JPS6229909Y2 - - Google Patents
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- JPS6229909Y2 JPS6229909Y2 JP1983106968U JP10696883U JPS6229909Y2 JP S6229909 Y2 JPS6229909 Y2 JP S6229909Y2 JP 1983106968 U JP1983106968 U JP 1983106968U JP 10696883 U JP10696883 U JP 10696883U JP S6229909 Y2 JPS6229909 Y2 JP S6229909Y2
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- circuit
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000010257 thawing Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は品物を低温貯蔵する低温庫に関し、特
に低温貯蔵庫の運転制御装置に関する。
に低温貯蔵庫の運転制御装置に関する。
(ロ) 従来技術
品物を低温貯蔵する例えばプレハブ式の低温庫
において、冷却器の除霜運転時を除くサーモサイ
クル運転時には、第1図及び第2図に示した如く
前記低温庫に設けられた前記冷却器へ冷媒を循環
させる冷凍機の運転時間X及び停止時間X′に関
係なく、冷気循環用の送風機は継続して運転され
運転時間Yは冷凍機の運転時間X及び停止時間
X′の変化に関係なく継続していた。従つて、送
風機の運転率は高くなると共に、該送風機の発熱
による熱負荷の上昇のために冷凍機の運転率は高
くなり低温庫の運転コストの上昇を招いていた。
又、前記運転コストの低減を図るために前記冷凍
機の停止時に前記送風機の運転を継続して停止し
た際には送風機の運転率を低下させることはで
き、運転コストの削減を図ることができる。しか
し乍ら、送風機の運転停止時に庫内の上部温度は
上昇し、上部と下部との温度差が大きくなつたと
きには庫内上部に収納されている品物の鮮度は下
部の品物に比較して低下しやすく、品物の管理は
複雑になるという欠点が発生していた。
において、冷却器の除霜運転時を除くサーモサイ
クル運転時には、第1図及び第2図に示した如く
前記低温庫に設けられた前記冷却器へ冷媒を循環
させる冷凍機の運転時間X及び停止時間X′に関
係なく、冷気循環用の送風機は継続して運転され
運転時間Yは冷凍機の運転時間X及び停止時間
X′の変化に関係なく継続していた。従つて、送
風機の運転率は高くなると共に、該送風機の発熱
による熱負荷の上昇のために冷凍機の運転率は高
くなり低温庫の運転コストの上昇を招いていた。
又、前記運転コストの低減を図るために前記冷凍
機の停止時に前記送風機の運転を継続して停止し
た際には送風機の運転率を低下させることはで
き、運転コストの削減を図ることができる。しか
し乍ら、送風機の運転停止時に庫内の上部温度は
上昇し、上部と下部との温度差が大きくなつたと
きには庫内上部に収納されている品物の鮮度は下
部の品物に比較して低下しやすく、品物の管理は
複雑になるという欠点が発生していた。
(ハ) 考案の目的
本考案は低温庫に設けられた冷却用送風機の運
転率を下げ運転コストの低減を図ると共に、前記
低温庫に設けられた冷凍機の運転停止時に庫内上
部と下部とに温度差が発生し、庫内上部に収納さ
れている品物の鮮度低下の防止を図ることに併わ
せ低温庫の周囲条件に合わせてサーモスイツチオ
フ中における送風機の最適運転を行なうことを目
的とする。
転率を下げ運転コストの低減を図ると共に、前記
低温庫に設けられた冷凍機の運転停止時に庫内上
部と下部とに温度差が発生し、庫内上部に収納さ
れている品物の鮮度低下の防止を図ることに併わ
せ低温庫の周囲条件に合わせてサーモスイツチオ
フ中における送風機の最適運転を行なうことを目
的とする。
(ニ) 考案の構成
本案は送風機運転回路は運転時間を任意に設定
できる運転時間設定スイツチと、発振器からのク
ロツクを入力する第2カウンタ回路と、この第2
カウンタ回路からのカウント信号と前記運転時間
設定スイツチからの運転時間データとを比較する
第2比較回路からなり、一方前記送風機運転停止
回路は運転停止時間を任意に設定できる運転停止
時間設定スイツチと、前記発振器からのクロツク
を入力する第1カウンタ回路と、この第1カウン
タ回路からのカウント信号と前記運転停止時間設
定スイツチからの運転停止時間データとを比較
し、その出入を前記第2カウンタ回路に与える第
1比較回路とからなり、又前記第2比較回路の出
力はパルス検出器及び冷凍機側、送風機側両端子
を備えた出力論理回路の一方の入力端に与えら
れ、更に前記サーモスイツチのオン又はオフ入力
は前記出力論理回路の他方の入力端及び前記パル
ス検出器からの入力を一方の入力端で受けるオア
回路の他方の入力端に与えられ、更に又前記オア
回路の出力は前記第1,第2両カウンタ回路に与
えられるように各信号ラインを結線し、低温庫の
周囲条件に合わせてサーモスイツチオフ時におけ
る送風機の間欠運転時間を変更するようにした低
温庫の運転制御装置である。
できる運転時間設定スイツチと、発振器からのク
ロツクを入力する第2カウンタ回路と、この第2
カウンタ回路からのカウント信号と前記運転時間
設定スイツチからの運転時間データとを比較する
第2比較回路からなり、一方前記送風機運転停止
回路は運転停止時間を任意に設定できる運転停止
時間設定スイツチと、前記発振器からのクロツク
を入力する第1カウンタ回路と、この第1カウン
タ回路からのカウント信号と前記運転停止時間設
定スイツチからの運転停止時間データとを比較
し、その出入を前記第2カウンタ回路に与える第
1比較回路とからなり、又前記第2比較回路の出
力はパルス検出器及び冷凍機側、送風機側両端子
を備えた出力論理回路の一方の入力端に与えら
れ、更に前記サーモスイツチのオン又はオフ入力
は前記出力論理回路の他方の入力端及び前記パル
ス検出器からの入力を一方の入力端で受けるオア
回路の他方の入力端に与えられ、更に又前記オア
回路の出力は前記第1,第2両カウンタ回路に与
えられるように各信号ラインを結線し、低温庫の
周囲条件に合わせてサーモスイツチオフ時におけ
る送風機の間欠運転時間を変更するようにした低
温庫の運転制御装置である。
(ホ) 実施例
以下、第3図乃至第5図に基づいて説明する。
尚、第3図は夏期の冷凍機及び送風機の運転状態
図、第4図は冬期の冷凍機及び送風機の運転状態
図、第5図はブロツク回路図である。
尚、第3図は夏期の冷凍機及び送風機の運転状態
図、第4図は冬期の冷凍機及び送風機の運転状態
図、第5図はブロツク回路図である。
第5図は本考案に係る温度制御装置のブロツク
回路図で、1は例えばプレハブ冷蔵庫等の低温庫
に設けられた冷気循環用の送風機(図せず)の運
転停止時間を制御する送風機運転停止回路、2は
圧縮機(図せず)等の冷凍機の除霜運転による停
止時を除いた運転停止時すなわちサーモサイクル
時の運転停止時に前記送風機の運転時間を制御す
る送風機運転回路である。前記送風機運転停止回
路1は運転停止時間を例えば15分に予じめ設定し
た停止時間設定スイツチ3と、所定時間ごとに基
準クロツクを発生する発振器4からクロツクを入
力してカウントする第1カウンタ回路5と、前記
停止時間設定スイツチ3から停止時間データを入
力すると共に前記第1カウンタ回路5からカウン
ト信号を入力し、停止時間データとカウント信号
を比較してカウント信号が停止時間データ以上に
なつたときローレベル信号(以下L信号と称す
る)に替わりハイレベル信号(以下H信号と称す
る)を出力する第1比較回路6とから構成されて
いる。又、前記送風機運転回路2は運転時間を例
えば3分に予じめ設定した運転時間設定スイツチ
7と、前記発振器4からクロツクを入力すると共
に前記第1比較回路6からH信号又はL信号を入
力し、H信号を入力するとカウントを開始する第
2カウンタ回路8と、前記運転時間設定スイツチ
7から運転時間データを入力すると共に前記第2
カウンタ回路8からカウント信号を入力し、第1
比較回路6からH信号を入力するとカウントを開
始してH信号出力し、前記運転時間データとカウ
ント信号とを比較してカウント信号が運転時間デ
ータ以上になるとH信号に替わりL信号を出力す
る第2比較回路9とから構成されている。尚、停
止時間設定スイツチ3及び運転時間設定スイツチ
7には上記15分、3分以外に季節又は冷凍負荷等
により任意に時間設定を行うことができる。
回路図で、1は例えばプレハブ冷蔵庫等の低温庫
に設けられた冷気循環用の送風機(図せず)の運
転停止時間を制御する送風機運転停止回路、2は
圧縮機(図せず)等の冷凍機の除霜運転による停
止時を除いた運転停止時すなわちサーモサイクル
時の運転停止時に前記送風機の運転時間を制御す
る送風機運転回路である。前記送風機運転停止回
路1は運転停止時間を例えば15分に予じめ設定し
た停止時間設定スイツチ3と、所定時間ごとに基
準クロツクを発生する発振器4からクロツクを入
力してカウントする第1カウンタ回路5と、前記
停止時間設定スイツチ3から停止時間データを入
力すると共に前記第1カウンタ回路5からカウン
ト信号を入力し、停止時間データとカウント信号
を比較してカウント信号が停止時間データ以上に
なつたときローレベル信号(以下L信号と称す
る)に替わりハイレベル信号(以下H信号と称す
る)を出力する第1比較回路6とから構成されて
いる。又、前記送風機運転回路2は運転時間を例
えば3分に予じめ設定した運転時間設定スイツチ
7と、前記発振器4からクロツクを入力すると共
に前記第1比較回路6からH信号又はL信号を入
力し、H信号を入力するとカウントを開始する第
2カウンタ回路8と、前記運転時間設定スイツチ
7から運転時間データを入力すると共に前記第2
カウンタ回路8からカウント信号を入力し、第1
比較回路6からH信号を入力するとカウントを開
始してH信号出力し、前記運転時間データとカウ
ント信号とを比較してカウント信号が運転時間デ
ータ以上になるとH信号に替わりL信号を出力す
る第2比較回路9とから構成されている。尚、停
止時間設定スイツチ3及び運転時間設定スイツチ
7には上記15分、3分以外に季節又は冷凍負荷等
により任意に時間設定を行うことができる。
10は立ち下がりパルス検出器(以下検出器と
称する)、11はオア回路、12は出力論理回路
で、検出器10は前記第2比較回路9の出力信号
を入力し、出力信号がH信号からL信号に変化し
たことを検出し、変化したとき僅かな時間H信号
をオア回路11へ出力する。又、13は低温庫の
例えば庫内温度が上限設定温度になつたときオン
し、下限温度になつたときオフするサーモスイツ
チ、14はサーモスイツチ13と直列回路を構成
し電源ライン15に接続された抵抗で、前記直列
回路の中点16はオア回路11の反転側入力端子
及び出力論理回路12に接続されている。オア回
路11の出力端子は第1、第2カウンタ回路5,
8へ入力信号に基づいてH信号又はL信号を出力
する。さらに出力論理回路12は第2比較回路9
及び前記直列回路の中点16からH信号又はL信
号を入力し、サーモスイツチ13がオンで中点1
6からL信号を入力したとき冷凍機運転制御信号
出力端子(以下冷凍機側端子と称する)12Aと
送風機運転制御信号出力端子(以下送風機側端子
と称する)12Bとは共にH信号を出力し、サー
モスイツチ13がオフで中点16からH信号を入
力しているとき第2比較回路9がH信号を出力し
ている場合は冷凍機側端子12AはL信号を出力
し、送風機側端子12BはH信号出力し、第2比
較回路9がL信号を出力している場合は冷凍機側
端子12A及び送風機側端子12Bは共にL信号
を出力する。尚、冷凍機側端子12A、送風機側
端子12BがH信号を出力しているとき冷凍機、
送風機(共に図せず)は運転される。
称する)、11はオア回路、12は出力論理回路
で、検出器10は前記第2比較回路9の出力信号
を入力し、出力信号がH信号からL信号に変化し
たことを検出し、変化したとき僅かな時間H信号
をオア回路11へ出力する。又、13は低温庫の
例えば庫内温度が上限設定温度になつたときオン
し、下限温度になつたときオフするサーモスイツ
チ、14はサーモスイツチ13と直列回路を構成
し電源ライン15に接続された抵抗で、前記直列
回路の中点16はオア回路11の反転側入力端子
及び出力論理回路12に接続されている。オア回
路11の出力端子は第1、第2カウンタ回路5,
8へ入力信号に基づいてH信号又はL信号を出力
する。さらに出力論理回路12は第2比較回路9
及び前記直列回路の中点16からH信号又はL信
号を入力し、サーモスイツチ13がオンで中点1
6からL信号を入力したとき冷凍機運転制御信号
出力端子(以下冷凍機側端子と称する)12Aと
送風機運転制御信号出力端子(以下送風機側端子
と称する)12Bとは共にH信号を出力し、サー
モスイツチ13がオフで中点16からH信号を入
力しているとき第2比較回路9がH信号を出力し
ている場合は冷凍機側端子12AはL信号を出力
し、送風機側端子12BはH信号出力し、第2比
較回路9がL信号を出力している場合は冷凍機側
端子12A及び送風機側端子12Bは共にL信号
を出力する。尚、冷凍機側端子12A、送風機側
端子12BがH信号を出力しているとき冷凍機、
送風機(共に図せず)は運転される。
以下、上記温度制御装置の動作について説明す
る。尚、第3図及び第4図においてXは冷凍機運
転時間、X′は冷凍機運転停止時間、Yは送風機
運転時間、Y′は送風機運転停止時間である。
る。尚、第3図及び第4図においてXは冷凍機運
転時間、X′は冷凍機運転停止時間、Yは送風機
運転時間、Y′は送風機運転停止時間である。
サーモスイツチ13のオフオンによるサーモサ
イクル運転が行われている際に庫内温度が上限設
定温度と下限設定温度との間にあり、サーモスイ
ツチ13がオンしているとき出力論理回路12は
中点16からL信号を入力し、冷凍機側端子12
A及び送風機側端子12Bは共にH信号を出力
し、冷凍機及び送風機は運転され冷気循環により
庫内温度は次第に低下する。庫内温度が低下して
第3図時刻Aにて下限設定温度になるとサーモス
イツチ13はオフし、出力論理回路12は中点1
6からH信号を入力して冷凍機側端子12A及び
送風機側端子12Bは共にL信号を出力し、冷凍
機及び送風機は共に運転を停止する。この時、オ
ア回路11は反転側入力端子に中点16からH信
号から与えられ、さらに検出器10からL信号が
与えられているため、L信号を第1、第2カウン
タ回路5,8へ出力する。L信号を入力した第1
カウンタ回路5は禁止状態を解かれ、発振器4か
ら送られてくるクロツクを基準としてカウントを
開始する。尚、この時、第2カウンタ回路8は第
1比較回路6からH信号を入力しているため、カ
ウントを開始しない。第1カウンタ回路5はカウ
ントを開始するとカウント信号を刻々と第1比較
回路6へ出力し、第1比較回路6は前記カウント
信号と停止時間設定スイツチ3からの停止時間デ
ータとを比較し、上記カウント信号が前記停止時
間データ以上になるまでH信号を出力している。
冷凍機及び送風機が運転を停止してから所定時間
例えば15分経過して時刻Bにて第1カウンタ回路
5からのカウント信号が前記停止時間設定スイツ
チ3による停止時間データ以上になると、第1比
較回路6は第2カウンタ回路8へL信号を出力
し、第2カウンタ回路8は禁止状態を解かれ発振
器4からのクロツクを基準としてカウントを開始
する。第2カウンタ回路8がカウントを開始する
と第2カウンタ回路8から第2比較回路9へカウ
ント信号が与えられ、第2比較回路9はH信号を
出力論理回路12及び検出器10に出力する。H
信号を入力した出力論理回路12の冷凍機側端子
12AはL信号を出力し、送風機側端子12Bは
H信号を出力して送風機は引き続き運転を停止
し、送風機は第3図Bの時刻から運転を再開して
庫内冷気は循環する。又、第2比較回路9にて第
2カウンタ回路8からのカウントデータと運転時
間設定スイツチ7からの運転時間データとの比較
が行われる。送風機のみの運転が所定時間継続
し、第2カウンタ回路8からのカウントデータが
運転時間設定スイツチ7からの運転データ以上に
時刻Cにてなると、第2比較回路9はH信号に換
わりL信号を出力し、出力論理回路12の冷凍機
側端子12Aの他に送風機側端子12BもL信号
を出力して冷凍機及び送風機は運転を停止する。
さらに検出器10は第2比較回路9の出力がH信
号からL信号に切り換つたことを検出して、オア
回路11へ僅かな時間H信号を出力し、第1、第
2カウンタ回路5,8にオア回路11を介してH
信号が与えられ、夫々の回路はリセツトされ初期
状態にもどる。以後サーモスイツチ13がオフの
間は停止時間設定スイツチ3と運転時間設定スイ
ツチ7とに設定された時間ごとに、送風機の運転
は行われる。所定時間経過して庫内温度が上昇し
上限設定温度に時刻Dにてなつた際にはサーモス
イツチ13はオンし出力論理回路12の冷凍機側
端子12A及び送風機側端子12BはH信号を出
力し、冷凍機及び送風機は同時に運転再開され
る。
イクル運転が行われている際に庫内温度が上限設
定温度と下限設定温度との間にあり、サーモスイ
ツチ13がオンしているとき出力論理回路12は
中点16からL信号を入力し、冷凍機側端子12
A及び送風機側端子12Bは共にH信号を出力
し、冷凍機及び送風機は運転され冷気循環により
庫内温度は次第に低下する。庫内温度が低下して
第3図時刻Aにて下限設定温度になるとサーモス
イツチ13はオフし、出力論理回路12は中点1
6からH信号を入力して冷凍機側端子12A及び
送風機側端子12Bは共にL信号を出力し、冷凍
機及び送風機は共に運転を停止する。この時、オ
ア回路11は反転側入力端子に中点16からH信
号から与えられ、さらに検出器10からL信号が
与えられているため、L信号を第1、第2カウン
タ回路5,8へ出力する。L信号を入力した第1
カウンタ回路5は禁止状態を解かれ、発振器4か
ら送られてくるクロツクを基準としてカウントを
開始する。尚、この時、第2カウンタ回路8は第
1比較回路6からH信号を入力しているため、カ
ウントを開始しない。第1カウンタ回路5はカウ
ントを開始するとカウント信号を刻々と第1比較
回路6へ出力し、第1比較回路6は前記カウント
信号と停止時間設定スイツチ3からの停止時間デ
ータとを比較し、上記カウント信号が前記停止時
間データ以上になるまでH信号を出力している。
冷凍機及び送風機が運転を停止してから所定時間
例えば15分経過して時刻Bにて第1カウンタ回路
5からのカウント信号が前記停止時間設定スイツ
チ3による停止時間データ以上になると、第1比
較回路6は第2カウンタ回路8へL信号を出力
し、第2カウンタ回路8は禁止状態を解かれ発振
器4からのクロツクを基準としてカウントを開始
する。第2カウンタ回路8がカウントを開始する
と第2カウンタ回路8から第2比較回路9へカウ
ント信号が与えられ、第2比較回路9はH信号を
出力論理回路12及び検出器10に出力する。H
信号を入力した出力論理回路12の冷凍機側端子
12AはL信号を出力し、送風機側端子12Bは
H信号を出力して送風機は引き続き運転を停止
し、送風機は第3図Bの時刻から運転を再開して
庫内冷気は循環する。又、第2比較回路9にて第
2カウンタ回路8からのカウントデータと運転時
間設定スイツチ7からの運転時間データとの比較
が行われる。送風機のみの運転が所定時間継続
し、第2カウンタ回路8からのカウントデータが
運転時間設定スイツチ7からの運転データ以上に
時刻Cにてなると、第2比較回路9はH信号に換
わりL信号を出力し、出力論理回路12の冷凍機
側端子12Aの他に送風機側端子12BもL信号
を出力して冷凍機及び送風機は運転を停止する。
さらに検出器10は第2比較回路9の出力がH信
号からL信号に切り換つたことを検出して、オア
回路11へ僅かな時間H信号を出力し、第1、第
2カウンタ回路5,8にオア回路11を介してH
信号が与えられ、夫々の回路はリセツトされ初期
状態にもどる。以後サーモスイツチ13がオフの
間は停止時間設定スイツチ3と運転時間設定スイ
ツチ7とに設定された時間ごとに、送風機の運転
は行われる。所定時間経過して庫内温度が上昇し
上限設定温度に時刻Dにてなつた際にはサーモス
イツチ13はオンし出力論理回路12の冷凍機側
端子12A及び送風機側端子12BはH信号を出
力し、冷凍機及び送風機は同時に運転再開され
る。
尚、第3図に示したように例えば夏期の庫内温
度が短時間に上昇し、サーモスイツチ13のオフ
時間すなわち冷凍機運転停止時間X′が短い時に
は、サーモスイツチ13のオフ時に間欠運転され
る送風機の運転回数は少なくなり、第4図に示し
たように例えば冬期の庫内温度が上昇しにくく、
サーモスイツチ13のオフ時間すなわち冷凍機運
転停止時間X′が長い際には、サーモスイツチ1
3のオフ時に間欠運転される送風機の運転回数は
多くなる。又、サーモスイツチ13のオフ時間よ
り停止時間設定スイツチ3に設定された送風機停
止時間が長い際には送風機の間欠運転は行われる
ことなく、送風機の運転は冷凍機の運転に一致す
る。
度が短時間に上昇し、サーモスイツチ13のオフ
時間すなわち冷凍機運転停止時間X′が短い時に
は、サーモスイツチ13のオフ時に間欠運転され
る送風機の運転回数は少なくなり、第4図に示し
たように例えば冬期の庫内温度が上昇しにくく、
サーモスイツチ13のオフ時間すなわち冷凍機運
転停止時間X′が長い際には、サーモスイツチ1
3のオフ時に間欠運転される送風機の運転回数は
多くなる。又、サーモスイツチ13のオフ時間よ
り停止時間設定スイツチ3に設定された送風機停
止時間が長い際には送風機の間欠運転は行われる
ことなく、送風機の運転は冷凍機の運転に一致す
る。
以上の如く、冷凍機及び送風機の運転により庫
内温度が次第に低下して下限設定温度になり冷凍
機及び送風機が停止したときには、停止時間設定
スイツチ3及び運転時間設定スイツチ7に設定さ
れた時間ごとに間欠的に送風機は運転され、送風
機の間欠運転回数は例えば冬期のように冷凍機の
運転停止時間が長いときは多くなり、夏期のよう
に前記運転停止時間が短いときには少なくなり、
さらに冷凍機の運転停止時間が短く停止時間設定
スイツチ3に設定された送風機停止時間よりサー
モスイツチ13のオフ時間が短いときには送風機
の運転は冷凍機の運転に連動する。又サーモスイ
ツチオフ中における送風機の間欠運転時間は運転
時間設定スイツチ及び運転停止時間設定スイツチ
の双方でもつて可変とできるために、低温庫の周
期条件即ち季節に合わせて送風機の間欠運転を行
なうことができる。従つて、冷凍機の運転停止時
の送風機運転率を削減することができると共に、
送風機からの熱負荷の削減を図ることができ、低
温庫の運転コストの総合的な削減を図ることがで
きる。又、冷凍機の運転停止時庫内の温度分布が
不均一になり貯蔵されている品物の鮮度が不均一
になることを防止でき、品物の管理を極めて容易
に行うことができる。
内温度が次第に低下して下限設定温度になり冷凍
機及び送風機が停止したときには、停止時間設定
スイツチ3及び運転時間設定スイツチ7に設定さ
れた時間ごとに間欠的に送風機は運転され、送風
機の間欠運転回数は例えば冬期のように冷凍機の
運転停止時間が長いときは多くなり、夏期のよう
に前記運転停止時間が短いときには少なくなり、
さらに冷凍機の運転停止時間が短く停止時間設定
スイツチ3に設定された送風機停止時間よりサー
モスイツチ13のオフ時間が短いときには送風機
の運転は冷凍機の運転に連動する。又サーモスイ
ツチオフ中における送風機の間欠運転時間は運転
時間設定スイツチ及び運転停止時間設定スイツチ
の双方でもつて可変とできるために、低温庫の周
期条件即ち季節に合わせて送風機の間欠運転を行
なうことができる。従つて、冷凍機の運転停止時
の送風機運転率を削減することができると共に、
送風機からの熱負荷の削減を図ることができ、低
温庫の運転コストの総合的な削減を図ることがで
きる。又、冷凍機の運転停止時庫内の温度分布が
不均一になり貯蔵されている品物の鮮度が不均一
になることを防止でき、品物の管理を極めて容易
に行うことができる。
(ヘ) 考案の効果
本考案は低温庫の運転制御装置において、冷凍
機のサーモサイクル運転における運転停止中、送
風機運転停止回路の運転停止時間設定スイツチに
より前記冷凍機の運転停止後強制的に所定時間該
送風機の運転を停止させると共に、前記送風機運
転停止回路から制御信号が与えられる送風機運転
回路の運転時間設定スイツチにより、前記送風機
の運転停止時間が経過した後該送風機を所定時間
運転させ、サーモサイクル運転における前記冷凍
機の運転停止中、前記送風機を所定時間ごとに間
欠運転させる低温庫の運転制御装置であるから、
サーモサイクル運転における冷凍機停止中の送風
機の運転率を削減することができると共に、送風
機から発生する熱負荷の削減を図ることができ、
低温庫の運転コストの総合的な削減を図ることが
でき、さらに冷凍機の運転停止時前記送風機を間
欠的に運転させることにより庫内温度分布を均一
に保ち、貯蔵されている品物の鮮度が不均一にな
ることを防止でき、品物の管理を極めて容易に行
うことができ、しかも送風機の間欠運転時間の長
さを低温庫の周囲条件に合わせて変更できるの
で、庫内温度分布を均一に保ちつつ送風機からの
熱負荷を抑制することができる。
機のサーモサイクル運転における運転停止中、送
風機運転停止回路の運転停止時間設定スイツチに
より前記冷凍機の運転停止後強制的に所定時間該
送風機の運転を停止させると共に、前記送風機運
転停止回路から制御信号が与えられる送風機運転
回路の運転時間設定スイツチにより、前記送風機
の運転停止時間が経過した後該送風機を所定時間
運転させ、サーモサイクル運転における前記冷凍
機の運転停止中、前記送風機を所定時間ごとに間
欠運転させる低温庫の運転制御装置であるから、
サーモサイクル運転における冷凍機停止中の送風
機の運転率を削減することができると共に、送風
機から発生する熱負荷の削減を図ることができ、
低温庫の運転コストの総合的な削減を図ることが
でき、さらに冷凍機の運転停止時前記送風機を間
欠的に運転させることにより庫内温度分布を均一
に保ち、貯蔵されている品物の鮮度が不均一にな
ることを防止でき、品物の管理を極めて容易に行
うことができ、しかも送風機の間欠運転時間の長
さを低温庫の周囲条件に合わせて変更できるの
で、庫内温度分布を均一に保ちつつ送風機からの
熱負荷を抑制することができる。
第1図及び第2図は従来の冷凍機及び送風機の
運転状態を示し、第1図は夏期の運転状態図、第
2図は冬期の運転状態図、第3図乃至第5図は本
考案の一実施例を示し、第3図は夏期の冷凍機及
び送風機の運転状態図、第4図は冬期の冷凍機及
び送風機の運転状態図、第5図は低温庫の温度制
御装置のブロツク回路図である。 1……送風機運転停止回路、2……送風機運転
回路、3……停止時間設定スイツチ、4……発振
器、5,8……第1、第2カウンタ回路、6,9
……第1、第2比較回路、13……サーモスタツ
ト。
運転状態を示し、第1図は夏期の運転状態図、第
2図は冬期の運転状態図、第3図乃至第5図は本
考案の一実施例を示し、第3図は夏期の冷凍機及
び送風機の運転状態図、第4図は冬期の冷凍機及
び送風機の運転状態図、第5図は低温庫の温度制
御装置のブロツク回路図である。 1……送風機運転停止回路、2……送風機運転
回路、3……停止時間設定スイツチ、4……発振
器、5,8……第1、第2カウンタ回路、6,9
……第1、第2比較回路、13……サーモスタツ
ト。
Claims (1)
- サーモスイツチのオンオフに基づいて運転及び
停止を繰り返えす冷凍機と、冷気循環用の送風機
と、前記サーモスイツチのオン時に前記送風機を
連続運転させると共に、前記サーモスイツチのオ
フ期間中或る時間幅で前記送風機を運転させる送
風機運転回路と、前記サーモスイツチがオンから
オフに切替わつたときに前記送風機の運転を停止
させると共に、前記或る時間幅の経過に伴ない前
記送風機の運転を停止させる送風機運転停止回路
とを具備した低温庫の運転制御装置において、前
記送風機運転回路は運転時間を任意に設定できる
運転時間設定スイツチと、発振器からのクロツク
を入力する第2カウンタ回路と、この第2カウン
タ回路からのカウント信号と前記運転時間設定ス
イツチからの運転時間データとを比較する第2比
較回路からなり、一方前記送風機運転停止回路は
運転停止時間を任意に設定できる運転停止時間設
定スイツチと、前記発振器からのクロツクを入力
する第1カウンタ回路と、この第1カウンタ回路
からのカウント信号と前記運転停止時間設定スイ
ツチからの運転停止時間データとを比較し、その
出入を前記第2カウンタ回路に与える第1比較回
路とからなり、又前記第2比較回路の出力はパル
ス検出器及び冷凍機側、送風機側両端子を備えた
出力論理回路の一方の入力端に与えられ、更に前
記サーモスイツチのオン又はオフ入力は前記出力
論理回路の他方の入力端及び前記パルス検出器か
らの入力を一方の入力端で受けるオア回路の他方
の入力端に与えられ、更に又前記オア回路の出力
は前記第1,第2両カウンタ回路に与えられるよ
うに各信号ラインを結線してなる低温庫の運転制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10696883U JPS6014479U (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 低温庫の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10696883U JPS6014479U (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 低温庫の運転制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6014479U JPS6014479U (ja) | 1985-01-31 |
JPS6229909Y2 true JPS6229909Y2 (ja) | 1987-07-31 |
Family
ID=30250108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10696883U Granted JPS6014479U (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 低温庫の運転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014479U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10205953A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-08-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2768010B2 (ja) * | 1990-12-26 | 1998-06-25 | 松下電器産業株式会社 | アイロン装置 |
JP2004116863A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5770374A (en) * | 1980-10-17 | 1982-04-30 | Coca Cola Co | Cold storage system |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS614198Y2 (ja) * | 1979-05-30 | 1986-02-08 |
-
1983
- 1983-07-08 JP JP10696883U patent/JPS6014479U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5770374A (en) * | 1980-10-17 | 1982-04-30 | Coca Cola Co | Cold storage system |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10205953A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-08-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6014479U (ja) | 1985-01-31 |
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