JPS63215690A - 9−ヒドロキシエリプチシングリコシドの製造法 - Google Patents

9−ヒドロキシエリプチシングリコシドの製造法

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JPS63215690A
JPS63215690A JP62045168A JP4516887A JPS63215690A JP S63215690 A JPS63215690 A JP S63215690A JP 62045168 A JP62045168 A JP 62045168A JP 4516887 A JP4516887 A JP 4516887A JP S63215690 A JPS63215690 A JP S63215690A
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JP
Japan
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residue
deoxyaldose
formula
production method
aldose
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Application number
JP62045168A
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English (en)
Inventor
Tadashi Honda
忠士 本田
Tetsuo Shimamoto
島本 哲男
Saneyoshi Katou
加藤 実佳
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Suntory Ltd
Original Assignee
Suntory Ltd
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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/26Acyclic or carbocyclic radicals, substituted by hetero rings

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式(I) (式中Aはアルドース残基又はデオキシアルド−■ ス残基を表わし、式中N−Aで表わされる結合はエリブ
チシンの2位窒素原子と糖の1位炭素原子とのグリコシ
ド結合を表わす)を有する9−ヒドロキシエリプチシン
グリコシドの製造法に関し、この化合物は強力な抗悪性
腫瘍活性を有しているので制癌剤としての用途が期待さ
れる。
〔従来の技術〕
エリブチシン(Ellipticine)(5、11−
ジメチル−C4,3−b)(6H)−ピリドカルバゾー
ル、下記一般式(A)においてR=H)、9−メトキシ
エリブチシン(一般式(A)においてR=OCH3)及
び9−ヒドロキシエリブチシン(一般式(A)において
R=OH)などのピリドカルバゾールアルカロイド(P
yridocarbazole Alkaloids)
は夾竹桃科植物(^sp idosperm 1na)
やオクロシア葉(Ochrosia 1eaves)に
含まれており、古くからよく、知られているアルカロイ
ドの一種である。
近年、式(B) 2−N−メチル−9−ヒドロキシエリブチジニウム・ア
セテートが乳癌に対して有効であるということが報告さ
れている( J 、Rouesseら、l1ull。
Cancer(Paris)68巻、437〜441頁
、1981年〕。
また、エリブチシン及び9−メトキシエリブチシンは実
験動物腫瘍であるマウス白血病L 1210やザルコー
マ180(Sarcoma 180、固型)に対し有効
であり[R,W、Guthrieら、J、Medici
nal Chemistry 。
18(7)巻、755〜760頁、1975年〕、9−
ヒドロキシエリブチシンは9−メトキシエリブチシンよ
り100〜1000倍以上高いマウス白血病L 121
0に対する活性をもつことが報告されている(特公昭5
8−35196号公報、英国特許第143608040
J’l+tlHg ) 。
前記したように、ピリドカルバゾール骨格を有する化合
物は抗腫瘍活性を有する化合物などとして有用であり、
例えばり、に、Dalton9、^ust、J。
Chem、 、 20巻2715〜2727頁(I96
7年);^、H,Jacksonら、J、Chem、S
oc、Perkin  I 、 1698〜1704頁
(I977年)  ; J、Y、Lallemandら
、Tetrahedron Letters 。
No、15 、1261〜1264頁(I978年)、
ヨーロッパ特許第9445号明細書などにみられるよう
に数多くの合成法が研究されている。
またピリドカルバゾール骨格に置換基を導入した化合物
にもマウス白血病L 1210に対する活性が認められ
ている(米国特許第4434290号明#jll書)。
しかしながら、エリブチシン、9−メトキシエリブチシ
ン及び9−ヒドロキシエリブチシンは制癌剤として未だ
実用化されていないが、これはこれらの化合物の水に対
する溶解度が非常に悪いことも一つの理由である。
特開昭58−222087号公報は2−N−アルキル−
9−ヒドロキシエリブチジニウム塩を酸化することによ
って骨格の10位にアミノ酸、オリゴペプチド、ヌクレ
オチド又はヌクレオシドを導入することを提案している
が、これらの化合物はマウス白血病L 1210に対す
る芳しい延命効果を与えるに至っていない。
これらの問題点と解決するために、本発明者らは先きに
前記の一般式(I)を含むエリブチシン誘導体の2位窒
素原子に各種の糖をグリコシド結合せしめた化合物を合
成しな(特開昭61−37799号参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは天然に存在している骨格を利用してこれら
から有用な、特に医薬活性を有する誘導体を開発すべく
研究を進めている過程で、エリブチシンの持っている抗
腫瘍性に注目し、特にエリブチシンがその骨格からも推
測されるように水に対して極めて僅かしか溶けない点企
改良することによって有用な化合物が得られることが予
想されることに着目した。
そしてこの糖分導入するに際し、一般式([[)(式中
、R1は炭素原子数1〜3のアルキル基またはベンジル
基を表わす)を有するエリブチシン誘導体に一般式(■
) B−Br  (■) (式中、Bは糖の水酸基の水素原子が炭素原子数2〜9
のアシル基で置換されたアシル化アルドース残基、糖の
水酸基の水素原子がベンジル基で置換されたベンジル化
アルドース残基、糖の水酸基の水素原子が2〜9のアシ
ル基で置換されたアシル化デオキシアルドース残基また
は糖の水酸基の水素原子がベンジル基で1換されたベン
ジル化デオキシアルドース残基を表わし、B−Br間の
結合は糖の1位炭素原子と臭素原子との結合を表わす)
を有する糖誘導体を弱塩基性の金属化合物又はトリアル
キルアミンなどの酸捕促剤存在下で反応せしめることに
より一般式(II) (式中R+およびBは前記定義の通りであり、式の 中N−Bで表わされる結合はエリブチシンの2位窒素原
子と糖の1位炭素原子とのグリコシド結合を表わす)を
有するエリプチシングリコシド誘導体が得られる。
この化合物(II)の9位水酸基の保護基R1は、例え
ばトリメチルシリル沃素などで脱離せしめることができ
る。又トリメチルシリル沃素を用いれば糖のベンジル基
も脱離できる。しかしながら、この試薬は反応性があま
り強くなく、又取り扱いも注意を要する。一方、糖のア
シル基は一般的なアンモニア水による反応により、容易
に脱離させることができるが、アンモニア水では9位水
酸基のアルキル基、又はベンジル保護基は除去できない
。これらの問題点を解決し、さらに反応終了後、目的と
する本発明の化合物を光学的に活性な純粋な化合物とし
て容易に得ることができる製造法の開発がまたれている
従って、本発明はこれらの問題点を解決したつ一ヒドロ
キシエリプチシングリコシドの製造法を提供すること3
その目的とする。
〔問題点を解決するための手段並びにその構成及び作用の説明〕
即ち、本発明に従えば、前記問題点は、前記一般式(I
)の9−ヒドロキシエリプチシングリコシドを製造する
に際し、 一般式(n) (式中、R1は炭素原子数1〜3のアルキル基またはベ
ンジル基を表わし、Bは糖の水酸基の水素原子が炭素原
子数2〜9のアシル基で置換されたアシル化アルドース
残基、糖の水酸基の水素原子がベンジル基で置換された
ベンジル化アルドース残基、糖の水酸基の水素原子が2
〜9のアシル基で置換されたアシル化デオキシアルドー
ス残基または糖の水酸基の水素原子がベンジル基で置換
されたベンジル化デオキシアルドース残基を表わす)を
有するエリプチシングリコシド誘導体を濃臭化水素酸水
溶液と加熱して酸加水分解させることによって解決され
る。
ピリジン骨格の窒素原子をハロゲン1ヒ糖を用い4級化
しようとする試みは、ニコチンアミドヌクレオシドの合
成など多く見られる〔例えば、L、J。
11aynesらのJ、Chem、Soc、、3727
〜3732頁(I957年)参照〕、シかし、これらの
製造方法を詳細に検討すると、光学活性なニコチンアミ
ドヌクレオシドの製造法としては不十分である。そこで
、光学活性な化合物を製造すべく鋭意検討をすすめた結
果、本発明者らは、先きに弱塩基性の金属化合物、例え
ば炭酸カドミウム、炭酸カルシウム、炭酸銅などを反応
系中に加えることにより所望の化合物を製造することに
成功した。
しかしながら、この方法では弱塩基性の金属化合物を加
えることが必要なために、生成した目的化合物を効率よ
く分離精製するために余分な工程が必要となった。本発
明者らは、更に、精製工程を必要としないで前記目的を
達成することができる酸捕捉剤を見出すべく種々検討し
た結果、トリアルキルアミン化合物がこの目的に最適で
あったことを見出した。そして、こうして得られた一般
式(n)のエリプチシングリコシド誘導体の9位水酸基
の保護基及び糖の保護基を除去するのに適した試薬を種
々検討したところ、臭化水素酸が最もよい結果を与える
ことを見出したのである0本発明において使用する臭化
水素酸水溶液の濃度は好ましくは30重量%以上であり
、47重置火の臭化水素酸水溶液を使用するのが最も好
ましい。なお、臭化水素酸は水溶液でなくても、例えば
酢酸溶液であってもよい。
本発明に従った反応は例えば一般式(II)のエリプチ
シングリコシド誘導体1ミリモルに対し5〜20m4の
臭化水素酸溶液を加え、10〜150分加熱することに
よって実施する。反応温度は例えば70〜130℃でよ
いが、加熱還流下に実施するのが好都合である。
反応終了後、反応混合物を冷却し、さらに水で希釈して
冷却すると、結晶が析出してくる。析出してきた結晶を
集め、例えば含水アルコールから再結晶することにより
高収率で光学的に活性な一般式(I)の9−ヒドロキシ
エリプチシングリコシドを得ることができる。
〔実施例〕
以下実施例に従って本発明を更に具体的に説明するが、
本発明の技術的範囲を以下の実施例に限定するものでな
いことはいうまでもない。
実施例1 2−α−L−アラビノピラノシル−9−ヒドロキシエリ
プチシニウムブロミドの合成 2−(2,3,4−トリー〇−アセチル−α−り一アラ
ビノピラノシル)−9−メトキシエリプチシニウムブロ
ミド40g(0,065モル)を47%臭化水素酸水溶
液650mZ (0,065モル)に溶解し、30分間
加熱還流した。
得られた反応液を氷冷し、次に水650mA’を加えて
3時間氷冷した。かかる操作によって析出してきた沈澱
を遠心骨H(4,000rpm X 10分)で分離し
、少量の冷水で洗浄した。得られた沈澱を熱水500m
1に溶解し、エタノール10100Oを加え再結晶した
再結晶によって析出した結晶を採取し、エタノールで3
回洗浄し、乾燥することにより標記化合物26.54g
(収率86%)を得た。なお再結晶母液を濃縮し水冷す
ることにより、更に1.23g(収率4%)の標記化合
物を得た。
得られた化合物の光学純度は以下の条件の高速液体クロ
マトグラフィー(LC)により算出した。
カラム: 5hinIl−pack CLC−ODS 
15cmX 6mmφ移動層ニアセトニトリル: 0.
02モルNa1l□PO4−113PO4緩街液=1:
5 流速:1.0mt’/分 又は移動層ニアセトニトリル: 0.02モルNa11
2PO=・11、PO4−1: 4 流速:1.5mN/分 得られた化合物の物理化学的性質は以下の通りであった
融点:>250℃(分解) IRスペクトh   :  3250 .1640  
、f800 .1400 .1420゜(KBr、am
−’)  1220 、1200 、1150 、10
90 、1080゜UV、tペタ11   :  22
7(ε14000)、249(ε23000)。
エタノール (λ   、nm)  287(ε25000)、28
2(ε22000)。
aX 324(ε52000) マススペクトル    :  395[C22H23N
20Sド(SIMS 、 m/z) ’IINMRスヘリトル :  2.85(3[1,s
>  3.65(IH,m)  3.90(38゜[:
DMSO−db、δ  m)  4.08(I8,d)
 5.12(IH,d) 5.24ppm、CDJSO
CD*  (III、d)  5.61(I8,d) 
 5.74(LH,d、、J’のブロトンクミカル  
 8.511z、1−H)  7.18(IH,dd、
J:2,911z)シフト(δ2.50)    7.
55(IH,d、J・9Hz)  7.86(LH,d
、J=を内部標準と 211z) 8.51(2H,八
Bq) 9.45(IH,brs)して使用した) 1
0.03(LH,s> 12.08(IH,brs)元
素分析値: C2□112.N205Br−211,0
計算値(C、H、N)51.67 、5.32 、5.
48実測値(C、H、N)51.57 、5.31 、
5.40漿1例」− 2,3,4−トリー〇−アセチルーβ−L−アラビノビ
ラノシルブロミドの合成 L−アラビノース50g(0,33モル)をピリジン2
50mj7に懸濁させ、無水酢酸200m1(217g
、 2.13モル)を加え室温で一晩撹拌した。この反
応液に、水冷下、メタノール50m1を加え、減圧下に
溶媒を留去した。過剰の溶媒と試薬はエタノール、水と
共沸させて除去した。
得られた残渣を酢酸100社に溶解し、水冷下30%臭
化水素・酢酸溶液100社を加え、さらに3時間撹拌し
た。得られた反応液を塩化メチレン800m1で希釈し
、冷水で洗浄した。水層部は塩化メチレン200m1で
再抽出し、あわせた有機層を冷水、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液、冷水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾
燥させた。濃縮後エーテルを用い結晶化し、冷エーテル
で洗い標記化合物59.6g (収率53%)を得た。
蚕煮舅」− 2−(2、3,4−トリー〇−アセチル−α−L−アラ
ビノピラノシル)−9−メトキシエリブチシニウムブロ
ミドの合成 (式中、Acはアセチル基を表わす) 9−メI・キジエリブチシン8.28g(0,03モル
)、2.3.4−)−リーO−アセチル−し一アラビノ
ビラノジルブロミド20.34g(0,06モル)及び
トリエチルアミン4.2 ml(0,03モル)を30
0m1のアセトニトリルに懸濁させ、5分間加熱還流し
た。
次に反応液を氷水中で急冷し、生じたコロイド状沈澱を
採取した。沈澱をクロロホルム・エーテル(I:4)で
3回洗浄し、得られた沈澱(α:β=100 : 1.
1 )をアセトニトリル(880m1’)を用いて再結
晶し、7.56g (収率41%)の標記化合物を得た
。更に再結晶母液を濃縮し、アセトニトリルから再結晶
することにより3.53g (収率19%)の標記化合
物を得た。
なおα一体とβ一体の比率は以下の条件の高速液体クロ
マトグラフィー(LC)の面積比より算出した。
カラム: Nova−pack C−18、15cmX
3.9mmφ移動層−0.1モル酢酸アンモニウム・酢
酸(p)!3)緩衝液:メタノール=2:1 流速:1.5社/分 検出: 318nm(U V検出器) 得られた化合物の物理fヒ学的性買は以下の通りであっ
た。
結晶型:無定形結晶 IRスペクトh    :  1750.1640 .
1590.1480 .1420  。
(KBr 、 cm−’)  1370 、1300 
、1240 、1220 、1120 。
1090 、1060 、1030 、960 、93
0 、810UVスペクトル   :228(ε150
00)  249(ε24000)マススペクトル  
       茫  で:   パ(SIMS 、m/
z):  535[Cz、H*+NzOs]”’IIN
MRスペクトル(CDC1,、δppm、TMSを内部
標準として使用) : 1.68(3)1.s) 、 
1.98(311,s) 2.03(3H,s)2.3
2(31,s)  2.46(3H,s)  3.94
(311,s>  4.41(ill、dd、J43t
(z、1.8Hz)  4.65(IH,d、J’13
11z)5.50(211,m)  5.61(III
、brs)  7.06(IH,brs)7.20(I
H,cl、J=9Hz、1 ’−H)  7.32(i
ff、dd、J=2Hz、7Hz)  7.61(il
l、d、J=711z)  8.12(IH,d。
J=9tlz)  8.17(ill、d、J=9Hz
)  10.18(I)1,5)11.94(I8,b
rs) 尤牧匠 本発明の9−ヒドロキシエリプチシングリコシドの抗腫
瘍効果をマウスの実験腫瘍L 1210について以下の
ようにして確認した。
i)使用動物: BDF、マウス、メス6週令(平均体
重17〜18kg)、1群6匹ii)使用疵種: L1
210(マウス白血病細胞)105細胞/マウス、腹腔
内接 種(ip) iii )サンプル投与法: BDF、マウスにL 1
210を接種し24時間のちよ り1日1回連日5日間腹 腔内投与した。
iv)評価方法:有効性は対照群と比較して平均生存期
間の延長(ILS%)で示 される 得られた結果は第1表に示す通りであり、この結果から
本発明化合物がマウス白血病L 1210に対して著し
い抗腫瘍効果を有するものであることが明らかである。
なお、80日延命はマウス白血病L 1210投与80
日後で生存しているマウスの四散を表わす。
第1表 2−α−し一アテヒリヒリノシルー     5   
    0/6     76.4   0/6: −
,7:、″1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Aはアルドース残基又はデオキシアルドース残
    基を表わし、式中N^■−Aで表わされる結合はエリプ
    チシンの2位窒素原子と糖の1位炭素原子とのグリコシ
    ド結合を表わす)を有する9−ヒドロキシエリプチシン
    グリコシドを製造するに際し、 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1は炭素原子数1〜3のアルキル基または
    ベンジル基を表わし、Bは糖の水酸基の水素原子が炭素
    原子数2〜9のアシル基で置換されたアシル化アルドー
    ス残基、糖の水酸基の水素原子がベンジル基で置換され
    たベンジル化アルドース残基、糖の水酸基の水素原子が
    2〜9のアシル基で置換されたアシル化デオキシアルド
    ース残基または糖の水酸基の水素原子がベンジル基で置
    換されたベンジル化デオキシアルドース残基を表わす)
    を有するエリプチシングリコシド誘導体を濃臭化水素酸
    溶液と加熱して酸加水分解させることを特徴とする9−
    ヒドロキシエリプチシングリコシドの製造法。 2、アルドース残基がアルドテトロース残基である特許
    請求の範囲第1項記載の製造法。 3、アルドース残基がアルドペントース残基である特許
    請求の範囲第1項記載の製造法。 4、アルドース残基がアルドヘキソース残基である特許
    請求の範囲第1項記載の製造法。 5、デオキシアルドース残基が2−デオキシアルドペン
    トース残基である特許請求の範囲第1項記載の製造法。 6、デオキシアルドース残基が2−デオキシアルドヘキ
    ソース残基である特許請求の範囲第1項記載の製造法。 7、デオキシアルドース残基が5−デオキシアルドペン
    トース残基である特許請求の範囲第1項記載の製造法。 8、デオキシアルドース残基が6−デオキシアルドヘキ
    ソース残基である特許請求の範囲第1項記載の製造法。 9、一般式( I )および(II)の化合物が光学的に活
    性な化合物である特許請求の範囲第1〜8項のいずれか
    1項に記載の製造法。 10、エリプチシングリコシド誘導体1モルに対し臭化
    水素酸水溶液5〜20lを用いる特許請求の範囲第1〜
    9項のいずれか1項に記載の製造法。 11、反応温度が70〜130℃である特許請求の範囲
    第1〜9項のいずれか1項に記載の製造法。 12、反応時間が10〜150分である特許請求の範囲
    第1〜9項のいずれか1項に記載の製造法。
JP62045168A 1987-03-02 1987-03-02 9−ヒドロキシエリプチシングリコシドの製造法 Pending JPS63215690A (ja)

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HU88973A HU199503B (en) 1987-03-02 1988-03-01 Process for producing 9-hydroxyellipticine glycosides

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ES (1) ES2006583A6 (ja)
HU (1) HU199503B (ja)
IL (1) IL85588A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0365176A1 (en) * 1988-10-04 1990-04-25 Suntory Limited Ellipticine glycoside derivatives

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IL85588A (en) 1992-03-29
HU199503B (en) 1990-02-28
KR900006231B1 (ko) 1990-08-27
IL85588A0 (en) 1988-08-31
HUT46704A (en) 1988-11-28

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