JPS6320780A - 磁気デイスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はコンピューター等の外部記憶装置として用い
られる磁気ディスク装置に関するものである。

〔従来の技術〕

磁気ディスク装置のヘッド位置決めを磁気ディスクに予
め記憶された位置基準信号（サーボ信号）を用いて精度
よく行う方法は従来より使用されている。例えば、第３
図は特開昭５７−８６９１０号公報に示された従来のヘ
ッド位置決め制御方法を示す構成図である。また第４図
は上記公報に述べる位置基準信号を示す配置図である。

図において、（３１）　（３２）は磁気ディスク、（３
３）は磁気ディスク面上のデータを記憶再生するための
ヘッド、（３４）はヘッドを移動させるためのステッピ
ングモータ、（３５）は磁気ディスクを回転するための
スピンドルモータ、（３６）はインデックス検出器、（
３７）は磁気ディスク面上に形成された位置基準信号セ
クター、（３８）はインデックス位置、（３９）は磁気
ディスク面上の各トラック位置を記憶し、また位置ずれ
信号に基づきヘッド移動量を補正するためのマイクロプ
ロセッサを示す。

次に動作について説明する。磁気ディスク（３１）（３
２）には複数のデータトラックが形成され、このデータ
トラックの周方向の一部に各トラックの位置基準信号を
占込んだセクター（３７）が形成されている。第４図に
示すように位置基準信号は各トラックの内周側及び外周
側に二種順の位置基準信号がほぼ千鳥上に形成され、且
つ磁気ディスクの回転インデックス位置（３８）に隣接
して形成されている。データの記憶、再生を行うヘッド
（３３）が所望時に目標トラックにステッピングモータ
（３４）を用む−で移動させた時、丁変ヘッド（３３）
がロ標トラック上に位置決めされると目標トラックの内
周側と外周側に形成された位置基準信号の読出し出力は
等しくなるように位置基準信号を配置している。

スピンドルモーター（３５）やステッピングモーター（
３４）の発熱によりディスク装置が熱歪みし、万一ヘッ
ド（３３）が目標トラックの中心より外周側に位置決め
されると外周側の位置基準信号の出力が内周側のそれよ
りも大きくなり位置ずれを検出する。

また、万一ヘッド（３３）が目標トラックの中心より内
周側に位置決めされると内周側の位置基準信号の出力が
大きくなり同様に位置ずれを検出する。

位置ずれの補正は上記外周側および内周側の位置基準信
号の出力の比を求め、この出力比に比例した補正信号を
マイクロプロセッサ（３９）で演算しステ、ピングモー
ター（３４）の駆動回路に出力しステッピングモーター
（３４）を回転させヘッド（３３）を正しく目標トラッ
クの中心に位置決め補正する。

位置基準信号の読出しはインデックス検出器（３６）に
より決められるインデックス位置（３８）をｗ点にして
行なわれ、この位置基準信号セクター（３７）には位置
基準信号以外のデータが書込まれるのを防止するためイ
ンデックス位！　（３８）より一定区間はデータの書込
み禁止区間としている。

（発明が解決しようとする問題点〕 従来の磁気ディスク装置では以上のように構成されてい
るので、コンピューターホストに業界標準のデータ転送
速度でデータを送り出すには各データトラックにはある
一定量のデータを記憶し、且つ位置基準信号セクター（
３７）の区間だけデータトラックの周長が短（なってい
るためデータの線密度（ＢＰＩ）が増大する。このため
、ヘッド（３３）のデータ記憶、再生性能を高度に維持
する必要があり、ヘッド（３３）の製作上に制約が多く
なるという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、データの線密度（ＢＰＩ）を増大させずに、
記憶、再生用ヘッド（３３）の製作を容易にできる磁気
ディスク装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る磁気ディスク装置は、位置基準信号セク
ター（３７）をデータトラックの周方向の一部に形成せ
ず複数のデータトラックの最外周部および最内周部に形
成してデータの綿密度（ＢＰＩ）の増大を避けたもので
あり、且つデータトラックの最外周部および最内周部に
ステッピングモーターの励磁相の数に等しいかまたはそ
の整数分の一に等しい数の位置基準信号トラックを形成
したものである。

〔作用〕

この発明における位置基準信号トラックには、目標トラ
ックにヘッド、を移動させるのに用いるスチッピングモ
ータをそのま＼使用して位置基準信号を書込むためステ
ッピングモーターの同−励磁相を用い・てヘッドを位置
決めするデータトラックの位置精度と位置基準信号トラ
ックの位置精度がほぼ等しくなり、ステッピングモータ
ーの励磁相の差異による位置決め精度の変動を防止する
ことができる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、ｆｌ）は磁気ディスク、（２）はこの磁気
ディスクにデータを記憶、再生するためのヘッド、（３
）はこのヘッド（２）を支持し回転するスイングアーム
、（４）はスイングアーム（３）を介してヘッド（２）
を磁気ディスク（１）上に移動するステッピングモータ
、（５）は磁気ディスク（１）を回転させるスピンドル
モータを示す、また、第２図は磁気ディスクで１）の周
方向に形成されたデータトラックを帯状に展開した図で
、複数のデータトラックＯ〜ｎの最外周部に位置基準信
号トラックＳＯ〜Ｓ３を形成し、また最内周部に位置基
準信号トラックＳ４〜Ｓ７を形成し、各々の位置基準信
号トラックに隣接する外周側および内周側に二種類の位
置信号Ａ、Ｂを例えば千鳥状に配！し、磁気ディスク（
１）の周方向に一ケ所または複数箇所配Ｉする。

この磁気ディスク装置を通常使用している場合、ヘッド
（２）は磁気ディスク（１１に形成されたデータトラッ
ク、例えばトラック３の中心に位置決めされてデータの
読み出し、または書込みを行っている。

このとき、コンピューターホストから例えばトラック０
へのシークコマンド（移動命令）がくると、マイクロプ
ロセッサαυに予め記憶された各トラックの位置信号に
従ってステッピングモーター（４）の巻線が励磁され回
転してヘッド（２）をトラックＯの中心に移動させ、デ
ータの読み出しまたは書込みを行う。例えば、ヘッド（
２）をトラック３からトラックＯに移動する替りにトラ
ックＯに位置決めする時と同じステッピングモータの励
磁相となる位置基準信号ＳＯ）ラックと３４に一度ヘッ
ド（２）を移動させ、トラックＳＯおよびトラックＳ４
に隣接して形成された位置信号Ａ、Ｂをヘッド（２ンに
より読み出してヘッド増幅器（６）で増幅し、ピーク検
出器（７）交データ波形を形成させ、例えばマイクロプ
ロセッサｔｉＤからのクロック信号を基準に位置信号Ａ
、　　Ｂをそれぞれサンプリングし保持して演算回路（
９）で位置信号出力Ａ、Ｂから位置ずれ量、例えば（Ａ
−Ｂ）／Ａを求め＾／Ｄ変換してマイクロプロセッサＧ
Ｄに伝送する。一方、マイクロプロセッサαυの内部に
は当該の磁気ディスク装置製作直後にヘッド（２）をト
ラックＳＯから３３およびトラックＳ４から３７まで移
動させ、各々のトラックにおける位置ずれ（Ａ−Ｂ）／
Ａを８通り求めて予め記憶しておく。

そして、位置決め時のステッピングモータの励磁相が同
一となる例えばトラック０，４．８・・−５ｎ−３に対
しては同じ励磁相の位置基準信号ＳＯおよびＳ４の位置
ずれ情報から （（（Ａ−Ｂ）／口　−＜　（Ａ−Ｂ）／Ａ　）　、］
Ｏ ｌ二目標トラックでのイ装置ずれ量 ｎ：全データトラック数 ｍ：全データトラック数を４トラツク毎にブロック分け
した時の目標トラックのブロック番号 に：定数 （（Ａ−Ｂ）／Ａ　）　　　（Ａ−Ｂ）　　／Ａ　）　
　　：　　トラック５Ｏ３ｏ、　　　　　　Ｓ４ およびＳ４における位置ずれ量 （１）式を用いて目標トラックでの位置ずれ量をマイク
ロプロセッサαυで演算する。磁気ディスク装置に熱歪
みが生じた場合には、磁気ディスク装置製作直後にマイ
クロプロセッサαυに記憶したトラックＳＯおよびＳ４
での位置ずれ量をトラック３からトラックＯに移動する
間に読み取った位置ずれ量に！き替え、改めて（１）式
に基づき目標トラック０の位！ずれ量をマイクロプロセ
ンサＣＤで演算しＤ／Ａ変換器（２）に出力し、駆動回
路α違を介してステッピングモータ（４）の巻線を励磁
し正しくトラックＯの中心にヘッド（２）を位置決めす
る。

なお、マイクロプロセ、すαυにトラックＳＯから３４
までの位！ずれ量を記憶する動作は磁気ディスク装置製
昨直後に初めて行い、その後ある一定運転時間後のシー
クコマンド毎に行ってもよくまたデータエラー発生毎に
行ってもよい。また、複数のデータトラックの最外周部
および最内周部に形成する位置基準信号トラックの数は
例えば４相ステツピングモータを２相励磁で駆動する場
合には励磁相の種別は８遺りとなり最外周部と最内周部
とにステッピングモータ励磁相と同じ数８本づつの位置
基準信号トラックを形成するか、または励磁相数の整数
分の−即ち４本また２本、１本の位置基準信号トラック
を形成してもよい。

前記トラック３からトラック０にシークコマンドを受け
た時、位置ずれ量の演算を最外周部および最内周部の位
置基準信号トラックの２ケ所から求めたがトラックＯに
近い最外周部の位置基準信号トラック１ケ所から求める
こともできる。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば位置暴虐信号トラックを
データトラックの最外周部と最内周部とに形成したこと
によりデータの線密度（ＢＰＩ）を増大させることがな
く記憶、再生ヘッドの製作を容易にする効果が得られ、
且つ、ステッピングモータの励磁相に応じた位置基準信
号トラックに基づき各データトラックの位置ずれ量を補
正するためヘッドの位置決めが精度よくなる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による磁気ディスク装置の
ヘッド位置決めの構成図、第２図は第１図による位置基
準信号トラックの配置図、第３図は従来の磁気ディスク
装置におけるヘッド位置決めの構成図、第４図は従来の
位置基準信号セクターの配置図を示す。 図において、（１）は磁気ディスク、（２）はヘッド、
（４］はステッピングモータ、ａυはマイクロプロセッ
サである。 代理人　　　　大　　岩　　増　　雄 第１図 第２０

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）データを記憶する磁気ディスクとデータの記憶、
   再生を行うヘッドとを具備し、且つステッピングモータ
   によりヘッド位置決めする磁気ディスク装置において、
   複数のデータトラックの最外周部および最内周部にステ
   ッピングモータの励磁相の数に等しい数またはその整数
   分の一に等しい数の位置基準トラックを上記磁気ディス
   クに形成し、上記磁気ディスクの各トラック位置情報を
   記憶する記憶手段と、所望時上記ヘッドをこの位置基準
   トラックに移動して位置信号を検出する検出手段とこの
   位置信号のずれを読み出して誤差信号を得る手段、上記
   誤差信号と上記記憶された目標トラック信号とにより上
   記ヘッドを所望の目標トラックに移動する時にヘッド移
   動量を補正する補正手段を具備したことを特徴とする磁
   気ディスク装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項記載の磁気ディスク装置に
   おいて、目標トラックにヘッドを位置決めするに使用さ
   れるステッピングモーターの励磁相と同じ励磁相にあた
   る位置基準トラックの位置信号を検出し、上記位置信号
   のずれを読み出しこの誤差信号に基づき上記ヘッドを目
   標トラックに移動する時のヘッド移動量を補正すること
   を特徴とする磁気ディスク装置。
3. （３）特許請求の範囲第１項記載の磁気ディスク装置に
   おいて、上記ヘッドを複数のデータトラックの最外周部
   および最内周部に形成された位置基準トラックの少くと
   も一方の位置基準トラックの位置信号を検出し、目標ト
   ラックに移動する時のヘッド移動量を補正することを特
   徴とする磁気ディスク装置。