JPS63213774A - フアンク−ル式冷蔵庫 - Google Patents

フアンク−ル式冷蔵庫

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JPS63213774A
JPS63213774A JP4656287A JP4656287A JPS63213774A JP S63213774 A JPS63213774 A JP S63213774A JP 4656287 A JP4656287 A JP 4656287A JP 4656287 A JP4656287 A JP 4656287A JP S63213774 A JPS63213774 A JP S63213774A
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JP
Japan
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temperature
room
circuit
damper
signal
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JP4656287A
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English (en)
Inventor
荻田 泰廣
聡 武井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ファンクール式冷蔵庫に関する。
(従来の技術) 従来のファンクール式冷蔵庫は、冷却器からの冷気を冷
凍室(以下、F室という。)内に供給してこの室内に貯
蔵された食品を冷凍することができるとともに、ダンパ
を開放したときに前記冷却器からの冷気の一部を他の室
例えば冷蔵室(以下、R室という。)内にも供給してこ
の室内の温度を下げることができるようにしていた。各
室内に供給された冷気は、貯蔵された物と熱交換した後
、再び前記冷却器によって冷却される。
つまり、F室内に設けられた温度センサ(以下、Fセン
サという。)を含むF室温度検出手段で検出したこの室
内の温度が、設定温度TF以上すなわち例えば−18,
5℃以上であるときには、コンプレッサを運転して冷却
器に冷媒を供給し、この冷却器によって冷やされてでき
た冷気をファンによってF室内に供給する。そして、こ
れらの冷凍手段により供給される冷気によってF室内の
温度が設定温度TFより低くなったときに、前記コンプ
レッサ及びファンの運転を停止することにより、F室内
の温度を設定温度TFに保つようにしていた。
また、R室内に設けられた温度センサ(以下、Rセンサ
という。)を含むR室温度検出手段で検出したこの室内
の温度が設定温度TR以上すなわち例えば+3.0℃以
上であるときには、ダンパを開放して前記ファンによっ
て送出される冷気の一部をR室内に導き、R室内の温度
を下げる。そして、この冷気によってR室内の温度が設
定温度TRより低くなったときに、前記ダンパを閉じる
ことにより、R室内の温度を設定温度TRに保つように
していた。
さて、食品を冷凍する際にその温度をゆっくり低下させ
ると、食品の細胞中にある水分が大きな氷の結晶となっ
て細胞を傷つけてしまい、この細胞中のうまみや栄養分
が解凍時にドリップとなって流出してしまう。したがっ
て、常温の食品の温度を下げてこれを冷凍する場合には
、食品中の水分のほとんどが氷になる一1℃から一5℃
までの温度帯すなわち最大氷結晶生成温度帯をできるだ
け短時間に通過させることが望ましく、このようにすれ
ば、解凍時のドリップ量を減少させることができる。そ
こで、所定のスイッチが操作されたときには、前記Fセ
ンサで検出したF室内の温度に関わりなく、一定時間例
えば90分間だけ快速冷凍信号を出力して、前記コンプ
レッサ及びファンを強制的に運転し、F室内に冷気を供
給するようにしていた。この快速冷凍の間は、前記コン
プレッサをインバータによって商用周波数より高い周波
数で駆動することにより、冷凍能力を向上させて、冷却
速度を向上させることもあった。
(発明が解決しようとする問題点) 以上に説明した従来のファンクール式冷蔵庫では、次の
ような問題点があった。すなわち、R室内の温度が設定
温度TR以上になったときには、快速冷凍動作中であっ
ても、ダンパが開放される。
したがって、冷却器からの冷気の一部がR室内に供給さ
れ、R室内の貯蔵物と熱交換して冷気の温度が上昇する
から、ダンパが閉じられている場合と比較して、ファン
によって送出される冷気の温度が高くなり、F室内の食
品の温度低下速度が減少する。
この場合には、最大氷結晶生成温度帯の通過に要する時
間が長くなり、このF室内で冷凍した食品の解凍時のド
リップ量が増加する。
本発明は、以上の点に鑑み、食品の温度が最大氷結晶生
成温度帯を短時間に通過することができるファンクール
式冷蔵庫を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、前記の目的を達成するために、F室内の食品
の温度が最大氷結晶生成温度帯の下限温度より低くなっ
たときに第1の信号を出力する第1の検出手段と、他の
室内の温度が所定の温度以上になったときに第2の信号
を出力する第2の検出手段とを設け、快速冷凍開始時か
ら両検出手段のいずれか一方が前記信号を出力するまで
の間にかぎり、ダンパを閉じてF室内への冷気供給量の
減少を抑止するものである。
(作 用) 快速冷凍が開始されると、ダンパが閉じられ、この状態
が保持される。このとき、冷却器からの冷気がF室以外
の室例えばR室内に供給されることはない。したがって
、F室内への冷気供給量の減少が抑止され、冷却器から
すべての冷気が継続してF室内に供給される。
これにより、F室内に入れられた食品の温度は、最大氷
結晶生成温度帯を短時間のうちに通過して、この温度帯
の下限温度に達する。そして、この食品の温度がこの下
限温度より低くなると、第1の検出手段は、前記第1の
信号を出力する。
これによって、ダンパの開放が可能になり、F室内への
冷気供給量減少の抑止が停止される。したがって、F室
内に入れられた食品の温度が最大氷結晶生成温度帯を通
過した後は、ダンパを開放してR室内を冷却することが
可能となる。
さて、R室内の温度が所定の温度以上になったときには
、第2の検出手段が第2の信号を出力する。そして、こ
の場合にも、F室内への冷気供給量減少の抑止が停止さ
れ、ダンパを開放してR室内を冷却することが可能とな
る。
(実施例) 第1図は、本発明の実施例に係るファンクール式冷蔵庫
の制御回路の回路図である。
この制御回路は、F室温度検出回路lO1操作回路20
、コンプレッサ駆動回路30、R室温度検出回路40、
ダンパ駆動回路50、最大氷結晶生成温度帯下限検出回
路60、シフト回路70及びR室上限温度検出回路80
からなる。
F室温度検出回路10において、コンパレータ11は、
その反転入力端子が、Fセンサ12及び抵抗器13を介
して、それぞれ直流電源Vcc及びアースに接続される
。このFセンサ12は、サーミスタ等からなる温度セン
サであって、F室内に配される。
また、コンパレータ11の非反転入力端子は、抵抗器1
4.15.18を介してそれぞれ直流電源V CC,ア
ース及び自身の出力端子に接続される。このコンパレー
タ11の出力は、インバータ17によって反転され、F
室温度検出回路10の出力すなわちコンプレッサ制御信
号1Bとして出力される。
操作回路20において、シュミットトリガインバータ2
1の入力端子は、操作スイッチ22及び抵抗器23を介
して、それぞれアース及び直流電源Vccに接続される
。この操作スイッチ22は、手動操作自動復帰のa接点
ををするスイッチであって、快速冷凍動作を起動するた
めに設けられる。シュミットトリガインバータ21の出
力は、Dフリップフロップ24のクロック入力端子CK
に入力される。このフリップフロップの反転出力端子Q
は、自身のデータ入力端子りに接続され、その非反転出
力端子Qの出力電圧は、この操作回路20の出力すなわ
ち快速冷凍信号28として出力されるとともに、タイマ
25のリセット入力端子Rに入力される。さらに、この
タイマ25のクロック入力端子CKには、外部端子26
からクロックが供給され、その反転出力端子qの出力は
、前記Dフリップフロップ24のリセット入力端子罠に
入力される。
前記コンプレッサ制御信号18と快速冷凍信号28とは
、OR回路29によって論理和がとられ、このOR回路
の出力が、コンプレッサ駆動回路30において、抵抗器
31を介してNPNトランジスタ32のベースに入力さ
れる。このトランジスタのエミッタはアースされ、この
コレクタはリレーのコイル33を介して直流電源Vcc
に接続される。このコイルの両端には、ダイオード34
がカソードを直流電源Vce側に向けて接続される。コ
イル33を有するリレーの接点は、同図には図示しない
が、コンプレッサおよび冷気を送出するためのファンを
駆動することができるように接続され、これらの冷凍手
段は、F室内に冷気を供給するとともに、開閉可能なダ
ンパを介して前記冷気の一部をR室内に供給することが
でき、快速冷凍信号28の入力によって強制的に駆動さ
れるものである。
R室温度検出回路40において、コンパレータ41は、
その反転入力端子が、Rセンサ42及び抵抗器43を介
して、それぞれ直流型1Vcc及びアースに接続される
。このRセンサ42も、サーミスタ等からなる温度セン
サであって、R室内に配される。
また、コンパレータ41の非反転入力端子は、抵抗器4
4.45.46を介してそれぞれ直流電源V aasア
ース及び自身の出力端子に接続される。このコンパレー
タ41の出力は、インバータ47によって反転され、R
室温度検出回路40の出力すなわちダンパ制御信号48
として出力される。すなわち、このダンパ制御信号は、
R室内の温度が設定温度TR以上のときにダンパを開放
し、この温度TRより低いときにこのダンパを閉じるた
めに出力される。
ダンパ制御信号48は、ダンパ駆動回路50において、
エクスクル−シブOR回路51の第1の入力端子に入力
される。このエクスクル−シブOR回路の第2の入力端
子は、電解コンデンサ52を介してアースに接続される
とともに、トランスファ接点53のC端子53cに接続
される。このトランスファ接点は、b端子53bが抵抗
器54を介してアースに接続され、a端子53aが抵抗
器55を介して直流電源vccに接続される。トランス
ファ接点53は、同図には図示しないダンパが閉じてい
るときにb端子53bとC端子53cとの間が導通し、
このダンパが開放されているときにC端子53cとC端
子53cとの間が導通するモータスイッチの接点である
。エクスクル−シブOR回路51の出力は、抵抗器56
を介してNPN )ランジスタ57のベースに入力され
る。このトランジスタのエミッタはアースされ、そのコ
レクタはリレーのコイル58を介して直流電源Vccに
接続される。このコイルの両端には、ダイオード59が
カソードを直流電源vcc側に向けて接続される。コイ
ル58を有するリレーの接点は、同図には図示しないが
、ダンパー開閉用のモータを駆動することができるよう
に接続される。
最大氷結晶生成温度帯下限検出回路60において、コン
パレータ61は、その反転入力端子が、品温センサ62
及び抵抗器63を介して、それぞれ直流電源VCC及び
アースに接続される。この品温センサ62は、F室内の
食品の温度を検出してその抵抗値が変化する温度センサ
であって、例えばこの食品が載置される熱伝導率の高い
板の下面に接触するように配される。また、コンパレー
タ61の非反転入力端子は、抵抗器84.85.66を
介してそれぞれ直流電源V ec、アース及び自身の出
力端子に接続される。このコンパレータ61の出力は、
インバータ67によって反転され、この検出回路60の
出力すなわちシフト解除信号68として出力される。
R室上限温度検出回路80において、コンパレータ81
の反転入力端子は、前記R室温度検出回路40のコンパ
レータ41の反転入力端子に接続される。
また、コンパレータ81の非反転入力端子は、抵抗器8
2.83.84を介してそれぞれ直流電源V CC,ア
ース及び自身の出力端子に接続される。このコンパレー
タ81の出力は、R室上限温度検出回路80の出力すな
わちシフト停止信号88として出力される。
シフト回路70において、Dフリップフロップ71のリ
セット入力端子Rには、前記最大氷結晶生成温度帯下限
検出回路60から出力されるシフト解除信号68が人力
される。このフリップフロップのクロック入力端子CK
には、前記操作回路20力Zら出力される快速冷凍信号
2Bが入力され、このフリップフロップのデータ入力端
子りは、抵抗器72を介して直流電源VCCに接続され
る。さらに、このDフリップフロップ71の非反転出力
端子Qの出力は、AND回路73の第1の入力端子に入
力される。このAND回路73の第2の入力端子には、
前記R室上限温度検出回路80から出力されるシフト停
止信号88が入力され、このAND回路73の出力は、
NPNトランジスタ74のベースに印加される。このト
ランジスタのエミッタはアースされ、そのコレクタから
は、抵抗器75を介してこのシフト回路70の出力すな
わちシフト信号78が出力される。このシフト信号は、
前記R室温度検出回路40のコンパレータ41の反転入
力端子に入力される。すなわち、シフト回路70の抵抗
器75において、トランジスタ74のエミッタに接続さ
れる端子とは反対側の端子が、前記R室温度検出回路4
0の抵抗器42と抵抗器43との接続点に、さらに接続
される。
以上に説明した制御回路の操作は、次の通りである。
F室温度検出回路10から出力されるコンプレッサ制御
信号18は、F室内の温度が設定温度TF以上であると
きにHレベルとなり、この設定温度より低いときにLレ
ベルとなる。すなわち、コンパレータ11の非反転入力
端子の電圧は、直流電源Vccの電圧値と抵抗器14.
15の抵抗値とによって定まる基準電圧であって、抵抗
器16による正帰還によってヒステリシスが与えられて
いる。一方、F゛センサ12抵抗値が負の温度特性を有
するから、コンパレータ12の反転入力端子の電圧は、
温度が高くなるほど高くなる。
したがって、F室内の温度が上昇しコンパレータ11の
反転入力端子の電圧が基準電圧より高くなると、このコ
ンパレータの出力がHレベルからLレベルになり、イン
バータ17を介して前記のようなコンプレッサ制御信号
18が出力される。
Hレベルのコンプレッサ制御信号18が出力されると、
OR回路29を介してコンプレッサ駆動回路30にHレ
ベルの信号が入力される。このとき、トランジスタ30
がオンしてコイル33が通電され、前記冷凍手段が駆動
される。したがって、F室内の温度が設定温度TFより
低くなるとLレベルのコンプレッサ制御信号18が出力
されるから、前記冷凍手段の駆動が停止される。以上の
ようにして、F室内の温度は、設定温度TFに保たれる
一方、トランジスタ74がオフしている場合には、R室
温度検出回路40は、前記F室温度検出回路IOと同様
の動作によって、R室内の温度が設定温度TR以上であ
るときにHレベルとなり、この設定温度より低いときに
Lレベルとなるダンパ制御信号48を出力する。
R室内の温度が上昇し、Hレベルのダンパ制御信号48
が出力されると、この信号は、ダンパ駆動回路50のエ
クスクル−シブOR回路51の入力端子に入力される。
このとき、ダンパが閉じていて、トランスファ接点53
は、b端子53bとC端子53eとの間が導通しておれ
ば、電解コンデンサ52が抵抗器54を介して放電して
いるから、前記エクスクル−シブOR回路51の他の入
力端子には、Lレベルの信号が入力されている。したが
って、エクスクル−シブOR回路51の出力がHL/−
ベルとなって、トランジスタ57がオンし、コイル58
が通電される。
コイル58が通電されると、ダンパを駆動するモータが
運転されて、このダンパが開放され、トランスファ接点
53は、a端子53aとC端子53cとの間が導通する
。したがって、電解コンデンサ52が抵抗器55を介し
て例えば時定数約2秒で充電され、その両端の電圧がH
レベルになった時にエクスクル−シブOR回路5■の出
力が反転し、ダンパを駆動するモータの運転が停止され
て、ダンパは、開放された状態を保持する。
このようにしてダンパが開放されると、冷却器からの冷
気の一部が、このダンパの開口を通してR室内に供給さ
れ、R室内の温度を下げることができる。
そして、R室内の温度が設定温度TRより低くなるとL
レベルのダンパ駆動信号48が出力されるから、再びダ
ンパ駆動用モータが運転を開始す−る。そして、ダンパ
が閉じられると、トランスファ接点53が再びb端子5
3b側に切換えられるから、電解コンデンサ52に蓄積
された電荷は、抵抗器54を介して急速に放電し、この
コンデンサの両端の電圧がLレベルになった時にエクス
クル−シブOR回路51の出力がLレベルに反転し、ダ
ンパを駆動するモータの運転が停止されて、ダンパは、
閉じた状態を保持する。以上のようにして、R室内の温
度は、設定温度TRに保たれる。
なお、エクスクル−シブOR回路5Iの第2の入力端子
に接続されたコンデンサ52の端子には、前記トランス
ファ接点53及び抵抗器54.55のかわりに、次のよ
うな回路を接続してもよい。すなわち、コンデンサ52
のこの端子にダイオードのアノードを接続し、このダイ
オードと並列に抵抗器を接続する。さらに、このダイオ
ードのカソードとこの抵抗器との接続点は、モータスイ
ッチの接点を介して直流電源Vccに接続されるととも
に、他の抵抗器を介してアースに接続される。このモー
タスイッチの接点は、ダンパが開放されたときに閉じ、
このダンパが閉じられたときに開く。したがって、コン
デンサ52は、この接点が閉じられたときにダイオード
に並列接続された抵抗器を通して例えば時定数約2秒で
充電され、この接点が開かれたときにダイオード及び前
記能の抵抗器を通して急速に放電される。すなわち、コ
ンデンサ52は、前記と同様に、ダンパが開放されたと
きに時定数約2秒で充電され、ダンパが閉じられたとき
に急速に放電される。
さて、快速冷凍の動作は、以下のようにして実行される
操作スイッチ22がオン操作されると、シュミットトリ
ガインバータ21によってチャタリングが除去された立
ち上がり信号がDフリップフロップ24のクロック入力
端子CKに入力され、このフリップフロップがセットさ
れる。このとき、快速冷凍信号28がHレベルになるか
ら、OR回路29を介して、コンプレッサ制御信号18
の電圧レベルにかかわりなく、コンプレッサ等からなる
冷凍手段が強制的に駆動され、快速冷凍動作が開始する
また、快速冷凍信号28がHレベルになると、タイマ2
5のリセットが解除されるから、クロツク入力端子CK
から入力されるクロックの計数が開始され、このタイマ
は、計時を開始する。そして、このタイマ25が所定の
時間例えば90分を計時したときには、その反転出力端
子qからLレベルの信号がDフリップフロップ24のリ
セット入力端子Rに対して出力され、このフリップフロ
ップがリセットされる。Dフリップフロップ18がリセ
ットされると、その非反転出力端子Qの電圧がLレベル
にもどり、冷凍手段の快速冷凍動作が停止されるととも
に、タイマ25がリセットされて、このタイマの反転出
力端子qの電圧レベルがHレベルにもどる。なお、タイ
マ25の計時中であっても、操作スイッチ22を再びオ
ン操作すれば、Dフリップフロップ24は、反転出力端
子qから出力されているLレベルの信号をラッチするか
ら、非反転出力端子Qの電圧レベルがLレベルにもどる
。このとき、快速冷凍動作が停止するとともに、タイマ
25がリセットされる。
さて、シフト解除信号68がHレベルであるときにLレ
ベルからHレベルに立上る快速冷凍信号28が出力され
ると、シフト回路70のDフリッププロップ71がセッ
トされる。このとき、このフリップフロップの非反転出
力端子Qの電圧レベルがHレベルになるから、シフト停
止信号88がHレベルである場合には、トランジスタ7
4がオンする。このようにしてトランジスタ74がオン
すると、R室温度検出回路40にお・いて、コンパレー
タ41の反転入力端子とアースとの間には、抵抗器43
と並列に、抵抗器75とトランジスタ74のオン抵抗と
の直列回路が接続されるから、このコンパレータ41の
反転入力端子に印加される電圧が低下する。このとき、
コンパレータ41にとっては、みかけ上R室内の温度が
低下したことになり、R室内の温度が前記設定温度TR
より高い温度TR’以上にならないとダンパ制御信号4
8はHレベルにならないようになる。したがって、R室
内の温度がTR’ より低い場合には、この温度がTR
以上であってダンパが開放されていても、ダンパ制御信
号48がLレベルに転じてダンパが閉じられる。したが
って、冷凍手段から送出される全ての冷気がF室内に供
給され、F室内に入れられた食品の温度を急速に低下さ
せることかできる。つまり、この食品の温度は、最大氷
結晶生成温度帯を短時間のうちに通過して、この温度帯
の下限温度に達する。
さて、最大氷結晶生成温度帯下限検出回路BOは、前記
F室温度検出回路10と同様の動作によって、F室内の
食品の温度が設定温度TI以上であるときにHレベルと
なり、この設定温度より低いときにLレベルとなるシフ
ト解除信号B8を出力する。コンパレータ61の非反転
入力端子の電圧すなわちこのコンパレータの基準電圧は
、この検出回路60の設定温度TIが最大氷結晶生成温
度帯の下限温度すなわち一5℃に一致するように設定さ
れているから、F室内に入れられた食品の温度がこの下
限温度より低くなったときには、シフト解除信号68が
HレベルからLレベルに転する。
シフト解除信号68がLレベルになると、さきにセット
されていたシフト回路70のDフリップフロップ71が
リセットされる。このときトランジスタ74が再びオフ
され、R室温度検出回路40の設定温度がTHにもどさ
れる。したがって、F室内に入れられた食品の温度が短
時間のうちに最大氷結晶生成温度帯を通過した後は、R
室温度検出回路40は、この室内の温度が設定温度TR
以上であれば、Hレベルのダンパ制御信号48を出力し
、ダンパを開放してR室内を冷却することができる。
一方、トランジスタ74がオンしている場合には、R室
上限温度検出回路80は、R室内の温度が設定温度TE
以上であるときにLレベルとなり、この設定温度より低
いときにHレベルとなるシフト停止信号88を出力する
。この設定温度TEは、前記R室温度検出回路40の設
定温度TRとこれがシフト操作されたときの温度TR’
との間の温度に設定される。
したがって、以上の快速冷凍動作中に例えばR室の扉が
顛繁に開閉されたりこれが長時間にわたって開放された
りして、R室内の温度が異常に上昇し設定温度TE以上
になった場合には、シフト停止信号88がLレベルにな
る。したがって、R室内の温度がTR’より低い場合で
あっても、これがTE以上になったときには、シフト回
路70のトランジスタ74がオフされ、R室温度検出回
路40の設定温度がTRにもどされる。このとき、R室
内の温度は設定温度TRより高いから、このR室温度検
出回路40からHレベルのダンパ制御信号48が出力さ
れ、ダンパが開放されてR室内が冷却される。
このようにしてトランジスタ74がオフさせられた場合
には、R室上限温度検出回路80の設定温度がシフトし
、シフト停止信号88は、R室内の温度が前記設定温度
TEより低い温度TE’以上にならないとシフト停止信
号88はLレベルにならない。この設定温度TE’ も
、温度TRとTR’ との間の温度に設定される。した
がって、R室内が十分に冷却されて、この室内の温度が
TE’より低くなったときにはじめてシフト停止信号8
8がHレベルに転じる。このようにしてシフト停止信号
88がHレベルにもどると、シフト解除信号68がHレ
ベルを維持している場合にはシフト回路70のDフリッ
プフロップ71がリセットされていないから、トランジ
スタ74が再びオンし、′前記のようにしてR室温度検
出回路40の設定温度が再び高くシフトされる。
第2図は、本発明の他の実施例に係るファンクール式冷
蔵庫の制御回路の回路図であって、シフト回路70の他
の例を示す。このシフト回路以外は、前記と同様である
のでその説明は省略する。
このシフト回路70において、Dフリップフロップ71
のクロック入力端子CKには、前記と同様に操作回路2
0から出力される快速冷凍信号28が入力され、このフ
リップフロップのデータ入力端子りは、前記と同様に抵
抗器72を介して直流電源Vccに接続される。そして
、最大氷結晶生成温度帯下限検出回路60から出力され
るシフト解除信号68と、R室上限温度検出回路80か
ら出力されるシフト停止信号88とは、ともにAND回
路7Bの入力端子に入力され、このAND回路の出力は
、Dフリップフロップ71のリセット入力端子Rに入力
される。
さらに、このDフリップフロップ71の非反転出力端子
Qの出力は、NPNトランジスタ74のベースに直接印
加される。このトランジスタのエミッタはアースされ、
そのコレクタからは、抵抗器75を介してこのシフト回
路70の出力すなわちシフト信号78が前記と同様に出
力される。
このシフト回路70では、シフト解除信号68がLレベ
ルになったときばかりでなく、シフト停止信号88がL
レベルになったときにも、Dフリップフロップ71がリ
セットされ、ダンパを開放してR室内を冷却することが
できる。そして、これ以後はR室内の温度がTE’より
低くなっても、R室温度検出回路40の設定温度が再び
TRからTR’にシフトされることはない。
なお、以上に説明した実施例では、負の温度特性を有す
る品温センサB2を用いていたが、正の温度特性を有す
るものを用いる場合には、インバータ67を省略するこ
とがきる。
また、シフト回路70中のフリップフロップ71がセッ
トされて、その反転出力端子qの電圧レベルがLレベル
になったときに、PNP)ランジスタをオンさせ、これ
によって、一端が直流電源Vccに接続された抵抗をR
室温度検出回路40の抵抗器44と並列に挿入すること
により、コンパレータ41の基準電圧を上昇させてもよ
い。ただし、この場合には、コンパレータ41の反転入
力端子に印加する電圧に対しては、シフト操作を行なわ
ない。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明は、F室内の食品の温度
が最大氷結晶生成温度帯の下限温度より低くなったとき
に第1の信号を出力する第1の検出手段と、他の室例え
ばR室内の温度が所定の温度以上になったときに第2の
信号を出力する第2の検出手段とを設け、快速冷凍の動
作中、F室内の食品の温度が最大氷結晶生成温度帯の下
限温度より低くなるまで又はR室内の温度が所定の温度
以上になるまでは、ダンパを閉じてF室内への冷気供給
量の減少を抑止しているため、この間は、冷却器からの
・全ての冷気がF室内に供給され、このF室内の食品の
温度は、短時間のうちに最大氷結晶生成温度帯を通過す
ることができる。したがって、このようにしてF室内で
冷凍された食品について、その解凍時のドリップ量を低
減する効果がある。
しかも、快速冷凍開始時から両検出手段のいずれか一方
が前記信号を出力するまでの間にかぎり、ダンパを閉じ
てF室内への冷気供給量の減少を抑止するものであるか
ら、F室内に入れられた食品の温度が最大氷結晶生成温
度帯を通過した後又はR室内の温度が所定の温度以上に
なった後は、ダンパを開放してR室内を冷却することが
可能となる。したがって、このR室内の温度が異常に上
昇することはなく、この室内の貯蔵物についても、良好
な状態で保存することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係るファンクール式冷蔵庫
の制御回路の回路図、 第2図は、本発明の他の実施例に係るファンクール式冷
蔵庫の制御回路の回路図である。 符号の説明 10・・・F室温度検出回路、11・・・コンパレータ
、12・・・Fセンサ、18・・・コンプレッサ制御信
号、20・・・操作回路、22・・・操作スイッチ、2
4・・・Dフリップフロップ、25・・・タイマ、28
・・・快速冷凍信号、29・・・OR回路、30・・・
コンプレッサ駆動回路、40・・・R室温度検出回路、
4■・・・コンパレータ、42・・・Rセンサ、48・
・・ダンパ制御信号、50・・・ダンパ駆動回路、60
・・・最大氷結晶生成温度帯下限検出回路、61・・・
コンパレータ、62・・・品温センサ、B8・・・シフ
ト解除信号、70・・・シフト回路、71・・・Dフリ
ップフロップ、73・・・AND回路、74・・・NP
N トランジスタ、78・・・シフト信号、80・・・
R室上限温度検出回路、81・・・コンパレータ、88
・・・シフト停止信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、冷却器からの冷気を冷凍室内に供給することができ
    るとともに、ダンパを開放したときに前記冷却器からの
    冷気の一部を他の室内にも供給することができるファン
    クール式冷蔵庫において、前記冷凍室内の食品の温度が
    最大氷結晶生成温度帯の下限温度より低くなったときに
    第1の信号を出力する第1の検出手段と、前記他の室内
    の温度が所定の温度以上になったときに第2の信号を出
    力する第2の検出手段とを設け、快速冷凍開始時から前
    記両検出手段のいずれか一方が前記信号を出力するまで
    の間にかぎり、前記ダンパを閉じて前記冷凍室内への冷
    気供給量の減少を抑止することを特徴とするファンクー
    ル式冷蔵庫。
JP4656287A 1987-02-28 1987-02-28 フアンク−ル式冷蔵庫 Pending JPS63213774A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011139434A (ja) * 2009-12-29 2011-07-14 June Min Park 電子機器モード切換装置及び電子機器のモード切換方法、並びに携帯電話機及び携帯電話機の着信報知モード自動切換方法

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JP2011139434A (ja) * 2009-12-29 2011-07-14 June Min Park 電子機器モード切換装置及び電子機器のモード切換方法、並びに携帯電話機及び携帯電話機の着信報知モード自動切換方法

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