JPS6321034Y2 - - Google Patents

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JPS6321034Y2
JPS6321034Y2 JP9963682U JP9963682U JPS6321034Y2 JP S6321034 Y2 JPS6321034 Y2 JP S6321034Y2 JP 9963682 U JP9963682 U JP 9963682U JP 9963682 U JP9963682 U JP 9963682U JP S6321034 Y2 JPS6321034 Y2 JP S6321034Y2
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JP
Japan
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jack
guide pin
groove
fixed guide
arrow
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JP9963682U
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JPS594596U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はピアノのアクシヨン機構に関し、ジ
ヤツクを改良して押鍵タツチの向上を計ることを
目的とする。
第1図は従来のたて型ピアノのアクシヨンの一
例を示すものであり、鍵(図示省略)を押すと、
その鍵の後端部に植設されたキヤプスタンボタン
22が上動(矢印Aで示す)し、ウイツペン6は
矢印B方向へ枢支点Qを中心として回動し、この
ウイツペン6にジヤツクフレンジ5を介して回動
自在に装着されたジヤツク1でバツト10を押し
上げ、このバツト10を矢印D方向へ回動させ、
このバツト10にハンマーシヤンク11を介して
取着されたハンマー(図示省略)で弦(図示省
略)を打撃するようにしている。
ところで、ジヤツク1はウイツペン6の矢印B
方向への回動に従つて上動するわけであるが、そ
の上動途中において、そのジヤツクヒール1b
が、レギユレチングレール24に上下調整可能に
装着されたレギユレチングボタン23に当接して
枢支点Pを中心として矢印C方向へ回動するよう
になつている。これをレツトオフと称している。
そして押鍵を解くと、キヤプスタンボタン22が
下動するに従つてウイツペン6も下動し、ジヤツ
クヒール1bはレギユレチングボタン23との当
接が解け、ジヤツク1はウイツペン6との間に設
けたジヤツクスプリング21によつてバツト10
の下部に素早く戻るようになつている。
さて、前述のように、押鍵の途中において、ジ
ヤツク1がレツトオフする際に、ジヤツクスプリ
ング21が圧縮されるので、この抵抗が押鍵タツ
チに微妙に影響し、タツチを悪くしている。
なお、第1図中において、7はセンターレー
ル、8はウイツペンフレンジ、9はバツトフレン
ジ、12はキヤツチヤーシヤンク、13はキヤツ
チヤー、14はダンパーフレンジ、15はダンパ
ーレバー、16はダンパースプーン、17はバツ
クチエツクワイヤー、18はバツクチエツク、1
9はブライドルテープ、20はブライドルワイヤ
ーをそれぞれ示す。
この考案は上述の欠点を解決するものであり、
ジヤツク1の側面1aにその長さ縦方向に略
「く」の字の溝2を設け、該溝2内に固定ガイド
ピン3を挿通させ、前記ジヤツク1の上下動に伴
い前記固定ガイドピン3を前記溝2内を摺動せし
めるようにしてなる。
第2図はこの考案の一実施例を示すものであ
り、ジヤツク1の側面1aに略「く」の字の溝2
(図示のものは実施例として貫通孔とした)を設
け、一方、センターレール7に第3図及び第4図
に示すピン保持杆4を植設し、このピン保持杆4
に固定ガイドピン3を取着し、この固定ガイドピ
ン3をジヤツク1の溝2に挿入した。なお、第3
図及び第4図(第3図において矢印E方向から見
た平面図)において、4aはローレツト部であつ
てセンターレール7に植設される部分であり、4
bはプレスによつて形成された平坦部であり、こ
の平坦部4bに孔を設けてこれにツバ付きの固定
ガイドピン3を挿通固定している。
この構成において、第5図は押鍵前の状態であ
り、固定ガイドピン3は溝2の上方部に位置し、
ジヤツク1の上端部はバツト10の下部に位置し
ている。今押鍵すると、ウイツペン6は第6図に
示す矢印B方向へ回動し、固定ガイドピン3は溝
2内を摺動するようになり、溝2のほぼ中央の屈
曲部2aを過ぎるとジヤツク1は矢印C方向へ回
動し、レツトオフすることになる。そして、離鍵
するとウイツペン6にはジヤツク1、ジヤツクフ
レンジ5、バツクチエツクワイヤー17、バツク
チエツク18、ブライドルワイヤー20の重量が
加えられ、ウイツペン6は矢印B方向とは逆方向
に回動し、ジヤツクフレンジ5に回動自在に装置
されたジヤツク1は溝2が固定ガイドピン3を摺
動して下降し、矢印C方向とは逆方向に回動し、
ジヤツク1の上端部がバツト10の下部に支障な
く戻ることができる。
以上のように構成したので、レツトオフする
際、従来のようにジヤツクスプリング21がない
ので、スプリングの圧縮による抵抗は指に感じら
れず、抜けるようなすつきりとした良好な押鍵タ
ツチを得ることができる。
又、この考案によつて、従来必要であつたレギ
ユレチングレール及びレギユレチングボタンは不
要となつて、部品点数が少なく、構成も簡単であ
るという利点をも有する。
なお、この考案をたて型ピアノのアクシヨンを
例にとつて説明したが、これを平型ピアノのアク
シヨンにも適用できることはいうまでもない。
又、溝2には、第2図で斜線を施したように、そ
の周辺にクロス等の緩衝材を貼着して固定ガイド
ピン3が摺動しやすく又、雑音の発生を防止する
ようにしたが、ジヤツク自体を滑性を有する合成
樹脂とすれば不要となり、精度均一なジヤツクを
大量製造することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のたて型ピアノのアクシヨンの側
面図、第2図はこの考案の一実施例であるたて型
ピアノのアクシヨンの側面図、第3図及び第4図
は固定ガイドピンの斜視図及び平面図、第5図及
び第6図はこの考案によるジヤツクの動作を説明
するためのアクシヨンの側面図である。 1……ジヤツク、1a……側面、2……溝、3
……固定ガイドピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ジヤツク1の側面1aにその長さ縦方向に略
    「く」の字の溝2を設け、該溝2内に固定ガイド
    ピン3を挿入させ、前記ジヤツク1の上下動に伴
    い前記固定ガイドピン3を前記溝2内を摺動せし
    めるようにして前記ジヤツク1をレツトオフさせ
    てなるピアノのアクシヨン機構。
JP9963682U 1982-06-30 1982-06-30 ピアノのアクシヨン機構 Granted JPS594596U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9963682U JPS594596U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 ピアノのアクシヨン機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9963682U JPS594596U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 ピアノのアクシヨン機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS594596U JPS594596U (ja) 1984-01-12
JPS6321034Y2 true JPS6321034Y2 (ja) 1988-06-10

Family

ID=30236038

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JP9963682U Granted JPS594596U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 ピアノのアクシヨン機構

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JP (1) JPS594596U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5020522B2 (ja) * 2006-03-08 2012-09-05 株式会社河合楽器製作所 アップライトピアノのジャック静止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS594596U (ja) 1984-01-12

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