JPH05157437A - 冷蔵庫の除霜制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の除霜制御装置

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JPH05157437A
JPH05157437A JP32168091A JP32168091A JPH05157437A JP H05157437 A JPH05157437 A JP H05157437A JP 32168091 A JP32168091 A JP 32168091A JP 32168091 A JP32168091 A JP 32168091A JP H05157437 A JPH05157437 A JP H05157437A
Authority
JP
Japan
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temperature
defrosting
cooler
time
detecting means
Prior art date
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Pending
Application number
JP32168091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Uji
豊 宇治
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP32168091A priority Critical patent/JPH05157437A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多湿条件下での頻繁なドア開閉等による着霜
で冷却器が目詰まりするのを検知して除霜を行う冷蔵庫
の除霜制御装置を提供する。 【構成】 冷凍室温度tFを検知する手段と、冷却器温
度tEを検知する手段と、外気温度tAを検知する手段
と、圧縮機の積算運転時間Tを積算するタイマ手段と、
Tが設定時間T1に達した時、またはT2<T1である
第2の設定時間T2を設定し、T2≦T<T1であっ
て、かつtFとtEとの温度差が設定値t4またはt5
以上である状態が所定時間T3以上続いた時に除霜を行
う除霜手段と、除霜を終了させる信号を出力する除霜終
了検知手段と、除霜終了時に上記タイマ手段の積算時間
をリセットする手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵庫の除霜制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4から図6は、実開昭59−1801
87号公報に示された従来の除霜制御装置である。図4
において、1は冷蔵庫本体、2は冷凍室、3は冷蔵室、
4は圧縮機であり、冷凍室2の奧部には冷却器5および
冷気循環用の送風機6が配置されている。7は冷蔵室3
の冷気量を調節するダンパーサーモである。8は冷凍室
2の温度を検出し、圧縮機4および送風機6の運転制御
信号を送るサーミスタ等から成る冷凍室温度検知手段で
ある。9は除霜ヒータ等から成る除霜手段で、10は除
霜時の冷却器5の温度を検出するサーミスタ等から成る
除霜終了検知手段で除霜終了時にその信号を出力する。
【0003】次に制御回路について説明する。図5にお
いて、11はマイクロコンピュータ等から成る制御手段
であり、その入力端子には冷凍室温度検知手段8、除霜
終了検知手段10が接続されている。出力端子には圧縮
機4を動かすための駆動手段12、送風機6を動かすた
めの駆動手段13、除霜手段10を動かすための駆動手
段14が接続されている。また、制御手段11には圧縮
機4の運転時間を積算するタイマ手段15がある。
【0004】次に図6により除霜制御の動作フローを説
明する。まず、ステップ20にてタイマがリセットされ
ステップ21へ移行する。ステップ21では、圧縮機4
の積算運転時間Tを演算処理しステップ22へ移行す
る。ステップ22では、積算運転時間Tがある設定時間
T1(たとえば8時間)以上になったか否かを確認し、
設定時間以上になればステップ23へ移行する。ステッ
プ23では冷凍室温度tFが設定温度t1℃(たとえば
−18℃)になったか否かを確認し、冷凍室温度が設定
温度になればステップ24へ移行し、除霜を開始する。
その後ステップ25へ移行し、除霜時の冷却器5の温度
tDがある設定時間t2℃(たとえば10℃)以上にな
ったか否かを確認し、設定温度以上になればステップ2
6へ移行して除霜を終了し、通常の運転サイクルに進
む。以上のように、圧縮機4の積算運転時間がある一定
時間経過後、冷凍室温度が設定温度に達した時に初めて
除霜制御が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では多湿条件下においてドア開閉頻度が多く
なった場合、圧縮機の積算運転時間が設定時間に達する
までに冷凍室内温度が上昇してしまい冷凍保存食品が溶
解してしまうという問題点があった。また、それを防止
するために積算運転時間の設定時間を短くすると除霜回
数が多くなり、消費電力量も多くなる等の問題点もあっ
た。
【0006】本発明は上記従来の欠点に鑑み、積算運転
時間が設定時間に達していなくても、冷却器の着霜量が
増加し冷凍室内温度が上昇してくれば除霜を開始し、冷
却器の目詰まりによる急激な庫内温度上昇を防止する除
霜制御装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の冷蔵庫の除霜制御装置は、冷凍室温度と冷却
器の温度差に着目し、圧縮機の積算運転時間が設定時間
に達しなくても冷凍室温度と冷却器の温度差が設定値以
上である状態が所定時間連続した場合に除霜を開始する
ように制御する。
【0008】
【作用】上記の除霜制御により、本発明の冷蔵庫の除霜
制御装置は、圧縮機の積算運転時間が設定時間に達して
いなくても冷却器が目詰まり傾向になり冷凍室の冷却が
悪くなった時点で除霜を開始する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図3に従
い説明する。図1は本発明の一実施例を示す冷蔵庫の縦
断面図である。従来例と同一構成については同一符号を
付しその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ
述べる。図1において、16は冷蔵庫周辺の外気温度を
検出するサーミスタ等から成る外気温度検知手段で、1
7は冷却器5の温度を検出するサーミスタ等から成る冷
却器温度検知手段で、どちらも図2に示すマイクロコン
ピュータ等から成る制御手段18に接続され信号を出
す。かかる構成において、図3を参照しながら除霜制御
の動作フローについて説明を行う。
【0010】まず、ステップ1にてタイマがリセットさ
れステップ2へ移行する。ステップ2では、圧縮機4の
積算運転時間Tを演算処理しステップ3へ移行する。ス
テップ3では、圧縮機4の積算運転時間Tが第2の設定
時間T2(たとえば4時間)以上になったのを確認しス
テップ4へ移行する。ステップ4では、圧縮機4の積算
運転時間Tが設定時間T1(たとえば8時間)以上であ
ればステップ5へ移行し除霜を開始する。その後ステッ
プ6へ移行し、除霜終了検知手段10により検出された
温度tDが設定温度t2℃(たとえば10℃)以上にな
ったか否かを確認し設定温度以上になればステップ7へ
移行し除霜を終了して通常の運転サイクルに進む。
【0011】一方、ステップ4において圧縮機4の積算
運転時間Tが設定時間T1未満の時はステップ8へ移行
する。すなわち、本発明の除霜制御は、積算運転時間T
が設定時間T1になるごとに除霜を行うのであるが、T
1以前であっても第2の設定時間T2以後であれば、ス
テップ8以降に示す冷却器の目詰まり傾向の条件があら
われた場合には除霜を行うのである。ステップ8では、
冷蔵庫の周囲の外気温度tAを外気温度検知手段16に
て検出し、外気温度tAが設定温度t3℃(たとえば2
0℃)以上であればステップ9へ移行する。ステップ9
では、冷凍室温度tFを冷凍室温度検知手段8で、また
冷却器5の温度tEを冷却器温度検知手段17でそれぞ
れ検出し、冷却器の温度tEが冷凍室温度tFよりも設
定温度t4℃(たとえば10℃)以上低い状態が所定時
間T3(たとえば1時間)以上継続したならばステップ
5へと移行し除霜を行う。ステップ9の条件が不成立の
場合はステップ4へ戻る。
【0012】一方、ステップ8において外気温度tAが
設定温度t3℃未満であればステップ10へと移行す
る。ステップ10において、冷却器の温度tEが冷凍室
温度tFよりも設定温度t5℃(たとえば15℃)以上
低い状態が所定時間T3(たとえば1時間)以上継続し
たならばステップ5へと移行し除霜を行う。ステップ1
0の条件が不成立の場合はステップ4へ戻る。
【0013】以上のフローより、本発明の除霜制御装置
は通常の使用状態では圧縮機の積算運転時間が設定時間
T1に達するごとに周期的に除霜を行うが、多湿条件下
でのドア開閉頻度の増大等で冷却器の着霜量が増加し冷
凍室温度が上昇すると、圧縮機の積算運転時間Tが設定
時間T1に達していないT2≦T1<Tの時も条件が合
致すれば強制的に除霜を行い冷却器の目詰まりによる冷
凍室の急激な温度上昇を防止する。また、冷却器温度t
Eと冷凍室温度tFとの温度差は着霜量のバロメータで
あるが、外気温度tAが下がれば通常でもその値は大き
くなるため、T2≦T<T1の時に除霜を行う条件のひ
とつであるtEとtFとの温度差の設定値を低外気温時
は高外気温時よりも大きく設定するのがよい。そのよう
にすると低外気温時も高外気温時と同様に必要な除霜を
行うことができる。なお、冷却器の温度tEを検出する
冷却器温度検知手段17と除霜を終了させる信号を出力
する除霜終了検知手段10とで1つの温度検知手段を兼
用すると全体構成を簡単化できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷蔵庫の
除霜制御装置によれば、以下の効果が得られる。
【0015】(1)圧縮機の積算運転時間が設定時間に
達していなくても、冷却器と冷凍室との温度差より着霜
の増加を検知して除霜を行うため、冷却器の目詰まりに
よる冷凍室の急激な温度上昇を抑え、冷凍食品の溶解を
防止することができる。
【0016】(2)冷却器と冷凍室との温度差の設定値
を外気温度によって変化させるためいかなる外気温度の
時にも上記の効果を得ることができる。
【0017】(3)冷却器温度検知手段と除霜終了検知
手段とで1つの温度検知手段を兼用すると簡単な構成で
上記の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す冷蔵庫の縦断面図
【図2】本発明の冷蔵庫の除霜制御装置の構成を示すブ
ロック図
【図3】本発明の冷蔵庫の除霜制御装置の除霜制御を示
すフローチャート
【図4】従来の冷蔵庫の縦断面図
【図5】従来の冷蔵庫の除霜制御装置の構成を示すブロ
ック図
【図6】従来の冷蔵庫の除霜制御を示すフローチャート
【符号の説明】
2 冷凍室 4 圧縮機 5 冷却器 8 冷凍室温度検知手段 9 除霜手段 10 除霜終了検知手段 15 タイマ手段 16 外気温度検知手段 17 冷却器温度検知手段 18 制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍室温度検知手段と、冷却器温度検知手
    段と、外気温度検知手段と、圧縮機の運転時間を積算す
    るタイマ手段と、この積算運転時間Tが設定時間T1に
    達した時、またはT2<T1である第2の設定時間T2
    を設定し、積算運転時間TがT1に達しないT2≦T<
    T1であって、かつ冷凍室と冷却器との温度差が設定値
    以上である状態が所定時間以上続いた時に除霜を行う除
    霜手段と、除霜を終了させる信号を出力する除霜終了検
    知手段と、除霜終了時に上記タイマ手段の積算時間をリ
    セットする手段とを備えた冷蔵庫の除霜制御装置。
  2. 【請求項2】T2≦T<T1の時に除霜を行う条件のひ
    とつである冷凍室と冷却器との温度差の設定値を、外気
    温度に応じて変化させる手段を備えた請求項1記載の冷
    蔵庫の除霜制御装置。
  3. 【請求項3】冷却器温度検知手段と除霜終了検知手段の
    温度検知手段として兼用して使用される1つの温度検知
    手段を備えた請求項1または2記載の冷蔵庫の除霜制御
    装置。
JP32168091A 1991-12-05 1991-12-05 冷蔵庫の除霜制御装置 Pending JPH05157437A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010025532A (ja) * 2008-06-17 2010-02-04 Panasonic Corp 冷蔵庫
JP2012255572A (ja) * 2011-06-07 2012-12-27 Sharp Corp 冷蔵庫
JPWO2017073212A1 (ja) * 2015-10-27 2018-03-01 株式会社デンソー 冷凍サイクル装置
CN108088153A (zh) * 2017-11-21 2018-05-29 广州美的华凌冰箱有限公司 风机运行控制方法、控制装置、制冷设备和存储介质

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