JPS6321008B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321008B2 JPS6321008B2 JP57205821A JP20582182A JPS6321008B2 JP S6321008 B2 JPS6321008 B2 JP S6321008B2 JP 57205821 A JP57205821 A JP 57205821A JP 20582182 A JP20582182 A JP 20582182A JP S6321008 B2 JPS6321008 B2 JP S6321008B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake valve
- valve port
- intake
- opened
- combustion chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 41
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 29
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 25
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 description 1
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B23/00—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation
- F02B23/08—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with positive ignition
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、2個の吸気弁口と1個の排気弁口を
燃焼室に開口した3弁式内燃機関に関する。
燃焼室に開口した3弁式内燃機関に関する。
この種内燃機関は、一般に、狭い燃焼室の天井
面において吸気弁口の総合有効面積を充分に大き
く得ることができるので、充填効率を高めること
ができ、しかも1個の吸気弁口の有効面積は比較
的小さいので、これを開閉する吸気弁の小径化を
図つてその慣性重量を軽減し、機関の高速運転時
における動弁機構に対する各吸気弁の追従性を良
好にすることができ、よつて優れた高速出力性能
を発揮し得る利点がある。
面において吸気弁口の総合有効面積を充分に大き
く得ることができるので、充填効率を高めること
ができ、しかも1個の吸気弁口の有効面積は比較
的小さいので、これを開閉する吸気弁の小径化を
図つてその慣性重量を軽減し、機関の高速運転時
における動弁機構に対する各吸気弁の追従性を良
好にすることができ、よつて優れた高速出力性能
を発揮し得る利点がある。
本発明は、このような機関において燃焼室の天
井面に設けたスキツシユ部により混合気にスワー
ルとスキツシユとを与え、しかもそのスワールが
着火点から高温の排気弁に向かう方向をとるよう
にして、燃焼室における混合気の空燃比の均一
化、燃焼の立上りの促進及び燃焼時間の短縮を図
り、前述のような利点を助長させることを目的と
するものである。
井面に設けたスキツシユ部により混合気にスワー
ルとスキツシユとを与え、しかもそのスワールが
着火点から高温の排気弁に向かう方向をとるよう
にして、燃焼室における混合気の空燃比の均一
化、燃焼の立上りの促進及び燃焼時間の短縮を図
り、前述のような利点を助長させることを目的と
するものである。
本発明は上記目的を達成するために、燃焼室の
天井面を略中央部の稜線から両側に向つて下る二
つの天井斜面より構成し、一方の天井斜面には、
第1、第2吸気弁によりそれぞれ開閉される一対
の第1、第2吸気弁口を前記稜線に沿い並列して
開口し、他方の天井斜面には、前記第1吸気弁口
との対向位置で、排気弁により開閉される1個の
排気弁口を開口するとともに前記第2吸気弁口と
の対向位置で、燃焼室側開口端が前記第1吸気弁
口に指向するトーチノズルと、前記第2吸気弁口
から前記燃焼室に流入する混合気に前記第1吸気
弁口から前記排気弁口に向かう方向のスワールを
与えるように形成されたスキツシユ部とを設けて
なる。
天井面を略中央部の稜線から両側に向つて下る二
つの天井斜面より構成し、一方の天井斜面には、
第1、第2吸気弁によりそれぞれ開閉される一対
の第1、第2吸気弁口を前記稜線に沿い並列して
開口し、他方の天井斜面には、前記第1吸気弁口
との対向位置で、排気弁により開閉される1個の
排気弁口を開口するとともに前記第2吸気弁口と
の対向位置で、燃焼室側開口端が前記第1吸気弁
口に指向するトーチノズルと、前記第2吸気弁口
から前記燃焼室に流入する混合気に前記第1吸気
弁口から前記排気弁口に向かう方向のスワールを
与えるように形成されたスキツシユ部とを設けて
なる。
以下、図面により本発明の一実施例について説
明する。図示の内燃機関はクロスフロー型4サイ
クルガソリン機関であつて、その機関本体Eは、
シリンダブロツク1と、それの上面にガスケツト
3を介して重合結着されるシリンダヘツド2とを
備え、シリンダブロツク1に形成されたシリンダ
4内にはピストン5が摺合される。シリンダヘツ
ド2の底面には、ピストン5上面に対向する部分
に燃焼室6が凹設され、この燃焼室6の天井面7
は、略中央部の稜線から両側に向つて下る二つの
天井斜面71,72よりなつている。
明する。図示の内燃機関はクロスフロー型4サイ
クルガソリン機関であつて、その機関本体Eは、
シリンダブロツク1と、それの上面にガスケツト
3を介して重合結着されるシリンダヘツド2とを
備え、シリンダブロツク1に形成されたシリンダ
4内にはピストン5が摺合される。シリンダヘツ
ド2の底面には、ピストン5上面に対向する部分
に燃焼室6が凹設され、この燃焼室6の天井面7
は、略中央部の稜線から両側に向つて下る二つの
天井斜面71,72よりなつている。
一方の天井斜面71には対をなす第1、第2吸
気弁口91,92が稜線8に沿つて並列して開口さ
れ、他方の天井斜面72には1個の排気弁口10
が第1吸気弁口91との対面側に偏位して開口さ
れる。さらにこの天井斜面72の主として第2排
気弁口92に対向する部分、図示例では燃焼室6
の周縁と、第2吸気弁口92及び排気弁口10と
に囲まれる三日月状区域にスキツシユ部11が形
成され、このスキツシユ部11の側面11aに、
1対のトーチノズル12,12が第1吸気弁口9
1に略指向して開口される。上部スキツシユ部1
1の側面11aは第2吸気弁口92から燃焼室6
への混合気の流入方向に対して傾斜していて、燃
焼室6内でその混合気に、第2吸気弁口92から
第1吸気弁口91に向かう方向のスワールを生起
させるようになつている。
気弁口91,92が稜線8に沿つて並列して開口さ
れ、他方の天井斜面72には1個の排気弁口10
が第1吸気弁口91との対面側に偏位して開口さ
れる。さらにこの天井斜面72の主として第2排
気弁口92に対向する部分、図示例では燃焼室6
の周縁と、第2吸気弁口92及び排気弁口10と
に囲まれる三日月状区域にスキツシユ部11が形
成され、このスキツシユ部11の側面11aに、
1対のトーチノズル12,12が第1吸気弁口9
1に略指向して開口される。上部スキツシユ部1
1の側面11aは第2吸気弁口92から燃焼室6
への混合気の流入方向に対して傾斜していて、燃
焼室6内でその混合気に、第2吸気弁口92から
第1吸気弁口91に向かう方向のスワールを生起
させるようになつている。
シリンダヘツド2には吸気ポート13及び排気
ポート14が形成されており、吸気ポート13
は、その内端側が第1、第2分岐ポート131,
132に分かれていて前記第1、第2吸気弁口9
1,92に連なり、その外端はシリンダヘツド2の
一側面に開口し、その開口部には燃料供給装置、
例えば気化器Cに連なる吸気管15が連結され
る。このようにシリンダヘツド2内で吸気ポート
13を分岐させれば、吸気管15の通路構造を単
純化させることができる。一方、排気ポート14
は内端が前記排気弁口10に連なり、その外端は
シリンダヘツド2の他側面に開口し、その開口部
に排気管(図示せず)が連結される。
ポート14が形成されており、吸気ポート13
は、その内端側が第1、第2分岐ポート131,
132に分かれていて前記第1、第2吸気弁口9
1,92に連なり、その外端はシリンダヘツド2の
一側面に開口し、その開口部には燃料供給装置、
例えば気化器Cに連なる吸気管15が連結され
る。このようにシリンダヘツド2内で吸気ポート
13を分岐させれば、吸気管15の通路構造を単
純化させることができる。一方、排気ポート14
は内端が前記排気弁口10に連なり、その外端は
シリンダヘツド2の他側面に開口し、その開口部
に排気管(図示せず)が連結される。
第1、第2吸気弁口91,92並びに排気弁口1
0は、シリンダヘツド2に弁ガイド161,16
2,17を介して摺動自在に支承される第1、第
2吸気弁181,182並びに排気弁19によつて
それぞれ開閉されるようになつており、これらの
弁181,182,19を開閉作動するための動弁
機構Mがシリンダヘツド2の上部に配設される。
動弁機構Mは、前記弁181,182,19にそれ
ぞれ接続されてこれを閉じ方向に弾発する弁ばね
201,202,21と、前記弁181,182,1
9にロツカアーム221,222,23をそれぞれ
介して連動して、前記弁181,182,19を各
弁ばね201,202,21の弾発力に抗して開き
得る共通のカム軸24とよりなつており、この動
弁機構Mによつて前記弁181,182,19には
第4図に示すような開閉タイミングが与えられ
る。
0は、シリンダヘツド2に弁ガイド161,16
2,17を介して摺動自在に支承される第1、第
2吸気弁181,182並びに排気弁19によつて
それぞれ開閉されるようになつており、これらの
弁181,182,19を開閉作動するための動弁
機構Mがシリンダヘツド2の上部に配設される。
動弁機構Mは、前記弁181,182,19にそれ
ぞれ接続されてこれを閉じ方向に弾発する弁ばね
201,202,21と、前記弁181,182,1
9にロツカアーム221,222,23をそれぞれ
介して連動して、前記弁181,182,19を各
弁ばね201,202,21の弾発力に抗して開き
得る共通のカム軸24とよりなつており、この動
弁機構Mによつて前記弁181,182,19には
第4図に示すような開閉タイミングが与えられ
る。
即ち、排気弁19に対向する第1吸気弁181
の開弁時期は他方の第2吸気弁182の開弁時期
よりも遅らされ、且つ両吸気弁181,182の閉
弁時期は一致させてある。このようにすると、吸
気行程において混合気のスワールが強化され、且
つ各吸気弁口91,92から燃焼室6に作用する吸
気の脈動効果が干渉減少することがない。
の開弁時期は他方の第2吸気弁182の開弁時期
よりも遅らされ、且つ両吸気弁181,182の閉
弁時期は一致させてある。このようにすると、吸
気行程において混合気のスワールが強化され、且
つ各吸気弁口91,92から燃焼室6に作用する吸
気の脈動効果が干渉減少することがない。
また、排気弁19と第1、第2吸気弁181,
182の各開閉タイミング間には、所定の弁重合
期間l1,l2が設けられる。このようにすると、低
速運転時における排気の逆流を最小限に抑えつ
つ、高速運転時には排気慣性による掃気を効果的
に行うことができ、燃費と出力の両面の性能向上
に寄与する。
182の各開閉タイミング間には、所定の弁重合
期間l1,l2が設けられる。このようにすると、低
速運転時における排気の逆流を最小限に抑えつ
つ、高速運転時には排気慣性による掃気を効果的
に行うことができ、燃費と出力の両面の性能向上
に寄与する。
さらに、両吸気弁181,182の開弁曲線を略
平行させ、これによつて第1吸気弁181の開弁
リフト量を第2吸気弁182のそれよりも小さく
してある。これに関連して開弁リフト量の小さい
第1吸気弁181の弁ばね201は他方の弁ばね2
02よりばね力を弱く設定される。このようにす
ると、弁ばね201のばね力を弱くした分だけカ
ム軸24の開弁トルクが減少し、動力の内部損失
が少なくなる。
平行させ、これによつて第1吸気弁181の開弁
リフト量を第2吸気弁182のそれよりも小さく
してある。これに関連して開弁リフト量の小さい
第1吸気弁181の弁ばね201は他方の弁ばね2
02よりばね力を弱く設定される。このようにす
ると、弁ばね201のばね力を弱くした分だけカ
ム軸24の開弁トルクが減少し、動力の内部損失
が少なくなる。
前記シリンダヘツド2には、スキツシユ部11
上においてトーチノズル12,12に連なる副燃
焼室26が形成され、シリンダヘツド2に螺着さ
れた点火栓25の電極が該室26に臨まされる。
また該室26の上面には副吸気弁口27が開口さ
れ、この弁口27にはこれを開閉する副吸気弁2
9が設けられる。副吸気弁口27は、シリンダヘ
ツド2に設けられた副吸気ポート30を介して副
燃料供給装置、例えば副気化器ACに連通される。
上においてトーチノズル12,12に連なる副燃
焼室26が形成され、シリンダヘツド2に螺着さ
れた点火栓25の電極が該室26に臨まされる。
また該室26の上面には副吸気弁口27が開口さ
れ、この弁口27にはこれを開閉する副吸気弁2
9が設けられる。副吸気弁口27は、シリンダヘ
ツド2に設けられた副吸気ポート30を介して副
燃料供給装置、例えば副気化器ACに連通される。
副気化器ACは、燃料濃度を比較的濃厚に調整
した混合気を生成し、一方、前記気化器Cは、燃
料濃度を比較的希薄に調整した混合気を生成する
ようになつている。
した混合気を生成し、一方、前記気化器Cは、燃
料濃度を比較的希薄に調整した混合気を生成する
ようになつている。
次にこの実施例の作用を説明する。機関が運転
されると、その吸気行程において、副燃焼室26
内には副気化器ACによつて生成された濃厚混合
気が吸入され、また燃焼室6には希薄混合気が吸
入される。このとき、先ず第2吸気弁182が開
くので第2吸気弁口92から燃焼室6に流入した
混合気はスキツシユ部11の側面11aに誘導さ
れて第1図の矢印方向のスワールを起こし、次い
で第1吸気弁181が開くので第1吸気弁口91か
ら流入した混合気が上記混合気に合流してそのス
ワールを強化する。これによつて燃焼室6におけ
る混合気の空燃比は均一化される。
されると、その吸気行程において、副燃焼室26
内には副気化器ACによつて生成された濃厚混合
気が吸入され、また燃焼室6には希薄混合気が吸
入される。このとき、先ず第2吸気弁182が開
くので第2吸気弁口92から燃焼室6に流入した
混合気はスキツシユ部11の側面11aに誘導さ
れて第1図の矢印方向のスワールを起こし、次い
で第1吸気弁181が開くので第1吸気弁口91か
ら流入した混合気が上記混合気に合流してそのス
ワールを強化する。これによつて燃焼室6におけ
る混合気の空燃比は均一化される。
そして、機関の圧縮行程の終了近くで点火栓2
5が点火すると、副燃焼室26内の濃厚混合気が
着火し火焔となつてトーチノズル12,12より
燃焼室6内に噴入し、希薄混合気を燃焼させる。
5が点火すると、副燃焼室26内の濃厚混合気が
着火し火焔となつてトーチノズル12,12より
燃焼室6内に噴入し、希薄混合気を燃焼させる。
ところで、このようなトーチ点火式機関の場
合、トーチノズル12,12からの噴焔による燃
焼室6内の主なる着火点はトーチノズル12,1
2から一定距離離れた個所にあり、この実施例で
は第1吸気弁181の近傍部aに当る。したがつ
て、燃焼室6で着火された希薄混合気は前記方向
のスワールにより、既に排気熱の影響を受けて高
温状態となつている排気弁19の周辺に直ちに運
ばれるので、その燃焼の立上りが促進される。
合、トーチノズル12,12からの噴焔による燃
焼室6内の主なる着火点はトーチノズル12,1
2から一定距離離れた個所にあり、この実施例で
は第1吸気弁181の近傍部aに当る。したがつ
て、燃焼室6で着火された希薄混合気は前記方向
のスワールにより、既に排気熱の影響を受けて高
温状態となつている排気弁19の周辺に直ちに運
ばれるので、その燃焼の立上りが促進される。
また、機関の圧縮行程では、スキツシユ部11
のスキツシユ面11bがピストン5の上面と協働
して燃焼室6内の混合気にスキツシユを与えるも
ので、これにより圧縮比を高めると共に混合気の
流動を強化することができる。
のスキツシユ面11bがピストン5の上面と協働
して燃焼室6内の混合気にスキツシユを与えるも
ので、これにより圧縮比を高めると共に混合気の
流動を強化することができる。
尚、スキツシユ面11bには前記トーチノズル
12より細径の1対の補助トーチノズル12a,
12aが開口される。
12より細径の1対の補助トーチノズル12a,
12aが開口される。
以上のように本発明によれば、燃焼室の天井面
を略中央部の稜線から両側に向つて下る二つの天
井斜面より構成し、一方の天井斜面には、第1、
第2吸気弁によりそれぞれ開閉される一対の第
1、第2吸気弁口を前記稜線に沿い並列して開口
し、他方の天井斜面には、前記第1吸気弁口との
対向位置で、排気弁により開閉される1個の排気
弁口を開口するとともに前記第2吸気弁口との対
向位置で、トーチノズルと、スキツシユ部とを設
けたので、トーチノズル及びスキツシユ部の配設
場所が広く得られ、これらを3個の弁に邪魔され
ることなく所望の性能を得るべく自由にレイアウ
トすることができる。
を略中央部の稜線から両側に向つて下る二つの天
井斜面より構成し、一方の天井斜面には、第1、
第2吸気弁によりそれぞれ開閉される一対の第
1、第2吸気弁口を前記稜線に沿い並列して開口
し、他方の天井斜面には、前記第1吸気弁口との
対向位置で、排気弁により開閉される1個の排気
弁口を開口するとともに前記第2吸気弁口との対
向位置で、トーチノズルと、スキツシユ部とを設
けたので、トーチノズル及びスキツシユ部の配設
場所が広く得られ、これらを3個の弁に邪魔され
ることなく所望の性能を得るべく自由にレイアウ
トすることができる。
また、前記トーチノズルの燃焼室側開口を前記
第1吸気弁口に指向させ、前記スキツシユ部を前
記第2吸気弁口から前記燃焼室に流入する混合気
に第1吸気弁口から前記排気弁に向かう方向のス
ーワルを与えるように形成したので、混合気の流
動強化と高圧縮比が達成され、しかも混合気が着
火直後に高温の排気弁周辺を通過することにより
燃焼の立上りが促進され、燃焼時間を短縮してア
ンチノツキング性が向上し、全体として燃焼が著
しく改善され燃費を低減させると共に高出力性能
を助長することができる。
第1吸気弁口に指向させ、前記スキツシユ部を前
記第2吸気弁口から前記燃焼室に流入する混合気
に第1吸気弁口から前記排気弁に向かう方向のス
ーワルを与えるように形成したので、混合気の流
動強化と高圧縮比が達成され、しかも混合気が着
火直後に高温の排気弁周辺を通過することにより
燃焼の立上りが促進され、燃焼時間を短縮してア
ンチノツキング性が向上し、全体として燃焼が著
しく改善され燃費を低減させると共に高出力性能
を助長することができる。
図面は、本発明の一実施例を示すもので、第1
図はシリンダヘツドの底面図、第2図及び第3図
は第1図の−及び−線にそれぞれ沿つた
内燃機関の縦断面図、第4図はこの機関の吸、排
気弁の開閉タイミング図である。 6……燃焼室、7……天井面、71,72……天
井斜面、8……稜線、91,92……第1、第2吸
気弁口、10……排気弁口、11……スキツシユ
部、12……トーチノズル、181,182……第
1、第2吸気弁、19……排気弁。
図はシリンダヘツドの底面図、第2図及び第3図
は第1図の−及び−線にそれぞれ沿つた
内燃機関の縦断面図、第4図はこの機関の吸、排
気弁の開閉タイミング図である。 6……燃焼室、7……天井面、71,72……天
井斜面、8……稜線、91,92……第1、第2吸
気弁口、10……排気弁口、11……スキツシユ
部、12……トーチノズル、181,182……第
1、第2吸気弁、19……排気弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 燃焼室6の天井面7を略中央部の稜線8から
両側に向つて下る二つの天井斜面71,72より構
成し、一方の天井斜面71には、第1、第2吸気
弁181,182によりそれぞれ開閉される一対の
第1、第2吸気弁口91,92を前記稜線8に沿い
並列して開口し、他方の天井斜面72には、前記
第1吸気弁口91との対向位置で、排気弁19に
より開閉される1個の排気弁口10を開口すると
ともに前記第2吸気弁口92との対向位置で、燃
焼室6側開口端が前記第1吸気弁口91に指向す
るトーチノズル12と、前記第2吸気弁口92か
ら前記燃焼室6に流入する混合気に前記第1吸気
弁口91から前記排気弁口10に向かう方向のス
ワールを与えるように形成されたスキツシユ部1
1とを設けた、3弁式内燃機関。 2 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、
前記第1吸気弁181の開弁時期を前記第2吸気
弁182の開弁時期より遅らされた、3弁式内燃
機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57205821A JPS5996431A (ja) | 1982-11-24 | 1982-11-24 | 3弁式内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57205821A JPS5996431A (ja) | 1982-11-24 | 1982-11-24 | 3弁式内燃機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5996431A JPS5996431A (ja) | 1984-06-02 |
JPS6321008B2 true JPS6321008B2 (ja) | 1988-05-02 |
Family
ID=16513255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57205821A Granted JPS5996431A (ja) | 1982-11-24 | 1982-11-24 | 3弁式内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5996431A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0422822U (ja) * | 1990-06-15 | 1992-02-25 | ||
JPH05124035A (ja) * | 1991-11-06 | 1993-05-21 | Japan Steel Works Ltd:The | ダイス表面処理方法及びダイス |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6223510A (ja) * | 1985-07-22 | 1987-01-31 | Nissan Motor Co Ltd | 多気筒内燃機関 |
JP2588362B2 (ja) * | 1993-11-25 | 1997-03-05 | 日産自動車株式会社 | 多気筒内燃機関 |
-
1982
- 1982-11-24 JP JP57205821A patent/JPS5996431A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0422822U (ja) * | 1990-06-15 | 1992-02-25 | ||
JPH05124035A (ja) * | 1991-11-06 | 1993-05-21 | Japan Steel Works Ltd:The | ダイス表面処理方法及びダイス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5996431A (ja) | 1984-06-02 |
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