JPS63217554A - 回転ヘッド式デジタルオーディオ再生装置 - Google Patents

回転ヘッド式デジタルオーディオ再生装置

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JPS63217554A
JPS63217554A JP62050298A JP5029887A JPS63217554A JP S63217554 A JPS63217554 A JP S63217554A JP 62050298 A JP62050298 A JP 62050298A JP 5029887 A JP5029887 A JP 5029887A JP S63217554 A JPS63217554 A JP S63217554A
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JP
Japan
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signal
track
output
sync
sync signal
Prior art date
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Application number
JP62050298A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Kawasaki
河崎 憲一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Publication of JPS63217554A publication Critical patent/JPS63217554A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、オーディオ信号をPCM信号化し、これを単
位時間づつ回転ヘッドによりテープ状記録媒体上に1本
づつの斜めのトランクとして記録したデジタル信号を再
生するのに適した回転ヘソド式デジタルオーディオ再生
装置に関するものである。
〔発明の技術的背景及びその問題点〕
ヘリカルスキャン型の回転ヘッドによって磁気テープ上
にオーディオ信号を単位時間分毎に1本づつの斜めのト
ラックを形成して記録し、これを再生する装置としてR
−DAT (回転ヘッド式デジタル・オーディオ・テー
プレコーダ)と称される回転ヘッド式デジタルオーディ
オ記録再生装置が考えられている。
R−DATにおいて実際に記録されるトラックのフォー
マットは第3図(a)に示すようなパターンとなってお
り、SUBとPCMは第3図(blに示すようなブロッ
クから構成されている。なお、第3図fal中の数値は
各領域が占めるブロック数を表わしている。
ATF−1及びATF−2の領域(ATF:篩toma
tic Track Finding)は、再生時記録
トランク上を正しく回転ヘッドが走査するようにするト
ラッキング制御が特別なヘッドを設けることなく回転ヘ
ッドの出力により行えるようにするためのものである。
すなわち、該A T F 8m域に記録されたパイロッ
ト信号は、走査幅がトラックの幅より広い回転ヘッドに
よって記録トラックを走査して磁気テープを再生したと
き各回転ヘッドの出力に得られる走査中のトランクの両
隣接トラックからのパイロット信号の再生信号によって
回転ヘッドのトラッキングを制御するのに利用される。
このATFについてのトラックパターンが第4図に示す
ように定められており、各トランクの前の部分と後の部
分にあるATF−1及びATF−2はトラッキング用の
パイロット信号としてアジマス効果の少ない低周波数の
信号f1を有し、これは再生時に両隣接トラックからの
クロストークのレベルの大きさを検出し、両隣接トラッ
クのクロストーク成分のレベル差をトラッキングエラー
信号として得るために利用される。
またATF−1及びATF−2には、パイロット信号f
、が記録されている位置を判別するためのシンク信号が
記録されている。シンク信号はクロストークがあるとオ
ントラックと隣接トラックとの区別がつかないので、ア
ジマス効果のある周波数で、かつPCM信号に存在しな
いパターンとなるものが選定される。シンク信号は+ア
ジマスに対応する回転ヘッドをA、−アジマスに対応す
る回転ヘッドをBとすると、へ回転ヘッドとB回転ヘッ
ドを区別するために互に異なるようになっていて、Aヘ
ッドに対しては周波数fN/1s(=522KHz)の
シンク1信号ftが、Bヘッドに対しては周波数ryi
 / 12 (=784KHz)のシンク2信号r、が
それぞれ所定の位置に記録される。
R−DATでは消去ヘッドが設けられず、信号の書き替
えは前の記録上に重ね書きする、所謂オーバライドで行
われる。このため、前の記録のパイロット信号r1、シ
ンク1信号f2及びシンク2信号「3を消去するための
所定の位置に周波数r、4/6 (=1.56MHz)
の消去信号「4が記録される。
ATFのパイロット信号はオントラックと両隣接トラッ
クとで全て位置が異なり、オントラックのパイロット信
号のレベルと両隣接トラックのパイロット信号のレベル
とが時間的に各々異なり、3種類のレベルをそれぞれサ
ンプリングすることができるように配置されている。
ATF−1、ATF−2の各ATF領域はそれぞれ5ブ
ロック割り当てられ、そのうちの2ブロンクにパイロッ
ト信号f、が記録されている。シンク信号f、、f、は
一方の隣接トラックが記録されている位置の中央から1
ブロツク又は0.5ブロツク利用して記録されている。
他方の隣接トランクのパイロット信号f、はオントラッ
クに記録されているシンク信号の最初から2ブロツク後
にその中央が位置するように記録されている。1ブロツ
クのシンク信号は奇数フレームに、0.5ブロックのシ
ンク信号は偶数フレームにそれぞれ割り当てられている
以上のように、ATFはA回転ヘッド及びB回転ヘッド
によってシンク信号の周波数が異なり、また奇数フレー
ムと偶数フレームでシンク信号の記録長が異なる。従っ
て、連続する4トラツクは全て異なるATFが付与され
るため、区別できるようになっている。上述のようなA
TFパターンは4トラツク毎に繰返される4トランク完
結型となっている。
ところで第3図(alに示すようなフォーマットで記録
された磁気テープを回転ヘッドで再生すると、回転ヘッ
ドからは第5図(a)に示すようなRF傷信号得られる
。このRF傷信号例えば第4図中の(A)奇数フレーム
トランクの再生により得られるものである場合、130
KHzのバンドパスフィルタ(BPF)を通すことによ
り、(b)に示すようなパイロット信号f1が得られる
区間■はオントラックのパイロット信号によるもの、区
間■及び■はそれぞれ(B)奇数フレームトラック及び
(B)偶数フレームトラックのパイロット信号のクロス
トークによるものである。
回転ヘッドがオントラック上を正しく走査しているとき
には、本来、区間■及び■のエンベロープレベル、すな
わち(C)の■■及び■■は等しいはずであるが、トラ
ックズレがあると■■≠VI[Iとなり、その大きさと
極性によりオントラックに対する回転ヘッドのズレ量と
方向が判る。従って、V■と■■の差によってキャプス
タンサーボを働らかせテープ速度を微調整することによ
って回転ヘッドをオントラック上で走行させることがで
きるようになる。
上述のような動作を行うためには、所定位置にあるシン
ク信号を正確に検出して■■及びvmのレベルをサンプ
リングしてやる必要がある。しかし、R−DATは上述
のように消去ヘッドをもたず、オーバライドにより2度
目、3度目の記録を行っているため、シンク信号を正確
に検出してV■及びvmをサンプリングして正しい誤差
信号を発生することができなくなることがあった。
すなわち、R−DATでは、記録はPCM領域。
の中心から±2ブロック以内で行えばよいことになって
いる。また、パイロット信号f+(=13OKHz)の
記録レベルは他の信号のレベルよりも若干下げて行うこ
とになっている。これは周波数の低い信号はどテープへ
の記録レベルが深く、オーバライドの隔部に記録されて
いるパイロット信号f1を消去信号f4により消去する
ことができるようにするためである。しかし、このよう
にパイロット信号f、のレベルを低くすると、前に記録
されているシンク信号ft又はf、のところにパイロッ
ト信号f、を新たに記録したとき前のシンク信号が完全
に消去されずに残ってしまうことがある。
このようなことが起ると、前の記録のシンク信号に応じ
そのときの再生RF信号中のパイロット信号の周波数成
分のレベルをサンプリングしてしまう。このパイロット
信号は本来一方の隣接トラックのサンプリング信号のク
ロストークのレベルでなければならないのに、上記サン
プリングされる周波数成分はオントラックのパイロット
信号そのものであり、該サンプリングにより得られるレ
ベルは極めて大きな値となる。その後2ブロック後の再
生RF信号中のパイロット信号の周波数成分をサンプリ
ングし、このサンプリング値と2ブロツク前のサンプル
値との差をとり、このレベル差をトランクズレ量として
キャプスタンサーボを制御するようになるが、先にサン
プリングしたものは隣接トランクのクロストークのレベ
ルでなくオントラックのレベルであるため、実際のトラ
ックズレ量とはかけ離れた非常に大きな値のレベル差が
得られるようになる。このようなことか起ると、キャプ
スタンサーボが乱れ、テープ走行に悪影響を与えるよう
になる。
上述のような問題は、例えば次のような方法で解消でき
る。すなわち、AトラックATF−2及びBトランクズ
レ量−1の場合には、最初に検出したシンク信号を正し
いシンク信号とみなしてサンプルパルスを発生し、トラ
ックズレ量を表わす信号を形成し、2回目以降に検出し
たシンク信号は真のシンク信号でないとして無視する。
また、AトラックATF−1及びBトラックATF−2
の場合には、シンク信号を検出する毎にサンプルパルス
を発生してトラックズレ量を表わす信号を形成し、最後
に検出したシンク信号が正しいシンク信号であるとして
最終的に正しいトラックズレ量を表わす信号が出力され
続ける。なお、この最終の正しい信号が出力されるまで
の期間はキャプスタンサーボ系の応答時間に比べれば短
いので、これによってサーボ系が乱れることがない。
以上の解決策が有効なのは、自トラツクのパイロット信
号の部分に記録された正しくないシンク信号に対してで
あって、隣接トラックのパイロット信号の部分に正しく
ないシンク信号がある場合には依然問題が生じる。
例えばAトラックATF−1の場合について説明すると
、第6図に示すようなオーバライドにより、Aトラック
を矢印方向に移動している回転ヘッドに対して、Bトラ
ックのパイロット信号の部分に同一アジマスの正しくな
いシンク信号が発生゛する可能性がある。なお、アジマ
スはブロック中の斜線で表わしている。上述のようなシ
ンク信号の誤検出対策を行っている場合、図のような正
しくないシンク信号が隣接トラックにあるとき、これを
正しいシンク信号として検出してしまうと正しいトラッ
クズレ量を表わす信号によるサーボが行われ、サーボ制
御が乱れてしまうことになる。
勿論、上述のようなシンク信号の誤検出対策を行ってい
る場合だけでなく、他の誤検出対策であっても、隣接ト
ラックの正しくないシンク信号のアジマスがオントラッ
クのシンク信号と同じであると、これを検出してサーボ
を乱す原因になりかねない。
〔発明の目的〕
本発明は上述した問題点に鑑みなされたもので、オーバ
ライドによって隣接トラックにオントラックのシンク信
号と同一アジマスの正しくないシンク信号が形成される
ことになっても、これによってキャプスタンサーボが乱
されることがないようにした回転ヘッド式デジタルオー
ディオ再生装置を提供することを目的としている。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため本発明によりなされた回転ヘッ
ド式デジタルオーディオ再生装置は、トラックズレ量が
大きいときシンク検出感度を大きくして早期の安定走行
状態への引き込み動作を行わせ、トラックズレ量が小さ
く走行が安定しているときには、シンク感度を小さくし
て隣接トラックの正しくないシンク信号の検出を不能に
してキャプスタンサーボの乱れを防止している。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は回転ヘッド式デジタルオーディオ再生装置の要
部を示すブロック図である。
図において、1点鎖線で仕切った部分Aはアナログ処理
系、部分りはデジタル処理系をそれぞれ示す。
まず、アナログ処理系Aについて説明すると、A1は1
30kllzバンドパスフイルタ(BPF)であり、そ
の入力には回転ヘッド(図示せず)により再生されたR
F傷信号入力されている。130kHzBPFA1はR
F傷信号ら130 kHzのパイロット信号成分のみを
通過し、他の帯域の信号を除去する。130kHzBP
FA1の出力はエンベロープ検波回路A2に印加され、
エンベロープ検波回路A2は、130 kHz成分の振
幅のレベルをDCレベルに変換し、これをS/H回路A
3の入力と差動増幅器A4の一側入力とに供給する。
S/H回路A3は、そのコントロール(C1端子に後述
するシンク検出回路からサンプルパルスSP1が入力さ
れるとその入力レベルをサンプリングして一時保持し、
これを差動増幅器A4の+側入力に供給する。サンプル
パルスSP1はS/H回路A3の入力に一方の隣接トラ
ックのパイロット信号のクロストーク成分が供給されて
いるタイミングで発生される。
差動増幅器A4は、+側入力に供給されているS/H回
路A3の出力と一側入力に供給されているエンベロープ
検波回路A2の出力との差を出力し、これをS/H回路
A5の入力に供給する。差動増幅器A4の出力は、エン
ベロープ検波回路A2の出力が他方の隣接トラックのパ
イロット信号のクロストーク成分のDCレベルを出力し
ているとき、両隣接トラックのパイロット信号のクロス
トーク成分のレベル差、すなわちトラックズレ量に相当
する大きさの信号を送出する。
S/H回路A5は、そのC端子に後述するタイミング発
生器からサンプルパルスSP2が入力されるとその入力
レベルをサンプリングして一時保持し、これを図示しな
いキャプスタンサーボにATF誤差信号として供給する
。サンプルパルスSP2は、S/H回路A5の入力に両
隣接トラックのパイロット信号のクロストーク成分のレ
ベル差が供給されているタイミングで発生される。
S/H回路A5の出力はコンパレータA6の一方の入力
に供給され、ここでコンパレータA6の他方の入力に印
加されている一定の基準範囲と比較される。コンパレー
タA6は、S/H回路A5の出力が基準範囲内にあると
き、すなわちトランクズレ量が小さいとき、その出力が
Hになる。
上記RF信号はATFイコライザ(EQ)A7にも供給
され、ここでRF信号中のシンク信号rt(= 522
 kHz)及びfz  (=784kllz)の成分が
強調されて出力される。ATFEQA7の出力はコンパ
レータA8及びゼロクロスディティフタA9の入力にそ
れぞれ供給される。コンパレータA8は基準値として±
V、、、が印加されていて、ATFEQA7の出力の振
幅が+側基準レベルより+側に大きいときは論理「1」
を、−側基準レベルより一側に大きいときは論理rOJ
を、そして基準レベルよりも振幅が小さいときは前の論
理を保持するような出力を送出する一種のヒステリシス
コンパレータとして働く。すなわち、コンパレータA8
は士■r、fという不惑帯の範囲をもってアナログ信号
をデジタル信号に変換する手段として働き、その出力は
後述する切換スイッチの一方の固定接点に供給される。
ゼロクロスディティフタA9は、その入力に供給される
ATFEQA7の出力がゼロレベルを境に十及び−側に
変化することに応じてそれぞれ論理rlJ及び「0」に
なるデジタル信号を送出する。すなわち、コンパレータ
A8よりも感度の高い変換手段として働き、その出力は
上記切換スイッチの他方の固定接点に供給される。
次にデジタル処理系について説明すると、SWは上記切
換スイッチであり、そのa側接点にコンパレータA8の
出力がb側接点にゼロクロスディティフタA9の出力が
それぞれ供給され、共通の可動接点がシンク検出回路D
1に接続されている。
シンク検出回路D1には上記切換スイッチSWを介して
シンク信号が入力されると共にヘッド切換パルスH5W
P (A/B)が入力されている。
ヘッド切換パルスH3WP (A/B)はそのHにより
Aヘッドによる再生中、LによってBヘッドによる再生
中をそれぞれ表わしているので、シンク検出回路D1は
このヘッド切換パルスH3WP(A/B)によって検出
すべきシンク信号r2 。
f3を決定する。
シンク検出回路D1はシンク信号f2 、f、の検出に
よってサンプルパルスSP1を出力してこれをS/H回
路A3に印加し、その後検出パルスDETを出力してこ
れを検出カウンタD2に供給する。検出パルスDETは
シンク信号の各波長の半分毎に1つ発生され、検出カウ
ンタD2はこの検出パルスを所定数カウントすると、シ
ンク信号が正しく検出されたとしてパルスを出力し、こ
れをタイミング発生器D3に供給する。
タイミング発生器D3は検出カウンタD2が発生するパ
ルスの印加に応じて、シンク検出回路D1がサンプルパ
ルスSPIを発生してから2ブロツクに相当時点でサン
プルパルスSP2を発生し、これをS/H回路A5のC
端子に印加する。そして、その後一定時間後にサンプル
パルス5P3t−出力し、これをアンドゲートD4の一
方の入力に印加する。
アンドゲートD4の他方の入力にはコンパレータA6の
出力が供給されていて、このことによってアンドゲート
D4はサンプルパルスSP3とコンパレータA6の出力
との論理積をとり、ATF誤差信号の大きさが所定の範
囲内にあり小さいとき、その出力がHになる。アンドゲ
ートD4の出力はカウンタD5のクロック(c k)端
子に入力されている。カウンタD5はcki子がHに立
上る毎に+1カウントし、所定値以上カウントするとキ
ャリー出力がHとなる。カウンタD5のキャリー出力は
RSフリソブフロフプ(F/F)D6のセット(31人
力に印加され、これによってR3F/FD6をセットし
てそのQ出力をHにする。
カウンタD5は、ヘッド切換パルスH3WP (A/B
)のL−Hの変化をカウントし、カウント値が所定値以
上となるとHとなるカウンタD7のキャリー出力が印加
されることによりリセットされる。カウンタD7のキャ
リー出力が発生する計数値の方がカンウタD5のものよ
り大きいことは勿論である。このカウンタD5及びD7
によって、所定期間内にATF誤差信号が所定範囲内に
入った回数が所定値以上あったかどうかが、すなわち、
カウンタD5のキャリー出力がHになったことによって
、安定走行状態に入ったことが判定される。
カウンタD5のキャリー出力によりR3F/FD6がセ
ットされQ出力がHになると、切換スイッチSWが図示
のa接点側に切換えられ、このことによって低い検出感
度で検出されたシンク信号がシンク検出回路Diに供給
されるようになる。
上記RS F/F D 6のリセット入力には、オアゲ
ー1−D8を介してイニシャルリセット信号、すなわち
装置の動作開始時に発生される信号又はカウンタD9の
キャリー出力が印加されるようになっていて、該リセッ
ト入力がHになることによってリセットされQ出力がL
になる。このR3F/FD6のQ出力がLのときには、
切換スイッチSWはb接点側になり、大きな検出感度で
検出されたシンク信号がシンク検出回路DIに供給され
るようなる。
なお、カウンタD9はそのck#i子にヘッド切換パル
スH3WP (A/B)が、リセット端子に上述したサ
ンプルパルスSP2がそれぞれ供給されるようになって
いて、ヘッド切換パルスH3WPの立上りを所定回路カ
ウントしないうちにサンプルパルスSP2が発生されな
いとキャリー出力がHになる。このことによって不安定
走行状態にあるとしてR5F/FD6をリセットし、切
換スイッチSWをb接点側にする。すなわち、一度安定
状態と判定されシンク信号の検出感度が小さくされても
、その後の判定により不安定走行状態となったことが明
らかである場合には、シンク信号の検出感度が大きくさ
れるようになる。
以上により、不安定走行時にはシンク信号の検出感度を
小さくして不必要なシンク信号の検出をしすらくし、キ
ャプスタンサーボの乱れが生じなくし、不安定走行時に
はシンク信号の検出感度を大きくしてより早期の安定状
態への引き込みが行えるようにしている。
第1図について上述した実施例では、不安定走行時にお
いて、シンク信号の検出によりサンプリングを行いトラ
ックズレ量を表わす信号を発生するようにしているが、
第2図に示すような回路を追加することによって、オン
トラックのパイロット信号を基準にして正確なシンクウ
ィンドウを発生して正しくないシンクの誤検出を防止し
、安定走行へのより早期の引き込み動作を可能にするこ
とができる。
すなわち、第1図において、エンベロープ検波回路A2
の出力をコンパレータA20において基準値v1と比較
し、■、より大きいときコンパレータA20の出力がH
になる。コンパレータA20の出力がHである期間、カ
ウンタD20が基本クロックfMをカウントし、■ブロ
ック以上1.5ブロック以下の期間に相当するカウント
を行うとそのキャリー出力がHとなって、オントランク
のパイロット信号であることを判断する。キャリー出力
はR3F/FD21をセットしそのQ出力をHにする。
一方、コンパレータA20の出力がHからLになるとR
3F/FD22がセットされその出力がHになる。
R3F/FD21及びD22のQ出力はアントゲ−)D
23に印加されていて、両F/FのQ出力がHになった
時点でその出力がHになり、これによってR3F/FD
24をセットし、そのQ出力をHにする。このR3F/
FD24のQ出力は、シンク検出回路D1にシンクウィ
ンドウとして供給され、Hのときのみシンク検出回路D
Iにシンク検出動作を可能にし、Lのときはシンク検出
動作を禁止する。
上記R3F/FD24のQ出力はカウンタD25にも印
加され、そのHによってカウンタD25にカウント動作
を行わせる。カウンタD25は所定数の基本クロックf
、4をカウントするとキャリー出力がHとなり、これに
よって、カウンタD20、R3F/FD21 、D22
及びD24をリセットする。このR3F/FD24のリ
セットにより、そのQ出力がLとなり、シンクウィンド
ウがLとなる。すなわち、カウンタD25はシンクウィ
ンドウの幅を決めている。このようなシンクウィンドウ
の発生によって、正しくないシンク信号の検出が行われ
な(なり、早期に安定走行状態が得られる。
なお、第1図の実施例では、コンパレータA6の所定範
囲を固定的に定めているが、これをオントラックのパイ
ロット信号のレベルに応じて変化させるようにすること
もできる。
以上要するに、シンク信号は本来±135°前後でも検
出しなければならないが、これは安定走行状態になるま
でであって、安定走行後はほとんど±45°以内で走行
している。従って、一度安定した後は、検出範囲が広い
とむしろオーバライドにより隣接トランクに消し残った
同一アジマスのシンク信号の検出によってサーボ系に悪
影響が出る可能性があるので、シンク信号の検出感度を
低下させてこのような不具合が生じないようにしている
〔効 果〕
以上説明したように本発明によれば、トランクズレ量が
小さい場合には、すなわち安定走行時にはシンク信号の
検出感度を小さくしてシンク信号の消え忘残り及びノイ
ズに応答しすらくして正しいシンク信号のみを検出し、
誤った信号によるキャプスタンサーボの乱れを防止する
と共に、トラックズレ量が大きく不安定な走行状態では
シンク信号の検出感度を大きくして出来る丈早く安定走
行状態に引き込むことができるようにしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回転ヘッド式デジタルオーディオ
再生装置の一実施例を示すブロック図、 第2図は第1図の装置に好ましく追加される回路のブロ
ック図、 第3図はR−DATのトラックフォーマットとブロック
フォーマットを示す図、 第4図はR−DATのATF)ラックフォーマットを示
す図、 第5図は第4図のトランクパターンによるトラッキング
制御の原理を説明するための図、及び 第6図は従来の問題点を説明するための図である。 八6・・・コンパレータ、A8・・・コンパレータ、A
9・・・ゼロクロスディティフタ、Dl・・・シンク検
出回路、SW・・・切換スイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の斜めのトラックの各々にデジタル信号とアジマス
    効果の少ない周波数信号からなるトラッキング用パイロ
    ット信号とシンク信号とを含む複数の信号を各トラック
    の長手方向において記録領域を独立にして予め定められ
    たフォーマットで記録してなり、かつ連続する4つのト
    ラックに記録される前記パイロット信号とシンク信号の
    記録パターンを互に位置を異ならせると共にシンク信号
    を一方の隣接トラックに対応する位置に記録してなる記
    録媒体上の前記複数の信号を少なくとも2つの回転ヘッ
    ドにより再生し、各回転ヘッドの幅を各トラックの幅よ
    り広くし、各トラックの再生により各回転ヘッドの出力
    にオントラックのパイロット信号及び両隣接トラックの
    パイロット信号のクロストークを得、該両隣接トラック
    のパイロット信号のクロストークのレベル差を前記シン
    ク信号の検出を基準点として求め、該レベル差に基づい
    て形成されるトラックズレ量を表わす信号をキャプスタ
    ンサーボに供給してトラッキングをとるようにしたもの
    において、 前記トラックズレ量が所定の範囲内にあるか否かを判定
    する判定手段を備え、 該判定手段によりトラックズレ量が所定の範囲内にない
    ことが判定されたとき前記シンク信号の検出感度を高く
    し、 前記判定手段によりトラックズレ量が所定の範囲内にあ
    ることが判定されたとき前記シンク信号の感度を低くす
    る、 ことを特徴とする回転ヘッド式デジタルオーディオ再生
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6111822A (en) * 1997-06-12 2000-08-29 Sharp Kabushiki Kaisha Magnetic head with large cross-sectional area core for use with magnetically induced super resolution medium and magneto optical recording apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6111822A (en) * 1997-06-12 2000-08-29 Sharp Kabushiki Kaisha Magnetic head with large cross-sectional area core for use with magnetically induced super resolution medium and magneto optical recording apparatus

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