JPS6321432B2 - - Google Patents
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- JPS6321432B2 JPS6321432B2 JP57221674A JP22167482A JPS6321432B2 JP S6321432 B2 JPS6321432 B2 JP S6321432B2 JP 57221674 A JP57221674 A JP 57221674A JP 22167482 A JP22167482 A JP 22167482A JP S6321432 B2 JPS6321432 B2 JP S6321432B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P5/00—Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors
- H02P5/74—Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors controlling two or more ac dynamo-electric motors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Multiple Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は起振機の制御装置に関し、特に各起振
軸間の位相角を検出する新規な手段を備えた起振
機の制御装置に関する。
軸間の位相角を検出する新規な手段を備えた起振
機の制御装置に関する。
第1図は4軸起振機を示し、1軸〜4軸の各重
錘を独立した4台の同期電動機SMで回転する。
SMは4台のインバータで運転する。今、垂直方
向の起振を行うとすると、1軸と2軸、及び3軸
と4軸は夫々逆方向(図の方向)に回転しかつV
(垂直)軸に対して位相が対称になるように制御
する必要がある。そして起振力の調整は次式に従
い1軸と3軸間の位相差2θを制御して行う。
錘を独立した4台の同期電動機SMで回転する。
SMは4台のインバータで運転する。今、垂直方
向の起振を行うとすると、1軸と2軸、及び3軸
と4軸は夫々逆方向(図の方向)に回転しかつV
(垂直)軸に対して位相が対称になるように制御
する必要がある。そして起振力の調整は次式に従
い1軸と3軸間の位相差2θを制御して行う。
F=Mrω2cosθ ………(1)
ここでF:起振力、Mr:偏心モーメント、
ω:角速度
こうした制御をするために従来第2図のような
装置が用いられていた。この第2図において、1
0は同期電動機SM1とSM2との位相差を検出する
回路である。この位相差検出回路10の出力と所
定の位相差θとつき合わせ回路12でつき合わせ
得られた偏差値θ12を変換回路14で所定の周波
数信号に変換する。16はリングカウンタで、こ
の変換回路14の出力に応じた値により、増幅器
18を介してインバータ20を構成するサイリス
タのゲートを制御する。なお22は順変換器であ
りEは速度検出器である。このように1軸と2軸
間の位相差θ12を制御するには先ず両軸間の位相
差を検出し、1軸の回転数は不変として、2軸の
インバータを操作して、θ12=0とする。更に第
3図を参照してこの位相調整例の具体例に言及す
る。第3図において14Cは速度のデイジタル設
定量をパルス列に変換する変換器(D/F)、1
4Dは1/n分周期(D)でありこの分周器14D
の出力を前述したようにリングカウンタ16で分
周し、サイリスタのゲート信号を作つている。
装置が用いられていた。この第2図において、1
0は同期電動機SM1とSM2との位相差を検出する
回路である。この位相差検出回路10の出力と所
定の位相差θとつき合わせ回路12でつき合わせ
得られた偏差値θ12を変換回路14で所定の周波
数信号に変換する。16はリングカウンタで、こ
の変換回路14の出力に応じた値により、増幅器
18を介してインバータ20を構成するサイリス
タのゲートを制御する。なお22は順変換器であ
りEは速度検出器である。このように1軸と2軸
間の位相差θ12を制御するには先ず両軸間の位相
差を検出し、1軸の回転数は不変として、2軸の
インバータを操作して、θ12=0とする。更に第
3図を参照してこの位相調整例の具体例に言及す
る。第3図において14Cは速度のデイジタル設
定量をパルス列に変換する変換器(D/F)、1
4Dは1/n分周期(D)でありこの分周器14D
の出力を前述したようにリングカウンタ16で分
周し、サイリスタのゲート信号を作つている。
さて、ここで位相を調整するには分周器14D
の分周比nを位相補正回路30からの位相信号に
よつて変更する。すなわちθ=0のときはn=n0
として定常の周波数f0を出力する。θ=0の場合
はθの値に応じn=n0±1、±2…を出力する。
そうすると見かけ上2軸の周波数が変化し、例え
ば1軸2軸間の位相差を設定値になるように制御
が行われる。
の分周比nを位相補正回路30からの位相信号に
よつて変更する。すなわちθ=0のときはn=n0
として定常の周波数f0を出力する。θ=0の場合
はθの値に応じn=n0±1、±2…を出力する。
そうすると見かけ上2軸の周波数が変化し、例え
ば1軸2軸間の位相差を設定値になるように制御
が行われる。
しかしながら、従来方式においては水平、垂直
両方向に基準パルスのエンコーダが必要であつ
た。位相差を検出するのに、例えば1軸の基準パ
ルスから2軸の基準パルスまでの位相差を見てい
たので、どちらのパルスが進んでいるのか判定で
きなかつた。更に、検出遅れの考慮がなされてい
なかつたので、制御系の安定化が難しかつた。
両方向に基準パルスのエンコーダが必要であつ
た。位相差を検出するのに、例えば1軸の基準パ
ルスから2軸の基準パルスまでの位相差を見てい
たので、どちらのパルスが進んでいるのか判定で
きなかつた。更に、検出遅れの考慮がなされてい
なかつたので、制御系の安定化が難しかつた。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので1
つの基準パルスで垂直、水平両軸運転の基準パル
スを生成し、位相の進み遅れを判別することを可
能にする起振機の制御装置を提供することを目的
としている。
つの基準パルスで垂直、水平両軸運転の基準パル
スを生成し、位相の進み遅れを判別することを可
能にする起振機の制御装置を提供することを目的
としている。
以下本発明の一実施例を添付された図面と共に
説明する。
説明する。
第4図は本発明に係る起振機の制御装置の一実
施例を示す回路ブロツク図である。
施例を示す回路ブロツク図である。
本実施例では、各軸について単一の基準位置検
出手段(エンコーダ)からの基準位置に対応する
第1の基準パルスが後述するカウンタのリセツト
入力となる。
出手段(エンコーダ)からの基準位置に対応する
第1の基準パルスが後述するカウンタのリセツト
入力となる。
C11,C21,C31,C41はクロツクパルス(Pパル
ス)をカウントすることにより、第1の基準パル
ス(Oパルス)の入力時から起振軸の1/4回転ま
たは3/4回転に相当する時間経過後に第2の基準
パルスを出力する基準パルス発生部としてのカウ
ンタである。この実施例では第1の基準パルスを
垂直方向のモードの基準位置に対応させているこ
とから、第2の基準パルスは水平方向のモードの
基準位置に対応している。例えば720P/Rのエ
ンコーダ入力の場合には、カウンタC11,C31は
180パルス(90゜)、カウンタC21,C41は540パルス
(270゜)でパルスを出力する。S11,S21,S31,S41
は信号選択部としてのスイツチであり、水平方向
また垂直方向のモードに応じて例えば入力端V/
Hに印加される信号に応じて、前記第1の基準パ
ルスまたは第2の基準パルスの一方を選択して出
力する。S1は、水平方向または垂直方向のモード
に応じて第1の基準パルス及びクロツクパルスの
組を切り替えるスイツチである。またC12は180゜
のときに分周するためのカウンタ、D1はこのカ
ウンタC12の出力をデコードするデコーダである。
F11は基準パルスをセツト入力としデコーダD1の
出力をリセツト入力とする状態保持用のフリツ
プ・フロツプ回路であり、例えば180゜に相当する
パルス幅の位相検出用パルスを発生する。以下、
同様にしてC22,D2,F21;C32,D3,F31;C42,
D4,F41は夫々カウンタ、デコーダ、フリツプ・
フロツプ回路である。これらカウンタC12,C22,
C32、デコーダD1,D2,D3、フリツプ・フロツプ
回路F11,F21,F31は位相検出用パルス発生部を
構成する。
ス)をカウントすることにより、第1の基準パル
ス(Oパルス)の入力時から起振軸の1/4回転ま
たは3/4回転に相当する時間経過後に第2の基準
パルスを出力する基準パルス発生部としてのカウ
ンタである。この実施例では第1の基準パルスを
垂直方向のモードの基準位置に対応させているこ
とから、第2の基準パルスは水平方向のモードの
基準位置に対応している。例えば720P/Rのエ
ンコーダ入力の場合には、カウンタC11,C31は
180パルス(90゜)、カウンタC21,C41は540パルス
(270゜)でパルスを出力する。S11,S21,S31,S41
は信号選択部としてのスイツチであり、水平方向
また垂直方向のモードに応じて例えば入力端V/
Hに印加される信号に応じて、前記第1の基準パ
ルスまたは第2の基準パルスの一方を選択して出
力する。S1は、水平方向または垂直方向のモード
に応じて第1の基準パルス及びクロツクパルスの
組を切り替えるスイツチである。またC12は180゜
のときに分周するためのカウンタ、D1はこのカ
ウンタC12の出力をデコードするデコーダである。
F11は基準パルスをセツト入力としデコーダD1の
出力をリセツト入力とする状態保持用のフリツ
プ・フロツプ回路であり、例えば180゜に相当する
パルス幅の位相検出用パルスを発生する。以下、
同様にしてC22,D2,F21;C32,D3,F31;C42,
D4,F41は夫々カウンタ、デコーダ、フリツプ・
フロツプ回路である。これらカウンタC12,C22,
C32、デコーダD1,D2,D3、フリツプ・フロツプ
回路F11,F21,F31は位相検出用パルス発生部を
構成する。
またF51はJ−Kフリツプ・フロツプからなる
各軸間の位相の遅れ進みを判定する回路であり、
そのクロツク入力端には基準パルスが入力され、
J入力端には状態保持回路F21のQ出力が入力さ
れ、K入力端には状態保持回路F21の出力が入
力されるように構成されている。同様にF52,F53
もJ−Kフリツプ・フロツプからなる位相差検出
回路である。
各軸間の位相の遅れ進みを判定する回路であり、
そのクロツク入力端には基準パルスが入力され、
J入力端には状態保持回路F21のQ出力が入力さ
れ、K入力端には状態保持回路F21の出力が入
力されるように構成されている。同様にF52,F53
もJ−Kフリツプ・フロツプからなる位相差検出
回路である。
C51,C52;C53,C54;C55,C56は各軸間の進み
遅れ時の位相角をカウントするカウンタ回路で、
例えばC51,C52のカウント条件は(11+F21)で
ある。またOUT1はこれらのカウントC51,C52の
いずれかの出力をフリツプ・フロツプF51の出力
により選択する出力選択回路である。同様に
OUT2,OUT3は夫々カウンタC53,C54及びC55,
C56の出力を前段のフリツプ・フロツプF52,F53
の出力に応じて選択する出力選択回路であり、こ
れらカウンタ及び出力選択回路により、2つの起
振軸に関する位相検出用パルス間の位相差量を検
出する。
遅れ時の位相角をカウントするカウンタ回路で、
例えばC51,C52のカウント条件は(11+F21)で
ある。またOUT1はこれらのカウントC51,C52の
いずれかの出力をフリツプ・フロツプF51の出力
により選択する出力選択回路である。同様に
OUT2,OUT3は夫々カウンタC53,C54及びC55,
C56の出力を前段のフリツプ・フロツプF52,F53
の出力に応じて選択する出力選択回路であり、こ
れらカウンタ及び出力選択回路により、2つの起
振軸に関する位相検出用パルス間の位相差量を検
出する。
本発明の一実施例は上記のように構成されてお
り、次にその動作について説明する。
り、次にその動作について説明する。
まず第5図に示される垂直起振制御で、例えば
1軸が2軸に対してその位相が進んでいる場合に
ついて説明する。
1軸が2軸に対してその位相が進んでいる場合に
ついて説明する。
1軸制御用のカウンタC11のカウント入力端C
に1軸の回転数検出パルスP1が入力されている
状態において、時刻t=t1でリセツト入力端Rに
リセツトパルス01が入力したとする。この時垂
直起振であるためスイツチS11(A)は1、スイツチ
S11(B)は0である。カウンタC11は180パルスカウ
ントする毎に第5図Cに示されるように出力を発
生すると、スイツチS11(B)が0であるため後段に
は影響を与えない。この時、状態保持回路F11の
セツト入力端にスイツチS11(A)が1であるため01
パルスが入力される。この01パルスに同期して状
態保持回路F11のQ出力が発生する。この状態保
持回路F11のQ出力の立ち下り時点は、カウンタ
C12でP1パルスを360パルス分カウントした時点
(t=t3)で発生する出力をデコーダD1でデコー
ドして、このデコーダD1の出力を状態保持回路
F11のリセツト入力端に入力することにより決定
される。
に1軸の回転数検出パルスP1が入力されている
状態において、時刻t=t1でリセツト入力端Rに
リセツトパルス01が入力したとする。この時垂
直起振であるためスイツチS11(A)は1、スイツチ
S11(B)は0である。カウンタC11は180パルスカウ
ントする毎に第5図Cに示されるように出力を発
生すると、スイツチS11(B)が0であるため後段に
は影響を与えない。この時、状態保持回路F11の
セツト入力端にスイツチS11(A)が1であるため01
パルスが入力される。この01パルスに同期して状
態保持回路F11のQ出力が発生する。この状態保
持回路F11のQ出力の立ち下り時点は、カウンタ
C12でP1パルスを360パルス分カウントした時点
(t=t3)で発生する出力をデコーダD1でデコー
ドして、このデコーダD1の出力を状態保持回路
F11のリセツト入力端に入力することにより決定
される。
この時2軸制御用カウンタC21のリセツト入力
端Rに例えば軸t=t2でリセツトパルス02が入
力されたとする。この場合、スイツチS21(A)が1、
スイツチS21(B)が0であるため、前述した1軸制
御と同様に、状態保持回路F21のセツト入力に02
パルスが入力される。これによつて状態保持回路
F21のQ出力が発生する。この状態保持回路F21の
立ち下り時点は、カウンタC22でP2パルスを360パ
ルス分カウントした時点(t=t4)で発生する出
力をデコーダD2でデコードして、このデコーダ
D2の出力を状態保持回路F21のリセツト入力端に
入力することにより決定される。これによつてゲ
ードG1lで状態保持回路F11とF21の出力の論理条
件をとることにより第5図Iに示されるようなカ
ウンタC51のカウンタ入力が得られる。このカウ
ンタ入力をカウントした値に比例した出力回路
OUT1の出力θ12が1軸と2軸の位相差θ12を与え、
同時にフリツプ・フロツプF51の出力が“0”で
あるため、1軸が2軸より進んでいると判定され
る。
端Rに例えば軸t=t2でリセツトパルス02が入
力されたとする。この場合、スイツチS21(A)が1、
スイツチS21(B)が0であるため、前述した1軸制
御と同様に、状態保持回路F21のセツト入力に02
パルスが入力される。これによつて状態保持回路
F21のQ出力が発生する。この状態保持回路F21の
立ち下り時点は、カウンタC22でP2パルスを360パ
ルス分カウントした時点(t=t4)で発生する出
力をデコーダD2でデコードして、このデコーダ
D2の出力を状態保持回路F21のリセツト入力端に
入力することにより決定される。これによつてゲ
ードG1lで状態保持回路F11とF21の出力の論理条
件をとることにより第5図Iに示されるようなカ
ウンタC51のカウンタ入力が得られる。このカウ
ンタ入力をカウントした値に比例した出力回路
OUT1の出力θ12が1軸と2軸の位相差θ12を与え、
同時にフリツプ・フロツプF51の出力が“0”で
あるため、1軸が2軸より進んでいると判定され
る。
前述した例では1軸が2軸より進んでいる場合
について説明したが、垂直起振で遅れの場合につ
いて第6図と共に説明する。
について説明したが、垂直起振で遅れの場合につ
いて第6図と共に説明する。
時刻t=t11で2軸用のカウンタC21へのリセツ
ト入力が与えられたとする。この時垂直起振であ
るため、スイツチS21(A)は「1」、スイツチS21(B)
は「0」であり、状態保持回路F21のQ出力は、
リセツト入力に同期して立ち上がる。この状態保
持回路F21の出力によりゲートG1lの論理出力は
「1」となる。次に時刻t=t12で1軸用カウンタ
C11のリセツト入力に第6図Aに示される基準パ
ルス01が入力されると、この基準パルス01に
同期して状態保持回路F11のQ出力が立ち上がる。
このF11のQ出力の状態反転によりゲートG1lの論
理出力は「0」となる。これによつてカウンタ
C51のカウント入力は第6図Fに示されるように
なり、この値に比例した出力Q12が出力回路
OUT1から出力される。この時、フリツプ・フロ
ツプ回路F51の出力は第6図Eに示されるように
「1」であるため、上記位相差Q12で1軸が2軸
より遅れていることが検出される。
ト入力が与えられたとする。この時垂直起振であ
るため、スイツチS21(A)は「1」、スイツチS21(B)
は「0」であり、状態保持回路F21のQ出力は、
リセツト入力に同期して立ち上がる。この状態保
持回路F21の出力によりゲートG1lの論理出力は
「1」となる。次に時刻t=t12で1軸用カウンタ
C11のリセツト入力に第6図Aに示される基準パ
ルス01が入力されると、この基準パルス01に
同期して状態保持回路F11のQ出力が立ち上がる。
このF11のQ出力の状態反転によりゲートG1lの論
理出力は「0」となる。これによつてカウンタ
C51のカウント入力は第6図Fに示されるように
なり、この値に比例した出力Q12が出力回路
OUT1から出力される。この時、フリツプ・フロ
ツプ回路F51の出力は第6図Eに示されるように
「1」であるため、上記位相差Q12で1軸が2軸
より遅れていることが検出される。
他の起振軸間についても同様であり、例えば1
軸と3軸との位相差Q13はカウンタC53またはC54
を介して出力回路OUT2から、その場合の進み遅
れ情報はフリツプ・フロツプ回路F52から得られ
る。また3軸と4軸との位相差Q34はカウンタC55
またはC56を介して出力回路OUT3から、その場
合の進み遅れ情報はフリツプ・フロツプ回路F53
から得られる。
軸と3軸との位相差Q13はカウンタC53またはC54
を介して出力回路OUT2から、その場合の進み遅
れ情報はフリツプ・フロツプ回路F52から得られ
る。また3軸と4軸との位相差Q34はカウンタC55
またはC56を介して出力回路OUT3から、その場
合の進み遅れ情報はフリツプ・フロツプ回路F53
から得られる。
各起振軸間の位相差検出は上述したようであ
り、実際の制御量はこの位相差検出値に従つて、
次の基準パルス、例えば01入力がきた時に、イン
バータの位相信号として分周器に与えればよい。
り、実際の制御量はこの位相差検出値に従つて、
次の基準パルス、例えば01入力がきた時に、イン
バータの位相信号として分周器に与えればよい。
この場合、例えばQ12の検出から実際の制御ま
では進みの場合には、約180゜の遅れがあるため、
次式のように位相角δを設定する。
では進みの場合には、約180゜の遅れがあるため、
次式のように位相角δを設定する。
δ=(θ12−θ*)−θ12(-1)/2
但しここでθ*は設定値、θ12(-1)は前回出力のθ12
である。
である。
また遅れの場合には、直前のQ12を検出してい
るのでδは次式のように設定すればよい。
るのでδは次式のように設定すればよい。
δ=(θ12−θ*)
このように、検出された位相差にもとずく制御
位相角の設定時に検出遅れ時間を考慮すれば、よ
り精度の高い起振機制御が実現できる。
位相角の設定時に検出遅れ時間を考慮すれば、よ
り精度の高い起振機制御が実現できる。
本発明は以上のようであり、1つの基準パルス
で垂直、水平両軸運転を生成できるため、各軸に
ついて1個の基準パルス用エンコーダを設置すれ
ばよいので構成の簡略化を計ることができる。ま
た、カウンタ、フリツプ・フロツプ、ゲート回路
等の簡単な回路構成で位相差及びその遅れ進みも
判別できるため、この位相差検出量に基づくイン
バータの制御精度を向上でき、その結果、複雑な
制御を要求される起振機の制御に適用できる。
で垂直、水平両軸運転を生成できるため、各軸に
ついて1個の基準パルス用エンコーダを設置すれ
ばよいので構成の簡略化を計ることができる。ま
た、カウンタ、フリツプ・フロツプ、ゲート回路
等の簡単な回路構成で位相差及びその遅れ進みも
判別できるため、この位相差検出量に基づくイン
バータの制御精度を向上でき、その結果、複雑な
制御を要求される起振機の制御に適用できる。
第1図は4軸起振機の重錘位置を説明する説明
図、第2図はインバータによる起振機の位相制御
を示すブロツク図、第3図は第2図の位相制御回
路のブロツク図、第4図は本発明に係る起振機の
制御装置の一実施例を示すブロツク図、第5図A
乃至第5図Jは、第4図の制御装置における垂直
起振で1軸が2軸より進んでいる場合の位相差検
出時のタイミングチヤート、第6図A乃至第6図
Gは、第4図の制御装置における垂直起振で1軸
が2軸より遅れている場合の位相差検出時のタイ
ミングチヤートである。 14C……速度設定信号・周波数変換回路、1
4D……分周回路、16……リングカウンタ、2
0……インバータ、SM1,SM2……同期電動機、
C11〜C41……基準パルス生成用カウンタ、S1,
S11〜S41……デイジタルスイツチ、C12〜C42……
分周回路、D1〜D4……デコーダ、F11〜F41……
状態保持回路、C51,C52;C53,C54;C55,C56…
…カウンタ、F51〜F53……フリツプ・フロツプ回
路、OUT1〜OUT3……出力回路。
図、第2図はインバータによる起振機の位相制御
を示すブロツク図、第3図は第2図の位相制御回
路のブロツク図、第4図は本発明に係る起振機の
制御装置の一実施例を示すブロツク図、第5図A
乃至第5図Jは、第4図の制御装置における垂直
起振で1軸が2軸より進んでいる場合の位相差検
出時のタイミングチヤート、第6図A乃至第6図
Gは、第4図の制御装置における垂直起振で1軸
が2軸より遅れている場合の位相差検出時のタイ
ミングチヤートである。 14C……速度設定信号・周波数変換回路、1
4D……分周回路、16……リングカウンタ、2
0……インバータ、SM1,SM2……同期電動機、
C11〜C41……基準パルス生成用カウンタ、S1,
S11〜S41……デイジタルスイツチ、C12〜C42……
分周回路、D1〜D4……デコーダ、F11〜F41……
状態保持回路、C51,C52;C53,C54;C55,C56…
…カウンタ、F51〜F53……フリツプ・フロツプ回
路、OUT1〜OUT3……出力回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 起振機の複数の起振軸に夫々独立して電動機
を連結し、モードの切り替えに応じて電動機を制
御することにより水平方向または垂直方向の起振
力を得ると共に、各起振軸の基準位置検出時に発
生する基準パルスにもとずいて各起振軸間の位相
差を検出する起振機の制御装置において、 単一の基準位置検出手段より得た第1の基準パ
ルスの入力時から起振軸の1/4回転または3/4回転
に相当する時間経過後に第2の基準パルスを出力
する基準パルス発生部と、水平方向または垂直方
向のモードに応じて前記第1の基準パルスまたは
第2の基準パルスの一方を選択して出力する信号
選択部と、この信号選択部よりの基準パルスに同
期して、予め設定されたパルス幅の位相検出用パ
ルスを発生する位相検出用パルス発生部とを、位
相差の比較対象である2つの起振軸の各々に関し
て設けると共に、 前記2つの起振軸の一方に関する信号選択部よ
りの基準パルスに同期して、他方の起振軸に関す
る位相検出用パルスの有無を検出することによ
り、2つの起振軸間の位相の遅れまたは進みを判
定する遅れ進み判定部と、2つの起振軸に関する
位相検出用パルス間の位相差量を検出する位相差
検出部とを設けたことを特徴とする起振機の制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57221674A JPS59113796A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 起振機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57221674A JPS59113796A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 起振機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59113796A JPS59113796A (ja) | 1984-06-30 |
JPS6321432B2 true JPS6321432B2 (ja) | 1988-05-06 |
Family
ID=16770488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57221674A Granted JPS59113796A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 起振機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59113796A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02251278A (ja) * | 1989-06-07 | 1990-10-09 | Ono Sokki Co Ltd | 不釣合重量回転式振動発生器及びそれを用いた振動刺激装置 |
JPH03262573A (ja) * | 1990-03-13 | 1991-11-22 | Nakayama Tekkosho:Kk | 振動発生装置 |
EP1568420B1 (de) * | 2004-02-29 | 2018-08-15 | BOMAG GmbH | Steuerung und Steuerungsverfahren für eine Vibrationsmaschine |
-
1982
- 1982-12-17 JP JP57221674A patent/JPS59113796A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59113796A (ja) | 1984-06-30 |
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