態) 次に配管13からの作動流体の供給を、配管1
2からの供給に切換えると、第二ピストン6すな
わち第二ピストンロツド9も前進して、加圧用電
極15を押し下げ、ワークWをバツク電極18と
の間に挾持する。このとき給電ケーブル16およ
びブースバー20による給電により加圧用電極1
5とバツク電極18の各電極間に通電し、ワーク
Wはスポツト溶接される。即ち、この方式では加
圧用電極14とバツク電極でワークWをクランプ
し加圧用電極15とバツク電極18とでワークW
をスポツト溶接することができる。
この考案は前述実施例以外に下記の変形も可能
である。
(イ) 電極に対する給電方式は前述実施例以外に例
えば第2図に示すように、加圧用電極14に対
して給電ケーブル22を接続し、シリーズ通電
方式として使用することもできる。
(ロ) さらに第3図に示すように、ブースバー20
に対して、コンタクト用電極23を設けて、シ
リーズ通電とインダイレクト通電方式との併用
に使用することもできる。
(考案の効果) この考案は、1個のシリンダボデー内部を、中
間壁で前後の室に区切り、それぞれの前室および
後室にピストンを遊嵌し、それぞれのピストンに
ピストンロツドが互に平行し、かつ偏心して取付
けられているからシリンダボデーの外径が大きく
ても、ピストンロツド相互間の間隔をせまく取り
得る。
従つて従来は各単独のシリンダ装置によつてピ
ストンロツドを並列させる場合にはピストンロツ
ドを接近させる必要があれば、シリンダ内径を小
さくせざるを得ず、その作動力も必然的に小さく
なるものであるが、この考案によれば、ピストン
ロツドすなわち並列電極相互を接近させても、そ
れとは無関係にシリンダ内径を大きくでき、加圧
用電極の加圧力を大とすることができるという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す要部縦断面
図である。第2図および第3図はそれぞれ他の実
施例の一部を示す正面図である。 1……シリンダボデー、1a……後室、1b…
…前室、3……固定中間壁、5……第一ピスト
ン、6……第二ピストン、7……前蓋、8……第
一ピストンロツド、9……第二ピストンロツド、
14……加圧用電極、15……加圧用電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダボデーの内部が固定中間壁で仕切つて
    前室および後室に分割され、これら前室および後
    室にピストンが遊嵌され、前記前室のピストンに
    偏心してピストンロツドの先端部が固設され、該
    ピストンロツドはシリンダボデーの前蓋を貫通し
    て前方に延長され、一方、前記後室のピストンに
    前記偏心とは反対側の偏心位置に別のピストンロ
    ツドが固設され、該ピストンロツドは前記固定中
    間壁および前室のピストンを貫通させると共に前
    記シリンダボデーの前蓋を貫通して前方に延長さ
    れ、各ピストンロツドの先端にスポツト溶接加圧
    用電極が連設され、該加圧用電極をそれぞれバツ
    ク電極に対せしめたことを特徴とするスポツト溶
    接ガン。
JP13798583U 1983-09-05 1983-09-05 スポット溶接ガン Granted JPS6046975U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13798583U JPS6046975U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 スポット溶接ガン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13798583U JPS6046975U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 スポット溶接ガン

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Publication Number Publication Date
JPS6046975U JPS6046975U (ja) 1985-04-02
JPS6321972Y2 true JPS6321972Y2 (ja) 1988-06-16

Family

ID=30309754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13798583U Granted JPS6046975U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 スポット溶接ガン

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0428704Y2 (ja) * 1988-07-29 1992-07-13

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Publication number Publication date
JPS6046975U (ja) 1985-04-02

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