JP2789586B2 - 高能率符号化装置 - Google Patents

高能率符号化装置

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JP2789586B2 JP29347887A JP29347887A JP2789586B2 JP 2789586 B2 JP2789586 B2 JP 2789586B2 JP 29347887 A JP29347887 A JP 29347887A JP 29347887 A JP29347887 A JP 29347887A JP 2789586 B2 JP2789586 B2 JP 2789586B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディジタルビデオ信号等のディジタル画
像信号の情報量を圧縮するのに適用される高性能符号化
装置に関する。 〔従来の技術〕 ディジタル画像信号を伝送或いは記録する時に冗長度
を抑圧するのに、高能率符号化装置が使用される。高能
率符号化装置の一つとして、前値予測、DPCM、2次元予
測符号、3次元予測符号等の予測符号化が知られてい
る。予測符号は、既に符号化した画素の値から現在の値
を予測し、現在の値と予測値との誤差(残差と称する)
を符号化するものである。 予測符号化を施すと、残差は、第5図に示すように、
0を中心とする度数分布を持つことが知られている。そ
こで、データの統計的性質を利用したランレングス符
号、ハフマン符号等のエントロピー符号化が行われる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、残差の統計的性質は、画像の絵柄よ
り、種々のものとなり、各画像毎にハフマン符号を作り
直すことは、リアルタイム処理が困難となり、また、非
線型量子化回路を残差の統計的性質に適応させることも
困難であり、S/Nの劣化が生じる問題があった。 従って、この発明の目的は、上述の従来の予測符号化
の持つ欠点が除去された高能率符号化装置を提供するこ
とにある。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明は、ディジタル画像信号が供給され、予測符
号化により、ディジタル画像信号の画素毎の残差信号を
求める手段と、 残差信号をブロック化する手段と、 ブロック毎の最大値及び最小値を検出し、最大値及び
最小値の差であるダイナミックレンジを求める手段と、 各画素の残差信号を元のビット数よりも少なく、且つ
ダイナミックレンジと複数のしきい値との関係に基づい
た可変長のビット数で量子化すると共に、発生情報量を
一定に制御するように、しきい値を可変するフィードフ
ォワード型のバッファリング機能を有する手段と を備えたことを特徴とする高能率符号化装置である。 〔作用〕 予測符号化回路から得られる残差信号は、0近傍に集
中している。このことは、残差信号のダイナミックレン
ジDRが小さいことに他ならない。従って、残差信号をブ
ロック構成とし、ブロック毎のダイナミックレンジDRを
検出し、最小値除去後の残差データをダイナミックレン
ジDRに適応して符号化すれば、情報量の圧縮率を高くす
ることができる。 さらに、フィードフォワード型のバッファリングによ
って、所定期間の発生情報量を一定に制御することがで
きる。 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。第1図は、この一実施例の全体の構成を示し、
第1図において、1で示す入力端子に、1サンプルが8
ビットのディジタルビデオ信号が供給される。このディ
ジタルビデオ信号が破線で囲んで示す予測符号化回路2
に供給される。この実施例では、予測符号化回路2とし
て、最も単純な例として、前値予測が使用されている。
予測符号化回路2は、減算回路3と1サンプル周期の遅
延量を有する遅延回路4とから構成され、現在のサンプ
ルと前のサンプルとの差即ち、残差信号が減算回路3に
より形成される。この残差信号の度数分布は、0を中心
として集中するものとなる。 予測符号化回路2からの残差信号がブロック化回路5
に供給される。ブロック化回路5は、テレビジョン走査
の順序の残差信号をブロックの順序に変換するものであ
る。例えば第2図に示すように、1フレームの画面が
(4ライン×4画素)のブロック構造に変換される。こ
のブロックの大きさは、一例であって、より大きいブロ
ックを使用しても良い。 ブロック化回路5の出力信号がバッファリング機能を
有する可変長のADRC符号化回路6に供給され、符号化さ
れる。ADRC符号化回路6の出力信号がフレーム化回路7
に供給され、出力端子8にフレーム構造を有する送信デ
ータが得られる。フレーム化回路7では、必要に応じて
送信データに対するエラー訂正符号化が施される。 第3図は、ADRC符号化回路6の一例を示す。11で示す
入力端子からの残差信号が最大値検出回路12と最小値検
出回路13と遅延回路14とに供給される。最大値検出回路
12により、1ブロックの残差信号の中の最大値MAXが検
出される。この最大値MAXが減算回路15に供給される。
最小値検出回路13により、1ブロックの残差信号の中の
最小値MINが検出される。この最小値MINが減算回路15に
供給される。減算回路15により、(MAX−MIN)で表され
るブロックのダイナミックレンジDRが求められる。 遅延回路14は、最大値MAX及び最小値MINを検出するの
に必要な時間、入力信号を遅延させるもので、遅延回路
14の出力信号が減算回路16に供給される。減算回路16に
より、最小値MINが入力信号から減算され、最小値除去
後のデータPDIが形成される。 この最小値除去後のデータPDIが量子化回路17に供給
される。量子化回路17には、減算回路15からのダイナミ
ックレンジDRが供給され、ダイナミックレンジDRに適応
した量子化がなされる。量子化ビット数は、元のビット
数(8ビット)より少なく、また、ダイナミックレンジ
DRに適応した可変長のビット数が使用される。可変長の
符号化は、複数例えば4個のしきい値を設定し、このし
きい値で区別されるダイナミックレンジDRの範囲を夫々
0ビット、1ビット、2ビット、3ビット、4ビットの
異なるビット長でADRC符号化するものであり、従って、
ブロック毎に量子化ビット数が決定される。 また、ADRC回路6は、フィードフォワード型のバッフ
ァリング機能を有し、発生情報量を一定とすることがで
きる。すなわち、ダイナミックレンジDRの度数分布を求
め、しきい値で定まる総情報量を計算し、この総情報量
が所定の値以下となるように、しきい値を可変すること
により、伝送情報量のデータレートを所定値以下に制御
することができる。簡単のため、量子化ビット数を2ビ
ットとすると、第4図に示すように、ダイナミックレン
ジDRが4等分されたレベル範囲が設定され、入力データ
がどのレベル範囲に属するかによって、2ビットのコー
ド信号が割り当てられる。具体的には、最小値除去後の
データPDIを量子化幅で除算する割り算回路、又はダイ
ナミックレンジDR及び最小値除去後のデータPDIが供給
されるROMによって、量子化回路17が構成される。この
量子化回路17は、上述したように、ダイナミックレンジ
DRの度数分布を求め、総情報量が所定値以下となるよう
な複数のしきい値を決定し、ダイナミックレンジDRとし
きい値とでブロック毎に定まるビット数でもって、デー
タPDIを量子化するものである。 ブロック毎の最大値MAX、最小値MIN、ダイナミックレ
ンジDRの内の二つのデータと画素毎のコード信号DTとが
送信データとして、出力端子18、19及び20に取り出され
る。 第3図に示すADRC符号化回路は、2次元ブロックの画
素データを可変長のコード信号に変換するものである。
しかしながら、3次元ブロックのブロック構造に変換し
ても良い。 予測符号化としては、前値予測に限らず、DPCM、2次
元予測符号等を使用しても良い。 〔発明の効果〕 この発明によれば、予測符号化により得られた残差信
号のダイナミックレンジが元の画素データより小さくな
り、ダイナミックレンジに適応した符号化(ADRC符号
化)により、高能率に圧縮を行うことができる。ADRC符
号化は、ブロック毎の特徴に適応した量子化を行うの
で、画像の特徴に良く適応した符号化が可能である。ま
た、可変長のADRC符号化を使用することにより、フィー
ドフォワード型のバッファリングが可能となり、リアル
タイムに伝送データの一定レート化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はブ
ロックの一例の略線図、第3図はADRC符号化回路の一例
のブロック図、第4図は量子化の説明に用いる略線図、
第5図は予測符号化の説明のための略線図である。 図面における主要な符号の説明 1:入力端子、2:予測符号化回路、 5:ブロック化回路、6:ADRC符号化回路。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.ディジタル画像信号が供給され、予測符号化によ
    り、上記ディジタル画像信号の画素毎の残差信号を求め
    る手段と、 上記残差信号をブロック化する手段と、 上記ブロック毎の最大値及び最小値を検出し、上記最大
    値及び上記最小値の差であるダイナミックレンジを求め
    る手段と、 各画素の上記残差信号を元のビット数よりも少なく、且
    つ上記ダイナミックレンジと複数のしきい値との関係に
    基づいた可変長のビット数で量子化すると共に、発生情
    報量を一定に制御するように、上記しきい値を可変する
    フィードフォワード型のバッファリング機能を有する手
    段と を備えたことを特徴とする高能率符号化装置。
JP29347887A 1987-11-20 1987-11-20 高能率符号化装置 Expired - Lifetime JP2789586B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0793723B2 (ja) * 1984-12-19 1995-10-09 ソニー株式会社 テレビジョン信号の高能率符号化装置及び符号化方法
JPS62112488A (ja) * 1985-11-12 1987-05-23 Mitsubishi Electric Corp フレ−ム間ベクトル量子化符号化器

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