JPH11252545A - 映像符号化装置および映像復号化装置 - Google Patents

映像符号化装置および映像復号化装置

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JPH11252545A
JPH11252545A JP4672798A JP4672798A JPH11252545A JP H11252545 A JPH11252545 A JP H11252545A JP 4672798 A JP4672798 A JP 4672798A JP 4672798 A JP4672798 A JP 4672798A JP H11252545 A JPH11252545 A JP H11252545A
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JP
Japan
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frequency
video signal
cut
transfer rate
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP4672798A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Tonami
克彦 渡並
Shiyuuichi Sagano
秀一 佐賀野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Video and Information System Inc filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH11252545A publication Critical patent/JPH11252545A/ja
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】映像信号を低ビットレートで符号化し、この符
号化データを復号化した再生映像信号には、符号化ノイ
ズやブロック歪みが顕著にあらわれ、劣化した画像とな
る。 【解決手段】本発明の映像符号化装置は、転送レートに
応じた遮断周波数を出力する手段と、映像信号を前記遮
断周波数で帯域制限する手段と、所望の前記転送レート
で前記映像信号を符号化する手段とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録や伝送を目的
として、映像信号を符号化する映像符号化装置と、符号
化された映像信号を再生する映像復号化装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】映像信号などの動画像を圧縮して符号
化,復号化する手段として、ISO11172(MPEG1)や
ISO13181(MPEG2)などが一般に用いられるように
なってきている。この手法ではフレーム間予測符号化や
動き補償などが行われている。この際、複数画素で一つ
のブロックを構成し、このブロックを一つの処理単位と
して符号化・復号化処理を行っている。このため、動き
が激しい映像などは符号化ノイズやブロック歪みが発生
し、画質の劣化を招くという問題点があった。
【0003】そこで、動きの度合に応じて、映像信号の
遮断周波数を変化させて画質の向上を図る方法が用いら
れていた。例えば、特開平6−233266号公報に記
載の「映像符号化装置および映像復号化装置」では、動
き検出器を用いて、動き量に応じて映像信号の遮断周波
数を変化させて、ローパスフィルタで帯域制限をしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、動きの
少ない映像でも、符号化ノイズやブロック歪みが発生す
ることがある。この画質の劣化は転送レートにも依存し
ており、転送レートが低い符号化データほどブロック歪
みなどの発生が顕著に見られる。映像信号の多重化を目
的とする場合、画質より圧縮率を優先し、転送レートを
低く押さえなければいけない。
【0005】本発明の目的は、転送レートに応じた符号
化,復号化を行い、符号化ノイズやブロック歪みの少な
い映像符号化装置および映像復号化装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の映像符号化装置
は、入力された転送レートが低くなるにしたがって、低
い遮断周波数を出力する手段と、映像信号を前記遮断周
波数で帯域制限する手段と、所望の前記転送レートで前
記映像信号を符号化する手段とで構成される。
【0007】また、本発明の映像復号化装置は、符号化
データの転送レートを検出する手段と、前記符号化デー
タを復号化する手段と、前記転送レートが低くなるにし
たがって、低い遮断周波数を出力する手段と、前記復号
化手段で得られた再生映像信号を前記遮断周波数で帯域
制限するローパスフィルタとで構成されている。
【0008】これにより、転送レートが低くなるように
符号化する場合、映像信号に対して、低い遮断周波数の
ローパスフィルタで帯域制限することで、前記遮断周波
数より高い周波数成分を除去できるため、符号化ノイズ
を軽減でき、画質の向上を図ることができる。
【0009】また、所望の転送レートに応じた遮断周波
数で帯域制限された映像信号を符号化した符号化データ
を、復号化して得られる再生映像信号に対して、前記遮
断周波数のローパスフィルタで帯域制限することによ
り、符号化ノイズやブロック歪みなどを軽減でき、画質
の向上を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の映像符号化装置お
よび映像復号化装置の実施の形態について、図を参照し
て説明する。
【0011】図1は本発明の映像符号化装置の第1の実
施例を示す図である。本発明の映像符号化装置はローパ
スフィルタ2と、遮断周波数出力器3と、符号化装置1
とにより構成されている。遮断周波数出力器3は、入力
された転送レート7に応じて遮断周波数9を出力する。
遮断周波数出力器3では、転送レート7が低い時は低い
遮断周波数を、転送レート7が高い時は、高い遮断周波
数を出力する。ローパスフィルタ2では遮断周波数9以
上の周波数の映像信号6を遮断し、帯域制限後の映像信
号8を出力する。符号化装置1は帯域制限された映像信
号8を指定の転送レート7で符号化し、符号化データ1
0を出力する。
【0012】映像信号の多重化を目的として、低ビット
レートで符号化を行う場合、低い遮断周波数が遮断周波
数出力器3より出力され、ローパスフィルタ2において
映像信号6の高周波成分が除去されるため、符号化ノイ
ズの少ない符号化データ10を得ることができる。
【0013】以上のように、本発明の映像符号化装置に
よれば、転送レートを低くおさえて符号化する場合で
も、符号化ノイズを軽減でき、画質の向上を図れる。
【0014】図2は本発明の映像復号化装置の第2の実
施例を示す図である。本発明の映像復号化装置は復号化
装置4と、ローパスフィルタ2と、転送レート検出器5
と、遮断周波数出力器3とにより構成されている。
【0015】復号化装置4は、符号化データ10を復号
化し再生映像信号11を出力する。転送レート検出器5
では、符号化データ10が復号化装置4に転送される速
度を検出し、その転送レート13を出力する。遮断周波
数出力器3は入力された転送レート13に応じて、遮断
周波数9を出力する。ローパスフィルタ2では復号化さ
れた再生映像信号11に対して、遮断周波数9で帯域制
限した映像信号12を出力する。
【0016】このように映像復号化装置を構成すれば、
転送レートの低い符号化データを復号化する場合でも、
遮断周波数出力器3が低い遮断周波数9を出力し、復号
化された再生映像信号11に対して、遮断周波数以上の
周波数成分を除去するため。通常目立つブロック歪みや
符号化ノイズを軽減することができる。
【0017】以上のように、本発明の映像復号化装置に
よれば再生映像信号に対して、転送レートに応じた帯域
制限をすることになるので、低ビットレートの符号化デ
ータを復号化した場合に発生するブロック歪みや符号化
ノイズを軽減でき、画質の向上を図ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の映像符号
化装置は、符号化データの転送レートに応じて遮断周波
数を発生させる遮断周波数出力器と、映像信号に対して
遮断周波数より低い周波数成分のみを通過させて帯域制
限するローパスフィルタと、映像信号を符号化データに
符号化する符号化装置とを備え、符号化データの転送レ
ートに応じた遮断周波数で、帯域制限した映像信号を符
号化することで、符号化ノイズを軽減でき画質の向上を
図れるという効果を得られる。
【0019】また、本発明の映像復号化装置は、符号化
データを復号化し再生映像信号を出力する復号化装置
と、復号化装置に転送される符号化データの転送レート
を検出する転送レート検出器と、転送レートに応じた遮
断周波数を出力する遮断周波数出力器と、再生映像信号
に対して遮断周波数より低い周波数成分のみを通過させ
て帯域制限するローパスフィルタとを備え、復号化した
再生映像信号を、符号化データの転送レートに応じた遮
断周波数で帯域制限することで、符号化ノイズやブロッ
ク歪みを軽減でき、画質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である映像符号化装置の
説明図である。
【図2】本発明の第2の実施例である映像復号化装置の
説明図である。
【符号の説明】
1…符号化装置、2…ローパスフィルタ、3…遮断周波
数出力器、4…復号化装置、5…転送レート検出器、6
…映像信号、7,13…転送レート、8,12…映像信
号、9…遮断周波数、10…符号化データ、11…再生
映像信号。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を符号化する映像符号化装置であ
    って、転送レートに応じて遮断周波数を出力する手段
    と、映像信号を前記遮断周波数で帯域制限する手段と、
    帯域制限された前記映像信号を符号化する手段とを備え
    たことを特徴とする映像符号化装置。
  2. 【請求項2】符号化された映像信号を復号化する装置で
    あって、符号化されたデータを映像信号に復号化する手
    段と、符号化データの転送レートを検出する手段と、前
    記転送レートに応じて遮断周波数を出力する手段と、復
    号化された前記映像信号を前記遮断周波数で帯域制限す
    る手段とを備えたことを特徴とする映像復号化装置。
JP4672798A 1998-02-27 1998-02-27 映像符号化装置および映像復号化装置 Pending JPH11252545A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000115765A (ja) * 1998-10-06 2000-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像信号符号化装置
KR20030084218A (ko) * 2002-04-25 2003-11-01 엘지전자 주식회사 노이즈 제거 영상 압축시스템 및 노이즈 제거방법
JP2007221354A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Kddi Corp 画像処理装置およびプリフィルタ制御装置

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