JPS63218076A - 包装用容器と包装方法 - Google Patents

包装用容器と包装方法

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JPS63218076A
JPS63218076A JP62239883A JP23988387A JPS63218076A JP S63218076 A JPS63218076 A JP S63218076A JP 62239883 A JP62239883 A JP 62239883A JP 23988387 A JP23988387 A JP 23988387A JP S63218076 A JPS63218076 A JP S63218076A
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JP
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container
polymethylpentene
layer
base layer
porous base
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JP62239883A
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アーサー・ネビル・ジョーンズ
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KIIZU U K Ltd
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KIIZU U K Ltd
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/18—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents providing specific environment for contents, e.g. temperature above or below ambient
    • B65D81/20—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents providing specific environment for contents, e.g. temperature above or below ambient under vacuum or superatmospheric pressure, or in a special atmosphere, e.g. of inert gas
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    • B65D81/2076—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents providing specific environment for contents, e.g. temperature above or below ambient under vacuum or superatmospheric pressure, or in a special atmosphere, e.g. of inert gas in a special atmosphere in an at least partially rigid container
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2565/00—Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
    • B65D2565/38—Packaging materials of special type or form
    • B65D2565/381—Details of packaging materials of special type or form
    • B65D2565/388—Materials used for their gas-permeability

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は包装および気体交換率を高めるために高い通気
性を備えた容器と包装方法に関する。
特に本発明は、いちご、マツシュルーム等のいたみやす
い生鮮品が実質的な劣化をおこさずに２〜３週間の期間
いわゆるコールドチェーンに保管できるような容器と包
装方法に関する。
（従来の技術） いちごやマツシュルーム等の生鮮品は保管中に一種の呼
吸をし、非通気性の容器では空気中の酸素が急速に消費
されて炭酸ガスが生成され、生鮮品は嫌気性の腐敗をお
こす。低温下でも発生する腐敗を防止するためには大気
に比べて高炭酸ガス・低酸素の空気に生鮮品を接触させ
ておく必要がある。このような空気は、いちごの場合、
大体炭酸ガスが６〜１０容量％で酸素が１〜４容量％、
例えば炭酸ガスが８％で酸素が２％である。他の生鮮品
には別の高炭酸ガス・低酸素の空気が必要であろう。こ
のような空気は通気性の膜を利用してはじめて多孔容器
内に維持できる。しかし、現在の包装技術では、異なる
保管温度において要求される通気性を備えた容器を通気
性物質で製造することはできない。
（発明が解決しようとする問題点） 本発明は熱可塑性の材料で形成されるか被覆された生鮮
品の容器を提供し、かつ、容器内において必要な空気条
件を特定の保管温度に維持するために生鮮品を容器に保
管する方法をも提供するものである。
（問題を解決するための手段） 本発明の容器は容器壁の一部がポリメチルベンテンの通
気層でおおわれた多孔基層からなり、熱可塑性の材料が
多孔基層を浸透してその端部を密封するよう多孔基層が
周囲の容器壁部分に加熱シールされており、生鮮品の呼
吸と多孔基層を介する通気の結果望ましい空気状態が容
器内に維持されるように容器の全面積に対する多孔基層
の面積が容器に納められる生鮮品に応じて選択されるこ
とを特徴とする。
本発明の方法は、低い通気性が要求される第１低保管温
度において、要求される低い通気性をもつ物質の支持セ
プタムにポリメチルペンテン通気層が載置された状態に
容器が保管され、より高い温度である第２低保管温度に
おいて、要求されるより高い通気性をもつ物質の支持セ
プタムにポリメチルペンテン通気層が載置された状態に
容器が保管され、最後の常温において、ポリメチルペン
テン通気層が外気に露出した状態で容器が保管ないし提
供されることを特徴とする。
（作用と効果） この容器の場合、容器内の空気の状態は生鮮品が容器に
詰められるときの大気に先ず友右される。従って、従来
の空気制御式包装機で製品をバックすると容器内の当初
の空気は予め決定されることになる。容器内の生鮮品は
一種の呼吸をし、その速度は温度に影響される。従って
、容器内の空気の状態は生鮮品の種類とバックの保管温
度で決まる。生鮮品の呼吸によって容器内の酸素が炭酸
ガスに替わるが、酸素がポリメチルペンテン層と多孔基
層を通って容器に侵入し、容器内が要求される酸素量に
維持されて生鮮品の嫌気性腐敗を防止する。酸素が容器
に侵入する量はポリメチルペンテンの面積またはその通
気性を制御することによってＵＩ御できる。
これは容器外の手段で行なえる。呼吸の速度、従って酸
素の必要量はバックの温度を制御することによって制御
できる。
各容器がポリメチルペンテンの通気層でおおわれた多孔
基層を備えたふたを有するトレイからなる場り、Ｈ記温
度のひとつにおいてふた同士が接触した状態で容器を保
管することができる。
本発明の好適実施例において、容器は製品を納める熱可
塑性物質で被覆されたトレイと、ポリメチルペンテンの
通気層でおおわれた多孔基層を備えたふたとを備えてい
る。
トレイは沈積させたファイバーを成形する公知の製紙技
術で製造した成形ファイバーパルプ、紙、ポール紙、あ
るいはファイバーボードであることが望ましい。トレイ
は接合木片、接合ファイバー材などの適当な多孔物質で
もよく、開放セルないし繊維状プラスチック等の多孔繊
維物質で形成されてもよい。また、トレイは、熱可塑性
物質、好ましくは登録商標ｒ　５ＵＲＬＹＮ　Ｊとして
知られるようなイオノマーポリマー物質で被覆されてい
る。このようなイオノマー物資は、イオン化したカルボ
キシル基が分子構造に架橋をつくり、この架橋が溶解温
度で破壊される元に戻る種類のポリマーで、以下本明細
書中では便宜４）ｙ　’イオノマー」と呼ぶ。
トレイの被覆材として、イオノマー／ポリ塩化ビニリデ
ン／イオノマーの合成被覆材、ボリエヂレンやポリプロ
ピレン等のポリオレフィン、あるいはポリオレフィンと
ビニールアセテートの混合物等も使用でき、被覆材は要
求される通気性に応じて選択される。
しかし、透明の容器が必要な場合、トレイはイオノマー
、または内側にイオノマー、ポリオレフィンあるいはポ
リ塩化ビニールを有する合成フィルムで形成することが
できる。この場合、凝結によるフォギングで内容物が見
えにくくなることを防ぐために内面処理を施す必要があ
ろう。
また、トレイはフォギング防止剤を含んだポリマー物質
で形成するか、被覆してもよい。
更に、多孔繊維物質からなる容器が切欠きを形成し、容
器の内容物が見える熱可塑性物質で連結されていてもよ
い。
前述のように、ふたはポリメチルペンテンの通気層でお
おわれた多孔物質で形成されている。
多孔物質は基本重岡が３０〜８０ｇ／ｒｎ２−好ましく
は５０ｇ７７ｍ２、の紙であることが望ましい。紙以外
の多孔物質としては、例えば登録器ｆ％　ｒＶＡＬＭｌ
ｃＪで知られる微細孔ポリプロピレンフィルム等がある
。後者はポリプロピレンで被覆されるトレイに特に適し
ている。
トレイに製品が詰められた後、ふたが多孔物質側を下に
向けてトレイに置かれる。そしてトレイの熱可塑性被覆
が溶けて多孔物質に浸透するよう加熱、加圧する。その
結果、トレイの端縁が密封される。
超音波シール法でふたをトレイの端縁にシールすること
もできる。この方法によれば、ふたとトレイの端縁が超
音波発生器の合焦ホーンとトレイの端縁の下に位置する
土台の強固な部分の間に挟み込まれる。そして、土台に
支持されたトレイの端縁に対して合焦ホーンの平担面が
ふたを押圧するのである。このようにして、密閉度の高
いシールができる。
さらに、本発明の一態様によれば、容器の中味が見える
ようにふたが透明部分と含んでいる。
この透明部分は多孔質で通気性であることが望ましい。
透明部分の材質と範囲を適宜選択することによって、容
器に納められる生鮮品の呼吸力学に応じてふた全体の通
気性を変更し、生鮮品の具体条件に対処できる。
この態様の一実施例において、ふたが３片構成で、２つ
の外側部分はポリメチルペンテン層でおおわれた紙から
なり、中央部分は一面が紙片の縁に接当し他面がイオノ
マーで被覆されたポリプロピレン層からなる。このふた
材は、ポリメチルペンテンで被覆された紙の２本の外側
ロールとイオノマー被覆されたポリプロピレンの中央ロ
ールから形成することができる。３枚のウェブがラップ
するようにこれらのロールから引き出して加熱シール機
を通過させることにより、ウェブの端縁においてポリプ
ロピレンが紙へ延びて密封する加熱シールが行なわれる
。
ウェブは再度巻き取られて合成ふた材のロールとなる。
本発明の他の実施例では、透明部分がイオノマーのみで
形成されるか、あるいは、特にトレイがポリプロピレン
で被覆されている場合は、ポリプロピレンで形成される
。この場合ふた材のロールは上記したように製造される
。
更に別の実施例において、容器のふたは厚さが５０〜２
００ミクロンの透明だが実質的に非通気性のポリプロピ
レンからなる。容器に必要な通気性を持たせるためにポ
リプロピレンのふたの一部に貫通孔を形成し、貫通孔部
分はポリメチルペンテンでコーティングされた紙の層で
おおわれている０紙は貫通孔部分の外側でふたの非通気
性部分に加熱シールされている。ここでも、ポリプロピ
レンふた材にたいする紙の加熱シールと紙に対するポリ
メチルペンテンの加熱シールは端縁においてこれらの物
質が紙に浸透して密封するよう行なう。そして、ふた材
のロールは上記のように予め製造される。
この容器はトレイがポリプロピレンで被覆されている場
合特に有効である。
空気が容器内に自由に流れ込むことを防止し、包装され
る製品との関連で容器の材料を選択することによって容
器内の空気を制御するために紙の端縁を密封することが
重要なことは明らかであろう。
既に述べたように、トレイはイオノマーあるいは合成フ
ィルムで形成することができ、フォギングを防ぐために
内面処理を施すことができる。これを発展させたものと
して、容器を通気性あるいは非通気性の材料でバッグに
形成し、バッグが通気性のポリメチルペンテン層でおお
われた多孔基層からなる通気性の高い部分を含むよう構
成できる。その−例として、ポリプロピレンのバッグが
、上記のようなポリメチルペンテンで被覆された紙の層
でおわれた貫通孔形成部分を含んでもよく、また、ポリ
メチルペンテンで被覆された紙の層に端縁が加熱シール
されたポリ１０ピレン層で形成してもよい。
本発明の別の態様によれば、コールドチェーンと陳列ケ
ースでの保管の間パンクの通気性を変更するためにポリ
メチルペンテン通気層の一部を紙からはがせるように構
成できる。これは、紙とポリメチルペンテンの接着が紙
と池の熱可塑性物質の接着はど強くないことから可能で
ある。従って、ポリメチルペンテンに切り込み線等を形
成することによって、ポリメチルペンテンの一部をはが
してパックの通気性を高めることができる。
この改変の一例として、パックは両面接着テープ、また
ははがされる部分につけられた接着剤で陳列ケースの適
当なセプタムに取付けることができる。購買者がパック
を陳列ケースから出すと同時にポリメチルペンテンの一
部がはがれて・セプタム上に残る。必要に応じて、ポリ
メチルペンテン被覆片等を容器に加え、パックが冷温保
管に戻される場合に露出部分をおおうように構成しても
よい。
本発明の容器は調整された空気あるいは空気＃制御式包
装技術を利用した生鮮品の包装に適しているが、生鮮品
の種類によっては通常の空気中で包装して、包装後の生
鮮品の呼吸によって必要な空気条件になるようにするだ
けで十分である。
（実施例） 第１図はいちごのパック製造装置を示す０例えば成形フ
ァイバートレイなどの、多孔性繊維材を成形したフラン
ジ付トレイ１がトレイの積重ね２から矢印３で示す取出
し装置によって取り出されて、コンベヤ４の上に互いに
密着して列をなす状態に置かれる。これらトレイ１は加
熱成形部５へ送られる。コンベヤ４の上方には、厚さ８
０〜３００ｍｍ、本例では厚さ１２５ミクロンのイオノ
マーフィルムのリール６が設けられ、このフィルムが加
熱成形部５でトレイに接合されてトレイを被覆するとと
もにトレイ同士を連結する。フィルムのトレイに対する
接合はヒータ８で加熱し、排気口９を介して真空化して
下方へ吸引することによって行なわれる。
トレイは加熱成形部５を出た後、詰込み部１０へ送られ
ていちごか詰められる。厚さ２０ミクロンのポリメチル
ペンテンのフィルム１４でコーティングされた基本重量
５０ｇ／ｍ２の紙ウェブ１３からなるふた材１２がトレ
イの径路の上方に位置するリール１５から供給されてト
レイをおおう。２枚のウェブは、トレイを受けるように
加工された支持具１７とオーバーへラドシールプレ−１
・１８を使用した加熱シール機１６によって結合される
。加熱シール工程は、トレイのイオノマー被覆が十分に
溶けて紙に染み込んでトレイのフランジを密封するよう
に、加圧下で、１７０ｏＣの温度で一定時間行なわれる
。
加熱シールｆｉ１６を出た後トレイはナイフ１９によっ
て個々のパック２０に分断され、５＋１’　Ｃの温度で
いわゆる「コールドチェーン」に保管される。
上述のパンゲージと包装方法は種々の改変が可能である
。例えば、取出し装置から個々のトレイを詰込み部に供
給することらできる。各トレイは、イオノマー等の熱可
塑性物質で被覆した多孔性繊維物質で形成してもよく、
あるいはポリ塩化ビニールまたはイオノマーを加熱成形
したものでもよい。トレイと被覆材の材質は、保管され
る生鮮品に必要な保管パラメータにもとづいて選択され
る。トレイに対するふたのシールは市販の装置で行なっ
てもよく、また必要に応じて、保管に最適の空気が初め
からバック内に入るように制御された空気条件の下で行
なってもよい。
第２図は完成されたパックの詳細を示し、トレイ１はイ
オノマー６に被覆され、紙のふた１３はポリメチルペン
テンのフィルム１４でおおわれている。
このように製造されたパックは、通気性が１００、００
０　ｅｃ　／大気圧／　ｍ　ｎ＋　　実際の厚さ／２４
時間／常温常圧であるポリメチルペンテン（これに対し
て高度に可塑化されたポリ塩化ビニールの数１直は１５
．０００である）でおおわれているふたの通気性が非常
に高い。そして、トレイ自体もイオノマーに被覆されて
いるため、ある程度の通気性分有する。
パックが５＋１０Ｃでコールドチェーンに保管されると
、呼吸が遅くなり、パックが必要とする大体８容旦％の
炭酸ガスと４容量％の酸素を含む高炭酸ガス・低酸素の
空気を維持するための通気性が減少する。従って、コー
ルドチェーン中のパックは、第３図に示すようにふた材
が通気性の低い物質のセプタムに載置される。
つまり、パック２０はすかし支持材２２上に載置された
セプタム２１にふたを下にして逆さまに保管される。あ
るいは、第４図に示すようにふた同士を突き合わせて保
管することもできる。
この場合、バック内の空気はトレイのイオノマー被覆の
通気性によって調整される。
第５図に示すように、パックが販売場所の約１００Ｃの
陳列ケース２４に並べられたときは通気性を変える必要
があり、これは別の支持セプタム２５を使用すればよい
。パックが買われて陳列ケースから出されると高い通気
性が必要になるが、これはふたを通じて得られる。
従って、このパックは種々の傷みやすい生鮮品を広い範
囲の通気性で保管することを可能にする０通気性は生鮮
品の性質に応じて、そして保管条件とふたに対する一時
的なおおいを適宜利用することによって選択できる。
このパックを使用していちごを２週間もの間目立った品
質を低下させずにコールドチェーンに保管できた。
必要に応じて、コールドチェーン保管に適した空気が初
めから得られるように生鮮品を加熱シール機で空気調整
包装工程を通じて包装することもできる。また、ふたを
通気性の異なるセプタムでおおうことによって、パック
が変化する保管条件の下で取り扱われる場合に付随する
温度変化に応じて通気性を容易に増減することが可能で
ある。好適なセプタムとしては、コーティングされた板
材、穴あきフィルム、微少孔フィルム、セル状プラスチ
ック等がある。
第６〜９図は適当なふた材を使用して第１図の装置で製
造される、第２図の容器と同様な種々の容器を示す。
第６図に示す容器のトレイ１はイオノマー６で被覆され
、３部分からなるふたを備えている。
ふたの２つの外側部分はそれぞれポリメチルペンテンの
フィルム１４でおおわれた紙の層１３からなる。ふたの
中央部分は透明のポリプロピレン層２６の下にイオノマ
一層２７が設けられている。中央部分は容器全体の要求
される通気性に応じて種々の幅を持ち得る。
ふたは、ポリメチルペンテンで被覆された紙の外側ロー
ルとイオノマー被覆されたポリプロピレンの中央ロール
を設け、これらの材料がラップするようにロールから引
き出し、ポリプロピレンが紙へ延びて密封するようにラ
ップしあう縁を加熱シールすることによって形成する。
こうして形成されたふたは再度巻き取られて第１図の装
置でふた材として使用される。
第７図の容器では、ポリメチルペンテンの層１４でおお
われた紙のふたの一端にノツチ２８が形成され、ポリメ
チルペンテンの層１４にノツチから延びた切り込み線が
形成されている。この構成によれば、切り込み線の間の
ポリメチルペンテンの層３０をはがして紙を露出させ、
パックの通気特性を変えることができる。必要に応じて
、層３０を容易に掴めるようにタブを設けてもよい。
第８図の容器は第６図の容器と類似しているが、ふたの
中央の透明部分が、好ましくは厚さが５０〜２００ミク
ロンの透明ポリプロピレンまたはイオノマーの層３１の
みからなる。その他の点では第６図の容器と同じである
。
第９図の容器はポリプロピレン３２で被覆された加工フ
ァイバートレイ１とポリプロピレン製のふた３３からな
る。ふた３３の中央部は貫通孔３４を有し、ポリメチル
ペンテンの層３６でコーティングされた紙の層３５でお
おわれている。コーティングされた紙の層３５はふたの
貫通孔部分の外側まで延出しており、ポリプロピしンか
紙に浸透して密封するよう構成されている。
第１０図はバッグ状の容器を示している。第１０図の左
側の例ではバッグがポリプロピレンのシート３７で形成
され、それは折り重ねられ、３８の箇所で加熱シールさ
れている。バッグの中央部には貫通孔３９が形成されて
、それらが第９図の場合と同様にポリメチルペンテンの
層４１でコーティングされた紙の層４０でおおわれてい
る。第１１図は端部４２を加熱シールして形成された容
器を示す。
第１０図の右側はポリプロピレンのシート４３の端部を
ポリメチルペンテン４５でコーティングされた紙の層４
４にシールして形成したバッグを示す。
他の実施例と同様、第１０図のバッグは、材質、貫通孔
の範囲等を適宜選択することによって、包装される生鮮
品の具体的条件に応じた通気性を持たせることができる
。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のいくつかの実施例を示すもので、第１図
は生鮮品の包装装置を示し、第２図は第１図の装置で製
造されたバックの一部展開断面図、第３．４．５図はそ
れぞれパックの保管例を示し、第６図は他の容器の実施
例の断面図、第７図は別の容器の実施例の部分平面図、
第８図は更に別の容器の実施例の断面図、第９図は更に
別の容器の実施例の断面図、第１０図は二つの異なる容
器を示す断面図、第１１図は第１０図の左側に示す容器
の斜視図である。 ６．３３．３９　・・・　熱可塑性材料、１３．３５．
４０　・・・　多孔基層、　１４．３６．４１　・・・
　通気層。 代理人　弁理士　北　村　　　修 Ｆ／Ｇ、Ｊ。 ＾ ｈＧ、５ 手続補正書く方式） 昭和６３年１月シ日 昭和６２年　特　許　願　第２３９８８３号２、発明の
名称 包装用容器と包装方法 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 名　称　　　　キーズ（ニー・ケイ）リミテッド４、代
理人 昭和６２年１２月２２日（発送日） ６、補正の対象 ７、補正の内容 出願時に旋用の図面はフリーハンドによる不鮮明な図面
でありましたので、全図を別紙の通りに訂正致します。 ８、添付書類の目録

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、熱可塑性の材料で形成されるか被覆された生鮮品の
    容器であって、容器壁の一部がポリメチルペンテンの通
    気層（１４、３６、４１）でおおわれた多孔基層（１３
    、３５、４０）からなり、熱可塑性の材料（６、３３、
    ３９）が多孔基層を浸透してその端部を密封するよう多
    孔基層が周囲の容器壁部分に加熱シールされており、生
    鮮品の呼吸と多孔基層を介する通気の結果望ましい空気
    状態が容器内に維持されるように容器の全面積に対する
    多孔基層の面積が容器に納められる生鮮品に応じて選択
    されることを特徴とする包装用容器。 ２、フランジ付きトレイ（１）と、全体あるいは一部が
    前記ポリメチルペンテンの通気層でおおわれた多孔基層
    を備えたふた（１２）からなる特許請求の範囲第１項に
    記載の容器。 ３、ふたの少なくとも一部が透明の材料で形成されてい
    る特許請求の範囲第２項に記載の容器。 ４、ふたが、ポリメチルペンテンの通気層でおおわれた
    多孔基層によっておおわれた貫通孔形成部分つまり多孔
    部分を含む実質的に通気性の透明な材料で形成された特
    許請求の範囲第３項に記載の容器。 ５、トレイが成形ファイバーパルプ、紙、ポール紙、フ
    ァイバーボード、接合木片、接合ファイバー材、開放セ
    ルないし繊維状プラスチック等の多孔繊維物質で形成さ
    れ、イオノマー、ポリオレフィン、合成物質等であって
    、通気性をもつ場合は必要な通気程度に応じて選択され
    る熱可塑性物質で被覆されている特許請求の範囲第２項
    から第４項のいずれかに記載の容器。 ６、トレイが熱可塑性物質で形成され、それが透明の場
    合、凝結によるフォギングで内容物が見えにくくなるこ
    とを防ぐために内面処理が施されている特許請求の範囲
    第２項から第４項のいずれかに記載の容器。 ７、容器が通気性または非通気性のバッグからなり、バ
    ッグが前記ポリメチルペンテンの通気層でおおわれた多
    孔基層からなる通気性の高い部分を含む特許請求の範囲
    第１項に記載の容器。 ８、多孔基層が基本重量が３０〜５０ｇ／ｍ＾２の紙ま
    たは微細孔ポリプロピレンフィルムからなる特許請求の
    範囲第１項から第７項のいずれかに記載の容器。 ９、容器内において必要な空気条件を特定の保管温度に
    維持するために生鮮品を容器に保管する方法であって、
    低い通気性が要求される第１低保管温度において、要求
    される低い通気性をもつ物質の支持セプタムにポリメチ
    ルペンテン通気層が載置された状態に容器が保管され、
    より高い温度である第２低保管温度において、要求され
    るより高い通気性をもつ物質の支持セプタムにポリメチ
    ルペンテン通気層が載置された状態に容器が保管され、
    最後の常温において、ポリメチルペンテン通気層が外気
    に露出した状態で容器が保管ないし提供されることを特
    徴とする方法。 １０、各容器が前記ポリメチルペンテンの通気層でおお
    われた多孔基層を備えたふたを有するトレイからなり、
    前記温度のひとつにおいてふた同士が接触した状態で容
    器が保管される特許請求の範囲第９項に記載の方法。
JP62239883A 1986-09-23 1987-09-24 包装用容器と包装方法 Pending JPS63218076A (ja)

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