JPS6321537A - 硬化体における引抜試験方法 - Google Patents

硬化体における引抜試験方法

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JPS6321537A
JPS6321537A JP16564486A JP16564486A JPS6321537A JP S6321537 A JPS6321537 A JP S6321537A JP 16564486 A JP16564486 A JP 16564486A JP 16564486 A JP16564486 A JP 16564486A JP S6321537 A JPS6321537 A JP S6321537A
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pin
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ring
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Hirofumi Inada
稲田 広文
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Sato Kogyo Co Ltd
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Sato Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンクリート等の硬化体の引抜試験方法に係る
ものである。
(従来の技術) 従来この種の試験方法としては第10図に示すように、
コンクリート(A)の表面に環状の当板(a)を当接し
、コンクリート(A)に埋設された引抜ピン(1))を
引抜いてコンクリート四に破線で示す如き剪断破壊を生
起せしめて強度を求める方法や、第11図に示すように
皿状の中抜板(C1に引抜ピン(d)を貫挿してコンク
!J −) (A)を打設、または吹付け、引抜ピン(
d)をコンクリ−) (A)と反対方向に引抜いて破線
で示すような剪断破壊を生起せしめ、強度を求めていた
(発明が解決しようとする問題点) 前者の方法ではコンクリートの表面の凹凸が激しく、当
板が正確にコンクリートと接することが不可能となるた
め応力が不規則に分布して強度のばらつきを生じたシ、
引抜ピンと当板との交角θが直角とならず、当板と引抜
ピンとの間の高さHがまちまちにカシ、測定強度の補正
量が犬きくなシ、補正値自体のばらつきも生じて強度の
信頼性が大きく損なわれている。
後者の方法では皿状の中抜板と引抜ピンとが一定に固定
され、高さH′も交角θ′も正確で強度のばらつきもな
く、非常に精度が高いが、この方法によれば試験供試体
による測定結果が得られるだけで、コンクリート構造物
自体の強度が得られるものではない。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこのような間頂点を解決するために提案された
コンクリート等の硬化体における引抜試験方法に係シ、
硬化体に埋設さ′た引抜ピンのピン頭部より一定の高さ
において、ピン軸枠を中心とする所定半径のリング孔ま
たはリング状平面を設け、次いで反力支持円筒体を前記
リング孔またはリング状平面に係着し、同円筒体に引抜
反力を支持させて前記引抜−ンを硬化体より引抜くこと
によって、前記の問題点を解決するものである。
(作 用) 本発明においては前記したように、コンクリート構造物
等の硬化体に引抜ピンを埋設しておき、同ピンの頭部よ
り一定の高さにおいて、ピン軸枠を中心とする所定半径
のリング孔またはリング状平面を設け、同リング孔また
はリング状平面に反力支持円筒体を係着することにより
、同反力支持円筒体を前記硬化体の表面の凹凸形状と関
係なく、引抜ピンより所定の高さ及びピン軸枠を中心と
する所定の半径上に位置せしめ、同円筒体に反力をとっ
て前記引抜ピンを硬化体より引抜くことによって、打抜
ビンにより硬化体を高さ、角度とも正確に打抜き、精度
の高い引抜試験が遂行されるようにするものである。
(実施例) 以下本発明を図示の実施例について説明する。
第1図に示すように岩盤等の剛体(1)に固定ビン(2
)を介して引抜ピン(3)の頭部(3a)を固定すると
ともに、同ピン(3)における雄ねじを有する軸枠(3
b)の先端に保護キャップ(4)を嵌装し、次いで第2
図に示すように剛体(1)上にコンクリートの如き硬化
体(5)を打設または吹付ける。
次いで第3図に示すように、引抜ピン(3)の軸枠(3
b)にポーリングカッタ固定軸(6)を接続し、ポーリ
ングコアカッタ(7)によって前記硬化体(5)の表面
に、引抜ピン(3)の頭部(3a)より所定の深さHに
、軸枠(3b)より所定の半径りでリング孔(8)を削
孔する。
次いで第4図に示すように前記リング孔(8)に反力支
持円筒体(9)の下端端を嵌着し、引抜シャフトQlを
引抜ピン(3)の軸枠(3b)に螺着し、次いで第5図
に示すように前記円筒体(9)に反力をとって引抜ンヤ
フ)Qlを引抜くことによって、硬化体(5)はリング
孔(8)と引抜ピン(3)の頭部(3a)周縁との間を
結ぶ剪断面αυに沿って剪断され、硬化体(5)の引抜
強度が求められる。
このように図示の実施例Fi前記したように構造物に直
接引抜ピン(3)が埋設されるので、構造物の強度を直
接測定することができ、また引抜ピン(3)の位置及び
深さは任意に選定される。
また前記硬化体(5)の表面が凹凸面に形成されていて
も、引抜ピン(3)に対して反力支持円筒体(9)の嵌
着されるリンク孔(8)が所要位置、大きさに精確に設
けられるので、強度のばらつきがない良好々測定結果が
得られる。
第6図及び第7図は本発明の他の実施例を示し、型枠a
4の裏面に、外周縁にリング状突起(13a)が突設さ
れた円盤(13を当接し、同円盤(131及び型枠aつ
の各透孔(13b)(t2a)に引抜ピア114)の軸
枠(14a)を貫挿するとともに、同軸枠(14a)の
外周より突設された突起aつを前記円盤aカに係止し、
前記軸枠(14a)  における型枠azからの突出端
部にナツト鱈を螺着、緊締し、(第6図参照)次いで型
枠QZ内にコンクリート等の硬化体qηを打設し、その
硬化後、ナラ)(IIEIを弛め、型枠α2を解体して
円盤(131を除去する。
円盤0Jの除去に伴って硬化体aηに形成されたリング
孔(18に反力支持円筒体a9を嵌着するとともに、引
抜ピンIの軸枠(14a)に引抜シャフト■を取付け、
前記円筒体員に反力をとって引抜シャフト(イ)Kより
引抜ピンα荀を引抜き、硬化体αηを剪断面r21)で
剪断させてその引抜強度を求める。(第7図参照) なお第8図に示すように前記引抜ピン04)の先端にね
じ孔を設けてポル)(16’)を螺着するようにして、
硬化体aηの表面から引抜ピンα滲が突出することがな
く、同ピンに外力による衝粗が加わらないようにしても
よい。
なお本発明において第3図に示すように硬化した硬化体
にポーリングカッター(7)を使用してリング孔(8)
を設けて試験する場合は、試験体は硬化したものを測定
するものである。
また第6図に示すように型枠化2又はコンクリート表面
に円型突起リングαJ付引抜ピンを設置する場合は試験
体は硬したものでも硬化途中のものでも試験できる。
この際硬化体の表面からの深さは任意の深さに設置する
ことができるものであって、円型突起リングを設置する
場合は、パイプ(p)で任意の深さに設置することがで
きる。(第9図参照)(発明の効果) 本発明によれば前記したように、硬化体に、同硬化体に
埋設された引抜ピンの頭部より一定の高さにおいて、ピ
ン軸枠を中心とする所定半径のリング孔またはリング状
平面を設け、同リング孔またはリング状平面に係着され
た反力支持用円筒体に反力をとって前記引抜ピンを引抜
き、同引抜ピンの頭部と前記リング孔またはリング状平
面との間に沿って延びる剪断面に沿って前記硬化体を剪
断せしめてこれを引抜くことによって、硬化体の表面形
状にかかわらず同硬化体に対して正確に反力支持円筒体
の係着用リング孔またはリング状平面が形成されるので
、強度のばらつきがない良好な引抜試験結果が得られる
また本発明の方法によれば、引抜ピンは構造物に直接埋
設されるので、構造物の強度を供試体によらず直接測定
することができ、また構造物に埋設された引抜ピンの位
置または深さを任意に選定できるので、構造物における
必要な個所の強度特性が把握できる。更に前記したよう
に引抜ピンが直接構造物に埋設されているので、任意の
時間に測定ができ、任意の材令における測定が可能とな
る。
更にまた引抜試験と圧縮試験の結果は密接な相関関係を
有するので、本方法を実施することによって従来の圧縮
強度試験を省略でき、引抜試験だけで硬化体の品質管理
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明に係る硬化体における引抜試
験方法の一実施例の工程を示す縦断面図、第6図及び第
7図は本発明の他の実施例の工程を示す縦断面図、第8
図及び第9図は夫々本発明の更に他の各実施例を示す縦
断面図、第10図及び第11図は夫々従来の方法の実施
状況を示す縦断面図である。 (3)・・・引抜ピン     (3a)・・・頭部(
3b)・・・軸枠      (5)・・・硬化体(8
)・・・リング孔     (8′)・・・リング状平
面(9)・・・反力支持円筒体  q4・・・引抜ピン
(14a)・・・軸枠     ση・・・硬化体時・
・リング孔     a!J・・・反力支持円筒体代理
人 弁理士  岡 本 重 文 外2名 第1図 第2図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  硬化体に埋設された引抜ピンのピン頭部より一定の高
    さにおいて、ピン軸桿を中心とする所定半径のリング孔
    またはリング状平面を設け、次いで反力支持円筒体を前
    記リング孔またはリング状平面に係着し、同円筒体に引
    抜反力を支持させて前記引抜ピンを硬化体より引抜くこ
    とを特徴とする硬化体における引抜試験方法。
JP61165644A 1986-07-16 1986-07-16 硬化体における引抜試験方法 Expired - Fee Related JPH0676955B2 (ja)

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JP61165644A JPH0676955B2 (ja) 1986-07-16 1986-07-16 硬化体における引抜試験方法

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JP61165644A JPH0676955B2 (ja) 1986-07-16 1986-07-16 硬化体における引抜試験方法

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JPS6321537A true JPS6321537A (ja) 1988-01-29
JPH0676955B2 JPH0676955B2 (ja) 1994-09-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007171026A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Toshiba Mach Co Ltd 垂直2次元面の走査機構および走査方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5718125A (en) * 1980-07-09 1982-01-29 Mitsubishi Electric Corp Reset signal generating circuit

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