JPS63212222A - 車載用ラジオ受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、高速道路等において送出されている交通情報
等を自動的に受信できる車載用ラジオ受信機に関する。

［発明の概要］ 本発明は１通常の放送波以外に交通情報等の電波を受信
することができる車載用ラジオ受信機において、任意の
周波数帯の電波を受信できる受信回路と、この受信回路
を受信する電波の周波数帯を決定する決定回路と、受信
回路での受信信号のレベルが所定値以下かどうかを検出
する比較回路と、受４ａ　Ｌでいる電波の周波数帯を所
定時間だけ特定の周波数帯とし、この特定周波数の受信
信号のレベルが所定値以上の時、受信している電波の周
波数帯を特定周波数帯のままとし、所定値以下の時、受
信電波の周波数帯を元の周波数帯に戻す制御回路とを具
備したことに特徴がある。

［従来の技術］ 現在、高速道路において、［ハイウェイラジオ」なる交
通債権が何個所から送出されているが、比較的小出力の
電波を使用しているため、受・信可能なエリアはその近
傍に限定されている。そのため、高速な走行をするほど
受信可能な時間は短くなり、運転者は迅速なラジオの操
作を行わなければならず、注意が散漫となり、危険を生
ずることがあった。また、送出地点を通過しても、その
ａｒａを見落としてしまう場合がある。

そのため１例えば、実公昭５７−５２９８７号公報に示
すように、通常の放送波を受信する受信回路以外に交通
情報の電波を受信するための受信回路を設け、交通情報
の電波を受信しているかどうかで両受倍回路の出力を切
り換えて使用するものがある。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、このような従来の受信機では、２系統の
受信回路を必要とするため、装置が複雑。

高価になるという問題があった。

本発明の目的は、装置が簡単かつ安価な車載用ラジオ受
信機を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ このような目的を達成するために、本発明では。

任意の周波数帯の電波を受信できる受信手段と、受信周
波数帯を決定する決定手段と、受信信号のレベルが所定
値以上かどうかを検出する比較手段と、受信中の周波数
（ｆＦを所定時間だけ特定周波数帯に変更し、その時の
受信信号のレベルが所定値以上であれば、受信中の周波
数帯を特定周波数帯に保持し、所定値以下であれば１元
の受信周波数帯に戻す制御手段とを備えたことに特徴が
ある。

［作用］ 本発明では、一系統だけの受信回路を設け、この受信周
波数イＷを制御回路で切り換えて使用することにより、
簡単かつ安価な構成で交通情報等を確実に受信すること
ができる。

［発明の実施例］ 以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。

第１図は本発明による車載用ラジオ受信機の一実施例の
構成図で、１はアンテナ、２は高周波増幅回路、３は混
合回路、４は中間周波増幅回路、５はコンパレータ、６
は局部発振回路、７はローパスフィルタ、８はＰ　Ｌ　
Ｌ、回路、９はマイクロコンピュータを示す。

第２図は第１図のマイクロコンピュータ９の動作を説明
するフローチャートである。

第１図の本発明の受信機の動作を第２図を参照しながら
説、明する。

今、ある放送波Ａを受信しているものとする。

マイクロコンピュータ９では、まず、ラジオ本体の電源
がオンかどうかチェックしくステップ１１）、電源オン
であれば１例えば、１分間に１回、つまり６０秒のイン
ターバルでｌ０ｍ５のミューティング制御信号をＰＬＬ
回路８は出力し、その期間中のみ、ハイウェイラジオを
受信すべく、ＰＬＬ回路８の受信データを特定の送信周
波数（例えばｌＧ２０ＫＨｚ）に変更する（ステップ１
２〜１４）。

このＰＬＬ回路８、局部発振回路６、さらには。

ローパスフィルタ７からなるフィードバック系により局
部発振周波数が決定され、ハイウェイラジオが受信され
ることになる。一方、中間周波増幅回路４からは、受信
波の電界強度に比例した直流電圧Ｖｓの取り出され、コ
ンパレータ５に入力されているので、走行中の車両がハ
イウェイラジオの送出地点に接近し、良好な受信状態と
なっているならば、ｔｔｔ圧Ｖｓの値はコンパレータ５
の設定電圧Ｖｒよりも大きくなり、コンパレータ５から
マイクロコンピュータ９に対して、その旨を伝達する。

この信号を受けたマイクロコンピュータ９はＩ）　Ｌ　
Ｌ回路８に対し、放送波Ａの受信データをハイウェイラ
ジオの受信データに変更するように動作するので、ラジ
オの音声出力も、放送波Ａの内容からハイウェイラジオ
の内容に切り換わることになる（ステップ１５．１６）
。

さらに走行を続けると、送出地点から離れていくので受
信状態が悪化し、電圧Ｖｓの値も電圧Ｖｒより小さくな
って、コンパレータ５からはその旨の信号がマイクロコ
ンピュータ９に伝達される。

この信号を受けたマイクロコンピュータ９はＰＬＬ回路
８に対し、ハイウェイラジオの受信データを、放送波Ａ
の受信データに変更するように動作するので（ステップ
１７．１８）、音声出力はハイウェイラジオの内容から
、再び放送波Ａの内容に戻ることになる。

一方、マイクロコンピュータ９において、電源がオフの
時には、マイクロコンピュータ９はＰＬＬ回路８に対し
、ハイウェイラジオの受信データを出力するように動作
するので（ステップ２０゜２１）、混合回路３からなる
チューナ部はハイウェイラジオを常時受信し、その受信
状態を監視しながら走行することになる。

車がハイウェイラジオの送出地点に接近すると受信状態
が良好になり、その旨の信号がコンパレータ５からマイ
クロコンピュータ９に入力されるので、マイクロコンピ
ュータ９は、ラジオ本体の電源を自動的にオンするよう
に制御信号を出方する（ステップ２２．２３）。従って
、このラジオ本体の電源がオフされていても、もれなく
、ハイウェイラジオの内容を受信し、交通情報を受信で
きる。

送出地点から車が離れていくと、コンパレータ５の出力
信号がなくなり、マイクロコンピュータ９では、再びラ
ジオ本体の電源をオフする指令を発する（ステップ２４
．２５）。

なお、チューナ部及びマイクロコンピュータ９からなる
ブロックの電源は、ラジオ本体の電源と関係なく、常時
供給されていることは言うまでもない。

［発明の効果コ 以上述べたように、本発明によれば、一系統の受信回路
と僅かな回路を追加するだけでよいから。

簡単かつ安価な構成で、交通情報等の特殊情報を確実に
受信できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による車載用ラジオ受信機の一実施例の
構成図、第２図は第１図のマイクロコンピュータの動作
例を示すフローチャートである。 ３・・・混合回路、 ５・・・コンパレータ。 ８・・・ＰＬＬ回路。 ９・・・マイクロコンピュータ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 任意の周波数帯の信号を受信できる受信手段と、該受信
   手段で受信する周波数帯を決定する決定手段と、上記受
   信手段での受信信号のレベルが所定値以上かどうかを検
   出する比較手段と、上記決定手段で決定された受信周波
   数帯を所定時間だけ特定の周波数帯とし、その時、該特
   定周波数帯の受信信号のレベルが所定値以上であれば、
   上記受信手段での受信周波数帯を特定周波数帯に保持さ
   せる制御手段とからなることを特徴とする車載用ラジオ
   受信機。