JPS6321469Y2 - - Google Patents

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JPS6321469Y2
JPS6321469Y2 JP1983182053U JP18205383U JPS6321469Y2 JP S6321469 Y2 JPS6321469 Y2 JP S6321469Y2 JP 1983182053 U JP1983182053 U JP 1983182053U JP 18205383 U JP18205383 U JP 18205383U JP S6321469 Y2 JPS6321469 Y2 JP S6321469Y2
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JP
Japan
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tension
long
belt
fixed
band
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JP1983182053U
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JPS6089050U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、海上コンテナ、バン型車両等の運搬
容器の荷押え装置に関するものである。
従来の荷押え装置は、第1図のバン型車両Vの
例で示すように、側壁1,2の内面の上下方向に
縦設したトラツク3(第2図)の溝3aにラツシ
ングベルト4(第3図)又はラツシングバー5
(第4図)の両端を繋止させた構造であつた。そ
して上記トラツク3の側壁への取付は、トラツク
3の取付位置毎に側壁を補強していた。
この為上記荷押え装置を装着したバン型車両は
重量、製作工数共に通常のバン型車両に比し著し
く増大していた。特にウレタン等の断熱材を使用
したサンドイツチパネル構造のバン型車両におい
ては顕著であつた。又従来の荷押え装置はバン型
車両の長手方向に対しては有効であつたが、その
幅方向に対しては、まつたく無防備であり、この
為荷物が側壁と接触して破損するという事故も発
生していた。
本考案は叙上の経緯により考案されたもので、
従来の如くトラツクの固定位置毎に側壁を補強す
る必要がなく、補強個所の減少により運搬容器の
重量が軽減でき、荷物の積載効率を向上させるこ
と、及び側壁の補強個所を前後2ケ所にして側壁
の組立工数を大幅に減じうるようにすること、さ
らに又運搬容器の長手方向と幅方向の両方向への
荷物の移動を防止できる荷押え装置を提供するこ
とを目的とするものである。
この目的を達成する本考案の構成を要約すると
次の通りである。即ち、対向する側壁内面の長手
方向前後に相対向して少くとも1条の長尺の緊締
帯を固設し、該長尺の緊締帯に適当間隔を置いて
ソケツトを固着し、この長尺の緊締帯のソケツト
に対し張力発生装置を有する短尺の緊締帯を繋止
して荷物の左右及び前又は後の少くとも三方を押
えることができるようにしたことを特徴とするも
のである。
以下第5図以下を参照して詳細に説明する。
Vは本考案が適用されるバン型車両で、このバ
ン型車両Vの両側壁の内面に長手方向にわたつて
長尺の緊締帯6が、その一端を前壁側で、他端を
後壁側で固設されている。長尺緊締帯6の固定は
前壁側では側壁に固設したフツク7により繋止
し、後壁側では第6図に示す締め金(市販品)8
によつて固着している。或は又第9図に示すよう
に、テンシヨンリール9による固着、又第10図
に示すように、弾性体(例えばゴムベルト)10
を介した固定等がある。長尺の緊締帯6はナイロ
ン製ベルトからなり、両固定端間には適当間隔で
短尺緊締帯11を繋止させるためのソケツト12
がとりつけられている(第7図)。長尺緊締帯6
は上記ベルト4の外、ロープやチエーン(第11
図13)等でもその目的を達することができる。
荷押え装置は、長尺の緊締帯6の任意の位置のソ
ケツト12に第6図に示す短尺緊締帯11(たと
えば市販品のラツシングベルト)が繋止され、こ
れに張力を与えて荷物を押え込むようにする。な
お、本実施例では1条の長尺緊締帯6が示されて
いるが上下に複数条の長尺緊締帯6を設けるよう
にしてもよい。短尺緊締帯11に張力を与えるに
は第6図の場合には市販のバツクル14を使用し
ているがロープ製の長尺緊締帯、又はチエーン製
長尺緊締帯を使用した場合には、その短尺緊締帯
の張力は張力発生装置例えば市販の商標名ヒツパ
ラー又はシメラー等が用いられる。
以上本考案によれば、 長尺の緊締帯6の固定点である側壁長手方向の
前後2ケ所のみの側壁固定部を強固にすればよ
く、従来の如くトラツク3の固定位置の多数個所
で側壁を補強する必要がない。このため補強個所
の減少により、運搬容器の重量を軽減でき荷物の
積載効率を一段と向上することができる。
又側壁の補強個所が前後2ケ所のみであるの
で、側壁の組立て工数を大幅に減少することがで
きる等の効果を有するものである。
さらに又、側壁内面に沿つて設けた長尺緊締帯
とこれと直交して繋止緊張した短尺緊締帯11に
よつて、荷物の両側と前又は後の少くとも三方を
とりかこむようになり、長尺緊締帯が巾方向の移
動の防止を、又短尺緊締帯が車両の長手方向即ち
前後方向の荷物の移動を防止することができ、荷
物の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知バン型車両に於ける荷押え装置を
示す一部破断斜視図。第2図はトラツクの正面
図。第3図はラツシングベルトの斜視図。第4図
はラツシングバーの正面図。第5図は本考案に係
る荷押え装置を備えたバン型車両の平面図。第6
図は同じく側壁部の詳細斜視図。第7図は長尺緊
締帯の斜視図。第8図は本考案に係る長尺緊締帯
の平面図。第9図と第10図は長尺緊締帯の後端
部固定例。第11図は長尺緊締帯をチエーンにし
た場合の端部固定方法を示す。 図において;1,2……側壁、3……トラツ
ク、4……ラツシングベルト、5……ラツシング
バー、6……長尺緊締帯、7……フツク、8……
締め金、9……テンシヨンリール、10……弾性
体、11……短尺緊締帯、12……ソケツト、1
3……チエーン、14……バツクル、15……荷
物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向する側壁内面の長手方向前後に相対向して
    少くとも1条の可撓性を有する長尺緊締帯をその
    両端を前・後壁近くの側壁に固設し、該長尺の緊
    締帯に適当間隔を置いてソケツトを固着し、該ソ
    ケツトに対し可撓性を有し、且つ張力発生装置を
    備えた短尺の緊締帯を前記長尺の緊締帯と直交さ
    せて緊張状態で繋止したことを特徴とする運搬容
    器の荷押え装置。
JP18205383U 1983-11-28 1983-11-28 運搬容器の荷押え装置 Granted JPS6089050U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18205383U JPS6089050U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 運搬容器の荷押え装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18205383U JPS6089050U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 運搬容器の荷押え装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6089050U JPS6089050U (ja) 1985-06-18
JPS6321469Y2 true JPS6321469Y2 (ja) 1988-06-14

Family

ID=30394354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18205383U Granted JPS6089050U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 運搬容器の荷押え装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6089050U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027054Y2 (ja) * 1980-12-08 1985-08-15 エヌエスケ−・ワ−ナ−株式会社 着脱自在な取付金具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6089050U (ja) 1985-06-18

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