JPS63218616A - 浴用剤 - Google Patents

浴用剤

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Publication number
JPS63218616A
JPS63218616A JP5207187A JP5207187A JPS63218616A JP S63218616 A JPS63218616 A JP S63218616A JP 5207187 A JP5207187 A JP 5207187A JP 5207187 A JP5207187 A JP 5207187A JP S63218616 A JPS63218616 A JP S63218616A
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JP
Japan
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vinegar
bath
agent
effect
acetate
Prior art date
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Pending
Application number
JP5207187A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroo Yamashita
山下 洋雄
Yoshiaki Suzuki
鈴木 善朗
Isao Nakajima
功 中島
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Nakano Vinegar Co Ltd
Original Assignee
Nakano Vinegar Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nakano Vinegar Co Ltd filed Critical Nakano Vinegar Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、健康風呂において用いられる食酢を含む浴用
剤に関する。
〔従来の技術〕
従来から酢風呂健康法において、食酢をそのまま浴用剤
として使用する例はすでに知られている。
〔杉 精工部監修「医者がすすめる純粋玄米酢健康法」
私情出版社(昭和58年12月1日発行)第247頁及
び第248頁〕。その他に食酢と酒を混合して浴用剤と
して使用されたものも知られているが本発明のような食
酢とアルカリ性化合物の一部を混合した物、又は食酢に
酢酸塩を混合した物を浴用剤に使用した例は今だ知られ
ていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これまで市販されている浴用剤は、食酢が主成分である
ため、その食酢に含まれている酢酸の反応性によって浴
槽の素材である銅やアルミニウムに悪影響を及ぼす恐れ
があった。そこで、本発明者らは、浴用剤としての効果
は従来の市販品よりもすぐれ、かつ浴槽への悪影響を及
ぼさない浴用剤を開発すべく鋭意研究し、本発明を完成
した。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、食酢にアルカリ金属またはアルカリ土類金属
の水酸化物、炭酸塩または炭酸水素塩から選ぶアルカリ
性化合物の1種または2種以上を混合してなる物を含有
するか若しくは食酢に酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、
酢酸カルシウムから選ぶ酢酸塩の1種または2種以上を
混合してなる物を含有する浴用剤である。そして、この
浴用剤は従来の浴用剤と同等乃至それ以上の保温効果、
血流量増大効果があり、かつ浴槽に対する悪影響が最小
限に抑えられたものである。
本発明に使用する食酢としては市販の醸造酢を使用する
ことができる0例えば穀物酢、米酢、はと変節、りんご
酢、ぶどう酢などの醸造酢や合成酢が挙げられるが特に
醸造酢が好ましい、酢酸酸度としては4.2〜15.0
%重量/容量の食酢が使用されるが濃縮した食酢を使用
しても良い、又、粉末化した食酢を使用することもでき
る。
アルカリ性化合物としては水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸ナト
リウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムが挙げ
られるが特に取扱いの容易さから炭酸カルシウム、炭酸
ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムが
望ましい。また、上記アルカリ性化合物に換えて、該ア
ルカリ性化合物と酢酸との中和生成物である酢酸ナトリ
ウム、酢酸カリウム、酢酸カルシウム等の酢酸塩を予め
食酢に添加して製造することもできる。
アルカリ性化合物の使用量は酢酸濃度として4.2%に
換算した食酢の容量100 <rd )に対して第1表
に示した割合の重量(g)が望ましい。この量よりも多
くても少なくても風呂釜に対して悪影響を及ぼす可能性
がある。
アルカリ性化合物を2種以上混合して使用する場合は残
存する酢酸含量としてO〜1.0(重量/容量)%とな
るような割合で使用すれば良い。例えば水酸化ナトリウ
ムと炭酸水素ナトリウムを並用する場合、4.2%に換
算した食酢の容量100(−)に対して水酸化ナトリウ
ム2.1g〜2.8gの範囲、炭酸水素ナトリウム4.
5g〜5.9gの範囲で、両者の合計重量が2.1〜5
.9gとなるよう割合で混合すれば良い。
第1表 又、酸度15%の醸造酢50−に対し、食添用酢酸ナト
リウム90gを加え、さらにデキストリン5gを加えた
後、熱風乾燥して粉末浴用剤100 gを得るような方
法で製造することもできる。
本発明の入浴剤に香料、精油類(例えばメントール、ハ
ツカ油、ジャスミン油、カンファー、ラベンダー油、ベ
ルガモツト油、パイン油、電脳、ヒノキ油、トウヒ油、
テレピン油、ミカン油、ユズ油、オレンジ油、レモン油
等)、色素(例えば、医薬品、医薬部外品、化粧品用タ
ール系色素、食添用タール系色素)を添加して浴用剤の
一層の視覚、触覚、嗅覚的効果を高めても良い。
本発明浴用剤の製法は次の通りである。
■市販の液体食酢にアルカリ性化合物の溶液もしくは固
体を反応させて浴用剤とする。又、更に液体浴用剤に酢
酸分子を包含させるためにデキストリンを加えてスプレ
ードライヤー等により熱風乾燥し、粉末浴用剤の形態に
し、使用時に溶解して浴用剤とする。■市販液体食酢に
アルカリ金属、アルカリ土類金属の酢酸塩を溶解させて
浴用剤とする。又、この液体浴用剤にデキストリンを加
えてスプレードライヤー等により熱風乾燥し、粉末浴用
剤の形態にし、使用時に溶解して浴用剤とする。
使用法としては浴場中に遊離形及び結合形を含めた酢酸
分子として大概0.035g/ Il保存する程度で使
用すれば良い。使用法としては冷水中で溶解しても良い
し、温水中で溶解させても良い。
〔作用効果〕
本発明の浴用剤の保温効果、深部体温効果、血流量増大
効果、風呂釜、浴槽に対する影響を実験例にて示す。
実験例1 第2表の組成により試作した浴用剤を180 Jの浴場
に投入し成人男女を入浴させ、皮膚表面温度、血流量、
深部体温、温感についての官能評価を行なった。
(本頁以下余白) 第2表 A:本発明の浴用剤 B:市販浴用剤 C:食酢だけの浴用剤 D:本発明浴用剤 結果を第3表に示す。
(本頁以下余白) 本発明の浴用剤であるA及びDは市販されている浴用剤
に近い組成のBに比べ、皮膚表面温では同等、血流量増
大効果及び深部体温ではBにまさる結果を得た。また、
Cの食酢のみ及びさら湯に比べていずれの項目でもまさ
っていた。
〈実験例2) 第4表の組成の本願発明の浴用剤を試作し、銅、アルミ
ニウム、鉄への影響を調べた。
(本頁以下余白) 銅粉、アルミ箔、鉄粉それぞれ100gにA−Fの液の
0.17%水溶液をそれぞれ25mZずつ加え、80℃
の温浴で24hr放置した後、銅、アルミニウム、鉄の
溶出量を原子吸光分析計により測定した。対照としてイ
オン交換水の区(G)も加えた。
結果は第5表に示した。
(本貫以下余白) 第5表かられかるようにA−Bでは銅の溶出量が多く、
風呂釜の材質に影響を与えない範囲はC〜Eであった。
鉄は風呂釜としては使用されないがホーロー製の浴槽が
使用されるので参考として記した。実用上は浴槽の場合
には5〜6 ppmは問題とならない数値である。
実験例2 第4表に示した浴用剤150mfを1801の浴湯に投
入し、入浴中の酢酸の刺激臭について10名により官能
評価を行なった結果を第6表に示す。
第6表 食酢をそのまま用いると浴中に刺激臭を感じるが本発明
のような食酢とアルカリ化合物との混合物にすると刺激
臭が緩和される。
〔発明の効果〕
本発明の浴用剤は市販の浴用剤と同等の皮膚表面温上昇
効果があり、血流量増大効果、深部体温増大効果ではす
ぐれていた。さら湯や食酢のそのままに比べて温熱効果
、血流量増大効果がすぐれている。また、食酢そのもの
を浴用に供した場合に比べて食すの独特の刺激臭が緩和
されている。
更に、この浴用剤は浴槽の素材の溶出が極めて少なく、
浴用に及ぼす悪影響を抑えることができた。
〔実施例〕
実施例1 市販はと麦酢(酢酸酸度4.5%)200−に食添用炭
酸水素ナトリウム粉末11.2g、調合ジャスミン香料
1.2gを混合して本願発明の浴用剤206−を作り、
その中の140−を温湯1801に溶解し、浴用効果を
みたところ、市販浴用剤とほぼ同様の効果があった。
実施例2 市販はと麦酢(酢酸酸度4.5%) 200 rdに試
薬特級水酸化カリウム7.8gを混合し、浴用剤204
−を作り、その中の140−を温湯180 Ilに溶解
し、さらにゆず油0.5gを加えて浴用効果をみたとこ
ろ、市販浴用剤とほぼ同様の効果があった。
実施例3 市販穀物酸(酢酸酸度4.5%)200mlに食添用炭
酸ナトリウム10.4 g 、食用黄色4号0.2gを
混合して本願発明の浴用剤205WIlを作り、その中
の150−を温湯1801に溶解し、浴用効果をみたと
ころ、市販浴用剤とほぼ同様の効果があった。
実施例4 市販米酢(酢酸酸度4.5%)200mZに食添用炭酸
カルシウム6.6gと清酒(−級)57−を混合し、本
願発明の浴用剤260−を作り、その中の150−を温
湯1801に溶解し、浴用効果をみたところ、市販浴用
剤とほぼ同様の効果があった。
実施例5 市販粉末食酢100gに食添用炭酸水素ナトリウム17
gを混合し、本願発明の浴用剤117gを作り、その中
の40gを温湯1802に溶解し、浴用効果をみたとこ
ろ、市販浴用剤とほぼ同様の効果があった。
実施例6 市販穀物酸(酢酸酸度4.2%)100−に食添用無水
酢酸ナトリウム42.5 g及び水を加えて1000−
とする。その中の150−を温湯1801に溶解して浴
用効果をみたところ、市販浴用剤とほぼ同様の効果があ
った。
実施例7 市販米酢(酢酸酸度4.5%)200−に試薬特級水酸
化ナトリウム3.0g及び炭酸水素ナトリウム4.9g
を混合して浴用剤204 mlを作り、その中の140
−を温湯1801に溶解し浴用効果をみたところ、市販
浴用剤とほぼ同様の効果があった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、食酢にアルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸
    化物、炭酸塩または炭酸水素塩から選ばれたアルカリ性
    化合物の1種または2種以上を混合してなる物を含有す
    ることを特徴とする浴用剤。 2、アルカリ性化合物が水酸化ナトリウム、水酸化カリ
    ウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリ
    ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の浴用剤。 3、食酢に酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸カルシ
    ウムから選ばれた酢酸塩の1種または2種以上を混合し
    てなる物を含有することを特徴とする浴用剤。 4、浴用剤が液体または固体状である特許請求の範囲第
    1項乃至第3項のいずれかの項記載の浴用剤。
JP5207187A 1987-03-09 1987-03-09 浴用剤 Pending JPS63218616A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10277122A (ja) * 1997-04-09 1998-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 湯水制御装置及びそれを用いた入浴装置
JP2011251938A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Kracie Home Products Ltd 浴用剤

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