JPS63207Y2 - - Google Patents

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JPS63207Y2
JPS63207Y2 JP1983101964U JP10196483U JPS63207Y2 JP S63207 Y2 JPS63207 Y2 JP S63207Y2 JP 1983101964 U JP1983101964 U JP 1983101964U JP 10196483 U JP10196483 U JP 10196483U JP S63207 Y2 JPS63207 Y2 JP S63207Y2
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JP
Japan
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cooking
plate
cover member
cooking surface
thickness direction
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JP1983101964U
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JPS609439U (ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、流し台に設けられその流し台の左右
に移動して調理や料理道具置台などのために用い
られる調理作業板に関する。
背景技術 典型的な先行技術は、ステンレス鋼から成り多
数の水切り用の瞳孔が形成された板状態である。
このような先行技術では、その上で包丁を用いて
調理などを行なうことが困難であり、単に食器な
どの水切りのためにしか用いることができず利用
価値が低いものである。しかも表面から流れ落ち
る水が流し台に円滑に流れ落ちず、周囲が水で汚
損されることとなつた。
この問題を解決する他の先行技術は、実開昭53
−137964に示されている。この先行技術は、箱枠
状の有頭帽冠形体をステンレス板で成形し、これ
を合成樹脂接着剤を介して耐水合板体を包括する
ごとく固着したクツキングボードである。この先
行技術では、ステンレス板の周壁が合板体の調理
作業用表面と同一高さ位置にある。したがつて調
理時に、包丁の刃がステンレス板の周壁に当つて
破損する恐れが生じる。
またこのようなクツキングボードは、比較的重
量が大きい。
さらにまたこの先行技術は、その全体の形状が
一様な厚みを有する板状体であるので、流し台の
シンク上方などで凹んだ案内部に掛け渡して使用
するとき、そのクツキングボードの表面上の水が
床などに落下する恐れがある。
目 的 本考案の目的は、包丁の刃が破損することを防
ぎ、また軽量であり、しかも調理時の水が床など
に流れることを防ぐようにした調理作業板を提供
することである。
実施例 第1図は、本考案の一実施例の斜視図である。
流し台1の上部には真空2,3およびガスレンジ
4が設けられる。この流し台1の上部の手前側と
背後側とには、その流し台1の左右に延びる平行
な案内部7,8がそれぞれ形成される。この案内
部7,8によつて左右方向に移動自在の調理作業
板9が設けられる。
第2図は本考案の調理作業板9の斜視図であ
り、第3図は第2図の切断面線−から見た調
理作業板9の断面図である。この調理作業板9の
両端部の下方側15,16が第1図における案内
部7,8によつて支持される。調理作業板9の両
端部の上方側17,18が残余の調理作業用表面
11よりも下方側に距離aだけ窪んでいる。この
距離aは、たとえば2〜10ミリである。調理作業
における水は、この窪みを通じて第1図の流し台
の真空2,3に流れ込み、水の飛散による流し台
周辺の汚損が防止される。この実施例では、調理
作業板9は裏返しても使うことができるようにす
るために、水平面および鉛直面に関して対称に構
成される。下方側の裏返して用いられるときにお
ける調理作業用表面13と上方側の調理作業用表
面11との厚みdは、たとえば10〜30ミリであ
り、これによつて本件調理作業板が合成樹脂およ
び木などから成る場合、十分な強度が得られる。
この調理作業板9の一端の表面は、ステンレス
鋼から成るカバー部材10によつて覆われてお
り、これによつて調理作業用表面11が形成され
る。調理作業板9の他表面の側には、ポリエチレ
ンなどの合成樹脂材料または木などから成る板体
12が設けられ、その作業用表面13は、マナ板
として用いることができる。カバー部材10と板
体12との間には、発泡ウレタンなどの充填材1
4が充填されている。この充填材14は、カバー
部材10と板体12を強固に接着する。充填材1
4は耐熱性を有し、したがつてカバー部材10の
作業用表面11上に高温度のヤカンなどを乗載し
たときにその熱が板体12に伝達されることを防
ぐ。調理作業板9は、水平面および鉛直面に関し
て対称に構成されており、裏返して使用すること
ができる。
カバー部材10は、板状のステンレス鋼から成
る。調理作業用表面11は、大略的に矩形であ
る。屈曲部15,16は、調理作業用表面11の
4つの端部に連なり、その表面11の厚み方向の
一方側(第3図〜第5図の下方)に延びて屈曲さ
れる。取付片17は、手前側および背後側の屈曲
部16に連なつて外側方(第3図の左右方向)に
突出して延在する。板体34は、カバー部材10
の厚み方向一方側(第3図の下方)に配置され
る。この板体12の調理作業用表面13は、前述
の調理作業用表面11に平行であり、屈曲部1
5,16よりも厚み方向一方側(第3図の下方)
に突出している。この板体12は、マナ板として
用いるための適度の柔らかさを有し、たとえば前
述のようにポリエチレンなどから成る。
充填材35は、前述のように発泡ウレタンのよ
うな耐熱性を有する多孔質材料から成り、屈曲部
15,16によつて囲まれる。
端部材18,19は、取付片17の全周を覆
い、取付片17に連なる屈曲部16の外表面と、
板体12の第3図における左右の周壁に連接す
る。この端部材18,19は、カバー部材10と
板体12との各調理作業用表面11,13間の厚
みよりも薄く形成される。
第4図は、第2図の切断面線−から見た断
面図であり、第5図は、第2図の矢符−から
見た一部の正面図であり、第6図は、カバー部材
10の一部の展開図である。カバー部材10は、
単一枚のステンレス鋼板が曲成されて構成され、
その左右の端部は屈曲部15によつて充填材14
を覆い、また屈曲部16によつて充填材14をそ
の厚み方向に部分的に覆う。屈曲部16から流し
台1の手前側および背後側に延在する取付片17
が形成される。この取付片17には端部材18,
19が固着される。この端部材18,19は硬質
の合成樹脂性材料から成り、たとえばABSなど
である。この端部材18,19は耐摩耗性を有
し、案内部7,8を活動するときに摩耗が生じな
い。
効 果 以上のように本考案によれば、上方側の表面に
形成された調理作業用表面では調理、料理道具置
台などが使用でき、下方側の表面ではマナ板とし
て使用でき、多用途に本件調理作業板を用いるこ
とができる。
特に本考案によれば、板体12の調理作業用表
面13は、カバー部材10の屈曲部15,16よ
りも厚み方向一方側(第3図の下方)に突出して
いる。そのため包丁の刃がステンレス鋼から成る
カバー部材10の屈曲部15,16に当ることは
なく、刃が破損することが防がれる。
カバー部材10と板体12との間には、耐熱性
を有する多孔質材料から成る充填材35が介在さ
れているので、本件調理作業板を軽量化すること
ができる。しかもこの充填材35は、耐熱性を有
しているので、ステンレス鋼から成るカバー部材
10上に高温の物体、たとえばヤカンなどを置い
ても板体12が損傷することが防がれる。
さらにまた本考案では、端部材18,19は取
付片40の全周を覆い、取付片17に連なる屈曲
部16の外表面と、板体12の周壁とに連接する
ので、調理作業用表面11,13に大きな押圧力
が作用しても、流し台のシンク上方などで端部材
18,19において支持することが可能であり、
取付片17および端部材18,19が変形してし
まうことが防がれる。こうして強度が向上され
る。
さらにまた本考案では、端部材18,19は、
各調理作業用表面11,13間の厚みよりも薄く
形成されているので、それらの調理作業用表面1
1,13からの水は、端部材18,19上に流れ
て流し台のシンク2,3に流出する。そのため流
し台付近の床に水がこぼれることが防がれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
本考案の調理作業板9の斜視図、第3図は第2図
の切断面線−から見た断面図、第4図は第2
図の切断面線−から見た断面図、第5図は第
2図の矢符−から見た一部の正面図、第6図
はカバー部材10の一部の展開図である。 1……流し台、7,8……案内部、9……調理
作業板、11,13……調理作業用表面、14…
…充填材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 板状のステンレス鋼から成るカバー部材10
    であつて、 大略的に矩形の調理作業用表面11と、 前記調理作業用表面11の4つの端部に連な
    り、その調理作業用表面11の厚み方向の一方
    側に屈曲される屈曲部15,16と、 手前側および背後側の各屈曲部16に連なつ
    て外側方に突出して延在する取付片17とを有
    する、そのようなカバー部材10と、 (b) カバー部材10の前記厚み方向一方側に配置
    される板体12であつて、カバー部材10の調
    理作業用表面11に平行な調理作業用表面13
    を有し、この板体12の調理作業用表面13
    は、カバー部材10の屈曲部15,16よりも
    厚み方向一方側に突出しており、マナ板として
    用いるための適度の柔らかさを有する合成樹脂
    材料から成る板体12と、 (c) カバー部材10の前記調理作業用表面11の
    前記厚み方向一方側と、板体12との間に、介
    在され、屈曲部15,16によつて囲まれ、耐
    熱性を有する多孔質材料から成る充填材14
    と、 (d) 取付片17の全周を覆い、取付片17に連な
    る前記屈曲部16の外表面と、板体12の周壁
    とに連接し、カバー部材10と板体12との各
    調理作業用表面11,13間の厚みよりも薄く
    形成され、耐摩耗性のある硬質合成樹脂材料か
    ら成る端部材18,19とを含むことを特徴と
    する調理作業板。
JP10196483U 1983-06-30 1983-06-30 調理作業板 Granted JPS609439U (ja)

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JP10196483U JPS609439U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 調理作業板

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JP10196483U JPS609439U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 調理作業板

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JPS609439U JPS609439U (ja) 1985-01-23
JPS63207Y2 true JPS63207Y2 (ja) 1988-01-06

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JP10196483U Granted JPS609439U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 調理作業板

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JPS58101963A (ja) * 1981-12-10 1983-06-17 館野 晃吉 目地施工法

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JPS609439U (ja) 1985-01-23

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