JP4327980B2 - 炭火焼器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は食材を調理するための調理器に関するものであり、特に、備長炭を用いる炭火焼器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、魚、肉、野菜等の食材を焼き上げる装置として、電気またはガスのオーブンが用いられているが、加熱熱源に対する位置の設定、火加減の調節及び加熱時間の設定が難しいとされる。一方、炭火は、オーブンと比較して高い火力で、しかも短時間で焼き上げることが可能であり、香り、味がよく、焼き上げの状態も美しいとされる。このため、備長炭を使用して食材を焼き上げる店舗も増加している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、備長炭は、一般の炭と異なって密度が高く、着火に至るまでには芯まで加熱されることが必要である。このために、一般の炭と比較して着火時間が長く、着火、消火を煩雑に繰り返すことはできない。このため、営業用では、常時、燃焼させ続ける必要がある。また、火力の調節、焼き上げの位置等、食材を上手に焼き上げるためには、相当の熟練が必要とされ、素人が手軽に使用することもできない。
【0004】
そこで、短時間で備長炭の着火を可能とするとともに、熟練を要さずに手軽に食材を焼き上るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上記目的を達成するために、上下に開口する金属製支持枠の一対の対壁に、所定数の金属製第一帯板を水平方向に所定間隔へだてて支持すると共に、該金属製第一帯板より所定高さ下位に、かつ、金属製第一帯板の列に対して千鳥状に金属製第二帯板を支持し、各金属製第一帯板の両側に備長炭を支持するためのリブを設け、ガス加熱による金属製第二帯板の輻射により金属製第一帯板を加熱し、該金属製第一帯板の輻射により、備長炭を着火するようにした炭火焼器であって、前記金属製第一帯板及び各金属製第二帯板が耐熱性金属から構成され、前記金属製第一帯板同士の間隔及び金属製第二帯板同士の間隔が、それぞれ隣接する金属製第一帯板間に対峙する前記備長炭の対峙部が燃焼する空気量に対応して決定され、さらに、前記金属製第一帯板上面から各リブの上端までの高さ及びリブを含めた金属製第一帯板の上面の面積が、着火時において、備長炭の隣接する金属製第一帯板間のみを赤熱燃焼させ、且つ、備長炭の他部が炭素化合物を放出するほぼ黒色状態に燃焼させるように設定された炭火焼器を提供するものである。
また、請求項2記載の発明は、上下に開口する金属製支持枠の一対の対壁に、所定数の金属製第一帯板を水平方向に所定間隔へだてて支持すると共に、該金属製第一帯板より所定高さ下位に、かつ、金属製第一帯板の列に対して千鳥状に金属製第二帯板を支持し、各金属製第一帯板の両側に備長炭を支持するためのリブを設け、ガス加熱による金属製第二帯板の輻射により金属製第一帯板を加熱し、該金属製第一帯板の輻射により、備長炭を着火するようにした炭火焼器であって、
前記金属製第一帯板及び各金属製第二帯板が耐熱性金属から構成され、前記金属製第一帯板同士の間隔及び金属製第二帯板同士の間隔が、それぞれ隣接する金属製第一帯板間に対峙する前記備長炭の対峙部が燃焼する空気量に対応して決定され、さらに、前記金属製第一帯板上面から各リブの上端までの高さ及びリブを含めた金属製第一帯板の上面の面積が、着火後、自燃時において、備長炭の隣接する金属製第一帯板間のみを赤熱燃焼させ、且つ、備長炭の他部が炭素化合物を放出するほぼ黒色状態に燃焼させるように設定された炭火焼器を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1ないし図8を参照して説明する。
【0007】
図1は本発明にかかる炭火焼器の縦断面を示し、図2は炭火焼装置の構造を示す。該炭火焼器1は本体が耐熱性金属、例えばステンレス(SUS310S等)製の支持枠2から成り、上下に開口する断面ほぼ矩形の筒状に成形されていて、外側上部に取手3,3が固設される。
【0008】
図1及び図3(a),(b)に示される如く、支持枠2の相対峙する一対の対壁2a,2aには、上下二段に、かつ、千鳥状にスリット状の開口部4,4,…が開穿されていて、上段の相対峙する開口部4,4同士に、金属製第一帯板5,5,…の両端部5b,5bを挿入して金属製第一帯板5,5,…を支持し、下段の相対峙する開口部4,4同士に、金属製第二帯板6,6,…の両端部6b,6bを挿入して金属製第二帯板6,6,…を支持している。
【0009】
前記金属製第一帯板5,5,…、及び、下段の金属製第二帯板6,6,…は、鉄系耐熱性金属、好ましくは、黄銅、より好ましくはステンレス(SUS310S等)から構成されていて、下段の金属製第二帯板6,6,…が輻射温度に加熱されたとき、この輻射熱によって上段の金属製第一帯板5,5,…が加熱されるように構成される。
【0010】
このため、上段の金属製第一帯板5,5,…に備長炭7,7,…を載置し、金属製第二帯板6,6,…を輻射温度に加熱すると、金属製第一帯板5,5,…の輻射熱によって、備長炭7,7,…が中心から加熱される。
【0011】
図4は前記金属製第一帯板5を示し、図5は金属製第二帯板6を示す。
【0012】
図4に示すように、金属製第一帯板5は、水平方向に沿って延びた中央部に対して外側部が斜め上方に傾斜している。このため、金属製第一帯板5に備長炭を載置した際に、外側の前記備長炭7,7,…が自重によって外側部から中央部側へと自動的に移動し、複数の備長炭が自動的に並べられる。
【0013】
各金属製第一帯板5の備長炭の両側部に上向きに延びて形成されているリブ5a,5aは、備長炭7,7,…の燃焼温度と燃焼状態とを制御するために設けられており、リブ5a,5aの高さH1、ならびに、リブ5a,5aを含めた金属製第一帯板5の上面の面積は、ガス加熱による着火時と、着火後、自燃時の双方において、備長炭7,7,…の隣接する金属製第一帯板5,5間のみを赤熱燃焼させ、且つ、備長炭7,7,…の他部が炭素化合物を放出するほぼ黒色状態(暗闇でわずかな赤光が視認できる状態)で燃焼させるよう輻射と放熱とに基づいて設定される。
【0014】
さらに、金属製第一帯板5の外幅B1及び金属製第二帯板6の外幅B2は、金属製第二帯板6がガス加熱されたときに生じる強制対流によって、隣接する金属製第一帯板5,5間、および、隣接する金属製第二帯板6,6間を下方から上方へ向けて空気が通過するよう、また、備長炭7の隣接する金属製第一帯板5,5間に、燃焼に要求される量の空気を供給するよう、対流する空気流量に基づいて設定される。
【0015】
前記リブ5a,5aの高さH1、ならびに、リブ5a,5aを含めた金属製第一帯板5の上面の面積は、詳細には、ガス加熱時には、支持枠2および各金属製第一帯板5から外気への放熱量とガス加熱による入熱量に対応して定められ、全体として、400〜600℃の火力が生成されるよう設定される。
【0016】
また、着火後、自燃後においては、リブ5a,5a及び金属製第一帯板5から外気に放熱する放熱量と備長炭7の隣接する金属製第一帯板間(以下、安定燃焼部7aという)の燃焼による熱量に対応して、前記安定燃焼部7aが赤熱した燃焼を維持し、他部が炭素化合物が放出する温度の燃焼を維持するように設定される。
【0017】
そして、その後の赤熱した安定燃焼部7aの消耗により、備長炭7の安定燃焼部7a,7a間が金属製第一帯板5のリブ5a,5aの上面ならびに金属製第一帯板5の上面に接地されたとき、安定燃焼部7aの燃焼を維持して、全体として炭素化合物を放出する温度、約400℃強の温度に安定するよう設定される。
【0018】
図5に示すように、各金属製第二帯板6は前記金属製第一帯板5全体を均等に加熱するために、金属製第一帯板5と同形状に形成される。なお、耐熱性を向上するために、リブ6a,6aの高さH2を高く、また、板厚を厚くしてもよい。
【0019】
さらに、前記炭火焼器1には、図1、図2に示すように、各金属製第一帯板5、の両端部5b,5bおよび、各金属製第二帯板6の両端部6b,6bの先端側が、開口部4からの離脱を防止するため、下方に折曲されている。
【0020】
また、支持枠2の他の一対の対壁2b,2bには、各金属製第一帯板5と各金属製第二帯板6をそれぞれ下方から少なくとも支持して、熱によるへたりを防止するために支持ロッド8,8,8,8が挿通されていて、各支持ロッド8,8,8,8の両端部に螺入されたナット9,9,9,9,9,9,9,9により抜け出しが防止されている。なお、前記金属製第一帯板5の両端部5b,5b、および、金属製第二帯板6の両端部6b,6bの長さ、前記支持ロッド8,8,8,8の長さは、それぞれ熱膨張に対応して熱応力が発生しないように設定される。
【0021】
次に、前記炭火焼器1の作用を説明する。
【0022】
図6において、(a)はガスレンジに対する炭火焼器1の設置状態を示し、(b)はガス火による加熱状態を示す。
【0023】
図6(a)に示すように、ガスレンジGに炭火焼器1を設置し、ガス火により下段の焼皿としての金属製第二帯板6を加熱する。加熱により温度が約400°C付近となると、金属製第二帯板6の輻射が開始される。金属製第二帯板6の輻射熱によって、金属製第一帯板5が加熱され、輻射温度を超えると、これより備長炭7,7,…へ向けて遠赤外線が輻射される。
【0024】
そして、約20分弱の時間で、備長炭7,7,…が中心部から加熱され、備長炭7,7,7…全体が上述した設定温度(400〜600℃)となる。このとき、隣接する金属製第一帯板5,5間と対面する備長炭7,7,…の安定燃焼部7aは、常に、新鮮な空気に接触していて赤熱し、備長炭7,7,…の他部は、赤熱せずに、ほぼ黒食の状態(暗がりでわずかな赤光が視認される状態)で燃焼して、炭素化合物を放出する。
【0025】
この状態となったとき、着火を完了として、ガス火を止める。
【0026】
着火後、自燃時は、図7(a)に示すように、各備長炭7の安定燃焼部7aが自燃して、備長炭7全体の温度を昇温しようとするが、前述したように、各備長炭7は、金属製第一帯板5を介して金属製の支持枠2と接しており、また、支持枠2は、金属製第二帯板6と接触している。このため、リブ5a,5a及び金属製第一帯板5より外気に直接、伝達される放熱量と、支持枠2及び金属製第二帯板6を介して外気に伝達される放熱量により、各備長炭7の安定燃焼部7aは燃焼を保持していても、他部へと拡張されることはない。
【0027】
この後、時間の経過とともに、赤熱した安定燃焼部7aが消耗し、図7(b)に示すように、備長炭7の安定燃焼部7a,7a間が金属製第一帯板5のリブ5a,5aの上面ならびに金属製第一帯板5の上面に接地されると、放熱量はピークに達し、備長炭7,7,…の火力は約400℃強に安定する。
【0028】
上述したように、この400°C強の温度は、備長炭7から食材に対して適度な熱線を照射する温度であり、また、炭素化合物、たとえば、HC,COを放出する温度であり、しかも、食材の外皮及びその付近のみを焼き上げる温度である。このため、食材の脂質は炭素化合物により還元され、食材の中心部及びその周囲は遠赤外線により加熱される。
【0029】
従って、焼色がよく、内部が瑞々しい状態で食材が焼き上げられることになる。また、食材は備長炭7,7,7,…の直近で網焼きされるため、炭素化合物による還元効果が良好に働き、過酸化物質が還元される。このため、前記備長炭7,7,…に金網10を敷き、金網10に食材を載せるだけで、食材を不慮に焦がすことなく、香ばしく、味のよく焼き上げることができる。
【0030】
ちなみに、肉は、柔らかく、かつ、ジューシーに焼き上げられ、魚は、皮がパリッと、中身はしっとりと焼き上げることができた。また、備長炭7,7,…の着火時間は、従来の火おこし器の30分に対して、20分弱であるので、家庭用としても、また、店舗用としても充分に利用することができた。
【0031】
図8は前記炭火焼器1を食卓で使用するためのホルダを示す。
【0032】
該ホルダ11は上部が開放された箱形の金属容器、たとえば、耐腐食性の高いステンレス材から形成されており、側部11aには燃焼用空気を導入するための通気口12が少なくとも1以上開穿される。
【0033】
ホルダ11の上部開口縁部には前記一対の取手3のアーム3aを上方より係合させて位置決めするための凹部13,13が形成されている。ホルダ11の深さは、前記凹部13,13に前記アーム3a,3aを載置された状態で、各金属製第二帯板6の所定距離下方に水面を位置させて水を貯溜できるよう設定される。このため、ガスレンジGで備長炭7,7,…を着火した後、炭火焼器1を卓上に移動させ、水を張ったホルダ11に設置すると、各金属製第二帯板6からホルダ11に輻射された輻射熱は水を暖める熱として使用される。このため、周囲に熱が発散されることはない。
【0034】
従って、予め、卓上にホルダ11を設置しておき、着火済みの炭火焼器1を設置すると、周囲に高温な熱気が発散されることなく、食材の焼ける香ばしい環境で、食事等を楽しむことができる。さらに、備長炭を使用し、低温(400℃強)で食材を焼き上げるため、煙が少なく、また、灰が飛散することなく、そして、いやな臭いのない状態で食事等を楽しむことができる。さらに、前記ホルダ11は、七輪と比べて清潔であり、また清潔に保つことができるため、都市空間内で使用することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上、要するに本発明によれば、次の如き優れた効果を発揮する。
【0036】
(1)炭素化合物の放出により食材が還元される分、従来の炭火より美味しく焼き上げることができる。
(2)備長炭の着火時間の大幅な短縮が可能となり、家庭用、業務用として使用することができる。
(3)焼皿を上段の金属製第一帯板と下段の金属製第二帯板とに分離しているので、耐熱性、耐久性が向上し、長期に渡って使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、炭火焼器の内部構造を示す断面である。
【図2】本発明の一実施の形態を示し、炭火焼器の構造を示す解説斜視図である。
【図3】支持枠の構造を示す解説図である。
【図4】金属製第一帯板の構造を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図5】金属製第二帯板の構造を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図6】本発明の一実施の形態を示し、炭火焼器の着火状態を示す解説図である。
【図7】本発明の一実施の形態を示し、炭火焼器の着火後、自燃焼状態を示す解説図である。
【図8】本発明の一実施の形態を示し、炭火焼器と、これを収容するためのホルダを示す斜視図である。
【符号の説明】
2 支持枠
2a 一対の対壁
5 金属製第一帯板
5a リブ
6 金属製第二帯板
7 備長炭
Claims (2)
- 上下に開口する金属製支持枠の一対の対壁に、所定数の金属製第一帯板を水平方向に所定間隔へだてて支持すると共に、該金属製第一帯板より所定高さ下位に、かつ、金属製第一帯板の列に対して千鳥状に金属製第二帯板を支持し、各金属製第一帯板の両側に備長炭を支持するためのリブを設け、ガス加熱による金属製第二帯板の輻射により金属製第一帯板を加熱し、該金属製第一帯板の輻射により、備長炭を着火するようにした炭火焼器であって、
前記金属製第一帯板及び各金属製第二帯板が耐熱性金属から構成され、
前記金属製第一帯板同士の間隔及び金属製第二帯板同士の間隔が、それぞれ隣接する金属製第一帯板間に対峙する前記備長炭の対峙部が燃焼する空気量に対応して決定され、
さらに、前記金属製第一帯板上面から各リブの上端までの高さ及びリブを含めた金属製第一帯板の上面の面積が、着火時において、備長炭の隣接する金属製第一帯板間のみを赤熱燃焼させ、且つ、備長炭の他部が炭素化合物を放出するほぼ黒色状態に燃焼させるように設定された
ことを特徴とする炭火焼器。 - 上下に開口する金属製支持枠の一対の対壁に、所定数の金属製第一帯板を水平方向に所定間隔へだてて支持すると共に、該金属製第一帯板より所定高さ下位に、かつ、金属製第一帯板の列に対して千鳥状に金属製第二帯板を支持し、各金属製第一帯板の両側に備長炭を支持するためのリブを設け、ガス加熱による金属製第二帯板の輻射により金属製第一帯板を加熱し、該金属製第一帯板の輻射により、備長炭を着火するようにした炭火焼器であって、
前記金属製第一帯板及び各金属製第二帯板が耐熱性金属から構成され、
前記金属製第一帯板同士の間隔及び金属製第二帯板同士の間隔が、それぞれ隣接する金属製第一帯板間に対峙する前記備長炭の対峙部が燃焼する空気量に対応して決定され、
さらに、前記金属製第一帯板上面から各リブの上端までの高さ及びリブを含めた金属製第一帯板の上面の面積が、着火後、自燃時において、備長炭の隣接する金属製第一帯板間のみを赤熱燃焼させ、且つ、備長炭の他部が炭素化合物を放出するほぼ黒色状態に燃焼させるように設定された
ことを特徴とする炭火焼器。
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