JPS63212732A - 機関の吸気絞弁戻し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、燃料噴射器や気化器などに用いられる機関
の吸気絞弁戻し装置に関し、特に内側ねじりコイルばね
の軸方向に出された他端の係止の改良にかかわる。

〔従来の技術〕

第５図は例えば特開昭５９−４６３４５号公報に示され
た従来の吸気絞弁戻し装置を示す縦断面図である。ユは
気化器本体、２は絞弁で、弁軸３に固着されている。４
は気化器本体１に固定された支承腕、５は弁軸３にはめ
られ係止支持された皿状カラー押えで、つば部６が設け
られである。７．８は外側ねじりばね９を受けるつば付
き筒状カラー、１０　、１１は内側ねじりばね１２０両
端を受けるつば付き筒状カラー、１３．１４はそれぞれ
弁軸３にはめられ係止支持され、上記筒状カラー７．１
０間及び８．１１間にそれぞれ介在して上記間ねじりば
ね９及び１２相互間の接触ないし干渉を防ぐ筒状スリー
プ、１５は上記気化器本体１に固定されたねじりばね端
部係止用ピン、１６は弁軸３の軸端に連結された絞弁レ
バーである。

上記ねじりはね９の他端及びねじりばね１２の筒状スリ
ープ４に通された端は、いづれも上記絞′弁レバー１６
に形成された保合部１’７　、１７１Ｃ係止され、同じ
く各一端は上記ピン１５に係止されているＯこれにより
、両ねじりばね９及び１２は、ばね力が絞弁２を閉じる
方向に作用するように、弁軸３に巻回しひねり込まれて
いる。

上記皿状カラー押え５は、第６図及び第７図に平面図及
び側面図で示すように、弁軸３の回動角度に対応する角
度範囲αにわたる切欠部を挾む切欠端５ａ、５ｂが形成
され、との切欠部から内側ねじりばね１２の一端が外方
に引出され、ピン１５に係止されている。

また、上記筒状スリープ１３も、第８図に断面図で示す
ように、弁軸３の回動角度に対応する角度範囲にわたる
切欠部を挾む切欠端１３ａ、１３ｂが形成され、との切
欠部から内側ねじりばね１２の一端が外方に引出されて
いる。

上記弁軸３には、支承腕４部から軸端まで第８図に示す
ように、外周に平行に切欠き係止部３ａが形成されてあ
り、皿状カラー押え５及び筒状スリ　、−プ１３にはこ
の切欠き係止部３ａに係止する係合穴５Ｃ及び１３０が
形成されである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来の吸気絞弁戻し装置では、ねじりばね９．１２
の他端は軸方向に出され、さらに先端を円周方向に折曲
げており、この折曲げられた他端部を通すため、筒形カ
ラー１．１．筒状スリープ１４及び絞弁レバー１６には
１円周方向に長くしだ長穴をあけており１機械的強度が
低下していた。また。

ねじりばね９，１２の他端を係止する筒形カラー１１゜
筒状スＩＪ−プ１４．絞弁レバー１６の係合部は長穴に
なりているので１組立てにおいて、ねじりばね９．１２
をひねった状態での位置合せ組立ては容易ではなかった
。

この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たもので、内側ねじシコイルばねの軸方に出された他端
の端末の折曲げを要せず、簡単に、しかも確実に係止さ
れ、係合部材など構成部品の組立てを容易にした機関の
吸気絞弁戻し装置を得ることを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明においては、つば部に軸方向に突出する管状係
合突起が設けられたつば付き筒状スＩＪ　＋プを弁軸の
軸端にはめ、この筒状スリープに内側ねじりコイルばね
をはめ、このばねの軸方向に直線状に出された他端を上
記管状係合突起内に係合させ、係合部材を係合穴で管状
係合突起に係合させ、弁軸の端末部に係止固着し、かつ
、ばねの他端長さを、ねじりコイルばねがひねられて高
さが最低に短縮されても係止が維持される長さにしたも
のである。

〔作用〕

この発明においてＦｉ、内側ねじりコイルはねの軸方向
に出された他端が、つば付き円筒スリープの管状係合突
起内に係止され、係合部材がその係合穴で管状係合突起
に係合され円周方向の位置決めがされて組立てられる。

内側ねじりコイルばねがひねられ高さが短縮しても、他
端は管状係合突起内に係止されており、係止ｉ能が維持
される。

〔実施例〕

第１図はこの発明による機関の吸気絞弁戻し装置の一実
施例を示す縦断面図である。２１は吸気筒で、矢印方向
に吸気される。２２は吸気筒を貫通し一対の軸受２３に
より回動自在に支持された弁軸で、外方に軸端部２２ａ
が出されている。２４は弁軸２２に取付けられた絞弁、
２５．２６は軸受２３を押える押え板％２７はシール部
材、２８は吸気筒２１に一体Ｋ又は固着により設けられ
たばね掛けである。

２９は弁軸２２の軸端部２２ａにはめられたつば付き筒
状＝で、耐摩耗性の合成樹脂材からなる。

この筒状スリープ２９は第３図に示すように、つば部か
ら管状係合突起２９ａが一体に軸方向に出されている。

第１図に返り、３０は耐摩耗性合成樹脂材からなる環状
カラーで、筒状スリープ２９の端部外周にはめられ、押
え板２５に受けられている。３１は筒状スリープ２９と
環状カラー３０に受けられた内側ねじりコイルばねで、
一端かばね掛け２８に係止されている。このばね３１の
他端は軸方向直線状に出され、上記管状係合突起２９内
に係合している。

内側ねじりコイルばね３１は％第４図に示すように、最
大にひねられ高さが最低に短縮しても、他端が管状係合
突起２９内に係止されているように、あらかじめ、他端
の長さが設定されており、確実に係止性能が維持される
ようにしている。

第１図に戻り、３２は円筒部３２ａと一端の底部３２ｂ
及び他端の７ランジ部３２ｃとからなるはねホルダで、
底部３２ｔ）で弁軸２２の端末部にはめられ係止されて
いる０３３は円板状をなす係合部材で、外周に係合部を
なすばね掛は部３３ａが設けられており。

弁軸２２の端末部にはめられ係止されている。３４はば
ねホルダ３２にはめられたつば付き筒状スリ、−ブで、
耐摩耗性合成樹脂材からなる０３５は耐摩耗性合成樹脂
材からなる環状カラーで、筒状スリープ３４の端部外周
にはめられ、ばねホルダ３２の７．ランジ部３２ｃに受
けられている。３６は筒状スリープ３４と環状カラー３
５に受けられた外側ねじりコイルばねで、一端が上記ば
ね掛け２８に係止されていて、他端がばね掛は部３３ａ
に係止されている。３７は弁軸２２の端末部にはめられ
係止された絞弁レバーで、ばね座金３８を介しナツト３
９により上記はねホルダ３２．係合部材３３とともに固
定されており、アクセルペタルからの伝導ワイヤ（いづ
れも図示は略す］が連結されてあり、絞弁１４の開閉を
する。

第２図に示すように、ばねホルダ３２．係合部材３３及
び絞弁し／＜　−Ｑ　？　Ｋは係合穴３ｊ２（１，３３
１）及び３７ａが貫通されており、筒状スリープ２９の
管状係合突起２９ａがはめられ係止されている。さらに
。

ばねホルダ３２．係合部材３３及び絞弁レバー３７には
、係止穴３２ｅ　、　３３ａ及び３７ｂがあけられてあ
り。

弁軸２２の端末部にはめ込まれ、切欠き係止部２２ｉ）
に係止されており、弁軸２２と一体に回動される。

内側ねじりコイルばね３１の軸方向に出された他端は、
筒状スリープ２９の管状係合突起２９ａ内に係合されて
おり、しかも、ひねシにより高さが短縮しても他端は係
止される。

上記管状係合突起２９ａにばねホルダ３２及び係合部材
３３が係合穴３２ｄ及び３３１）で係合され円周方向の
位置合わせされ、内側、外側のねじりコイルばね３１，
３６を所要角度ひねり、弁軸２４の端末部の切欠き係上
部２２１）ＩＣはめ係止して組立てられる。

上記内側及び外側ねじりコイルばね３１及び３６は。

ばね力が絞弁２４を閉じる方向に作用するようＩＣ。

ひねり込まれて組立てられている。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば１合成樹脂材からなる
つば付き管状スリープのつば部に軸方向に突出する管状
係合突起を一体に設け、この４Ｉｉ状スリープを弁軸の
軸端部にはめ、この、筒状スリープにはめた内側ねじシ
コイルばねの軸方向に出された他端を管状係合突起内に
係合させ、このばねの他端は、ひねりにより最低高さに
短縮しても管状係合突起内に係止されるようにしたので
、係止機能が確実て維持される。

さらに１円筒スリープの突出する係合突起に係合部材を
係合させ弁軸の端末部に固定したので。

その位置合わせ組立てが容易にできる。

鉱　図面の簡ＩＩ＃表説明 ｓｇ１図はこの発明による機関の吸気絞弁戻し装置の一
実施例の縦断面図、第２図は第１図のねじホルダ、係合
部材及び絞弁レバーの要部正面図。

第３図及び第４図は第１図のつば付き円筒スリープの斜
視図及び内側ねじりコイルはねの係合部の一部破断した
正面図％＠５図は従来の吸気絞弁戻し装置の縦断面図、
第６図及び第７図は第５図のカラー押えの平面図及び側
面図、第８図は第５図の遁−■線における断面図である
。

２１・・・吸気筒、２２・・・弁軸、２２ａ・・・軸端
部、２２ｂ・・・切欠き係止部、２４・・・絞弁、２８
・・・ばね掛け、２９・・・つば付きｍ状スリープ、２
９ａ・・・管状係合突起、３１・・・内側ねじりコイル
ばね、３３・・・係合部材、３３なお１図中同一符号は
同−又は相当部分を示す。

２１：＠＊　＋＋Ｉ４　　　　第１図 ２２ｂ−切欠Ｓ！糸止］濱　　３３ｂ：初し１穴第３′
＃ｉＡ　　　　　　　　第４図 第５図 手続補正書（自発）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機関の吸気筒内に配置された絞弁、上記吸気筒を貫通し
   支持され上記絞弁を固着しており、少なくとも一端側が
   外方に出され軸端部にされた弁軸、この軸端部に同心的
   に配設され、それぞれ一端が上記吸気筒のばね掛けに係
   止された内側と外側のねじりコイルばね、耐摩耗性合成
   樹脂材からなり、つば部に軸方向に突出する管状係合突
   起が一体に設けられてあり、上記弁軸の軸端部にはめら
   れ、外周にはめられた上記内側ねじりコイルばねの軸方
   向に直線状に出された他端を上記管状係合突起内に係止
   するつば付き筒状スリープ及び、上記弁軸の端末部に係
   止固定され、上記つば付き筒状スリープの管状係合突起
   を係合穴に係合し、かつ、外側ねじりコイルばねの他端
   を係止する係合部材を備え、上記内側ねじりコイルばね
   の他端長さを、このばねがひねられ最低高さに短縮して
   も上記管状係合突起内に係止されているようにしたこと
   を特徴とする機関の吸気絞弁戻し装置。