JPS63209038A - 情報記録媒体 - Google Patents
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- JPS63209038A JPS63209038A JP62040921A JP4092187A JPS63209038A JP S63209038 A JPS63209038 A JP S63209038A JP 62040921 A JP62040921 A JP 62040921A JP 4092187 A JP4092187 A JP 4092187A JP S63209038 A JPS63209038 A JP S63209038A
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Links
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Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、例えばレーザビーム等の光ビームを照射す
ることにより記録層に相変化を生じさせて情報を記録消
去する情報記録媒体に関する。
ることにより記録層に相変化を生じさせて情報を記録消
去する情報記録媒体に関する。
(従来の技術)
従来、情報の消去が可能な光ディスクとして相変化型の
ものが知られている。この相変化型の光ディスクにおい
ては、記録層にレーザビームを照射することにより、記
録層が例えば結晶質と非晶質との間で可逆的に相変化す
ることを利用して情報を記録消去する。
ものが知られている。この相変化型の光ディスクにおい
ては、記録層にレーザビームを照射することにより、記
録層が例えば結晶質と非晶質との間で可逆的に相変化す
ることを利用して情報を記録消去する。
このような相変化する材料としては、例えば、Te、G
e、TeGe、InSe、5bSe。
e、TeGe、InSe、5bSe。
5bTe等の半導体、半導体化合物又は金属間化合物が
ある。これらは、その温度により、結晶質相と非晶質相
との2つの状態を選択的にとり、各状態においてNmn
−1kで現される復素屈折率が相違するので、レーザビ
ームによる熱処理でこれら2つの状態を可逆的に変化さ
せて情報を記録消去する( S 、 R、Ovshin
sky M etallurglcalTransa
ctlons 2 6411971) <1この技術の
場合には、結晶質相と非晶質相とで反射率が著しく異な
るため、記録レベルが高い。
ある。これらは、その温度により、結晶質相と非晶質相
との2つの状態を選択的にとり、各状態においてNmn
−1kで現される復素屈折率が相違するので、レーザビ
ームによる熱処理でこれら2つの状態を可逆的に変化さ
せて情報を記録消去する( S 、 R、Ovshin
sky M etallurglcalTransa
ctlons 2 6411971) <1この技術の
場合には、結晶質相と非晶質相とで反射率が著しく異な
るため、記録レベルが高い。
一方、上述の方式と異なり、レーザビームの照射により
相異なる結晶質間で可逆的に相変化させて情報を記録消
去する技術もある。このような相変化をする材料として
はIn−8b合金が知られている。
相異なる結晶質間で可逆的に相変化させて情報を記録消
去する技術もある。このような相変化をする材料として
はIn−8b合金が知られている。
In−8b合金薄膜は、比較的パルス幅が大きいレーザ
ビームの照射により微細な結晶部分が短時間に、比較的
大きな結晶に成長する。これら2つの結晶構造は異なる
複素屈折率を有し、レーザビームを照射して再生する場
合に、例えば、反射光量の差として結晶状態を区別する
。この技術の場合には、記録部分の安定性が高いという
利点を有する。
ビームの照射により微細な結晶部分が短時間に、比較的
大きな結晶に成長する。これら2つの結晶構造は異なる
複素屈折率を有し、レーザビームを照射して再生する場
合に、例えば、反射光量の差として結晶状態を区別する
。この技術の場合には、記録部分の安定性が高いという
利点を有する。
(発明が解決しようとする間通点)
しかしながら、結晶質−非晶質間で相変化させて情報を
記録消去する技術の場合には、記録部分が非晶質を主体
としているため安定性が低いものが多く、材料の結晶化
温度が低い場合に、非晶質の記録ビットが徐々に結晶化
してしまい、記録部分と非記録部分との区別がつかなく
るという欠点を有する。また、記録層をIn−5bで形
成して相異なる結晶質の間で相変化させるタイプの光デ
ィスクの場合には、安定なIn5gSb5g金属間化合
物の近傍の組成で記録層を形成するが、この場合には、
記録レベルが低いという問題点がある。
記録消去する技術の場合には、記録部分が非晶質を主体
としているため安定性が低いものが多く、材料の結晶化
温度が低い場合に、非晶質の記録ビットが徐々に結晶化
してしまい、記録部分と非記録部分との区別がつかなく
るという欠点を有する。また、記録層をIn−5bで形
成して相異なる結晶質の間で相変化させるタイプの光デ
ィスクの場合には、安定なIn5gSb5g金属間化合
物の近傍の組成で記録層を形成するが、この場合には、
記録レベルが低いという問題点がある。
従って、このような組成で記録層を形成する場合には、
情報の記録が不十分になる虞がある。これに対し、この
In−8b合金でsbを若干過剰にした組成で記録層を
形成することも試みられている。この場合には、レーザ
ビーム照射によりIn50Sb5o結晶粒とsb結晶粒
との混合相となり、レーザビームの照射条件によりsb
結晶粒子の大きさが変化するので、ある程度の記録レベ
ルを得ることができるが、記録レベルが未だ十分とは言
えず、また、このsbは結晶化速度が遅いので、初期化
及び消去の速度が小さく、初期化不良及び消去残りが生
じてしまう。
情報の記録が不十分になる虞がある。これに対し、この
In−8b合金でsbを若干過剰にした組成で記録層を
形成することも試みられている。この場合には、レーザ
ビーム照射によりIn50Sb5o結晶粒とsb結晶粒
との混合相となり、レーザビームの照射条件によりsb
結晶粒子の大きさが変化するので、ある程度の記録レベ
ルを得ることができるが、記録レベルが未だ十分とは言
えず、また、このsbは結晶化速度が遅いので、初期化
及び消去の速度が小さく、初期化不良及び消去残りが生
じてしまう。
この発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、
記録の安定性及び記録レベルが高く、初期化不良及び消
去残りが発生しない情報記録媒体を提供することを目的
とする。
記録の安定性及び記録レベルが高く、初期化不良及び消
去残りが発生しない情報記録媒体を提供することを目的
とする。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
この発明に係る情報記録媒体は、基板と、光ビームが照
射されることにより相変化して情報が記録消去される記
録層とを有する情報記録媒体であって、前記記録層は、
一般式 I n5o−x MX S b50で表される組成の合
金で形成されており、このMは周期律表の第IIB族に
属する元素であり、Xは0より大きく15原子%以下で
あることを特徴とする。
射されることにより相変化して情報が記録消去される記
録層とを有する情報記録媒体であって、前記記録層は、
一般式 I n5o−x MX S b50で表される組成の合
金で形成されており、このMは周期律表の第IIB族に
属する元素であり、Xは0より大きく15原子%以下で
あることを特徴とする。
(作用)
この発明においては、記録層に光ビームを照射すること
により上述の組成の合金が I n g)−xS b tB−zとSbgMxとに分
離し、SbxMxが安定な結晶質のI n 50−X
S b 5G−X中に分散した状態で存在し、且つ、こ
のSbXM)(は非晶質状態で安定であるため記録の安
定性が高い。また、相分離により生じたSbxM)(は
光ビームの照射条件を変化させることにより結晶質相と
非晶質相との間で相変化するので高記録レベルを得るこ
とができる。更に、このSbxMXは相変化の速度が大
きいので、初期化及び消去を高速化することができ、初
期化不良及び消去残りを抑制することができる。
により上述の組成の合金が I n g)−xS b tB−zとSbgMxとに分
離し、SbxMxが安定な結晶質のI n 50−X
S b 5G−X中に分散した状態で存在し、且つ、こ
のSbXM)(は非晶質状態で安定であるため記録の安
定性が高い。また、相分離により生じたSbxM)(は
光ビームの照射条件を変化させることにより結晶質相と
非晶質相との間で相変化するので高記録レベルを得るこ
とができる。更に、このSbxMXは相変化の速度が大
きいので、初期化及び消去を高速化することができ、初
期化不良及び消去残りを抑制することができる。
(実施例)
以下、この発明の実施例について具体的に説明する。
I n50S b5gで記録層を形成した場合には、I
n 5g S b 50は金属間化合物であるから安
定性が高く、また、レーザビーム照射による原子同士の
近距離でのオーダリング(規則化)が極めて速いので、
初期化及び消去における結晶化が極めて速い。しかしな
がら、このIn5g5b511+はレーザビーム照射条
件を変化させても、結晶粒径の変化量が少なく、記録レ
ベルが低い。また、 I n 50 S b 50よりも若干Sb量が多い組
成の合金の場合には、レーザビーム照射により I n 50 S b 50結晶粒とsb結晶粒との混
合相となり、レーザビームの照射条件によりsb結晶粒
子の大きさが変化するのである程度の記録レベルを得る
ことができるが、記録レベルが未だ十分とは言えず、ま
た、結晶化速度も小さい。一方、I n5D S b5
0よりも若干In量が多い組成の合金で記録層を形成す
る場合には、レーザビームの照射条件によるInの結晶
粒の大きさの変化が小さいので、記録レベルが極めて低
い。これに対し、記録層を一般式1 n5o−x MX
S b50で表される組成の合金で形成し、Mとして
周期律表の第IIB族に属する元素、即ちGe、C5S
i%Sn及びpbから選択された元素を用い、Xを0よ
り大きく15原子%以下にすることにより記録レベルを
高めることができる。つまり、上述の組成は、光ビーム
の照射によりInかx S b 5G−XとSb)HM
)(とに相分離するが、この中でSbxMxはレーザビ
ームの照射条件により結晶質と非晶質との間で相変化す
るので、これらの相の反射率の相違により高記録レベル
を得ることができる。また、このSbXMxは相変化速
度が大きいので、初期化及び消去を高速化することがで
きる。更に、SbxM)(は非晶質状態であっても安定
であり、しかも、このSbXMxが極めて安定なI n
50−X S b 50−X結晶の間に分散した状態
で存在しているので、記録の安定性が高い。この場合に
、Xが15原子%よりも多くなると、光ビームの照射に
より他の結晶が現出するので、Xを15%以下に規定す
る。
n 5g S b 50は金属間化合物であるから安
定性が高く、また、レーザビーム照射による原子同士の
近距離でのオーダリング(規則化)が極めて速いので、
初期化及び消去における結晶化が極めて速い。しかしな
がら、このIn5g5b511+はレーザビーム照射条
件を変化させても、結晶粒径の変化量が少なく、記録レ
ベルが低い。また、 I n 50 S b 50よりも若干Sb量が多い組
成の合金の場合には、レーザビーム照射により I n 50 S b 50結晶粒とsb結晶粒との混
合相となり、レーザビームの照射条件によりsb結晶粒
子の大きさが変化するのである程度の記録レベルを得る
ことができるが、記録レベルが未だ十分とは言えず、ま
た、結晶化速度も小さい。一方、I n5D S b5
0よりも若干In量が多い組成の合金で記録層を形成す
る場合には、レーザビームの照射条件によるInの結晶
粒の大きさの変化が小さいので、記録レベルが極めて低
い。これに対し、記録層を一般式1 n5o−x MX
S b50で表される組成の合金で形成し、Mとして
周期律表の第IIB族に属する元素、即ちGe、C5S
i%Sn及びpbから選択された元素を用い、Xを0よ
り大きく15原子%以下にすることにより記録レベルを
高めることができる。つまり、上述の組成は、光ビーム
の照射によりInかx S b 5G−XとSb)HM
)(とに相分離するが、この中でSbxMxはレーザビ
ームの照射条件により結晶質と非晶質との間で相変化す
るので、これらの相の反射率の相違により高記録レベル
を得ることができる。また、このSbXMxは相変化速
度が大きいので、初期化及び消去を高速化することがで
きる。更に、SbxM)(は非晶質状態であっても安定
であり、しかも、このSbXMxが極めて安定なI n
50−X S b 50−X結晶の間に分散した状態
で存在しているので、記録の安定性が高い。この場合に
、Xが15原子%よりも多くなると、光ビームの照射に
より他の結晶が現出するので、Xを15%以下に規定す
る。
この実施例に係る情報記録媒体は、例えば第1図に示す
ように構成されている。基板11は透明で材質上の経時
変化が少ない材料、例えば、ガラス又はポリカーボネー
ト樹脂等の材料でつくられている。基板11には、保護
層12、記録層13及び保護層14がこの順に形成され
ている。保護層12は5i02で形成されており、記録
層13が溶融することを□防止している。保護層14は
、5i02製の主層15と紫外線硬化樹脂製の補助層1
6により構成されており、記録層13の上に主層15が
形成され、主層15の上に補助層16が形成されている
。そして、主層15は保護層13と同様に記録層13が
溶融することを防止する機能を存しており、補助層16
はディスクの取扱い」二表面に傷等が発生することを防
止する機能を有している。記録層13は、前述した組成
の合金で形成されており、レーザビームの照射条件の相
違により相変化する。
ように構成されている。基板11は透明で材質上の経時
変化が少ない材料、例えば、ガラス又はポリカーボネー
ト樹脂等の材料でつくられている。基板11には、保護
層12、記録層13及び保護層14がこの順に形成され
ている。保護層12は5i02で形成されており、記録
層13が溶融することを□防止している。保護層14は
、5i02製の主層15と紫外線硬化樹脂製の補助層1
6により構成されており、記録層13の上に主層15が
形成され、主層15の上に補助層16が形成されている
。そして、主層15は保護層13と同様に記録層13が
溶融することを防止する機能を存しており、補助層16
はディスクの取扱い」二表面に傷等が発生することを防
止する機能を有している。記録層13は、前述した組成
の合金で形成されており、レーザビームの照射条件の相
違により相変化する。
このような光ディスクは以下のように製造される。先ず
、基板11をスパッタ装置内に設置し、5i02ターゲ
ツトを使用してアルゴン雰囲気下でスパッタリングし、
5i02製の保護層12を形成する。次いで、同じ雰囲
気を維持したまま、記録層の各構成元素でつくられたタ
ーゲットによる3元同時スパッタ又は、予め得ようとす
る記録層組成に調整されたターゲットによるスパックに
より、In5[)−XMX Sb5g (0<x≦15
原子%原子形成された記録層13を形成する。その後、
再/fsi02ターゲットのスパッタにより5i02製
の主層15を形成し、その後、基板をスパッタ装置から
外して、スピンコード法により主層15の上に紫外線硬
化樹脂を塗布し、これに紫外線を照射して補助層16を
形成する。
、基板11をスパッタ装置内に設置し、5i02ターゲ
ツトを使用してアルゴン雰囲気下でスパッタリングし、
5i02製の保護層12を形成する。次いで、同じ雰囲
気を維持したまま、記録層の各構成元素でつくられたタ
ーゲットによる3元同時スパッタ又は、予め得ようとす
る記録層組成に調整されたターゲットによるスパックに
より、In5[)−XMX Sb5g (0<x≦15
原子%原子形成された記録層13を形成する。その後、
再/fsi02ターゲットのスパッタにより5i02製
の主層15を形成し、その後、基板をスパッタ装置から
外して、スピンコード法により主層15の上に紫外線硬
化樹脂を塗布し、これに紫外線を照射して補助層16を
形成する。
次に、このような光ディスクの動作について説明する。
初期化
記録層13は成膜直後に非晶質であるため、この記録層
13に比較的弱い出力でパルス幅が長いレーザビームを
連続光照射して、記録層13を溶融徐冷して凝固させ、
I n 50−X S b 50−Xの微細結晶粒とS
bxMxの微細結晶粒とで形成された結晶相に相変化さ
せる。
13に比較的弱い出力でパルス幅が長いレーザビームを
連続光照射して、記録層13を溶融徐冷して凝固させ、
I n 50−X S b 50−Xの微細結晶粒とS
bxMxの微細結晶粒とで形成された結晶相に相変化さ
せる。
記録
初期化された記録層13の上に比較的強い出力でパルス
幅が短いレーザビーム18を照射してSb)(M)(の
微細結晶を非晶質に相変化させ、I n $X S b
5[)−Xの微細結晶粒とSbxMXの非晶質との混
合相で記録ピット19を形成する。
幅が短いレーザビーム18を照射してSb)(M)(の
微細結晶を非晶質に相変化させ、I n $X S b
5[)−Xの微細結晶粒とSbxMXの非晶質との混
合相で記録ピット19を形成する。
再生
記録層13に比較的弱い出力のレーザビームを照射し、
記録ピットの反射光の強度を検出することにより情報を
読取る。
記録ピットの反射光の強度を検出することにより情報を
読取る。
消去
レーザビームの照射条件を、基本的に初期化の場合の条
件と同様にして、記録ピット19に照射する。記録ピッ
ト19は初期化の場合と同様に溶融徐冷されて凝固し、
その中のSbxMxの非晶質が微細結晶化し、情報が消
去される。
件と同様にして、記録ピット19に照射する。記録ピッ
ト19は初期化の場合と同様に溶融徐冷されて凝固し、
その中のSbxMxの非晶質が微細結晶化し、情報が消
去される。
以上のように、レーザビームの照射条件によるSbXM
Xの結晶質相と非晶質相との間の相変化により情報を記
録消去することができる。
Xの結晶質相と非晶質相との間の相変化により情報を記
録消去することができる。
次に、この実施例に係る情報記録媒体を製造して特性を
試験した試験例について説明する。
試験した試験例について説明する。
試験例1
アルゴンスパッタにより、グループ付のポリカーボネー
ト基板の上に5i02層を1000人成膜し、次いで、
その上にI n47G e3 S b50の3元合金を
3元同時スパッタにより組成を厳密に制御しながら75
0人成膜して記録層を形成し、この記録層の上に、更に
5L02層を1000人成膜した。その後、このS i
02層の上に紫外線硬化樹脂層を10μm形成して光
ディスクを製造した。次いで、同様の層構成及び製造方
法により、記録層の組成が夫々I n45G e5 S
b5、I n4gG elOs b50、I n37
G e13S b50及びIn55G e15s b5
0の光デイスクサンプルを作成した。これら5個の光デ
イスクサンプルを動特性評価装置により特性評価した。
ト基板の上に5i02層を1000人成膜し、次いで、
その上にI n47G e3 S b50の3元合金を
3元同時スパッタにより組成を厳密に制御しながら75
0人成膜して記録層を形成し、この記録層の上に、更に
5L02層を1000人成膜した。その後、このS i
02層の上に紫外線硬化樹脂層を10μm形成して光
ディスクを製造した。次いで、同様の層構成及び製造方
法により、記録層の組成が夫々I n45G e5 S
b5、I n4gG elOs b50、I n37
G e13S b50及びIn55G e15s b5
0の光デイスクサンプルを作成した。これら5個の光デ
イスクサンプルを動特性評価装置により特性評価した。
ディスクの回転数を900 rpmとして波長が830
nmの半導体レーザを使用し、初期化に際しては、出力
9mWで連続光照射し、記録に際しては、出力が45m
Wでパルス幅が200ns、デユーティ比が50%のレ
ーザビームをパルス照射し、消去に際しては初期化と同
様の出力で連続照射した。
nmの半導体レーザを使用し、初期化に際しては、出力
9mWで連続光照射し、記録に際しては、出力が45m
Wでパルス幅が200ns、デユーティ比が50%のレ
ーザビームをパルス照射し、消去に際しては初期化と同
様の出力で連続照射した。
その結果、先ず、初期化に際しては、900rl)lの
高速回転で、いずれのサンプルも3回のレーザビームの
照射で初期化することができた。従来のsbが過剰のI
n−8b合金で記録層を形成する場合には、初期化に際
して6乃至8回のレーザビーム照射が必要であることか
ら、 xnso−XceXsb50が高速で結晶化することが
わかった。即ち、I n >z S b 5G−Xのみ
ならず、5b)(Ge)(も高速で結晶化する。
高速回転で、いずれのサンプルも3回のレーザビームの
照射で初期化することができた。従来のsbが過剰のI
n−8b合金で記録層を形成する場合には、初期化に際
して6乃至8回のレーザビーム照射が必要であることか
ら、 xnso−XceXsb50が高速で結晶化することが
わかった。即ち、I n >z S b 5G−Xのみ
ならず、5b)(Ge)(も高速で結晶化する。
次に、記録の結果について説明する。第2図は、横軸に
I nカX G ez S b5BのXの値をとり、縦
軸に再生信号の大きさをとって、情報を記録した後、O
−4m Wのレーザビームによって再生した場合のXと
再生信号の大きさとの関係を示すグラフ図である。これ
によれば、In50Sb50の場合には、極めて再生信
号が低いが、Xの増加により再生信号が増加することが
わかる。また、Xが10原子%より増加すると、再生信
号レベルが低下することがわかる。これは、Xの増加に
よってIn−8b合金自体の特性が変化するからであり
、Xが15原子%より大きい場合については試験してい
ないが、この場合には他の結晶相が現出して信号レベル
が著しく低下する。
I nカX G ez S b5BのXの値をとり、縦
軸に再生信号の大きさをとって、情報を記録した後、O
−4m Wのレーザビームによって再生した場合のXと
再生信号の大きさとの関係を示すグラフ図である。これ
によれば、In50Sb50の場合には、極めて再生信
号が低いが、Xの増加により再生信号が増加することが
わかる。また、Xが10原子%より増加すると、再生信
号レベルが低下することがわかる。これは、Xの増加に
よってIn−8b合金自体の特性が変化するからであり
、Xが15原子%より大きい場合については試験してい
ないが、この場合には他の結晶相が現出して信号レベル
が著しく低下する。
消去に際しては、Xが10原子%までは記録ピットにレ
ーザビームパルスを1回照射することにより再生信号を
0にすることができたが、Xが13及び15原子%の場
合には、再生信号が5乃至10mVとなり若干消去残り
が確認された。
ーザビームパルスを1回照射することにより再生信号を
0にすることができたが、Xが13及び15原子%の場
合には、再生信号が5乃至10mVとなり若干消去残り
が確認された。
試験例2
記録層をI rls−X cx S b50、In$X
5tXsb50.1nse−X SnxSb5g又はx
nso−XpbXsb50で形成して、0<x≦15原
子%の間でXを変化させ、試験例1と同様な層構成の光
デイスクサンプルを作成した。
5tXsb50.1nse−X SnxSb5g又はx
nso−XpbXsb50で形成して、0<x≦15原
子%の間でXを変化させ、試験例1と同様な層構成の光
デイスクサンプルを作成した。
試験例1と同様に動的特性評価装置により特性を評価し
た結果、I n5o−x CX S b50は若干記録
感度が低く、消去特性が多少劣ったが、他は試験例1の
tnso−XceXsbsoの場合と同様の特性を得る
ことができた。
た結果、I n5o−x CX S b50は若干記録
感度が低く、消去特性が多少劣ったが、他は試験例1の
tnso−XceXsbsoの場合と同様の特性を得る
ことができた。
[発明の効果]
この発明によれば、SbxMXが非晶質状態で安定であ
り、且つ、安定な結晶質のIn5oSb50中に分散し
た状態で存在するので記録の安定性が高い。また、記録
層中のSbxMxが光ビームの照射条件により結晶質相
と非晶質相との間で相変化するので、記録レベルを高く
することができ、確実に情報を記録することができる。
り、且つ、安定な結晶質のIn5oSb50中に分散し
た状態で存在するので記録の安定性が高い。また、記録
層中のSbxMxが光ビームの照射条件により結晶質相
と非晶質相との間で相変化するので、記録レベルを高く
することができ、確実に情報を記録することができる。
更に、Sb)(M)(は高速で相変化するので、初期化
及び消去を高速化することができ、初期化不良及び消去
残りを抑制することができる。
及び消去を高速化することができ、初期化不良及び消去
残りを抑制することができる。
第1図はこの発明の実施例に係る情報記録媒体を示す断
面図、第2図はXと再生信号の大きさとの関係を示すグ
ラフ図である。 11;基板、12,14;保護層、13;記録層、18
;レーザビーム、19;記録ビット出願人代理人 弁理
士 鈴江武彦 弔1図 XのイL(原3°7.) 第2図
面図、第2図はXと再生信号の大きさとの関係を示すグ
ラフ図である。 11;基板、12,14;保護層、13;記録層、18
;レーザビーム、19;記録ビット出願人代理人 弁理
士 鈴江武彦 弔1図 XのイL(原3°7.) 第2図
Claims (3)
- (1)基板と、光ビームが照射されることにより相異な
る結晶相の間で相変化して情報が記録消去される記録層
とを有する情報記録媒体において、前記記録層は、一般
式In_5_0_−_xM_xSb_5_0で表される
組成の合金で形成されており、このMは周期律表の第I
IB族に属する元素であり、xは0より大きく15原子
%以下であることを特徴とする情報記録媒体。 - (2)前記記録層の基板側の面及び基板と反対側の面に
夫々第1の保護層及び第2の保護層を形成したことを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載の情報記録媒体。 - (3)前記第2の保護層は主層の上に有機樹脂でつくら
れた補助層が形成された2層体であることを特徴とする
特許請求の範囲第2項に記載の情報記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62040921A JPS63209038A (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62040921A JPS63209038A (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 情報記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63209038A true JPS63209038A (ja) | 1988-08-30 |
Family
ID=12593962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62040921A Pending JPS63209038A (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 情報記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63209038A (ja) |
-
1987
- 1987-02-24 JP JP62040921A patent/JPS63209038A/ja active Pending
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