JPS63214773A

JPS63214773A - 多色複写機におけるトナ−補給装置

Info

Publication number: JPS63214773A
Application number: JP62047723A
Authority: JP
Inventors: Susumu Wagi; 和木　進
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1987-03-04
Filing date: 1987-03-04
Publication date: 1988-09-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は、多色複写機におけるトナー補給装置に関する
。

（従来技術）従来の多色複写機のトナー補給装置において、ｌ−ナー
補給ローラの回転によってトナーの供給作動を行う構成
ものでは、トナー補給ローラ用の独立した駆動制御手段
、モータ等を使用している。

従って、現像装置が複数個必要である多色複写機では、
現像装置の各々に前記トナー補給ローラ用の駆動手段、
モータ等を設けるために、その設置スペースが必要とな
って装置が大型化し、またコスト高の原因となっていた
。

（目的）本発明は、上述した従来技術の問題点を解消し、小型化
、コストダウンが図れる多色複写機におけるトナー補給
装置を提供することを目的とする。

（構成）本発明は、上記の目的を達成させるため、内部に磁石が
配置され、かつ外周に正逆転可能な現像スリーブを設け
た現像ローラを有し、この現像ローラの回転制御を正転
、逆転、停止の順に行う複数個の現像部を具備した多色
複写機において、前記現像ローラの逆転時に、現像ロー
ラの駆動手段によってトナー補給ローラを駆動する駆動
伝達手段を設けたことを特徴としたものである。

以下、本発明の一実施例に基づいて具体的に説明する。

第１図は本発明を実施した複写機の現像装置部分を示す
正面断面図、第２図はトナー補給装置部分を示す正面断
面図、第３図はトナー補給装置部分を示す側面断面図、
第４図は要部を示す正面断面図、第５図は駆動手段の作
動タイミングチャート、第６図はトナー補給のフローチ
ャート、第７図は駆動手段のブロック図である。

第１図において、現像装置１は、感光体ドラム２に、内
部に磁石３ａを、また外周に現像スリーブ３ｂを設けた
現像ローラ３を対向し、第３図に示すような内側スクリ
ュー４と外側スクリュー５とからなるトナー攪拌用パド
ル６と、トナー濃度センサ７と、ドクター８とを各々有
するイエロー現像部９、マゼンタ現像部１０、シアン現
像部１１からなっている公知の構造をしている。

トナー補給装置１２は、第２図、第３図に示す構成であ
る。すなわち、前記各現像部９．１０゜１１に通じる枠
体１３内に前記トナー撹拌用バドル６が配置されており
、この攪拌用バドル６は、第４図に示すように内部に内
側スクリュー４を設けた外側スクリュー５を有し、左端
部が前記現像装置１部分より突出するように前記枠体工
３を介して支持板１４にて支承されている。また各枠体
１３は、上部に上部側開孔部１３ａを設け、さらに下部
に下部側開孔部１３ｂを設け、前記上部側開孔部１３ａ
を補給トナー用の流入口と現像剤の流入口として兼用し
、また前記下部側開孔部１３ｂを現像剤の流出口として
いる。この下部側開孔部１３ｂには現像剤回収用の蓋体
１５が開閉可能に設けられている。

前記トナー攪拌用パドル６の上方には、各現像部９．１
０．１１に対応して、イエロートナー、マゼンタトナー
、シアントナーを収納し、かつアジテータ２０を有する
トナーホッパー１６．１７゜１８が配置され、このトナ
ーホッパー１６．１７゜１８において前記上部側開孔部
１３ａに対向する最下部に形成した中挟の開口部１６　
ａ、　　１７　ａ。

１８ａにはトナー補給ローラ１９が設けられる。

前記現像ローラ３は、第４図に示すように、外周の現像
スリーブ３ｂに固定した回転支軸２１ａ。

２１ｂが軸受け２２ａ、２２ｂにて支承されており、右
部の回転支軸２１ａに固定された第１固定ギヤ２３に駆
動手段である正逆転モータ２４の駆動ギヤ２５が噛合し
、また左部の回転支軸２１ｂに固定された第２固定ギヤ
２６に、前記トナー補給ローラエ９の回転軸２７に設け
た駆動伝達手段である一方向クラッチ２８付きの伝達ギ
ヤ２９が噛合している。トナー補給ローラ１９は回転軸
２７が軸受３０ａ、３０ｂにて回転可能に支承されてい
る。

以下、上述した構成の実施例の作動を説明する。

感光体ドラム２には転写ドラム（図示せず）を弾性的に
圧接した状態にしてあり、両ドラムを同期して同一周速
で回転しながら感光体ドラム１の１回目の回転で画像光
を色分解フィルタ（図示せず）を介して感光体ドラム１
に露光して静電潜像を形成する。そして、この静電潜像
を色分解フィルタと対応した色のトナーを有する現像部
９，１０゜１１にて現像し、このようにして形成された
トナー像を転写ドラムの外周面に保持された転写紙に転
写する。この後、感光体ドラムｌの２回、３回目の回転
毎に異なる色分解フィルタ及び異なる色のトナーを用い
てトナー像を形成して、前記転写紙に重ねて転写するこ
とによりカラーコピーが作成される。

上述のようなコピー作動であるため、現像部９゜１０．
１１の内の１つが現像している時は、他の現像部では現
像できないようにする必要がある（以下、穂切れ制御と
いう）０本実施例では、現像ローラ３内に磁石３ａを配
した磁極配置にすることにより、穂切れ制御は現像スリ
ーブ３ｂを正逆回転することで可能となる。

そして前記トナー補給ローラ１９を回転することにより
トナーホッパー１６．１７．１８内のトナーを上部側開
孔部１３ａを通して攪拌用パドル６上に落下させ、この
攪拌用バドル６によりトナーの攪拌及び搬送が行われ、
現像装置１の現像部９．１０．１１内にトナーが供給さ
れる。

従って、通常使用時（コピ一時）には、トナー濃度セン
サ７により現像剤のトナー濃度が基準トナー濃度に対し
て低くなったことが検知されると、トナー補給ローラ１
９を回転させ、既述したようにトナーホッパー１−６．
　１７．　１８内のトナーを撹拌用パドル６上に落下さ
せ、攪拌用バドル６によって所定の現像部９，１０．１
１内へトナーを排出する。

ところで前記現像スリーブ３ｂは、正逆転モータ２４に
より駆動ギヤ２５と第１固定ギヤ２３を介して正転（現
像時）、逆転（穂切れ時）及び停止の回転制御が行われ
る。

また前記トナー補給ローラ１９は、現像スリーブ３ｂの
回転力を受けて第２固定ギヤ２６と伝達ギヤ２９を介し
て回動駆動されるが、伝達ギヤ２９に設けた一方向クラ
ッチ２８によって、現像時（第１図において現像スリー
ブ３ｂの反時計方向回転時）に回転せず、穂切れ時（第
１図において現像スリーブ３ｂの時計方向回転時）には
回転して上述したトナー補給が実施されるようにしてい
る。

第５図に正逆転モータ２４の作動のタイミングチャート
を示したが、イエロー現像部９におけるＹ正逆転モータ
２４が正転し、Ｙ現像が行われ、この現像後、次のマゼ
ンタ現像部１０におけるＭ正逆転モータ２４が正転し、
Ｍ現像が行われる。

そして前記Ｙ現像後には、イエロー現像部９では穂切れ
時になり、この時にＹ正逆転モータ２４が逆転（時間：
ａ）し、現像スリーブ３ｂが逆転し、同時にトナー補給
ローラ１９も回転する６時間ａ経過後に、現像スリーブ
３ｂと共にトナー補給ローラ１９が停止する。

しかし、トナー濃度センサ７によりトナー濃度が基準よ
り低いことが、第７図に示すＣＰＵ３１にて判断される
と、穂切れ終了後でも現像スリーブ３ｂが逆転し続け〔
時間＝ｂ、または基準トナー濃度に達するまで（但し時
間す以内）〕、トナー補給ローラ１９を回転させる。

このＹ正逆転モータ２４の回転制御は、順次、Ｍ正逆転
モータ、シアン現像部１１のＣ正逆転モータにて行われ
る。この制御は、第７図に示すように、ＣＰＵ３１にて
各正逆転モータ２４の駆動装置ｆｆ２４ａ、２４ｂ、２
４ｃへ、正転信号、逆転信号、トナー補給信号、モータ
駆動信号が与えられる。

上述の作動を第６図に示したフローチャートにてまとめ
て説明する。まずトナー補給の有無が判断され（６−１
）、）ナー補給の必要ない時は、現像スリーブ３ｂが逆
転している状ａ（６−２）、すなわち穂切れ時に時間ａ
のみトナー補給ローラ１９が回転しく６−３＞、少量の
トナーが補給されて現像スリーブ３ｂとトナー補給ロー
ラ１９とは停止する（６−４）。

しかしトナー補給が必要な時には、現像スリーブ３ｂが
逆転している状ａ（６−５）は、トナー濃度が基準に達
するまで（６−６）続き、その間トナー補給ローラ１９
を回転し続ける。但し、現像スリーブ３ｂは所定の一定
時間すが経過（６−７）すると逆転停止する（６−８）
。

（効果）以上説明したように、本発明は、多色複写機において必
要である現像スリーブの正逆転制動を利用して、トナー
補給ローラを作動させるようにし、トナー補給ローラの
駆動機構を従来装置に比べ簡単にすることにより、小型
化かつコストダウンが図れる多色複写機におけるトナー
補給装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した複写機の現像装置部分を示す
正面断面図、第２図はトナー補給装置部分を示す正面断
面図、第３図はトナー補給装置部分を示す側面断面図、
第４図は要部を示す平面断面図、第５図は駆動手段の作
動タイミングチャート、第６図はトナー補給のフローチ
ャート、第７図は駆動手段のブロック図である。１・・・現像ローラ、３ａ・・・磁石、３ｂ・・・現像
スリーブ、９．１０．１１−・・現像部、１９・・・ト
ナー補給ローラ、２４・・・駆動手段、２８．２９・・
・駆動伝達手段。第１図第２図第６図尾７図

Claims

【特許請求の範囲】

内部に磁石が配置され、かつ外周に正逆転可能な現像ス
リーブを設けた現像ローラを有し、この現像ローラの回
転制御を正転、逆転、停止の順に行う複数個の現像部を
具備した多色複写機において、前記現像ローラの逆転時
に、現像ローラの駆動手段によってトナー補給ローラを
駆動する駆動伝達手段を設けたことを特徴とする多色複
写機におけるトナー補給装置。