JPS63217142A - ガス調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、グリル付コンロ等に装着されているグリル等
のガス調理器に関するものである。

従来の技術 従来この種のガス調理器としては上部にガスバーナを備
え片面づつ焼く片面焼が主流をなしている。しかしなが
ら下部にもガスバーナを有する表裏同時に焼く、いわゆ
る両面焼の要望が強く商品化されている。

例えば第６図に示すガス調理器では、焼成庫１の上部に
上バーナ２が装着されて焼網３上に載せられた被加熱物
４の上面を焼き、前記焼網３の下方で焼成庫１の両側壁
６の前後方向に設けた下バーナ６で被加熱物４の下面に
焦げ目をつけている。

なお７は汁受皿である。

発明が解決しようとする問題点 ところが、このような両面焼のガス調理器においては、
下バーナ６から出る炎の長さｅが限定されているので被
調理物４を載せる焼網３のｒｌＪＬが限定される。すな
わち焼網３上の温度分布が略均−になる所で限定される
ので焼網の巾りがきわめて小さくなる欠点があった。な
お下バーナを側壁につけずに下壁に装着すれば上記欠点
はなくなるが、被加熱物４から落ちる汁によりバーナ６
の炎口がつまり用をなさなくなるため実用化されていな
いのが現状である。上記は全燃焼で焼網３の［１〕Ｌを
決めているが、被加熱物４がみりんぼし、するめ等のＦ
、１いものでは全熱焼では火力が強く弱火にする必要が
あるが、この場合炎の長さｅが短くなるので焼網３の両
側だけ加熱され中央部屋火力がとどかず加熱されないと
いう欠点があった。

本発明はこのような従来の問題点を解消しようとするも
のであり、横巾を広くして、強火弱火の熱分イ５を改善
したガス調理器を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 上記目的を達するため、本発明のガス調理器は、焼、網
の下バーナ間に網状の形成菌を設ける構成である。

作用 本発明のガス調理器は、下バーナの火力で網状の形成菌
を加熱して熱伝導による温度の均一化を図るとともに下
バーナの炎を長くして焼網の巾を艮くできるという効果
を有するものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面に基づき説明する
。

第１図に示すように、焼網３と下バーナ６の間に網状の
形成菌８を設けこの網状の形成菌８を下バーナ６の火力
で赤熱させている。網状の形成菌とした理由は被調理物
４から出た汁が落ちた時できるだけ多く下部の汁受皿７
に落ちやすくしているためである。。

この焼網３と網状の形成菌８との関係は、第２図に示す
ごとく網状の形成菌８をまず形成しその上部の一辺（左
側）で金′ｅＪ３の足部９を自由に回転できるように保
持し、他辺（右側）の足部１０を網状の形成菌８上に載
せる構成としている。したがって第２図で矢印方向に引
上げることにより第３図に示すように容易に開くことが
でき両面とも容易に掃除することが可能となる。なお網
状の形成菌８０足部１１を汁受皿７にのせ汁受＠Ｔごと
焼成！ｉ’ｌｆ　Ｉ内に出し入れする。

なお網状の形成菌８は金属で形成した後セラミックコー
テングをおこなっているので燃焼ガスを当て赤熱させて
も十分な寿命を保つことができる。

次にバーナθと網状の形成菌８の関係について第４図に
て説明する。バーナ６には一定間隙ごとに炎口１２を設
けこの炎口１２の上部に刺状の形成菌８の横梁１３を設
けている。したがって炎口１３から出た炎が横梁１３に
当り加熱されるとともに横梁１３に沿って炎がのびるの
で焼成庫１の中心部迄加熱される。また熱伝導により網
状の形成菌８の温度が均一化されるので結果的に焼網３
のｒｊｊＬが艮くできる。上記横梁１３の形状を第４図
に示す如く下部に中心点を有する弧状とすることにより
炎口から出た炎の長さβが長くなり、その結果焼網３の
巾りが長くできる。

なおｊ（の長さが短いものは火移り用の炎口および炎で
ある。

発明の効果 以」二のように本発明のガス調理器によれば次の効果を
得ることができる。

（１）従来では下バーナから出る炎の長さで焼網の［１
ｊが限定され狭くなっていたが、本発明では下バーナで
加熱される網状の形成菌を介して焼網上の被加熱物を調
理するので、網状の形成菌による熱伝導および炎の長さ
の延びにより従来に比して焼網の巾を広げることができ
る。

（２）従来では下バーナの炎はガスが燃焼する１ゴ゛火
であり、赤外線幅射熱が殆んどなかったが、本発明では
網状の形成菌を赤熱することにより赤外線輻射熱が出、
焦げ目性能がはるかに向上する。すなわち昔の炭火によ
る調理と同様の効果を得ることができる。

（３）従来では火力を弱火にした時には焼網の中心部に
は火力がいかず殆んど加熱されなかったが、本発明では
熱伝導により中心部迄加熱される。

ただ網状の形成品の素材の熱伝導率による温度差が端部
と中心部に生じるが、従来のものと比較して格段に向上
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例であるガス調理器の正面断面
図、第２図は同焼網と網状の形成品の関係を示す斜視図
、第３図は同焼網と網状の形成品を掃除等で開いた所を
示す正面図、第４図は網状の形成品とガスバーナの関係
位置を示す平面図および正面図、第６図は従来のガス調
理器の正面断面図である。 １・・・・・・焼成庫、３・・・・・・焼網、４・・・
・・・被調理物、５・・・・・・焼成庫の側壁、６・・
・・・・ガスバーナ、８・・・・・・網状の形成品、１
２・・・・・・ガスバーナの炎口、１３・・・・・・網
状の形成品の横梁。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図 憾 転　　　　　　　　〉

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）本体内の被調理物を焼く焼成庫と、前記焼成庫内
   の被調理物を載せる焼網と、前記焼網の下方に位置し焼
   成庫の両側壁の前後方向に設けたガスバーナとを備え、
   前記焼網とガスバーナ間に網状の形成品を設ける構成と
   したガス調理器。
2. （２）被調理物を載せる焼網と網状の形成品の一辺を回
   動自在に形成し、他辺を固定しない構成とした特許請求
   の範囲第１項記載のガス調理器。
3. （３）網状の形成品は金属材にセラミックコーテングす
   る構成とした特許請求の範囲第１項記載のガス調理器。
4. （４）ガスバーナの炎口を一定間隙ごとに設け、この炎
   口の上部に前記網状の形成品の横梁を設ける構成とした
   特許請求の範囲第１項記載のガス調理器。
5. （５）横梁の形状を下部に中心点を有する弧状とした特
   許請求の範囲第３項記載のガス調理器。