JPS6321822Y2 - - Google Patents
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- JPS6321822Y2 JPS6321822Y2 JP801583U JP801583U JPS6321822Y2 JP S6321822 Y2 JPS6321822 Y2 JP S6321822Y2 JP 801583 U JP801583 U JP 801583U JP 801583 U JP801583 U JP 801583U JP S6321822 Y2 JPS6321822 Y2 JP S6321822Y2
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- fluid flow
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15C—FLUID-CIRCUIT ELEMENTS PREDOMINANTLY USED FOR COMPUTING OR CONTROL PURPOSES
- F15C3/00—Circuit elements having moving parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15C—FLUID-CIRCUIT ELEMENTS PREDOMINANTLY USED FOR COMPUTING OR CONTROL PURPOSES
- F15C1/00—Circuit elements having no moving parts
- F15C1/02—Details, e.g. special constructional devices for circuits with fluid elements, such as resistances, capacitive circuit elements; devices preventing reaction coupling in composite elements ; Switch boards; Programme devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K3/00—Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing
- F16K3/30—Details
- F16K3/34—Arrangements for modifying the way in which the rate of flow varies during the actuation of the valve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K47/00—Means in valves for absorbing fluid energy
- F16K47/08—Means in valves for absorbing fluid energy for decreasing pressure or noise level and having a throttling member separate from the closure member, e.g. screens, slots, labyrinths
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86493—Multi-way valve unit
- Y10T137/86718—Dividing into parallel flow paths with recombining
- Y10T137/86734—With metering feature
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T137/86718—Dividing into parallel flow paths with recombining
- Y10T137/86759—Reciprocating
- Y10T137/86791—Piston
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Sliding Valves (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
- Flow Control (AREA)
- Safety Valves (AREA)
- Check Valves (AREA)
Description
産業上の利用分野
本考案は静かな弁または同様のものに関するも
のであり、そして特に、絞りプロセスで流体エネ
ルギーを整然と静かに消散させるために流体絞り
手段の中に設けられた一連のオリフイスおよび膨
張室の新しい改良された配置に関する。 従来の技術 弁の中を高圧、高速で流れる流体は不快な騒音
問題を引き起こし、弁構造を厳しいキヤビテーシ
ヨンにさらす。これらの問題は流体が弁の中を流
れるときに圧力が急降下することによつて主に生
じる。したがつて従来の多くの装置では、流体エ
ネルギーを多段階に制御しながら消散させるため
に弁の入口と出口との中間に流体絞り手段を設け
ることが提案されてきた。その代表的方法では、
流体を迷路状通路または一連のオリフイスおよび
膨張室に流すことによつて、多段階に流れ方向が
変化し、制御され、拘束された膨張、摩擦、ある
いはこれらの組合せを生じさせ、これによつてエ
ネルギーを徐々に消散させる。 従来の代表的弁はパローラ(Parola)の米国
特許第3722854号およびクボタ(Kubota)らの米
国特許第3917221号に示されている。これらのど
ちらの特許にも、エネルギーの消散を多段階に行
なうために直列に配置された多段階の膨張室およ
び絞りオリフイスに流体を通す高圧降下絞り手段
が示されている。各段における圧力降下はキヤビ
テーシヨンと過度の騒音の発生をさけるために十
分に低く保たれている。 考案が解決しようとする問題点 従来の提案は、騒音とキヤビテーシヨンの問題
を大幅に減少させるのに効果はあるが、その構造
が、加工費が高く、技術的仕様通りに配置するこ
とが難しいという問題をもつているために、完全
に満足のいくものとは言えない。このために従来
は、ある特定の用途の要求に簡単かつ正確に適合
させることができて、しかも経済的に生産できる
流体絞り手段が存在しなかつた。 本考案の目的は、高エネルギー流体弁または同
様のもののための新しい改良された流体エネルギ
ー消散装置にして、その加工が簡単かつ経済的
で、しかもオリフイスの寸法と膨張室の体積との
幾何学的関係を非常に有利なものにできる流体エ
ネルギー消散装置を提供することである。 問題点を解決するための手段 本考案は、流体エネルギー消散のための高圧流
体流用流路装置であつて、 (a) 高圧流体の流路を横切つて緊密にはめ合わさ
れ且つ同心の関係で固定して配置された複数個
の隣接する円筒状の剛体の係合部品と、 (b) 各該円筒状部品の壁を貫通し且つ各該円筒状
部品の表面を横切つて間隔をあけて設けられ
た、流体のための流通空間を規定する、半径方
向へ向いた複数の円筒状の流体流用開口とから
なり、 (c) 各円筒状係合部品の各流体流用開口が、該部
品の壁を通して完全に延びており、そして壁の
厚さにわたつて一様な寸法を有し、 (d) 1つの円筒状部品の流体流用開口の中心点が
仮想上の正三角形の頂点に位置していて、且つ
2つの隣接する流体流用開口の中心点は該正三
角形の残りの2つの頂点に配置され、 (e) 流体流用開口の間隔および方向は、それぞれ
の円筒状部品の各々に関して一般に同一であ
り、 (f) 隣接する円筒状の部品は互いに円周方向にお
よび/または軸方向にずらされ、それによつて
1つの円筒状部品の各開口が1つの隣接する円
筒状部品の3つの開口に部分的に重合して、流
体が各開口からその開口に対して部分的に重合
した関係にある一つの隣接した円筒状部品の3
つの開口に流れ込むときに、流体流の連続した
分割と該流体流の反復性の拘束および膨張を提
供することを特徴とする高圧流体流用流路装置
を提供する。 即ち、本考案は、 (1) 開口が半径方向に向いた円筒状であり、円筒
状部品の壁を通して完全に延びており、そして
開口は部品の壁の厚さにわたつて一様な寸法を
有していること、 (2) 各流体流用開口の中心点が仮想上の正三角形
の頂点に位置しており、且つ2つの隣接する流
体流用開口の中心点は該正三角形の残りの2つ
の頂点に配置されること、 (3) 隣接する円筒状部品の各々の流体流用開口の
間隔および方向は等しく、円筒状部品は円周方
向および/または軸方向へずらせることがで
き、これによつて1つの円筒状部品の1つの開
口は隣接する1つの円筒状部品の3つの開口と
部分的に重合し、流体流を3つに連続的に分割
し、流体流が該装置を通過するとき流体流の反
復性の拘束および膨張を提供すること、 を特徴とする。 本考案の一つの態様に従えば、係合部品は弁の
入口流路と出口流路との間で弁体の内部に配置さ
れた、緊密にはまり合つた同心状円筒から成る。
各円筒状係合部品の表面には一連の開口が所望の
模様に従つて形成されており、円筒状係合部品を
互いに相対的にずらせることによつて開口の間に
所定の部分的重合が生じる。開口の寸法および円
筒状係合部品の厚さも任意の所定の値にできる。 本考案の一つの有利な形式では、軸方向に移動
し得る弁プラグが最内部の円筒の中に受けられて
いて、開口を徐々に開いて流体を通すようにある
限られた距離だけ移動させられるようになつてい
る。開口は一様な寸法のオリフイスを形成するよ
うにある与えられた点のまわりに位置合わせされ
ているか、あるいは弁のストロークが増大するに
つれてオリフイスが大きくなるように配置されて
いて弁に非線形持性を生じるようになつている。
本考案の好ましい形式では、開口は円筒壁のまわ
りにらせん模様状に配置されている。弁を開くた
めに弁プラグを引き抜くと、そのストロークのど
の点でもいくつかの開口は種々の段階の開き具合
になる。このために弁を開く際に滑らかな無段流
量特性が得られる。 本考案の上記およびその他の特徴と利点をより
良く理解するためには、好ましい実施例及び参考
例に関する以下の詳細な説明を添付図面を参照し
ながら読まれたい。以下の図面において、第4A
図、第4B図、第4C図及び第4D図は本考案の
実施例を示し、第1〜3図及び第5〜6図は参考
例を示す。 まず参考例の第1図を参照すると、たとえばボ
イラーフイードシステムで高圧水の流れを制御す
るのに使用できる流体制御弁の弁体の全体が参照
番号10で示されている。この弁は入口流路11と
出口流路12とを有する。入口流路11と出口流
路12との間には、開口14を設けられた内部ウ
エブ13があつて、弁流路を形成するとともに、
主弁部品を支持している。 ウエブ開口14には全体的に円筒形の、流体流
を絞るためのトリムケージ15が納まつている。
トリムケージ15はウエブ開口14の中に伸び
る、径の小さくなつた突起部16と、境界ウエブ
13上に形成された肩18に密封状態を形成する
ように係合した、対応する肩17とを有する。ボ
ンネツト19がフランジ20,21によつて弁体
10に固定されている。フランジは従来通りにボ
ルト結合される。トリムケージ15とウエブ13
とボンネツト19が密封されたアセンブリを形成
して、入口流路11から出口流路12に向つて流
れる流体は、後に詳述するように、トリムケージ
15の中を制御された状態で流れる。 弁プラグ22はトリムケージ15の内部に、制
御された縦方向摺動運動をするように受けられて
いる。弁プラグ22の下端部には、その側壁に沿
つて、テーパ状の環状弁表面23が設けられてい
る。弁表面23は、トリムケージ15に設けられ
た同様のテーパ状の環状弁座24と協働するよう
に配設されている。弁プラグ22がその最下端位
置にあるときは、表面23が弁座24と合致して
弁を完全に閉じる。弁プラグ22がトリムケージ
の内部で徐々に上昇するにつれて、弁の中を流れ
る流体流にさらされるトリムケージ15の部分が
次第に大きくなる。図示した例では、弁プラグ2
2の縦方向運動は弁心棒30によつて操作され
る。弁心棒30はボンネツト19を貫通して上方
に伸び、ねじ式ハンドル車のような適当なアクチ
ユエータ(図示されていない)に接続されてい
る。 トリムケージ15は複数個の緊密にはめ合わさ
れた同心状円筒状係合部品33,34,35から
成る。円筒状の係合部品33,34,35の各々
には、複数個の一様な直径の半径方向穴36が円
筒状の係合部品の表面上で互いに隔てられて厚さ
方向に貫通している。穴36は、円筒33,3
4,35を同心状の互いに接触した状態に組み立
ててからドリルで加工すると、加工工程が経済的
になつて便利である。さらに穴36は円筒表面上
にいかなる所望の模様にも分布させることができ
る。入口流路11から出口流路12まで流れる流
体は、後述するように、穴36を通り抜けること
によつて流体エネルギーを静かに消散させなけれ
ばならない。 好ましい形式では、穴36は第3図に明瞭に示
すように、僅かにらせん状配列になつていること
が好ましい。このようにすると、弁プラグ22が
弁を開くために徐々に上昇したときに、最内部円
筒33の、プラグ22の下端部に水平方向にて隣
接する穴36がそのらせん状配列における位置に
従つて次第に開く。したがつて、もしも穴36が
らせん状ではなく水平方向に列をなして配列され
ていると、弁プラグ22が弁を開くために徐々に
上昇したとき最内部円筒状係合部品33に水平に
配列された穴36とそれに垂直方向に隣接する水
平に配列された穴36との間でプラグ22の下端
部がいかなる穴36の開口をも行わないという、
弁プラグ22のデツド(dead)走行が生じる。
しかし穴36がらせん状配列の場合穴36の列の
間でデツド走行が生じることはなく、弁は滑らか
な無段操作を受けて開く。 次に第2図について説明すると、同心状円筒状
係合部品33,34,35に穴36をあけた後
で、円筒状係合部品を互いに回転させ、隣り合う
円筒の穴36が互いに部分的に重合する形で通じ
るようにする。この重合の量は、それぞれの用途
に従つて決められる。円筒状係合部品は所定の重
合関係を達成するように非常に高精度に位置決め
できる。円筒状係合部品を移動させて所定の部分
的重合が達成されると、円筒状係合部品はたとえ
ば溶接によつてしつかり固定される。 上述した同心状円筒の配置が円筒の外側から内
側に向かう複数個の迷路状流体流路を形成するこ
とは容易に理解されるであろう。大事なことは、
各円筒状係合部品33,34,35の厚さおよび
穴36の直径を、穴36が流体のための膨張室と
して機能するのに十分な体積を有するように、選
択し得ることである。さらに、穴36の部分的重
合が膨張室間の流体の導通に対する絞りオリフイ
スを形成している。したがつて流体はトリムケー
ジ15を通過するときに、穴36および重合部を
通ることによつて一連の膨張段を通ることにな
る。これは流体エネルギーを制御された形で徐々
に消散させることになり、キヤビテーシヨンや騒
音の問題を解決する。 別の参考例を第5図と第6図に示す。4インチ
弁50は入口流路51と、出口流路52と、内部
ウエブ53とを有し、蒸気の流れを最大流量毎時
100000ポンド(45300Kg)に制御するように構成
されている。蒸気の弁入口における圧力は
2650psi(186Kg/cm2)、温度は1050〓(566℃)で
あり、出口圧力は150psi(10.5Kg/cm2)である。
オリフイストリム54は6個の同心状円筒状係合
部品55,56,57,58,59,60から成
り、平衡円筒61とシートリング62との間で弁
50のウエブ53の内部に納まつている。弁プラ
グ63は、第1〜3図の場合と同様に、弁トリム
54の最内部円筒55の中空室の中を軸線方向に
移動できるようになつている。 各円筒状の係合部品55〜60には複数個の穴
64が次のように配置されている。各円筒状係合
部品の表面が25個の長さ方向に伸びる列に分割さ
れる。各列の間隔は角度(中心からみた開き角
度)で14.4゜である。各列に2個ずつ、したがつ
て1本の円筒状係合部品につき全部で50個の穴が
あけられる。各列の穴は隣接する列の穴からは長
さ方向にずれていて、このために円周に沿つた方
向に隣り合う穴は互いに28.8゜ずつ隔てられてい
る。円周方向に隣り合う穴の中心点を結ぶ線は、
円筒状係合部品の底部線に平行な基準線に対して
ある角度を形成していて、らせん模様に配列され
た穴を形成するようになつている。各円筒状係合
部品に対する寸法を次の表に示す。単位はインチ
(カツコ内はcm)である。
のであり、そして特に、絞りプロセスで流体エネ
ルギーを整然と静かに消散させるために流体絞り
手段の中に設けられた一連のオリフイスおよび膨
張室の新しい改良された配置に関する。 従来の技術 弁の中を高圧、高速で流れる流体は不快な騒音
問題を引き起こし、弁構造を厳しいキヤビテーシ
ヨンにさらす。これらの問題は流体が弁の中を流
れるときに圧力が急降下することによつて主に生
じる。したがつて従来の多くの装置では、流体エ
ネルギーを多段階に制御しながら消散させるため
に弁の入口と出口との中間に流体絞り手段を設け
ることが提案されてきた。その代表的方法では、
流体を迷路状通路または一連のオリフイスおよび
膨張室に流すことによつて、多段階に流れ方向が
変化し、制御され、拘束された膨張、摩擦、ある
いはこれらの組合せを生じさせ、これによつてエ
ネルギーを徐々に消散させる。 従来の代表的弁はパローラ(Parola)の米国
特許第3722854号およびクボタ(Kubota)らの米
国特許第3917221号に示されている。これらのど
ちらの特許にも、エネルギーの消散を多段階に行
なうために直列に配置された多段階の膨張室およ
び絞りオリフイスに流体を通す高圧降下絞り手段
が示されている。各段における圧力降下はキヤビ
テーシヨンと過度の騒音の発生をさけるために十
分に低く保たれている。 考案が解決しようとする問題点 従来の提案は、騒音とキヤビテーシヨンの問題
を大幅に減少させるのに効果はあるが、その構造
が、加工費が高く、技術的仕様通りに配置するこ
とが難しいという問題をもつているために、完全
に満足のいくものとは言えない。このために従来
は、ある特定の用途の要求に簡単かつ正確に適合
させることができて、しかも経済的に生産できる
流体絞り手段が存在しなかつた。 本考案の目的は、高エネルギー流体弁または同
様のもののための新しい改良された流体エネルギ
ー消散装置にして、その加工が簡単かつ経済的
で、しかもオリフイスの寸法と膨張室の体積との
幾何学的関係を非常に有利なものにできる流体エ
ネルギー消散装置を提供することである。 問題点を解決するための手段 本考案は、流体エネルギー消散のための高圧流
体流用流路装置であつて、 (a) 高圧流体の流路を横切つて緊密にはめ合わさ
れ且つ同心の関係で固定して配置された複数個
の隣接する円筒状の剛体の係合部品と、 (b) 各該円筒状部品の壁を貫通し且つ各該円筒状
部品の表面を横切つて間隔をあけて設けられ
た、流体のための流通空間を規定する、半径方
向へ向いた複数の円筒状の流体流用開口とから
なり、 (c) 各円筒状係合部品の各流体流用開口が、該部
品の壁を通して完全に延びており、そして壁の
厚さにわたつて一様な寸法を有し、 (d) 1つの円筒状部品の流体流用開口の中心点が
仮想上の正三角形の頂点に位置していて、且つ
2つの隣接する流体流用開口の中心点は該正三
角形の残りの2つの頂点に配置され、 (e) 流体流用開口の間隔および方向は、それぞれ
の円筒状部品の各々に関して一般に同一であ
り、 (f) 隣接する円筒状の部品は互いに円周方向にお
よび/または軸方向にずらされ、それによつて
1つの円筒状部品の各開口が1つの隣接する円
筒状部品の3つの開口に部分的に重合して、流
体が各開口からその開口に対して部分的に重合
した関係にある一つの隣接した円筒状部品の3
つの開口に流れ込むときに、流体流の連続した
分割と該流体流の反復性の拘束および膨張を提
供することを特徴とする高圧流体流用流路装置
を提供する。 即ち、本考案は、 (1) 開口が半径方向に向いた円筒状であり、円筒
状部品の壁を通して完全に延びており、そして
開口は部品の壁の厚さにわたつて一様な寸法を
有していること、 (2) 各流体流用開口の中心点が仮想上の正三角形
の頂点に位置しており、且つ2つの隣接する流
体流用開口の中心点は該正三角形の残りの2つ
の頂点に配置されること、 (3) 隣接する円筒状部品の各々の流体流用開口の
間隔および方向は等しく、円筒状部品は円周方
向および/または軸方向へずらせることがで
き、これによつて1つの円筒状部品の1つの開
口は隣接する1つの円筒状部品の3つの開口と
部分的に重合し、流体流を3つに連続的に分割
し、流体流が該装置を通過するとき流体流の反
復性の拘束および膨張を提供すること、 を特徴とする。 本考案の一つの態様に従えば、係合部品は弁の
入口流路と出口流路との間で弁体の内部に配置さ
れた、緊密にはまり合つた同心状円筒から成る。
各円筒状係合部品の表面には一連の開口が所望の
模様に従つて形成されており、円筒状係合部品を
互いに相対的にずらせることによつて開口の間に
所定の部分的重合が生じる。開口の寸法および円
筒状係合部品の厚さも任意の所定の値にできる。 本考案の一つの有利な形式では、軸方向に移動
し得る弁プラグが最内部の円筒の中に受けられて
いて、開口を徐々に開いて流体を通すようにある
限られた距離だけ移動させられるようになつてい
る。開口は一様な寸法のオリフイスを形成するよ
うにある与えられた点のまわりに位置合わせされ
ているか、あるいは弁のストロークが増大するに
つれてオリフイスが大きくなるように配置されて
いて弁に非線形持性を生じるようになつている。
本考案の好ましい形式では、開口は円筒壁のまわ
りにらせん模様状に配置されている。弁を開くた
めに弁プラグを引き抜くと、そのストロークのど
の点でもいくつかの開口は種々の段階の開き具合
になる。このために弁を開く際に滑らかな無段流
量特性が得られる。 本考案の上記およびその他の特徴と利点をより
良く理解するためには、好ましい実施例及び参考
例に関する以下の詳細な説明を添付図面を参照し
ながら読まれたい。以下の図面において、第4A
図、第4B図、第4C図及び第4D図は本考案の
実施例を示し、第1〜3図及び第5〜6図は参考
例を示す。 まず参考例の第1図を参照すると、たとえばボ
イラーフイードシステムで高圧水の流れを制御す
るのに使用できる流体制御弁の弁体の全体が参照
番号10で示されている。この弁は入口流路11と
出口流路12とを有する。入口流路11と出口流
路12との間には、開口14を設けられた内部ウ
エブ13があつて、弁流路を形成するとともに、
主弁部品を支持している。 ウエブ開口14には全体的に円筒形の、流体流
を絞るためのトリムケージ15が納まつている。
トリムケージ15はウエブ開口14の中に伸び
る、径の小さくなつた突起部16と、境界ウエブ
13上に形成された肩18に密封状態を形成する
ように係合した、対応する肩17とを有する。ボ
ンネツト19がフランジ20,21によつて弁体
10に固定されている。フランジは従来通りにボ
ルト結合される。トリムケージ15とウエブ13
とボンネツト19が密封されたアセンブリを形成
して、入口流路11から出口流路12に向つて流
れる流体は、後に詳述するように、トリムケージ
15の中を制御された状態で流れる。 弁プラグ22はトリムケージ15の内部に、制
御された縦方向摺動運動をするように受けられて
いる。弁プラグ22の下端部には、その側壁に沿
つて、テーパ状の環状弁表面23が設けられてい
る。弁表面23は、トリムケージ15に設けられ
た同様のテーパ状の環状弁座24と協働するよう
に配設されている。弁プラグ22がその最下端位
置にあるときは、表面23が弁座24と合致して
弁を完全に閉じる。弁プラグ22がトリムケージ
の内部で徐々に上昇するにつれて、弁の中を流れ
る流体流にさらされるトリムケージ15の部分が
次第に大きくなる。図示した例では、弁プラグ2
2の縦方向運動は弁心棒30によつて操作され
る。弁心棒30はボンネツト19を貫通して上方
に伸び、ねじ式ハンドル車のような適当なアクチ
ユエータ(図示されていない)に接続されてい
る。 トリムケージ15は複数個の緊密にはめ合わさ
れた同心状円筒状係合部品33,34,35から
成る。円筒状の係合部品33,34,35の各々
には、複数個の一様な直径の半径方向穴36が円
筒状の係合部品の表面上で互いに隔てられて厚さ
方向に貫通している。穴36は、円筒33,3
4,35を同心状の互いに接触した状態に組み立
ててからドリルで加工すると、加工工程が経済的
になつて便利である。さらに穴36は円筒表面上
にいかなる所望の模様にも分布させることができ
る。入口流路11から出口流路12まで流れる流
体は、後述するように、穴36を通り抜けること
によつて流体エネルギーを静かに消散させなけれ
ばならない。 好ましい形式では、穴36は第3図に明瞭に示
すように、僅かにらせん状配列になつていること
が好ましい。このようにすると、弁プラグ22が
弁を開くために徐々に上昇したときに、最内部円
筒33の、プラグ22の下端部に水平方向にて隣
接する穴36がそのらせん状配列における位置に
従つて次第に開く。したがつて、もしも穴36が
らせん状ではなく水平方向に列をなして配列され
ていると、弁プラグ22が弁を開くために徐々に
上昇したとき最内部円筒状係合部品33に水平に
配列された穴36とそれに垂直方向に隣接する水
平に配列された穴36との間でプラグ22の下端
部がいかなる穴36の開口をも行わないという、
弁プラグ22のデツド(dead)走行が生じる。
しかし穴36がらせん状配列の場合穴36の列の
間でデツド走行が生じることはなく、弁は滑らか
な無段操作を受けて開く。 次に第2図について説明すると、同心状円筒状
係合部品33,34,35に穴36をあけた後
で、円筒状係合部品を互いに回転させ、隣り合う
円筒の穴36が互いに部分的に重合する形で通じ
るようにする。この重合の量は、それぞれの用途
に従つて決められる。円筒状係合部品は所定の重
合関係を達成するように非常に高精度に位置決め
できる。円筒状係合部品を移動させて所定の部分
的重合が達成されると、円筒状係合部品はたとえ
ば溶接によつてしつかり固定される。 上述した同心状円筒の配置が円筒の外側から内
側に向かう複数個の迷路状流体流路を形成するこ
とは容易に理解されるであろう。大事なことは、
各円筒状係合部品33,34,35の厚さおよび
穴36の直径を、穴36が流体のための膨張室と
して機能するのに十分な体積を有するように、選
択し得ることである。さらに、穴36の部分的重
合が膨張室間の流体の導通に対する絞りオリフイ
スを形成している。したがつて流体はトリムケー
ジ15を通過するときに、穴36および重合部を
通ることによつて一連の膨張段を通ることにな
る。これは流体エネルギーを制御された形で徐々
に消散させることになり、キヤビテーシヨンや騒
音の問題を解決する。 別の参考例を第5図と第6図に示す。4インチ
弁50は入口流路51と、出口流路52と、内部
ウエブ53とを有し、蒸気の流れを最大流量毎時
100000ポンド(45300Kg)に制御するように構成
されている。蒸気の弁入口における圧力は
2650psi(186Kg/cm2)、温度は1050〓(566℃)で
あり、出口圧力は150psi(10.5Kg/cm2)である。
オリフイストリム54は6個の同心状円筒状係合
部品55,56,57,58,59,60から成
り、平衡円筒61とシートリング62との間で弁
50のウエブ53の内部に納まつている。弁プラ
グ63は、第1〜3図の場合と同様に、弁トリム
54の最内部円筒55の中空室の中を軸線方向に
移動できるようになつている。 各円筒状の係合部品55〜60には複数個の穴
64が次のように配置されている。各円筒状係合
部品の表面が25個の長さ方向に伸びる列に分割さ
れる。各列の間隔は角度(中心からみた開き角
度)で14.4゜である。各列に2個ずつ、したがつ
て1本の円筒状係合部品につき全部で50個の穴が
あけられる。各列の穴は隣接する列の穴からは長
さ方向にずれていて、このために円周に沿つた方
向に隣り合う穴は互いに28.8゜ずつ隔てられてい
る。円周方向に隣り合う穴の中心点を結ぶ線は、
円筒状係合部品の底部線に平行な基準線に対して
ある角度を形成していて、らせん模様に配列され
た穴を形成するようになつている。各円筒状係合
部品に対する寸法を次の表に示す。単位はインチ
(カツコ内はcm)である。
【表】
す。
次に第6図を参照すると、円筒状係合部品55
〜60が互いに回転させられて、穴64が部分的
に重合する。隣り合う円筒状の係合部品55〜6
0の穴64の重合量Aは次表の通りである。単位
はインチ(カツコ内はcm)である。 円筒状係合部品 重合距離 55〜56 0.148(0.376) 56〜57 0.181(0.460) 57〜58 0.225(0.572) 58〜59 0.283(0.719) 59〜60 0.367(0.932) 第5図および第6図の例では、円筒状係合部品
55〜60は隣り合う円筒状係合部品を相互に接
続するピン65によつて互いに結合されている。 上記の寸法に従つて作られた弁はある種の蒸気
の操作に理想的に適合する。これらの寸法は、他
の用途に対してはもちろん修正される。さらに穴
の寸法は、トリムケージ全体を通じて一定でもよ
いし、円筒状係合部品毎に別の寸法でもよいし、
また1個の円筒状係合部品についても同じでなく
てもよい。たとえば円筒の下部より上部の方で穴
の直径を大きくしておくと、弁プラグを上昇させ
て弁を開くときに非線形の流量特性が得られる。
さらに円筒の厚さおよび/または穴の直径を、第
5図および第6図の例に示すように、下流円筒か
ら上流円筒に向かつて次第に大きくなるようにし
ておくと、流体流がトリムケージを通過するとき
に、より大きい膨張室が得られる。この最後に述
べた配置は、圧縮性流体が弁の中を流れるときに
特に適している。 次に本考案の一例を第4A,4B,4C及び4
D図で説明する。第4A図及び第4B図は、本考
案の円筒状係合部品100,101,102及び
103の展開図であり、これらの円筒状係合部品
は同心の関係で互いに緊密に接触するように配置
されている。円筒状係合部品100,101の
各々には複数個の穴104が設けられており、円
筒状係合部品102,103には複数個の穴10
5が設けられている。穴104と105は部品の
表面上で次のような所定の幾何学的模様を形成す
るように互いに隔てられている。すなわち円筒状
係合部品100,101の穴104は、各穴10
4の中心点がいずれかの仮想の正三角形106の
一つの頂点にあるように配置されている。同様に
円筒状係合部品102,103の穴105は、そ
の中心点がいずれかの仮想の正三角形107の一
つの頂点にあるように配置されている。 円筒状係合部品100,101,102,10
3上における仮想の正三角形106,107の組
の配置は、円筒状係合部品が互いに係合する位置
におかれたときに、正三角形106と107が互
いにずれて、各円筒状係合部品の穴104,10
5の1つが隣り合う円筒状係合部品に設けられた
3個の穴と部分的に重合するようになつている。
又、仮想の正三角形106と107の大きさは、
円筒状係合部品の中心から半径方向に投射したと
きの大きさが等しくなるような関係にある。なお
第4A図の仮想の正三角形106と第4B図の仮
想の正三角形の大きさが異なるのは、各々の仮想
と正三角形を円筒状係合部品の中心から半径方向
へ投射したときの大きさを等しくするために、外
側の円筒状係合部品上の仮想の三角形ほど大きさ
を大きくする必要があるからである。 重合の状態を模式的に示す第4C図について説
明する。第4C図は円筒状部品が重なつた状態で
展開された図である。第4C図の実線は円筒状係
合部品102の穴105を示し、破線は隣接する
円筒状係合部品103の穴105の一部を示す。
円筒状係合部品102の穴105は部品103の
3つの穴105と部分的に重合する。第4C図の
斜線部はこれらの穴の部分的に重合した部分を示
す。穴の各々は、円筒状係合部品の壁を通して完
全に延びておりそして壁の厚さにわたつて一様な
寸法を有する。圧縮性流体に対して使用するため
の好ましい実施例では、円筒状係合部品100,
101の穴104は穴105より小さい直径を有
していて、流体流が流路装置の出口に向かうとき
に流体の圧力の減少に伴つて流体の膨張が生じる
ようになつている。 第1〜3図に示す参考例の場合と同様に、穴の
直径と円筒状係合部品の厚みは、各穴104,1
05が膨張室として機能するのに十分な寸法にな
るように選択される。同様に、穴の部分的な重合
によつて、隣り合う円筒状係合部品の膨張室の間
に絞りオリフイスが形成される。したがつて高圧
流体流流路装置は、流体の圧力を静かに、制御さ
れた形で降下させるための一連の交互に配置され
た膨張室と絞りオリフイスを形成する。さらに円
筒状係合部品100,101,102及び103
における穴104及び105を隣り合う円筒状係
合部品と部分的に重合させることによつて、流体
流の分割と再結合がかなり行われて、流体のより
すぐれた混合が達成される。 第4D図に従つて流体の分割と再結合を説明す
る。第4D図は第4C図の断面の模式図である。
但し3枚の隣接する円筒状係合部品101,10
2及び103を図示しており、開口の位置は仮想
の正三角形の各頂点の位置に一致している。第4
D図において、円筒状係合部品101の開口E部
から流出する流体は、開口E部が円筒状係合部品
102の3つの開口と部分的に重合しているた
め、3つの流体流に分割される。第4D図ではこ
のうちの2つの流体流が図示されている。この分
割された流体流は円筒状係合部品102の開口F
部及びG部に流入する。開口F部は、円筒状係合
部品101の3つの開口と部分的に重合してお
り、従つて、円筒状係合部品101の3つの開口
から、分割された流体流が開口F部に流入し、開
口F部で再結合され混合される。同様のことが開
口G部でも起こる。開口F部及びG部で再結合し
た流体流は、開口F部及びG部から隣接する円筒
状係合部品103の開口に流れ込む時に、各々が
再び3つの流体流に分割される。第4D図では円
筒状係合部品103の開口H部、I部及びJ部が
図示されている。 本考案の思想を上述のように適用することによ
つて、流体の流路の形状および寸法が非常に精密
な高圧流体流用流路装置を設計できる。 本考案の装置は簡単で安価な加工プロセスで作
ることができる。数枚の円筒状係合部品100〜
103を組み立てて直線方向のドリル加工を行う
ことによつて、すべての部品に穴104,105
が形成される。この後で所定の重合関係に従つて
隣接する円筒状の部品を互いに円周方向および/
または軸方向にずらせて結合すれば高圧流体流用
流路装置が完成する。 第4A図,第4B図,第4C図及び第4D図を
参照して本考案の一例を説明したが、本考案の弁
体用開口の正三角形配置は、第1〜3図及び第5
〜6図に示した例に対しても適用することができ
る。 本考案の重要な特徴として、種々の穴の形状、
寸法および重合関係をそれぞれの実際の用途に合
わせて精密に決定できる。また高圧流体流用流路
装置をこの精密な仕様に従つて正確かつ容易に加
工できる。高圧流体流用流路装置はすべての円筒
状係合部品の穴をドリル加工だけで一段階で作る
のが最も好都合である。相接する円筒状係合部品
を所定量だけ回転させることによつて適切な部分
的重合が得られ、溶接作業によつて円筒は互いに
結合される。 本考案は、多くの実施例の形で、非常に長所の
多い流体絞り装置を提供する。ここに説明した構
造は各用途の要求に合わせて修正できる。それと
同時に弁トリムは剛性のある、高負荷用構造にな
つていて、高圧および高乱流の流体流の影響に耐
えるようになつている。この構造の本質的特徴
は、一連のオリフイスおよび膨張室を非常に経済
的かつ容易に加工できることである。各開口およ
び重合関係は各用途の要求に従つて決められる。
さらに各係合部品の穴と、これに隣接する係合部
品の穴との幾何学的関係は、非常に望ましい流体
流特性を達成するように所定の模様に従つて正確
に配置される。たとえばオリフイストリムに対し
てらせん形模様を採用することによつて、高圧弁
を開く際に滑らかな無段制御が達成される。又、
例えば上流の円筒状係合部品から下流の円筒状係
合部品に向つて開口の直径及び/又は円筒状係合
部品の厚さを次第に大きくなるようにしておく
と、より大きな膨張室が得られる。この配置は、
圧縮性流体が弁の中を流れるときに特に適してい
る。本考案の改良された流体流絞り装置は、その
加工が簡単かつ経済的でしかも高圧流体に対して
非常に効果的な、制御されたエネルギー消散を実
現する。 本考案においては、開口は仮想の正三角形の頂
点に配置され、且つ1つの円筒状係合部品の1つ
の円筒状開口が隣接する1つの円筒状係合部品の
3つの円筒状開口と部分的に重合することによつ
て、部分的な重合部分には絞りオリフイスが形成
される。また、円筒状開口は膨張室を形成する。
各絞りオリフイスと膨張室の形状および寸法を非
常に精密に規定できるので、精密な高圧流体流用
流路装置の設計が可能となる。また、各絞りオリ
フイスおよび膨張室が所定のパターンに従つて正
確に配置できるので、高いエネルギー消散効率を
得られ、キヤビテーシヨンや騒音の発生が防止で
きる。さらに、開口を仮想の正三角形の頂点に配
置することにより、円筒状形状部品の単位面積あ
たりの開口の数を多く設定できる。 ここに図示、説明した本考案の実施例はあくま
でも代表的一例であつて、本考案の精神から離れ
ることなしにいくつかの変更を加えることは可能
である。したがつて本考案の範囲は実用新案登録
請求の範囲を参照されたい。
次に第6図を参照すると、円筒状係合部品55
〜60が互いに回転させられて、穴64が部分的
に重合する。隣り合う円筒状の係合部品55〜6
0の穴64の重合量Aは次表の通りである。単位
はインチ(カツコ内はcm)である。 円筒状係合部品 重合距離 55〜56 0.148(0.376) 56〜57 0.181(0.460) 57〜58 0.225(0.572) 58〜59 0.283(0.719) 59〜60 0.367(0.932) 第5図および第6図の例では、円筒状係合部品
55〜60は隣り合う円筒状係合部品を相互に接
続するピン65によつて互いに結合されている。 上記の寸法に従つて作られた弁はある種の蒸気
の操作に理想的に適合する。これらの寸法は、他
の用途に対してはもちろん修正される。さらに穴
の寸法は、トリムケージ全体を通じて一定でもよ
いし、円筒状係合部品毎に別の寸法でもよいし、
また1個の円筒状係合部品についても同じでなく
てもよい。たとえば円筒の下部より上部の方で穴
の直径を大きくしておくと、弁プラグを上昇させ
て弁を開くときに非線形の流量特性が得られる。
さらに円筒の厚さおよび/または穴の直径を、第
5図および第6図の例に示すように、下流円筒か
ら上流円筒に向かつて次第に大きくなるようにし
ておくと、流体流がトリムケージを通過するとき
に、より大きい膨張室が得られる。この最後に述
べた配置は、圧縮性流体が弁の中を流れるときに
特に適している。 次に本考案の一例を第4A,4B,4C及び4
D図で説明する。第4A図及び第4B図は、本考
案の円筒状係合部品100,101,102及び
103の展開図であり、これらの円筒状係合部品
は同心の関係で互いに緊密に接触するように配置
されている。円筒状係合部品100,101の
各々には複数個の穴104が設けられており、円
筒状係合部品102,103には複数個の穴10
5が設けられている。穴104と105は部品の
表面上で次のような所定の幾何学的模様を形成す
るように互いに隔てられている。すなわち円筒状
係合部品100,101の穴104は、各穴10
4の中心点がいずれかの仮想の正三角形106の
一つの頂点にあるように配置されている。同様に
円筒状係合部品102,103の穴105は、そ
の中心点がいずれかの仮想の正三角形107の一
つの頂点にあるように配置されている。 円筒状係合部品100,101,102,10
3上における仮想の正三角形106,107の組
の配置は、円筒状係合部品が互いに係合する位置
におかれたときに、正三角形106と107が互
いにずれて、各円筒状係合部品の穴104,10
5の1つが隣り合う円筒状係合部品に設けられた
3個の穴と部分的に重合するようになつている。
又、仮想の正三角形106と107の大きさは、
円筒状係合部品の中心から半径方向に投射したと
きの大きさが等しくなるような関係にある。なお
第4A図の仮想の正三角形106と第4B図の仮
想の正三角形の大きさが異なるのは、各々の仮想
と正三角形を円筒状係合部品の中心から半径方向
へ投射したときの大きさを等しくするために、外
側の円筒状係合部品上の仮想の三角形ほど大きさ
を大きくする必要があるからである。 重合の状態を模式的に示す第4C図について説
明する。第4C図は円筒状部品が重なつた状態で
展開された図である。第4C図の実線は円筒状係
合部品102の穴105を示し、破線は隣接する
円筒状係合部品103の穴105の一部を示す。
円筒状係合部品102の穴105は部品103の
3つの穴105と部分的に重合する。第4C図の
斜線部はこれらの穴の部分的に重合した部分を示
す。穴の各々は、円筒状係合部品の壁を通して完
全に延びておりそして壁の厚さにわたつて一様な
寸法を有する。圧縮性流体に対して使用するため
の好ましい実施例では、円筒状係合部品100,
101の穴104は穴105より小さい直径を有
していて、流体流が流路装置の出口に向かうとき
に流体の圧力の減少に伴つて流体の膨張が生じる
ようになつている。 第1〜3図に示す参考例の場合と同様に、穴の
直径と円筒状係合部品の厚みは、各穴104,1
05が膨張室として機能するのに十分な寸法にな
るように選択される。同様に、穴の部分的な重合
によつて、隣り合う円筒状係合部品の膨張室の間
に絞りオリフイスが形成される。したがつて高圧
流体流流路装置は、流体の圧力を静かに、制御さ
れた形で降下させるための一連の交互に配置され
た膨張室と絞りオリフイスを形成する。さらに円
筒状係合部品100,101,102及び103
における穴104及び105を隣り合う円筒状係
合部品と部分的に重合させることによつて、流体
流の分割と再結合がかなり行われて、流体のより
すぐれた混合が達成される。 第4D図に従つて流体の分割と再結合を説明す
る。第4D図は第4C図の断面の模式図である。
但し3枚の隣接する円筒状係合部品101,10
2及び103を図示しており、開口の位置は仮想
の正三角形の各頂点の位置に一致している。第4
D図において、円筒状係合部品101の開口E部
から流出する流体は、開口E部が円筒状係合部品
102の3つの開口と部分的に重合しているた
め、3つの流体流に分割される。第4D図ではこ
のうちの2つの流体流が図示されている。この分
割された流体流は円筒状係合部品102の開口F
部及びG部に流入する。開口F部は、円筒状係合
部品101の3つの開口と部分的に重合してお
り、従つて、円筒状係合部品101の3つの開口
から、分割された流体流が開口F部に流入し、開
口F部で再結合され混合される。同様のことが開
口G部でも起こる。開口F部及びG部で再結合し
た流体流は、開口F部及びG部から隣接する円筒
状係合部品103の開口に流れ込む時に、各々が
再び3つの流体流に分割される。第4D図では円
筒状係合部品103の開口H部、I部及びJ部が
図示されている。 本考案の思想を上述のように適用することによ
つて、流体の流路の形状および寸法が非常に精密
な高圧流体流用流路装置を設計できる。 本考案の装置は簡単で安価な加工プロセスで作
ることができる。数枚の円筒状係合部品100〜
103を組み立てて直線方向のドリル加工を行う
ことによつて、すべての部品に穴104,105
が形成される。この後で所定の重合関係に従つて
隣接する円筒状の部品を互いに円周方向および/
または軸方向にずらせて結合すれば高圧流体流用
流路装置が完成する。 第4A図,第4B図,第4C図及び第4D図を
参照して本考案の一例を説明したが、本考案の弁
体用開口の正三角形配置は、第1〜3図及び第5
〜6図に示した例に対しても適用することができ
る。 本考案の重要な特徴として、種々の穴の形状、
寸法および重合関係をそれぞれの実際の用途に合
わせて精密に決定できる。また高圧流体流用流路
装置をこの精密な仕様に従つて正確かつ容易に加
工できる。高圧流体流用流路装置はすべての円筒
状係合部品の穴をドリル加工だけで一段階で作る
のが最も好都合である。相接する円筒状係合部品
を所定量だけ回転させることによつて適切な部分
的重合が得られ、溶接作業によつて円筒は互いに
結合される。 本考案は、多くの実施例の形で、非常に長所の
多い流体絞り装置を提供する。ここに説明した構
造は各用途の要求に合わせて修正できる。それと
同時に弁トリムは剛性のある、高負荷用構造にな
つていて、高圧および高乱流の流体流の影響に耐
えるようになつている。この構造の本質的特徴
は、一連のオリフイスおよび膨張室を非常に経済
的かつ容易に加工できることである。各開口およ
び重合関係は各用途の要求に従つて決められる。
さらに各係合部品の穴と、これに隣接する係合部
品の穴との幾何学的関係は、非常に望ましい流体
流特性を達成するように所定の模様に従つて正確
に配置される。たとえばオリフイストリムに対し
てらせん形模様を採用することによつて、高圧弁
を開く際に滑らかな無段制御が達成される。又、
例えば上流の円筒状係合部品から下流の円筒状係
合部品に向つて開口の直径及び/又は円筒状係合
部品の厚さを次第に大きくなるようにしておく
と、より大きな膨張室が得られる。この配置は、
圧縮性流体が弁の中を流れるときに特に適してい
る。本考案の改良された流体流絞り装置は、その
加工が簡単かつ経済的でしかも高圧流体に対して
非常に効果的な、制御されたエネルギー消散を実
現する。 本考案においては、開口は仮想の正三角形の頂
点に配置され、且つ1つの円筒状係合部品の1つ
の円筒状開口が隣接する1つの円筒状係合部品の
3つの円筒状開口と部分的に重合することによつ
て、部分的な重合部分には絞りオリフイスが形成
される。また、円筒状開口は膨張室を形成する。
各絞りオリフイスと膨張室の形状および寸法を非
常に精密に規定できるので、精密な高圧流体流用
流路装置の設計が可能となる。また、各絞りオリ
フイスおよび膨張室が所定のパターンに従つて正
確に配置できるので、高いエネルギー消散効率を
得られ、キヤビテーシヨンや騒音の発生が防止で
きる。さらに、開口を仮想の正三角形の頂点に配
置することにより、円筒状形状部品の単位面積あ
たりの開口の数を多く設定できる。 ここに図示、説明した本考案の実施例はあくま
でも代表的一例であつて、本考案の精神から離れ
ることなしにいくつかの変更を加えることは可能
である。したがつて本考案の範囲は実用新案登録
請求の範囲を参照されたい。
第1図は、高圧弁の長さ方向の断面を表わす参
考図である。第2図は、第1図の線2−2に沿つ
て眺めた断面図である。第3図は、第1図の弁の
流体絞り手段として使用され、らせん模様状に開
口を有している部分的展開図である。第4A図お
よび第4B図は、本考案の原理に従つて作られた
円筒状係合部品の展開図であり、開口の模様を模
式的に示した図である。第4C図は本考案の原理
に従つて作られた高圧流体流用流路装置の円筒状
係合部品が重なり合つた状態の展開図であり、開
口の重合状態を模式的に示した図である。第4D
図は流体が円筒状係合部品中を流れる時の状態を
示す模式的であり、図第4C図の仮想の正三角形
の辺に沿つて眺めた断面図である。第5図は、高
圧蒸気弁の長さ方向の断面を表わす別の参考図で
ある。第6図は、第5図の線7−7に沿つて眺め
た弁の部分的断面図である。 10および50……弁体、11および51……
入口流路、12および52……出口流路、13お
よび53……内部ウエブ、15……トリムケー
ジ、22および63……弁プラグ、33,34,
35,55,56,57,58,59,100,
101,102および103……円筒状係合部
品、36,64,104および105……開口、
54……オリフイストリム。
考図である。第2図は、第1図の線2−2に沿つ
て眺めた断面図である。第3図は、第1図の弁の
流体絞り手段として使用され、らせん模様状に開
口を有している部分的展開図である。第4A図お
よび第4B図は、本考案の原理に従つて作られた
円筒状係合部品の展開図であり、開口の模様を模
式的に示した図である。第4C図は本考案の原理
に従つて作られた高圧流体流用流路装置の円筒状
係合部品が重なり合つた状態の展開図であり、開
口の重合状態を模式的に示した図である。第4D
図は流体が円筒状係合部品中を流れる時の状態を
示す模式的であり、図第4C図の仮想の正三角形
の辺に沿つて眺めた断面図である。第5図は、高
圧蒸気弁の長さ方向の断面を表わす別の参考図で
ある。第6図は、第5図の線7−7に沿つて眺め
た弁の部分的断面図である。 10および50……弁体、11および51……
入口流路、12および52……出口流路、13お
よび53……内部ウエブ、15……トリムケー
ジ、22および63……弁プラグ、33,34,
35,55,56,57,58,59,100,
101,102および103……円筒状係合部
品、36,64,104および105……開口、
54……オリフイストリム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 (a) 高圧流体の流路を横切つて緊密にはめ合
わされ且つ同心の関係で固定して配置された
複数個の隣接する円筒状の剛体の係合部品
と、 (b) 各該円筒状部品の壁を貫通し且つ各該円筒
状部品の表面を横切つて間隔をあけて設けら
れた、流体のための流通空間を規定する、半
径方向へ向いた複数の円筒状の流体流用開口
とからなり、 (c) 各円筒状係合部品の各流体流用開口が、該
部品の壁を通して完全に延びており、そして
壁の厚さにわたつて一様な寸法を有し、 (d) 1つの円筒状部品の流体流用開口の中心点
が仮想上の正三角形の頂点に位置していて、
且つ2つの隣接する流体流用開口の中心点は
該正三角形の残りの2つの頂点に配置され、 (e) 流体流用開口の間隔および方向は、それぞ
れの円筒状部品の各々に関して一般に同一で
あり、 (f) 隣接する円筒状の部品は互いに円周方向に
および/または軸方向にずらされ、それによ
つて1つの円筒状部品の各開口が1つの隣接
する円筒状部品の3つの開口に部分的に重合
して、流体が各開口からその開口に対して部
分的に重合した関係にある一つの隣接した円
筒状部品の3つの開口に流れ込むときに、流
体流の連続した分割と該流体流の反復性の拘
束および膨張を提供することを特徴とする流
体エネルギー消散のための高圧流体流用流路
装置。 2 (a) 各円筒状部品の円筒状の流体流用開口
が、同一直径であり、 (b) 該開口は、一連の組み立てられた全円筒状
部品を通して次々に穴明けすることにより形
成され、 (c) その後、該円筒状部品は円周方向および/
または軸方向にずらされ、隣接する円筒状部
品の開口の部分的重合構成を生ずることをさ
らに特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項に記載のエネルギー消散のための流路装
置。
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