JPS6321622B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321622B2 JPS6321622B2 JP55065137A JP6513780A JPS6321622B2 JP S6321622 B2 JPS6321622 B2 JP S6321622B2 JP 55065137 A JP55065137 A JP 55065137A JP 6513780 A JP6513780 A JP 6513780A JP S6321622 B2 JPS6321622 B2 JP S6321622B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- point
- ink
- piezoelectric diaphragm
- wave
- alternating
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 18
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 7
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 9
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 9
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 6
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 4
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/045—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by pressure, e.g. electromechanical transducers
- B41J2/055—Devices for absorbing or preventing back-pressure
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は微小なインク滴により所望の文字・図
形等の画像を印写するインクジエツトプリンタに
関する。
形等の画像を印写するインクジエツトプリンタに
関する。
圧電振動板の湾曲振動によりインク滴の噴射を
得、所望の画像を印写するインクジエツトプリン
タが存在する。第１図はそのインクジエツトプリ
ンタに組込まれインク滴を噴射せしめるインクヘ
ツドを示し、同図に於いて、１は一端が開放した
ハウジング、２は該ハウジング１の閉塞端の中心
に穿たれた微小径のオリフイス、３は上記ハウジ
ング１の開放端に取着され一側壁を形成する圧電
振動板、４は該圧電振動板３及びハウジング１に
よつて囲まれたインク室、５は該インク室に外部
からインクを供給するキヤピイラリチユーブであ
る。
得、所望の画像を印写するインクジエツトプリン
タが存在する。第１図はそのインクジエツトプリ
ンタに組込まれインク滴を噴射せしめるインクヘ
ツドを示し、同図に於いて、１は一端が開放した
ハウジング、２は該ハウジング１の閉塞端の中心
に穿たれた微小径のオリフイス、３は上記ハウジ
ング１の開放端に取着され一側壁を形成する圧電
振動板、４は該圧電振動板３及びハウジング１に
よつて囲まれたインク室、５は該インク室に外部
からインクを供給するキヤピイラリチユーブであ
る。
斯る構造の圧電振動板３に噴射信号Vidを印加
すると、該圧電振動板３はインク室４の体積を減
小せしめる方向に湾曲し（第１図Ａ）、オリフイ
ス２からインク柱６が外部に突出せしめられる。
更に同図Ｂの如く圧電振動板３の湾曲が進行し最
大振幅点まで到達して今度は逆にインク室４の体
積を増大せしめる方向に湾曲し始めると、オリフ
イス２から突出していたインク柱６は根元から切
断され卵型のインク滴７が形成される。そして、
インク室４の体積は圧電振動板３の逆方向の湾曲
によつて増大しキヤピイラリチユーブ５からイン
ク室４内にインクを補充し初期状態に戻る（第１
図Ｃ）。この時噴射されたインク滴７は表面張力
の作用によつて略球状となつて飛翔している。こ
の様に１個の噴射信号Vidの印加によつて圧電振
動板３は１回湾曲振動し１個のインク滴７をオリ
フイス２から噴射する。
すると、該圧電振動板３はインク室４の体積を減
小せしめる方向に湾曲し（第１図Ａ）、オリフイ
ス２からインク柱６が外部に突出せしめられる。
更に同図Ｂの如く圧電振動板３の湾曲が進行し最
大振幅点まで到達して今度は逆にインク室４の体
積を増大せしめる方向に湾曲し始めると、オリフ
イス２から突出していたインク柱６は根元から切
断され卵型のインク滴７が形成される。そして、
インク室４の体積は圧電振動板３の逆方向の湾曲
によつて増大しキヤピイラリチユーブ５からイン
ク室４内にインクを補充し初期状態に戻る（第１
図Ｃ）。この時噴射されたインク滴７は表面張力
の作用によつて略球状となつて飛翔している。こ
の様に１個の噴射信号Vidの印加によつて圧電振
動板３は１回湾曲振動し１個のインク滴７をオリ
フイス２から噴射する。
此種インクヘツドの噴射信号Vidの波形として
は一般的に正若しくは負の矩形波、交番矩形波、
正弦波等が用いられている。就中、交番矩形波・
正弦波等の所謂交番波は正若しくは負の矩形波に
比べ回路構成が複雑になる反面、印写に寄与する
主要なインク滴７の外にそのインク滴７の前後に
極小径の不要なサテライトドロツプと呼ばれるイ
ンク滴（以下主要なインク滴と区別する為にサテ
ライトドロツプと称す）を噴射せしめる度合が少
ないので、高品質の画像印写を提供するものに適
用されるケースが多い。
は一般的に正若しくは負の矩形波、交番矩形波、
正弦波等が用いられている。就中、交番矩形波・
正弦波等の所謂交番波は正若しくは負の矩形波に
比べ回路構成が複雑になる反面、印写に寄与する
主要なインク滴７の外にそのインク滴７の前後に
極小径の不要なサテライトドロツプと呼ばれるイ
ンク滴（以下主要なインク滴と区別する為にサテ
ライトドロツプと称す）を噴射せしめる度合が少
ないので、高品質の画像印写を提供するものに適
用されるケースが多い。
第２図は上記一正弦波Ｅを圧電振動板３に印加
した場合の該圧電振動板３の振動波形Ｍと、移動
速度Ｖとの関係を示すタイミングチヤートで、圧
電振動板３は印加された一正弦波Ｅに対してTd
の遅延時間をもつて、先ず第３図に示す如く初期
点Ｃから外側の最大振幅点Ａまで湾曲し、再びＣ
点を通過して内側の最大振幅点Ｂまで湾曲してＣ
点に戻る１サイクルの湾曲振動を行なう。この１
サイクルの湾曲振動を行なつた圧電振動板３の移
動速度Ｖは、外側への移動をマイナス、内側への
それをプラスとした場合、Ｃ点→Ａ点の湾曲はマ
イナス、Ａ点→Ｃ点→Ｂ点はプラス、Ｂ点→Ｃ点
はマイナスとなり、マイナスの時インク室４の体
積は増大しインクがキヤピラリイチユーブ５から
充填され、逆にプラスの時それは減小してインク
がオリフイス２から押し出されインク滴７が噴射
される。
した場合の該圧電振動板３の振動波形Ｍと、移動
速度Ｖとの関係を示すタイミングチヤートで、圧
電振動板３は印加された一正弦波Ｅに対してTd
の遅延時間をもつて、先ず第３図に示す如く初期
点Ｃから外側の最大振幅点Ａまで湾曲し、再びＣ
点を通過して内側の最大振幅点Ｂまで湾曲してＣ
点に戻る１サイクルの湾曲振動を行なう。この１
サイクルの湾曲振動を行なつた圧電振動板３の移
動速度Ｖは、外側への移動をマイナス、内側への
それをプラスとした場合、Ｃ点→Ａ点の湾曲はマ
イナス、Ａ点→Ｃ点→Ｂ点はプラス、Ｂ点→Ｃ点
はマイナスとなり、マイナスの時インク室４の体
積は増大しインクがキヤピラリイチユーブ５から
充填され、逆にプラスの時それは減小してインク
がオリフイス２から押し出されインク滴７が噴射
される。
然し乍ら、圧電振動板３は一正弦波の印加によ
り１サイクル湾曲振動して１個のインク滴７を噴
射させる外に、第３図に於いてＣ点→A′点→Ｃ
点→B′点→Ｃ点→A″点→Ｃ点→……で示す如く
振幅が除々に減衰する残留振動を生じる。この残
留振動の振幅がインク滴を噴射せしめるレベル以
上になると、先に述べたサテライトドロツプが形
成される。
り１サイクル湾曲振動して１個のインク滴７を噴
射させる外に、第３図に於いてＣ点→A′点→Ｃ
点→B′点→Ｃ点→A″点→Ｃ点→……で示す如く
振幅が除々に減衰する残留振動を生じる。この残
留振動の振幅がインク滴を噴射せしめるレベル以
上になると、先に述べたサテライトドロツプが形
成される。
本発明は斯る残留振動を吸収しサテライトドロ
ツプの形成を防止することを目的としたものであ
つて、以下に第４図以降を参照して本発明の一実
施例を詳述する。
ツプの形成を防止することを目的としたものであ
つて、以下に第４図以降を参照して本発明の一実
施例を詳述する。
サテライトドロツプは上記残留振動の振幅に起
因することは先の説明から明らかである。そこで
本発明者等は少なくとも最終正弦波の末尾に残留
振動を吸収せしめる方向に圧電振動板３を湾曲振
動せしめる為の吸収信号Abを付加せしめること
を提案する。具体的には第３図のＣ点からA′点
そしてＣ点に至る最初の半サイクルの残留振動を
吸収すべく負の略正弦波形の吸収信号Abを第４
図に示す如く上記正弦波の末尾に付加せしめる。
この吸収信号Abを末尾に付加した正弦波Ｅを圧
電振動板３に印加すると、該圧電振動板３はＣ点
→Ａ点→Ｃ点→Ｂ点→Ｃ点と１サイクル湾曲振動
後、Ｃ点→A′点→Ｃ点と残留振動しようとする
にも拘らず吸収信号AbによつてＣ点→（−A′）
点→Ｃ点と湾曲せしめようとするので、それ等は
互いに相殺され残留振動は吸収される。この様に
して残留振動が吸収されると、圧電振動板３の湾
曲振動は主要なインク滴７を形成する１サイクル
のみとなり、１サイクル湾曲振動後の該圧電振動
板３の移動速度Ｖは零となる。従つて、インクヘ
ツドのオリフイス２からは一正弦波に対して１個
のインク滴７のみが噴射され、不要なサテライト
ドロツプは吐出されない。
因することは先の説明から明らかである。そこで
本発明者等は少なくとも最終正弦波の末尾に残留
振動を吸収せしめる方向に圧電振動板３を湾曲振
動せしめる為の吸収信号Abを付加せしめること
を提案する。具体的には第３図のＣ点からA′点
そしてＣ点に至る最初の半サイクルの残留振動を
吸収すべく負の略正弦波形の吸収信号Abを第４
図に示す如く上記正弦波の末尾に付加せしめる。
この吸収信号Abを末尾に付加した正弦波Ｅを圧
電振動板３に印加すると、該圧電振動板３はＣ点
→Ａ点→Ｃ点→Ｂ点→Ｃ点と１サイクル湾曲振動
後、Ｃ点→A′点→Ｃ点と残留振動しようとする
にも拘らず吸収信号AbによつてＣ点→（−A′）
点→Ｃ点と湾曲せしめようとするので、それ等は
互いに相殺され残留振動は吸収される。この様に
して残留振動が吸収されると、圧電振動板３の湾
曲振動は主要なインク滴７を形成する１サイクル
のみとなり、１サイクル湾曲振動後の該圧電振動
板３の移動速度Ｖは零となる。従つて、インクヘ
ツドのオリフイス２からは一正弦波に対して１個
のインク滴７のみが噴射され、不要なサテライト
ドロツプは吐出されない。
第５図は本発明の信号処理系の概略を示すブロ
ツク図であつて、１０は波形合成回路で、例えば
第６図イのようなトリガパルス状の噴射信号を入
力しこの噴射信号によりトリガが掛けられるワン
シヨツトマルチバイブレータ等から成り第６図ロ
に示す如き交番矩形波に負の矩形波の吸収信号
Ab′を合成する。更にその詳細な回路構成を第７
図に、その動作波形図を第８図に示す。第７図に
於いて、１１は噴射信号によりトリガが掛けられ
矩形波形成中に再度噴射信号が到来した時その形
成を継続するリトリガプルワンシヨツトマルチバ
イブレータ（以下ROSマルチと略す）で、該
ROSマルチ１１は例えば第８図イに示す如き１
個の噴射信号が到来した時第６図ロの交番矩形波
の１周期Ｔに僅かな期間δを加えた幅の矩形波
（第８図ロ）を形成する。１２，１３は上記ROS
マルチ１１と並列に接続され上記噴射信号により
トリガが掛けられる第１・第２のOSマルチで、
第１のOSマルチ１２は第８図ハに示す如く交番
矩形波の一周期Ｔを設定し、第２のOSマルチ１
３は上記周期Ｔの半波長の矩形波（第８図ニ）を
形成する。１４はROSマルチ１１の矩形波の立
下りによりトリガが掛けられる第３のOSマルチ
で、吸収信号の幅τを決定する矩形波（第８図
ホ）を出力する。１５はオペアンプから成る第１
の加算器で、上記第３のOSマルチ１４から出力
される矩形波と第１のOSマルチ１２の矩形波と
を加算する。１６は上記加算出力（第８図ヘ）と
第２のOSマルチ１３とを夫々差動入力端子に入
力しそれ等を加算するオペアンプから成る第２の
加算器で、第８図トに示す如く交番矩形波に矩形
吸収信号を合成する。尚、（VR1）はROSマルチ
１１と電源電圧Vccとの間に接続され吸収信号の
発生タイミングを設定するタイミング設定ボリウ
ム、（VR2）は第３のOSマルチ１４と電源電圧
Vccとの間に設けられ上記吸収信号の幅τを調整
する幅調整ボリウム、（VR3）は第３のOSマルチ
１４と第１の加算器１５との間に介在せしめられ
上記吸収信号の波高値を決定する波高値決定ボリ
ウムである。この波高値決定ボリウム（VR3）に
て、吸収信号の波高値を、交番波の波高値より小
さく設定している。
ツク図であつて、１０は波形合成回路で、例えば
第６図イのようなトリガパルス状の噴射信号を入
力しこの噴射信号によりトリガが掛けられるワン
シヨツトマルチバイブレータ等から成り第６図ロ
に示す如き交番矩形波に負の矩形波の吸収信号
Ab′を合成する。更にその詳細な回路構成を第７
図に、その動作波形図を第８図に示す。第７図に
於いて、１１は噴射信号によりトリガが掛けられ
矩形波形成中に再度噴射信号が到来した時その形
成を継続するリトリガプルワンシヨツトマルチバ
イブレータ（以下ROSマルチと略す）で、該
ROSマルチ１１は例えば第８図イに示す如き１
個の噴射信号が到来した時第６図ロの交番矩形波
の１周期Ｔに僅かな期間δを加えた幅の矩形波
（第８図ロ）を形成する。１２，１３は上記ROS
マルチ１１と並列に接続され上記噴射信号により
トリガが掛けられる第１・第２のOSマルチで、
第１のOSマルチ１２は第８図ハに示す如く交番
矩形波の一周期Ｔを設定し、第２のOSマルチ１
３は上記周期Ｔの半波長の矩形波（第８図ニ）を
形成する。１４はROSマルチ１１の矩形波の立
下りによりトリガが掛けられる第３のOSマルチ
で、吸収信号の幅τを決定する矩形波（第８図
ホ）を出力する。１５はオペアンプから成る第１
の加算器で、上記第３のOSマルチ１４から出力
される矩形波と第１のOSマルチ１２の矩形波と
を加算する。１６は上記加算出力（第８図ヘ）と
第２のOSマルチ１３とを夫々差動入力端子に入
力しそれ等を加算するオペアンプから成る第２の
加算器で、第８図トに示す如く交番矩形波に矩形
吸収信号を合成する。尚、（VR1）はROSマルチ
１１と電源電圧Vccとの間に接続され吸収信号の
発生タイミングを設定するタイミング設定ボリウ
ム、（VR2）は第３のOSマルチ１４と電源電圧
Vccとの間に設けられ上記吸収信号の幅τを調整
する幅調整ボリウム、（VR3）は第３のOSマルチ
１４と第１の加算器１５との間に介在せしめられ
上記吸収信号の波高値を決定する波高値決定ボリ
ウムである。この波高値決定ボリウム（VR3）に
て、吸収信号の波高値を、交番波の波高値より小
さく設定している。
再び第５図及び第６図に戻つて、１７は上記波
形合成された交番矩形波並びに吸収信号を受けそ
れ等を第６図ハのように正弦波に波形整形する波
形整形回路で、ローパスフイルタ若しくはバンド
パスフイルタによつて構成されている。１８は上
記波形整形回路１７から出力された正弦波及び吸
収信号Abを増幅する増幅器で、次段に接続され
るインクヘツド１９の動作領域である例えば±
150V程度まで振幅を増幅する（第６図ニ）。
形合成された交番矩形波並びに吸収信号を受けそ
れ等を第６図ハのように正弦波に波形整形する波
形整形回路で、ローパスフイルタ若しくはバンド
パスフイルタによつて構成されている。１８は上
記波形整形回路１７から出力された正弦波及び吸
収信号Abを増幅する増幅器で、次段に接続され
るインクヘツド１９の動作領域である例えば±
150V程度まで振幅を増幅する（第６図ニ）。
再度第４図乃至第６図を参照して本発明インク
ジエツトプリンタの動作を簡単にまとめる。
ジエツトプリンタの動作を簡単にまとめる。
先ず、波形合成回路１０にインク滴７を噴射せ
しめるべくトリガパルス状の噴射信号が給電され
ると、この噴射信号によつてトリガが掛けられ交
番矩形波並びに吸収信号A′bが合成される。そし
て、これ等矩形状の信号は波形整形回路１７で正
弦波に変換され増幅器１８を介してインクヘツド
１９に印加される。インクヘツド１９の圧電振動
板３は先ず初めの一正弦波によつて１サイクル湾
曲振動しオリフイス２から１個のインク滴７を噴
射する。次に、上記１サイクルの湾曲振動の慣性
力により圧電振動板３は残留振動しようとする
が、該圧電振動板３には残留振動と逆方向に湾曲
せしめようとする吸収信号が印加されており、こ
の方向が相反する湾曲によつて互いの振動が相殺
される。従つて、残留振動が吸収されることによ
つて、サテライトドロツプの吐出は防止される。
しめるべくトリガパルス状の噴射信号が給電され
ると、この噴射信号によつてトリガが掛けられ交
番矩形波並びに吸収信号A′bが合成される。そし
て、これ等矩形状の信号は波形整形回路１７で正
弦波に変換され増幅器１８を介してインクヘツド
１９に印加される。インクヘツド１９の圧電振動
板３は先ず初めの一正弦波によつて１サイクル湾
曲振動しオリフイス２から１個のインク滴７を噴
射する。次に、上記１サイクルの湾曲振動の慣性
力により圧電振動板３は残留振動しようとする
が、該圧電振動板３には残留振動と逆方向に湾曲
せしめようとする吸収信号が印加されており、こ
の方向が相反する湾曲によつて互いの振動が相殺
される。従つて、残留振動が吸収されることによ
つて、サテライトドロツプの吐出は防止される。
尚、以上の説明に於いては１個の噴射信号を入
力した場合についてのみ詳述したが、第９図イに
示す如く複数個の連続した噴射信号が加えられる
と波形合成回路１０のROSマルチ１１の矩形波
出力は継続し、吸収信号の形成タイミングを上記
連続した噴射信号の末尾まで引き延ばす。従つ
て、波形合成回路１０の出力は第９図ロの如く複
数の連続した交番矩形波の末尾に吸収信号が付加
された波形となる。
力した場合についてのみ詳述したが、第９図イに
示す如く複数個の連続した噴射信号が加えられる
と波形合成回路１０のROSマルチ１１の矩形波
出力は継続し、吸収信号の形成タイミングを上記
連続した噴射信号の末尾まで引き延ばす。従つ
て、波形合成回路１０の出力は第９図ロの如く複
数の連続した交番矩形波の末尾に吸収信号が付加
された波形となる。
本発明インクジエツトプリンタは以上の説明か
ら明らかな如く、圧電振動板が湾曲振動しインク
滴を噴射せしめるインクヘツドを交番波によつて
駆動せしめると共に、その交番波の印加による圧
電振動板の残留振動を吸収する為に少くとも上記
交番波の最終波形の末尾に負の略正弦波形の吸収
信号を付加しているので、この吸収信号によつて
圧電振動板は残留振動と逆方向に湾曲しようとし
互いにその振動を相殺する。従つて、残留振動に
起因するサテライトドロツプの吐出は防止され、
画像印写は主要なインク滴のみで形成されること
になり綺麗な高品質の画像印写を得ることができ
る。
ら明らかな如く、圧電振動板が湾曲振動しインク
滴を噴射せしめるインクヘツドを交番波によつて
駆動せしめると共に、その交番波の印加による圧
電振動板の残留振動を吸収する為に少くとも上記
交番波の最終波形の末尾に負の略正弦波形の吸収
信号を付加しているので、この吸収信号によつて
圧電振動板は残留振動と逆方向に湾曲しようとし
互いにその振動を相殺する。従つて、残留振動に
起因するサテライトドロツプの吐出は防止され、
画像印写は主要なインク滴のみで形成されること
になり綺麗な高品質の画像印写を得ることができ
る。
第１図Ａ〜Ｃはインクジエツトヘツドに組込ま
れるインクヘツドの噴射メカニズムを説明する為
の断面図、第２図は従来例を説明する為のタイミ
ングチヤート、第３図は従来例の噴射メカニズム
を説明する為の断面図、第４図は本発明を説明す
る為のタイミングチヤート、第５図は本発明の一
実施例を示すブロツク図、第６図はその実施例を
説明する為のタイミングチヤート、第７図は更に
その要部の構成を示すブロツク図、第８図はその
動作を説明する為のタイミングチヤート、第９図
は他の動作を説明する為のタイミングチヤートで
ある。 １……ハウジング、３……圧電振動板、７……
インク滴、１０……波形合成回路、１１……
ROSマルチ、１２，１３，１４……第１〜第
3OSマルチ、１７……波形整形回路、１９……イ
ンクヘツド。
れるインクヘツドの噴射メカニズムを説明する為
の断面図、第２図は従来例を説明する為のタイミ
ングチヤート、第３図は従来例の噴射メカニズム
を説明する為の断面図、第４図は本発明を説明す
る為のタイミングチヤート、第５図は本発明の一
実施例を示すブロツク図、第６図はその実施例を
説明する為のタイミングチヤート、第７図は更に
その要部の構成を示すブロツク図、第８図はその
動作を説明する為のタイミングチヤート、第９図
は他の動作を説明する為のタイミングチヤートで
ある。 １……ハウジング、３……圧電振動板、７……
インク滴、１０……波形合成回路、１１……
ROSマルチ、１２，１３，１４……第１〜第
3OSマルチ、１７……波形整形回路、１９……イ
ンクヘツド。
Claims (1)
- １ 正から負方向へ変化する交番波により湾曲振
動する圧電振動板をインク室の一側壁に配置した
インクヘツドからインク滴を噴射せしめ、そのイ
ンク滴により文字・図形等の画像を印写するイン
クジエツトプリンタに於いて、少なくとも最終交
番波の末尾に上記圧電振動板の湾曲振動によるイ
ンク室内の残留振動を吸収する方向に湾曲振動せ
しめる為の前記交番波より小さい波高値に設定し
た負の略正弦波形の吸収信号を付加せしめたこと
を特徴とするインクジエツトプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6513780A JPS56161172A (en) | 1980-05-15 | 1980-05-15 | Ink jet printer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6513780A JPS56161172A (en) | 1980-05-15 | 1980-05-15 | Ink jet printer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56161172A JPS56161172A (en) | 1981-12-11 |
| JPS6321622B2 true JPS6321622B2 (ja) | 1988-05-09 |
Family
ID=13278188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6513780A Granted JPS56161172A (en) | 1980-05-15 | 1980-05-15 | Ink jet printer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56161172A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6234607B1 (en) | 1995-04-20 | 2001-05-22 | Seiko Epson Corporation | Ink jet head and control method for reduced residual vibration |
| DE69622595T2 (de) * | 1995-04-20 | 2003-02-13 | Seiko Epson Corp | Tintenstrahldruckvorrichtung und Verfahren zur Steuerung derselben |
| JPH10278256A (ja) * | 1997-04-01 | 1998-10-20 | Minolta Co Ltd | インクジェット記録装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5264230A (en) * | 1975-11-21 | 1977-05-27 | Xerox Corp | Ink jet device |
| JPS52109935A (en) * | 1975-12-11 | 1977-09-14 | Olympia Werke Ag | Device for controlling inverse flow of ink within ink jet head nozzle |
| JPS54123951A (en) * | 1978-02-27 | 1979-09-26 | Ncr Co | Ink jet printer control system |
| JPS5517587A (en) * | 1978-07-27 | 1980-02-07 | Seiko Epson Corp | Liquid jetting device |
-
1980
- 1980-05-15 JP JP6513780A patent/JPS56161172A/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5264230A (en) * | 1975-11-21 | 1977-05-27 | Xerox Corp | Ink jet device |
| JPS52109935A (en) * | 1975-12-11 | 1977-09-14 | Olympia Werke Ag | Device for controlling inverse flow of ink within ink jet head nozzle |
| JPS54123951A (en) * | 1978-02-27 | 1979-09-26 | Ncr Co | Ink jet printer control system |
| JPS5517587A (en) * | 1978-07-27 | 1980-02-07 | Seiko Epson Corp | Liquid jetting device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56161172A (en) | 1981-12-11 |
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