JPS63212694A - 索条体緊張装置 - Google Patents

索条体緊張装置

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Publication number
JPS63212694A
JPS63212694A JP4375087A JP4375087A JPS63212694A JP S63212694 A JPS63212694 A JP S63212694A JP 4375087 A JP4375087 A JP 4375087A JP 4375087 A JP4375087 A JP 4375087A JP S63212694 A JPS63212694 A JP S63212694A
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JP
Japan
Prior art keywords
wire
winch drum
winch
drum
cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP4375087A
Other languages
English (en)
Inventor
川城 安弌
実 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIDOSHA DORYOKU KOGYO KK
Original Assignee
JIDOSHA DORYOKU KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by JIDOSHA DORYOKU KOGYO KK filed Critical JIDOSHA DORYOKU KOGYO KK
Priority to JP4375087A priority Critical patent/JPS63212694A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、 産業上の利用分野 本発明は、ウィンチの無負荷運転時に生じる索条体の弛
緩や乱巻きを防止する索条体緊張装置の改良に関し、特
に車輌搭載用の小型ウィンチに使用される索条体緊張装
置に関するものである。
b、 従来の技術 一般にデリック装置等に使用されているウィンチにあっ
ては、ワイヤーに適度な荷重が掛った状態では、ワイヤ
ーの繰り出し、tlき着けは整然となされるが、無負荷
状態では、ワイヤーにたるみが生じ折り重なってドラム
に巻き込まれる、所謂乱巻きが生じる。また、その繰り
出しの際には、ウィンチドラムからのワイヤーの繰り出
しの過多により、これに巻かれていたワイヤーが次々に
解けてバラ巻き状態になる。
このため従来は、ウィンチドラムのワイヤー繰り出し方
向に搬送機構を設置し、この機構によるワイヤーの搬送
速度とウィンチドラムの周速との間に適度な差を設ける
ことにより、この間のワイヤーに張力を与えるという手
段を講じていた。この搬送機構としては、例えば互いに
対向する一対のエプロンによってワイヤーを挾持しなが
ら、繰り出し、!き着けの方向に対応してこれら各エプ
ロンを例えば油圧モータにより駆動するものが用いられ
ている。これは、−mに重量物の吊上げに用いられる大
型ウィンチに装備されるものである。
C0発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述の搬送機構にあっては、一対のエプ
ロンはともに油圧モータに連結されており、ワイヤーの
繰り出し、!き着けに対応してそれぞれの方向に回転す
るようになっているので、その機構ばかりでなく油圧系
統も複雑であるために、小型のウィンチに適用するには
種々の問題があった。
ところで、車輌搭載用の小型ウィンチからデリック装置
等にワイヤーを架設する場合、ウィンチドラムから繰り
出されるワイヤーの速さに対応して作業者がこれを引出
していく必要があったが、もし、このときに作業者の不
注意等によりワイヤーが弛緩するとウィンチドラムに巻
かれたワイヤーがバラ巻き状態になってしまうという問
題があった。
この場合、作業者はウィンチドラムを停止させてワイヤ
ーを引張ることにより、バラ巻きを修正していたが、こ
れには多大の労力1手間を要した。
その修正が十分になされることなく、荷物の吊上げ作業
を行なった場合、その作業中に荷物の急激な落下を招き
、重大な事故を誘発する危険性があった。このため従来
より、車輌搭載用ウィンチへの装備を可能にする構造の
簡単な索条体緊張装置が、強く要望されていた。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、その目的は
、ワイヤー繰り出し、又は巻き着は時にワイヤーとプー
リの間に生じる摩擦力がワイヤーに緊張力として作用す
るように搬送機構部を構成することにより、その構造を
簡単にし、装置の小型化を可能にする索条体緊張装置を
提供することにある。
d、 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための本発明は、ウィンチドラム
から索条体を繰り出す方向に該ウィンチドラムから所定
の間隔をおいて、該索条体を搬送するための搬送機構部
を設置し、該搬送機構部の搬送速度と上記ウィンチドラ
ムの周速との間に適度な差を設定することにより、この
間の索条体に張力を付与する索条体緊張装置において、
繰り出し方向にのみ回転する駆動プーリと、回動自在に
支持されかつ該駆動プーリの外周面に付勢手段によりそ
の外周面を圧接してなる他のプーリとにより、上記搬送
機構部を構成し、上記両プーリの外周面間に該索条体を
挾持させながら、上記駆動プーリと該索条体の間に生じ
る摩擦力に抗して該索条体を上記ウィンチドラムから操
り出し、又は上記ウィンチドラムに巻き着けることを特
徴とする索条体緊張装置にある。
e、 実施例 以下、本発明に係る索条体緊張装置の一実施例を、添付
図面に基づき詳細に説明する。
第1図は同装置の構成を概念的に示す説明図、第2図は
ワイヤーの搬送機構部の縦断断面図、第3図は第2図に
示した搬送機構部のA−A線による断面図である。
本実施例は、本発明を車輌搭載用のウィンチに適用した
ものであって、ワイヤーaを巻き着けるウィンチ部1)
このワイヤーaを繰り出し方向(矢印により図示する方
向)に搬送するために、ウィンチ部1の繰り出し方向に
設置される搬送機構部2及びこれら両部1.2をそれぞ
れ駆動する動力発生装置 M r 9M xを制御する
制御手段3より構成されている。
ウィンチ部1は、ウィンチドラム1aとその軸1bに連
結された回転方向可変式の動力発生装置H3より構成さ
れている。
搬送機構部2は、ウィンチドラム1aからワイヤーaの
繰り出し方向に、所定の間隔りを隔てた位置に設置され
ており、この間隔りはウィンチドラム1aの有効巻幅の
20倍以上にするのが好ましい。
この機構部2は、第2図及び第3図に示すように基台4
に溶接などで固定された一対の側板5a、5bの間を貫
通し、かつ上下方向に所定の間隔をおいて互いに平行に
配設された軸6.7にプーリ8゜9を軸支し、これらの
外周面8a、9bの間に貫通されるワイヤーaを、シャ
フト7の両端部と側板5 a +5bの下部との間に連
架された一対のスプリング10a。
10bの付勢力により圧接して挾持し、動力発生装置M
2の動力を回転軸6を介して駆動プーリ8に伝達し、こ
れをワイヤー操り出し方向(矢印方向)に駆動するよう
に構成されている。
なお、上方側の誘導プーリ8は支持軸7により回動可能
に支持されており、一対の側板5a、5bには、この軸
7の上下方向の挙動を確保するためにこの方向に延びる
一対の長大1)a、1)bが穿設されている。
スプリング10a、10bの上端部は上記プーリ9の支
持軸7の両端にそれぞれ装着されており、これらスプリ
ング10a、10bの下端部は、それぞれ一対の付勢力
調整機構12a、 12bを介して側板5a、5bの下
部に設けられたブラケット5c、5dに取付けられてい
る。 ところで、これらプーリの各外周面3a。
9aには、ワイヤーaの外径に対応した曲率を有する凹
部が形成されており、ワイヤーaの繰り出し又は巻き着
は時に生じる摩擦力による摩耗を防止するために、表面
高周波焼入れによる熱処理が施されている。さらに、ワ
イヤーaのすべりを防止するこめに、駆動プーリ8の上
記凹部には断面半球状のローレットを設けてもよい。
さらに、負荷側においてワイヤーaの方向が変動した場
合にも、これらプーリ7.8に異常な力が働くのを防止
し、ワイヤーaの円滑な搬送を確保するために、回動可
能に支持された4個のローラ13a−・−・・−・−1
3dでそれぞれ2個1&[lで互に直角方向に配置した
通称「井桁ローラ又は四面ローラJ(又は3面ローラで
もよい)よりなるガイド部13が両側板5a、5bの食
前側に配設されている。なお、この機構部2は、通常基
台4の反対側の面を車輌の床下に取付けて使用される。
制御手段3は、ワイヤーaの繰り出し時にはウィンチド
ラム1aが駆動プーリ8よりも所定時間だけ遅れて始動
し、これらの周速が所定値になり、他方、巻着は時には
、駆動プーリ8を制動状態にし、あるいは場合によって
は繰り出し方向に所定周速で回転させ、ウィンチドラム
1aの周速が所定値となるように動力発生装置Ml、M
!を制御する。
なお、この場合にも、ウィンチドラム1aの始動を駆動
プーリ8のそれより遅くらしてもよい、これは、油圧回
路あるいは電気回路による慣用手段で構成される。
本実施例の索条体緊張装置の作用を以下に述べる。
まず、ワイヤーaを繰り出す場合には、制御手段3は、
動力発生装置M1を動力発生装置りよりも予め設定され
た時間(通常2ないし3秒)だけ遅れて始動させ、ウィ
ンチドラム1aと駆動プーリ8が例えば第1表に示す回
転数となるようにこれら装置M+1Mtを制御する。駆
動プーリ8の周速をウィンチドラム1aのそれの1.2
ないし1.5倍に設定するのが好ましい。このため、搬
送機構2がワイヤーaを繰り出す速度はウィンチドラム
1aのそれに比べて速くなり、無負荷状態においても、
この間のワイヤーaに張力を付与してバラ巻きの発生を
押える。
このように、運転開始前、この間のワイヤーaにたわみ
があちた場合にも、駆動プーリ8はウィンチドラムla
の回転開始以前に回転し始じめるので、ウィンチドラム
1aの回転が始まるまでに、弛みがなくなり、バラ巻き
の発生が防止される。
一方巻き着けの場合には、制御手段3は動力発生装置り
を制動させるか、あるいは、駆動プーリ8を繰り出し方
向に回転させておきウィンチドラム1aが所定周速とな
るように動力発生袋W M +を制御する。ところで、
ワイヤー18はプーリ8.9の外周面に挾持されており
、制動している駆動プーリ8の外周面8aを摺動しなが
らウィンチ側へ移動するために、ワイヤー18とこの外
周面8aの間に大きな摩擦力が生じ、この摩擦力がワイ
ヤー18の張力として作用する。したがって、無負荷状
態においてもウィンチドラム1aに乱巻きが生じること
はない。
なお、繰り出し時に各プーリ8,9とワイヤーlaの間
に滑りが生じて十分な緊張力が得られない場合には、付
勢力調整機構12a、 12bのナラ)12c。
12dを調整してスプリング10a、 10bの付勢力
を強くすればよい。
第1表 (注)駆動プーリの外径    90mウィンチドラム
の外径 1)0日 f、 発明の効果 本発明は、繰り出し方向にのみ回転する駆動プーリの外
周面に、回動自在に支持された他のプーリの外周面を付
勢手段により圧接し、これら両プーリの外周面により索
条体を挾持する機構によって搬送機構部を構成している
ので、駆動ブーりとワイヤーの間に生じる摩擦力に抗し
てワイヤーを繰り出し、又は巻き着けて張力を付与する
ことができる。このため、プーリを各方向に駆動させて
いた従来の搬送機構部に比べて本発明による索条体緊張
装置は構造が簡単になり、装置の小型化にともない車輌
搭載用の小型ウィンチへの装備が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明に係る索条体緊張面図、第
3図は第2図におけるA−A線による断面図である。 1・・・ウィンチ部、      2・・・搬送機構部
、3・・・制御手段、      4・・・基台、5・
・・側板、        6−・・回転軸、7・・・
支持軸、       8・・・駆動プーリ、9・・・
誘導プーリ、      lO・・・スプリング、1)
・・・長大、 12・・・付勢力調整機構、   13・・・ガイド部
。 特許出願人  自動車動力興業株式会社(ほか2名)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウィンチドラムから索条体を繰り出す方向に該ウ
    ィンチドラムから所定の間隔をおいて、該索条体を搬送
    するための搬送機構部を設置し、該搬送機構部の搬送速
    度と上記ウィンチドラムの周速との間に適度な差を制御
    手段により設定することによって、この間の索条体に張
    力を付与する索条体緊張装置において、繰り出し方向に
    のみ回転する駆動プーリと、回動自在に支持されかつ該
    駆動プーリの外周面に付勢手段によりその外周面を圧接
    してなる他のプーリとにより上記搬送機構部を構成し、
    上記両プーリの外周面間に該索条体を挾持させながら、
    上記駆動プーリと該索条体の間に生じる摩擦力に抗して
    該索条体を上記ウィンチドラムから繰り出し、又は上記
    ウィンチドラムに巻き着けることを特徴とする索条体緊
    張装置。
  2. (2)上記制御手段が、上記ウィンチドラムの始動時を
    上記駆動プーリの始動時又は制動時よりも遅らせること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の索条体緊
    張装置。
  3. (3)上記駆動プーリと他のプーリの各外周面間に、上
    記索条体の外径に対応する曲率の凹部が形成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の索条
    体緊張装置。
JP4375087A 1987-02-26 1987-02-26 索条体緊張装置 Pending JPS63212694A (ja)

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JP4375087A JPS63212694A (ja) 1987-02-26 1987-02-26 索条体緊張装置

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JP4375087A JPS63212694A (ja) 1987-02-26 1987-02-26 索条体緊張装置

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JPS63212694A true JPS63212694A (ja) 1988-09-05

Family

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009166967A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Yokohama Rubber Co Ltd:The ワイヤ張力付与装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5570693A (en) * 1978-11-18 1980-05-28 Nobuo Tadano Traction winch for electrical work

Patent Citations (1)

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