JPS63215565A - 炭素/炭素複合材料の製造法 - Google Patents
炭素/炭素複合材料の製造法Info
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- JPS63215565A JPS63215565A JP62047744A JP4774487A JPS63215565A JP S63215565 A JPS63215565 A JP S63215565A JP 62047744 A JP62047744 A JP 62047744A JP 4774487 A JP4774487 A JP 4774487A JP S63215565 A JPS63215565 A JP S63215565A
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
11北Δ■貝欠!
本発明は、炭素/炭素複合材料の製造法に関する。
従来の 術および発 が解決しようとする問題、。
炭素/炭素複合材料は、1000℃以上の高温において
も高強度、高弾性率を維持し、かつ熱膨張率が小さい等
の特異な性質を有する材料であり、試空宇宙機器の部品
、ブレーキ、炉材等への利用が期待されている。しかし
ながら高い強度を発揮させろためには、補強のための炭
素繊維として3次元織物を用いる等、製造プロセスが複
雑であり、かつ長い日数を要するためコストがかかって
いる。
も高強度、高弾性率を維持し、かつ熱膨張率が小さい等
の特異な性質を有する材料であり、試空宇宙機器の部品
、ブレーキ、炉材等への利用が期待されている。しかし
ながら高い強度を発揮させろためには、補強のための炭
素繊維として3次元織物を用いる等、製造プロセスが複
雑であり、かつ長い日数を要するためコストがかかって
いる。
問題1.を解 するための手段
本発明者らは、前記問題点を解決し、簡便な製造プロセ
スにて高い強度を発揮させる方法を研究した結果、本発
明の完成に至った。
スにて高い強度を発揮させる方法を研究した結果、本発
明の完成に至った。
本発明は、長さ/直径の比が2〜3000であるピッチ
系不融化繊維またはピッチ系炭素繊維5〜90重量部と
炭素質ピッチ95〜10重量部とを混合し、この混合物
をピッチ系炭素繊維の連続トウに含浸した後、これを加
圧下あるいはプレス下で炭化し、さらに必要に応じて炭
化あるいは黒鉛化することを特徴とする炭素/炭素複合
材料の製造法に関する。
系不融化繊維またはピッチ系炭素繊維5〜90重量部と
炭素質ピッチ95〜10重量部とを混合し、この混合物
をピッチ系炭素繊維の連続トウに含浸した後、これを加
圧下あるいはプレス下で炭化し、さらに必要に応じて炭
化あるいは黒鉛化することを特徴とする炭素/炭素複合
材料の製造法に関する。
以下、本発明による炭素/炭素複合材料の製造法につい
て詳述する。
て詳述する。
本発明でいう長さ/直径の比(1/d、アスペクト比)
が2〜3000であるピッチ系炭素ta維は、直径5〜
100μ(ミクロン)を有するピッチ系炭素繊維束をチ
ョップすることにより得られる。好ましい長さ/直径の
比は5〜2000、より好ましくは10〜1000であ
る。
が2〜3000であるピッチ系炭素ta維は、直径5〜
100μ(ミクロン)を有するピッチ系炭素繊維束をチ
ョップすることにより得られる。好ましい長さ/直径の
比は5〜2000、より好ましくは10〜1000であ
る。
ここでいうピッチ系炭素繊維とは、炭素質ピッチを溶融
紡糸し、これを不融化、炭化および必要に応じて黒鉛化
することにより得られる繊維である。
紡糸し、これを不融化、炭化および必要に応じて黒鉛化
することにより得られる繊維である。
ピッチ系炭素繊維の原料となる炭素質ピッチとしては、
軟化点100〜400℃、好ましくは150〜350℃
を有する石炭系あるいは石油系のピッチが用いられる。
軟化点100〜400℃、好ましくは150〜350℃
を有する石炭系あるいは石油系のピッチが用いられる。
炭素質ピッチは、光学的に等方性のピッチあるいは異方
性のピッチのいずれも使用できるが、光学的異方性相の
含量が60〜100%の光学的異方性ピッチが特に好ま
しく用いられる。
性のピッチのいずれも使用できるが、光学的異方性相の
含量が60〜100%の光学的異方性ピッチが特に好ま
しく用いられる。
炭素質ピッチは、次いで公知の方法で溶融紡糸してピッ
チ繊維としたのち、酸化性ガス雰囲気下、50〜400
℃、好ましくは100〜350℃で不融化処理を行う。
チ繊維としたのち、酸化性ガス雰囲気下、50〜400
℃、好ましくは100〜350℃で不融化処理を行う。
酸化性ガスとしては、空気、酸素、酸化窒素、酸化硫黄
、ハロゲン、あるいはこれらの混合物が使用できろ。次
いで不活性ガス雰囲気下800〜2000℃で炭化処理
、あるいはさらに2000〜3000℃で黒鉛化処理を
行い炭素繊維とする。
、ハロゲン、あるいはこれらの混合物が使用できろ。次
いで不活性ガス雰囲気下800〜2000℃で炭化処理
、あるいはさらに2000〜3000℃で黒鉛化処理を
行い炭素繊維とする。
本発明でいう長さ/直径の比(1/d、アスペクト比)
が2〜3000である不融化繊維は、前記不融化!a維
で直径5〜100μ(ミクロン)を有するものをチョッ
プすることにより得られろ。好ましい長さ/直径の比は
5〜2000、より好ましくは10〜1000である。
が2〜3000である不融化繊維は、前記不融化!a維
で直径5〜100μ(ミクロン)を有するものをチョッ
プすることにより得られろ。好ましい長さ/直径の比は
5〜2000、より好ましくは10〜1000である。
なお、このピッチ系炭素繊維のかわりに黒鉛粉末等を使
用した場合、長さ/直径の比が2未満と同様の結宋とな
り、補強効果が低下する。
用した場合、長さ/直径の比が2未満と同様の結宋とな
り、補強効果が低下する。
ピッチ系炭素繊維あるいは不融化繊維と混合する炭素質
ピッチとは、基本的には前記炭素質ピッチと同じである
。すなわち、石炭系あるいは石油系のピッチが用いられ
る。炭素質ピッチは、光学的に等方性のピッチあるいは
異方性のピッチのいずれも使用でき、光学的異方性相の
含量が60〜100%の光学的異方性ピッチが特に好ま
しく用いられる。
ピッチとは、基本的には前記炭素質ピッチと同じである
。すなわち、石炭系あるいは石油系のピッチが用いられ
る。炭素質ピッチは、光学的に等方性のピッチあるいは
異方性のピッチのいずれも使用でき、光学的異方性相の
含量が60〜100%の光学的異方性ピッチが特に好ま
しく用いられる。
長さ/直径の比が2〜3000であるピッチ系炭素繊維
あるいは不融化繊維と炭素質ピッチとの混合割合は、前
者5〜90重量部および後者95〜10重量部であり、
好ましくは、前者5〜50重量部および後者95〜50
重量部である。長さ/直径の比が2〜3000であるピ
ッチ系炭素繊維あるいは不融化繊維の混合割合が前記範
囲に満たない場合には、添加効果が十分でなく、例えば
複合材料の曲げ試験を行うと眉間剥離をおこす。
あるいは不融化繊維と炭素質ピッチとの混合割合は、前
者5〜90重量部および後者95〜10重量部であり、
好ましくは、前者5〜50重量部および後者95〜50
重量部である。長さ/直径の比が2〜3000であるピ
ッチ系炭素繊維あるいは不融化繊維の混合割合が前記範
囲に満たない場合には、添加効果が十分でなく、例えば
複合材料の曲げ試験を行うと眉間剥離をおこす。
混合物はピッチ系炭素繊維の連続トウに含浸した後、加
圧下あるいはプレス下で炭化し、さらに必要に応じて炭
化あるいは黒鉛化することもできる。本発明でいうピッ
チ系炭素繊維の連続トウとは、連続したピッチ系炭素繊
維の500−10000本の繊維束を一方向積層物、2
次元織物あるいはそのWirFJ物、マット状成形物、
フェルト状成形物などとしたものである。
圧下あるいはプレス下で炭化し、さらに必要に応じて炭
化あるいは黒鉛化することもできる。本発明でいうピッ
チ系炭素繊維の連続トウとは、連続したピッチ系炭素繊
維の500−10000本の繊維束を一方向積層物、2
次元織物あるいはそのWirFJ物、マット状成形物、
フェルト状成形物などとしたものである。
含浸は、前記混合物を加熱、溶融することによ吟達成さ
れるが、含浸時の粘度を下げるために、溶剤でカット・
バックすることもできろ。溶剤としては、芳香族炭化水
素、ピリジン、キノリンなどが使用できる。
れるが、含浸時の粘度を下げるために、溶剤でカット・
バックすることもできろ。溶剤としては、芳香族炭化水
素、ピリジン、キノリンなどが使用できる。
加圧下の炭化は、不活性ガスによす50〜10000k
g/c+jに加圧し、400〜2000℃において実施
することが出来る。また、プレス下の炭化は、ホットプ
レスによりlO〜500kg/c++rの圧力下、40
0〜2000℃において実施することが出来る。
g/c+jに加圧し、400〜2000℃において実施
することが出来る。また、プレス下の炭化は、ホットプ
レスによりlO〜500kg/c++rの圧力下、40
0〜2000℃において実施することが出来る。
常圧下の炭化あるいは黒鉛化は、不活性ガス雰囲気下4
00〜3000℃において実施することが出来る。
00〜3000℃において実施することが出来る。
複合材料におけろピッチ系炭素繊維の連続ヤーンあるい
はトウの体積含有率は、目的によって任意に決定される
が、通常は5〜70%である。
はトウの体積含有率は、目的によって任意に決定される
が、通常は5〜70%である。
K層重
以下に実施例をあげ、本発明を具体的に説明する。
(実施例1)
直径10 Eクロンのピッチ系炭素繊維を長さ/直径の
比が10(平均)となるようにチョップし、これに軟化
点280℃の光学的異方性ピッチを混合比が10重量部
/90重量部となるように混合した。この混合物をベン
ゼンで希釈して直径10ミクロンのピッチ系炭素繊維束
の2次元織物(平織)の積層物に含浸した。含浸物を1
00kg/cIIFの圧力下、500℃においてホット
プレスし、さらに常圧下、1000℃で1時間炭化処理
して炭素/炭素複合材料を得た。得られた炭素/炭素複
合材料の曲げ試験を行ったところ、層間剥離は見られな
かった。
比が10(平均)となるようにチョップし、これに軟化
点280℃の光学的異方性ピッチを混合比が10重量部
/90重量部となるように混合した。この混合物をベン
ゼンで希釈して直径10ミクロンのピッチ系炭素繊維束
の2次元織物(平織)の積層物に含浸した。含浸物を1
00kg/cIIFの圧力下、500℃においてホット
プレスし、さらに常圧下、1000℃で1時間炭化処理
して炭素/炭素複合材料を得た。得られた炭素/炭素複
合材料の曲げ試験を行ったところ、層間剥離は見られな
かった。
(比較例1)
軟化点280℃の光学的異方性ピッチをベンゼンで希釈
して直径10ミクロンのピッチ系炭素繊維束の2次元織
物(平織)の積層物に含浸した。
して直径10ミクロンのピッチ系炭素繊維束の2次元織
物(平織)の積層物に含浸した。
含浸物を100kg/cdの圧力下、500℃において
ホットプレスし、さらに常圧下、1000℃で1時間炭
化処理して炭素/炭素複合材料を得た。
ホットプレスし、さらに常圧下、1000℃で1時間炭
化処理して炭素/炭素複合材料を得た。
得られた炭素/炭素複合材料の曲げ試験を行ったところ
、層間剥離を起こした。
、層間剥離を起こした。
(比較例2)
直径10ミクロン黒鉛粒子に軟化点280℃の光学的異
方性ピッチを混合比が10!!量部/90重量部となる
ように混合した。この混合物をベンゼンで希釈して直径
10ミクロンのピッチ系炭素繊維束の2次元織物(平織
)の積層物に含浸した。
方性ピッチを混合比が10!!量部/90重量部となる
ように混合した。この混合物をベンゼンで希釈して直径
10ミクロンのピッチ系炭素繊維束の2次元織物(平織
)の積層物に含浸した。
含浸物を100kg/cdの圧力下、500℃において
ホットプレスし、さらに常圧下、1000℃で1時間炭
化処理して炭素/炭素複合材料を得た。
ホットプレスし、さらに常圧下、1000℃で1時間炭
化処理して炭素/炭素複合材料を得た。
得られた炭素/炭素複合材料の曲げ試験を行ったところ
、層間剥離を起こした。
、層間剥離を起こした。
(実施例2)
直径10ミクロンのピッチ系炭素繊維を長さ/直径の比
が5(平均)となるようにチョップし、これに軟化点2
80℃の光学的異方性ピッチを混合比がisg量部/8
5重量部となるように混合した。この混合物をベンゼン
で希釈して直径10ミクロンのピッチ系炭素繊維束をマ
ット状に成型したものに含浸した。含浸物を200kg
/cdの圧力下、500℃においてホットプレスし、さ
らに常圧下、2500℃で1時間黒鉛化処理して炭素/
炭素複合材料を得た。得られた炭素/炭素複合材料の曲
げ試験を行ったところ、眉間剥離は見られなかった。
が5(平均)となるようにチョップし、これに軟化点2
80℃の光学的異方性ピッチを混合比がisg量部/8
5重量部となるように混合した。この混合物をベンゼン
で希釈して直径10ミクロンのピッチ系炭素繊維束をマ
ット状に成型したものに含浸した。含浸物を200kg
/cdの圧力下、500℃においてホットプレスし、さ
らに常圧下、2500℃で1時間黒鉛化処理して炭素/
炭素複合材料を得た。得られた炭素/炭素複合材料の曲
げ試験を行ったところ、眉間剥離は見られなかった。
(実施例3)
ピッチ繊維を空気中、300℃で不融化して直径10ミ
クロンの不融化繊維を得た。この不融化繊維を長さ/直
径の比が5(平均)となるようにチョップし、これに軟
化点280℃の光学的異方性ピッチを混合比が15重量
部/85重量部となるように混合した。この混合物をベ
ンゼンで゛希釈して直径10ミクロンのピッチ系炭素繊
維束をマット状に成型したものに含浸した。含浸物を2
00kg/carの圧力下、500℃においてホットプ
レスし、さらに常圧下、2500℃で1時間黒鉛化処理
して炭素/炭素複合材料を得た。得られた炭素/炭素複
合材料の曲げ試験を行ったところ、眉間剥離は見られな
かった。
クロンの不融化繊維を得た。この不融化繊維を長さ/直
径の比が5(平均)となるようにチョップし、これに軟
化点280℃の光学的異方性ピッチを混合比が15重量
部/85重量部となるように混合した。この混合物をベ
ンゼンで゛希釈して直径10ミクロンのピッチ系炭素繊
維束をマット状に成型したものに含浸した。含浸物を2
00kg/carの圧力下、500℃においてホットプ
レスし、さらに常圧下、2500℃で1時間黒鉛化処理
して炭素/炭素複合材料を得た。得られた炭素/炭素複
合材料の曲げ試験を行ったところ、眉間剥離は見られな
かった。
Claims (1)
- 長さ/直径の比が2〜3000であるピッチ系不融化繊
維またはピッチ系炭素繊維5〜90重量部と炭素質ピッ
チ95〜10重量部とを混合し、この混合物をピッチ系
炭素繊維の連続トウに含浸した後、これを加圧下あるい
はプレス下で炭化し、さらに必要に応じて炭化あるいは
黒鉛化することを特徴とする炭素/炭素複合材料の製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62047744A JPS63215565A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | 炭素/炭素複合材料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62047744A JPS63215565A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | 炭素/炭素複合材料の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63215565A true JPS63215565A (ja) | 1988-09-08 |
Family
ID=12783857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62047744A Pending JPS63215565A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | 炭素/炭素複合材料の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63215565A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02184510A (ja) * | 1989-01-10 | 1990-07-19 | Showa Denko Kk | 炭素板の製造法 |
-
1987
- 1987-03-04 JP JP62047744A patent/JPS63215565A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02184510A (ja) * | 1989-01-10 | 1990-07-19 | Showa Denko Kk | 炭素板の製造法 |
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