JPS63212445A - 機械の異常検出方法 - Google Patents

機械の異常検出方法

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Publication number
JPS63212445A
JPS63212445A JP4193887A JP4193887A JPS63212445A JP S63212445 A JPS63212445 A JP S63212445A JP 4193887 A JP4193887 A JP 4193887A JP 4193887 A JP4193887 A JP 4193887A JP S63212445 A JPS63212445 A JP S63212445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lost motion
machine
value
guide surface
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4193887A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yuzuhara
柚原 秀男
Kazumi Yamashita
山下 一己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Machinery Works Ltd
Priority to JP4193887A priority Critical patent/JPS63212445A/ja
Publication of JPS63212445A publication Critical patent/JPS63212445A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は産業機械特に工作機械のように被駆動体の正確
な位置制御を行うものにおける機械の異常検出方法に関
する。
従来技術 工作機械のテーブルが摺動面上を送りねじで駆動され摺
動して位置決めされるとき、摺動面、摺動抵抗と送り機
構の剛性等によって機械特育の大きさを存するロストモ
ーションが現れる。そしてこのロストモーションの値は
潤滑油の給油状態。
案内面の異物混入、及び機械の稼動累積時間とともに摺
動面が劣化また摺動抵抗が増加することにより、或いは
軸受ボールねじの摩耗駆動、ベルトのゆるみ等の送り機
構の剛性の低下によって増加することが知られている。
このため被駆動部材の位置決め精度を悪くしこれにとも
なって加工精度が悪くなる。最悪の場合は制御不能な焼
付現象が起こる。このような問題の一部であるバックラ
シェに対して考慮したものに例えば特開昭59−593
32号が知られている。このものはフィードモータに連
結したパルスジェネレータによって発生されるパルスを
被駆動部の最初の動きを検出するまで計数することでバ
ラクラシュ量を計測している。また特開昭60−292
59号では位置決め方向が反転してからn回の位置決め
作動においてバックラシェ及び歪による誤差を設定しそ
の設定量を補正するようにしている。
発明が解決しようとする問題点 上記公知のものはバラクラシュ量を補正することを目的
としており、機械の性能の異常検出という領域に迄考慮
したものではなく、現状においてはロストモーション量
の増大による機械の使用不可能を事前に予測することは
出来ないという問題があった。
問題点を解決するための手段 機械起動後加工に先立ちプログラムにより正常運転での
被駆動部のロストモーション値を測定し、その値を許容
値と比較して大となったとき機械異常と判定するもので
ある。
実施例 以下本発明の実施例を図面にもとづき説明する。
ベッド1上面に平行に設けられた2本の摺動藁内面2上
に往復台3が摺動可能に載置されている。
この往復台3は下面にナツト4が取付けられていて、ベ
ッド1に軸受5で回転のみ可能に軸承された送りねじ6
が螺合している。またベッドlの側面には送りモータ7
が取付けられており、その出力軸の歯車8と送りねじ6
端の歯車9との間にタイミングベルト10によって回転
が滑りなく伝達される。そして送りねじ6の回転による
テーブル3の現在位置を検出する位置検出器1)が送り
モータに付属して設けられている。送りモータ7はNC
装置或いはコンピュータで管理される制?1) 装置1
2の指令にもとづき駆動装置13によって制御回転され
、位置検出器1)の出力はNCP置】2に入力される。
そしてベッド1上面で所定位置例えば往復台3が子端手
前20鶴の位置にあるときナツト4の検出点を検出する
位置に検出器14が取付けられ、往復台3の例えばナツ
ト4の一定位置を検出しその検出出力はNC装置12に
入力される。検出器14は往復台3のナツト4の前端面
等の特定位置を検出する例えば磁気スケールのような非
接触式変位針、!気マイクロメータ等の前端面と検出器
との距離すなわち位置差を検出するもの、または近接ス
イッチのような往復台3のナツトの前端面等の一定位置
が検出器前面にきたとき検出出力を出すものが使用可能
である。そして前者の検出器14は往復台3がNC装置
で一定位置に正逆方向からそれぞれ位置決めされたとき
の位置差を検出する。また後者の検出器14は往復台3
が正逆方向から送られ検出器14の検出出力のあったと
きの往復台の位置を位置検出器1)によって読みとり位
置差を検出するような使用方法がとられている。
更に往復台3の上面には(Z軸)案内面2と直角に設け
られた(X軸)案内面15上に横送り台16が摺動可能
に載置されている。横送り台16はその下面のナツト1
7が往復台3の案内面15の間中央に回転のみ可能に設
けられた送りねじ18と螺合している。送りねじ18は
図示しない送りモータがNC装置12の指令で図示しな
い駆動装置により回転され横送り台16を位置制御し図
示しない位置検出器によって現在位置が検出される。そ
してナツト17の一定位置を検出する同様の検出器19
が所定位置に設けられている。横送り台16上には刃物
台20が設けられている。なおNC装置12には電源入
りでロストモーション測定を行うプログラムを内蔵し、
被駆動部のロストモーション値を求めるに必要なメモリ
、演算回路等が内蔵されており、またロストモーション
正常値Bと実験により求めたロストモーション許容値β
を記憶しておく。
作用 制御のフローチャートを示す第2図を参照してNC旋盤
の刃物台の検出手順を説明する。
検出器14.19は近接スイッチとする。ステップS1
において往復台3の給油を開始させる。
給油は間欠的に数秒間隔で数回Z軸方開本内面2XS*
案内面15及びねじ部等に行われる。
ステップS2において検出サイクル実行かが判定されY
ESであればステップS3においてZ軸ロストモーショ
ン値検出が指令される。ステップS2においてNOであ
ればステップS4において緊急スタートかが判定されY
ESであればロストモーション値検出をおこなわず機械
が作動開始される。この緊急スタートとは例えば朝の仕
事のかかり以外で数分間の機械停止後の再起動のような
場合で緊急スタートをNC装置に記憶しておく。
ステップS4においてNoであればエマジエンシイ停止
と判断して機械を停止させる。ステップS3においてZ
軸ロストモーション値検出が指令されるとステップS5
において往復台3のX軸方向のなじみ運転が行われる。
例えば往復台3は全移動範囲を早送りで往復運転が数回
行われ次いでZ軸+端で送り速度100 m/minで
5fiの往復位置決め送りが数回繰り返され検出器14
を超える子端より一25鶴の位置に停止される。ステッ
プS6において往復台3に例えば現在値から+Iotm
移動の指令をする。ステップS7において往復台3の下
面のナフト4の検出点が検出器14上を通過したときの
信号で位置検出器1)の現在値AIを読み取り記憶させ
る。ステップS8において往復台3に現在値から一10
8移動の指令をする。ステップS9において往復台3下
面のナツト4の検出点が検出器14上を通過したときの
信号で位置検出器1)の現在値A2を読み取り記憶させ
る。ステップS10においてA+  Ax −Aの演算
を行わせロストモーション値Aを算出する。ステップS
1)においてロストモーション値A−ロストモーシッン
正常値Bの演算を行わせロストモーション偏差値αを算
出する。ステップ312において偏差値αがコストモー
ション許容値βより大かを比較しYESであればZ軸異
常としてアラームを表示しこの異常原因の対策処理を行
う。ステップS12においてNOであればステップS1
3においてZ軸異常なし、X軸ロストモーション値検出
の指令を出す。そしてステップS5に戻りX軸即ち横送
り台16関係の各ステップS5より始まってステップS
13までをX軸と同じように移行しその後ステップ31
4においてX軸、X軸とも異常なきかを判断しNOであ
れば異常アラームを出し異常原因の対策処理を行う、ス
テップ314においてYESであれば機械の作動を開始
する。なお本例ではロストモーション値の測定に検出器
14゜19がナツト4.17の検出点位置を検出したと
きの位置検出器1)の現在値を読み取り、十一方向の現
在値の差により求めたが、NC位置指令で指令位置に往
復台3を止めたときのナツト4,17の検出点の位置を
非接触式変位計の検出器14゜19で読み取りその値の
十〜方向の差により求めることも可能である。
効果 以上詳述したように本発明は機械の起動とともにNC装
置に内蔵されたロストモーション測定プログラムにより
被駆動体のロストモーション値を測定し許容値と比較さ
せ許容値以上であればアラームを表示するようになした
ので、アラームにより運転を中断させることができ機械
の故障を未然に防止しうる効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の構成説明図、第2図はNC旋盤刃物台
のロストモーション測定の手順を示す図である。 1・・ベッド  3・・往復台 4.17・・位置検出器 6.18・・送りねじ  7・・送りモータ1)・・位
置検出器  12・・NC装置14.19・・検出器 
16・・横送り台特許出願人 株式会社 大隈鐵工所 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機械起動後加工に先立ちプログラムにより正常運
    転での被駆動部のロストモーション値を測定し、その値
    を許容値と比較して大となったとき機械異常と判定する
    ことを特徴とする機械の異常検出方法。
JP4193887A 1987-02-25 1987-02-25 機械の異常検出方法 Pending JPS63212445A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4193887A JPS63212445A (ja) 1987-02-25 1987-02-25 機械の異常検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4193887A JPS63212445A (ja) 1987-02-25 1987-02-25 機械の異常検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63212445A true JPS63212445A (ja) 1988-09-05

Family

ID=12622160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4193887A Pending JPS63212445A (ja) 1987-02-25 1987-02-25 機械の異常検出方法

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JP (1) JPS63212445A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0552901U (ja) * 1991-12-12 1993-07-13 三洋機工株式会社 生産設備における運転準備装置
WO2013046736A1 (ja) * 2011-09-26 2013-04-04 三菱重工業株式会社 ギブ締め付け状態把握方法及び装置
JP2018083237A (ja) * 2016-11-21 2018-05-31 株式会社ディスコ 移動ユニットの劣化判定方法

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JPS57138557A (en) * 1981-01-21 1982-08-26 Nissan Motor Co Ltd Method of detecting abnormality of machine tool
JPS6195853A (ja) * 1984-10-17 1986-05-14 Niigata Eng Co Ltd 数値制御工作機械の自動測定装置

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