JPS6321967Y2 - - Google Patents

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JPS6321967Y2
JPS6321967Y2 JP1386082U JP1386082U JPS6321967Y2 JP S6321967 Y2 JPS6321967 Y2 JP S6321967Y2 JP 1386082 U JP1386082 U JP 1386082U JP 1386082 U JP1386082 U JP 1386082U JP S6321967 Y2 JPS6321967 Y2 JP S6321967Y2
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JP
Japan
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skin material
arm
aggregates
welding
horizontal
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JP1386082U
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JPS58116179U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は例えば石油貯蔵船などの二重底部を構
成するパネルブロツク(皮材、縦骨材及び横骨材
で構成される)を組立てる際に、その最終組立段
階において、使用される自動溶接装置に関する。
従来、二重底部を構成するパネルブロツク、即
ち、対向する面にロンジ材≪縦骨材≫が固着され
たスキン材≪皮材≫同志を、上記ロンジ材とは直
交する方向に配置されたフロア材≪横骨材≫を介
して接合されたパネルブロツクは、最終段組立段
階において、まず、上面第1ロンジ材が接合され
た第1スキン材上に、下面に第2ロンジ材が接合
され、かつフロア材が接合垂下された第2スキン
材を載置し、位置決めして固定する。次に、フロ
ア材下端部と第1スキン材と下隅溶接のために、
第1スキン材上の第1ロンジ材間にそれぞれ半自
動溶接機を配置する。その後、溶接機をフロア材
下端に沿って第1スキン材上を第1ロンジ材間に
亘って移動させて溶接を行い、パネルブロツクを
溶接するものであった。
上記従来の組立方式によると、ロンジ材間にそ
れぞれ溶接機を必要とし、その設置に手間がかか
るとともに、上下配置された第1及び第2スキン
材間で、かつフロア材で仕切られた空間で、さら
に第1ロンジ材が障害となり、第1スキン材上面
に沿う移動もできないもので、天井クレーンや床
レール台車で溶接機を支持できず、溶接の自動化
がむづかしいものであった。また、従来において
はフロア材が接合された第2スキン材の重量物を
第1スキン材の上面に載置し、この重量物を動か
して位置決めをしなければならず、位置決めにも
手間のかかるものであった。
本考案の目的とするところは、上側皮材と下側
皮材との間で、かつ骨材が縦横に接合された空間
内で、溶接が自動化できるとともに、皮材の位置
決めも容易な自動溶接装置を提供することを目的
とする。
上記問題点を解決するために、本考案者等は、
第1図に示すような石油貯蔵船1の二重底部を構
成するパネルブロツク1Aの組立の完全自動化を
図る組立方法を提案した。即ち、第2図に示すよ
うに、第1ロンジ材2A付き第1スキン材3Aを
〔イ〕、別の場所に配材されたフロア材4上に反転
載置して溶接し〔ロ〕、更にこの第1ロンジ材及
びフロア材付第1スキン材3Aを別の場所に反転
載置し〔ハ〕、この上にさらに第2ロンジ材2B
付き第2スキン材3Bを〔ニ〕、反転載置して溶
接する〔ホ〕、もので、この方法によると少ない
組立スペースでしかも上向き溶接を行なうことが
できるので完全自動化を図るのに有利である。
本考案は特に上記組立工程において、最終溶接
工程における自動溶接装置を提供するものであ
る。
即ち、上面に縦骨材を有する下側皮材と、前記
縦骨材に嵌め込まれて下側皮材上に立設接合され
た横骨材と、該横骨材に嵌め込まれた縦骨材を下
面に有し、かつ横骨材上に載置された上側皮材と
からなるパネルブロツクを搬送する搬送台車を案
内レール上に移動自在に設け、該搬送台車の搬送
方向と平行なアームを片持状に有すると共にガイ
ド体に案内される複数のアーム保持台を上記搬送
方向と直角方向に移動自在に設け、これらアーム
保持台の間に介装されてアームの位置決めを行う
シリンダ装置を設け、上記アームの長手方向に沿
って移動自在に設けられた走行台車と、この走行
台車上に上記アームの長手方向と直角方向に移動
自在に搭載された支持部材と、この支持部材に設
けらて上記横骨材上端と上側皮材とを溶接する溶
接材とを備えた自動溶接機を設けた構成としたも
のである。
上記構成において、まず、横骨材が搬送台車の
移動方向に沿うようにパネルブロツクを搬送台車
上に載置する。次に、この搬送台車を移動させ
て、アームを上側及び下側皮材間でかつ横骨材間
に挿入して所定位置に位置決めをする。さらに、
アームに沿って走行台車を移動させるとともに、
溶接材により横骨材上端と上側皮材との上隅溶接
を自動的に行う。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。第3図〜第5図において、5は最終組立部に
設けられた組立ピツトで、この組立ピツト5内の
床面5a上には複数本の案内レール6が配設され
ている7は上記案内レール6上を移動自在な搬送
台車で、二重底部を構成するパネルブロツク1A
を載置して溶接ロボツト(後述する)のある場所
まで搬送するためのものである。なお、上記パネ
ルブロツク1Aは第1ロンジ材(縦骨材)2A付
き第1スキン材(下側皮材となる)3A第2ロン
ジ材2B付き第2スキン材(上側皮材となる)3
B及び上記第1スキン材3A及び第2スキン材3
Bの間に設けられて、ロンジ材2A,2Bが嵌合
する凹部4aを有するフロア材(横骨材)4とか
ら構成されている。8は搬送台車7の搬送方向A
に対向するピツト側壁5bに設けられた水平方向
のガイド体で、このガイド体8には搬送方向Aと
平行な片持状のアーム9を有するアーム保持台1
0が移動自在に係合保持されている。そして、こ
のアーム9上面には一対のガイドレール11が搬
送方向Aで配設され、このガイドレール11上に
は自動溶接機12が移動自在に配置されている。
自動溶接機12は、ガイドレール11上を走行輪
13を介し且つアーム9上のラツク14に噛合す
るピニオン15を有して走行自在な走行台車16
と、上下方向で伸縮自在にされると共に走行台車
16上のレール17を介して走行台車16の走行
方向と直角方向に移動自在にされた支柱18と、
支柱18上端に水平面内で旋回自在にされた旋回
台19と、旋回台19に取付けられた溶接材20
の支持体21とから構成されている。上記自動溶
接機12への電源供給及び信号伝送は、自動溶接
機12の移動に追従できるケーブルベア22を介
して行なわれる。ところで、上記アーム9は、フ
ロア材4の両側を溶接するため、フロア材4の両
側に一対ずつ配置され、またその位置決めを行な
うために、アーム保持台10にはそれぞれ油圧シ
リンダー23が連結されている。24は油圧配管
である。更に、上記アーム9の先端には、アーム
9のたわみを防止するための伸縮自在な支持部材
25が取付けられている。なお、26は自動溶接
の際、上側スキン材3Bとフロア材4上端面とが
離れないように上下のスキン材3B,3Aのロン
ジ材2B,2Aを互いに保持するための油圧シリ
ンダー等で構成される肌付け装置、27は搬送台
車7上のパネルブロツク1Aを所定位置にセツト
する位置決め装置である。
次に、自動溶接工程につい説明する。
先ず、第3図に示すように、搬送台車7上に、
第1ロンジ材2A及びフロア材4付き第1スキン
材3Aを仰向きに載せた後、この上に第2ロンジ
材2B付き第2スキン材3Bを第2ロンジ材2B
をフロア材4の凹部4aに嵌合させて載置する。
そして、この状態で矢印A方向に搬送台車7を移
動させて、フロア材4の両側にアーム9が来るよ
うに成すと共に位置決め装置27により搬送台車
7上のパネルブロツク1Aの位置決めを行なう。
次に、肌付け装置26により、第2スキン材3B
とフロア材4とを当接保持した後、フロア材4に
対してアーム9が所定位置となるように、アーム
保持台10を移動させ、そしてアーム9先端を支
持部材25により支持する。次に、自動溶接機1
2により、フロア材4と第2スキン材3Bとの当
接部の両側を、アーム9先端からアーム保持台1
0に向つて自動溶接を行なう。なお、第2ロンジ
材2Bのある部分は、あらかじめ設定されたプロ
グラムにより、自動溶接機12の支柱18と旋回
台19とが駆動制御されてその溶接材20先端が
回避するようにされている。自動溶接完了後、ア
ーム9の支持部材25を縮小させ、位置決め装置
27を後退させると共に搬送台車7をアーム9か
ら外れる所まで後退させ、そして搬送台車7上に
載置された完成パネルブロツク1Aをを所定位置
に搬出する。
以上のように、本考案の自動溶接装置によれ
ば、対向する面に縦骨材を有する皮材同志を、上
記縦骨材が嵌め込まれた横骨材により接合された
パネルブロツクの最終組立て工程において、上側
及び下側皮材間で、かつ横骨材間にアームを挿入
して位置決めし、自動溶接機をアームに沿って移
動させることにより、上記下側皮材に立設された
横骨材上端部と上側皮材との上隅溶接を自動的に
行うことができる。しかも、溶接の前の位置決め
は、軽量の上側皮材のみを移動させて行えるた
め、非常に容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は石油貯蔵船の船体横断面図、第2図は
パネルブロツクの組立手順を示す説明図、第3図
は本考案の一実施例の全体斜視図、第4図は自動
溶接時の要部断面図、第5図は第4図のI−I矢
視図である。 1……石油貯蔵船、1A……パネルブロツク、
2A……第1ロンジ材(縦骨材)、2B……第2
ロンジ材(縦骨材)、3A……第1スキン材(下
側皮材)、3B……第2スキン材(上側皮材)、4
……フロア材(横骨材)、4a……凹部、6……
案内レール、7……搬送台車、8……ガイド体、
9……アーム、10……アーム保持台、11……
ガイドレール、12……自動溶接機、16……走
行台車、17……レール、18……支柱、19…
…旋回台、20……溶接材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に縦骨材を有する下側皮材と、前記縦骨材
    に嵌め込まれて下側皮材上に立設接合された横骨
    材と、該横骨材に嵌め込まれた縦骨材を下面に有
    し、かつ横骨材上に載置された上側皮材とからな
    るパネルブロツクを搬送する搬送台車を案内レー
    ル上に移動自在に設け、該搬送台車の搬送方向と
    平行なアームを片持状に有すると共にガイド体に
    案内される複数のアーム保持台を上記搬送方向と
    直角方向に移動自在に設け、これらアーム保持台
    の間に介装されてアームの位置決めを行うシリン
    ダ装置を設け、上記アームの長手方向に沿って移
    動自在に設けられた走行台車と、この走行台車上
    に上記アームの長手方向と直角方向に移動自在に
    搭載された支持部材と、この支持部材に設けられ
    て上記横骨材上端と上側皮材とを溶接する溶接材
    とを備えた自動溶接機を設けたことを特徴とする
    自動溶接装置。
JP1386082U 1982-02-02 1982-02-02 自動溶接装置 Granted JPS58116179U (ja)

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JP1386082U JPS58116179U (ja) 1982-02-02 1982-02-02 自動溶接装置

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JP1386082U JPS58116179U (ja) 1982-02-02 1982-02-02 自動溶接装置

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Publication Number Publication Date
JPS58116179U JPS58116179U (ja) 1983-08-08
JPS6321967Y2 true JPS6321967Y2 (ja) 1988-06-16

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