JPS63214091A - 符号化処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の属する技術分野 本発明は、動画像信号の差分信号を高能率に符号化伝送
する符号化処理方式に関する。

（２）従来の技術 例えばフレーム間符号化処理方式は、符号化済みの過去
の画像信号を用いて予測信号を構成し。

得られた予測誤差信号を量子化符号化伝送することによ
り高能率に符号化するものである。

従来のフレーム間符号化処理方式では、符号化効率を高
めることを目的として画像を複数画素毎にブロック化し
、ブロック内のフレーム間差分信号電力相が所定のしき
い値より小さい時このブロックを無効ブロックと定義し
、この無効ブロックに対しては無効ブロックであること
を表す無効ブロック識別情報のみを伝送する。そして、
有効ブロックについては有効ブロックであることを表す
有効ブロック識別情報と共に、フレーム間差分信号を量
子化して伝送する。量子化に際しては、伝送情報量を削
減するため、フレーム間差分信号の高周波成分を除去す
るような量子化特性を用いる。

また、予測信号を作成する場合、前記量子化に際して含
まれる量子化雑音の影響を軽減するため。

局部復号信号の帯域を制限した後予測信号を構成してい
る。

このように、従来方式における予測信号は高周波成分を
除去されているため、高周波成分を含む入力信号を符号
化する場合には、＠像の静止領域であっても入力信号成
分と予測信号成分の不整合によりフレーム間差分信号が
非所望に発生し、有効ブロックと判定され多量の情報が
発生する欠点があった。

また、復号信号の帯域を制限すること無く予測信号を構
成する他の従来方式においても、量子化雑音が予測信号
に含まれる為、静止領域である場合でもフレーム間差分
信号が発生し、有効ブロックと判定され多量の情報が発
生する欠点があった。

（３）発明の目的 本発明は、＠像の静止領域について正確に無効ブロック
と判定し９高能率符号化を可能とする符号化処理方式を
提供することにある。

（４）発明の構成 ４−１発明の特徴と従来の技術との差異本発明は周波数
帯域を制限した差分信号を用いて有効／無効ブロックの
判定を行うことを特徴とする。従来の技術とは、有効／
無効ブロックの判定に用いる差分信号が異なる。

４−２実施例 図は本発明の１実施例であって、１は画像入力端子、２
はフレーム差分回路、３は量子化回路。

４はフレーム加算回路９５は予測回路、６はフィルタ、
７は有効／無効ブロック判定回路、８はエントロピー符
号化回路、９はバッファメモリ、ｌＯはデータ出力端子
である。ディジタル化された画像信号は画像入力端子１
から入力され、フレーム差分回路２において予測回路５
から供給される予測信号を引き算され、得られたフレー
ム差分信号が量子化回路３において量子化される。量子
化代表値はフレーム加算回路４およびエントロピー符号
化回路８に供給される。フレーム加算回路４では量子化
代表値と前記予測信号とを加算し、その結果を予測回路
５に供給する。予測回路５は１フレ一ム以上のメモリを
含み入力信号に対しフレーム間予測信号を作成する。な
お７本発明がフィールド間予測方式として使用される場
合には当該予測回路５は１フイ一ルド程度のメモリを含
めばよい。

フィルタ６はフレーム差分回路２の出力すなわちフレー
ム間差分信号を入力し、その高周波成分を除去する。有
効／無効ブロック判定回路７はフィルタ６において帯域
制限されたフレーム間差分信号を人力し、これを所定の
大きさにブロック化し、ブロック内のフレーム間差分信
号電力相が所定のしきい値未満のとき無効ブロックと判
定し。

しきい値以上の時有効ブロックと判定する。

ここでは１例としてフレーム間差分信号電力相を用いて
判定を行う方法について述べたが、このほかにフレーム
間差分信号絶対値の和がしきい値を越えるか否か等各種
の方式があることは容易に類推でき９本発明は単にフレ
ーム間差分信号電力相を用いる方式に制限されるもので
はない。

無効ブロックと判定されたブロックでは量子化回路３に
おいて当該ブロックに含まれるフレーム間差分の量子化
代表値をゼロに変換する。エントロピー符号化回路８は
有効／無効ブロック判定回路７から供給される有効／無
効ブロック識別情報及び量子化回路３から供給される量
子化出力を入力し、これらに対し、所定の符号を割り当
てる。

パンツアメモリ９はエントロピー符号化回路８から供給
される不均一なデータを速度平滑し、伝送路上の信号形
式に変換した後、一定の伝送速度でデータ出力端子１０
を介して受信側に伝送する。

（５）発明の詳細 な説明したように９本発明によれば、有効／無効ブロッ
クの判定に際し、帯域制限を行った差分信号を用いるよ
うにしたため、量子化雑音の影響あるいは帯域制限され
た予測信号と帯域制限されていない入力信号との不整合
の影響を受けることが無（２画像の静止領域について正
確に無効ブロックと判定することができ、不要な情報の
発生を防ぎ高能率な符号化を実現できる利点がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の１実施例構成を示す。 １・・・画像入力端子、２・・・フレーム差分回路、３
・・・量子化回路、４・・・フレーム加算回路、５・・
・予測回路、６・・・フィルタ、７・・・有効／無効ブ
ロック判定回路、８・・・エントロピー符号化回路、９
・・・バッファメモリ、１０・・・データ出力端子。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 入力画像信号を所定のサンプル数毎にブロック化し、該
   ブロック毎に一括して符号化処理を行う符号化処理方式
   において、 符号化処理に当って得られる差分信号を所定の周波数帯
   域に制限し、該制限された差分信号を用いて、当該ブロ
   ックが差分信号を伝送すべき有効ブロックかあるいは伝
   送する必要のない無効ブロックかを判定することを特徴
   とする符号化処理方式。